JP2011061487A - 出力装置及びネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】外部機器に対する動作指示の操作性を向上させることができる出力装置及びネットワークシステムを提供する。
【解決手段】テレビジョン受像機100のCPUは、外部機器から受信した動作状態情報に基づいて状態情報を記憶部の動作状態テーブルに記憶する。記憶部の動作指示選択テーブルには、外部機器の動作状態と、選択可能な動作指示内容とを対応付けて記憶する。CPUは、複数の外部機器から何れかが選択されると、記憶部の記憶情報に基づいて当該外部機器の動作状態を特定する。そして、CPUは、特定された外部機器の動作状態に基づいて、記憶部の動作指示選択テーブルに記憶された選択可能な動作指示を選択し、選択した動作指示内容をユーザに認識可能に出力する。CPUは、TVリモコン2の操作により何れかの動作指示を決定し、選択された外部機器に対して選択された動作指示内容を示すコマンドをHDMI入力端子により送信する。
【選択図】図1
【解決手段】テレビジョン受像機100のCPUは、外部機器から受信した動作状態情報に基づいて状態情報を記憶部の動作状態テーブルに記憶する。記憶部の動作指示選択テーブルには、外部機器の動作状態と、選択可能な動作指示内容とを対応付けて記憶する。CPUは、複数の外部機器から何れかが選択されると、記憶部の記憶情報に基づいて当該外部機器の動作状態を特定する。そして、CPUは、特定された外部機器の動作状態に基づいて、記憶部の動作指示選択テーブルに記憶された選択可能な動作指示を選択し、選択した動作指示内容をユーザに認識可能に出力する。CPUは、TVリモコン2の操作により何れかの動作指示を決定し、選択された外部機器に対して選択された動作指示内容を示すコマンドをHDMI入力端子により送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、記録再生装置等の外部機器と接続されるテレビジョン受像機等の出力装置及びネットワークシステムに関する。
従来のテレビジョン受像機等の出力装置には、例えば、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)規格等の通信により、ソースを供給する外部機器と接続してネットワークを構築し、出力装置は、この外部機器より機器の状態情報を取得し、これを表示するものがあった。また、この出力装置は、外部機器に対して記録動作を要求するなど、所定のコマンドを送信することもできるので、出力装置における操作にてネットワーク上の機器に対する動作指示を行うことができ、大変便利なものである(特許文献1)。
しかしながら、上記特許文献に開示された出力装置では、ただ動作状態を表示するのみであったため、ユーザは、表示された動作状態を見てユーザ自身によって有効な動作指示を判断し、各機器の動作指示行わなければならない。よって、ユーザは、動作状態に応じた適切な動作指示がわからない場合があり、ユーザにとって扱い難いものであった。
本発明の課題は、外部機器に対する動作指示の操作性を向上させることができる出力装置及びネットワークシステムを提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、複数の外部機器とHDMI通信接続される出力装置において、
前記外部機器からの映像及び/又は音声信号を受信する信号受信手段と、
前記信号受信手段によって受信した映像及び/又は音声信号に基づいて映像及び/又は音声の出力を行う出力手段と、
前記外部機器から送信元の外部機器の動作状態を示す動作状態情報を受信する動作状態情報受信手段と、
前記動作状態情報受信手段によって受信された動作状態情報に基づいて、外部機器毎の動作状態を示す状態情報を更新記憶する状態情報記憶手段と、
前記外部機器の動作状態と、選択可能な動作指示内容とを対応付けて示す指示内容情報を記憶する指示内容記憶手段と、
HDMI通信接続されている複数の外部機器から何れかを選択する外部機器選択手段と、
前記外部機器選択手段によって選択された外部機器の動作状態を、前記状態情報記憶手段に記憶された状態情報から特定する動作状態特定手段と、
前記動作状態特定手段によって特定された外部機器の動作状態に基づいて、選択可能な動作指示内容を前記指示内容記憶手段に記憶された指示内容情報から選択する指示内容選択手段と、
前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報をユーザに対して認識可能に出力する選択可能情報出力制御手段と、
ユーザによる操作が可能な操作手段と、
前記操作手段による操作に基づいて、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容から何れかを決定する指示内容決定手段と、
前記指示内容決定手段によって決定された動作指示内容を示す動作コマンドを前記外部機器選択手段によって選択された外部機器に対して送信する動作コマンド送信手段と、を備えたことを特徴とする。
前記外部機器からの映像及び/又は音声信号を受信する信号受信手段と、
