JP2011066955A - 回転検出器とそれを用いたサーボモータ - Google Patents

回転検出器とそれを用いたサーボモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2011066955A
JP2011066955A JP2009212888A JP2009212888A JP2011066955A JP 2011066955 A JP2011066955 A JP 2011066955A JP 2009212888 A JP2009212888 A JP 2009212888A JP 2009212888 A JP2009212888 A JP 2009212888A JP 2011066955 A JP2011066955 A JP 2011066955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
rotation detector
load side
side bracket
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009212888A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Sugiyama
雄一郎 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2009212888A priority Critical patent/JP2011066955A/ja
Publication of JP2011066955A publication Critical patent/JP2011066955A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

【課題】 分離型と一体型にて固定具を共用可能とした回転検出器とそれを用いたサーボモータを提供する。
【解決手段】 モータ(100)の反負荷側ブラケット(110)から突出した回転軸の反負荷側端部(121)に取り付けた回転検出器(130)の回転部(131)と、反負荷側ブラケット(110)に固定した回転検出器の固定部(140)とからなる回転検出器(130)において、回転検出器の固定部(140)が、弾性を有する変形部(142)と、反負荷側ブラケットとねじにて固着する結合部(143)と、変形部(142)の変位を抑制して固定部に固定される部品の固定と非固定を選択可能な変位抑制部(144)とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転検出器及び、回転検出器を反負荷側に一体に取り付けたサーボモータに関する。
従来の回転検出器付きサーボモータには、モータと回転検出器が個別の部品として扱うことのできるもの(以後分離型と呼ぶ)と、モータと回転検出器を個別の部品として扱うことのできないもの(以後一体型と呼ぶ。ビルトイン型とも呼ばれる)がある。分離型は、回転検出器とモータの結合に、回転軸周りの回転運動のみ拘束し、それ以外の運動を許容する固定方法としてイタバネを固定具として使用している(例えば、特許文献1参照)。
従来の分離型回転検出器の構成を図3にて説明する。図において、サーボモータ1の反負荷側ブラケット2から回転軸3の反負荷側端部31を突出させている。反負荷側端部31は回転検出器4の回転部41を固定した中空軸42を嵌合固着しており、回転検出器4の固定部43は軸受44を介して中空軸42に支持されている。反負荷側ブラケット2には、軸方向弾性部を有するリング状の板バネ5を介して回転検出器4の固定部43を円周方向にほぼ等間隔の位置でねじ6によって固着している。11は回転検出器4を覆うカバーである。
板ばね5の役割について説明する。回転軸3の反負荷側端部31が軸方向及び半径方向にふれた場合、板ばね5が変形して回転検出器が動くことで、回転検出器4の固定部回転部41と固定部43にかかる応力を軽減する。
また、一体型は回転検出器の固定部とモータの結合に、一切の運動を拘束する固定方法として剛体を固定具として使用している。特に図示ないが、回転部と回転軸が固定部から分離されており、回転部はサーボモータの回転軸の反負荷側端部のみと結合している。サーボモータの回転軸を通しての振動は固定部には伝わらない構造となっている。
このように、従来の回転検出器付きサーボモータは、分離型と一体型では異なる固定具を用いて回転検出器をモータに固定しているのである。
実開平7−11875(第4−6頁、図1)
従来の回転検出器は、分離型と一体型では異なる固定具を用いて回転検出器をモータに固定するようになっていて、分離型と一体型にて固定具に共通部品を使用することができないので、部品管理の複雑化という問題があった。また、部品製作においては別部品の製作となるので、部品製造工程の増加、製造装置の増加による管理の複雑化、費用の増大というような問題もあった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、分離型と一体型にて固定具を共用可能とした回転検出器とそれを用いたサーボモータを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
本発明はモータの反負荷側ブラケットから突出した回転軸の反負荷端部に取り付けた回転検出器の回転部と、前記反負荷側ブラケットに固定した前記回転検出器の固定部とからなる回転検出器において、
前記回転検出器の固定部が、弾性を有する変形部と、前記反負荷側ブラケットとねじにて固着する結合部と、前記変形部の変位を抑制して固定部に固定される部品の固定と非固定を選択可能な変位抑制部とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明は請求項1において前記固定部に発光素子を固定配置し、前記回転部をはさんで基板を配置し、前記回転部は遮光投光を行うようパターンが形成されており、前記基板上にある受光素子を用いて前記回転部の回転角度を検出することを特徴とするものである。
