JP2011066749A - プロジェクター及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】レンズシャッター50が閉状態の間に流れていた外部映像情報を、後に視聴することが可能なプロジェクター及びその制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】光源であるランプ11と、表示すべき外部映像情報が外部から入力される外部映像情報入力部62と、ランプ11からの映像光を遮蔽可能なレンズシャッター50と、レンズシャッター50の開閉状態を検出するシャッター開閉状態検出センサー51と、レンズシャッター50が閉状態となったことに応じて、それ以降に入力される外部映像情報を映像情報記憶装置61へ記憶させる制御部20と、を備える。
【選択図】図3
【解決手段】光源であるランプ11と、表示すべき外部映像情報が外部から入力される外部映像情報入力部62と、ランプ11からの映像光を遮蔽可能なレンズシャッター50と、レンズシャッター50の開閉状態を検出するシャッター開閉状態検出センサー51と、レンズシャッター50が閉状態となったことに応じて、それ以降に入力される外部映像情報を映像情報記憶装置61へ記憶させる制御部20と、を備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、外部接続機器から供給された外部映像情報を再生するプロジェクター及びその制御方法に関する。
従来、DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に記録された情報を再生する記録媒体再生手段を備えたプロジェクターが提案されている。
特許文献1には、レンズシャッターが閉じられたとき、ランプを消灯させてDVDの再生を中断し、レンズシャッターが開かれたとき、ランプを点灯させてDVDの再生を再開させるプロジェクターが記載されている。
また、DVDの再生停止又は電源オフにより再生を中断させた場合、再生停止及び電源オフの際に記憶した情報を参照して、前回再生の続きの位置から再生する、所謂レジューム再生機能を備えている。
特許文献1に記載のプロジェクターのように、記録媒体再生手段を装置内部に備えている場合は、レンズシャッターの開閉に応じて、記録媒体再生手段に対してDVDの再生開始や再生中断を指示することができる。しかしながら、外部接続機器からプロジェクターへ供給された外部映像情報を再生している場合は、レンズシャッターの開閉に応じて、映像情報の再生開始や再生中断を指示することができない。このため、ユーザーはレンズシャッターが閉じられていた間に流れていた映像を視聴することができない。
また、外部映像情報の再生中に、出力を他の映像情報に切り替えた場合も、ユーザーは切り替え中に流れていた外部映像を視聴することができない。
本発明は上記課題を解決するためにされたものであって、レンズシャッターが閉状態の間に流れていた外部映像情報を、後に視聴することが可能なプロジェクター及びその制御方法を提供することを目的とする。また、出力の切り替え中に流れていた外部映像情報を、後に視聴することが可能なプロジェクター及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明のプロジェクターは、光源と、表示すべき外部映像情報が外部から入力される映像情報入力部と、前記光源からの光を前記外部映像情報に基づいて変調した映像光を遮蔽可能なシャッターと、前記シャッターの開閉状態を検出する開閉状態検出部と、前記シャッターが閉状態となったことに応じて、それ以降に入力される前記外部映像情報をメモリーへ記憶させる制御部と、を備えることを特徴とする。
従来はシャッターが閉状態の間、外部映像情報はただ流れていただけで視聴することができなかった。上記構成によれば、シャッターが閉状態になったことに応じて外部から入力された外部映像情報をメモリーに記憶するので、後にメモリーから読み出してシャッターが閉状態となった時から外部映像情報を再生することが可能となる。
従来はシャッターが閉状態の間、外部映像情報はただ流れていただけで視聴することができなかった。上記構成によれば、シャッターが閉状態になったことに応じて外部から入力された外部映像情報をメモリーに記憶するので、後にメモリーから読み出してシャッターが閉状態となった時から外部映像情報を再生することが可能となる。
また、本発明のプロジェクターにおいて、前記制御部は、前記シャッターが閉状態から開状態になったことに応じて、前記メモリーに記憶させた外部映像情報を再生させることが好ましい。
上記構成によれば、シャッターが閉状態から開状態になると、メモリーに記憶させた外部映像情報を自動的に再生させることができる。したがって、ユーザーはシャッターを開閉する操作を行なうだけで、閉状態の間に流れていた外部映像情報を視聴することが可能となる。
上記構成によれば、シャッターが閉状態から開状態になると、メモリーに記憶させた外部映像情報を自動的に再生させることができる。したがって、ユーザーはシャッターを開閉する操作を行なうだけで、閉状態の間に流れていた外部映像情報を視聴することが可能となる。
また、上記課題を解決することのできる本発明は、表示すべき外部映像情報が外部から入力される映像情報入力部と、表示する映像情報が、前記外部映像情報から他の映像情報に切り替えられたか否かを検出する映像情報検出部と、切り替えられたことが検出された場合、それ以降に入力される前記外部映像情報をメモリーへ記憶させる制御部と、を有することを特徴とする。
表示する映像情報が、外部映像情報から他の映像情報に切り替えられる場合としては、ユーザーが出力を切り替えた場合などがある。具体的には、テレビジョン放送などのライブ放送を外部映像情報として再生している途中に、出力をパーソナルコンピューター(以下、「PC」という。)から受信する映像信号に切り替えた場合などが考えられる。
