JP2011064533A - 燃料判別装置 - Google Patents

燃料判別装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011064533A
JP2011064533A JP2009214410A JP2009214410A JP2011064533A JP 2011064533 A JP2011064533 A JP 2011064533A JP 2009214410 A JP2009214410 A JP 2009214410A JP 2009214410 A JP2009214410 A JP 2009214410A JP 2011064533 A JP2011064533 A JP 2011064533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
heavy oil
kerosene
light transmittance
ultraviolet light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009214410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5223825B2 (ja
Inventor
Rie Osaki
理江 大▲崎▼
Etsuro Yasuda
悦朗 安田
Koichi Nagatani
康一 永谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Nippon Soken Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2009214410A priority Critical patent/JP5223825B2/ja
Publication of JP2011064533A publication Critical patent/JP2011064533A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5223825B2 publication Critical patent/JP5223825B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】軽油に重油または灯油が混入されているか否かを正確に判定可能にする。
【解決手段】重油の赤外光透過率と軽油の赤外光透過率は異なるため、赤外光発光素子13および赤外光受光素子14を用いて検査対象燃料の赤外光透過率を測定し、その赤外光透過率に基づいて検査対象燃料への重油の混入の有無を判定する。また、灯油の紫外光透過率と軽油の紫外光透過率は異なるため、紫外光発光素子15と紫外光受光素子16を用いて検査対象燃料の紫外光透過率を測定し、その紫外光透過率に基づいて検査対象燃料への灯油の混入の有無を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、軽油に重油または灯油が混入されているか否かを判定する燃料判別装置に関するものである。
従来、検査対象となる燃料の屈折率及び温度を検出し、その検出結果に基づいて軽油に他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−145340号公報
しかしながら、特許文献1の図4に示されるように、A重油が混合された軽油(以下、重油混合軽油または粗悪燃料という)の屈折率の値と、他の種類の燃料が混合されていない軽油(以下、正規軽油という)の屈折率の値は非常に近く、また、灯油が混合された軽油(以下、灯油混合軽油または粗悪燃料という)の屈折率の値と、正規軽油の屈折率の値も非常に近い。実際は、粗悪燃料と正規軽油の屈折率の範囲が重なっているものもあるため、正規軽油か重油混合軽油か灯油混合軽油かを屈折率から判別することは困難である。
また、A重油と灯油をともに混合した場合、軽油相当の屈折率となるため、正規軽油と粗悪燃料の区別もできない。
本発明は上記点に鑑みて、軽油に重油または灯油が混入されているか否かを正確に判定可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、第1測定手段(13、14、S100)により測定した赤外光透過率に基づいて第1判定手段(S120)が検査対象燃料への重油の混入の有無を判定し、第2測定手段(15、16、S110)により測定した紫外光透過率に基づいて第2判定手段(S130)が検査対象燃料への灯油の混入の有無を判定することを特徴とする。
これによると、重油の赤外光透過率と軽油の赤外光透過率は異なるため、赤外光透過率に基づいて軽油に重油が混入されているか否かを判定することができる。また、灯油の紫外光透過率と軽油の紫外光透過率は異なるため、紫外光透過率に基づいて軽油に灯油が混入されているか否かを判定することができる。したがって、軽油に重油または灯油が混入されているか否かを正確に判定にすることができる。
