JP2011064807A - 筐体装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外装カバー60および手差し給紙部30を共に閉めた状態では、図7(a)に示すように、支持軸78のフランジ部79の一部に第2ブラケット41が重なって重なり部45を形成する。この重なり部45は、支持軸78がY軸に沿って抜けるのを阻止する。外装カバー60に対して手差し給紙部30を開いた状態では、図7(b)に示すように、支持軸78のフランジ部79に第2ブラケット41が覆って重なり部45を形成する。重なり部45の面積が、手差し給紙部30を閉めた状態よりも開いた状態の方が大きく確保されるため、支持軸78が矢印Aの逆方向への抜け止めがより確実に行われる。
【選択図】図7
Description
前記一端側の端部の縁がテーパ状になっているか又は丸められていることを特徴とする。
例えばプリンタやコピー機などの画像形成装置は、構成部品のメンテナンスや交換、或いは記録媒体の詰まりなどの不具合を解消する作業を行うために、その筐体の側面などに開閉カバーが設けられている。以下の実施形態では、このような画像形成装置を例に挙げて説明する。図1は本実施形態に係る筐体装置が適用された画像形成装置の外観を示す斜視図、図2は画像形成装置の筐体内の構造を模式的に示す図である。
画像形成装置1は、図1に示すように、ボックス状の筐体装置50によって外形が構成され、筐体装置50の基台をなす筐体51の右側面には外部空間に対して開口する第1の開口部52が形成され、この第1の開口部52には、第1の開口部52を外部空間に対して開放し又は閉じる第1の開閉扉となる外装カバー60が開閉自在に設けられる。この外装カバー60には外部空間に対して開口する第2の開口部61が形成され、この第2の開口部61には第2の開閉扉となる手差し給紙部30が開閉自在に設けられる。この筐体装置50内には、画像の形成を行うための画像形成機構が設けられている。外装カバーは、この画像形成機構を第1の開口部52を介して外部空間に開放し又は閉じるための手段となる。また、手差し給紙部30は、開かれたときに、第2の開口部61を介して画像形成機構に供給される記録媒体としての記録用紙が置かれる手段となる。図1において、筐体装置1が備えるいずれか1の面が画像形成装置1の正面であり、利用者はこの正面から画像形成装置1を見て操作を行う。以下では、利用者が画像形成装置1を正面から見たときの左右方向をX軸・奥行き方向をY軸・高さ方向をZ軸として、以下説明する。
そして、各色のトナー像が転写された記録用紙18は、定着器19によって熱及び圧力で定着処理を受けた後、定着器19の出口ロール20及び用紙排出経路21を介して排出ロール22によって画像形成装置1の上部に設けられた用紙受部23上に排出される。
次に、筐体装置50の構造について、図1,図3乃至図7を参照しつつ説明する。図3は外装カバー60に対して手差し給紙部30を開いた状態を示す斜視図、図4は図3中の要部を拡大して示す斜視図、図5は一方の第1支持機構70および第2支持機構40を示す断面図、図6は図5中の矢視VI−VI方向から見た断面図、図7は(a)が手差し給紙部30を閉めた状態、(b)が手差し給紙部30を開いた状態を図5中の矢視VII−VII方向から見た断面図である。
第1支持機構70は、図5,6等に示すように、一方の端部にフランジ部79が形成された支持軸78をY軸に沿って配置することにより、筐体51に対して外装カバー60を開閉自在に支持するものである。支持軸78は、外装カバー60を筐体51に対して開閉自在に支持する第1の支持軸の一例である。支持軸78は、フランジ部79が設けられているため、フランジ部79が設けられている一端側から、フランジ部79が設けられている他端側へ向かう方向に移動して外装カバー60から分離しないようになっている。つまり、フランジ部79は、支持軸78が外装カバー60から分離することを阻止する阻止手段の一例である。また、このフランジ部79の縁はテーパ状になっているか又は丸められている。これは、手差し給紙部30の開閉を邪魔しないようにするためのである。
