JP2011061602A - デジタル放送受信装置およびファームウェア受信時刻設定方法 - Google Patents

デジタル放送受信装置およびファームウェア受信時刻設定方法 Download PDF

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JP2011061602A JP2009210552A JP2009210552A JP2011061602A JP 2011061602 A JP2011061602 A JP 2011061602A JP 2009210552 A JP2009210552 A JP 2009210552A JP 2009210552 A JP2009210552 A JP 2009210552A JP 2011061602 A JP2011061602 A JP 2011061602A
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Kiyoshi Mochizuki
清志 望月
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Abstract

【課題】ファームウェア配信時刻と録画時刻が重複する場合に、予めユーザがその重複関
係を容易に認識でき、また、重複時刻においてどちらの処理を行うかを予め設定できるデ
ジタル放送受信装置を提供する
【解決手段】デジタル放送受信装置は、ファームウェア配信時刻と予約録画時刻とが重複
するか否か判別し、ファームウェア受信時刻と予約録画時刻が重複する場合には、ファー
ムウェア配信時刻が予約録画時刻に対して重複するか否かを区別した表示形態にて、ファ
ームウェア受信時刻設定画面を表示し、該受信時刻設定画面に対するユーザ操作入力に従
ってファームウェアの受信時刻を設定する。これにより、ファームウェア配信時刻と録画
時刻が重複する場合に、予めユーザがその重複関係を容易に認識でき、また、重複時刻に
おいてどちらの処理を行うかを予め設定することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ファームウェアアップデート機能を有するデジタル放送受信装置に関する。
一般に、デジタル放送受信装置等を構成するハードウェアは、あらかじめインストール
されたファームウェアの制御の下で動作することが多い。このようなファームウェアの制
御下で動作するハードウェアにあっては、ハードウェアの動作不具合解消やセキュリティ
強化、新機能追加等を行う場合に、外部からファームウェアを取得して更新する必要があ
る。
ここで、ファームウェアの取得方法として、地上波デジタル放送波に重畳されたファー
ムウェアを受信装置にてダウンロードする技術が知られている。この手法では、ファーム
ウェア配信時刻になると受信装置のチューナの受信チャンネルをファームウェア配信チャ
ンネルに設定し、ファームウェアをダウンロードする。
しかしながら、ファームウェア配信時刻と視聴や録画時刻とが重複していると、チュー
ナが何れかの処理に占有されるため、ファームウェアのダウンロードを行うことができな
かったり、録画や視聴が強制的に中断されたりする場合がある。このような状況に対処す
るため、ファームウェアのダウンロード時にユーザの視聴または録画を妨害することを防
止できるダウンロード実行装置が考えられている(例えば、特許文献1)。特許文献1に
は、ファームウェアがダウンロードされるために現在の視聴あるいは録画が中断される場
合、その旨をユーザに通知すると共に、ユーザがファームウェアのダウンロードを拒否し
た際には、次回にダウンロードを行う時間をユーザが設定することのできるダウンロード
実行装置が開示されている。
国際公開第06/080361号パンフレット
ところで、近年、デジタルテレビ放送等の録画装置に搭載される記録媒体の容量が飛躍
的に増えたため、受信可能な全てのチャンネルについての一週間分の全ての番組を録画し
たり、ユーザが指定した所望のジャンルに該当する番組等を自動的に予約して録画したり
する録画機能に対する関心が高まっている。
このような技術を利用する際には、チューナが長期間占有されるため、録画時刻とファ
ームウェア配信時刻との重複が顕著に生じることとなり、重複関係をわかりやすくユーザ
に提示すると共に、予めファームウェアアップデートと録画機能との重複の解消を図れる
ようにしておくことが肝要である。しかしながら特許文献1の技術では、ユーザは重複関
係を予め認識することができず、また、重複時刻において録画とファームウェアダウンロ
ードとのどちらを優先させるかを予め設定することができない。
そこで本発明では、ファームウェア配信時刻と録画時刻が重複する場合に、予めユーザ
がその重複を容易に認識でき、また、重複時刻においてどちらの処理を行うかを予め設定
できるデジタル放送受信装置の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のデジタル放送受信装置は、ファームウェアおよ
びファームウェア配信時刻情報が重畳されたデジタル放送波を受信する受信手段と、前記
受信手段によって受信されるデジタル放送の予約録画を設定する予約録画設定手段と、前
記ファームウェアの配信時刻と前記予約録画の時刻とが重複するか否かを判別する重複判
別手段と、前記予約録画の設定時に、前記配信時刻が前記予約録画の時刻に対して重複す
るか否かを区別した表示形態で、前記ファームウェアの受信時刻設定画面を出力する画面
出力手段と、前記受信時刻設定画面に対する操作入力により、前記ファームウェアの受信
時刻を設定する受信時刻設定手段とを備えることを特徴とする。
本発明のデジタル放送受信装置およびファームウェア受信時刻設定方法によれば、ファー
ムウェア配信時刻と録画時刻が重複する場合に、予めユーザがその重複を容易に認識でき
、また、重複時刻においてどちらの処理を行うかを予め設定することができる。