この場合、重油の赤外光透過率は軽油の赤外光透過率よりも低く、灯油の紫外光透過率は軽油の紫外光透過率よりも高いため、請求項2に記載の発明のように、赤外光透過率が第1基準値よりも低いときに重油の混入有りと判定し、紫外光透過率が第2基準値よりも高いときに灯油の混入有りと判定することにより、軽油に重油が混入されているか否かを正確に判定することができるとともに、軽油に灯油が混入されているか否かを正確に判定することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の燃料判別装置において、重油濃度と赤外光透過率との関係を定義した重油濃度データを記憶する重油濃度データ記憶手段(172)を備え、第1判定手段(S120)は赤外光透過率に基づいて重油濃度データから検査対象燃料中の重油濃度を求めることを特徴とする。
これによると、重油濃度と赤外光透過率は所定の関係を有しているため、重油が混入されている場合の重油濃度を求めることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の燃料判別装置において、灯油濃度と紫外光透過率との関係を重油濃度毎に定義した重油濃度毎灯油濃度データを記憶する灯油濃度データ記憶手段(172)を備え、第2判定手段(S130)は重油濃度と紫外光透過率とに基づいて重油濃度毎灯油濃度データから検査対象燃料中の灯油濃度を求めることを特徴とする。
これによると、灯油濃度と紫外光透過率は重油濃度毎に所定の関係を有しているため、重油濃度にかかわらず灯油濃度を正確に求めることができる。
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の燃料判別装置において、第1測定手段(13、14、S100)は、検査対象燃料に向けて赤外光を発光する赤外光発光素子(13)と、赤外光発光素子(13)から発光されて検査対象燃料を通過した赤外光を受光する赤外光受光素子(14)とを備えることを特徴とする。
これによると、赤外光を用いて検査対象燃料の赤外光透過率を測定することができる。
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の燃料判別装置において、第2測定手段(15、16、S110)は、検査対象燃料に向けて紫外光を発光する紫外光発光素子(15)と、紫外光発光素子(15)から発光されて検査対象燃料を通過した紫外光を受光する紫外光受光素子(16)とを備えることを特徴とする。
これによると、紫外光を用いて検査対象燃料の紫外光透過率を測定することができる。
請求項7に記載の発明では、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の燃料判別装置において、第1判定手段(S120)および第2判定手段(S130)による判定結果を表示する表示部(2)を備えることを特徴とする。
これによると、判定結果を容易に確認することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態に係る燃料判別装置の全体構成を示す模式的な平面図である。 図1のセル11の斜視図である。 軽油、A重油、および灯油に関する、入射光の波長と光透過率との関係を示す図である。 図3における入射光の波長が900nm以下の領域を拡大して示す図である。 国内市販軽油にA重油を混入させた燃料の、紫外域から赤外域の光透過率特性を示す図である。 波長870nmの赤外光発光素子13を用いた場合の、A重油濃度と光透過率との関係を示す図である。 波長365nmの紫外光発光素子15を用いた場合の、重油濃度毎の灯油濃度と光透過率との関係を示す図である。 図1の制御装置17にて実行される制御処理のフローチャートである。
本発明の一実施形態について説明する。図1は一実施形態に係る燃料判別装置の全体構成を示す模式的な平面図、図2は図1のセルの斜視図である。
この燃料判別装置は、ディーゼルエンジンに使用される燃料(すなわち軽油)に重油または灯油が混入されているか否かを判定するものであり、例えば整備工場にて用いられる。
燃料判別装置は、検査対象燃料の光透過率を測定し、その光透過率に基づいて軽油に重油または灯油が混入されているか否かを判定するとともに、重油濃度や灯油濃度を演算する検出部1と、検出部1による判定結果や演算結果を表示する表示部2と、電源スイッチ3とを備えている。
検出部1は、検査対象燃料を入れるセル11を備え、このセル11は、光透過率を低下させ難い材料(例えば石英ガラス)よりなり、セルホルダー12の凹部に挿入されて位置決め保持されている。セルホルダー12には、赤外光Aを通過させるための第1スリット121と、紫外光Bを通過させるための第2スリット122とが形成されている。
セル11内において光が透過する部分の長さ(すなわち光路長)L1、L2は、本実施例では、赤外光Aの光路長L1は10mm、紫外光Bの光路長L2は1mmにしている。
セルホルダー12の外部で且つ第1スリット121の一端側には、通電時にセル11内の検査対象燃料に向けて一定量の赤外光Aを発光する赤外光発光素子13が配置されている。また、セルホルダー12の外部で且つ第1スリット121の他端側には、赤外光発光素子13から発光されて検査対象燃料を透過した赤外光Aを受光し、透過量に応じた電気信号を出力する赤外光受光素子14が配置されている。
