JP2011071412A - 基板処理装置 - Google Patents

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南  政克
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靖浩 女川
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Abstract

【課題】反応管上部から、水素含有ガスや酸素含有ガスを供給しなくても、酸化膜厚の面内均一性を向上する。
【解決手段】複数枚の基板を収容して処理する反応管と、反応管内を加熱するヒータと、反応管内で複数枚の基板を水平状態で隙間をもって鉛直方向に配列させて保持する基板保持具と、複数枚の基板が配列される基板配列領域に対応して配置され、鉛直方向における複数箇所から反応管内に水素ガスを供給する水素ガスノズルと、基板配列領域に対応して配置され、鉛直方向における複数箇所から前記反応管内に酸素含有ガスを供給する酸素含有ガスノズルと、反応管内を排気する排気口と、反応管内の圧力が大気圧よりも低い所定の圧力となるように制御する圧力制御器とを有し、水素ガスノズルには複数のガス噴出孔が設けられ、該ガス噴出孔は、最上部に位置するガス噴出孔の孔径が最も大きくなるように構成されることを特徴とする基板処理装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウエハ等の基板を処理する基板処理装置及び該基板処理装置を用いて基板を処理する工程を有する半導体装置の製造方法に関し、特に、基板の表面を酸化処理する酸化装置及び該酸化装置を用いて基板を酸化処理する工程を有するIC等の半導体装置の製造方法に関するものである。
図1に、基板処理装置としての半導体装置の製造装置(半導体製造装置)の斜視図を示す。図1に示す基板処理装置は、ウエハカセットを搭載するカセットストッカ1と、ウエハを積層するように搭載するボート3と、カセットストッカ1に搭載されたウエハカセットとボート3との間でウエハの移載を行うウエハ移載機2と、ボート3を熱処理炉5内に搬入、及び搬出するボートエレベータ7と、加熱手段(ヒータ)を備えた熱処理炉5と、を備えている。
特許文献1には、図1に示す基板処理装置の熱処理炉の反応管内に、ウエハを積層したボートを挿入した後、該ボートの上方、及び側方から、水素含有ガスと酸素含有ガスとを独立に供給して、ウエハ表面を酸化し、シリコン酸化膜を形成する技術が開示されている。この酸化方法により、従来の水蒸気を用いたPYRO酸化等に比較し、良質の酸化膜が得られる。
ここで、水素含有ガスと酸素含有ガスとを独立して供給する理由は、酸化膜の成長にはOを必要とするが、50Pa程度の低圧環境下においてO単体の原料ガスでは酸化膜の成長速度が極端に遅いため、これにHガスを添加することで酸化膜の成長速度が速くなるためである。
特願2009−138577
しかし、特許文献1の熱処理炉では、反応管内において、ボートの側方からだけでなく、上方からも、水素含有ガスや酸素含有ガスを供給するため、上部にガス供給機構を有する反応管が必要である。このような反応管は、製作が容易でなく、また製作コストやメンテナンスコストも高くなる。また、ボートの側方のみから水素含有ガスと酸素含有ガスを供給する場合、ボート上部領域の膜厚の面内均一性が、他の領域に比べて悪いといった課題があった。
本発明の目的は、反応管上部から、水素含有ガスや酸素含有ガスを供給する必要のない基板処理装置(熱処理装置)を提供すること、あるいは、ボートの側方のみから水素含有ガスと酸素含有ガスを供給する場合において、ボート上部領域の膜厚の面内均一性を向上させた基板処理装置を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明では、ボート3の上部に対応する水素供給ノズルの最上部のガス噴出孔の開口面積を他のガス噴出孔よりも大きくし、ウエハ間に流入する水素ガスの流量を均等とするものである。
本発明の代表的な構成は、次のとおりである。
複数枚の基板を収容して処理する反応管と、
前記反応管内を加熱するヒータと、
前記反応管内で前記複数枚の基板を水平状態で隙間をもって鉛直方向に配列させて保持する基板保持具と、
