JP2011064736A - 光学素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レジスト層にグレースケールマスクのグレースケールパターンを転写1回分の被転写範囲をずらしながら複数回に分けて転写して必要範囲全体にパターン転写する際に、どのようなパターンでも被転写範囲同士の境界部の形状異常を低減して綺麗な表面形状の光学素子を製造できる製造方法を提供する。
【解決手段】グレースケールマスク20におけるパターン21の転写1回分の転写元領域22はレジスト層30にパターン転写する転写元部23と転写しない非転写元部24とが混在しており、転写元領域によるレジスト層における転写1回分の被転写範囲32は転写元部に対応して転写される転写先部33と非転写元部に対応して転写されない非転写先部34とが混在しており、被転写範囲をずらしながら複数回転写する際に以前の回の非転写先部にその後の回のパターンが転写されて転写先部となり、これを順次行い、必要範囲31全体へ転写する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光学素子の製造方法に関し、特に、グレースケールマスクに形成されたグレースケールパターンを、光学基材上に設けたレジスト層に転写する工程を有する光学素子の製造方法に関するものである。
従来、フォトリソグラフィにより、マイクロレンズアレイ等の光学素子を製造する方法が知られている。また、フォトリソグラフィの露光工程において、ステッパ(縮小投影型露光装置)にセットするレクチル(フォトマスク)としてグレースケールマスク(アナログ的とみなせる光透過率の変化を有するマスク)を使用し、このグレースケールマスクに形成されたグレースケールパターンを、光学基材上に設けたレジスト層に転写する方法も知られている。
ところで、前記したステッパで、光学基材上のレジスト層にグレースケールマスクのグレースケールパターンを転写する際、レジスト層において転写が必要な範囲(必要範囲)が、ステッパの1回で転写可能な範囲(レジスト層における転写1回分の被転写範囲)より広い場合には、当該1回で転写可能な範囲を転写する毎に被転写範囲をずらして次の転写を行うことを繰り返して、複数回に分けて転写することで必要範囲全体のパターン転写を行う。この複数回に分けて転写する場合、従来は、図8に示すように、レジスト層130において、転写1回分の被転写範囲132が上下左右にその境界部135同士が接して並ぶように転写していき、その結果、必要範囲131全体へのパターン転写を行う方法が採られていた。
しかし、前記したような、転写1回分の被転写範囲132が隣り合って並ぶように複数回転写する方法を用いて、グレースケールパターンをレジスト層に転写した場合、投影レンズの収差による位置ズレやグレースケールパターンにおけるエッジ外周部(境界部)の回折によるレジストSAG量の異常等により、図9に示すように、製造されたマイクロレンズアレイ等の光学素子230における、ステッパでの転写1回分の被転写範囲132同士の境界部135に当たる部分に、スジ状の形状異常部235が生じるという問題があった。特に、製造する光学素子が、カメラに用いるファインダスクリーンの場合、当該スジ状の形状異常部が顕著に現れ、目視できる程の異常が発生してしまうものである。
このような問題が生じないようにする方法として、シフト露光と呼ばれる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この方法は、レジスト層における転写の必要範囲を、転写1回分の被転写範囲をずらしながら複数回に分けて転写する際に、前記したように転写1回分の被転写範囲同士の境界部が接するようにずらす(つまり転写1回分の被転写範囲分ずつずらす)のではなく、転写1回分の被転写範囲の1/n(nは2以上の整数)ずつ上下及び左右方向にずらしながらパターンを重ねて転写していき、重ねる分だけ露光量を下げて最終的に必要な露光量となるようにするものである。このようにパターンを重ねて転写していくことで、被転写範囲同士の境界部をぼかすことができ、これにより、境界部の形状異常を低減することができるものである。
特開2005−156817号公報