セルホルダー12の外部で且つ第2スリット122の一端側には、通電時にセル11内の検査対象燃料に向けて一定量の紫外光Bを発光する紫外光発光素子15が配置されている。また、セルホルダー12の外部で且つ第2スリット122の他端側には、紫外光発光素子15から発光されて検査対象燃料を透過した紫外光Bを受光し、透過量に応じた電気信号を出力する紫外光受光素子16が配置されている。
赤外光発光素子13および紫外光発光素子15は、例えばLEDを用いる。また、赤外光受光素子14および紫外光受光素子16は、例えばPD(フォトダイオード)を用いる。
検出部1は、制御装置17を備えている。この制御装置17は、CPU171、ROM172、RAM173、I/Oなどを備えた周知のマイクロコンピュータによって構成され、ROM172などに記憶されたプログラムに従って各種演算や処理を行う。
この制御装置17は、赤外光受光素子14および紫外光受光素子16から電気信号が入力され、その電気信号に基づいて赤外光Aの透過量(以下、赤外光透過量という)および紫外光Bの透過量(以下、紫外光透過量という)を演算する。
さらに、制御装置17は、既知である赤外光発光素子13からの赤外光Aの発光量(以下、赤外光入射量という)と、演算にて求めた赤外光透過量とに基づいて、赤外光透過率を演算する。なお、赤外光透過率=赤外光透過量/赤外光入射量、である。
さらにまた、制御装置17は、既知である紫外光発光素子15からの紫外光Bの発光量(以下、紫外光入射量という)と、演算にて求めた紫外光透過量とに基づいて、紫外光透過率を演算する。なお、紫外光透過率=紫外光透過量/紫外光入射量、である。
そして、制御装置17は、赤外光透過率および紫外光透過率に基づいて、軽油に重油または灯油が混入されているか否かを判定するとともに、重油濃度や灯油濃度を演算し、その判定結果や演算結果を表示部2に表示させるようになっている。
図3は、軽油、A重油、および灯油に関する、光路長が1mmの場合の、入射光の波長と光透過率との関係を示す図である。図4は、図3における入射光の波長が900nm以下の領域を拡大して示す図である。
図3、図4に示すように、軽油、A重油、および灯油の光透過率特性は異なる。具体的には、入射光の波長が580nm以上の領域C(図4参照)では、軽油および灯油の光透過率は等しく、且つ、重油の光透過率は軽油および灯油の光透過率よりも低くなっている。また、入射光の波長が300〜500nmの領域D(図4参照)では、軽油、重油、および灯油のそれぞれの透過率が異なっている。
図5は、国内市販軽油にA重油を混入させた燃料の、光路長が10mmの場合の、紫外域から赤外域の光透過率特性を示す図である。なお、光路長を10mmとしたのは、重油濃度に対する光透過率変化を大きく捉えるためである。
図5に示すように、A重油の濃度が増加するに従い、光透過率が低下する。そして、前述したように入射光の波長が580nm以上の領域Cでは軽油および灯油の光透過率は等しいため、この領域Cの光透過率から、軽油中のA重油濃度、灯油中のA重油濃度、もしくは灯油と軽油の混合燃料中のA重油濃度を検出することができる。
そして、赤外域(すなわち波長780nm以上)では光透過率が燃料の色の影響を受けないため、本実施形態では、赤外光発光素子13として波長870nmの市販LEDを用いている。なお、図6は、波長870nmの赤外光発光素子13を用いた場合の、A重油濃度と光透過率との関係を示す図である。この図6に示されたA重油濃度と光透過率との関係は、重油濃度データとしてROM172に記憶されている。なお、ROM172は、本発明の重油濃度データ記憶手段に相当する。
前述したように入射光の波長が300〜500nmの領域Dでは、軽油、重油、および灯油のそれぞれの透過率が異なっているため、この領域Dの光透過率から灯油濃度を検出することができる。
そして、紫外域(すなわち波長380nm以下)では光透過率が燃料の色の影響を受けないため、本実施形態では、紫外光発光素子15として波長365nmの市販LEDを用いている。なお、図7は、波長365nmの紫外光発光素子15を用いた場合の、光路長が1mmの場合における、重油濃度毎の灯油濃度と光透過率との関係を示す図である。この図7に示された重油濃度毎の灯油濃度と光透過率との関係は、重油濃度毎灯油濃度データとしてROM172に記憶されている。なお、ROM172は、本発明の灯油濃度データ記憶手段に相当する。
次に、重油または灯油の混入判定および濃度演算について説明する。図8は制御装置17にて実行される制御処理のフローチャートである。
まず、検査対象燃料をセル11に入れ、このセル11をセルホルダー12にセットする。そして、電源スイッチ3を入れると、表示部2、赤外光発光素子13、赤外光受光素子14、紫外光発光素子15、紫外光受光素子16、および制御装置17に通電され、制御装置17は制御処理を開始する。