本発明の第1の実施形態に係るデジタル放送受信装置の利用形態を示す図。 本発明の第1の実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成を示す図。 本発明の第1の実施形態に係るファームウェアの受信処理に関する構成を示す図。 本発明の第1の実施形態に係るファームウェア受信時刻設定の処理手順を示すフローチャート。 本発明の第1の実施形態に係るファームウェア受信時刻設定画面を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る重複対処用ファームウェア受信時刻設定の処理手順を示すフローチャート。 本発明の第1の実施形態に係る重複対処用ファームウェア受信時刻設定画面を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る重複対処用ファームウェア受信時刻設定画面を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る、空チューナの有無を区別した重複対処用ファームウェア受信時刻画面を示す図。 本発明の第1の実施形態に係るファームウェア受信に関する処理手順を示すフローチャート。 本発明の第1の実施形態に係るファームウェア更新に関する処理手順を示すフローチャート。 本発明の第1の実施形態に係る録画中断通知を行う処理手順を示すフローチャート。 本発明の第1の実施形態に係る録画中断通知の画面を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る重複対処用ファームウェア受信時刻設定の処理手順を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る重複対処用ファームウェア受信時刻設定画面を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態に係るデジタル放送受信装置の概要を説
明する。このデジタル放送受信装置は、例えばデジタルテレビ200として実現されてい
る。
放送基地局101は、デジタルテレビジョン放送波を送信する。ここで、放送基地局1
01が送信するデジタル放送波には、デジタルテレビ200のファームウェアが重畳され
る。ここで、ファームウェアは常に送信されているわけではなく、一定の時刻だけしか送
信されないが、この時刻(配信スケジュール)は、ファームウェアの配信前に、SDTT
(Software Download Trigger Table)と呼ばれるファ
ームウェア配信時刻情報としてデジタル放送波に重畳されて配信される。デジタルテレビ
200はこのファームウェア配信時刻情報に基づいて、どの時刻にファームウェアを受信
するかを定めることができる。
TVアンテナ102は、放送基地局101から配信されたデジタル放送波を受信する。
放送基地局101からファームウェアやファームウェア配信時刻情報の重畳されたデジタ
ル放送波が送信されると、その放送波をTVアンテナ102が受信し、そしてTVアンテ
ナ102に接続されたデジタルテレビ200に入力される。そしてデジタルテレビ200
は、受信したファームウェア配信時刻情報を元にファームウェア受信時刻を設定し、ファ
ームウェアの受信を行う。
図2は、本デジタルテレビを構成するシステムのブロック図である。本デジタルテレビ
200は、受信部201、TS再多重部202、TS分離部203、デスクランブラ部2
04、録画再生制御部205、記録媒体部206、AVデコード部207、表示処理部2
08、入力処理部210、GUI処理部211、CAS制御部212、CASカード21
3、ファームウェア受信処理部300、表示部209、操作入力部240等を備えている
受信部201はTVアンテナ102(非図示)と接続され、デジタル放送波を受信する
。ここで、受信部201は、デジタルテレビチューナ221、222、223を備えてい
る。これらのチューナ221、222,223は、受信すべきデジタル放送のチャンネル
周波数と同期して、デジタル放送チャンネルを受信する。本デジタルテレビ200は複数
個のチューナ221、222、223を備えているので、同時刻において複数チャンネル
のデジタル放送波を受信することが可能である。
TS再多重部202は、受信部201で受信されたデジタル放送データを再多重する機
能を有する。このTS再多重部202は、受信部201で受信された複数チャンネルのT
S(Transport Stream)を一つのTSに再多重し、再多重したTSをT
S分離部203へと出力する。
TS分離部203は、再多重された一つのTSから、符号化された音声データや画像デ
ータであるES(Elementary Stream)や、暗号化情報であるECM(
Entitilement Control Message)、放送番組の開始時刻や
番組名等の情報が記述されたEIT(Event Information Table
)、ファームウェア配信時刻情報、ファームウェアデータ等に分離する。そしてTS分離
部203は、ESをデスクランブラ部204へ、ECMをCAS制御部212へ、EIT
、ファームウェア配信時刻情報、ファームウェアデータをファームウェア受信処理部30
0へと出力する。
CAS制御部212には、TS分離部203で分離された暗号化情報ECMが入力され
る。そしてCAS制御部212は、TS分離部203において分離されたECMの暗号を
、CASカード213に記憶されている放送事業者毎に設定されるワーク鍵(Kw)を用
いて復号する。そしてECM内のその番組に関する属性情報とCASカード213に記憶
されている契約情報とを比較して、視聴可否の判定を行う。CAS制御部212は、視聴
可の場合にはスクランブル鍵(Ks)を復号してデスクランブラ部204に出力する。
デスクランブラ部204は、TS分離部203から入力した音声データや画像データの
スクランブル処理を解除する機能を有している。スクランブル解除の際には、CAS制御