前記反応管内の前記複数枚の基板が配列される基板配列領域に対応する領域に配置され、該領域の鉛直方向における複数箇所から前記反応管内に水素ガスを供給する水素ガスノズルと、
前記基板配列領域に対応する領域に配置され、該領域の鉛直方向における複数箇所から前記反応管内に酸素含有ガスを供給する酸素含有ガスノズルと、
前記反応管内を排気する排気口と、
前記反応管内の圧力が大気圧よりも低い所定の圧力となるように制御する圧力制御器と、を有し、
前記水素ガスノズルには複数のガス噴出孔が設けられ、該ガス噴出孔は、最上部に位置するガス噴出孔の孔径が最も大きくなるように構成されることを特徴とする基板処理装置が提供される。
このとき、前記酸素含有ガスノズルには複数のガス噴出孔を設け、該ガス噴出孔は、各ガス噴出孔の孔径が一定となるように構成してもよい。
上記の基板処理装置によれば、反応管上部から、水素含有ガスや酸素含有ガスを供給することなく、ボートの側方のみから水素含有ガスと酸素含有ガスを供給する場合において、ボート全領域の酸化膜厚の面内均一性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る基板処理装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置の熱処理炉の垂直断面図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置のノズルから流出する水素ガスの様子を示す図である。 従来技術に係る基板処理装置のノズルから流出する水素ガスの様子を示す図である。 ボートに積層したウエハの面内均一性を示す図である。 ボートに積層したウエハの膜厚面内MAPを示す図である。
図2を参照して、本発明の実施形態における基板処理装置としてのバッチ式縦型半導体製造装置(酸化装置)を説明する。図2は、実施形態にかかる熱処理炉(酸化炉)の構成を例示する断面概略図である。図2には、ウエハの最大積載数が例えば120枚の場合の基板処理装置の熱処理炉5の装置構成例を示している。
図2に示すとおり、本実施形態にかかる基板処理装置の熱処理炉5は、加熱源としての抵抗加熱ヒータ9を有している。ヒータ9は円筒形状であり、保持板としてのヒータベース(図示せず)に支持されることで垂直に据え付けられている。ヒータ9の内側には、ヒータ9と同心円状に、円筒形状の反応管10が配設されている。反応管10内には、基板を処理する処理室(反応室)4が形成され、基板保持具としてのボート3が搬入されるように構成されている。ボート3は、複数枚の基板としてのシリコンウエハ等のウエハ6を、略水平状態で隙間をもって複数段に保持するように構成されている。以下の説明では、ボート3内の最上段のウエハ支持位置を#120とし、最下段のウエハ支持位置を#1と表す。また、ボート3内の最下段からn段目の支持位置に保持されるウエハ6をウエハ#nと表す。なお、本明細書では、処理対象である製品基板としての製品ウエハを便宜上、単にウエハ、または処理ウエハと呼ぶ。
反応管10の上部は、密閉構造となっており、前記特許文献1の反応管に設けられていた、水素含有ガスや酸素含有ガスの供給機構は、設けられていない。
反応管10の下方は、ボート3を挿入するために開放されている。反応管10の開放部分は、シールキャップ13により密閉されるように構成されている。シールキャップ13上には、ボート3を下方から支持する断熱キャップ12が設けられている。断熱キャップ12は、シールキャップ13を貫通するように設けられた回転軸(図示せず)を介して、回転機構14に取り付けられている。回転機構14は、回転軸を介して、断熱キャップ12、ボート3を回転させることで、ボート3に支持されたウエハ6を回転させるように構成されている。