従来は他の映像情報に切り替えられていた間、外部映像情報はただ流れていただけで視聴することができなかった。上記構成によれば、外部映像情報から他の映像情報に切り替えられたことに応じて、外部から入力された外部映像情報をメモリーに記憶するので、後にメモリーから読み出して、出力が切り替えられたときから外部映像情報を再生することが可能となる。
表示する映像情報が、外部映像情報から他の映像情報に切り替えられる場合としては、ユーザーが出力を切り替えた場合などがある。具体的には、テレビジョン放送などのライブ放送を外部映像情報として再生している途中に、出力をパーソナルコンピューター(以下、「PC」という。)から受信する映像信号に切り替えた場合などが考えられる。
従来は他の映像情報に切り替えられていた間、外部映像情報はただ流れていただけで視聴することができなかった。上記構成によれば、外部映像情報から他の映像情報に切り替えられたことに応じて、外部から入力された外部映像情報をメモリーに記憶するので、後にメモリーから読み出して、出力が切り替えられたときから外部映像情報を再生することが可能となる。
また、本発明のプロジェクターにおいて、前記制御部は、前記表示する映像情報が、前記他の映像情報から前記外部映像情報に切り替えられたことが検出された場合、前記メモリーに記憶された前記外部映像情報を再生させることが好ましい。
上記構成によれば、他の映像情報から外部映像情報に切り替えられると、メモリーに記憶させた外部映像情報を自動的に再生させることができる。したがって、ユーザーは出力を元の外部映像情報に戻す操作を行なうだけで、その他の出力の映像情報が表示されていた間に流れていた外部映像情報を視聴することが可能となる。
上記構成によれば、他の映像情報から外部映像情報に切り替えられると、メモリーに記憶させた外部映像情報を自動的に再生させることができる。したがって、ユーザーは出力を元の外部映像情報に戻す操作を行なうだけで、その他の出力の映像情報が表示されていた間に流れていた外部映像情報を視聴することが可能となる。
また、本発明のプロジェクターにおいて、前記制御部は、前記メモリーに記憶された外部映像情報を再生する際に、入力される外部映像情報との間に時差がなくなるように再生することが好ましい。
上記構成によれば、メモリーに記憶された外部映像情報の再生が、入力される外部映像情報に追いつくよう再生することができる。すなわち、再生が追いついて時差がなくなるまで、現在の外部映像情報をメモリーに記憶しながら以前に記憶された外部映像情報を再生する。時差がなくなると、メモリーに記憶する処理を中止し、外部映像情報の処理だけを行う。したがって、最終的には入力された外部映像情報をリアルタイムで視聴することが可能となる。
上記構成によれば、メモリーに記憶された外部映像情報の再生が、入力される外部映像情報に追いつくよう再生することができる。すなわち、再生が追いついて時差がなくなるまで、現在の外部映像情報をメモリーに記憶しながら以前に記憶された外部映像情報を再生する。時差がなくなると、メモリーに記憶する処理を中止し、外部映像情報の処理だけを行う。したがって、最終的には入力された外部映像情報をリアルタイムで視聴することが可能となる。
また、上記課題を解決することのできる本発明は、光源と、表示すべき外部映像情報が外部から入力される映像情報入力部と、前記光源からの光を前記外部映像情報に基づいて変調した映像光を遮蔽可能なシャッターと、を備えたプロジェクターの制御方法であって、前記シャッターの開閉状態を検出するステップと、前記シャッターが閉状態となったことに応じて、それ以降に入力される前記外部映像情報をメモリーへ記憶するステップと、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、レンズシャッターが閉状態の間に流れていた外部映像情報を、後に視聴することが可能となる。
上記構成によれば、レンズシャッターが閉状態の間に流れていた外部映像情報を、後に視聴することが可能となる。
また、上記課題を解決することのできる本発明は、表示すべき外部映像情報が外部から入力される映像情報入力部を備えたプロジェクターの制御方法であって、表示する映像情報が、前記外部映像情報から他の映像情報に切り替えられたか否かを検出するステップと、切り替えられたことが検出された場合、それ以降に入力される前記外部映像情報をメモリーへ記憶するステップと有することを特徴とする。
上記構成によれば、出力の切り替え中に流れていた外部映像情報を、後に視聴することが可能となる。
上記構成によれば、出力の切り替え中に流れていた外部映像情報を、後に視聴することが可能となる。
以下、本発明に係るプロジェクター及びその制御方法の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2に示すように、本実施形態のプロジェクター1には、ユーザーの手動操作により左右にスライドして投写レンズ13aの前方を開閉し、光源からの映像光を遮蔽可能なレンズシャッター50が設けられている。このレンズシャッター50は、映像投写時には、図1に示すように投写レンズ13aの前方を開放し、未使用時又は後述する再生中断時には、図2に示すように投写レンズ13aの前方を閉塞して、投写レンズ13aへの埃の付着や傷を防止する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のプロジェクター1には、ユーザーの手動操作により左右にスライドして投写レンズ13aの前方を開閉し、光源からの映像光を遮蔽可能なレンズシャッター50が設けられている。このレンズシャッター50は、映像投写時には、図1に示すように投写レンズ13aの前方を開放し、未使用時又は後述する再生中断時には、図2に示すように投写レンズ13aの前方を閉塞して、投写レンズ13aへの埃の付着や傷を防止する。
