JP5123134B2 - マッサージ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、揉み玉とも称される施療子によって被施療者に対するマッサージを行うマッサージ装置に関するものである。
従来から、揉み玉と称される施療子にマッサージ動作を行わせることで被施療者の背面に対するマッサージを行うマッサージ装置がある。このタイプのものでは、通常、左右で対となる施療子を椅子の背もたれ内に配置し、背もたれの前面に設けたカバーを介して被施療者の背面に圧力を加えることでマッサージを行うものとなっている。
ところで、人が施すマッサージの場合、施療を行う人の手の温かさがマッサージを受ける被施療者に伝わるが、マッサージ装置の施療子は室温(もしくはカバーとの摩擦熱で室温より少し高い程度)である。ここにおいて、特許文献1に示されているように、施療子内に熱源を設けて、施療子が被施療者に対して力だけでなく、温かみも与えることができるようにすれば、被施療者にしてみれば人の手によるマッサージの充足感を高めることになる。
しかし、施療子は被施療者に圧力を加えるものであるために、ゴム系の弾性体で形成している上に、上記カバーとの間の滑りをよくするために回転自在なローラとして構成するのが通常であり、この場合、被施療者に対してカバーを介して接触する施療子の外周部に、被施療者に対して温かみを感じさせることになる熱を持たせることが困難であり、上記文献にもこの点に関する記載は無い。
特開2005−102919号公報
そこで、本発明は上記の問題に鑑みて発明したものであり、被施療者に対して温かみも与えて効果的なマッサージを行うことができるマッサージ装置を提供することを課題とした。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係るマッサージ装置は、マッサージ機構によって駆動されるアーム7に施療子1を設け、上記施療子1の外周部2でマッサージを行うものにおいて、上記施療子1の外周部2に、二つの弾性体3、3と、二つの弾性体3、3の間に位置して上記施療子1の外周に露出した放熱手段と、が上記アーム7に設けた支持軸6の軸方向に並んでおり、上記二つの弾性体3、3を上記支持軸6に回転自在とすると共に、上記二つの弾性体3、3が一体で形成したものであることを特徴とする。
このような構成としたことで、放熱手段によって施療子1の外周部2から被施療者に温かさを感じさせる熱を与えることができる。そして、施療子1の外周部2のマッサージを行う二つの弾性体3、3が、施療子1に一体で形成されたことで、二つの弾性体3、3の剛性を向上することができる。
また、上記放熱手段が支持軸6と軸心を同じくする円盤形状のものであり、上記二つの弾性体3、3と、上記二つの弾性体3、3の間に位置する上記放熱手段と、が一体で上記施療子1を形成したものであると共に、一体で形成された上記施療子1を上記支持軸6に回転自在としたものとすることで、弾性体3の間に剛性の高い放熱手段が位置した施療子1となり、施療子1の剛性がより向上したマッサージ装置となる。
また、上記二つの弾性体3、3の間が周方向に沿った凹溝11を形成しており、上記凹溝11内にリング状の上記放熱手段を弾性体3に接しない状態で配置すると共に、上記二つの弾性体3、3を上記支持軸6に回転自在としたものとすることで、弾性体3との接触による熱の損失を抑制できるため、放熱手段を小さくしても、効果的に外周部2から放熱できると共に、放熱手段からの熱による弾性体3の強度や耐久性の低下を防止したマッサージ装置となる。
上記のように、本発明のマッサージ装置は、放熱手段により施療子の外周部から容易に且つ効果的に熱を放出するため、温かみを与えながらマッサージを行うものとなる。そして、施療子の構成する二つの弾性体を一体で形成したことで、弾性体の剛性が向上し、マッサージの際の圧力により弾性体が支持軸から外れたりずれたりして快適なマッサージを行えなくなることを防止でき、施療子の強度および耐久性の高いマッサージ装置となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