部212から入力した前記スクランブル鍵(Ks)を用いる。そしてデスクランブラ部2
04は、スクランブル解除した音声データや画像データは録画再生制御部205へ出力す
る。
録画再生制御部205は、録画処理および再生処理を制御する。録画処理時においては
、音声データや画像データをチャンネルごとの一つのTSに纏めて、記録媒体部206へ
の保存を行う。さらに録画再生制御部205は、予約録画機能も有する。より具体的には
、録画再生制御部205は予約録画時刻の設定/管理を行い、予約録画時刻の設定時には
、操作入力部240に対するユーザ操作入力に基づいて予約録画時刻設定を行い、設定さ
れた予約録画時刻を記録する。予約録画開始時刻になると、録画再生制御部205は録画
処理を開始する。
ここで、予約録画時刻の設定時において、録画再生制御部205は予約録画時刻情報を
後述する重複判別部302に出力する。また、録画再生処理部205は、後述する重複判
別部302からの録画中断の指示に従って、予約録画を中断する機能も有する。
さらに録画再生制御部205は、再生処理時において、記録媒体部206に保存された
動画像をAVデコード部207へ出力する。
記録媒体部206は、録画再生制御部205が録画時に動画像データを記録する記録媒
体である。記録媒体部206の具体例としては、HDDや光学ディスクドライブ等が挙げ
られる。
AVデコード部207は、録画再生制御部205から入力した放送番組の信号であるT
Sを、映像信号や音声信号へとデコードし、表示処理部208及び図示しないスピーカに
出力する。
表示処理部208は、AVデコード部207から入力した映像信号を元に、表示部20
9に映像を出力する。また、GUI処理部211からの入力信号に従ってファームウェア
受信時刻設定画面の出力も行う。そして表示部209は、表示処理部208から入力した
映像やファームウェア受信時刻設定画面の表示を行う。
入力処理部210は、操作入力部240等からの入力信号を受け付ける。例えば予約録
画時刻の設定やファームウェア受信時刻設定等の入力信号を受け付ける。そして、受け付
けた予約録画時刻の設定の入力信号やファームウェア受信時刻設定の入力信号をGUI処
理部211に出力する。
GUI処理部211は、後述するファームウェア受信処理部300からの指示に従って
ファームウェア受信時刻設定画面を生成し、生成した画面を表示処理部208に出力する
。そして、GUI処理部211は、入力処理部210から入力されたファームウェア受信
時刻設定画面に対するユーザ操作入力の信号を処理し、処理した信号をファームウェア受
信処理部300に出力する。また、GUI処理部211は、入力処理部210から入力さ
れた録画予約時刻の設定信号を録画再生制御部205に出力する。
操作入力部240は、デジタルテレビ装置200に対するユーザの操作入力を受け付け
、その操作入力信号を入力処理部210に送信する。操作入力部240の例としては、リ
モートコントローラやテレビ装置本体に備え付けられる操作パネル等が挙げられる。
ファームウェア受信処理部300は、ファームウェア受信に係る処理の処理部として機
能する。ここで、ファームウェア受信処理部300について図3を参照して説明する。フ
ァームウェア受信処理部300は、受信更新制御部301、重複判別部302、ファーム
ウェア一時格納部303、ファームウェア記録部304等を備えている。
受信更新制御部301は、TS分離部203から出力されたEIT、ファームウェア配
信時刻情報、ファームウェアデータを入力する。そして受信更新制御部301は、入力し
たEIT及びファームウェア配信時刻情報を記録すると共に重複判別部302に出力する
。また受信更新制御部301は、GUI処理部211から入力されたファームウェア受信
時刻設定の入力信号に従ってファームウェア受信時刻を設定する機能も有する。そして受
信更新制御部301は、ファームウェア受信時刻になると、ファームウェアの重畳された
チャンネルのデジタル放送を受信できるように受信部201に備えられたチューナ221
、222、223を制御する。
ここで受信更新制御部301は、受信したファームウェアの更新処理の制御も行う。更
新処理の際には、受信更新制御部301は、TS分離部203から入力するファームウェ
アのデータをファームウェア一時格納部303に順次格納する。また、受信更新処理部3
01は、ファームウェア一時格納部303へのファームウェア格納が完了した際に、ファ
ームウェア書き込みソフトウェアを起動して、ファームウェア記録部304へのファーム
ウェアの書き込みを開始する。そしてファームウェアの書き込みが完了すると、受信更新
制御部301はハードウェアを再起動させる。
重複判別部302は、ファームウェア配信時刻と予約録画の時刻とを比較し、両者の時
刻が重複するか否かを判別する。このとき、まずファームウェア配信時刻情報を取得済み
であるか否か判別したのち、配信時刻情報を取得済みである場合に該重複の判別を行う。
また、重複判別部302は、配信時刻と予約録画時刻とが重複する時刻における、ファー
ムウェアを受信可能な空チューナの有無も判別する。
なお重複判別部302は、本実施形態において例えばファームウェア配信時刻(時間帯
)と予約録画の時刻(時間帯)とが少しでも重なっている場合を重複として判別する。あ
るいは、ファームウェア配信時刻と予約録画時刻とが重なっていない場合であっても、フ
ァームウェア配信時刻と予約録画時刻とが所定時間間隔(例えば1分以内)で隣接してい
れば、重複すると判別するようにしても良い。
また重複判別部302は、ファームウェア配信時刻と予約録画時刻とが重複する場合、
該重複に対処するためのファームウェア受信時刻設定画面をGUI処理部211に生成/
出力させる。さらにその後、GUI処理部211から入力されたファームウェア受信時刻
設定の入力信号に従って受信更新制御部301が受信時刻を設定すると、重複判別部30
