JP2011070039A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トナー担持体の表面に付着したトナーを、一旦トナー担持体より周速の大きいトナー検知ローラに移行させ、付着量を少なくしたトナー検知ローラ上のトナー量を光学的に検知する。
【選択図】図1
Description
前記トナー担持体に対向したトナー検知ローラと、
前記トナー担持体表面の前記トナーを前記トナー検知ローラの表面に移行させるための電圧を前記トナー検知ローラに印加するトナー検知ローラバイアス電源と、
前記トナー検知ローラの表面に移行した前記トナーのトナー付着量を光学的に検知するトナー量検知手段と、を有し、
前記トナー検知ローラの表面速度は、対向する前記トナー担持体の表面速度よりも速い
ことを特徴とする現像装置。
ことを特徴とする前記1に記載の現像装置。
前記トナー検知ローラ表面に移行させた前記トナーを、前記トナー担持体の表面に戻すための電圧を前記トナー検知ローラに印加する
ことを特徴とする前記1または2に記載の現像装置。
前記トナーを前記トナー担持体に供給するための電圧を前記トナー供給部材に印加するトナー供給バイアス電源と、
前記トナー量検知手段により検知した前記トナー検知ローラ表面のトナー付着量に基づき、前記トナー担持体表面のトナー付着量を推定し、該トナー付着量が所定の範囲内に入るように、前記トナー供給バイアス電源の前記トナー供給部材に印加する電圧を制御する電圧制御手段と、を有する
ことを特徴とする前記1から3の何れか1項に記載の現像装置。
前記トナー担持体上の前記トナーによる現像が行われていないタイミングにおいて、前記トナー供給バイアス電源の前記トナー供給部材に印加する電圧の制御を行う
ことを特徴とする前記4に記載の現像装置。
ことを特徴とする前記1から5の何れか1項に記載の現像装置。
前記現像装置は、前記1から6の何れか1項に記載の現像装置である
ことを特徴とする画像形成装置。
図1は、本発明の一実施形態による現像装置、及び該現像装置を備えた画像形成装置の主要部の構成例を示す断面図である。図1を用いて本実施形態に係る現像装置、及び画像形成装置の概略構成と動作を説明する。
本実施形態では、ハイブリッド現像方式を採用している。これに従い、現像剤は適当な二成分現像剤を選定すればよい。すなわち、本実施形態において使用する現像剤はトナーと該トナーを帯電するためのキャリヤを含んでなるものである。
トナーとしては、特に限定されず、一般に使用されている公知のトナーを使用することができ、バインダー樹脂中に着色剤や、必要に応じて荷電制御剤や離型剤等を含有させ、外添剤を処理させたものを使用できる。トナー粒径としてはこれに限定されるものではないが、一般的に3〜15μm程度が好ましい。
キャリヤとしては、特に限定されず、一般に使用されている公知のキャリヤを使用することができ、バインダー型キャリヤやコート型キャリヤなどが使用できる。キャリヤ粒径としてはこれに限定されるものではないが、一般的に15〜100μmが好ましい。
図1を参照して本実施形態に係る現像装置2の詳細な構成例と動作例を説明する。
既述したように、本発明を実施する現像装置構成としては、トナー担持体15とトナー担持体15にトナーを供給する現像剤担持体11を有し、トナー担持体15上に形成されたトナー層を像担持体1に対向させて現像する構成の現像装置2を用いた。また、トナー担持体15は複数であってもよいし、現像剤担持体11が複数ある構成でもよい。
同じく図1を参照して現像装置2の動作例について詳しく説明する。
上記構成の現像装置においては、トナー担持体15上の付着トナー量を安定化させることが重要である。
図2は、現像装置2のトナー担持体15周辺に配置された付着トナー量検出のための構成要素を示す概略構成図である。図2を用いて、トナー担持体15上の付着トナー量検出のための構成と動作の例を説明する。
図3は、トナー担持体15上の付着トナー量の検知とそれに基づくトナー量の安定化制御に関わる機能を示すブロック図である。図3を用いて付着トナー量の検知とその安定化制御について説明する。
図4には、トナー付着量制御の動作シーケンスを示す。図4を用いて、トナー付着量制御の動作シーケンスを説明する。
コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)製のMFPであるbizhubC350を改造し、図3に示した構成の現像装置を装着して用いた。
トナー担持体上のトナー量の制御タイミングは、画像形成装置の電源On後、及び印刷間において行われるようにした。すなわち、電源を入れると直ちにトナー担持体と現像剤担持体が回転を開始し、同時にトナーを供給するトナー供給バイアス電圧並びに現像のための現像バイアス電圧が、現像剤担持体及びトナー担持体にそれぞれ印加され、トナー担持体上にトナー層を形成する。
トナー検知ローラ上のトナー量を捉えるセンサ部は、発光素子としてLEDを使用してトナー表面に照射し、受光素子(フォトダイオード)で反射光量を検出するようにした。
比較例として、トナー検知ローラを設けず、トナー担持体からトナー検知ローラへのトナー移行を省いて、トナー担持体上のトナーを直接に上記トナー量検知手段で光学的に検知し、安定化制御にフィードバックした現像装置での確認も合わせて実施した。