しかしながら、前記した特許文献1のような方法は、同じパターンを重ねて転写していく方法であるため、転写が必要な範囲全体のパターンが、同じパターンを繰り返すものであるときには用いることができるが、転写が必要な範囲全体のパターンが、同じパターンの繰り返しではないような場合には用いることができない方法である。そのため、同じパターンの繰り返しではない場合には、転写1回分の被転写範囲が隣り合って並ぶように複数回転写する方法を用いるしかなく、結果として、やはり転写1回分の被転写範囲同士の境界部にスジ状の形状異常部が生じてしまう問題は残ったままであった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、光学基材上のレジスト層にグレースケールマスクのグレースケールパターンを転写する場合において、レジスト層における転写の必要範囲が転写1回分の被転写範囲より広く、当該1回分の被転写範囲をずらしながら複数回に分けて転写することで必要範囲全体のパターン転写を行う際に、転写するパターンがどのようなパターンであっても、転写1回分の被転写範囲同士の境界部の形状異常を低減して、より綺麗な表面形状の光学素子を製造することができる光学素子の製造方法を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、本発明は、グレースケールマスク(20,40)に形成されたグレースケールパターン(21,41)を、光学基材(3,5)上に設けたレジスト層(30,50)に、被転写範囲(32,52)をずらしながら複数回転写して、前記レジスト層(30,50)の必要範囲(31,51)への転写を行い、その後、前記レジスト層(30,50)の現像を行って該レジスト層(30,50)に光学素子の表面形状に対応した形状を形成する工程を有する光学素子の製造方法において、前記グレースケールマスク(20,40)における前記グレースケールパターン(21,41)の転写1回分の転写元領域(22,42)は、前記レジスト層(30,50)に前記グレースケールパターン(21,41)を転写する転写元部(23,43)と、前記レジスト層(30,50)に前記グレースケールパターン(21,41)を転写しない非転写元部(24,44)とが混在した構成となっており、当該構成の前記グレースケールパターン(21,41)の転写1回分の転写元領域(22,42)による前記レジスト層(30,50)における転写1回分の被転写範囲(32,52)は、前記転写元部(23,43)に対応して前記グレースケールパターン(21,41)が転写される転写先部(33,53)と、前記非転写元部(24,44)に対応して前記グレースケールパターン(21,41)が転写されない非転写先部(34,54)とが混在した構成となり、前記レジスト層(30,50)に前記グレースケールパターン(21,41)を前記被転写範囲(32,52)をずらしながら複数回転写する際に、以前の回の転写時に転写1回分の転写元領域(22,42)における前記非転写元部(24,44)が対応して前記グレースケールパターン(21,41)が転写されていない前記レジスト層(30,50)の非転写先部(34,54)に、その後の回の転写時に転写1回分の転写元領域(22,42)における前記転写元部(23,43)が対応して当該非転写先部(34,54)に前記グレースケールパターン(21,41)が転写されて転写先部(33,53)となり、これを順次行うことで、前記レジスト層(30,50)の前記必要範囲(31,51)全体への前記グレースケールパターン(21,41)の転写を行う光学素子の製造方法としたことを特徴とする。
なお、ここでは、本発明をわかりやすく説明するため、実施の形態を表す図面の符号に対応付けて説明したが、本発明が実施の形態に限定されるものではないことは言及するまでもない。