さらにプロジェクター1には、レンズシャッター50の開閉状態を検出するシャッター開閉検出センサー51(開閉状態検出部)が設けられている。シャッター開閉検出センサー51は、例えば接点スイッチなどにより構成され、接点スイッチがオンされることによりレンズシャッター50の開状態を検出する。また、接点スイッチがオフされることによりレンズシャッター50の閉状態を検出する。なお、シャッター開閉検出センサー51は、レンズシャッター50の開閉を検出するものであれば、機械的な接点スイッチに限らず、電気的、光学的に開閉状態を検出するものを用いても良い。
また、本実施形態では、スライド式のレンズシャッター50を設ける場合を説明するが、本発明はこれに限らず、投写レンズ13aの前方を開閉するものであれば良く、例えば着脱式のレンズキャップなどでも良い。この場合、シャッター開閉検出センサー51は、当該レンズキャップの着脱を検出できるものを用いる。
次に、本実施形態のプロジェクターの内部構成について図3を参照して説明する。
図3に示すように、プロジェクター1は、光源であるランプ11と、光変調手段である液晶ライトバルブ12R,12G,12B(以下、「液晶ライトバルブ12」という。)と、投写光学系13と、液晶ライトバルブ駆動部14と、制御部20と、DVDなどの記録媒体に書き込まれている映像情報を再生する再生部30と、映像音声処理部32と、フレームメモリー33と、映像処理部34と、音声処理部35と、スピーカー36と、ランプ駆動部40と、操作信号処理部43と、操作パネル44と、レンズシャッター50の開閉を検出するシャッター開閉検出センサー51と、映像情報記憶装置61と、表示すべき外部映像情報が外部から入力される外部映像情報入力部62と、映像情報検出部63と、を備えている。
図3に示すように、プロジェクター1は、光源であるランプ11と、光変調手段である液晶ライトバルブ12R,12G,12B(以下、「液晶ライトバルブ12」という。)と、投写光学系13と、液晶ライトバルブ駆動部14と、制御部20と、DVDなどの記録媒体に書き込まれている映像情報を再生する再生部30と、映像音声処理部32と、フレームメモリー33と、映像処理部34と、音声処理部35と、スピーカー36と、ランプ駆動部40と、操作信号処理部43と、操作パネル44と、レンズシャッター50の開閉を検出するシャッター開閉検出センサー51と、映像情報記憶装置61と、表示すべき外部映像情報が外部から入力される外部映像情報入力部62と、映像情報検出部63と、を備えている。
再生部30は再生制御部31を有し、投写光学系13は投写レンズ13aを有している。このプロジェクター1は、プロジェクター1の内部に設けられた再生部30から供給される映像情報や、外部映像情報入力部62から供給される外部映像情報に応じた映像光を投射して、スクリーン、白壁又はホワイトボード等の被投写体(以下「スクリーンSC」という。)に拡大投写するものである。
なお、本実施形態では、光源としてランプ11を用いる場合を説明するが、本発明はこれに限らず、LED光源やレーザー光源 など任意の光源を用いても良い。
制御部20は、映像信号処理部32、ランプ駆動部40、操作信号処理部43、シャッター開閉検出センサー51、映像情報記憶装置61、映像情報検出部63及び再生部30と接続されている。この制御部20は、マイクロプロセッサと、書き換え可能な不揮発性の記憶部と、マイクロプロセッサが直接アクセスすることができる主記憶部と、を備えている。不揮発性の記憶部には、プロジェクター1の各種動作を制御するための制御プログラム、画質調整等を行う際のメニュー映像、台形歪補正量の表示などのOSD(On Screen Display)映像を生成するためのOSD情報を記憶するとともに、プロジェクター1の各種設定値等が記憶されている。
マイクロプロセッサーは、不揮発性の記憶部に記憶された制御プログラム等を実行して、プロジェクター1の動作を統括制御し、制御部20に接続された各部から入力される各種データを演算するとともに、演算結果を各部に出力する。また、後述する動作により、操作信号処理部43からの操作信号や、シャッター開閉検出センサー51の検出結果に基づき再生部30を制御する。
再生部30は、挿入口が設けられており、記録媒体であるDVDが挿入され、DVDに記録された情報を再生し、映像情報を映像情報検出部63に出力するものである。再生部30は、再生制御部31の制御により、DVDの再生、一時停止、再生停止、早送り/巻き戻し再生、スキップ、及びDVDメニュー表示など、各種DVDの再生に関する動作が制御される。また、この再生部30は、所謂レジューム再生機能を有しており、再生停止又は電源オフの際、停止したときの時間情報やトラック情報等をメモリーに記憶し、再び再生を開始するときにメモリーに記憶された情報を参照して前回再生の続きの位置から再生を可能とするものである。
なお、本実施形態では、記録媒体としてDVDを再生する場合を説明するが、本発明はこれに限らず、ビデオテープ、CD(Compact Disc)、HD DVD(High Definition DVD)や、Blu−ray Discなど、任意の記憶媒体を再生するものでもよい。これにより広範な画像または音声等を再生する装置を含むプロジェクター1を提供することができる。
映像情報記憶装置61(メモリー)は、映像情報検出部63へ入力される外部映像情報が記憶される不揮発性の記憶装置である。具体的には、記憶媒体としてハードディスクを用いるHDD(Hard Disk Drive)や記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるSSD(Solid State drive)などである。