実施例及び比較例の現像装置をそれぞれ装着した画像形成装置を、室内環境下で稼動させ、画像を出してベタパッチの濃度を確認するとともに、トナー担持体上のトナー量を実際に採取して測定した。その後、低湿環境下に放置した後に稼動させ、画像濃度とトナー担持体上のトナー量を比較した。
実施例では、低湿環境下であってもトナー担持体上のトナー量は、室内環境下と較べ変化はなく安定している。また、画像濃度の変化も少ないことが確認できた。
2 現像装置
3 帯電部材
4 転写ローラ
5 クリーニングブレード
6 露光装置
7 現像領域
8 トナー供給領域
11 現像剤担持体
15 トナー担持体
23 現像剤
27 トナー検知ローラ
28 トナー量検知手段
29 現像剤担持体バイアス電源
30 トナー担持体バイアス電源
31 トナー検知ローラバイアス電源
32 電圧制御手段(CPU)
Claims (7)
- 表面にトナーを担持搬送し、対向する像担持体上に形成された静電潜像を前記トナーで現像するトナー担持体と、
前記トナー担持体に対向したトナー検知ローラと、
前記トナー担持体表面の前記トナーを前記トナー検知ローラの表面に移行させるための電圧を前記トナー検知ローラに印加するトナー検知ローラバイアス電源と、
前記トナー検知ローラの表面に移行した前記トナーのトナー付着量を光学的に検知するトナー量検知手段と、を有し、
前記トナー検知ローラの表面速度は、対向する前記トナー担持体の表面速度よりも速い
ことを特徴とする現像装置。 - 現像に供するため前記トナー担持体が担持搬送する前記トナーのトナー付着量は、4g/m2以上である
ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 - 前記トナー検知ローラバイアス電源は、
前記トナー検知ローラ表面に移行させた前記トナーを、前記トナー担持体の表面に戻すための電圧を前記トナー検知ローラに印加する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。 - 前記トナー担持体に対向し、前記トナー担持体にトナーを供給するトナー供給部材と、
前記トナーを前記トナー担持体に供給するための電圧を前記トナー供給部材に印加するトナー供給バイアス電源と、
前記トナー量検知手段により検知した前記トナー検知ローラ表面のトナー付着量に基づき、前記トナー担持体表面のトナー付着量を推定し、該トナー付着量が所定の範囲内に入るように、前記トナー供給バイアス電源の前記トナー供給部材に印加する電圧を制御する電圧制御手段と、を有する
ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の現像装置。 - 前記電圧制御手段は、
前記トナー担持体上の前記トナーによる現像が行われていないタイミングにおいて、前記トナー供給バイアス電源の前記トナー供給部材に印加する電圧の制御を行う
ことを特徴とする請求項4に記載の現像装置。 - 前記トナー供給部材は、前記トナーとキャリヤとを含む現像剤を担持搬送し、前記トナー担持体に前記現像剤中の前記トナーを供給する現像剤担持体である
ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の現像装置。 - 像担持体と、該像担持体上に形成された静電潜像をトナーで現像する現像装置とを有する画像形成装置であって、
前記現像装置は、請求項1から6の何れか1項に記載の現像装置である
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009221708A JP2011070039A (ja) | 2009-09-26 | 2009-09-26 | 現像装置及び画像形成装置 |
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JP2009221708A JP2011070039A (ja) | 2009-09-26 | 2009-09-26 | 現像装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=44015384
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011070039A (ja) |
Citations (4)
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JP2000356902A (ja) * | 1999-06-14 | 2000-12-26 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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JP2009008834A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Kyocera Mita Corp | 画像形成方法 |
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2009
- 2009-09-26 JP JP2009221708A patent/JP2011070039A/ja active Pending
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