JP2011065064A - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents

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Tetsuya Neriki
哲也 練木
Takahisa Ueno
隆久 植野
Nobuyuki Kobayashi
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Kenichi Miyazaki
兼一 宮崎
Kenji Tomizawa
健二 富沢
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Abstract

【課題】故障した部材への電力供給を制御することができる画像形成装置およびプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】電力の供給により動作し、記録媒体に画像を形成するための複数の構成要素と、前記複数の構成要素に電力を供給する主電源と、前記主電源から前記複数の構成要素への電力供給を制御する主制御部と、前記主電源から前記複数の構成要素それぞれへの電力供給を制御する個別制御部と、前記構成要素が故障した場合、該故障した構成要素に対しては、前記主制御部により構成要素に電力を供給する状態になったとき、前記個別制御部により該故障した構成要素に対する電力供給を禁止するように制御する電力制御手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置およびプログラムに関する。
特許文献1は、各種センサを通じて装置内の異常を監視し、異常が発生するとその内容に応じたアドレス情報が不揮発性メモリに供給され、その内部の異常内容判別テーブルの検索が行われる画像形成装置を開示する。
このテーブルには、操作者が復旧できるものとサービスマンが復旧できるものに異常内容を分けており、サービスマンを必要とする異常内容に対しては操作パネルにその旨の表示が行われ、他の回路部分の電源が遮断されて、異常時の節電が実行される。
特開平7−52503号公報
本発明は、故障した部材への電力供給を制御することができる画像形成装置およびプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、電力の供給により動作し、記録媒体に画像を形成するための複数の構成要素と、前記複数の構成要素に電力を供給する主電源と、前記主電源から前記複数の構成要素への電力供給を制御する主制御部と、前記主電源から前記複数の構成要素それぞれへの電力供給を制御する個別制御部と、前記構成要素が故障した場合、該故障した構成要素に対しては、前記主制御部により構成要素に電力を供給する状態になったとき、前記個別制御部により該故障した構成要素に対する電力供給を禁止するように制御する電力制御手段とを有する画像形成装置である。
請求項2に係る発明は、前記電力制御手段は、印刷開始指示を受けた場合、前記故障した構成要素への電力供給を再開するように制御する請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に係る発明は、故障した構成要素の情報を記憶する記憶手段をさらに有し、前記電力制御手段は、前記構成要素が故障した場合、該故障した構成要素に対しては、前記主制御部により構成要素に電力を供給する状態になったとき、前記記憶手段により記憶された情報に基づいて、前記個別制御部により該故障した構成要素に対する電力供給を禁止する請求項1または2に記載の画像形成装置である。
請求項4に係る発明は、前記構成要素の故障を診断する診断手段をさらに有し、前記電力制御手段は、この診断手段の診断結果に基づいて、前記個別制御部による電力供給を禁止するか否かを判定する判定手段を有する請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置である。
請求項5に係る発明は、前記診断手段の診断結果に加えて、前記判定手段は、使用者からの指示に基づいて判定する請求項4に記載の画像形成装置である。
請求項1に係る本発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、安全性を向上させることができる。
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る発明により得られる効果に加えて、本構成を有しない場合に比較して、使用者の意志に基づいて簡単に印刷を再開することができる。