本発明によれば、グレースケールマスクにおけるグレースケールパターンの転写1回分の転写元領域は、レジスト層にグレースケールパターンを転写する転写元部と、レジスト層にグレースケールパターンを転写しない非転写元部とが混在した構成となっており、この構成の転写元領域によるレジスト層における転写1回分の被転写範囲は、転写元部に対応してグレースケールパターンが転写される転写先部と、非転写元部に対応してグレースケールパターンが転写されない非転写先部とが混在した構成となり、レジスト層にグレースケールパターンを被転写範囲をずらしながら複数回転写する際に、以前の回の転写時の非転写先部に、その後の回の転写時にグレースケールパターンが転写されて転写先部となり、これを順次行うことで、必要範囲全体への転写を行うため、光学基材上のレジスト層にグレースケールマスクのグレースケールパターンを転写する場合において、レジスト層における転写の必要範囲が転写1回分の被転写範囲より広く、当該1回分の被転写範囲をずらしながら複数回に分けて転写することで必要範囲全体のパターン転写を行う際に、転写するパターンがどのようなパターンであっても、転写1回分の被転写範囲同士の境界部の形状異常を低減して、より綺麗な表面形状の光学素子を製造することができる。
本発明の実施の形態1に係るグレースケールマスクを使用した露光装置を示す概略構成図である。 同実施の形態1に係るグレースケールマスクの概略を示す模式図である。 図2のグレースケールマスクのグレースケールパターンを転写した光学基材上のレジスト層の概略を示す模式図である。 図3のレジスト層のレジスト露光写真を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るグレースケールマスクの概略を示す模式図である。 図5のグレースケールマスクのグレースケールパターンを転写した光学基材上のレジスト層の概略を示す模式図である。 図5のレジスト層のレジスト露光写真を示す図である。 従来の光学素子の製造方法でグレースケールマスクのグレースケールパターンを転写した光学基材上のレジスト層の概略を示す模式図である。 従来の光学素子の製造方法で製造したマイクロレンズアレイの表面形状を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
なお、本実施の形態では、本発明の製造方法で製造する光学素子として、ファインダスクリーンに使用するマイクロレンズアレイを例にして説明する。
[発明の実施の形態1]
最初に、本発明の実施の形態1について、図1?図4を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係るグレースケールマスクを使用した露光装置を示す概略構成図である。図2は、同実施の形態1に係るグレースケールマスクの概略を示す模式図である。図3は、図2のグレースケールマスクのグレースケールパターンを転写した光学基材上のレジスト層の概略を示す模式図である。図4は、図3のレジスト層のレジスト露光写真を示す図である。
まず、本発明の実施の形態1に係るグレースケールマスクを備えた露光装置(ステッパ)10の概要について説明する。図1に示すように、本実施の形態における露光装置10は、グレースケールマスク20等のマスクに形成されたグレースケールパターン21等のパターンを、ウェハや光学基材3上に設けたレジスト層30に、被転写範囲をずらしながら複数回転写して、レジスト層30における必要な範囲(必要範囲31)に対してパターン転写を行う装置であり、光源11、ビームエキスパンダー12、折り曲げミラー13、回折光学素子14、アフォーカルズームレンズ15、回折光学素子16、ズームレンズ17、インテグレータ光学系18、コンデンサー光学系19、本実施の形態に係るグレースケールマスク20、投影光学系PL、光学基材3等を有している。
本実施の形態では、露光光(照明光)を供給するための光源11として、例えば248nmの波長の光を供給するKrFエキシマレーザー光源または193nmの波長の光を供給するArFエキシマレーザー光源を備えている。また、光源11からZ方向に沿って射出されたほぼ平行な光束は、X方向に沿って細長く延びた矩形状の断面を有しており、一対のレンズ12aおよび12bからなるビームエキスパンダー12に入射して、所定の矩形状の断面を有する光束に整形されるようになっている。
さらに、整形光学系としてのビームエキスパンダー12を介したほぼ平行な光束は、折り曲げミラー13でY方向に偏向された後、回折光学素子14を介して、アフォーカルズームレンズ15に入射するようになっている。一般に、回折光学素子は、ガラス基板に露光光(照明光)の波長程度のピッチを有する段差を形成することによって構成され、入射ビームを所望の角度に回折する作用を有する。具体的には、回折光学素子14は、矩形状の断面を有する平行光束が入射した場合に、そのファーフィールド(またはフラウンホーファー回折領域)に円形状の光強度分布を形成する機能を有する。したがって、回折光学素子14を介した光束は、アフォーカルズームレンズ15の瞳位置に円形状の光強度分布、すなわち円形状の断面を有する光束を形成する。また、アフォーカルズームレンズ15は、アフォーカル系(無焦点光学系)を維持しながら所定の範囲で倍率を連続的に変化させることができるように構成されている。