反応管10の側方下部には、水素含有ガスとしての水素(H)ガスを、処理室4内の側方からウエハ6に対して供給する水素供給ノズル8bが、反応管10の側壁を貫通するように接続されている。水素供給ノズル8bは、ウエハ配列領域に対応する領域、すなわち反応管10内においてウエハ配列領域と対向しウエハ配列領域を取り囲む円筒状の領域に配置されている。水素供給ノズル8bは、本実施形態では長さの異なる複数本(図2では4本)のL字型のノズルにより構成されており、それぞれが反応管10内において反応管10の側壁の内壁に沿って立ち上がっている。水素供給ノズル8bを構成する複数本のノズルは、ウエハ配列方向に対して長さがそれぞれ異なっていることで、Hガスは、ウエハ配列領域に対応する領域の複数箇所(本実施形態では12箇所)から反応管10内に供給され、ウエハ配列方向(垂直方向)の反応室4内の水素濃度を調節することが可能となっている。なお、水素供給ノズル8bは、ウエハ6よりも、反応管10の側壁の内壁に近い側に内壁に沿って設けられている。
水素供給ノズル8bを構成する複数本のノズルの先端の上面は、それぞれ閉塞しており、それぞれのノズル先端部側面に少なくとも1つのガス噴出孔が設けられている。図2において、水素供給ノズル8bからウエハ6側に伸びる矢印が、各ガス噴出孔からのHガスの噴出方向を示しており、各矢印の根元部分が各ガス噴出孔を示している。すなわち、ガス噴出孔はウエハ側を向いており、処理室4内の側方から水平方向に(ウエハの主面に沿う方向に)、ウエハ6に向けてHガスを噴出するように構成されている。
本実施形態の場合、各ノズルには、それぞれ3つのガス噴出孔が設けられ、これら複数(本実施形態では12個)のガス噴出孔は、それぞれ等間隔に設けられている。ガス噴出孔をこのように設けることで、ウエハ配列方向においてきめ細かく制御されたHガスを供給することが可能となっており、水素濃度をきめ細かく調節することが可能となっている。
図2に示すように、本実施形態の場合、水素供給ノズル8bは、最も長さの長い水素供給ノズル81bを含め、4本の水素供給ノズル81b、82b、83b、84bより構成されている。図3に模式的に示すように、本実施形態では、ボート3の最上部に対応する水素供給ノズル81b、すなわち、最も長さの長い水素供給ノズル81bのガス噴出孔の大きさ、つまり開口面積(孔径)を、最上部のガス噴出孔の大きさを最大にし、最下部のガス噴出孔の大きさを最小にし、最上部と最下部の間のガス噴出孔の大きさを、それらの中間の大きさとしている。また、他のノズル82b、83b、84bのガス噴出孔の大きさは、すべて同じ大きさとしている。
図3においては、水素供給ノズル81bの複数のガス噴出孔のうち、最上部のガス噴出孔83aの大きさ(孔径)が最大であり、下方のガス噴出孔83b、83c、83dの大きさ(孔径)は、次第に小さくなっており、最下部のガス噴出孔83dの大きさが最小となっている。このため、図3に模式的に示すように、最上部のガス噴出孔83aからの水素ガスの噴出流量が最大となり、下方のガス噴出孔83b、83c、83dからの水素ガスの噴出流量は、次第に小さくなっており、最下部のガス噴出孔83dからの水素ガスの噴出流量が最小となっている。
しかしながら、図3に模式的に示すように、ウエハ6間に流入する水素ガスの流量は、均等となっている。(図3では、ボート最上部にはダミーウエハが搭載されている。)ウエハ6間に流入する水素ガスの流量が均等となる理由は、上部のガス噴出孔から噴出した水素ガスは、その一部が、ボート上部の空間にも拡散するためである。この傾向は、上部にあるガス噴出孔、すなわち、ボート上部の空間に近いガス噴出孔ほど、強くなる。この現象は、水素ガスのような軽く拡散しやすいガスで特に強く生じると考えられ、アンモニア(NH3)ガスやメタン(CH4)ガス等の水素含有ガスや酸素ガスでは、あまり強くは認められないものである。
したがって、ボート3の最上部に対応する水素供給ノズル81bのガス噴出孔の大きさ(孔径)を、最上部のガス噴出孔の大きさを最大にするように構成しない場合(後述する図4の場合)は、上部のガス噴出孔から噴出した水素ガスの一部が、ボート上部の空間に拡散し、その結果、ウエハ6間に流入する水素ガスの流量が少なくなり、膜厚の面内均一性が悪化する。
図4は、ボート3の最上部に対応する水素供給ノズル81b、すなわち、最も長さの長い水素供給ノズル81bの複数のガス噴出孔の大きさ(孔径)を、すべて同じ大きさにした場合の模式図である。この場合、複数のガス噴出孔84a、84b、84c、84dからの水素ガスの噴出流量は、均等になる。しかし、図4に模式的に示すように、ウエハ6間に流入する水素ガスの流量は、上方の位置ほど、少なくなる。したがって、膜厚の面内均一性が悪化することになる。