また、本発明は請求項2において前記固定部と前記固定部に固定されている前記基板が反負荷側ブラケットと変形部を介して接続し、反負荷側端部が軸方向および半径方向に変位したとき変形部が反負荷側端部の変位に追従して変形し、固定部が中空軸に押されることで発生する応力を軽減することを特徴とするものである。
また、本発明は請求項2において固定部は弾性を有するばね状の変形部と結合部とねじ通し穴と変位抑制部備え、固定部はねじ通し穴と変位抑制部とを抑制ねじにより固定したことを特徴とするものである。
また、本発明は請求項1において前記回転検出器をロータリーエンコーダとしたものである。
また、本発明のサーボモータはサーボモータの反負荷側ブラケットから突出した回転軸の反負荷端部に取り付けた回転検出器の回転部と、前記反負荷側ブラケットに固定した前記回転検出器の固定部とからなる回転検出器であって、前記回転検出器の固定部が、弾性を有する変形部と、前記反負荷側ブラケットとねじにて固着する結合部と、前記変形部の変位を抑制して固定部に固定される部品の固定と非固定を選択可能な変位抑制部とを備えたことを特徴とする回転検出器をサーボモータ用回転検出器としたことを特徴とするものである。
発明は、回転検出器の固定部が、弾性を有する変形部と、前記反負荷側ブラケットとねじにて固着する結合部と、変形部の変位を抑制して固定部に固定される部品の固定と非固定を選択可能な変位抑制部とを有するとするものである。
本発明によると、前記固定部について変位抑制部にて変形部の変位の抑制、非抑制を選択でき、同一形状の固定具を分離型、一体型双方にて使用することができる。そのため、分離型、一体型にて固定具を別々に用意する必要が無くなる。
本発明の第1実施例を示す回転検出器つきサーボモータの側断面図 本発明の第2実施例を示す回転検出器つきサーボモータの側断面図 従来の分離型回転検出器つきサーボモータの側断面図
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明を分離型で使用した場合の側面図である。図1において、サーボモータ100の反負荷側ブラケット110から回転軸120の反負荷側端部121を突出させる。反負荷側端部121に回転検出器130の回転部131を固定した中空軸132を嵌合固着し、回転検出器130の固定部140は軸受134を介して中空軸132を支持する。反負荷側ブラケット110とは円周方向にほぼ等間隔の位置でねじ150によって固定した構成となっている。固定部140は弾性を有するばね状の変形部142と結合部143とねじ通し穴141と変位抑制部144を備える。なお固定部140は一体で成形される。
検出部は次の構成である。固定部140に発光素子135を固定配置し、回転部131をはさんで基板136を配置している。回転部には遮光投光を行うようパターンされており、基板136上にある受光素子137を用いて回転部の回転角度を検出する。回転検出器は例えばロータリーエンコーダである。
本発明が従来技術と異なる部分は、回転検出器130の固定部140に変形部142と結合部143とねじ通し穴141と変位抑制部144を備えた部分である。
図1のように、固定部140と固定部140に固定されている基板136が反負荷側ブラケット110と変形部142を介して接続されているため、反負荷側端部121が軸方向および半径方向に変位したとき、変形部142が反負荷側端部121の変位に追従して変形し、固定部140が中空軸132に押されることで発生する応力を軽減することができる。
図2は本発明を一体型で使用した場合の側面図である。図2において、サーボモータ200の反負荷側ブラケット210から回転軸220の反負荷側端部221を突出させる。反負荷側端部221に回転検出器230の回転部231を固定した中空軸232を嵌合固着する。回転検出器230の固定部240は反負荷側ブラケット210と、円周方向にほぼ等間隔の位置でねじ250によって固定した構成となっている。固定部240は弾性を有するばね状の変形部242と結合部243とねじ通し穴241と変位抑制部244を備える。固定部240はねじ通し穴241と変位抑制部244とを抑制ねじ260により固定されている。
なお固定部240は一体で成形される。検出部は次の構成である。固定部240に発光素子235を固定配置し、回転部231をはさんで基板236を配置している。回転部には遮光投光を行うようパターンされており、基板236上にある受光素子237を用いて回転部の回転角度を検出する。本発明が従来技術と異なる部分は、回転検出器230の固定部240に変形部242と結合部243とねじ通し穴241と変位抑制部244を備え、ねじ通し穴241と変位抑制部244とを抑制ねじ260により固定している部分である。
このように、ねじ通し穴241と変位抑制部244とを抑制ねじ260により固定し、固定部240の変形部242による、サーボモータ200の回転軸220の軸方向及び半径方向弾性変形を抑制している。これにより固定部240と固定部240に固定されている基板236を反負荷側ブラケット210に対して固定することができる。なお図2において抑制ねじ260が緩む可能性があるが、ゆるみ止めを使用するなどの一般的なねじ緩み防止策を講じることで十分対処可能である。
このように、ねじにて変位の抑制・非抑制を切り替えることにより、同一形状の固定具を分離型、一体型どちらのエンコーダでも使用することが可能となる。
1 サーボモータ
11 カバー
2 反負荷側ブラケット
3 回転軸3
31 反負荷側端部
4 回転検出器
41 回転部
42 中空軸
43 固定部
44 軸受
5 リング状の板バネ
6 ねじ
100 サーボモータ
110 反負荷側ブラケット
120 回転軸
121 反負荷側端部
130 回転検出器
131 回転部
132 中空軸
134 軸受
135 発光素子
136 基板
137 受光素子
140 固定部
141 ねじ通し穴
142 変形部
143 結合部
144 変位抑制部
150 ねじ
200 サーボモータ
210 負荷側ブラケット
220 回転軸
221 反負荷側端部
230 回転検出器
231 回転部
232 中空軸
235 発光素子
236 基板
237 受光素子
240 固定部
241 ねじ通し穴
242 変形部
243 結合部
244 変位抑制部
250 ねじ
260 抑制ねじ

