JP2011065419A - 非接触icカードの製造方法 - Google Patents

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幸雄 長谷川
Yuichiro Miyashita
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Abstract

【課題】使用済みの非接触ICカードを用い、安価に再利用することができる非接触ICカードを提供することである。
【解決手段】アンテナ及びアンテナに接続されたICチップを有する非接触ICカード材料本体と該非接触ICカード本体の少なくとも一方の面上に第一の印刷層を有する非接触カード材料の、第一の印刷層側の非接触カード材料表面に第二の印刷層を形成する工程を有し、該第二の印刷層の面積が第一の印刷層の面積より小さくなるように形成することを特徴とする非接触ICカードの製造方法とする。
【選択図】図1

Description

本発明は使用済みの非接触ICカードを用い、新たな非接触ICカードを製造する非接触ICカードの製造方法に関するものである。
従来、非接触ICカードは、交通機関での乗車券や電子マネー分野などで使用されている。これらの非接触ICカードは、途中で仕様が変更されたり、利用者が不用になったりして返却されるものがある。そして、近年これらの不用となったカードはかなりの数になると推定されている。
これらの不用となったカードは、カード事業会社で保管されることが多く、その数は増える一方である。そして、これらのカードは、管理しているサーバー内のデータは削除されているが、ICの通信や演算等の処理機能は正常のままである。
一方、従来の電子マネーとは異なるオリジナルのポイントカードを導入してポイントラリーを行ったり、オリジナル電子マネーを発行したりしてサービスの差別化を図りたいという要望が増加してきている。
しかし、現状非接触ICカードは高価である。例えば、セキュリティの高いものでは、新規デザインのものを10万枚以上の数量で生産する場合で約500円/枚、1000枚程度の少量生産では1000円/枚となり、価格面で導入を敬遠されることが多い。
また、ICカードのリサイクルに関しては、下記特許文献にあるように、カードの情報を書き換えてリサイクルする方法や、カードの表面に張替え可能なシールを用いてシールを貼りかえることでカードを使いまわすことは知られている。
しかし、使用済みカードを再利用する場合など、容易に元のカードとして復元できると元のカードとして不正利用される可能性などがある。
特開2003−58852号公報
本発明は、前述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、使用済みの非接触ICカードを用い、元の非接触ICカードとしての不正使用を防ぐとともに、安価に再利用することができる非接触ICカードを提供することである。
本発明は、アンテナ及びアンテナに接続されたICチップを有する非接触ICカード材料本体と該非接触ICカード本体の少なくとも一方の面上に第一の印刷層を有する非接触カード材料の、第一の印刷層側の非接触カード材料表面に第二の印刷層を形成する工程を有し、該第二の印刷層の面積が第一の印刷層の面積より小さくなるように形成することを特徴とする非接触ICカードの製造方法である。
また、前記第二の印刷層上に透明保護層を形成する工程を有し、該透明保護層の面積が第二の印刷層の面積より大きく、かつ第一の印刷層の面積より小さくなるように形成することを特徴とする請求項1に記載の非接触ICカードの製造方法である。
また、前記第二の印刷層が第一の印刷層の端部から1mm以内の領域に形成されていないことを特徴とする請求項1に記載の非接触ICカードの製造方法である。
また、前記第二の印刷層が第一の印刷層の端部から2mm以内の領域に形成されていなく、前記透明保護層が第一の印刷層の端部から1mm以内の領域に形成されていないことを特徴とする請求項2に記載の非接触ICカードの製造方法である。
また、前記第二の印刷層をスクリーン印刷法により形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の非接触ICカードの製造方法である。
また、前記透明保護層をスクリーン印刷法により形成することを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の非接触ICカードの製造方法である。
また、前記第二の印刷層を形成する前に、非接触ICカード材料表面を洗浄または研磨する工程を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の非接触ICカードの製造方法である。
また、前記第一の印刷層と第二の印刷層の色差△Eが3.0以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の非接触ICカードの製造方法である。
本発明によれば、使用済みの非接触ICカード材料を用いて、元の非接触ICカードとしての不正使用を防ぐとともに、安価に新たな非接触ICカードを製造することができる。