図5は、図2の熱処理炉において、図4に示す水素供給ノズル81bを用いた場合の、酸化膜厚面内均一性を示す実験結果データである。図5において、横軸は、垂直方向のウエハ位置であり、#20など番号の小さい方が下部(ボトム付近)、#120など番号の大きい方が上部(トップ付近)である。また、縦軸は、(ウエハエッジ部の膜厚平均値−ウエハ中心の膜厚値)(単位:オングストローム)であり、プラス側は成膜状態が凹型(すり鉢型)、マイナス側は成膜状態が凸型(砲台型)であることを意味する。つまり、縦軸は、ウエハの面内膜厚のバラツキ、すなわち、膜厚面内均一性を示し、#120など上部(トップ付近)において、面内均一性が悪いことを示している。図5に示されるように、水素供給ノズル81bの複数のガス噴出孔の大きさ(孔径)をすべて同じ大きさにした場合(図4の場合)は、ボート3の最上部であるウエハ積層方向のトップ領域の膜厚面内均一性が悪くなる。
図6は、図4に示す水素供給ノズル81bからウエハ6に流れる水素ガスの流れ具合を確認するために、図2の熱処理炉において、図4に示す水素供給ノズル81bを用い、ウエハを搭載したボート3を回転させずに酸化膜を形成した場合の、ウエハの膜厚面内MAP(地図)である。ウエハ上の線は、地図の等高線のように、同じ膜厚の位置を示す。図6において、(a)は#115のウエハ、(b)は#101のウエハ、(c)は#81のウエハ、(d)は#61のウエハ、(e)は#41のウエハ、(f)は#11のウエハである。つまり、(a)、(b)はボート3のトップ領域のウエハ、(c)、(d)はボート3のセンター領域のウエハ、(e)、(f)はボート3のボトム領域のウエハである。
面内均一性が良いセンター領域やボトム領域のウエハでは、水素供給ノズル8b付近の膜厚減少の度合いが大きいが、面内均一性が悪いトップ領域のウエハでは、水素供給ノズル8b付近の膜厚減少の度合いが小さい。このことから、トップ領域のウエハでは、他の領域のウエハに比べて、ウエハ表面上での水素ガスの流れが弱い(流量が少ない)ことが分かる。その理由は、前述したように、上部のガス噴出孔から噴出した水素ガスの一部が、ボート上部の空間に拡散し、その結果、ウエハ6間に流入する水素ガスの流量が少なくなるからである。このように、図4の水素供給ノズル81bのように、複数のガス噴出孔の大きさ(孔径)をすべて同じ大きさにすると、トップ領域のウエハは、水素ガスの流量が少ないので水素ガスがウエハ中心部まで十分に拡散せず、ウエハ中心部の膜厚が薄くなる。逆に、センター領域やボトム領域のウエハは、水素ガスがウエハ中心部まで拡散し、ウエハ中心部の膜厚が薄くならない。
水素供給ノズル8bには、水素ガス供給ラインとしての水素供給管80bが接続されている。水素供給管80bは複数本(本実施形態では4本)の配管により構成されており、複数本の水素供給ノズル8bのそれぞれに接続されている。水素供給管80bには、上流側から順に、水素ガス供給源(図示せず)、開閉バルブ96b、流量制御手段(流量制御器)としてのマスフローコントローラ(MFC)95b、及び開閉バルブ94bが設けられている。なお、開閉バルブ96b、マスフローコントローラ95b、及び開閉バルブ94bは、水素供給管80bを構成する複数本の配管のそれぞれに設けられており、水素供給ノズル8bを構成する複数本のノズル毎に独立してHガスの流量を制御できるようになっている。
また、反応管10の側方下部には、酸素含有ガスとしての酸素(O)ガスを、処理室4内の側方からウエハ6に対して供給する酸素供給ノズル8aが、反応管10の側壁を貫通するように接続されている。酸素供給ノズル8aは、ウエハ配列領域に対応する領域、すなわち反応管10内においてウエハ配列領域と対向しウエハ配列領域を取り囲む円筒状の領域に配置されている。