請求項3に係る本発明によれば、請求項1または2に係る発明により得られる効果に加えて、本構成を有しない場合に比較して、より安全性を高めることができる。
請求項4に係る本発明によれば、請求項1〜3のいずれかに係る発明により得られる効果に加えて、本構成を有しない場合に比較して、構成要素の状態をより正確に把握することができる。
請求項5に係る本発明によれば、請求項4に係る発明により得られる効果に加えて、使用者の意志を反映させることができる。
本発明にかかる画像形成装置の構成を例示する図である。 図1に示した画像形成装置の駆動部の構成を示す図である。 図1に示した画像形成装置の主電源および電源制御部の構成を示す図である。 図1に示した制御部のハードウェア構成を示す図である。 図1に示した画像形成装置の制御部で実行される電力供給制御プログラムの構成を示す図である。 使用者が主電源スイッチにより電源投入を行う場合の電力供給制御プログラムの処理(S10)を示す図である。 ダイアグモードにおける電力供給制御プログラムの第1の処理(S20)を示す図である。 ダイアグモードにおける電力供給制御プログラムの第2の処理(S30)を示す図である。
以下、本発明に係る画像形成装置1を説明する。
図1は、本発明にかかる画像形成装置1の構成を例示する図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、制御部4、画像形成ユニット10、一次転写装置12、第1の給紙装置14、二次転写装置20、定着装置22および第2の給紙装置28などを有する。
画像形成ユニット10は、制御部4から供給される画像データに応じてレーザ光を走査するレーザ光走査装置100と、レーザ光走査装置100の上方に配置され、レーザ光走査装置100が走査したレーザ光により静電潜像が形成される感光体ドラム102とを有する。
レーザ光走査装置100は、各色の画像データに応じて変調したレーザ光を偏向走査して、感光体ドラム102に照射する。
感光体ドラム102は、矢印aの方向に回転する。
また、感光体ドラム102の周囲には、感光体ドラム102の表面を掃除するクリーニング装置104と、感光体ドラム102の表面を帯電する帯電器106と、感光体ドラム102の表面に形成された静電潜像を現像する現像器108とが、この順で、矢印aの方向に沿って設けられている。
つまり、感光体ドラム102が、帯電器106により帯電され、レーザ光走査装置100からレーザ光が照射されることにより、各色の画像データに応じた静電潜像が形成される。
さらに、静電潜像が現像器108を通過すると、現像器108から感光体ドラム102の表面にトナーが供給され、感光体ドラム102の表面の静電潜像のみにトナーが残り、トナー画像が現像される。
一次転写装置12は、感光体ドラム102から転写ベルト120にトナー像を受けて、一次転写を行う。
つまり、転写ベルト120上に各色のトナー画像が、多重転写される。
より具体的には、一次転写装置12は、駆動ロール122およびバックアップロール124に、テンションがかかった状態で巻き回された転写ベルト120を有する。
転写ベルト120は、駆動ロール122により、矢印bの方向に循環回転される。
また、転写ベルト120の内周側には、感光体ドラム102と連れ周りする一次転写ロール126が、回転自在に設けられている。
駆動ロール122と、転写ベルト120を挟んで対向する位置には、転写ベルト120の表面を掃除するベルトクリーナ128が設けられている。
ベルトクリーナ128は、転写ベルト120の表面に残存したトナーを掻き落とす。
したがって、一次転写装置12では、感光体ドラム102上のトナー画像が、矢印bの方向に循環回転している転写ベルト120上に、一次転写される。
また、一次転写後に、感光体ドラム102の表面にトナー画像が残存するが、残像したトナー画像は、クリーニング装置104により感光体ドラム102の表面から掻き落とされる。
第1の給紙装置14は、画像形成装置1の底部に設けられている。
第1の給紙装置14は、用紙が蓄積される第1の給紙部140、第2の給紙部141および第3の給紙部142と、第1の給紙部140、第2の給紙部141および第3の給紙部142それぞれから1枚の用紙を引き出す第1の抽出ロール143、第2の抽出ロール144および第3の抽出ロール145と、用紙を第1の給紙部140、第2の給紙部141および第3の給紙部142それぞれから用紙搬送路16に送り込む第1の搬送ロール対146、第2の搬送ロール対147および第3の搬送ロール対148とを有する。
