JP2011062449A - マッサージ機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】施療子21には、マッサージ機構のアーム22と接続されるとともにPTCヒータ30を収容して使用者にPTCヒータ30からの熱を伝達可能な第1及び第2ケース部材31,32と、この第2ケース部材32に設けられる揉み玉24とが備えられる。第1ケース部材31は、アーム22に対して着脱可能に設けられる。また、揉み玉24は第2ケース部材32に対して着脱可能に設けられる。
【選択図】図3
Description
この発明では、揉み玉が熱伝達手段に対して着脱可能に設けられるため、揉み玉のみの交換が可能となるため、よりメンテナンス性の向上を図ることができる。
この発明では、固定部材が揉み玉の外径よりも小さく構成されることで、使用者の首等を挟むようにしてマッサージを行う場合に、固定部材がその部位に当たることを極力抑え、揉み玉によるマッサージ効果を維持することが可能となる。
この発明では、固定部材は、揉み玉よりも幅方向内側に突出するように構成されるため、例えば幅方向に設けられる一対の揉み玉により、使用者の首等を挟んでマッサージをする際に、固定部材により使用者に熱を伝達することができる。
図1は、本実施形態のエアマッサージ機を備えたマッサージ機の概略構成を示す。図1に示すように、マッサージ機10の脚部11は図示しない床面に載置されるとともに、その脚部11の上部には使用者が着座可能な座部12が固定されている。その座部12の後部には、使用者が背中をもたれ掛けさせるための背もたれ部13が傾動可能に設けられるとともに、座部12の前部には使用者の脚を載せることができるオットマン14が傾動可能に設けられている。また、使用者の腕を置くための肘掛け部15が背もたれ部13から座部12の両側前方にかけて設けられている。
制御部40は、図示しない電源スイッチがオン状態に動作され、例えば温熱施療を含むマッサージコースが操作器にて選択されると、マッサージ機構20の前記モータを駆動させるとともに、最大出力温度TmaxのPTCヒータ30に所定の電流A1を印加する。そして、制御部40は、温度センサ42にてPTCヒータ30の熱が伝達させる第2ケース部材32の温度を監視し、その温度が上限温度T1を超えると、電流A1よりも電流値の小さい所定の電流A2をPTCヒータ30に印加する。そして、制御部40は、PTCヒータ30及び熱伝達手段としての第1及び第2ケース部材31,32で構成されるヒータユニット23が上限温度T1及び下限温度T2の範囲内に収まるように温度制御するようになっている。これと並行して、例えば首を中心とした揉み玉24による施療を行う場合、制御部40は、図7(a)(b)に示すように、マッサージ機構20のモータを制御して使用者の首の位置までマッサージ機構20を移動させ、モータにてアームを幅方向に動作させて一対の揉み玉24による挟み動作を行い、使用者の首の施療を行う。この時、揉み玉24よりも幅方向内側に突出する固定部材25が使用者の首とカバー部13bを介して当接し、首に対してPTCヒータ30からの熱を伝達することができるようになっている。
(1)施療子21には、マッサージ機構20のアーム22と接続されるとともにPTCヒータ30を収容して使用者にPTCヒータ30からの熱を伝達可能な第1及び第2ケース部材31,32と、この第2ケース部材32に設けられる揉み玉24とが備えられる。第1ケース部材31は、アーム22に対して着脱可能に設けられるため、PTCヒータ30を収容する第1及び第2ケース部材31,32や揉み玉24を容易に交換することができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
(3)施療子21は、背もたれ部13の幅方向に一対並設される。揉み玉24は第2ケース部材32に対して着脱自在な固定部材25にて背もたれ部13の幅方向内側から接続され、その固定部材25は第2ケース部材32からの熱を使用者に伝達可能に構成される。このように、揉み玉24を幅方向内側から第2ケース部材32に対して着脱自在に接続する固定部材25にて、第2ケース部材32からの熱を使用者に対して伝達することで、使用者の身体のより広い範囲に熱を伝達することが可能となる。ここで、一対の揉み玉24にて使用者の首等を挟むようにしてマッサージを行う場合には、揉み玉の幅方向内側部の部位で挟むこととなる。このため、使用者の首のマッサージと同時に幅方向内側に設けられる固定部材25にて、使用者の首に対しても熱を伝達させることができる。また、揉み玉24よりも幅方向外側にPTCヒータ30を収容する第1及び第2ケース部材31,32を設けることで、使用者の首等の身体を揉み玉にて挟むようなマッサージを行う場合に、その固定部材25と比較して大きな第2ケース部材32が使用者の身体にカバー部13bを介して当接して揉み玉24以外の違和感を与えるといったことが抑えられる。
・上記実施形態では、特に言及していないが、例えば、図7(a)(b)及び図8(a)(b)に示すように、ヒータユニット23に対し、風を送る送風機60を設ける構成を採用してもよい。この場合、例えば上限温度T1となった際に、送風機60からヒータユニット23に対し風を送ることで、ヒータユニット23の温度を下げることができる。
・上記実施形態では、固定部材25の外径は揉み玉24の外径よりも小さくなるよう構成したが、これに限らない。
・上記実施形態では、PTCヒータ30を収容する熱伝達手段としての第1ケース部材31及び第2ケース部材32を揉み玉24の幅方向外側に配置したが、熱伝達手段をとしての第1ケース部材31及び第2ケース部材32を揉み玉24の幅方向内側に配置する構成を採用してもよい。尚、この場合、固定部材25は揉み玉24よりも幅方向外側に配置することとなる。
・上記実施形態では、特に言及していないが、延出部32fと円筒部25aとを嵌合させる際にその寸法精度が高くして密着性を高め、固定部材25側への熱電動効率を高くすることができる。また、延出部32fと円筒部25aとの間に一定の間隙(空気層)を設け、その間隙を埋める熱伝導グリス等の熱伝達部材を介在させる構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、揉み玉24を軸受24a,24bにて円筒部25aを中心に回転可能に構成したが、回転不能に構成してもよい。
・上記実施形態では、背もたれ部13を傾動可能に構成したが、背もたれ部13を傾動不能とした構成を採用してもよい。
Claims (7)
- 使用者が着座可能な座部と、該座部の後部に設けられる背もたれ部とを有し、
前記背もたれ部内に施療子を備えるマッサージ機構を設け、該マッサージ機構により前記使用者の身体をマッサージするマッサージ機であって、
前記施療子は、前記マッサージ機構のアームと接続されるとともに熱源を収容して前記使用者に前記熱源からの熱を伝達可能な熱伝達手段と、該熱伝達手段に設けられる揉み玉とを備え、
前記熱伝達手段は、前記アームに対して着脱可能に設けられたことを特徴とするマッサージ機。 - 請求項1に記載のマッサージ機において、
前記揉み玉は、前記熱伝達手段に対して着脱可能に設けられたことを特徴とするマッサージ機。 - 請求項2に記載のマッサージ機において、
前記施療子は、前記背もたれ部の幅方向に一対並設され、前記揉み玉は、前記背もたれ部の幅方向内側から前記熱伝達手段に対して着脱自在な固定部材が前記熱伝達手段に接続されて固定されるものであり、
前記固定部材は、前記熱伝達手段からの熱を前記使用者に伝達可能に構成されたことを特徴とするマッサージ機。 - 請求項3に記載のマッサージ機において、
前記固定部材は、前記揉み玉の外径よりも小さくなるよう構成されたことを特徴とするマッサージ機。 - 請求項3又は4に記載のマッサージ機において、
前記固定部材は、前記揉み玉よりも幅方向内側に突出するように構成されたことを特徴とするマッサージ機。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のマッサージ機において、
前記熱伝達手段は、前記使用者との対向部位が前記使用者側に凸の湾曲形状となるよう構成されたことを特徴とするマッサージ機。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載のマッサージ機において、
前記熱源は、該熱源に対し電力供給可能な電力供給線が接続されるものであり、
前記電力供給線は、コネクタにて中継されて前記熱源と接続されたことを特徴とするマッサージ機。
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- 2009-09-18 JP JP2009217736A patent/JP5313822B2/ja active Active
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