本実施形態における酸素供給ノズル8aは、複数のガス噴出孔を有する単一のノズル(多孔ノズル)により構成されており、反応管10の側壁の内壁に沿って、最上段の処理ウエハに至るまで立ち上がっている。すなわち、酸素供給ノズル8aはウエハ配列領域全域にわたり立ち上がっている。酸素供給ノズル8aの先端の上面は閉塞しており、図2において、酸素供給ノズル8aからウエハ6側に伸びる矢印が、各ガス噴出孔からのOガスの噴出方向を示しており、各矢印の根元部分が各ガス噴出孔を示している。すなわち、酸素供給ノズル8aには、全処理ウエハの一枚一枚に対して均等にOガスを供給することができるよう、少なくとも複数枚の処理ウエハの一枚一枚に対応するように、少なくとも処理ウエハの枚数と同数のガス噴出孔が設けられている。例えば、処理ウエハの枚数が120枚である場合、ガス噴出孔は少なくともそれぞれの処理ウエハに対応するように、少なくとも120個設けられる。また例えば、処理ウエハの上方及び下方にサイドダミーウエハが配列され、上部ダミーウエハ、処理ウエハ、下部ダミーウエハの枚数がそれぞれ10枚、100枚、10枚である場合、ガス噴出孔は少なくとも100枚の処理ウエハのそれぞれに対応するように少なくとも100個設けられる。
なお、ガス噴出孔は、各処理ウエハに対応するように処理ウエハと同数設ける他、さらに処理ウエハに対応しない箇所に、すなわち、ウエハ配列領域以外の領域に対応する領域に設けるようにしてもよい。例えば、上述のサイドダミーウエハが配列されるダミーウエハ配列領域に対応する領域や、それよりも上方または下方の領域に設けるようにしてもよい。なお、ガス噴出孔をダミーウエハ配列領域に対応する領域に設ける場合、少なくとも処理ウエハと隣接する部分におけるダミーウエハの一枚一枚に対応するように、それらのダミーウエハの枚数と同数のガス噴出孔を設けるようにするのが好ましい。このようにすることで、処理ウエハと隣接する部分におけるダミーウエハへのOガスの流れを、処理ウエハへのOガスの流れと同様にすることができ、ダミーウエハ付近の処理ウエハへのガスの流れを乱さないようにすることができる。
各処理ウエハに対して均等な流量のOガスが噴出するように、ガス噴出孔は比較的小さな孔により構成されている。酸素供給ノズル8aは、例えば、φ10〜20mm程度の管に、φ0.5〜1mm程度の孔を全処理ウエハ枚数と同数設けてなる多孔ノズルである。なお、酸素供給ノズル8aは、全処理ウエハに対して均等にOガスを供給出来ればよく、長さの異なる複数本のノズルにより構成してもよい。
本実施形態では、酸素供給ノズル8aに設けられたガス噴出孔の配列ピッチは、ウエハの配列ピッチと等しくなるように設定されている。また、酸素供給ノズル8aに設けられたそれぞれのガス噴出孔と、それぞれのガス噴出孔に対応するそれぞれのウエハとのウエハ配列方向におけるそれぞれの距離は等しくなるように設定されている。また、水素供給ノズル8bに設けられたガス噴出孔の孔数は、酸素供給ノズル8aに設けられたガス噴出孔の孔数よりも少なくなるように設定されている。
ガス噴出孔をこのように設けることで、ウエハ配列方向においてきめ細かく制御されたOガスを供給することが可能となっており、酸素濃度をきめ細かく調節することが可能となっている。
ガス供給点数が少ない場合(例えばウエハ15枚に対し1箇所)、Oガス噴出時の流れ(慣性)の影響により、供給部近傍において著しく希釈効果が作用し、OガスとHガスとの反応により生じる酸化種としての原子状酸素Oの濃度が低下する場合があった。この場合、各ウエハ6上での原子状酸素Oの面内濃度分布が、ウエハ毎に異なってしまうこととなる。結果として、局所的に膜厚面内分布傾向を変化(中央凸化)させる場合があった。これに対し、本実施形態においては、Oガス供給点を少なくとも複数枚の処理ウエハの1つ1つに対応するように、少なくとも処理ウエハと同数設けるようにした。すなわち、本実施形態では、全ての処理ウエハに対してOガス供給点を設け、そこから各処理ウエハに対して等しくOガスを供給するので、各ウエハ6上での原子状酸素Oの面内濃度分布がそれぞれ等しくなり、上述のOガス噴出時の流れ(慣性)の影響による局所的な膜厚面内分布傾向の変化を防止でき、全処理ウエハの膜厚面内分布を均等に改善(膜厚分布がすり鉢分布となるのを緩和)することができる。
これに対し、Oガス供給点を処理ウエハ枚数よりも僅かに少なくした場合(例えば、処理ウエハ枚数が120枚の場合に、Oガス供給点を115箇所とした場合)、Oガス供給点は、1つ1つの処理ウエハに対応するようには構成されないこととなる。この場合、Oガスが各処理ウエハに対して均等に供給されない部分が生じ、処理ウエハ上での原子状酸素Oの面内濃度分布が、処理ウエハ毎に異なってしまう部分が生じる場合もあり、少なからず上述の現象(Oガス噴出時の流れ(慣性)の影響による局所的な膜厚面内分布傾向の変化)が発生し、全体としての処理品質を低下させてしまう場合がある。