つまり、第1の給紙装置14は、用紙を画像形成装置1に供給する。
用紙搬送路16には、用紙を搬送する第1の搬送ロール160、第2の搬送ロール162および第3の搬送ロール164が設けられている。
また、画像形成装置1には、予め決められたタイミングで二次転写装置20に用紙を送り込むレジストロール対166と、用紙を第1の排出部180に排出する第1の排出ロール168と、用紙を第2の排出部182に排出する第2の排出ロール170と、用紙を第3の排出部184に排出するフェイスアップロール172とが設けられている。
つまり、第1の給紙保管部140、第2の給紙保管部141および第3の給紙保管部142それぞれから引き出されて、用紙搬送路16に送り込まれた用紙は、用紙搬送路16に沿って、用紙の搬送方向(矢印cの方向)に搬送され、第1の排出部180、第2の排出部182および第3の排出部184のいずれかに排出される。
二次転写装置20は、バックアップロール124との間に転写圧を発生させながら回転する二次転写ロール200を有する。
二次転写装置20においては、用紙の表面にトナー像が二次転写される。
より具体的には、第1の給紙装置14から搬送された用紙が、転写ベルト120のトナー像とタイミングを合わせて二次転写ロール200と、転写ベルト120との間に挿入され、用紙の表面にトナー像が二次転写される。
二次転写された用紙は、定着装置22に送られる。
用紙の搬送方向において、二次転写装置20の下流側には、定着装置22が設けられている。
定着装置22は、加熱ロール220および加圧ロール222を有する。
定着装置22は、加熱ロール220と加圧ロール222との間に用紙を加熱しながら挟んで搬送することにより、用紙の表面に二次転写像を定着させる。
用紙の搬送方向において、定着装置22の下流側には、反転ロール24が設けられている。
反転ロール24は、用紙を反転用搬送路26に送り込む。
反転用搬送路26は、3個の搬送ロール対260を有する。
搬送ロール対260は、用紙を挟んで、搬送する。
つまり、反転用搬送路26は、用紙の裏表を反転させて用紙搬送路16に再度送り込む。
第2の給紙装置28は、画像形成装置1の側面に設けられている。
第2の給紙装置28は、用紙が積載される第4の給紙部280と、第4の給紙部280から1枚の用紙を引き出す第4の抽出ロール282と、第2の給紙装置28から用紙を用紙搬送路16に送り込む第4の搬送ロール対284とを有する。
つまり、第2の給紙装置28は、用紙を画像形成装置1に供給する。
また、画像形成装置1には、用紙を検知するための複数の用紙センサが設けられている。
例えば、用紙の搬送方向において、第1の搬送ロール対146および第2の搬送ロール162の下流側であって、第3の搬送ロール164の上流側には、用紙センサ300が設けられている。
また、用紙の搬送方向において、二次転写ロール200の下流側であって、加熱ロール220の上流側には、用紙センサ302が設けられている。
用紙センサ300および用紙センサ302は、搬送されている用紙を検出すると、制御部4に対して信号を送信する。
図2は、図1に示した画像形成装置1の駆動部32の構成を示す図である。
図2に示すように、画像形成装置1の駆動部32は、例えば、定着駆動部320、主駆動部322、第1の給紙駆動部324、第2の給紙駆動部326、第3の給紙駆動部328、用紙供給用駆動部330、反転用駆動部332および排出駆動部334を有する。
定着駆動部320は、搬送ロールである加熱ロール220および第1の排出ロール168を駆動する。
主駆動部322は、搬送ロールである二次転写ロール200、第3の搬送ロール164、レジストロール対166、第4の抽出ロール282および第4の搬送ロール対284を駆動する。
第1の給紙駆動部324は、搬送ロールである第1の抽出ロール143および第1の搬送ロール対146を駆動する。
第2の給紙駆動部326は、搬送ロールである第2の抽出ロール144および第2の搬送ロール対147を駆動する。
第3の給紙駆動部328は、搬送ロールである第3の抽出ロール145および第3の搬送ロール対148を駆動する。
用紙供給用駆動部330は、搬送ロールである第1の搬送ロール160および第2の搬送ロール162を駆動する。
反転用駆動部332は、搬送ロールである搬送ロール対260を駆動する。