図8に示すように、制御装置17は、まず、赤外光受光素子14からの電気信号に基づいて赤外光透過量を測定して、赤外光透過率を演算する(S100)。なお、S100、赤外光発光素子13、および赤外光受光素子14は、本発明の第1測定手段を構成する。
続いて、紫外光受光素子16からの電気信号に基づいて紫外光透過量を測定して、紫外光透過率を演算する(S110)。なお、S110、紫外光発光素子15、および紫外光受光素子16は、本発明の第2測定手段を構成する。
続いて、第1判定手段としてのS120では、S100で求めた赤外光透過率に基づいて検査対象燃料への重油の混入の有無を判定する。具体的には、赤外光透過率が第1基準値(本例では、1.0)よりも低いときに重油の混入有りと判定する。
また、このS120では、S100で求めた赤外光透過率に基づいて、ROM172に記憶された重油濃度データ(図6参照)から検査対象燃料中の重油濃度を求める。
なお、S120では、赤外光透過率を第1基準値と比較して重油の混入有無を判定したが、赤外光透過率に基づいて求めた重油濃度が0%である場合は重油の混入無しと判定し、赤外光透過率に基づいて求めた重油濃度が0%でない場合は重油の混入有りと判定するようにしてもよい。
続いて、第2測定手段としてのS130では、S110で求めた紫外光透過率およびS120で求めた重油濃度に基づいて検査対象燃料への灯油の混入の有無を判定する。具体的には、紫外光透過率が第2基準値よりも高いときに灯油の混入有りと判定する。
ここで、図7に示すように、重油濃度毎に灯油濃度と光透過率との関係が異なるため、重油濃度毎に第2基準値の値が異なる。すなわち、各重油濃度の燃料において灯油濃度が0%である場合の紫外光透過率の値が第2基準値となる。因みに、重油濃度が0%(すなわち、重油混入無し)の場合の第2基準値は、0.23である。
また、このS130では、S110で求めた紫外光透過率およびS120で求めた重油濃度に基づいて、ROM172に記憶された重油濃度毎灯油濃度データ(図7参照)から検査対象燃料中の灯油濃度を求める。具体的には、重油濃度毎灯油濃度データの中から、S120で求めた重油濃度に対応するデータを選定し、S110で求めた紫外光透過率に基づいてその選定したデータから検査対象燃料中の灯油濃度を求める。
なお、S130では、紫外光透過率を第2基準値と比較して灯油の混入有無を判定したが、紫外光透過率に基づいて求めた灯油濃度が0%である場合は灯油の混入無しと判定し、紫外光透過率に基づいて求めた灯油濃度が0%でない場合は灯油の混入有りと判定するようにしてもよい。
続いて、S140では、S120およびS130での判定結果および演算結果を出力して、表示部2に表示させる。具体的には、正規軽油か粗悪燃料かを表示させ、粗悪燃料の場合はさらに、重油濃度および灯油濃度を表示させる。
以上述べたように、本実施形態によると、軽油に重油や灯油が混入されているか否かを正確に判定にすることができる。また、重油や灯油が混入されている場合の重油濃度や灯油濃度を正確に求めることができる。
13 赤外光発光素子(第1測定手段)
14 赤外光受光素子(第1測定手段)
15 紫外光発光素子(第2測定手段)
16 紫外光受光素子(第2測定手段)

Claims (7)

  1. 軽油に重油または灯油が混入されているか否かを判定する燃料判別装置であって、
    赤外光を用いて検査対象燃料の赤外光透過率を測定する第1測定手段(13、14、S100)と、
    前記第1測定手段(13、14、S100)にて測定した赤外光透過率に基づいて検査対象燃料への重油の混入の有無を判定する第1判定手段(S120)と、
    紫外光を用いて検査対象燃料の紫外光透過率を測定する第2測定手段(15、16、S110)と、
    前記第2測定手段(15、16、S110)にて測定した紫外光透過率に基づいて検査対象燃料への灯油の混入の有無を判定する第2判定手段(S130)とを備えることを特徴とする燃料判別装置。
  2. 前記第1判定手段(S120)は、前記第1測定手段(13、14、S100)にて測定した赤外光透過率が第1基準値よりも低いときに重油の混入有りと判定し、
    前記第2判定手段(S130)は、前記第2測定手段(15、16、S110)にて測定した紫外光透過率が第2基準値よりも高いときに灯油の混入有りと判定することを特徴とする請求項1に記載の燃料判別装置。
  3. 重油濃度と赤外光透過率との関係を定義した重油濃度データを記憶する重油濃度データ記憶手段(172)を備え、
    前記第1判定手段(S120)は、前記第1測定手段(13、14、S100)にて測定した赤外光透過率に基づいて前記重油濃度データから検査対象燃料中の重油濃度を求めることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料判別装置。
  4. 灯油濃度と紫外光透過率との関係を重油濃度毎に定義した重油濃度毎灯油濃度データを記憶する灯油濃度データ記憶手段(172)を備え、
    前記第2判定手段(S130)は、前記第1判定手段(S120)にて求めた重油濃度と前記第2測定手段(15、16、S110)にて測定した紫外光透過率とに基づいて前記重油濃度毎灯油濃度データから検査対象燃料中の灯油濃度を求めることを特徴とする請求項3に記載の燃料判別装置。