なお、本実施形態では、Hガス供給点(噴出孔)については、配列ピッチをウエハ配列ピッチおよびOガス供給点の配列ピッチよりも大きくしており(例えば、150mmピッチ程度)、複数枚の処理ウエハの1つ1つに対応するように処理ウエハと同数設けるようにはしていない。すなわち、本実施形態では、Hガス供給点の数は、処理ウエハ枚数およびOガス供給点の数よりも少なくなるようにしている。例えば、処理ウエハの枚数が120枚である場合、Oガス供給点は少なくともそれぞれの処理ウエハに対応するように少なくとも120個設けられるのに対し、Hガス供給点は、例えば12個(ウエハ10枚に対し1箇所)設けられる。このように、Hガス供給点を処理ウエハと同数設ける必要がないのは次の理由による。すなわち、HガスはOガスに比較し分子径が小さく、0.5Torr程度の環境においては拡散速度が大きいため各処理ウエハに対して供給点を設けなくても十分に拡散する。そのためHガスについては供給点の有無による膜厚面内均一性に及ぼす影響は小さく、現状必要な処理品質を満たすには全処理ウエハ枚数よりも少ない供給点で十分といえる。
水素供給ノズル81b、82b、83b、84bのガス噴出孔の孔径は、例えば、水素供給ノズル81bのガス噴出孔の孔径を、上から順に、Φ0.8mm、Φ0.75mm、Φ0.7mm、Φ0.65mm、Φ0.6mmとし、水素供給ノズル82b、83b、84bのガス噴出孔の孔径を、すべて一定値のΦ0.7mmとすることができる。また、このとき、酸素供給ノズル8aのガス噴出孔は、孔径をすべて一定値のΦ0.5mmとし、ピッチを一定値の7.5mmとすることができる。
酸素供給ノズル8aには、酸素ガス供給ラインとしての酸素供給管80aが接続されている。酸素供給管80aには、上流側から順に、酸素ガス供給源(図示せず)、開閉バルブ96a、流量制御手段(流量制御器)としてのマスフローコントローラ(MFC)95a、及び開閉バルブ94aが設けられている。
なお、酸素ガス供給系、水素ガス供給系には、それぞれ、不活性ガス供給系としての窒素ガス供給系(図示せず)が接続されており、窒素ガス供給系は、不活性ガスとしての窒素(N)ガスを、酸素供給管80a、水素供給管80bを介して処理室1内に供給できるように構成されている。窒素ガス供給系は、主に窒素供給管(図示せず)、開閉バルブ(図示せず)、マスフローコントローラ(図示せず)により構成される。
反応管10の側方下部には、処理室内を排気するガス排気口11が設けられている。ガス排気口11には、ガス排気ラインとしてのガス排気管50が接続されている。ガス排気管50には、上流側から順に、圧力調整手段(圧力制御器)としてのAPC(Auto Pressure Controller)51と、排気手段(排気装置)としての真空ポンプ52とが設けられている。主に、ガス排気口11、ガス排気管50、APC51、真空ポンプ52により排気系が構成される。
抵抗加熱ヒータ9、マスフローコントローラ95a,95b、開閉バルブ94a,94b,96a,96b、APC51、真空ポンプ52、及び回転機構14などの基板処理装置の各部は、制御手段(制御部)としてのコントローラ100に接続されており、コントローラ100は基板処理装置の各部の動作を制御するように構成されている。コントローラ100は、CPU、メモリ、HDD等の記憶装置、FPD等の表示装置、キーボードやマウス等の入力装置を備えたコンピュータとして構成されている。
次に、上述の酸化装置の酸化炉を使用して、半導体装置の製造工程の一工程として、基板としてのウエハに酸化処理を施す方法について説明する。尚、以下の説明において、酸化装置を構成する各部の動作はコントローラ100により制御される。
基板移載機2により、1バッチ分(例えば120枚)のウエハ6を、ボート3に移載(ウエハチャージ)した後、ヒータ9により加熱状態を維持された熱処理炉5の処理室4内に、複数枚のウエハ6を装填したボート3を搬入(ボートロード)し、シールキャップ13により反応管10内を密閉する。次に、真空ポンプ52により反応管10内を真空引きし、APC51により反応管10内圧力(炉内圧力)が大気圧よりも低い所定の処理圧力となるよう制御する。回転機構14により、ボート3が所定の回転速度で回転するようにする。また、処理室4内温度(炉内温度)を昇温させ、炉内温度が所定の処理温度となるよう制御する。