排出駆動部334は、搬送ロールである反転ロール24、第2の排出ロール170およびフェイスアップロール172を駆動する。
図3は、図1に示した画像形成装置1の主電源36および電源制御部34の構成を示す図である。
図3に示すように、電源制御部34は、例えば、主電源スイッチ356、定着電源制御部340、主駆動部用電源制御部342、第1の給紙電源制御部344、第2の給紙電源制御部346、第3の給紙電源制御部348、用紙供給用電源制御部350、反転用電源制御部352および排出電源制御部354から構成される。
主電源36は、定着駆動部320、主駆動部322、第1の給紙駆動部324、第2の給紙駆動部326、第3の給紙駆動部328、用紙供給用駆動部330、反転用駆動部332および排出駆動部334に対して電力の供給を行う。
主電源スイッチ356は、使用者により操作され、主電源36からの電力供給を制御する。
定着電源制御部340は、主電源36から定着駆動部320への電力供給を制御する。
主駆動部用電源制御部342は、主電源36から主駆動部322への電力供給を制御する。
第1の給紙電源制御部344は、主電源36から第1の給紙駆動部324への電力供給を制御する。
第2の給紙電源制御部346は、主電源36から第2の給紙駆動部326への電力の供給を制御する。
第3の給紙電源制御部348は、主電源36から第3の給紙駆動部328への電力供給を制御する。
用紙供給用電源制御部350は、主電源36から用紙供給用駆動部330への電力供給を制御する。
反転用電源制御部352は、主電源36から反転用駆動部332への電力の供給を制御する。
排出電源制御部354は、主電源36から排出駆動部334への電力の供給を制御する。
なお、以下、主電源スイッチ356を、主電源制御部と記載する場合がある。
また、定着電源制御部340、主駆動部用電源制御部342、第1の給紙電源制御部344、第2の給紙電源制御部346、第3の給紙電源制御部348、用紙供給用電源制御部350、反転用電源制御部352および排出電源制御部354を、個別電源制御部と記載する場合がある。
図4は、図1に示した制御部4のハードウェア構成を示す図である。
図4に示すように、制御部4は、CPU(Central Processing Unit)400、メモリ402、ハードディスクドライブ等の記憶装置404、外部のコンピュータなどとデータの送信および受信を行う通信IF(Interface)406および電源制御部34を制御する制御IF(Interface)408を有する。
これらの構成要素は、システムバス410を介して互いに接続されている。
制御部4は、これらの構成により、画像形成装置1の電源制御部34の制御を行う。
また、制御部4は、画像読取装置(図示せず)または外部のコンピュータなどから、画像データを受け入れ、10に対して供給する。
また、制御部4は、タッチパネル(図示せず)または外部のコンピュータなどから、印刷指示(画像形成処理要求)を受け入れて、印刷処理(画像形成処理)を実行する。
[電力供給制御プログラム42]
以下、画像形成装置1の制御部4で実行される電力供給制御プログラム42を説明する。
図5は、図1に示した画像形成装置1の制御部4で実行される電力供給制御プログラム42の構成を示す図である。
電力供給制御プログラム42は、主電源状態監視部420、異常発生検出部422、画像形成処理要求受付部424、部材試験要求受付部426、試験実行部428、給電制御部430、異常発生原因部材記憶部440、故障部材記憶部442および全体制御部460から構成される。
電力供給制御プログラム42は、例えば、メモリ402に記憶されて 画像形成装置1に供給され、画像形成装置1のOS(図示せず)上で、画像形成装置1のハードウェア資源を具体的に利用して実行される。
主電源状態監視部420は、主電源36からの電力供給が開始された場合には、その旨(電力供給状態)を、全体制御部460に対して出力する。
異常発生検出部422は、駆動部32(部材)の異常を検出し、異常信号を全体制御部460に対して出力する。
また、異常発生検出部422は、修理・交換などにより部材の異常が解消されたことを検出した場合には、異常解消信号を全体制御部460に対して出力する。
画像形成処理要求受付部424は、タッチパネル(図示せず)または外部のコンピュータなどから、画像形成処理要求(印刷指示)を受け入れて、全体制御部460に対して出力する。
部材試験要求受付部426は、タッチパネル(図示せず)などから、駆動部32の試験要求を受け入れ、全体制御部460に対して出力する。