  5. 前記第1測定手段(13、14、S100)は、
    検査対象燃料に向けて赤外光を発光する赤外光発光素子(13)と、
    前記赤外光発光素子(13)から発光されて検査対象燃料を通過した赤外光を受光する赤外光受光素子(14)とを備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の燃料判別装置。
  6. 前記第2測定手段(15、16、S110)は、
    検査対象燃料に向けて紫外光を発光する紫外光発光素子(15)と、
    前記紫外光発光素子(15)から発光されて検査対象燃料を通過した紫外光を受光する紫外光受光素子(16)とを備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の燃料判別装置。
  7. 前記第1判定手段(S120)および前記第2判定手段(S130)による判定結果を表示する表示部(2)を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の燃料判別装置。
JP2009214410A 2009-09-16 2009-09-16 燃料判別装置 Expired - Fee Related JP5223825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009214410A JP5223825B2 (ja) 2009-09-16 2009-09-16 燃料判別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009214410A JP5223825B2 (ja) 2009-09-16 2009-09-16 燃料判別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011064533A true JP2011064533A (ja) 2011-03-31
JP5223825B2 JP5223825B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=43950952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009214410A Expired - Fee Related JP5223825B2 (ja) 2009-09-16 2009-09-16 燃料判別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5223825B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5555870B1 (ja) * 2014-01-24 2014-07-23 三晃精機株式会社 不正燃料の判別方法及び判別装置
KR20150057511A (ko) * 2013-11-19 2015-05-28 한국전자통신연구원 광 회로형 유류 검사 센서 장치 및 광 회로형 유류 검사 센서 소자의 제조 방법
JP2015137983A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 株式会社堀場製作所 光学分析装置
WO2018065547A1 (en) * 2016-10-06 2018-04-12 Institut National De La Sante Et De La Recherche Medicale (Inserm) Device for monitoring the density of a sample and associated method

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6111639A (ja) * 1984-06-27 1986-01-20 Shin Meiwa Ind Co Ltd 油種判別装置
JPH1114542A (ja) * 1997-06-19 1999-01-22 Yokogawa Electric Corp 油種判別装置
JP2007024886A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Korea Petroleum Quality Inspection Inst 車両搭載型燃料検査装置
JP2008032694A (ja) * 2006-07-04 2008-02-14 Dkk Toa Corp 油種識別方法及び油種識別器
JP2009145145A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Dkk Toa Corp 軽油識別方法及び軽油モニタ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6111639A (ja) * 1984-06-27 1986-01-20 Shin Meiwa Ind Co Ltd 油種判別装置