本発明の非接触ICカードの製造方法の一例を示す工程説明図である。 本発明の非接触ICカードの一例を示す説明図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明では、使用済みの非接触ICカード(非接触ICカード材料)上に印刷層を施すことで元の非接触ICカード材料として不正に使用することができなくり、新しい非接触ICカードとして再生することができ、再利用することができるようになるものである。
図1は本発明の非接触ICカードの製造方法の一例を示す工程説明図である。
まず、使用済みの非接触ICカード材料本体1の両面に第一の印刷層2を有し、さらに一方の面上に可逆性記録層3を有する非接触ICカード材料10を用意する(図1(a))。
次に第一の印刷層2上に第一の印刷層2より小さい面積で第二の印刷層3を形成する(図1(b))。
次に、第二の印刷層3上に、第一の印刷層2の面積より小さく、第二の印刷層3の面積より大きい保護層をを設ける(図1(c))。
このようにすることで使用済みの非接触ICカードを新たな非接触ICカードとして再生することができる。
ここで非接触ICカードとしては、既存の使用済みの非接触ICカードを用いることができる。すなわち、一般的な非接触ICカード本体の表面に印刷層を設けたものを用いることができる。
一般的な非接触ICカード本体の構成としては、アンテナ基材上にICモジュール、アンテナコイルを有するインレットと、インレットの両側にそれぞれコアシート、オーバーシートからなるものがあげられるがこれに限るものではない。
非接触ICカードのサイズはISO規格で縦寸法が53.92〜54.03mmの範囲内、横寸法が85.47〜85.72mmの範囲内、厚みが0.68〜0.84mmの範囲内とされているがこれらに限るものではない。
本発明では、使用済みの非接触ICカード(非接触ICカード材料)の少なくとも一方の面上に第一の印刷層がある。第一の印刷層はカードの一方の面(表面)だけに形成されいてもよいし、両面(表面と裏面)に形成されていてもよい。印刷層の厚みは一般的に5〜10μmの範囲内である。
また、第一の印刷層上には可逆性記録層を設けてあってもよい。
可逆性記録層としては、少なくとも可逆性記録材料層を有し、必要に応じて保護層等を積層してあってもよい。可逆性記録材料層としては、ロイコ化合物を用いる感熱記録材料を用いたものを好適に用いることができる。また、加熱・冷却により白濁化・透明化する材料を含む感熱記録材料を用いる方式や磁気材料を用いる方式などが挙げられる。
可逆性記録層の厚みは10〜100μm程度である。
本発明では、第一の印刷層が形成されている非接触ICカード材料の第一の印刷側の表面に、第一の印刷層より小さい面積で第二の印刷層を形成する。
第二の印刷層は、スクリーン印刷法を好適に用いることができる。通常、人が使用したカードは手の油などの汚れが付着している。そのため、オフセット印刷法に用いるオフセットインキは油や汚れなどで邪魔され印刷が困難である。スクリーン印刷法はスクリーン版を用い、溶剤を含むインキをスキージでスクリーン版上から押圧することで印刷をする方法である。有機溶剤を含むインキを用いてスクリーン印刷を行う場合、多少の油等の汚れがあっても印刷が可能となる。また、スクリーン印刷はカード表面などの硬い面上にも印刷することが可能であり好ましい。しかし、スキージを操作して印刷するため、カード等の表面に印刷する際、全面に印刷しようとすると、カードの端面にインキが垂れて裏面に回りこむことがある。そのため、新たな印刷層は、印刷層より小さいサイズであることが好ましい。第一の印刷層の端部より1mm以内の領域には形成されないように形成することが好ましい。このようにすることで、第二の印刷層に用いるインクがカード端面から裏面に回りこむことがないものとなる。
第二の印刷層は第一の印刷層と相似形状であることが好ましい。相似形状であれば、第二の印刷層に用いるインクがカード端面から裏面に回りこむことがないようにするとともに最大限広い面積での印刷が可能となる。
第二の印刷層に用いるスクリーン印刷に用いるインクは、有機溶剤、着色剤、バインダ樹脂、必要に応じて界面活性剤、分散剤のほか反応抑制剤、増粘剤などの添加剤を含むものを用いることができる。
有機溶剤としては炭化水素系のほかアルコール系、エステル系、グリコールエーテル系などを用いることができ、バインダ樹脂としてはセルロース系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂などを用いることができる。
着色剤としては、無機顔料、有機顔料、体質顔料等の顔料系着色剤を用いることができる。また染料系の着色剤を用いてもかまわない。
インクの粘度範囲は一般に0.1〜500Pa.s(ずり速度5sec−1時)程度のものを用いることができる。
第二の印刷層上に、第一の印刷層の面積より小さく、第二の印刷層の面積より大きい透明保護層を形成してもよい。透明保護層を形成することにより、表面を保護するとともに強度を向上させることができる。
透明保護層は、スクリーン印刷法を用いて形成することができる。
透明保護層を設ける場合、第二の印刷層は、第一の印刷層の端部から2mm以内の領域に形成されていないことが好ましく、透明保護層は、第二の印刷層を覆うように第一の印刷層の端部より1mm以内に形成されないように形成されることが好ましい。この範囲であれば、第二の印刷層に用いるインクと透明保護層に用いるインクがカード端面から裏面に回りこむことがないものとなる。