2は再びファームウェア配信時刻と予約録画時刻とが重複するか否かを判別する。そして
重複判別部302は、ファームウェア受信時刻と予約録画時刻が重複して設定された場合
には、受信更新制御部301と録画再生制御部205に対して予約録画を一時中断する指
示を出力する。
図4は第1の実施形態に係るファームウェア受信時刻設定に関する処理のフローチャー
トである。この処理フローは、ファームウェアの配信時刻と予約録画時刻が重複する場合
に、該重複を予め避けるためのものである。
まず重複判別部302は、ファームウェアの配信時刻情報を取得済みか否か判別し(S
401)、取得していない場合は、ファームウェア配信時刻情報が重畳された放送波の受
信を行うまで待機する。
ファームウェア配信時刻情報を取得済みである場合(S401のYes)、重複判別部
302はファームウェア配信時刻と予約録画時刻とが重複するか否かを判別する(S40
2)。配信時刻と予約録画時刻とが重複しないのであれば、GUI処理部211は図5に
示すようなファームウェア受信時刻設定画面を生成し、表示部209に表示させる(S4
03)。このファームウェア受信時刻設定画面では、受信したファームウェア配信時刻情
報を元に、ファームウェア配信時刻が一覧表示される。
このとき図5では、ファームウェア配信時刻として、AM1:00−AM1:05、A
M2:00−AM2:05、AM5:00−AM5:05、AM7:00−AM7:05
、PM1:00−PM1:05、PM3:00−PM3:05、PM5:00−PM5:
05が示されている。そして、ユーザは各々のファームウェア配信時刻に対して、該配信
時刻にファームウェアを受信するか否かを選択することができる。
なお、前記ファームウェア受信時刻設定画面は、ファームウェアの受信可能である時刻
が認識できる態様であればどのような表示形態でも良い。このようなファームウェア受信
時刻設定画面を表示することで、ユーザは、表示されたファームウェア配信時刻の中から
希望するファームウェア受信時刻を選択することができる。
ファームウェア受信時刻設定画面が表示されると、入力処理部210は操作入力部24
0に対して行われたファームウェア受信時刻を設定するためのユーザ入力に伴う操作信号
を受け付ける(S404)。そしてGUI処理部211及び受信更新制御部301は、当
該操作信号に基づいてファームウェア受信時刻を設定する(S405)。
一方、予約録画時刻とファームウェア配信時刻とが重複する場合は(S402のYes
)、ファームウェア受信処理部300は重複対処用ファームウェア受信時刻設定処理を行
う(S406)。この重複対処用ファームウェア受信時刻設定処理では、ファームウェア
受信処理部300は操作入力部240からのユーザ入力に伴う操作信号に従ってファーム
ウェア受信時刻を設定し、該重複時刻においてファームウェア受信と予約録画とのどちら
の処理を行うかを予め設定する。重複対処用ファームウェア受信時刻設定処理に関する詳
細は図6を用いて後述する。
S405あるいはS406においてファームウェア受信時刻の設定が完了した後、ファ
ームウェア処理部300は新規の予約録画設定が設定されたか否かを判別する(S407
)。ここで、新規の予約録画が設定されると、処理はS402へと戻る。新規の予約録画
が設定されると、ファームウェア配信時刻と予約録画時刻との間に新たな重複が発生する
可能性があるが、処理をS402に戻すことによって、ファームウェア受信時刻設定後に
新たな予約録画が設定された場合であっても、ファームウェア配信時刻と予約録画時刻と
が重複するか否かをユーザが容易に認識でき、また重複時刻においてどちらの処理を行う
かを予め設定することができる。
新規予約録画が設定されない場合、ファームウェア受信処理部300は現在時刻が予約
録画開始時刻であるか否かを判別する(S408)。現在時刻が予約録画開始時刻でない
場合(S408のNo)、後述するS412の処理へと進む。
一方、現在時刻が予約開始時刻である場合(S408のYes)、続いて重複判別部3
02はファームウェア受信時刻と当該予約録画の時刻が重複するか否かを判別する(S4
09)。ここで重複対処用ファームウェア受信時刻設定処理S406において、予約録画
時刻と重複する時刻にファームウェア受信時刻を設定している場合(S409のYes)
、該ファームウェア受信時刻において予約録画処理を中断させる必要があるため、録画再
生処理部205及びファームウェア受信処理部300は、該ファームウェア受信時刻にお
いて予約録画を中断するフラグを立て(S410)、録画処理を開始する(S411)。
録画開始処理が開始されると、ファームウェア受信処理部300はファームウェア受信
時刻になったか否かを判別する(S412)。ファームウェア受信時刻になっていない場
合にはS407の処理に戻り、ファームウェア受信時刻に到達するまでS407〜S41
2の処理を繰り返す。そしてファームウェアの受信時刻になると(S412のYes)、
ファームウェア受信時刻設定に関する処理は終了する。
続いて、重複対処用ファームウェア受信時刻設定処理S406の処理を、図6を参照し
ながら詳述する。この処理フローにおいて、まず、重複判別部302がファームウェア配
信時刻に全てのチューナが予約録画処理に使用されるか否かを判別する(S501)。フ
ァームウェア配信時刻に全てのチューナが使用される場合には(S501のYes)、G
UI処理部211は重複対処用ファームウェア受信時刻設定画面を出力する(S502)
重複対処用ファームウェア受信時刻設定画面としては、例えば予約録画時刻と重複する
ファームウェア配信時刻を取り除いた表示形態が挙げられる。この表示形態では、ファー
ムウェア配信時刻情報と予約録画時刻に基づいて、予約録画時刻と重複しないファームウ
ェア配信時刻が一覧表示され、これらの各々のファームウェア配信時刻に対して、該配信
時刻にファームウェアを受信するか否の選択メニューが表示される。
このような表示形態について図7を参照して説明する。例えばファームウェアが、AM