外部映像情報入力部62は、PC、テレビチューナー、ビデオカメラ、デジタルカメラ等の外部接続機器から映像情報が入力される入力端子である。
映像情報検出部63は、外部映像情報入力部62や再生部30から供給される映像情報を検出し、制御部20から受信する指示に応じて映像音声処理部32へ出力する映像情報を切り替える機能を有する。例えば、外部映像情報入力部62からテレビジョン放送による外部映像情報やPCによる外部映像情報が供給され、再生部30からDVDの映像情報が供給されていた場合において、出力をテレビジョン放送による外部映像情報からPCによる映像情報へ切り替えるための切り替え指示が操作信号処理部43を介して制御部20に送信されると、制御部20は映像情報検出部63に対して、映像音声処理部32に対する出力をPCによる映像情報に切り替えるよう指示する。
映像音声処理部32は、映像情報検出部63から入力される映像情報のうち映像信号をデコードして圧縮符号化前の映像データに変換し、これらをたとえばRGB信号に変換して順次映像処理部34に出力する。また、音声信号についても同様にデコードを行い、D/A変換により音声データに変換し、順次音声処理部19に出力する。
また、映像音声処理部32にはフレームメモリー33が接続されており、映像データを1フレーム(1映像画面)毎にフレームメモリー33に記憶させるとともに、フレームメモリー33に記憶された映像データを読み出す機能を有する。
また、映像音声処理部32にはフレームメモリー33が接続されており、映像データを1フレーム(1映像画面)毎にフレームメモリー33に記憶させるとともに、フレームメモリー33に記憶された映像データを読み出す機能を有する。
映像処理部34は、映像音声処理部32より受信したRGB信号に対してγ補正処理、台形補正処理、解像度変換処理などを行い、液晶ライトバルブ駆動部14に出力する。
液晶ライトバルブ駆動部14は、入力されたRGB信号に応じて、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動する。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、それぞれ、複数の画素がマトリクス状に形成されている。液晶ライトバルブ駆動部14により各画素の透過率が調整されることにより、ランプ11から射出され、色光分離光学系によって各色光に分離された、R(赤)、G(緑),B(青)の各色光を対応する液晶ライトバルブ12R,12G,12Bによって変調する。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bから射出される映像光は、クロスダイクロイックプリズムなどの合成光学系により合成され、投写光学系13の投写レンズ13aによってスクリーンSC上に拡大投写される。また、投写光学系13には、投写光の焦点を変更可能なフォーカス機構と、投写光の拡大率を変更可能なズーム機構とが備えられている。
音声処理部35は、映像音声処理部32より受信した音声データをスピーカー36に出力する。なお、音声処理部35は、音量増幅部を有しており、音量の増幅を行ってスピーカー36に出力する。これにより、スピーカー36は、増幅されて入力するアナログ音声信号を出力する。
ランプ駆動部40は、制御部20からの指示に従って、ランプ11を点灯又は消灯させる点灯手段であり、例えばランプ11が高圧放電灯の場合には、始動電圧を印加する点灯回路や、適正なランプ電流を供給する安定器などにより構成される。
操作パネル44は、電源オン/オフキー、再生キー、一時停止キー、停止キー、メニューキー、音量キーやスキップキーなどDVDの再生操作に関する操作キーや、台形歪の補正方向に応じた操作を行う台形補正キーや、出力する映像情報を切り替えるための切り替えキーなどプロジェクター1の状態変更等を行うための各種スイッチ類を有している。そして、ユーザーによるキー操作に応じた操作信号を操作信号処理部43に出力する。
また、リモートコントローラー(以下「リモコン」という。)RCは、上記操作パネル44と同様に、各種スイッチ類を有し、ユーザーによるキー操作に応じた操作信号を操作信号処理部43に出力する。操作信号処理部43は、操作パネル44又はリモコンRCから入力された操作信号を受信し、これを制御部20に出力する。
(本実施形態のプロジェクターが有する機能について)
次に、本実施形態のプロジェクター1が有する機能について説明する。
本実施形態のプロジェクター1の制御部20は、レンズシャッター50が閉状態となったことに応じて、それ以降に入力される外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶させる機能を有する。すなわち、制御部20は、シャッター開閉検出センサー51の接点スイッチがオンからオフされることによりレンズシャッター50の閉状態を検出する信号を受信すると、それ以降に映像情報検出部63に入力される外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する。
次に、本実施形態のプロジェクター1が有する機能について説明する。
本実施形態のプロジェクター1の制御部20は、レンズシャッター50が閉状態となったことに応じて、それ以降に入力される外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶させる機能を有する。すなわち、制御部20は、シャッター開閉検出センサー51の接点スイッチがオンからオフされることによりレンズシャッター50の閉状態を検出する信号を受信すると、それ以降に映像情報検出部63に入力される外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する。
また、制御部20は、レンズシャッター50が閉状態から開状態なったことに応じて、映像情報記憶装置61に記憶させた外部映像情報を再生させる機能を有する。すなわち、制御部20は、シャッター開閉検出センサー51の接点スイッチがオフからオンされることによりレンズシャッター50の開状態を検出する信号を受信すると、映像情報記憶装置61に記憶させた外部映像情報を読み出し、映像音声処理部32に出力し再生する。なお、制御部20は、映像情報記憶装置61から外部映像情報を読み出して再生する処理と同時に、上述した外部映像情報の記憶処理を行う。
また、制御部20は、表示する映像情報が、外部映像情報から他の映像情報に切り替えられた場合、それ以降に入力される外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶させる機能を有する。すなわち、映像情報検出部63によって、表示する映像情報が外部映像情報から他の映像情報に切り替えられたか否かが検出され、切り替えられたことが検出された場合に、それ以降に入力される外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する。
また、制御部20は、表示する映像情報が、他の映像情報から外部映像情報に切り替えられたことが検出された場合、映像情報記憶装置61に記憶された外部映像情報を再生させる機能を有する。すなわち、映像情報検出部63によって、表示する映像情報が、他の映像情報から外部映像情報に切り替えられたか否かが検出され、切り替えられたことが検出された場合に、映像情報記憶装置61に記憶させた外部映像情報を読み出し、映像情報処理部32に出力し再生する。この場合も、制御部20は、映像情報記憶装置61から外部映像情報を読み出して再生する処理と同時に、上述した外部映像情報の記憶処理を行う。
なお、表示する映像情報が、外部映像情報から他の映像情報に切り替えられた場合の具体例としては、出力としてテレビチューナーからの外部映像情報が選択され投写されていた場合、その後、ユーザーが操作パネル44やリモコンRCを使って、PCからの映像情報に切り替えた場合などである。この場合は、出力の切り替え以降に、映像情報検出部63に入力されるテレビチューナーからの外部映像情報を映像情報記憶部61に記憶する。
一方、表示する映像情報が、他の映像情報から外部映像情報に切り替えられた場合の具体例としては、PCからの映像情報から、再びテレビチューナーからの外部映像情報へ切り替えられた場合などである。この場合は、映像情報記憶装置61に記憶させたテレビチューナーからの外部映像情報を読み出し、映像情報処理部32に出力し再生する。
ところで、上述したように、制御部20は、レンズシャッター50が閉状態から開状態なったとき、あるいは表示する映像情報が、再び外部映像信号に切り替えられたとき、に映像情報記憶装置61から外部映像情報を読み出して再生する。このため、ユーザーが視聴する投写映像は、外部映像情報入力部62から入力された映像情報から直接的に再生した映像ではなく、一度映像情報記憶部61に記憶され、その後再生された映像である。このため、順次入力される外部映像情報よりも時間遅れで再生することになる。すなわち、記憶しながら読み出し再生を行なうと、その後は、放送されているテレビ放送をリアルタイムに視聴することができない。
このため、本実施形態の制御部20は、映像情報記憶装置61に記憶された外部映像情報を再生する際に、入力される外部映像情報との間に時差がなくなるように再生する機能を有している。具体的には、所定の周期でフレームを間引きし、入力される外部映像情報と同じフレームレートで再生する方法がある。例えば、入力される外部映像情報のフレームレートを60[f/s]とすると、映像情報記憶装置61に記憶された外部映像情報から80フレーム毎に20フレームを間引きし、間引き後の映像情報を60[f/s]で再生する。フレームを間引いて同じフレームレートで再生することによって、入力される外部映像情報との時差を解消することができ、時差が解消された後は、入力される外部映像情報をリアルタイムに視聴することが可能となる。
なお、フレームを間引きすることなく、単純にフレームレートを上げて再生することで時差を解消してもよい。また、フレームを間引く箇所を音声データがない部分に限定することによって、時差を解消してもよい。
(プロジェクターの制御方法について)
次に上述した本実施形態のプロジェクター1が行う映像情報記憶処理及び映像情報再生処理について図4から図7を参照して説明する。
次に上述した本実施形態のプロジェクター1が行う映像情報記憶処理及び映像情報再生処理について図4から図7を参照して説明する。
まず、図4を参照してレンズシャッター50の閉状態を検出したときに実行する映像情報記憶処理について説明する。なお、以下では出力としてテレビチューナーからの外部映像情報が選択されて再生されている場合を前提に説明する。
ユーザーは、一時的に投写を中断させるためにレンズシャッター50を閉じると、シャッター開閉検出センサー51はレンズシャッター50の閉状態を検出し、制御部20へ閉状態を通知する(ステップS11:Yes)。制御部20は、外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する機能が設定されているか否かを判定し、その機能がONに設定されている場合は(ステップS13:Yes)、現在、入力ソースに外部映像情報があるか否かを判定する。つまり、外部映像情報入力部62から映像情報検出部63に外部映像情報の入力があるか否かを検出し、ここではテレビチューナーからの外部映像情報の入力があるので(ステップS15:Yes)、それ以降に入力されるテレビチューナーからの外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する(ステップS17)。
ユーザーは、一時的に投写を中断させるためにレンズシャッター50を閉じると、シャッター開閉検出センサー51はレンズシャッター50の閉状態を検出し、制御部20へ閉状態を通知する(ステップS11:Yes)。制御部20は、外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する機能が設定されているか否かを判定し、その機能がONに設定されている場合は(ステップS13:Yes)、現在、入力ソースに外部映像情報があるか否かを判定する。つまり、外部映像情報入力部62から映像情報検出部63に外部映像情報の入力があるか否かを検出し、ここではテレビチューナーからの外部映像情報の入力があるので(ステップS15:Yes)、それ以降に入力されるテレビチューナーからの外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する(ステップS17)。
次に、図5を参照してレンズシャッター50の開状態を検出したときに実行する映像情報再生処理について説明する。
ユーザーは、一時的に中断させていた投写を再開させるためにレンズシャッター50を開けると、シャッター開閉検出センサー51はレンズシャッター50の開状態を検出し、制御部20へ開状態を通知する(ステップS21:Yes)。制御部20は、外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する機能が設定されているか否かを判定し、その機能がONに設定されている場合は(ステップS23:Yes)、映像情報記憶装置61に外部映像情報が記憶されているか否かを判定する。ここでは、図4のステップS17においてテレビチューナーからの外部映像情報を記憶しているので、外部映像情報が記憶されていると判定する(ステップS25:Yes)。制御部20は、テレビチューナーからの外部映像情報を記憶しながら、ステップS17において既に記憶している外部映像情報を読み出し、映像音声処理部32へ出力し、再生する。つまり、記憶しながら再生する。再生においては、上述したように、入力されるテレビチューナーからの外部映像情報と、読み出して再生される外部映像情報との間に生じている時差を解消するよう再生し、時差が解消されると、外部映像情報の映像情報記憶装置への記憶を終了し、テレビチューナーからの外部映像情報をリアルタイムで投写する。
ユーザーは、一時的に中断させていた投写を再開させるためにレンズシャッター50を開けると、シャッター開閉検出センサー51はレンズシャッター50の開状態を検出し、制御部20へ開状態を通知する(ステップS21:Yes)。制御部20は、外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する機能が設定されているか否かを判定し、その機能がONに設定されている場合は(ステップS23:Yes)、映像情報記憶装置61に外部映像情報が記憶されているか否かを判定する。ここでは、図4のステップS17においてテレビチューナーからの外部映像情報を記憶しているので、外部映像情報が記憶されていると判定する(ステップS25:Yes)。制御部20は、テレビチューナーからの外部映像情報を記憶しながら、ステップS17において既に記憶している外部映像情報を読み出し、映像音声処理部32へ出力し、再生する。つまり、記憶しながら再生する。再生においては、上述したように、入力されるテレビチューナーからの外部映像情報と、読み出して再生される外部映像情報との間に生じている時差を解消するよう再生し、時差が解消されると、外部映像情報の映像情報記憶装置への記憶を終了し、テレビチューナーからの外部映像情報をリアルタイムで投写する。
(第2実施形態)
次に、図6を参照して表示する映像情報が外部映像情報から他の映像情報に切り替えられたときに実行する映像情報記憶処理を説明する。
ユーザーは、出力する投写映像を一時的に切り替えるために、操作パネル44あるいはリモコンRCの切り替えキーを操作する。操作信号処理部43は出力の切り替えを制御部20へ通知する。ここでは、テレビチューナーからの外部映像情報からPCからの映像情報に切り替えられたとすると、映像情報検出部63は表示する映像情報が切り替えられたことを検出する(ステップS31:Yes)。制御部20は、外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する機能が設定されているか否かを判定し、その機能がONに設定されている場合は(ステップS33:Yes)、現在、入力ソースに外部映像情報があるか否かを判定する。つまり、外部映像情報入力部62から映像情報検出部63に外部映像情報の入力があるか否かを検出し、ここではテレビチューナーからの外部映像情報の入力があるので(ステップS35:Yes)、それ以降に入力されるテレビチューナーからの外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する(ステップS37)。このとき、制御部20は、PCからの映像情報の投写処理と、テレビチューナーからの外部映像情報の記憶処理とを同時に実行させる。
次に、図6を参照して表示する映像情報が外部映像情報から他の映像情報に切り替えられたときに実行する映像情報記憶処理を説明する。
ユーザーは、出力する投写映像を一時的に切り替えるために、操作パネル44あるいはリモコンRCの切り替えキーを操作する。操作信号処理部43は出力の切り替えを制御部20へ通知する。ここでは、テレビチューナーからの外部映像情報からPCからの映像情報に切り替えられたとすると、映像情報検出部63は表示する映像情報が切り替えられたことを検出する(ステップS31:Yes)。制御部20は、外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する機能が設定されているか否かを判定し、その機能がONに設定されている場合は(ステップS33:Yes)、現在、入力ソースに外部映像情報があるか否かを判定する。つまり、外部映像情報入力部62から映像情報検出部63に外部映像情報の入力があるか否かを検出し、ここではテレビチューナーからの外部映像情報の入力があるので(ステップS35:Yes)、それ以降に入力されるテレビチューナーからの外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する(ステップS37)。このとき、制御部20は、PCからの映像情報の投写処理と、テレビチューナーからの外部映像情報の記憶処理とを同時に実行させる。
次に、図7を参照して表示する映像情報が、再び外部映像情報に切り替えられたときに実行する映像情報再生処理を説明する。
ユーザーは、一時的に切り替えた出力を元に戻すため、操作パネル44あるいはリモコンRCの切り替えキーを操作する。操作信号処理部43は出力の切り替えを制御部20へ通知する。ここでは、PCからの映像情報から再びテレビチューナーからの外部映像情報に切り替えられたとすると、映像情報検出部63は表示する映像情報が、再び外部映像情報へ切り替えられたことを検出する(ステップS41:No)。制御部20は、外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する機能が設定されているか否かを判定し、その機能がONに設定されている場合は(ステップS43:Yes)、映像情報記憶装置61に外部映像情報が記憶されているか否かを判定する。ここでは、図6のステップS37においてテレビチューナーからの外部映像情報を記憶しているので、外部映像情報が記憶されていると判定する(ステップS45:Yes)。制御部20は、テレビチューナーからの外部映像情報を記憶しながら、ステップS37において既に記憶している外部映像情報を読み出し、映像音声処理部32へ出力し、再生する。つまり、記憶しながら再生する。再生においては、上述したように、入力されるテレビチューナーからの外部映像情報と、読み出して再生される外部映像情報との間に生じている時差を解消するよう再生し、時差が解消されると、外部映像情報の映像情報記憶装置への記憶を終了し、テレビチューナーからの外部映像情報をリアルタイムで投写する。
ユーザーは、一時的に切り替えた出力を元に戻すため、操作パネル44あるいはリモコンRCの切り替えキーを操作する。操作信号処理部43は出力の切り替えを制御部20へ通知する。ここでは、PCからの映像情報から再びテレビチューナーからの外部映像情報に切り替えられたとすると、映像情報検出部63は表示する映像情報が、再び外部映像情報へ切り替えられたことを検出する(ステップS41:No)。制御部20は、外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶する機能が設定されているか否かを判定し、その機能がONに設定されている場合は(ステップS43:Yes)、映像情報記憶装置61に外部映像情報が記憶されているか否かを判定する。ここでは、図6のステップS37においてテレビチューナーからの外部映像情報を記憶しているので、外部映像情報が記憶されていると判定する(ステップS45:Yes)。制御部20は、テレビチューナーからの外部映像情報を記憶しながら、ステップS37において既に記憶している外部映像情報を読み出し、映像音声処理部32へ出力し、再生する。つまり、記憶しながら再生する。再生においては、上述したように、入力されるテレビチューナーからの外部映像情報と、読み出して再生される外部映像情報との間に生じている時差を解消するよう再生し、時差が解消されると、外部映像情報の映像情報記憶装置への記憶を終了し、テレビチューナーからの外部映像情報をリアルタイムで投写する。
以上のように、本実施形態によれば、レンズシャッター50が閉状態になったことに応じて外部から入力された外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶するので、後に映像情報記憶装置61から読み出してレンズシャッター50が閉状態となった時から外部映像情報を再生することが可能となる。
また、レンズシャッター50が閉状態から開状態になると、映像情報記憶装置61に記憶させた外部映像情報を自動的に再生させることができる。したがって、ユーザーはシャッターを開閉する操作を行なうだけで、閉状態の間に流れていた外部映像情報を視聴することが可能となる。
また、本実施形態によれば、外部映像情報から他の映像情報に切り替えられたことに応じて、外部から入力された外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶するので、後に映像情報記憶装置61から読み出して、出力する投写映像が切り替えられたときから外部映像情報を再生することが可能となる。
また、他の映像情報から外部映像情報に再び切り替えられると、映像情報記憶装置61に記憶させた外部映像情報を自動的に再生させることができる。したがって、ユーザーは出力する投写映像を元の外部映像情報に戻すために切り替え操作を行なうだけで、切り替え中に流れていた外部映像情報を視聴することが可能となる。
また、本実施形態によれば、映像情報記憶装置61に記憶された外部映像情報の再生が、入力される外部映像情報に追いつくよう再生することができる。すなわち、再生が追いついて時差がなくなるまで、現在の外部映像情報を映像情報記憶装置61に記憶しながら以前に記憶された外部映像情報を再生する。時差がなくなると、映像情報記憶装置61に記憶する処理を中止し、外部映像情報の処理のみを行う。したがって、最終的には入力された外部映像情報をリアルタイムで視聴することが可能となる。
(変形例)
上述した実施形態によれば、映像情報記憶装置61に記憶された外部映像情報の再生が、入力される外部映像情報に追いつくように再生しているが、これに限らず映像情報記憶装置61に記憶された外部映像情報をそのまま再生してもよい。このようにすることで、フレームを間引いたり、フレームレートを上げて再生することによる違和感を感じることなく視聴することができる。
上述した実施形態によれば、映像情報記憶装置61に記憶された外部映像情報の再生が、入力される外部映像情報に追いつくように再生しているが、これに限らず映像情報記憶装置61に記憶された外部映像情報をそのまま再生してもよい。このようにすることで、フレームを間引いたり、フレームレートを上げて再生することによる違和感を感じることなく視聴することができる。
また、上述した各実施形態では、光源からの光を光変調部である液晶ライトバルブ12によって変調し投影する液晶ライトバルブ方式のプロジェクターを例示したが、本発明はその他の方式を採用するプロジェクターにも適用することもできる。具体的には、DMD(Digital Micro mirror Device)を用いた投写方式、所謂、DLP(Digital Light Processing)(登録商標)方式である。すなわち、DLP方式は白色に光るランプの光をレンズで集光してDMDに当て、DMDの個々のミラーがオン状態に傾いているときの光を他のレンズで拡大し、スクリーンに投影する方式であり、本発明はこのような方式のプロジェクターにも適用することができる。
1:プロジェクター、11:ランプ、12R:液晶ライトバルブ、12G:液晶ライトバルブ、12B:液晶ライトバルブ、13:投写光学系、13a:投写レンズ、14:液晶ライトバルブ駆動部、20:制御部、30:再生部、31:再生制御部、32:映像音声処理部、33:フレームメモリー、34:映像処理部、40:ランプ駆動部、43:操作信号処理部、44:操作パネル、50:レンズカバー、51:シャッター開閉検出センサー、61:映像情報記憶装置、62:外部映像情報入力部、63:映像情報検出部、RC:リモコン、SC:スクリーン。
Claims (7)
- 光源と、
表示すべき外部映像情報が外部から入力される映像情報入力部と、
前記光源からの光を前記外部映像情報に基づいて変調した映像光を遮蔽可能なシャッターと、
前記シャッターの開閉状態を検出する開閉状態検出部と、
前記シャッターが閉状態となったことに応じて、それ以降に入力される前記外部映像情報をメモリーへ記憶させる制御部と、を備えることを特徴とするプロジェクター。 - 前記制御部は、前記シャッターが閉状態から開状態になったことに応じて、前記メモリーに記憶させた外部映像情報を再生させることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。
- 表示すべき外部映像情報が外部から入力される映像情報入力部と、
表示する映像情報が、前記外部映像情報から他の映像情報に切り替えられたか否かを検出する映像情報検出部と、
切り替えられたことが検出された場合、それ以降に入力される前記外部映像情報をメモリーへ記憶させる制御部と、を有することを特徴とするプロジェクター。 - 前記制御部は、前記表示する映像情報が、前記他の映像情報から前記外部映像情報に切り替えられたことが検出された場合、前記メモリーに記憶された前記外部映像情報を再生させることを特徴とする請求項3に記載のプロジェクター。
- 前記制御部は、前記メモリーに記憶された外部映像情報を再生する際に、入力される外部映像情報との間に時差がなくなるように再生することを特徴とする請求項2又は4に記載のプロジェクター。
- 光源と、表示すべき外部映像情報が外部から入力される映像情報入力部と、前記光源からの光を前記外部映像情報に基づいて変調した映像光を遮蔽可能なシャッターと、を備えたプロジェクターの制御方法であって、
前記シャッターの開閉状態を検出するステップと、
前記シャッターが閉状態となったことに応じて、それ以降に入力される前記外部映像情報をメモリーへ記憶するステップと、を有することを特徴とするプロジェクターの制御方法。 - 表示すべき外部映像情報が外部から入力される映像情報入力部を備えたプロジェクターの制御方法であって、
表示する映像情報が、前記外部映像情報から他の映像情報に切り替えられたか否かを検出するステップと、
切り替えられたことが検出された場合、それ以降に入力される前記外部映像情報をメモリーへ記憶するステップと有することを特徴とするプロジェクターの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009216671A JP2011066749A (ja) | 2009-09-18 | 2009-09-18 | プロジェクター及びその制御方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2011066749A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013007974A (ja) * | 2011-06-27 | 2013-01-10 | Toshiba Corp | 電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラム |
-
2009
- 2009-09-18 JP JP2009216671A patent/JP2011066749A/ja not_active Withdrawn
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