試験実行部428は、全体制御部460の制御に従い、駆動部32の試験を実行する。
また、試験実行部428は、試験の結果を、全体制御部460に対して出力する。
給電制御部430は、全体制御部460の制御に従い、電源制御部34の個別電源制御部を制御する。
異常発生原因部材記憶部440は、異常信号に対応する駆動部32の情報を、全体制御部460から参照可能に記憶する。
つまり、異常発生原因部材記憶部440は、全体制御部460が、異常発生検出部422から受け入れた異常信号に基づいて、電力の供給を遮断する駆動部32を特定するための情報を記憶する。
故障部材記憶部442は、全体制御部460から入力された駆動部32の情報を記憶する。
つまり、故障部材記憶部442は、全体制御部460が、異常発生検出部422から受け入れた異常信号に基づいて特定した駆動部32の情報を、故障部材として記憶する。
全体制御部460は、主電源状態監視部420、異常発生検出部422、画像形成処理要求受付部424、部材試験要求受付部426から入力された情報と、異常発生原因部材記憶部440および故障部材記憶部442に記憶された情報とに基づいて、試験実行部428および給電制御部430を動作させる。
以下、電力供給制御プログラム42の処理の具体例を、図6〜8を参照して説明する。
図6は、使用者が主電源スイッチ356により電源投入を行う場合の電力供給制御プログラム42の処理(S10)を示す図である。
図6に示すように、ステップ100(S100)において、主電源状態監視部420は、主電源36からの電力供給が開始された場合には、その旨(電力供給状態)を、全体制御部460に対して出力する。
ステップ102(S102)において、全体制御部460は、故障部材記憶部442を参照し、故障部材(駆動部32)が記憶されているか否かを判断する。
故障部材が記憶されている場合には、電力供給制御プログラム42は、S140の処理に進み、これ以外の場合には、S104の処理に進む。
ステップ104(S104)において、給電制御部430は、全体制御部460の制御に従い、主電源36から全ての駆動部32へ電力が供給されるように、個別電源制御部を制御する。
ステップ106(S106)において、全体制御部460は、異常発生検出部422から入力された異常信号に基づいて、異常発生検出部422が、駆動部32(部材)の異常を検出したか否かを判断する。
異常発生検出部422が、駆動部32(部材)の異常を検出した場合には、電力供給制御プログラム42は、S108の処理に進み、これ以外の場合には、S106の処理に戻る。
ステップ108(S108)において、全体制御部460は、異常発生検出部422から受け入れた異常信号および異常発生原因部材記憶部440に記憶された情報に基づいて、電力供給を遮断する駆動部32を、給電遮断部材として特定する。
ステップ110(S110)において、全体制御部460は、給電遮断部材として特定した駆動部32の情報を故障部材記憶部442に対して出力する。
故障部材記憶部442は、全体制御部460から入力された駆動部32の情報を故障部材として記憶する。
ステップ112(S112)において、給電制御部430は、全体制御部460の制御に従い、主電源36から給電遮断部材として特定した駆動部32への電力供給を遮断するように、個別電源制御部を制御する。
ステップ114(S114)において、全体制御部460は、異常発生検出部422から入力された異常解消信号に基づいて、故障部材記憶部442に記憶された部材の異常が解消されたか否かを判断する。
故障部材記憶部442に記憶された部材の異常が解消された場合には、電力供給制御プログラム42は、S116の処理に進み、これ以外の場合には、S114の処理に戻る。
ステップ116(S116)において、電力供給制御プログラム42は、画像形成処理要求受付部424が、タッチパネル(図示せず)または外部のコンピュータなどから、画像形成処理要求を受け入れたか否かを判断する。
画像形成処理要求受付部424が、画像形成処理要求を受け入れた場合には、電力供給制御プログラム42は、S118の処理に進み、これ以外の場合には、S114の処理に戻る。
ステップ118(S118)において、全体制御部460は、故障部材記憶部442に記憶された故障部材の情報を削除する。
ステップ120(S120)において、給電制御部430は、全体制御部460の制御に従い、主電源36から、電力の供給が遮断されていた駆動部32へ電力供給が再開されるように、個別電源制御部を制御する。