前記信号受信手段によって受信した映像及び/又は音声信号に基づいて映像及び/又は音声の出力を行う出力手段と、
前記外部機器から送信元の外部機器の動作状態を示す動作状態情報を受信する動作状態情報受信手段と、
前記動作状態情報受信手段によって受信された動作状態情報に基づいて、外部機器毎の動作状態を示す状態情報を更新記憶する状態情報記憶手段と、
前記外部機器の動作状態と、選択可能な動作指示内容とを対応付けて示す指示内容情報を記憶する指示内容記憶手段と、
HDMI通信接続されている複数の外部機器から何れかを選択する外部機器選択手段と、
前記外部機器選択手段によって選択された外部機器の動作状態を、前記状態情報記憶手段に記憶された状態情報から特定する動作状態特定手段と、
前記動作状態特定手段によって特定された外部機器の動作状態に基づいて、選択可能な動作指示内容を前記指示内容記憶手段に記憶された指示内容情報から選択する指示内容選択手段と、
前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報をユーザに対して認識可能に出力する選択可能情報出力制御手段と、
ユーザによる操作が可能な操作手段と、
前記操作手段による操作に基づいて、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容から何れかを決定する指示内容決定手段と、
前記指示内容決定手段によって決定された動作指示内容を示す動作コマンドを前記外部機器選択手段によって選択された外部機器に対して送信する動作コマンド送信手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の出力装置において、
前記選択可能情報出力制御手段は、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報を前記出力手段に出力することを特徴とする。
前記選択可能情報出力制御手段は、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報を前記出力手段に出力することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の出力装置において、
前記外部機器から送信元の外部機器を特定するための機器信号を受信する機器信号受信手段を備え、
前記指示内容選択手段は、前記機器信号受信手段によって受信した機器信号に基づいて、選択可能な動作指示内容を選択することを特徴とする。
前記外部機器から送信元の外部機器を特定するための機器信号を受信する機器信号受信手段を備え、
前記指示内容選択手段は、前記機器信号受信手段によって受信した機器信号に基づいて、選択可能な動作指示内容を選択することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、複数の外部機器とHDMI通信接続される出力装置において、
前記外部機器からの映像及び/又は音声信号を受信する信号受信手段と、
前記信号受信手段によって受信した映像及び/又は音声信号に基づいて映像及び/又は音声の出力を行う出力手段と、
前記外部機器から送信元の外部機器を特定するための機器信号を受信する機器信号受信手段と、
前記外部機器から送信元の外部機器の動作状態を示す動作状態情報を受信する動作状態情報受信手段と、
前記動作状態情報受信手段によって受信された動作状態情報に基づいて、外部機器毎の動作状態を示す状態情報を更新記憶する状態情報記憶手段と、
各外部機器の動作状態と、選択可能な動作指示内容とを対応づけて示す指示内容情報を記憶する指示内容記憶手段と、
HDMI通信接続されている複数の外部機器から何れかを選択する外部機器選択手段と、
前記外部機器選択手段によって選択された外部機器の動作状態を、前記状態情報記憶手段に記憶された状態情報から特定する動作状態特定手段と、
前記機器信号受信手段によって受信した機器信号及び前記動作状態特定手段によって特定された外部機器の動作状態に基づいて、選択可能な動作指示内容を前記指示内容記憶手段に記憶された指示内容情報から選択する指示内容選択手段と、
前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報を前記出力手段に出力する選択可能情報出力制御手段と、
ユーザによる操作が可能な操作手段と、
前記操作手段による操作に基づいて、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容から何れかを決定する指示内容決定手段と、
前記指示内容決定手段によって決定された動作指示内容を示す動作コマンドを前記外部機器選択手段によって選択された外部機器に対して送信する動作コマンド送信手段と、を備え、
前記出力手段は、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報の出力を行うことを特徴とする。
前記外部機器からの映像及び/又は音声信号を受信する信号受信手段と、
前記信号受信手段によって受信した映像及び/又は音声信号に基づいて映像及び/又は音声の出力を行う出力手段と、