1:00−AM1:05、AM2:00−AM2:05、AM5:00−AM5:05、
AM7:00−AM7:05、PM1:00−PM1:05、PM3:00−PM3:0
5、PM5:00−PM5:05に配信されるとする。また、録画予約がAM6:30−
AM9:00、PM2:00−PM8:00に設定されている。この場合、AM7:00
−AM7:05、PM3:00−PM3:05、PM5:00−PM5:05においてフ
ァームウェア配信時刻と録画予約時刻とが重複する。そのため、図7に示すファームウェ
ア受信時刻設定画面では、これらの配信時刻を除いたファームウェア配信時刻の一覧が表
示される。
ファームウェア受信よりも予約録画を優先させたいユーザにとっては、ファームウェア
の受信時刻を予約録画時刻と重複しない時刻に設定できることが好ましい。そのため、予
約録画の時刻と重複するファームウェア配信時刻を除いて表示することで、予約録画を優
先させたいユーザにとって好ましいファームウェア配信時刻を示すことができる。
さらに、重複対処用ファームウェア受信時刻設定画面として、ファームウェア配信時刻
を、ファームウェア配信時刻と予約録画時刻とが重複するか否かによって異なる態様で示
す表示形態も考えられる。この表示形態では、予約録画時刻と重複するファームウェア配
信時刻を黒色で、重複しないファームウェア配信時刻を灰色で一覧表示する。
この表示形態について図8を参照して説明する。ファームウェアは、AM1:00−A
M1:05、AM2:00−AM2:05、AM5:00−AM5:05、AM7:00
−AM7:05、PM1:00−PM1:05、PM3:00−PM3:05、PM5:
00−PM5:05に配信されるとする。そして録画予約は、AM6:30−AM9:0
0、PM2:00−PM8:00に設定されている。
このとき図8では、AM7:00−AM7:05、PM3:00−PM3:05、PM
5:00−PM5:05においてファームウェア配信時刻と録画予約時刻とが重複すると
判別されるため、これらの配信時刻は灰色で表示される。一方、録画予約時刻と重複しな
い配信時刻は黒色で表示される。そして各々のファームウェア配信時刻に対して、該配信
時刻にファームウェアを受信するか否の選択メニューが表示される。
長期にわたってチューナを占有し続けるような録画機能が働いている場合、全てのファ
ームウェア配信時刻が予約録画時刻と重複する可能性がある。このような場合にファーム
ウェアの受信を行うためには、予約録画時刻と重複するファームウェア配信時刻を選択可
能であることが望ましい。また、全ての配信時刻と予約録画時刻とが重複するとは限らな
い場合であっても、ファームウェアを早急に受信したいというユーザの要望がある場合は
、予約録画時刻と重複するファームウェア配信時刻も表示することが好ましい。
ここで、図8に示す重複対処用ファームウェア受信時刻設定画面は、態様の違いによっ
て重複か否かを示しているが、この他にも、重複する配信時刻とそうでない時刻の表示エ
リアを変えることによって示しても良い。例えば、画面を2分割し、片側の画面に重複し
ない配信時刻を、もう片側の画面に重複する配信時刻を表示するようにしても良い。
このように、ファームウェア配信時刻を、配信時刻と予約録画時刻が重複するか否かに
よって区別して表示することにより、重複が顕著となる場合であっても該重複の関係をユ
ーザにわかりやすく認識させることができる。
一方、S501でファームウェア配信時刻に全てのチューナが使用されるわけではない
と判別された場合、GUI処理部211は、空チューナの有無を区別した重複対処用ファ
ームウェア受信時刻設定画面を出力し、表示部209に表示させる(S503)。このと
きの表示形態の例として、図9に示すような、ファームウェア配信時刻を、ファームウェ
ア配信時刻と予約録画時刻とが重複するか否かによって異なる態様にて示し、さらに空チ
ューナの存在する配信時刻を区別して示す表示形態が挙げられる。この表示形態では、予
約録画時刻と重複するファームウェア配信時刻を灰色で、重複しない配信時刻を黒色で示
し、更に空チューナの存在する配信時刻に対してその旨を区別する印を付けている。そし
て各々のファームウェア配信時刻に対して、該配信時刻にファームウェアを受信するか否
の選択メニューが表示される。
図9に示すファームウェア受信時刻設定画面は、前述した図8と同様に、録画予約時刻
と重複するファームウェア配信時刻を灰色で、重複しないファームウェア配信時刻を黒色
で示している。そして図9は、PM3:00−PM3:05及びPM5:00−PM5:
05のファームウェア配信時刻と重複する予約録画が、全てのチューナを占有する予約録
画ではない場合、これらのファームウェア配信時刻に対して空チューナが存在することを
示す印を表示する。
この空チューナの有無を区別した重複対処用ファームウェア受信設定画面を表示するこ
とで、ファームウェア配信時刻と予約録画時刻との重複の関係だけでなく、各々の配信時
刻における空チューナの有無をユーザに対してわかりやすく認識させることができる。
S502及びS503においてファームウェア受信時刻設定画面が表示されると、入力
処理部210は操作入力部240に対して行われたファームウェア受信時刻設定のユーザ
操作入力の信号を受け付ける(S504)。そして受信更新制御部301は、入力処理部
210から入力したファームウェア受信時刻設定の信号に従って、ファームウェア受信時
刻を設定する(S505)。
S504におけるユーザ操作入力ステップでは、ユーザは予約録画時刻と重複する配信
時刻と重複しない配信時刻のどちらを選択することも可能である。これにより、予約録画
時刻とファームウェア配信時刻とが重複する際に、どちらの処理を優先させるかについて
、ユーザの判断に従って予め設定して重複を解消することができる。
図10は、前記したファームウェア受信時刻設定に関する処理の終了後における、ファ
ームウェア受信に係る処理のフローチャートである。