ステップ140(S140)において、全体制御部460は、故障部材記憶部442に記憶された故障部材の情報を参照し、電力の供給が可能な駆動部32を特定する。
ステップ142(S142)において、給電制御部430は、全体制御部460の制御に従い、主電源36から電力の供給が可能な駆動部32へ電力が供給されるように、個別電源制御部を制御する。
図7は、ダイアグモードにおける電力供給制御プログラム42の第1の処理(S20)を示す図である。
なお、ダイアグモードとは、駆動部32などの部材の試験を行い、部材が正常であるか否かを診断するプログラムが起動された状態である。
図7に示すように、ステップ200(S200)において、電力供給制御プログラム42は、部材試験要求受付部426が、タッチパネル(図示せず)などから、駆動部32の試験要求を受け入れたか否かを判断する。
部材試験要求受付部426が、駆動部32の試験要求を受け入れた場合には、電力供給制御プログラム42は、S202の処理に進み、これ以外の場合には、S200の処理に戻る。
ステップ202(S202)において、全体制御部460は、部材試験要求受付部426から駆動部32の試験要求を受け入れ、試験対象の駆動部32が故障部材記憶部442に記憶されているか否かを判断する。
試験対象の駆動部32が部材故障部材記憶部442に記憶されている場合には、電力供給制御プログラム42は、S210の処理に進み、それ以外の場合には、S204の処理に進む。
ステップ204(S204)において、試験実行部428は、全体制御部460の制御に従い、試験対象の駆動部32を駆動させて試験を実行する。
ステップ210(S210)において、全体制御部460は、試験対象の駆動部32を、電力の供給を再開する駆動部32として特定する。
ステップ212(S212)において、給電制御部430は、全体制御部460の制御に従い、主電源36から特定した駆動部32へ電力の供給が再開されるように、個別電源制御部を制御する。
ステップ214(S214)において、試験実行部428は、全体制御部460の制御に従い、駆動部32を駆動させて試験を実行する。
ステップ216(S216)において、給電制御部430は、全体制御部460の制御に従い、試験実行部428の試験が完了後、主電源36から試験対象の駆動部32への電力の供給を遮断するように、個別電源制御部を制御する。
図8は、ダイアグモードにおける電力供給制御プログラム42の第2の処理(S30)を示す図である。
図8に示した第2の処理(S30)は、第1の処理(S20)において、S216がS300,S302,S310に置き換えられた処理である。
図8に示すように、ステップ300(S300)において、全体制御部460は、試験実行部428から入力された試験結果に基づいて、試験対象の駆動部32が、正常であるか否かを判断する。
試験対象の駆動部32が、正常である場合には、電力供給制御プログラム42は、S302の処理に進み、これ以外のときには、S310の処理に進む。
ステップ302(S302)において、全体制御部460は、故障部材記憶部442に記憶された故障部材の情報から、試験対象の駆動部32を削除する。
ステップ310(S310)において、給電制御部430は、全体制御部460の制御に従い、主電源36から試験対象の駆動部32への電力の供給を遮断するように、個別電源制御部を制御する。
なお、電力供給制御プログラム42の試験実行部428は、タッチパネルなどに試験結果を表示してもよい。
また、使用者は、タッチパネルに表示された試験結果を確認して、試験対象の駆動部32が正常であるか否かの指示を、タッチパネルにより入力してもよい。
この場合、上述のステップ300(S300)において、全体制御部460は、タッチパネルにより入力された指示に基づいて、試験対象の駆動部32が、正常であるか否かを判断してもよい。
[全体動作]
1.使用者は、画像形成装置1の主電源スイッチ356を操作して電源投入を行う。
2.電力供給制御プログラム42は、図6に示した処理を実行して、主電源36から駆動部32への電力の供給を制御する。
3.使用者は、ダイアグモードにおいて、画像形成装置1のタッチパネル(図示せず)などを操作して試験実行命令(試験要求)を行う。
4.電力供給制御プログラム42は、図7または図8に示した処理を実行して、主電源36から駆動部32への電力の供給を制御する。
1・・・画像形成装置
10・・・画像形成ユニット
100・・・レーザ光走査装置
102・・・感光体ドラム
104・・・クリーニング装置