JPH1114542A (ja) * 1997-06-19 1999-01-22 Yokogawa Electric Corp 油種判別装置
JP2007024886A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Korea Petroleum Quality Inspection Inst 車両搭載型燃料検査装置
JP2008032694A (ja) * 2006-07-04 2008-02-14 Dkk Toa Corp 油種識別方法及び油種識別器
JP2009145145A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Dkk Toa Corp 軽油識別方法及び軽油モニタ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150057511A (ko) * 2013-11-19 2015-05-28 한국전자통신연구원 광 회로형 유류 검사 센서 장치 및 광 회로형 유류 검사 센서 소자의 제조 방법
KR102106091B1 (ko) 2013-11-19 2020-04-29 한국전자통신연구원 광 회로형 유류 검사 센서 장치 및 광 회로형 유류 검사 센서 소자의 제조 방법
JP2015137983A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 株式会社堀場製作所 光学分析装置
JP5555870B1 (ja) * 2014-01-24 2014-07-23 三晃精機株式会社 不正燃料の判別方法及び判別装置
WO2018065547A1 (en) * 2016-10-06 2018-04-12 Institut National De La Sante Et De La Recherche Medicale (Inserm) Device for monitoring the density of a sample and associated method

Also Published As

Publication number Publication date
JP5223825B2 (ja) 2013-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5223825B2 (ja) 燃料判別装置
ATE476650T1 (de) Probenkonzentrationsdetektor mit temperaturausgleich
WO2007120898A3 (en) Carbon monoxide (co) microsir sensor system
WO2007035928A3 (en) Portable electrical appliance with diagnostic system
JP6420651B2 (ja) 光電式煙感知器
CN106448030A (zh) 烟雾探测单元以及发光二极管
JP2004325211A (ja) 散乱光式煙感知器
EP1923691A3 (en) Long-term stable optical sensor arrangement, especially a hydrogen sensor, and combined gas sensor arrangement
CN202274900U (zh) 燃气测量装置以及检定系统
US8593627B2 (en) Apparatus and method for inspecting the inner surface of a tubular structure for contamination
JP2006508356A (ja) 液体内に存在する気泡を検出するための光検出器
JP2008176656A (ja) ガス警報器の点検方法及びガス警報器
JP2013003760A (ja) 煙感知器
JP2017167076A (ja) 色識別装置
JP6668970B2 (ja) ガスセンサ及び情報処理システム
JP2011122968A (ja) 潤滑油劣化モニター装置
JP2010230412A (ja) 潤滑油劣化モニター装置
EP3608657A2 (en) Method and system for enhancing the detection dynamics of a particulate detector and particulate detector
JP2019529873A5 (ja)
JP2009008629A (ja) 液体検出装置
JP5246173B2 (ja) 燃料性状判定装置
TW201416659A (zh) 生物晶片檢測裝置及其光源的檢測方法
JP2009204554A (ja) 塩酸の着色状態の検知方法
JP6043947B2 (ja) 流量計測装置
JP4170878B2 (ja) 屈折率測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees