JP2011069303A - 車両のエンジン再始動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マニュアルトランスミッション車に搭載されたアイドリングストップ&スタートシステムにおいて、ドライバの意図しないエンジン再始動を防止すること。
【解決手段】クラッチペダル41の浅踏み状態を検出するクラッチ浅踏み検出用スイッチ42と、クラッチ浅踏み検出用スイッチ42によって検出されたクラッチペダル浅踏み動作を再始動条件の成立要件としてエンジン30を再始動する制御器110を備え、制御器110は、クラッチ浅踏み検出用スイッチ42によって検出されたクラッチペダル浅踏み動作を検出してから、クラッチ完全踏込み相当時間を判定時間Qとし、判定時間Q後にクラッチ浅踏み動作が継続していれば、エンジン30を再始動させ、判定時間Q内にクラッチ浅踏み動作が中断していれば、エンジン30の再始動を禁止することとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のエンジン再始動装置に関し、特に、ドライバの意図しないエンジン再始動を防止することができるものに関する。
燃料消費量を抑えるため、信号待ち時等にエンジンを自動で停止し、発進する際に再始動させるアイドリングストップ&スタートシステム(以下、「ISS」)搭載車両が知られている。すなわち、所定のエンジン停止条件(車両停止、ブレーキの一定時間の踏込み等)が成立したときにエンジンを停止させる停止制御を実行し、エンジン停止後、所定の再始動条件が成立したときに、エンジンを再始動させる制御が行われるものである。
また、ISSはマニュアルトランスミッション車にも採用が進んでいる。このようなマニュアルトランスミッション車のISS搭載車両では、ドライバによるクラッチペダルの踏込み動作をエンジン再始動のトリガとする場合が多い。すなわち、クラッチ状態検出スイッチ(クラッチストロークセンサ、クラッチ浅踏み検出用スイッチ、クラッチ完全踏込み検出用スイッチ)を設け、これらのスイッチにより検出されたクラッチペダルの踏込み動作をエンジン再始動条件とし、クラッチペダルが所定のクイック操作の要件を満たす程度に早く踏み込まれた場合にはエンジン再始動を禁止する。一方、クラッチペダルの操作速度が通常範囲である場合は、エンジンを再始動する(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−121587号公報
しかしながら、上述したような技術では、複数のクラッチ踏込み検出スイッチ等により車両のエンジン再始動を判定するため、高コストであった。また、コストを抑制するため、1つのクラッチ踏込み検出スイッチによりエンジン再始動を判定することが考えられるが、複数のクラッチ踏込み検出スイッチを用いた場合に比べ、次のような問題があった。
図3は、1つのクラッチ踏込み検出スイッチを用いた場合と、2つのクラッチ踏込み検出スイッチを用いた場合とのタイミングチャートを示す説明図である。縦軸は、クラッチペダルの操作、浅踏み検出用スイッチ(CL1)、完全踏み検出用スイッチ(CL2)、クラッチペダル踏込み判定、エンジン自動始動要求信号、エンジン状態、エンジン自動始動要求信号(CL2あり時)、エンジン状態(CL2あり時)を示し、横軸は時刻を示している。
図3に示すように、ドライバがクラッチを放した状態でアイドリングストップが継続する(時刻t0→時刻t1)。時刻t1でドライバがクラッチに足を乗せる等して軽く踏むと、CL1がONとなり、クラッチペダル踏込み判定もONとなる(図3中実線α)。したがって、エンジン自動始動要求信号がONとなり、エンジンが始動することとなる(時刻t1)。
一方、CL2があると、ドライバがクラッチを放した状態でアイドリングストップが継続する(時刻t0→時刻t1)。時刻t1でドライバがクラッチに足を乗せる等して軽く踏むと、CL1がONとなるが、クラッチペダル踏込み判定はONとはならない(図3中破線β)。このままドライバがクラッチを踏み込み続けると、時刻t2にてCL2がONとなり、クラッチペダル踏込み判定もONとなる。したがって、エンジン自動始動要求信号がONとなり、エンジンが始動することとなる。なお、ドライバがCL2がONになるまでクラッチを踏み続けない場合、クラッチはONとならない。
このようにCL2が無いと、エンジン始動のタイミングが図3中Kだけ早くなる。CL2があれば、この時間Kの間にドライバがクラッチから足を放すと、エンジンは再始動しないこととなり、ドライバの意図を確認した上でエンジンの再始動が行われる。これに対し、CL2が無い場合は、アイドリングストップ中にドライバが意識せずにクラッチペダルを軽く足を乗せるだけで、CL1がONとなり、エンジンが自動的に再始動する。このため、ドライバの意図しない再始動が生じ、アイドリングストップ時間が短くなり、ISS装置の本来の機能を発揮しない。
そこで本発明は、マニュアルトランスミッション車に搭載されたアイドリングストップ&スタートシステムにおいて、ドライバの意図しないエンジン再始動を防止することができる車両のエンジン再始動装置を提供することを目的とする。
本発明では上記目的を達成するため、車両のエンジン再始動装置を次のように構成した。
(1)マニュアル式変速機を備え、所定のエンジン停止条件が成立したときにエンジンを停止させる停止制御を実行し、エンジン停止後、所定の再始動条件が成立したときに、エンジンを再始動させる車両のエンジン再始動装置において、クラッチペダルの浅踏み状態を検出するクラッチ浅踏み検出手段と、前記クラッチ浅踏み検出手段によって検出されたクラッチペダル浅踏み動作を少なくとも前記再始動条件の成立要件として前記駆動手段を介して前記エンジンを再始動する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記クラッチ浅踏み検出手段によって検出されたクラッチペダル浅踏み動作を検出してから、クラッチ完全踏込み相当時間を判定時間とし、この判定時間後に前記クラッチ浅踏み動作が継続していれば、前記エンジンを再始動させ、前記判定時間内に前記クラッチ浅踏み動作が中断していれば、前記エンジンの再始動を禁止するものである。
(2)(1)に記載の車両のエンジン再始動装置において、前記クラッチ浅踏み検出手段は、その動作位置を前記クラッチペダルの踏み始めの遊びストロークが終わる位置に設定されている。
(1)に記載した車両のエンジン再始動装置によれば、クラッチ浅踏み検出手段によって検出されたクラッチペダル浅踏み動作を検出してから、クラッチ完全踏込み相当時間を判定時間とし、この判定時間後にクラッチ浅踏み動作が継続していれば、エンジンを再始動させ、判定時間内にクラッチ浅踏み動作が中断していれば、エンジンの再始動を禁止するようにしているため、ドライバの意図しないエンジン再始動を防止することができる
(2)に記載した車両のエンジン再始動装置によれば、クラッチペダルの遊びストローク内の動きは無視することができ、より正確にエンジン再始動のタイミングを得ることができる。
本発明にかかる車両のエンジン再始動装置が組み込まれた車両を模式的に示す説明図。 同車両のエンジン再始動装置におけるクラッチペダルの操作に伴う各部の動作のタイミングチャートを示す説明図。 車両のエンジン再始動装置において、1つのクラッチ踏込み検出スイッチを用いた場合と、2つのクラッチ踏込み検出スイッチを用いた場合とのタイミングチャートを示す説明図。
図1は本発明の一実施の形態に係る車両のエンジン再始動装置100が組み込まれた車両10を模式的に示す説明図、図2は、クラッチペダルの操作に伴う各部の動作のタイミングチャートを示す説明図である。
車両10は、エンジン20と、このエンジン20を制御するプログラム及び処理条件が記憶されるエンジン制御部30と、ドライバが操作するクラッチ操作装置40と、クラッチ及びマニュアルトランスミッションを含む駆動系50と、エンジン制御部30にエンジン再始動信号を送るエンジン再始動装置100とを備えている。
クラッチ操作装置40は、駆動系50に接続されたクラッチペダル41と、検出信号をエンジン再始動装置100に出力する浅踏み検出用スイッチ42(浅踏み検出手段)とを備えている。
エンジン再始動装置100は、後述するような再始動処理を行うプログラム及び処理条件が記憶される制御器110と、タイムディレイ120、ランプ制御部130とを備えている。なお、タイムディレイ120に格納された判定時間Qは、クラッチ完全踏込み相当時間であり、具体的には200〜300ms程度である。これは調節できるようにしてもよい。ランプ制御部130は、後述するタイミングで車室内にあるReadyランプ200及びStartランプ210を点灯・消灯させる機能を有している。