マッサージ装置は、被施療者が座る座面を有する座部と、左右で対をなす施療子1によりマッサージを行うマッサージ手段を有する背もたれと、を備えた椅子型マッサージ機あって、対をなす施療子1の外周部2により、被施療者、特に被施療者の背中に対してマッサージを行うものが好適である。もちろん、上記椅子型マッサージ機のみに限定するのでは無く、揉み玉と称する施療子1でマッサージを行うものであれば、適宜設計変更可能である。
上記マッサージ手段は、図1に示すように、マッサージ機構(特に図示しない)により駆動されるアーム7と、アーム7の先端に固定された円筒状の支持軸6と、支持軸6の外周に回転自在で取り付けた施療子1と、施療子1の外周に露出し外方へ熱を放出する放熱手段と、を有するものである。上記放熱手段は、支持軸6の内周に配置した熱源5と、熱源5の熱を施療子1の外周部2に運び放出する高熱伝導材料、例えば、アルミニウムからなる熱伝達手段4と、で構成されている。
また、上記支持軸6は熱伝導率が高くて剛性を有する材質、例えば、アルミニウムで形成しており、支持軸6の中空となっている内部には、断面円形の棒状の外形を有する熱源5が納めてある。上記熱源5は、その外径を支持軸6の内径と略同じとし、熱源5の外周面と支持軸6の内周面の間に隙間を略生じないように接している。なお、熱源5として、温度自己保持型ヒータであるPTCヒータが温度制御手段を不要とでき好適であるが、シーズヒータ等でもよい。
そして、支持軸6の軸方向の中央部には軸心を同じくした円盤状の熱伝達手段4であるディスク部8が回転自在に配設されている。上記ディスク部8は、支持軸6を介して伝わった熱源5からの熱を施療子1の外周部2、詳しくはディスク部8の外周に運ぶと共に、外周部2から放出して、椅子型マッサージ機の背もたれのカバーを介して、被施療者の背中、特に施療子1によるマッサージを行う位置に温かさを十分に感じさせるものである。
なお、支持軸6と、ディスク部8との隙間に高熱伝導性のグリス、例えば、シリコングリスを注入することで、ディスク部8の回転を滑らかにすると共に、支持軸6とディスク部8との間の熱の伝導効率の低下を抑制でき、熱源5からの熱がより確実に熱伝達手段4に伝わる構成となり好適である。
また、ディスク部8の両側には、支持軸6に対して回転自在とする弾性体3が夫々配設してあり、上記二つの弾性体3、3が施療子1の外周部2のマッサージを行う外周面を形成している。そして、二つの弾性体3、3が形成する施療子1の外周面の径が、ディスク部8の外周より少し大きい寸法(弾性体3の弾性率や形状にもよるが、半径の差が2〜3mmのものが好ましい)となっており、外周部2の形状が、ディスク部8の位置で周方向に沿って凹んだ溝を有するものとなっている。外周部2がディスク部8の位置で凹んだ溝を有することで、剛性を有する高熱伝導材料、特に金属材料からなるディスク部8がマッサージの際に被施療者に接触し難くなり、ディスク部8による接触圧で被施療者に痛みを生じることを防止している。
また、図2に示すように、ディスク部8の側面には他方の側面に貫通した通し孔9が周方向に沿って等間隔で形成されており、上記通し孔9を介して二つの弾性体3、3が一体となるよう形成されている。そのため、施療子1は二つの弾性体3、3の間に剛性の高いディスク部8を配置して一体で形成した剛性の向上したものとなっている。
したがって、マッサージの際の圧力を夫々の弾性体3で個別に受けるのではなく、一体の施療子1として圧力を受けると共に、ディスク部8を一体として施療子1の剛性を向上させたことで、マッサージの際の圧力により弾性体3が支持軸6から外れたりずれたりすることを防止した施療子1の強度および耐久性の高いマッサージ装置となる。そして、施療子1が一体で形成されているため、組立の際の部品点数が削減され、組立性も向上している。更に、熱源5の電力供給源へのハーネスが回転しない支持軸6に設けてあるため、施療子1の回転によって熱源5のハーネスに破損が生じる恐れが無いものとなっている。