前記外部機器から送信元の外部機器を特定するための機器信号を受信する機器信号受信手段と、
前記外部機器から送信元の外部機器の動作状態を示す動作状態情報を受信する動作状態情報受信手段と、
前記動作状態情報受信手段によって受信された動作状態情報に基づいて、外部機器毎の動作状態を示す状態情報を更新記憶する状態情報記憶手段と、
各外部機器の動作状態と、選択可能な動作指示内容とを対応づけて示す指示内容情報を記憶する指示内容記憶手段と、
HDMI通信接続されている複数の外部機器から何れかを選択する外部機器選択手段と、
前記外部機器選択手段によって選択された外部機器の動作状態を、前記状態情報記憶手段に記憶された状態情報から特定する動作状態特定手段と、
前記機器信号受信手段によって受信した機器信号及び前記動作状態特定手段によって特定された外部機器の動作状態に基づいて、選択可能な動作指示内容を前記指示内容記憶手段に記憶された指示内容情報から選択する指示内容選択手段と、
前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報を前記出力手段に出力する選択可能情報出力制御手段と、
ユーザによる操作が可能な操作手段と、
前記操作手段による操作に基づいて、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容から何れかを決定する指示内容決定手段と、
前記指示内容決定手段によって決定された動作指示内容を示す動作コマンドを前記外部機器選択手段によって選択された外部機器に対して送信する動作コマンド送信手段と、を備え、
前記出力手段は、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報の出力を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、複数の外部機器と、出力装置とがHDMI通信接続されて構成されたネットワークシステムにおいて、
前記外部機器は、
映像及び/又は音声信号を送信する信号送信手段と、
現在の動作状態を示す動作状態情報を送信する動作状態情報送信手段と、を備え、
前記出力装置は、
前記外部機器からの映像及び/又は音声信号を受信する信号受信手段と、
前記信号受信手段によって受信した映像及び/又は音声信号に基づいて映像及び/又は音声の出力を行う出力手段と、
前記動作状態情報を受信する動作状態情報受信手段と、
前記動作状態情報受信手段によって受信された動作状態情報に基づいて、外部機器毎の動作状態を示す状態情報を更新記憶する状態情報記憶手段と、
各外部機器の動作状態と、選択可能な動作指示内容とを対応付けて示す指示内容情報を記憶する指示内容記憶手段と、
HDMI通信接続されている複数の外部機器から何れかを選択する外部機器選択手段と、
前記外部機器選択手段によって選択された外部機器の動作状態を、前記状態情報記憶手段に記憶された状態情報から特定する動作状態特定手段と、
前記動作状態特定手段によって特定された外部機器の動作状態に基づいて、選択可能な動作指示内容を前記指示内容記憶手段に記憶された指示内容情報から選択する指示内容選択手段と、
前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報をユーザに対して認識可能に出力する選択可能情報出力制御手段と、
ユーザによる操作が可能な操作手段と、
前記操作手段による操作に基づいて、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容から何れかを決定する指示内容決定手段と、
前記指示内容決定手段によって決定された動作指示内容を示す動作コマンドを前記外部機器選択手段によって選択された外部機器に対して送信する動作コマンド送信手段と、を備え、
前記外部機器は、前記動作コマンド送信手段によって送信された動作コマンドを受信したときに、該受信した動作コマンドに対応する動作を行うことを特徴とする。
前記外部機器は、
映像及び/又は音声信号を送信する信号送信手段と、
現在の動作状態を示す動作状態情報を送信する動作状態情報送信手段と、を備え、
前記出力装置は、
前記外部機器からの映像及び/又は音声信号を受信する信号受信手段と、
前記信号受信手段によって受信した映像及び/又は音声信号に基づいて映像及び/又は音声の出力を行う出力手段と、
前記動作状態情報を受信する動作状態情報受信手段と、
前記動作状態情報受信手段によって受信された動作状態情報に基づいて、外部機器毎の動作状態を示す状態情報を更新記憶する状態情報記憶手段と、
各外部機器の動作状態と、選択可能な動作指示内容とを対応付けて示す指示内容情報を記憶する指示内容記憶手段と、
HDMI通信接続されている複数の外部機器から何れかを選択する外部機器選択手段と、
前記外部機器選択手段によって選択された外部機器の動作状態を、前記状態情報記憶手段に記憶された状態情報から特定する動作状態特定手段と、
前記動作状態特定手段によって特定された外部機器の動作状態に基づいて、選択可能な動作指示内容を前記指示内容記憶手段に記憶された指示内容情報から選択する指示内容選択手段と、
前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報をユーザに対して認識可能に出力する選択可能情報出力制御手段と、
ユーザによる操作が可能な操作手段と、
前記操作手段による操作に基づいて、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容から何れかを決定する指示内容決定手段と、
前記指示内容決定手段によって決定された動作指示内容を示す動作コマンドを前記外部機器選択手段によって選択された外部機器に対して送信する動作コマンド送信手段と、を備え、
前記外部機器は、前記動作コマンド送信手段によって送信された動作コマンドを受信したときに、該受信した動作コマンドに対応する動作を行うことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のネットワークシステムにおいて、
前記選択可能情報出力制御手段は、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報を前記出力手段に出力することを特徴とする。
前記選択可能情報出力制御手段は、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報を前記出力手段に出力することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載のネットワークシステムにおいて、
前記外部機器は、当該機器を特定するための機器信号を送信する機器信号送信手段を備え、
前記出力装置は、前記機器信号送信手段によって送信された機器信号を受信する機器信号受信手段を備え、
前記指示内容選択手段は、前記機器信号受信手段によって受信した機器信号に基づいて、選択可能な動作指示内容を選択することを特徴とする。
前記外部機器は、当該機器を特定するための機器信号を送信する機器信号送信手段を備え、
前記出力装置は、前記機器信号送信手段によって送信された機器信号を受信する機器信号受信手段を備え、
前記指示内容選択手段は、前記機器信号受信手段によって受信した機器信号に基づいて、選択可能な動作指示内容を選択することを特徴とする。
本発明によれば、外部機器に対する動作指示の操作性を向上させることができる出力装置及びネットワークシステムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係るAVシステムは、例えば、出力装置としてのテレビジョン受像機100と、外部機器としてのAVアンプ200と、HDMIセレクタ300と、CD(Compact Disk)プレーヤ400と、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤ500と、BD(Blu-ray Disk)レコーダ600と、STB(Set Top Box)700とを備えて構成され、これらの機器は互いにHDMI通信接続されている。
テレビジョン受像機100は、本体部1と、TVリモコン2を有している。
本体部1は、詳しくは後述するが、アンテナを介して受信したデジタル放送データを所定の処理により変換し、変換されたデジタル放送データを映像出力及び音声出力することによってデジタル放送の視聴が可能となっている。
また、本体部1は、HDMI入力端子14aを介してAVアンプ200とHDMI通信接続されている。
操作手段として機能するTVリモコン2は、ユーザが本体部1に対して各種指示を入力するための複数のキーを備える。具体的には、TVリモコン2は、例えば、ユーザが本体部1の電源をオン/オフする際に操作される。
TVリモコン2に備わるこれらのキーの各々には識別情報が割り当てられている。そして、ユーザによりキー操作が行われると、操作されたキーの識別情報に対応するリモコン信号が生成される。そして、生成されたリモコン信号が図示しない投光部から赤外線信号により送信され、本体部1の前面パネルに設けられたリモコン受信部19において受信される。
本体部1は、詳しくは後述するが、アンテナを介して受信したデジタル放送データを所定の処理により変換し、変換されたデジタル放送データを映像出力及び音声出力することによってデジタル放送の視聴が可能となっている。
また、本体部1は、HDMI入力端子14aを介してAVアンプ200とHDMI通信接続されている。
操作手段として機能するTVリモコン2は、ユーザが本体部1に対して各種指示を入力するための複数のキーを備える。具体的には、TVリモコン2は、例えば、ユーザが本体部1の電源をオン/オフする際に操作される。
TVリモコン2に備わるこれらのキーの各々には識別情報が割り当てられている。そして、ユーザによりキー操作が行われると、操作されたキーの識別情報に対応するリモコン信号が生成される。そして、生成されたリモコン信号が図示しない投光部から赤外線信号により送信され、本体部1の前面パネルに設けられたリモコン受信部19において受信される。
AVアンプ200は、2つのスピーカ201と、4つのHDMI端子202とを備えている。
AVアンプ200は、HDMI端子202を介し、テレビジョン受像機100と、HDMIセレクタ300と、BDレコーダ600と、STB700とHDMI通信接続されている。
このようにして構成されたAVアンプ200は、ユーザによって図示しない操作部にて選択操作が行われることにより、選択されたHDMI端子202からの映像・音声データの入力を許可する。そして、AVアンプ200は、入力した音声データを変換・増幅してスピーカ201から音声を出力する。また、AVアンプ200は、信号送信手段として機能して、入力した映像・音声データを、HDMI端子202aを介してテレビジョン受像機100に出力する。
また、AVアンプ200は、図示しない電源制御回路によって電源のオン/オフを行うとともに、電源コマンド受信手段として機能してテレビジョン受像機100から後述する「System Standby」コマンドが自機宛に送信されてこれを受信すると、電源をオフする制御を行う。
また、AVアンプ200は、後述する機器情報(ロジカルアドレス)が予め設定されており、そして、機器信号送信手段として機能し、例えば、本実施形態に係るAVシステムのネットワーク上に接続されたときに自機の機器情報の出力を行う。
また、AVアンプ200は、後述するように、動作状態情報送信手段として機能し、テレビジョン受像機100からの要求に応じて現在の動作状態を示す動作状態情報の送信を行う。
AVアンプ200は、HDMI端子202を介し、テレビジョン受像機100と、HDMIセレクタ300と、BDレコーダ600と、STB700とHDMI通信接続されている。
このようにして構成されたAVアンプ200は、ユーザによって図示しない操作部にて選択操作が行われることにより、選択されたHDMI端子202からの映像・音声データの入力を許可する。そして、AVアンプ200は、入力した音声データを変換・増幅してスピーカ201から音声を出力する。また、AVアンプ200は、信号送信手段として機能して、入力した映像・音声データを、HDMI端子202aを介してテレビジョン受像機100に出力する。
また、AVアンプ200は、図示しない電源制御回路によって電源のオン/オフを行うとともに、電源コマンド受信手段として機能してテレビジョン受像機100から後述する「System Standby」コマンドが自機宛に送信されてこれを受信すると、電源をオフする制御を行う。
また、AVアンプ200は、後述する機器情報(ロジカルアドレス)が予め設定されており、そして、機器信号送信手段として機能し、例えば、本実施形態に係るAVシステムのネットワーク上に接続されたときに自機の機器情報の出力を行う。
また、AVアンプ200は、後述するように、動作状態情報送信手段として機能し、テレビジョン受像機100からの要求に応じて現在の動作状態を示す動作状態情報の送信を行う。
HDMIセレクタ300は、2つのHDMI入力端子301と、1つのHDMI出力端子302とを有している。
HDMIセレクタ300は、HDMI入力端子301aを介してCDプレーヤ400とHDMI通信接続され、HDMI入力端子301bを介してDVDプレーヤ500とHDMI通信接続されている。そして、HDMIセレクタ300は、HDMI出力端子302を介してAVアンプ200にHDMI通信接続されている。
このようにして構成されたHDMIセレクタ300は、ユーザによって図示しない操作部にて選択操作が行われることにより、選択されたHDMI入力端子301からの映像・音声データの入力を許可する。そして、HDMIセレクタ300は、信号送信手段として機能して、入力した映像・音声データをHDMI出力端子302を介してAVアンプ200に出力する。
また、HDMIセレクタ300は、図示しない電源制御回路によって電源のオン/オフを行うとともに、電源コマンド受信手段として機能してテレビジョン受像機100から後述する「System Standby」コマンドが自機宛に送信されてこれを受信すると、電源をオフする制御を行う。
また、HDMIセレクタ300は、後述する機器情報(ロジカルアドレス)が予め設定されており、そして、機器信号送信手段として機能し、例えば、本実施形態に係るAVシステムのネットワーク上に接続されたときに自機の機器情報の出力を行う。
また、HDMIセレクタ300は、後述するように、動作状態情報送信手段として機能し、テレビジョン受像機100からの要求に応じて現在の動作状態を示す動作状態情報の送信を行う。
HDMIセレクタ300は、HDMI入力端子301aを介してCDプレーヤ400とHDMI通信接続され、HDMI入力端子301bを介してDVDプレーヤ500とHDMI通信接続されている。そして、HDMIセレクタ300は、HDMI出力端子302を介してAVアンプ200にHDMI通信接続されている。
このようにして構成されたHDMIセレクタ300は、ユーザによって図示しない操作部にて選択操作が行われることにより、選択されたHDMI入力端子301からの映像・音声データの入力を許可する。そして、HDMIセレクタ300は、信号送信手段として機能して、入力した映像・音声データをHDMI出力端子302を介してAVアンプ200に出力する。
また、HDMIセレクタ300は、図示しない電源制御回路によって電源のオン/オフを行うとともに、電源コマンド受信手段として機能してテレビジョン受像機100から後述する「System Standby」コマンドが自機宛に送信されてこれを受信すると、電源をオフする制御を行う。
また、HDMIセレクタ300は、後述する機器情報(ロジカルアドレス)が予め設定されており、そして、機器信号送信手段として機能し、例えば、本実施形態に係るAVシステムのネットワーク上に接続されたときに自機の機器情報の出力を行う。
また、HDMIセレクタ300は、後述するように、動作状態情報送信手段として機能し、テレビジョン受像機100からの要求に応じて現在の動作状態を示す動作状態情報の送信を行う。
CDプレーヤ400は、CD等の記録媒体に記録された記録情報から音声データを読み出し、外部に出力するものである。本実施の形態に係るCDプレーヤ400は、図示しないHDMI端子を備えており、読み出した音声データをHDMI規格のデジタル信号に変換し、信号送信手段として機能してHDMIセレクタ300に出力する。そして、HDMIセレクタ300に出力された音声データは、AVアンプ200やテレビジョン受像機100に送信されることにより、AVアンプ200やテレビジョン受像機100にて、記録媒体に記録された音声データに基づく音声の出力が行われる。
CDプレーヤ400は、CDプレーヤ用リモコン401を備えている。
CDプレーヤ用リモコン401は、ユーザがCDプレーヤ400本体に対して各種指示を入力するための複数のキーを備える。
CDプレーヤ用リモコン401に備わるこれらのキーの各々には識別情報が割り当てられている。そして、ユーザによりキー操作が行われると、操作されたキーの識別情報に対応するリモコン信号が生成される。そして、生成されたリモコン信号が図示しない投光部から赤外線信号により送信され、ユーザがCDプレーヤ400本体の前面パネルに設けられた図示しないリモコン受信部において受信される。
また、CDプレーヤ400は、図示しない電源制御回路によって電源のオン/オフを行うとともに、電源コマンド受信手段として機能してテレビジョン受像機100から後述する「System Standby」コマンドが自機宛に送信されてこれを受信すると、電源をオフする制御を行う。
また、CDプレーヤ400は、後述する機器情報(ロジカルアドレス)が予め設定されており、そして、機器信号送信手段として機能し、例えば、本実施形態に係るAVシステムのネットワーク上に接続されたときに自機の機器情報の出力を行う。
また、CDプレーヤ400は、後述するように、動作状態情報送信手段として機能し、テレビジョン受像機100からの要求に応じて現在の動作状態を示す動作状態情報の送信を行う。
CDプレーヤ400は、CDプレーヤ用リモコン401を備えている。
CDプレーヤ用リモコン401は、ユーザがCDプレーヤ400本体に対して各種指示を入力するための複数のキーを備える。
CDプレーヤ用リモコン401に備わるこれらのキーの各々には識別情報が割り当てられている。そして、ユーザによりキー操作が行われると、操作されたキーの識別情報に対応するリモコン信号が生成される。そして、生成されたリモコン信号が図示しない投光部から赤外線信号により送信され、ユーザがCDプレーヤ400本体の前面パネルに設けられた図示しないリモコン受信部において受信される。
また、CDプレーヤ400は、図示しない電源制御回路によって電源のオン/オフを行うとともに、電源コマンド受信手段として機能してテレビジョン受像機100から後述する「System Standby」コマンドが自機宛に送信されてこれを受信すると、電源をオフする制御を行う。
また、CDプレーヤ400は、後述する機器情報(ロジカルアドレス)が予め設定されており、そして、機器信号送信手段として機能し、例えば、本実施形態に係るAVシステムのネットワーク上に接続されたときに自機の機器情報の出力を行う。
また、CDプレーヤ400は、後述するように、動作状態情報送信手段として機能し、テレビジョン受像機100からの要求に応じて現在の動作状態を示す動作状態情報の送信を行う。
DVDプレーヤ500は、CD−ROMまたはDVD−ROM等の記録媒体に記録された記録情報から映像・音声データを読み出し、外部に出力するものである。本実施の形態に係るDVDプレーヤ500は、図示しないHDMI端子を備えており、読み出した映像・音声データをHDMI規格のデジタル信号に変換し、信号送信手段として機能してHDMIセレクタ300に出力する。そして、HDMIセレクタ300に出力された映像・音声データは、AVアンプ200を介してテレビジョン受像機100に送信されることにより、テレビジョン受像機100及びAVアンプ200にて、記録媒体に記録されたコンテンツの視聴が可能となっている。
また、DVDプレーヤ500は、図示しない電源制御回路によって電源のオン/オフを行うとともに、電源コマンド受信手段として機能してテレビジョン受像機100から後述する「System Standby」コマンドが自機宛に送信されてこれを受信すると、電源をオフする制御を行う。
また、DVDプレーヤ500は、後述する機器情報(ロジカルアドレス)が予め設定されており、そして、機器信号送信手段として機能し、例えば、本実施形態に係るAVシステムのネットワーク上に接続されたときに自機の機器情報の出力を行う。