アフォーカルズームレンズ15を介した光束は、輪帯照明用の回折光学素子16に入射するようになっている。アフォーカルズームレンズ15は、回折光学素子14の発散原点と回折光学素子16の回折面とを光学的にほぼ共役に結んでいる。そして、回折光学素子16の回折面またはその近傍の面の一点に集光する光束の開口数は、アフォーカルズームレンズ15の倍率に依存して変化する。また、輪帯照明用の回折光学素子16は、平行光束が入射した場合に、そのファーフィールドにリング状の光強度分布を形成する機能を有する。
回折光学素子16を介した光束は、ズームレンズ17に入射するようになっている。ズームレンズ17の後側焦点面の近傍には、光源側から順に、第1マイクロフライアイレンズ18aと第2マイクロフライアイレンズ18bとを有するインテグレータ光学系(オプティカルインテグレータ)18の入射面(すなわち第1マイクロフライアイレンズ18aの入射面)が位置決めされている。なお、インテグレータ光学系18は、入射光束に基づいて多数光源を形成するように機能するものである。
上述したように、回折光学素子14を介してアフォーカルズームレンズ15の瞳位置に形成される円形状の光強度分布からの光束は、アフォーカルズームレンズ15から射出された後、様々な角度成分を有する光束となって回折光学素子16に入射する。すなわち、回折光学素子14は、角度光束形成作用を有するオプティカルインテグレータを構成している。一方、回折光学素子16は、平行光束が入射した場合に、そのファーフィールドにリング状の光強度分布を形成する機能を有する。したがって、回折光学素子16を介した光束は、ズームレンズ17の後側焦点面に(ひいてはインテグレータ光学系18の入射面に)、たとえば光軸AXを中心とした輪帯状の照野を形成する。
インテグレータ光学系18の入射面に形成される輪帯状の照野の外径は、ズームレンズ17の焦点距離に依存して変化する。このように、ズームレンズ17は、回折光学素子16とインテグレータ光学系18の入射面とを実質的にフーリエ変換の関係に結んでいる。インテグレータ光学系18に入射した光束は二次元的に分割され、インテグレータ光学系18の後側焦点面にはインテグレータ光学系18への入射光束によって形成される照野と同じ輪帯状の多数光源(以下、「二次光源」という)が形成される。
インテグレータ光学系18の後側焦点面に形成された輪帯状の二次光源からの光束は、コンデンサー光学系19の集光作用を受けた後、所定のパターンが形成されたグレースケールマスク20を重畳的に照明する。グレースケールマスク20のグレースケールパターン21を透過した光束は、投影光学系PLを介して、石英やガラス等で形成された基板(光学基材3)上にフォトレジストを塗布して設けたレジスト層30にグレースケールパターン21の像を形成する。こうして、投影光学系PLの光軸AXと直交する平面(XY平面)内において光学基材3等を二次元的に駆動制御しながらスキャン露光を行うことにより、光学基材3上に設けたレジスト層30の必要範囲31にはグレースケールマスク20のグレースケールパターン21が逐次転写される。
次に、本実施の形態のグレースケールマスク20について、さらに詳細に説明する。本実施の形態のグレースケールマスク20は、マスクに形成されているグレースケールパターン21に特徴を有している。すなわち、図2に示すように、1回の転写作業で転写されるグレースケールパターン21の領域22(これを転写元領域又は転写1回分の転写元領域という)は、レジスト層30にグレースケールパターン21を転写する(転写可能な)転写元部23と、レジスト層30にグレースケールパターン21を転写しない(転写不可能な)非転写元部24とが混在した構成となっている。そして、これらの転写元領域を組み合わせてレジスト層30にパターンを転写することで、所望のパターン転写を行うことができるようになっている。逆に言えば、本実施の形態のグレースケールマスク20は、所望のグレースケールパターン21を分割してマスク内に配置する際に、それぞれの転写元領域22に対して、転写元部23と非転写元部24が混在するような構成に分割されるように設計されている。
また、本実施の形態では、そのグレースケールパターン21の転写1回分の転写元領域22には、非転写元部24によって複数の転写元部23が互いに隔てられた構成となっている箇所を有している。さらに、本実施の形態では、グレースケールパターン21の転写1回分の転写元領域22に、非転写元部24によって複数の線状の転写元部23が互いに隔てられた構成となっている箇所を有している。なお、図2では、全ての転写元部23が線状に構成されている。また、本実施の形態では、この複数の線状の転写元部23の長手方向の端部は、互いに位置をずらすように構成されている。
次に、このようなグレースケールマスク20を使用した露光装置(ステッパ)10での光学素子の露光工程について、図2〜図4を用いて説明する。なお、露光工程以外の製造工程については、従来と同じであるので、説明を省略する。
まず、石英やガラス等からなり、表面にフォトレジストを塗布してレジスト層30を設けた光学基材3と、前記した転写元領域22に転写元部23と非転写元部24とが混在した構成のグレースケールパターン21が形成されたグレースケールマスク20を用意し、露光装置(ステッパ)10に配置する。
次に、グレースケールパターン21のうち、転写元領域22Aに形成された転写元部23Aと非転写元部24Aを含むパターンを、レジスト層30の必要範囲31内の所定位置である被転写範囲32Aに転写し、レジスト層30上に転写元部23Aに対応する転写先部33Aと、非転写元部24Aに対応する非転写先部34Aとを形成する。
さらに、グレースケールマスク20若しくは光学基材3のどちらか一方又は双方を所定方向に所定量ずらし、グレースケールパターン21のうち、転写元領域22Bに形成された転写元部23Bと非転写元部24Bを含むパターンを、レジスト層30の必要範囲31内の所定位置である被転写範囲32Bに転写し、レジスト層30上に転写元部23Bに対応する転写先部33Bと、非転写元部24Bに対応する非転写先部34Bとを形成する。なお、ここでは、図3における右方向で、なおかつ次に転写される線状の転写先部33Bの左端部が、前に転写された線状の転写先部33Aの右端部と接する位置に動かし、パターン転写を行う。
また、グレースケールマスク20若しくは光学基材3のどちらか一方又は双方を所定方向に所定量ずらし、グレースケールパターン21のうち、転写元領域22Cに形成された転写元部23Cと非転写元部24Cを含むパターンを、レジスト層30の必要範囲31内の所定位置である被転写範囲32Cに転写し、レジスト層30上に転写元部23Cに対応する転写先部33Cと、非転写元部24Cに対応する非転写先部34Cとを形成する。なお、ここでは、図3における左下方向(被転写範囲32Aの下位置)で、なおかつ次に転写される線状の転写先部33Cが、前に転写された線状の転写先部33A同士の間の非転写先部34Aに位置するように動かし、パターン転写を行う。
またさらに、グレースケールマスク20若しくは光学基材3のどちらか一方又は双方を所定方向に所定量ずらし、グレースケールパターン21のうち、転写元領域22Dに形成された転写元部23Dと非転写元部24Dを含むパターンを、レジスト層30の必要範囲31内の所定位置である被転写範囲32Dに転写し、レジスト層30上に転写元部23Dに対応する転写先部33Dと、非転写元部24Dに対応する非転写先部34Dとを形成する。なお、ここでは、図3における右方向(被転写範囲32Bの下位置)で、なおかつ次に転写される線状の転写先部33Dが、前に転写された線状の転写先部33B同士の間の非転写先部34Bに位置し、また、次に転写される線状の転写先部33Dの左端部が、前に転写された線状の転写先部33Cの右端部と接するような位置に動かし、パターン転写を行う。
そして、これと同様に、レジスト層30にグレースケールパターン21を被転写範囲32をずらしながら複数回転写することを繰り返し行う際に、以前の回の転写時に転写1回分の転写元領域22における非転写元部24が対応してグレースケールパターン21が転写されていないレジスト層30の非転写先部34に、その後の回の転写時に転写1回分の転写元領域22における転写元部23が対応して当該非転写先部34にグレースケールパターン21が転写されて転写先部33となるようにし、これを順次行うことで、最終的にレジスト層30の必要範囲31全体へのグレースケールパターン21の転写を行う。その後、レジスト層30の現像を行ってレジスト層30に光学素子としてのマイクロレンズアレイの表面形状に対応した形状を形成する工程等を経て、所望の光学素子とする。
[発明の実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について、図5〜図7を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態2に係るグレースケールマスクの概略を示す模式図である。図6は、図5のグレースケールマスクのグレースケールパターンを転写した光学基材上のレジスト層の概略を示す模式図である。図7は、図5のレジスト層のレジスト露光写真を示す図である。なお、本実施の形態において、前記した実施の形態1と同様の箇所については、詳しい説明を省略する。
ここで、前記した実施の形態1のグレースケールマスク20のグレースケールパターン21の転写1回分の転写元領域22は、非転写元部24によって複数の線状の転写元部23が互いに隔てられた構成となっていたのに対し、本実施の形態では、図5に示すように、グレースケールマスク40のグレースケールパターン41の転写1回分の転写元領域42には、非転写元部44によって複数の点状の転写元部43が互いに隔てられた構成となっている点が異なる。
以下、このグレースケールマスク40を用いた露光装置(ステッパ)10での光学素子の露光工程について、図5?図7を用いて説明する。
まず、石英やガラス等からなり、表面にフォトレジストを塗布してレジスト層50を設けた光学基材5と、転写元領域42に転写元部43と非転写元部44とが混在した構成のグレースケールパターン41が形成されたグレースケールマスク40を用意し、露光装置(ステッパ)10に配置する。
次に、グレースケールパターン41のうち、転写元領域42Aに形成された転写元部43Aと非転写元部44Aを含むパターンを、レジスト層50の必要範囲51内の所定位置である被転写範囲52Aに転写し、レジスト層50上に転写元部43Aに対応する転写先部53Aと、非転写元部44Aに対応する非転写先部54Aとを形成する。
さらに、グレースケールマスク40若しくは光学基材5のどちらか一方又は双方を所定方向に所定量ずらし、グレースケールパターン41のうち、転写元領域42Bに形成された転写元部43Bと非転写元部44Bを含むパターンを、レジスト層50の必要範囲51内の所定位置である被転写範囲52Bに転写し、レジスト層50上に転写元部43Bに対応する転写先部53Bと、非転写元部44Bに対応する非転写先部54Bとを形成する。なお、ここでは、図6における右方向で、なおかつ次に転写される点状の転写先部53Bの左半分が、前に転写された非転写先部54Aの右半分の一部を埋めるような位置に動かし、パターン転写を行う。
また、グレースケールマスク40若しくは光学基材5のどちらか一方又は双方を所定方向に所定量ずらし、グレースケールパターン41のうち、転写元領域42Cに形成された転写元部43Cと非転写元部44Cを含むパターンを、レジスト層50の必要範囲51内の所定位置である被転写範囲52Cに転写し、レジスト層50上に転写元部43Cに対応する転写先部53Cと、非転写元部44Cに対応する非転写先部54Cとを形成する。なお、ここでは、図6における左下方向(被転写範囲52Aの下位置)で、なおかつ次に転写される点状の転写先部53Cの上半分が、前に転写された非転写先部54A及び非転写先部54Bの一部を埋めるような位置に動かし、パターン転写を行う。
またさらに、グレースケールマスク40若しくは光学基材5のどちらか一方又は双方を所定方向に所定量ずらし、グレースケールパターン41のうち、転写元領域42Dに形成された転写元部43Dと非転写元部44Dを含むパターンを、レジスト層50の必要範囲51内の所定位置である被転写範囲52Dに転写し、レジスト層50上に転写元部43Dに対応する転写先部53Dと、非転写元部44Dに対応する非転写先部54Dとを形成する。なお、ここでは、図6における右方向(被転写範囲52Bの下位置)で、なおかつ次に転写される点状の転写先部53Dの左半分及び上半分が、前に転写された非転写先部54A,非転写先部54B及び非転写先部54Cの一部を埋めるような位置に動かし、パターン転写を行う。