106・・・帯電器
108・・・現像器
12・・・一次転写装置
120・・・転写ベルト
122・・・駆動ロール
124・・・バックアップロール
126・・・一次転写ロール
128・・・ベルトクリーナ
14・・・第1の給紙装置
140・・・第1の給紙保管部
141・・・第2の給紙保管部
142・・・第3の給紙保管部
143・・・第1の抽出ロール
144・・・第2の抽出ロール
145・・・第3の抽出ロール
146・・・第1の搬送ロール対
147・・・第2の搬送ロール対
148・・・第3の搬送ロール対
16・・・用紙搬送路
160・・・第1の搬送ロール
162・・・第2の搬送ロール
164・・・第3の搬送ロール
166・・・レジストロール対
168・・・第1の排出ロール
170・・・第2の排出ロール
172・・・フェイスアップロール
180・・・第1の排出部
182・・・第2の排出部
184・・・第3の排出部
20・・・二次転写装置
200・・・二次転写ロール
22・・・定着装置
220・・・加熱ロール
222・・・加圧ロール
24・・・反転ロール
26・・・反転用搬送路
260・・・搬送ロール対
28・・・第2の給紙装置
280・・・給紙部
282・・・第4の抽出ロール
284・・・第4の搬送ロール対
300・・・用紙センサ
302・・・用紙センサ
32・・・駆動部
320・・・定着駆動部
322・・・主駆動部
324・・・第1の給紙駆動部
326・・・第2の給紙駆動部
328・・・第3の給紙駆動部
330・・・用紙供給用駆動部
332・・・反転用駆動部
334・・・排出駆動部
34・・・電源制御部
340・・・定着電源制御部
342・・・主駆動部用電源制御部
344・・・第1の給紙電源制御部
346・・・第2の給紙電源制御部
348・・・第3の給紙電源制御部
350・・・用紙供給用電源制御部
352・・・反転用電源制御部
354・・・排出電源制御部
356・・・主電源スイッチ
36・・・主電源
4・・・制御部
400・・・CPU
402・・・メモリ
404・・・記憶装置
406・・・通信IF
408・・・制御IF
410・・・システムバス
42・・・電力供給制御プログラム
420・・・主電源状態監視部
422・・・異常発生検出部
424・・・画像形成処理要求受付部
426・・・部材試験要求受付部
428・・・試験実行部
430・・・給電制御部
440・・・異常発生原因部材記憶部
442・・・故障部材記憶部
460・・・全体制御部

Claims (5)

  1. 電力の供給により動作し、記録媒体に画像を形成するための複数の構成要素と、
    前記複数の構成要素に電力を供給する主電源と、
    前記主電源から前記複数の構成要素への電力供給を制御する主制御部と、
    前記主電源から前記複数の構成要素それぞれへの電力供給を制御する個別制御部と、
    前記構成要素が故障した場合、該故障した構成要素に対しては、前記主制御部により構成要素に電力を供給する状態になったとき、前記個別制御部により該故障した構成要素に対する電力供給を禁止するように制御する電力制御手段と
    を有する
    画像形成装置。
  2. 前記電力制御手段は、印刷開始指示を受けた場合、前記故障した構成要素への電力供給を再開するように制御する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 故障した構成要素の情報を記憶する記憶手段
    をさらに有し、
    前記電力制御手段は、前記構成要素が故障した場合、該故障した構成要素に対しては、前記主制御部により構成要素に電力を供給する状態になったとき、前記記憶手段により記憶された情報に基づいて、前記個別制御部により該故障した構成要素に対する電力供給を禁止する
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記構成要素の故障を診断する診断手段
    をさらに有し、
    前記電力制御手段は、この診断手段の診断結果に基づいて、前記個別制御部による電力供給を禁止するか否かを判定する判定手段
    を有する
    請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記診断手段の診断結果に加えて、前記判定手段は、使用者からの指示に基づいて判定する
    請求項4に記載の画像形成装置。
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