当処理フローでは、まず予約録画を中断するフラグが立っているか否かを録画再生制御
部205が判別する(S601)。このフラグは、重複対処用ファームウェア受信時刻設
定処理S406にて予約録画時刻と重複する時刻にファームウェア受信時刻を設定し、S
410にて該重複の有無を判断した後に立てられるものである。予約録画を中断するフラ
グが立っていない場合は(S601のNo)、S604の処理へ進み、ファームウェア受
信処理部300はファームウェア受信を行う。
一方、予約録画を中断するフラグが立っている場合は(S601のYes)、続いて重
複判別部302は全チューナが使用されているか否か判別する(S602)。全チューナ
が使用されているわけではない場合は、使用されていない空チューナを用いてファームウ
ェア受信を行う(S604)。一方全チューナが使用されている場合は(S602のYe
s)、ファームウェア受信処理部300及び録画再生制御部205は録画中断処理を行い
(S603)、ファームウェア受信を行う(S604)。
ファームウェアの受信が開始されると、受信更新処理部301は受信されたファームウ
ェアはファームウェア一時格納部303へと順次格納する(S605)。そして格納が完
了すると(S606のYes)、ファームウェア受信に係る処理は終了する。
続いて、ファームウェアの更新処理について図11を参照しながら説明する。図11は
、ファームウェア受信に係る処理が終了した後に、ファームウェアを更新する処理のフロ
ー図である。なお、この更新処理フローは、ファームウェアの格納完了時に開始すること
ができる。このようにファームウェア更新処理を迅速に開始させることにより、ファーム
ウェアの受信処理から更新処理に係る時間を必要最低限に収めることができる。
当処理フローでは、まず重複判別部302は、何れかのチューナにて録画が行われてい
るか否かを判別する(S701)。これは、ファームウェアを受信したチューナ以外のチ
ューナにて予約録画が行われているかを判別するものである。そして何れかのチューナに
て予約録画が実行されている場合は、該予約録画を中断する(S702)。
一方、何れのチューナにおいても予約録画が行われていない場合(S701のNo)、
録画中断処理は行わない。ここで、いずれのチューナにおいても予約録画が行われていな
い場合とは、前述のファームウェア受信フローのS303において既に録画中断処理がな
されている場合や、あるいはファームウェア受信時刻と録画時刻とが重複していない場合
を指す。このように、予約録画の中断を行わずに空チューナでファームウェアを受信した
後、ファームウェアの更新処理時において予約録画を中断させることにより、予約録画の
中断時間を短縮することができる。
続いて受信更新処理部301は、ファームウェア書き込みソフトウェアを起動し、ファ
ームウェア一時格納部303に格納されたファームウェアをファームウェア記録部304
に書き込む処理を開始する(S703)。そして、続いてファームウェア書き込みが完了
すると(S704のYes)、受信更新制御部301はファームウェアの更新に関わるハ
ードウェアの再起動を行う(S705)。
ハードウェア再起動の後、録画再生処理部205は、予約録画が中断されたか否かを判
別する(S706)。中断された予約録画が存在する場合は、録画再生処理部205は該
予約録画を再開する処理を行う(S707)。この録画再開処理を行うことで、ファーム
ウェア受信および更新によって予約録画が中止されるのを防ぐことができる。
次に、予約録画がファームウェア受信によって中断された場合の処理を、図12を参照
しながら説明する。図12は、予約録画がファームウェア受信によって中断された場合に
、該予約録画中断の旨をユーザに通知する処理のフロー図である。この処理フローでは、
まず表示部209の電源が投入されているか否かが判別される(S801)。この判別の
手段としては、例えば操作入力部240からの電源投入の信号入力があるか否かを判別す
る方法等が挙げられる。そして電源が投入されている場合は、続いて録画再生制御部20
5は予約録画が完了したか否かを判別する(S802)。
録画が完了している場合(S802のYes)、録画再生制御部205は予約録画が中
断されたか否かを判別する(S803)。予約録画が中断された場合は(S803のYe
s)、表示処理部208は図13に示すような録画中断通知画面を出力し、予約録画中断
を通知する処理は完了する。なお、図13の録画中断通知画面では、表示装置の画面中央
部に録画中断の旨と録画中断の日時を示すようにしているが、ユーザが該録画中断の旨を
認識できるものであればどのような表示形態であっても良い。
また当フローでは、S802において録画完了を確認した後に録画中断の通知を行って
いるが、該録画中断の通知のタイミングは録画完了後でなくても良い。例えば、中断した
該予約録画の実行中に表示装置の電源が投入された際など、ユーザが通知を認識できるタ
イミングであればよい。
この第1の実施形態によれば、デジタルテレビ200は、ファームウェア受信時刻を設
定する際に、予約録画時刻とファームウェア配信時刻とが重複するか否かを判別し、予約
録画時刻と重複するファームウェア配信時刻を区別したファームウェア受信時刻設定画面
を生成し、生成したファームウェア受信時刻設定画面を表示する。これにより、予約録画
時刻とファームウェア配信時刻が重複する場合、該重複の関係をユーザに対して容易に認
識させることができる。
またデジタルテレビ200は、録画予約時刻と重複するファームウェア配信時刻を表示
せず、重複しないファームウェア配信時刻だけを表示するファームウェア受信時刻画面を
生成することもできる。これにより、予約録画時刻と重複しないファームウェア配信時刻
だけをユーザに提示することができる。
そしてデジタルテレビ200は、表示されたファームウェア受信時刻設定画面に対する
ユーザの選択操作に基づいてファームウェア受信時刻を設定するので、重複する時刻にお
いて予約録画とファームウェア受信のどちらの処理を優先させるかについて、ユーザの判
断に従って予め設定し、重複を解消することができる。
(第2実施形態)
図14は、第2実施形態に係る処理のフローチャートである。この処理フローでは、重
複対処用ファームウェア時刻設定画面の表示時において、さらにファームウェア配信時刻
が複数番組の予約録画時刻に跨るか否かを判別し、その旨を区別した表示形態にてファー
ムウェア受信時刻設定画面を表示することができる。
この処理フローでは、まず重複判別部302は受信更新制御部301から入力されたE
ITの番組開始時刻情報とファームウェア配信時刻と録画予約時刻とを比較して、ファー
ムウェア配信時刻が複数番組の予約録画時刻に跨るか否かを判別する(S901)。ここ
で、ファームウェア配信時刻が複数番組の予約録画時刻に跨る場合とは、例えばあるチャ
ンネルの予約録画が設定されている場合に、そのチャンネルにおいて番組が変わる時刻と
ファームウェア配信時刻が重複するような状態を指す。そして、そしてファームウェア受
信配信時刻が複数番組に重複する場合(S901のYes)、GUI処理部211は重複
及び複数番組重複対処用ファームウェア受信時刻設定画面を出力して表示部209に表示
させる(S902)。
このときの受信時刻設定画面の表示形態の例として、図15に示すような、ファームウ
ェア配信時刻を、ファームウェア配信時刻と予約録画時刻とが重複するか否かによって異
なる態様にて示し、さらに複数番組の予約録画と重複する配信時刻を区別して示す表示形
態が挙げられる。この表示形態は、予約録画時刻と重複するファームウェア配信時刻を灰
色で、重複しない配信時刻を黒色で示し、更に複数番組の予約録画に跨る配信時刻を区別
する印を示している。そして各々のファームウェア配信時刻に対して、該配信時刻にファ
ームウェアを受信するか否の選択メニューが表示される。
この表示形態について図15を参照して説明する。例えば、AM1:00−AM1:0
5、AM2:00−AM2:05、AM5:00−AM5:05、AM7:00−AM7
:05、PM1:00−PM1:05、PM3:00−PM3:05、PM5:00−P
M5:05においてファームウェアが配信されるとする。また、AM6:30−AM9:
00、PM2:00−PM8:00に録画予約が設定されている。そしてAM6:30−
AM9:00に録画を行うチャンネルでは、AM7:04にある番組が終了し、次番組が
開始する。
このとき図15では、録画予約時刻と重複するファームウエア配信時刻は、前述の図8
等と同様に灰色で表示される。さらに図15では、AM7:00−AM7:05において
は、ファームウェア配信時刻と複数番組の予約録画とが重複すると判別されため、複数番
組の予約録画と重複するファームウェア配信時刻であるAM7:00−AM7:05に対
して、その旨を示す印が表示される。
一方、ファームウェア配信時刻が複数番組に跨らない場合は(S901のNo)、GU
I処理部211は重複対処用ファームウェア受信時刻設定画面を出力し、表示部209に
表示させる(S905)。このとき、受信時刻設定画面としては、第1の実施形態にて説
明した図7や図8のような画面を出力する。
そして入力処理部210は操作入力部240に対して行われたファームウェア受信時刻
設定のユーザ操作入力の信号を受け付ける(S903)。受信更新制御部301は、入力
処理部210から入力したファームウェア受信時刻設定の信号に従って、ファームウェア
受信時刻を設定する(S904)。
また、当処理フローでは、ファームウェア配信時刻において空チューナが存在するか否
かを判別する処理を含んでも良い。その場合は、例えばS902やS905において、更
に空チューナの有無を判別する処理を行ったのちに、ファームウェア配信時刻における空
チューナの有無を区別した表示形態にて番組重複対処及び複数番組重複対処用受信時刻設
定画面を表示すれば良い。
この第2の実施形態によれば、予約録画時刻と重複するファームウェア配信時刻だけで
なく、複数番組の予約録画時刻に跨っているファームウェア配信時刻をも区別してファー
ムウェア受信時刻設定画面を表示する。これにより、ファームウェア配信時刻と予約録画
時刻の重複関係と、ファームウェア配信時刻が複数番組の予約録画時刻に重複する旨をユ
ーザに認識させ、ユーザの判断に従って予めファームウェア受信時刻を設定することがで
きる。
なお、本発明は、上記の実施形態そのままに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で構成要素を変形して実施することができる。
101:放送基地局
102:TVアンテナ
200:デジタルテレビ装置
201:受信部
202:TS再多重部
203:TS分離部
204:デスクランブラ部
205:録画再生制御部
206:記録媒体部
207:AVデコード部
208:表示処理部
209:表示部
210:入力処理部
211:GUI処理部
212:CAS制御部
213:CASカード
221:チューナ
222:チューナ
223:チューナ
240:操作入力部
300:ファームウェア受信処理部
301:受信更新制御部
302:重複判別部
303:ファームウェア一時格納部
304:ファームウェア記録部

Claims (13)

  1. ファームウェアおよびファームウェア配信時刻情報が重畳されるデジタル放送波を受信
    する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されるデジタル放送の予約録画を設定する予約録画設定手段
    と、
    前記ファームウェアの配信時刻と前記予約録画の時刻とが重複するか否かを判別する重
    複判別手段と、
    前記予約録画の設定時に、前記配信時刻が前記予約録画の時刻に対して重複するか否か
    を区別した表示形態で、前記ファームウェアの受信時刻設定画面を出力する画面出力手段
    と、
    前記受信時刻設定画面に対する操作入力により、前記ファームウェアの受信時刻を設定
    する受信時刻設定手段と
    を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 前記画面出力手段は、前記ファームウェア配信時刻情報の受信後に、前記配信時刻が前
    記予約録画の時刻に対して重複するか否かを区別した表示形態で、前記受信時刻設定画面
    を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記ファームウェアの更新処理を行う更新手段を更に備え、
    前記更新手段は、前記ファームウェア受信が完了した際に、前記ファームウェアの更新
    処理を開始する
    ことを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記受信時刻設定画面とは、前記ファームウェア配信時刻を、予約録画と重複する時刻
    と重複しない時刻とで異なる表示形態で示す画面である
    ことを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  5. 前記重複判別手段は、前記ファームウェア配信時刻が複数番組の予約録画時刻に跨るか
    否かを判別し、
    前記受信時刻設定画面とは、前記ファームウェア配信時刻が複数番組の予約録画時刻に
    跨る場合に、複数番組の予約録画時刻に跨るファームウェア配信時刻とそうでないファー
    ムウェア配信時刻を区別した表示形態にて表示する画面である
    ことを特徴とする請求項4記載のデジタル放送受信装置。
  6. 前記受信手段は複数のチューナであり、
    前記重複判別手段は、前記ファームウェア配信時刻において、前記複数のチューナにフ
    ァームウェア受信可能な空きチューナが有るか否かを判別し、
    前記画面受信時刻設定画面とは、前記ファームウェアの配信時刻を、当該配信時刻にお
    いて前記空きチューナが有るか否かに応じて異なる表示形態で表示する画面である
    ことを特徴とする請求項4記載のデジタル放送受信装置。
  7. 前記予約録画の実行中に、前記ファームウェアの受信が前記空きチューナを使用して行
    われた場合、前記ファームウェアの受信が完了した際に該予約録画を中断する第1の録画
    制御手段
    を更に備えることを特徴とする請求項6記載のデジタル放送受信装置。
  8. 前記予約録画の実行中において、ファームウェア受信時刻前に該予約録画を中断する第
    2の録画制御手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  9. 前記録画制御手段は、前記ファームウェアの更新の完了後に、中断された録画を再開す

    ことを特徴とする請求項7又は8記載のデジタル放送受信装置。
  10. 前記画面出力手段は、前記録画制御手段が前記予約録画を中断した場合に、該予約録画
    が中断された旨をユーザに通知する画面を出力する
    ことを特徴とする請求項6又は7記載のデジタル放送受信装置。
  11. 前記画面出力手段は、中断された予約録画が完了した後に、該予約録画が中断された旨
    をユーザに通知する画面を出力する
    ことを特徴とする請求項10記載のデジタル放送受信装置。
  12. ファームウェアおよびファームウェア配信時刻情報が重畳されたデジタル放送波を受信
    する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されるデジタル放送の予約録画を設定する予約録画設定手段
    と、
    前記ファームウェアの配信時刻と前記予約録画の時刻とが重複するか否かを判別する重
    複判別手段と、
    前記予約録画の設定時に、前記受信時刻設定画面を、前記予約録画と重複するファーム
    ウェアの配信時刻を表示せず、前記予約録画と重複しないファームウェア配信時刻を表示
    する表示形態にて出力する画面出力手段と、
    前記受信時刻設定画面に対する操作入力により、前記ファームウェアの受信時刻を設定
    する受信時刻設定手段と
    を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  13. デジタル放送受信装置で実行されるファームウェア受信時刻設定方法であって、
    ファームウェアおよびファームウェア配信時刻情報が重畳されたデジタル放送波を受信
    するステップと、
    受信されるデジタル放送の予約録画を設定するステップと、
    前記ファームウェアの配信時刻と前記予約録画の時刻とが重複するか否かを判別するス
    テップと、
    前記予約録画の設定時に、前記配信時刻が前記予約録画の時刻に対して重複するか否か
    を区別した表示形態で、前記ファームウェアの受信時刻設定画面を出力するステップと、
    前記受信時刻設定画面に対する操作入力により、前記ファームウェアの受信時刻を設定
    するステップと
    を備えることを特徴とするファームウェア受信時刻設定方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012075046A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Toshiba Corp 映像記録装置、映像記録方法、映像表示装置
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CN114422717A (zh) * 2021-12-06 2022-04-29 新奥特(北京)视频技术有限公司 一种云上转播收录管理控制方法、装置、电子设备和存储介质

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