そして、これと同様に、レジスト層50にグレースケールパターン41を被転写範囲52をずらしながら複数回転写することを繰り返し行う際に、以前の回の転写時に転写1回分の転写元領域42における非転写元部44が対応してグレースケールパターン41が転写されていないレジスト層50の非転写先部54に、その後の回の転写時に転写1回分の転写元領域42における転写元部43が対応して当該非転写先部54にグレースケールパターン41が転写されて転写先部53となるようにし、これを順次行うことで、最終的にレジスト層50の必要範囲51全体へのグレースケールパターン41の転写を行う。その後、レジスト層50の現像を行ってレジスト層50に光学素子としてのマイクロレンズアレイの表面形状に対応した形状を形成する工程等を経て、所望の光学素子とする。
以上のように、各実施の形態の光学素子の製造方法によれば、グレースケールマスク20,40におけるグレースケールパターン21,41の転写1回分の転写元領域22,42は、レジスト層30,50にグレースケールパターン21,41を転写する転写元部23,43と、レジスト層30,50にグレースケールパターン21,41を転写しない非転写元部24,44とが混在した構成となっており、この構成の転写元領域22,42によるレジスト層30,50における転写1回分の被転写範囲32,52は、転写元部23,43に対応してグレースケールパターン21,41が転写される転写先部33,53と、非転写元部24,44に対応してグレースケールパターン21,41が転写されない非転写先部34,54とが混在した構成となり、レジスト層30,50にグレースケールパターン21,41を被転写範囲32,52をずらしながら複数回転写する際に、以前の回の転写時の非転写先部34,54に、その後の回の転写時にグレースケールパターン21,41が転写されて転写先部33,53となり、これを順次行うことで、必要範囲31,51全体への転写を行うため、光学基材3,5上のレジスト層30,50にグレースケールマスク20,40のグレースケールパターン21,41を転写する場合において、レジスト層30,50における転写の必要範囲31,51が転写1回分の被転写範囲32,52より広く、当該1回分の被転写範囲32,52をずらしながら複数回に分けて転写することで必要範囲31,51全体のパターン転写を行う際に、転写するパターンがどのようなパターンであっても、図3の符号35の領域に対する図4の符号35の領域及び図6の符号55の領域に対する図7の符号55の領域に示すように、転写1回分の被転写範囲32,52同士の境界部の形状異常を低減して、より綺麗な表面形状の光学素子を製造することができる。
なお、以上説明した実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。
例えば、前記した各実施の形態では、グレースケールパターンの転写元領域には、非転写元部によって線状又は点状に隔てられた転写元部を有する構成となっていたが、これに限るものではない。すなわち、グレースケールパターンの転写元領域の転写元部及び非転写元部の形状は、それぞれの転写元領域同士の境界部の形状を凹凸や空白部を有する形状にする等によりできるだけはっきりとした境界線が形成されないようにすることで、転写1回分の被転写範囲同士の境界部の形状異常を低減して、より綺麗な表面形状の光学素子を製造することができるものであれば、適宜の形状であれば良い。
例としては、グレースケールパターンの転写1回分の転写元領域に、非転写元部によって転写元部が不規則的な虫食い状の構成となっている箇所を有していても良い。
さらに、他の例としては、グレースケールパターンの転写1回分の転写元領域に、非転写元部によって転写元部が規則的な形状となっている箇所を有していても良い。
またさらに、グレースケールパターンの転写1回分の転写元領域に、転写元部及び非転写元部で、前記した複数の異なる形状が混在するように形成されていても良い。