その後、酸素供給ノズル8a、水素供給ノズル8bから、処理室4内にOガス、Hガスをそれぞれ供給する。すなわち、開閉バルブ94a,96aを開くことで、マスフローコントローラ95aで流量制御されたOガスを、酸素供給管80aを介して酸素供給ノズル8aより処理室4内に供給する。また、開閉バルブ94b,96bを開くことで、マスフローコントローラ95bで流量制御されたHガスを、水素供給管80bを介して水素供給ノズル8bより処理室4内に供給する。水素供給ノズル8bの上部のガス噴出孔から噴出する水素ガスの流量が多いため、ウエハ6間に流入する水素ガスの流量は均等にすることができる。このとき、酸素供給ノズル8aから供給されたOガスと水素供給ノズル8bから供給されたHガスは、ウエハ配列領域に対応する領域の複数箇所から処理室4内に供給される。
このように、OガスとHガスは、処理室4内におけるウエハ配列領域に対応する領域の複数箇所から供給される。処理室4内に供給されたOガスとHガスは、処理室4内を流下してウエハ配列領域の他端側に設けられたガス排気口11より排気される。
このとき、OガスとHガスとがヒータ5により加熱された減圧の処理室4内で反応することによりH,O,OH等の中間生成物が生じる。これら中間生成物のうち、酸化膜形成に直接寄与する代表的な中間生成物は原子状酸素Oであり、H,OH等の中間生成物は、酸化膜成長に関する表面反応には直接関与しない。すなわち、OガスとHガスとが反応することにより生じた中間生成物のうち、原子状酸素Oが反応種(酸化種)として作用することでウエハ6に酸化処理が施され、ウエハ6表面に酸化膜としてのシリコン酸化膜(SiO膜)が形成される。
このときの処理条件(酸化処理条件)例としては、
処理温度(処理室内温度):500〜1000℃、
処理圧力(処理室内圧力):1〜1000Pa、
酸素ガス供給流量:3000〜5000sccm、
水素ガス供給流量:1500〜2000sccm、
であり、それぞれの処理条件を、それぞれの範囲内のある値で一定に維持することでウエハ6に酸化処理がなされる。
ウエハ6の酸化処理が終了すると、開閉バルブ94a,94b,96a,96bを閉じ、処理室4内へのOガス、Hガスの供給を停止して、反応管10内に対し真空引きや不活性ガスによるパージ等を行うことにより、反応管10内の残留ガスを除去する。その後、炉内圧力を大気圧に戻し、炉内温度を所定の温度まで降温した後、処理済ウエハ6を支持したボート3を処理室4内から搬出(ボートアンロード)し、ボート6に支持された全ての処理済ウエハ6が冷えるまで、ボート3を所定位置で待機させる。待機させたボート3に保持された処理済ウエハ6が所定温度まで冷却されると、基板移載機2により処理済ウエハ6を回収(ウエハディスチャージ)する。このようにして、ウエハ6に対して酸化処理を施す一連の処理が終了する。
なお、ボート3の最上部に対応する水素供給ノズル81bのガス噴出孔の開口面積(孔径)を、最上部のガス噴出孔の大きさを最大にするように構成する代わりに、ガス噴出孔の大きさを一定とし、最上部付近のガス噴出孔のピッチを小さくしてガス噴出孔の密度を高くしても、最上部付近における水素ガスの噴出量を増やすことはできるが、ガス噴出孔の開口面積を大きくしないと十分な水素ガス流量は得られないことが確認された。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
また、上述した実施形態では、ボートの上部に対応する水素供給ノズル8bのガス噴出孔の開口面積を変えるようにしたが、ボートの上部に限らず、センター領域やボトム領域においても、ボート上のウエハ積層ピッチが変化するところなど、ウエハの周囲の空間領域が他の領域と比べて変化している箇所において、水素供給ノズル8bのガス噴出孔の開口面積を変えるようにしてもよい。
上述したように、本発明の一態様によれば、第1の発明として、
複数枚の基板を収容して処理する反応管と、
前記反応管内を加熱するヒータと、
前記反応管内で前記複数枚の基板を水平状態で隙間をもって鉛直方向に配列させて保持する基板保持具と、
前記反応管内の前記複数枚の基板が配列される基板配列領域に対応する領域に配置され、該領域の鉛直方向における複数箇所から前記反応管内に水素ガスを供給する水素ガスノズルと、
前記基板配列領域に対応する領域に配置され、該領域の鉛直方向における複数箇所から前記反応管内に酸素含有ガスを供給する酸素含有ガスノズルと、
前記反応管内を排気する排気口と、
前記反応管内の圧力が大気圧よりも低い所定の圧力となるように制御する圧力制御器と、を有し、
前記水素ガスノズルには複数のガス噴出孔が設けられ、該ガス噴出孔は、最上部に位置するガス噴出孔の孔径が最も大きくなるように構成されることを特徴とする基板処理装置が提供される。
このとき、前記酸素含有ガスノズルには複数のガス噴出孔を設け、該ガス噴出孔は、各ガス噴出孔の孔径が一定となるように構成してもよい。
好ましくは、第2の発明として、
前記第1の発明の基板処理装置であって、
前記水素ガスノズルは長さの異なる複数本のノズルにより構成され、各ノズルには複数のガス噴出孔が設けられ、
前記複数本のノズルのうち、最も長いノズルに設けられたガス噴出孔は、最上部に位置するガス噴出孔の孔径が最も大きくなるように構成され、それ以外のノズルに設けられたガス噴出孔は、各ガス噴出孔の孔径が一定となるように構成されることを特徴とする基板処理装置が提供される。
このとき、最も長いノズルに設けたガス噴出孔は、孔径がそれぞれ異なるように構成してもよい。
また好ましくは、第3の発明として、
前記第1の発明又は第2の発明の基板処理装置であって、
前記水素ガスノズルに設けられたガス噴出孔および前記酸素含有ガスノズルに設けられたガス噴出孔は、いずれも配列ピッチが一定となるように構成される基板処理装置が提供される。
1…カセットストッカ、2…ウエハ移載機、3…ボート、4…処理室、5…熱処理炉、6…ウエハ、7…ボートエレベータ、8a…酸素供給ノズル、8b…水素供給ノズル、9…ヒータ、10…反応管、11…ガス排気口、12…断熱キャップ、13…シールキャップ、14…回転機構、15…、50…ガス排気管、51…APC、52…真空ポンプ、80a…酸素供給管、80b…水素供給管、94a…開閉バルブ、95a…MFC、96a…開閉バルブ、94b…開閉バルブ、95b…MFC、96b…開閉バルブ、100…コントローラ。

Claims (3)

  1. 複数枚の基板を収容して処理する反応管と、
    前記反応管内を加熱するヒータと、
    前記反応管内で前記複数枚の基板を水平状態で隙間をもって鉛直方向に配列させて保持する基板保持具と、
    前記反応管内の前記複数枚の基板が配列される基板配列領域に対応する領域に配置され、該領域の鉛直方向における複数箇所から前記反応管内に水素ガスを供給する水素ガスノズルと、
    前記基板配列領域に対応する領域に配置され、該領域の鉛直方向における複数箇所から前記反応管内に酸素含有ガスを供給する酸素含有ガスノズルと、
    前記反応管内を排気する排気口と、
    前記反応管内の圧力が大気圧よりも低い所定の圧力となるように制御する圧力制御器と、を有し、
    前記水素ガスノズルには複数のガス噴出孔が設けられ、該ガス噴出孔は、最上部に位置するガス噴出孔の孔径が最も大きくなるように構成され、
    前記酸素含有ガスノズルには複数のガス噴出孔が設けられ、該ガス噴出孔は、各ガス噴出孔の孔径が一定となるように構成されることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記水素ガスノズルは長さの異なる複数本のノズルにより構成され、各ノズルには複数のガス噴出孔が設けられ、
    前記複数本のノズルのうち、最も長いノズルに設けられたガス噴出孔は、孔径がそれぞれ異なるように構成され、それ以外のノズルに設けられたガス噴出孔は、各ガス噴出孔の孔径が一定となるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記水素ガスノズルに設けられたガス噴出孔および前記酸素含有ガスノズルに設けられたガス噴出孔は、いずれも配列ピッチが一定となるように構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理装置。
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