このように構成された車両のエンジン再始動装置100では、次のようにしてアイドリングストップ中のエンジン20の再始動が行われる。なお、図2の縦軸は、クラッチペダルの操作、浅踏み検出用スイッチ42、クラッチペダル踏込み判定、エンジン自動始動要求信号、エンジン状態を示し、横軸は時刻を示している。なお、参考のため完全踏み検出用スイッチ(CL2)の動作についても図示することとした。
図1中実線で示すようにドライバがクラッチペダル41を放した状態においては、図2に示すようにアイドリングストップが継続する。時刻T1でドライバがクラッチペダル41を踏み始めるが、クラッチペダル41の遊びストロークSの間は、浅踏み検出用スイッチ(CL1)42はONとならない。遊びストロークSを過ぎて本ストロークWに入ると、浅踏み検出用スイッチ(CL1)42がONとなり、Readyランプ200が点灯する。このまま浅踏み検出用スイッチ(CL1)42のON状態がクラッチペダル完全踏込み状態に相当する判定時間Qだけ継続すると、クラッチペダル踏込み判定もONとなる。エンジン自動始動要求信号がONとなり、エンジンが始動することとなる(時刻T2)。同時にStartランプ210も点灯する。
このように本実施の形態に係る車両のエンジン再始動装置100によれば、完全踏み検出用スイッチ(CL2)を省略して、浅踏み検出用スイッチ(CL1)42のみの構成とした場合でも、浅踏み検出用スイッチ(CL1)42を踏み込んでからクラッチ完全踏込み相当時間である判定時間Qの間だけエンジン30の再始動が行われない。このため、部品コストを低減することができるとともに、ドライバが発進とは違う何らかの理由でクラッチペダル41を一瞬だけ踏んだり、また、足を乗せただけではエンジン30は再始動しないように制御することができる。すなわち、マニュアルトランスミッション車に搭載されたISSにおいて、ドライバの意図しないエンジン再始動を防止することが可能となり、ISSの本来の機能を発揮でき、燃料軽減、環境保全の目的を達成することができる。また、クラッチペダル41の踏み始めの遊びストロークSでは、浅踏み検出用スイッチ(CL1)42がONとならないため、より高精度にエンジンの再始動条件を判定することができる。
なお、本実施の形態に係る浅踏み検出手段として、浅踏み検出用スイッチ(CL1)42を採用しているが、浅踏み検出用スイッチ(CL1)42に代えて、クラッチストロークセンサにより浅踏み状態を検出することも可能である。
本発明によれば、ドライバの意図しないエンジン再始動を防止することができる車両のエンジン再始動装置が得られる。
10…車両、20…エンジン、30…エンジン制御部、40…クラッチ装置、41…クラッチペダル、42…浅踏み検出用スイッチ、50…駆動システム、100…エンジン再始動装置、110…制御器、120…タイムディレイ。

Claims (2)

  1. マニュアル式変速機を備え、所定のエンジン停止条件が成立したときにエンジンを停止させる停止制御を実行し、エンジン停止後、所定の再始動条件が成立したときに、エンジンを再始動させる車両のエンジン再始動装置において、
    クラッチペダルの浅踏み状態を検出するクラッチ浅踏み検出手段と、
    前記クラッチ浅踏み検出手段によって検出されたクラッチペダル浅踏み動作を少なくとも前記再始動条件の成立要件として前記エンジンを再始動する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記クラッチ浅踏み検出手段によって検出されたクラッチペダル浅踏み動作を検出してから、クラッチ完全踏込み相当時間を判定時間とし、この判定時間後に前記クラッチ浅踏み動作が継続していれば、前記エンジンを再始動させ、前記判定時間内に前記クラッチ浅踏み動作が中断していれば、前記エンジンの再始動を禁止するものであることを特徴とする車両のエンジン再始動装置。
  2. 前記クラッチ浅踏み検出手段は、その動作位置を前記クラッチペダルの踏み始めの遊びストロークが終わる位置に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のエンジン再始動装置。
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