なお、上記ディスク部8の内部に熱源5を設け、支持軸6のディスク部8と接する位置にスリップリングを熱源5の電力供給源として設けて、支持軸6を介すること無く熱源5の熱を熱伝達手段4に与えるものとしてもよい。
また、他例として、図3に示すように、熱伝達手段4を円盤形状でなく、リング形状としたものがある。
二つの弾性体3、3は一体で形成されており、その間に位置して外周に向けて開口した凹溝11が周方向に沿って設けてあり、上記凹溝11内にリング形状の熱伝達手段4が凹溝11を形成する弾性体3に接しない状態で配置してある。
そして、上記リング形状の熱伝達手段4は同形の二つのリング部12、12で半周ずつに分割されており、各リング部12の端部側の外周に係止部13が延設されている。上記係止部13はアーム7に固定された伝達手段固定台14に係合することで、熱伝達手段4をアーム7に対して固定して、リング部12の弾性体3への接触を防止するものである。
また、係止部13には熱源5が取り付けてあり、支持軸6等の他の部材を介すること無く直接熱伝達手段4に熱を与える構成となっており、熱源5から熱伝達手段4への熱伝達の時間を短縮することができる。
したがって、二つの弾性体3、3を用いたことによる施療子1の強度および耐久性の低下を抑制すると共に、熱源5および熱伝達手段4が弾性体3に接しないため、弾性体3が熱による影響をより受け難くなり、施療子1の耐久性および強度をより向上したマッサージ装置となっている。
そして、熱伝達手段4の体積を小さく、且つ熱伝達手段4への熱伝達の時間を短縮したことで、熱源5からの熱をより効果的に短時間で外周部2に運べ、マッサージ動作の開始時に予熱動作が不要となり、より快適にマッサージを行えるマッサージ装置となっている。
また、図4に示すように、二つのリング部12、12の一方の内周面に柔軟性のある熱源5、例えば、ラバーヒータまたはフィルムヒータを取り付ければ、施療子1の外周部2のより近くに熱源5を位置でき、熱伝達の時間をより短縮したマッサージ装置となる。
本発明のマッサージ装置の施療子周辺における(a)が斜視図であり、(b)がA−A断面図であり、(c)が分解斜視図である。 同上の施療子の構成図おける(a)が斜視図であり、(b)がB−B断面図である。 同上の熱伝達手段の構成における他例であって、(a)が斜視図であり、(b)がC−C断面図であり、(c)が分解斜視図である。 同上の熱源を熱伝達手段内に設けた他例の分解斜視図である。
符号の説明
1 施療子
2 外周部
3 弾性体
4 熱伝達手段
5 熱源
6 支持軸
7 アーム
8 ディスク部
9 通し孔

Claims (3)

  1. マッサージ機構によって駆動されるアームに施療子を設け、上記施療子の外周部でマッサージを行うマッサージ装置において、上記施療子の外周部に、二つの弾性体と、二つの弾性体の間に位置して上記施療子の外周に露出した放熱手段と、が上記アームに設けた支持軸の軸方向に並んでおり、上記二つの弾性体を上記支持軸に回転自在とすると共に、上記二つの弾性体が一体で形成したものであることを特徴とするマッサージ装置。
  2. 上記放熱手段が支持軸と軸心を同じくする円盤形状のものであり、上記二つの弾性体と、上記二つの弾性体の間に位置する上記放熱手段と、が一体で上記施療子を形成したものであると共に、一体で形成された上記施療子を上記支持軸に回転自在としたものであることを特徴とする請求項1記載のマッサージ装置。
  3. 上記二つの弾性体の間が周方向に沿った凹溝を形成しており、上記凹溝内にリング状の上記放熱手段を弾性体に接しない状態で配置すると共に、上記二つの弾性体を上記支持軸に回転自在としたものであることを特徴とする請求項1記載のマッサージ装置。
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