第二の印刷層、透明保護層は第一の印刷層と相似形状であることが好ましい。相似形状であれば、第二の印刷層に用いるインクがカード端面から裏面に回りこむことがないようにするとともに最大限広い面積での印刷が可能となる。
なお、第二の印刷層と透明保護層の間には必要に応じて機能層などの中間層を有していてもよい。
透明保護層に用いるインクとしては、シリコンやエチレンワックスなどの滑剤の入ったニスを用いることができる。
具体的には、シリコンやエチレンワックスなどの滑剤、有機溶剤、バインダ樹脂などの添加剤を含むものを用いることができる。
有機溶剤としては炭化水素系のほかアルコール系、エステル系、グリコールエーテル系などを用いることができ、バインダ樹脂としてはセルロース系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂などを用いることができる。
インクの粘度範囲は一般に0.1〜500Pa.s(ずり速度5sec−1時)程度のものを用いることができる。
非接触ICカード材料の表面は、印刷インキのノリをよくするために、第二の印刷層を形成する前に、非接触ICカード材料表面を洗浄または研磨等の表面処理を施してもよい。
前述したように有機溶剤を含むインキを用いてスクリーン印刷を行う場合、被印刷面が多少汚れていても印刷が可能であるが、汚れがひどく印刷に悪影響を与える場合、表面を事前に処理することにより印刷適正を向上させることもできる。
研磨は、グラインダー研磨機などを用いて1〜2回程度、多くても3〜4回程度研磨する方法を用いることができる。あまり回数を多くすると削れる量が多くなり、カードの強度が低下し、また製造効率が悪くなるので前述の範囲内程度が好ましい範囲である。
洗浄は所定の洗浄液を用いて、洗浄機を使用した洗浄方法や手動での洗浄方法により行うことができる。
前記第一の印刷層と第二の印刷層の色差△Eが3.0以下、好ましくは1.5以下、より好ましくは0.5以下であるとよい。3.0以上であると、両者の色の違いがはっきりと認識されてしまう。また、3.0以下であると印刷層と新たな印刷層の色の差がはっきりとは感じられず、連続した印刷層として認識することが可能となる。また、1.5以下であると色の差はより感じられなくなるため好ましい。さらに0.5以下になると色の差をほとんど感じられなくなる。
元の印刷層と新たに設ける印刷層の色味があってることで、使いまわし感のない、概観に優れた非接触ICカードとすることができる。
色差の測定は既存の分光測色計を用いて測定することができる。
また、非接触ICカードの最上層に保護フィルムを貼り合せてもよい。
保護フィルムとしては、例えばポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルフィルムなどを用いることができ、接着剤等により貼り合せることができる。
また、前記保護フィルムには、ホログラム加工、セキュリティ印刷、微細加工などのセキュリティ加工を施してもよい。
セキュリティ印刷としては、蛍光インキや赤外光で検出可能なインクによる印刷などがあげられる。
微細加工としてはマイクロ文字加工やレーザー加工などが挙げられる。
また、保護フィルムには抗菌剤などの機能材料を練りこんでもよい。また、抗菌剤などを含む機能性コート層を設けてもよい。
抗菌剤としては、無機系、有機系のいずれを用いてもかまわない。無機系としては銀系のものがあげられる。
保護フィルムを張り合わせる工程では、接着剤または粘着財を用いて張り合わせることができる。また、保護フィルムがヒートシール性のものであれば加熱圧着することにより張り合わせることができる。
また、カードプリンター等を用いて、保護フィルムを転写形成することもできる。
また、カード形状より大きい保護フィルムを張り合わせたのち、余分な部分を打ち抜きなどにより除去してもよいし、カード形状と同等のサイズの保護フィルムを用い、貼り合わせてもよい。
また、カードの強度が保てるようであれば、カードより少し小さい保護フィルムを用いてもよい。このようなものとしては保護フィルムを断裁したものを用いることができる。少し小さいサイズであれば、張り合わせる際に、位置合わせが容易となる。
接着剤としては、公知の感圧接着材として使用される、アクリル樹脂系接着剤、ポリエステル樹脂系接着剤、ゴム系接着剤などが例として挙げられるが、この限りでない。
また接着剤は再剥離しにくいものであることが好ましい。
また、保護フィルム表面上に抗菌コート層などの機能層を形成してもよい。
<実施例1>
使用済みの非接触ICカード材料として、縦寸法が54.00mm、横寸法が85.55mm、総厚みが0.781mmであり、非接触ICカード材料本体の表裏に厚み7μmの第一の印刷層を有するカードを用いた。第一の印刷層は図2に示すような絵柄とした。具体的には銀色をベースとし、中心近傍に赤色でABCという文字からなるものとした。
この第一の印刷層上に、、横寸法が52.00mm、縦寸法が83.55mmの第二の印刷層をスクリーン印刷法により設けた。用いたインクは下記の組成のものを用いた。第二の印刷層は図2に示すような絵柄とした。具体的には銀色をベースとし、中心近傍に青色でTOPという文字からなるものとした。