また、前記した各実施の形態では、便宜的に、ずらしながら複数回転写されるグレースケールパターンの転写1回分の転写元領域としていずれも同じ構成のものを用い、これを繰り返し転写するようにしていたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、グレースケールパターンの転写1回分の転写元領域の構成は、異なるパターンのものをある一定の周期で使うようになっていても良いし、また、毎回全く異なるものを使うようになっていても良く、最終的にレジスト層の必要範囲全体においてパターン転写の空白部がなく、かつ、転写1回分の被転写範囲同士の境界部の形状異常が低減されるように、パターン転写がなされるようになっていれば良い。
3 光学基材
10 露光装置
20,40 グレースケールマスク
21,41 グレースケールパターン
22,42 転写1回分の転写元領域
23,43 転写元部
24,44 非転写元部
30,50 レジスト層
31,51 レジスト層の必要範囲
32,52 転写1回分の被転写範囲
33,53 転写先部
34,54 非転写先部

Claims (6)

  1. グレースケールマスクに形成されたグレースケールパターンを、光学基材上に設けたレジスト層に、被転写範囲をずらしながら複数回転写して、前記レジスト層の必要範囲への転写を行い、その後、前記レジスト層の現像を行って該レジスト層に光学素子の表面形状に対応した形状を形成する工程を有する光学素子の製造方法において、
    前記グレースケールマスクにおける前記グレースケールパターンの転写1回分の転写元領域は、前記レジスト層に前記グレースケールパターンを転写する転写元部と、前記レジスト層に前記グレースケールパターンを転写しない非転写元部とが混在した構成となっており、
    当該構成の前記グレースケールパターンの転写1回分の転写元領域による前記レジスト層における転写1回分の被転写範囲は、前記転写元部に対応して前記グレースケールパターンが転写される転写先部と、前記非転写元部に対応して前記グレースケールパターンが転写されない非転写先部とが混在した構成となり、
    前記レジスト層に前記グレースケールパターンを前記被転写範囲をずらしながら複数回転写する際に、以前の回の転写時に転写1回分の転写元領域における前記非転写元部が対応して前記グレースケールパターンが転写されていない前記レジスト層の非転写先部に、その後の回の転写時に転写1回分の転写元領域における前記転写元部が対応して当該非転写先部に前記グレースケールパターンが転写されて転写先部となり、これを順次行うことで、前記レジスト層の前記必要範囲全体への前記グレースケールパターンの転写を行うことを特徴とすることを特徴とする光学素子の製造方法。
  2. 前記グレースケールパターンの転写1回分の転写元領域には、前記非転写元部によって複数の前記転写元部が互いに隔てられた構成となっている箇所を有することを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。
  3. 前記グレースケールパターンの転写1回分の転写元領域には、前記非転写元部によって複数の線状の前記転写元部が互いに隔てられた構成となっている箇所を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学素子の製造方法。
  4. 前記グレースケールパターンの転写1回分の転写元領域には、前記非転写元部によって複数の点状の前記転写元部が互いに隔てられた構成となっている箇所を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の光学素子の製造方法。
  5. 前記グレースケールパターンの転写1回分の転写元領域には、前記非転写元部によって前記転写元部が不規則的な虫食い状の構成となっている箇所を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の光学素子の製造方法。
  6. 前記グレースケールパターンの転写1回分の転写元領域には、前記非転写元部によって前記転写元部が規則的な形状となっている箇所を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載の光学素子の製造方法。
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