Claims (6)

  1. モータの反負荷側ブラケットから突出した回転軸の反負荷端部に取り付けた回転検出器の回転部と、
    前記反負荷側ブラケットに固定した前記回転検出器の固定部とからなる回転検出器において、
    前記回転検出器の固定部が、弾性を有する変形部と、前記反負荷側ブラケットとねじにて固着する結合部と、前記変形部の変位を抑制して固定部に固定される部品の固定と非固定を選択可能な変位抑制部とを備えたことを特徴とする回転検出器。
  2. 前記固定部に発光素子を固定配置し、前記回転部をはさんで基板を配置し、前記回転部は遮光投光を行うようパターンが形成されており、前記基板上にある受光素子を用いて前記回転部の回転角度を検出することを特徴とする請求項1記載の回転検出器。
  3. 前記固定部と前記固定部に固定されている前記基板が反負荷側ブラケットと変形部を介して接続し、反負荷側端部が軸方向および半径方向に変位したとき変形部が反負荷側端部の変位に追従して変形し、固定部が中空軸に押されることで発生する応力を軽減することを特徴とする請求項2記載の回転検出器。
  4. 固定部は弾性を有するばね状の変形部と結合部とねじ通し穴と変位抑制部備え、固定部はねじ通し穴と変位抑制部とを抑制ねじにより固定したことを特徴とする請求項2記載の回転検出器。
  5. 前記回転検出器がロータリーエンコーダである請求項1記載の回転検出器。
  6. モータの反負荷側ブラケットから突出した回転軸の反負荷端部に取り付けた回転検出器の回転部と、前記反負荷側ブラケットに固定した前記回転検出器の固定部とからなる回転検出器であって、前記回転検出器の固定部が、弾性を有する変形部と、前記反負荷側ブラケットとねじにて固着する結合部と、前記変形部の変位を抑制して固定部に固定される部品の固定と非固定を選択可能な変位抑制部とを備えたことを特徴とする回転検出器を用いたことを特徴とするサーボモータ。
JP2009212888A 2009-09-15 2009-09-15 回転検出器とそれを用いたサーボモータ Pending JP2011066955A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009212888A JP2011066955A (ja) 2009-09-15 2009-09-15 回転検出器とそれを用いたサーボモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009212888A JP2011066955A (ja) 2009-09-15 2009-09-15 回転検出器とそれを用いたサーボモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011066955A true JP2011066955A (ja) 2011-03-31

Family

ID=43952607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009212888A Pending JP2011066955A (ja) 2009-09-15 2009-09-15 回転検出器とそれを用いたサーボモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011066955A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112805536A (zh) * 2018-09-24 2021-05-14 株式会社尼康 编码器、驱动装置、机器人装置、控制系统及其控制方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112805536A (zh) * 2018-09-24 2021-05-14 株式会社尼康 编码器、驱动装置、机器人装置、控制系统及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4794350B2 (ja) エンコーダ装置とエンコーダ装置を開放心合せする装置
JP6658877B2 (ja) アクチュエータ
JP6385347B2 (ja) メカニカルシール
JP2011066955A (ja) 回転検出器とそれを用いたサーボモータ
US20160230796A1 (en) Connecting module and system using the same
JP6215081B2 (ja) 角度測定装置
JP6450606B2 (ja) センサマグネットホルダ、マグネット固定構造およびモータ
JP2010178469A (ja) モータ
JP3174891U (ja) 電動リニアアクチュエータ
JP2015127638A (ja) ロボットハンド用エンコーダおよびロボットハンド
JP6212734B2 (ja) レゾルバ
JP2008232179A (ja) 軸受装置
JP2007173469A (ja) 脚調整機構および電子機器
JP5369989B2 (ja) レンズ鏡筒の防滴バヨネット構造
JP6632593B2 (ja) ロータリエンコーダ
JP2016135005A (ja) レゾルバ
JP2016138653A (ja) シーリングファン用モータ、およびシーリングファン
JP2021036278A5 (ja)
JP2007113988A (ja) 角度センサ
JP2010127453A (ja) ロボット用波動歯車減速装置
JP2008122269A (ja) 回転検出装置付き軸受
JP5612714B2 (ja) 被読取板固定用部材、被読取板固定用組立体、及び信号検出装置、並びにロータリーエンコーダ
JP2009044931A (ja) モータ及びこれを用いた電動パワーステアリング装置
JP3222152U (ja) 位置決め部材
JP6714243B2 (ja) 角度検出装置