さらに、新たな印刷層上に、横寸法が53.00mm、縦寸法が84.55mmの透明保護層をスクリーン印刷法によりを設け、非接触ICカードを得た。透明保護層の印刷に用いたインクは下記の組成のものを用いた。
(第二の印刷層用インク)
アクリルポリオールを主体とするスクリーンプロセスインキSS16(東洋インキ製造株式会社製)に塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合体を主体としアルミペーストを添加した銀系コーティング剤を加えたものを用いた。
(透明保護層用インク)
アクリルポリオールを主体とするスクリーンプロセスインキSS16(東洋インキ製造株式会社製)を用いた。
得られた非接触ICカードの第一の印刷層と第二の印刷層の背景となる銀色の部分の色差△Eは0.7であった。色差はカード表面から、元の印刷層が見えている端部近傍と新たな印刷層が見えている部分を分光測色計を用いて測定した。
<実施例2>
使用済みの非接触ICカード材料として、縦寸法が54.00mm、横寸法が85.55mm、総厚みが0.781mmであり、非接触ICカード材料本体の表裏に厚み7μmの第一の印刷層を有し、表面にはさらに厚み40μmのロイコ化合物を含む可逆性記録層を有するカードを用いた。第一の印刷層は図2に示すような絵柄とした。具体的には銀色をベースとし、中心近傍に赤色でABCという文字からなるものとした。
この第一の印刷層上に、横寸法が52.00mm、縦寸法が83.55mmの第二の印刷層をスクリーン印刷法により設けた。用いたインクは下記の組成のものを用いた。新たな第二の印刷層は図2に示すような絵柄とした。具体的には銀色をベースとし、中心近傍に青色でTOPという文字からなるものとした。
さらに、新たな印刷層上に、縦寸法が53.00mm、横寸法が84.55mmの透明保護層をスクリーン印刷法によりを設け、非接触ICカードを得た。透明保護層の印刷に用いたインクは下記の組成のものを用いた。
(第二の印刷層用インク)
アクリルポリオールを主体とするスクリーンプロセスインキSS16(東洋インキ製造株式会社製)に塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合体を主体としアルミペーストを添加した銀系コーティング剤を加えたものを用いた。
(透明保護層用インク)
アクリルポリオールを主体とするスクリーンプロセスインキSS16(東洋インキ製造株式会社製)を用いた。
得られた非接触ICカードの第一の印刷層と第二の印刷層の背景となる銀色の部分の色差△Eは0.9であった。色差はカード表面から、元の印刷層が見えている端部近傍と新たな印刷層が見えている部分を分光測色計を用いて測定した。
1・・・非接触ICカード材料本体
2・・・第一の印刷層
3・・・第二の印刷層
4・・・透明保護層
5・・・第二の印刷層を設けない領域
10・・非接触ICカード材料
20・・非接触ICカード

Claims (8)

  1. アンテナ及びアンテナに接続されたICチップを有する非接触ICカード材料本体と該非接触ICカード本体の少なくとも一方の面上に第一の印刷層を有する非接触カード材料の、第一の印刷層側の非接触カード材料表面に第二の印刷層を形成する工程を有し、
    該第二の印刷層の面積が第一の印刷層の面積より小さくなるように形成することを特徴とする非接触ICカードの製造方法。
  2. 前記第二の印刷層上に透明保護層を形成する工程を有し、
    該透明保護層の面積が第二の印刷層の面積より大きく、かつ第一の印刷層の面積より小さくなるように形成することを特徴とする請求項1に記載の非接触ICカードの製造方法。
  3. 前記第二の印刷層が第一の印刷層の端部から1mm以内の領域に形成されていないことを特徴とする請求項1に記載の非接触ICカードの製造方法。
  4. 前記第二の印刷層が第一の印刷層の端部から2mm以内の領域に形成されていなく、前記透明保護層が第一の印刷層の端部から1mm以内の領域に形成されていないことを特徴とする請求項2に記載の非接触ICカードの製造方法。
  5. 前記第二の印刷層をスクリーン印刷法により形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の非接触ICカードの製造方法。
  6. 前記透明保護層をスクリーン印刷法により形成することを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の非接触ICカードの製造方法。
  7. 前記第二の印刷層を形成する前に、非接触ICカード材料表面を洗浄または研磨する工程を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の非接触ICカードの製造方法。
  8. 前記第一の印刷層と第二の印刷層の色差△Eが3.0以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の非接触ICカードの製造方法。
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