第2支持機構40は、手差し給紙部30側に形成された円柱状の突起42を、外装カバー60側の貫通孔43に嵌め込むことで、外装カバー60に対して手差し給紙部30を開閉自在に支持するものである。手差し給紙部30の裏面(手差し給紙部30を閉じた状態)側には、図5に示すように、先端にY軸に沿って延びる突起42を有する台形状の第2ブラケット41(図7、参照)がX軸に沿って筐体51の奥側に向けて突出して形成される。一方、外装カバー60のリブ62には、貫通孔73よりも相対的に高い位置に貫通孔43が形成される。ここで、第2ブラケット41(突起42)が第2支持機構40における第2支持部となり、貫通孔43が第2受持部となる。
筐体装置50にあっては、第1支持機構70によって外装カバー60を筐体51に対して支持軸78で開閉自在に支持した上で、第2支持機構40の突起42を貫通孔43に挿入して、手差し給紙部30を外装カバー60に対して開閉自在に支持する。
この手差し給紙部30の開閉状態にかかわらず、矢印Aの逆方向から見て、支持軸78のフランジ部79に重なり部45が常に存在するように、第1軸線C1と第2軸線C2との相対距離・相対位置を考慮して第2ブラケット41の形状が台形状となっている。この第2ブラケット41は、手差し給紙部30を支持する支持軸として突起42が形成された支持軸形成部位部である。これが台形形状であるがゆえに、支持軸78の軸線方向から見た場合、手差し給紙部30が開かれたときにも支持軸78の端部(フランジ部79)を覆っているし、手差し給紙部30が閉められたときにも支持軸78の端部(フランジ部79)を覆っているし、また、その開閉動作中に置いても支持軸78の端部(フランジ部79)を覆っている。第2ブラケット41は、このように支持軸78の端部を覆うことで、支持軸78の他端側(フランジ部79が設けられていない側)から一端側(フランジ部79が設けられている側)へ向かう方向に移動して外装カバー60から分離しようとしたときに、支持軸78の一端側の端部に接触して、支持軸78が外装カバー60から分離することを阻止する部位となる。
特に、重なり部45の面積は、手差し給紙部30を閉めた状態よりも開いた状態の方が大きくなる。手差し給紙部30が開かれた状態ということは、給紙がなされている可能性が高いが、このようなときには、画像形成機構が画像を形成する動作を行うことで、微少な振動が発生する。この振動が支持軸78に伝わって支持軸78の位置が移動して外装カバー60から抜けやすくなる。このように、手差し給紙部30が開いていると支持軸78が外装カバー60から分離しやすいという状況であっても、支持軸78が外装カバー60から分離しにくくする。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような変形例であってよい。
<2−1>
前述した実施形態では、支持軸78にフランジ部79を形成して矢印A方向への抜け止めを図る構成としたが、本発明はこれに限らず、支持軸の挿入方向(矢印A)への抜け止めを図る構成であればよい。
例えば、図8に示すように、軸部のみの支持軸78Aの場合には、外装カバー60のうち、挿入方向(矢印A)の端部に対向する位置に抜け止め部材65を形成してもよい。また、第1ブラケット71の貫通孔72に底部を形成して、抜け止め部としてもよい。要は、支持軸を矢印A方向に挿入する際に、この挿入方向への位置決めを行う構造であればよい。
実施形態では、第2支持機構40を突起42を貫通孔43に嵌め込む構成としたが、本発明はこれに限らず、第2ブラケットのように第1支持機構70の支持軸と重なり部分を有して支持する構造であれば、例えば第1支持機構70と同様に支持軸による支持機構であってもよい。
実施形態では、筐体装置50を画像形成装置1に適用した場合を例示したが、本発明はこれに限らず、他の装置に適用してもよいことは勿論である。
実施形態では、手差し給紙部30に、手差し給紙部30を支持する支持軸として突起42が形成された第2ブラケット41が設けられており、外装カバー60側に貫通孔43を設けていた。これを、第2ブラケット41が貫通孔が形成された孔形成部としてのブラケット部を有し、外装カバー60側にその貫通孔に挿入される支持軸を設けるようにしてもよい。このときも、ブラケット部の形状を、支持軸78の軸線方向から見た場合、手差し給紙部30が開かれたときにも支持軸78の端部を覆っているし、手差し給紙部30が閉められたときにも支持軸78の端部を覆っているし、また、その開閉動作中に置いても支持軸78の端部を覆っているようなものにすればよい。
実施形態では、支持軸78のフランジ部79に重なり部45が常に存在するように、第2ブラケット41の形状を台形状としたが、手差し給紙部30の動作に関係なく、重なり部45が常に存在する形状であれば、長方形,三角形等、他の形状であってもよい。
Claims (6)
- 外部空間に対して開口される第1の開口部を有する筐体と、
前記第1の開口部を前記外部空間に対して開らき又は閉じる第1の開閉扉であって、前記外部空間に対して開口される第2の開口部を有する第1の開閉扉と、
前記第1の開閉扉を前記筐体に対して開閉自在に支持する第1の支持軸と、
前記第1の支持軸が当該第1の支持軸の一端側から他端側へ向かう第1の方向に移動して前記第1の開閉扉から分離することを阻止する阻止手段と、
前記第2の開口部を前記外部空間に対して開らき又は閉じる第2の開閉扉であって、当該第2の開閉扉がいずれの位置であっても、前記第1の支持軸が前記第1の方向の反対方向となる第2の方向に移動して分離するのを阻止する部位を有する第2の開閉扉と、
を具備することを特徴とする筐体装置。 - 請求項1記載の筐体装置において、
前記第2の方向から見て、前記第2の開閉扉と前記一端側の端部とが重なる部分の面積は、当該第2の開閉扉を閉めたときよりも開いたときの方が大きくなる
ことを特徴とする筐体装置。 - 請求項1記載の筐体装置において、
前記第2の開閉扉には、前記一端側の端部に接触する部位として、当該第2の開閉扉を前記第1の開閉扉に対して開閉自在に支持する第2の支持軸が設けられた支持軸形成部位を有し、
前記第2の方向から見て、前記第2の開閉扉が開かれたときに前記支持軸形成部位が前記一端側の端部を覆う面積が、前記第2の開閉扉が閉められたときに前記支持軸形成部位が前記一端側の端部を覆う面積よりも大きい
ことを特徴とする筐体装置。 - 請求項1記載の筐体装置において、
前記第2の開閉扉が前記第2の開口部を開閉するように、当該前記第2の開閉扉を前記第1の開閉扉に対して開閉自在に支持する第2の支持軸を有し、
前記第2の開閉扉は、前記一端側の端部に接触する部位として、前記第2の支持軸が挿入される孔が形成された孔形成部を有し、
前記第2の方向から見て、前記第2の開閉扉が開かれたときに前記孔形成部が前記一端側の端部を覆う面積が、前記第2の開閉扉が閉められたときに前記孔形成部が前記一端側の端部を覆う面積よりも大きい
ことを特徴とする筐体装置。 - 請求項1〜4記載のいずれか1項に筐体装置において、
前記一端側の端部の縁がテーパ状になっているか又は丸められている
ことを特徴とする筐体装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の筐体装置と、
前記筐体装置内に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成手段とを備え、
前記第1の開閉扉が、前記画像形成手段を前記第1の開口部を介して外部空間に開らき又は閉じるための手段となり、前記第2の開閉扉が、開かれたときに、前記第2の開口部を介して前記画像形成手段に供給される記録媒体が置かれる手段となる
ことを特徴とする画像形成装置。
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2009
- 2009-09-15 JP JP2009213589A patent/JP5272988B2/ja active Active
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