また、DVDプレーは500は、後述するように、動作状態情報送信手段として機能し、テレビジョン受像機100からの要求に応じて現在の動作状態を示す動作状態情報の送信を行う。
また、DVDプレーヤ500は、図示しない電源制御回路によって電源のオン/オフを行うとともに、電源コマンド受信手段として機能してテレビジョン受像機100から後述する「System Standby」コマンドが自機宛に送信されてこれを受信すると、電源をオフする制御を行う。
また、DVDプレーヤ500は、後述する機器情報(ロジカルアドレス)が予め設定されており、そして、機器信号送信手段として機能し、例えば、本実施形態に係るAVシステムのネットワーク上に接続されたときに自機の機器情報の出力を行う。
また、DVDプレーは500は、後述するように、動作状態情報送信手段として機能し、テレビジョン受像機100からの要求に応じて現在の動作状態を示す動作状態情報の送信を行う。
BDレコーダ600は、図示しないアンテナを介して受信したデジタル放送データを所定の処理により変換し、図示しない記録媒体としてのハードディスクに記録することにより録画を行うことができる。また、BDレコーダ600は、ハードディスクに記録された映像・音声データを図示しない記録媒体としてのブルーレイディスクに記録することができる。BDレコーダ600は、図示しないHDMI端子を備えており、ハードディスクまたはブルーレイディスクから読み出した映像・音声データをHDMI規格のデジタル信号に変換し、信号送信手段として機能してAVアンプ200を介してテレビジョン受像機100に出力することにより、テレビジョン受像機100及びAVアンプ200にて、録画されたデジタル放送の視聴が可能となっている。また、BDレコーダ600は、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体を受け付け、この記録媒体に記録された映像・音声データを読み出してHDMI規格のデジタル信号に変換し、AVアンプ200を介してテレビジョン受像機100に送信することにより、テレビジョン受像機100及びAVアンプ200にて、記録媒体に記録されたコンテンツを視聴することもできる。
また、BDレコーダ600は、図示しない電源制御回路によって電源のオン/オフを行うとともに、電源コマンド受信手段として機能してテレビジョン受像機100から後述する「System Standby」コマンドが自機宛に送信されてこれを受信すると、電源をオフする制御を行う。
また、BDレコーダ600は、後述する機器情報(ロジカルアドレス)が予め設定されており、そして、機器信号送信手段として機能し、例えば、本実施形態に係るAVシステムのネットワーク上に接続されたときに自機の機器情報の出力を行う。
また、BDレコーダ600は、後述するように、動作状態情報送信手段として機能し、テレビジョン受像機100からの要求に応じて現在の動作状態を示す動作状態情報の送信を行う。
また、BDレコーダ600は、図示しない電源制御回路によって電源のオン/オフを行うとともに、電源コマンド受信手段として機能してテレビジョン受像機100から後述する「System Standby」コマンドが自機宛に送信されてこれを受信すると、電源をオフする制御を行う。
また、BDレコーダ600は、後述する機器情報(ロジカルアドレス)が予め設定されており、そして、機器信号送信手段として機能し、例えば、本実施形態に係るAVシステムのネットワーク上に接続されたときに自機の機器情報の出力を行う。
また、BDレコーダ600は、後述するように、動作状態情報送信手段として機能し、テレビジョン受像機100からの要求に応じて現在の動作状態を示す動作状態情報の送信を行う。
STB700は、例えば、図示しないアンテナを介して受信した衛星放送等の放送データを所定の処理により変換し、外部出力を行うものである。STB700は、図示しないHDMI端子を備えており、変換された放送データをHDMI規格のデジタル信号に変換し、信号送信手段として機能してAVアンプ200を介してテレビジョン受像機100に出力することにより、テレビジョン受像機100及びAVアンプ200にて、放送の視聴が可能となっている。
また、STB700は、図示しない電源制御回路によって電源のオン/オフを行うとともに、電源コマンド受信手段として機能してテレビジョン受像機100から後述する「System Standby」コマンドが自機宛に送信されてこれを受信すると、電源をオフする制御を行う。
また、STB700は、後述する機器情報(ロジカルアドレス)が予め設定されており、そして、機器信号送信手段として機能し、例えば、本実施形態に係るAVシステムのネットワーク上に接続されたときに自機の機器情報の出力を行う。
また、STB700は、後述するように、動作状態情報送信手段として機能し、テレビジョン受像機100からの要求に応じて現在の動作状態を示す動作状態情報の送信を行う。
また、STB700は、図示しない電源制御回路によって電源のオン/オフを行うとともに、電源コマンド受信手段として機能してテレビジョン受像機100から後述する「System Standby」コマンドが自機宛に送信されてこれを受信すると、電源をオフする制御を行う。
また、STB700は、後述する機器情報(ロジカルアドレス)が予め設定されており、そして、機器信号送信手段として機能し、例えば、本実施形態に係るAVシステムのネットワーク上に接続されたときに自機の機器情報の出力を行う。
また、STB700は、後述するように、動作状態情報送信手段として機能し、テレビジョン受像機100からの要求に応じて現在の動作状態を示す動作状態情報の送信を行う。
以上のように構成されたAVシステムでは、HDMI接続によって、各機器間でHDMI規格に含まれるCEC(Consumer Electronics Control)コマンドの送受信が可能となっている。CECコマンドは、所定のCECプロトコルによる制御データである。
なお、本実施の形態では、後述するようにAVシステムのネットワークを構成する機器のそれぞれについてロジカルアドレスが設定されており、ネットワーク上における特定の機器に対して特定の制御データの送信が可能となっている。
また、機器がネットワーク上に接続されると、後述する物理アドレスが設定され、当該ネットワークに接続された機器の階層を特定することができる。また、この物理アドレスに基づく制御データの送信も可能となっている。
なお、本実施の形態では、後述するようにAVシステムのネットワークを構成する機器のそれぞれについてロジカルアドレスが設定されており、ネットワーク上における特定の機器に対して特定の制御データの送信が可能となっている。
また、機器がネットワーク上に接続されると、後述する物理アドレスが設定され、当該ネットワークに接続された機器の階層を特定することができる。また、この物理アドレスに基づく制御データの送信も可能となっている。
次に、図2を参照しながら、本発明の実施の形態のAVシステムに組み込まれるテレビジョン受像機100の要部構成について説明する。
本実施形態のデジタルテレビジョン受像機100の本体部1は、図2に示すように、チューナ11と、信号処理部12と、電源部13と、HDMIインターフェース部14と、HDMI信号処理部15と、操作部17と、制御部18と、リモコン受信部19とを備えており、各部はバス等により接続されている。また、本体部1は、信号処理部12やHDMI信号処理部15と接続する出力部16を備えている。
チューナ11は、制御部18から入力される制御信号に従って、例えば、ユーザによる操作部17の操作により選択された一の番組に関するテレビジョン放送信号を、テレビジョン放送波から受信する。
具体的には、チューナ11は、例えば、アンテナ11aにより受信されたテレビジョン放送波(例えば、デジタル方式のテレビジョン放送波)から、ユーザ所望の番組のチャンネルに対応する周波数帯域に存在するテレビジョン放送信号を受信し、そして、当該受信したテレビジョン放送信号を変調して信号処理部12に出力する。
具体的には、チューナ11は、例えば、アンテナ11aにより受信されたテレビジョン放送波(例えば、デジタル方式のテレビジョン放送波)から、ユーザ所望の番組のチャンネルに対応する周波数帯域に存在するテレビジョン放送信号を受信し、そして、当該受信したテレビジョン放送信号を変調して信号処理部12に出力する。
信号処理部12は、制御部18から入力される制御信号に従って、例えば、チューナ11から入力されたテレビジョン放送信号に所定の処理を施して、当該テレビジョン放送信号から、映像データと、音声データと、等を分離し、当該映像データをデコードして出力部16の映像表示部161(後述)に出力するとともに、当該音声データをデコードして出力部16の音声出力部162(後述)に出力する。
電源部13は、例えば、テレビジョン受像機100を構成する各部に電源を供給するためのものである。
HDMIインターフェース部14は、例えば、信号受信手段として機能してAVアンプ200との間で映像・音声データ受信したり、機器信号受信手段として機能して後述する機器信号を受信したり、電源コマンド送信手段として機能して制御部18からの要求に応じて電源オフコマンドを送信したりするなど、各種情報の送受信を行う。
また、HDMIインターフェース部14は、さらに、動作状態情報受信手段として機能して後述する外部機器の動作状態を示す動作状態情報を受信したり、動作コマンド送信手段として機能して制御部18からの要求に応じて動作コマンドを送信したりする。
具体的には、HDMIインターフェース部14は、例えば、図2に示すように、複数のHDMI入力端子14a(例えば、第1HDMI入力端子14a1,第2HDMI入力端子14a2)と、通電切替部14bと、等を備えて構成される。
また、HDMIインターフェース部14は、さらに、動作状態情報受信手段として機能して後述する外部機器の動作状態を示す動作状態情報を受信したり、動作コマンド送信手段として機能して制御部18からの要求に応じて動作コマンドを送信したりする。
具体的には、HDMIインターフェース部14は、例えば、図2に示すように、複数のHDMI入力端子14a(例えば、第1HDMI入力端子14a1,第2HDMI入力端子14a2)と、通電切替部14bと、等を備えて構成される。
なお、図2においては、第1HDMI入力端子14a1がAVアンプ200と接続しているが、この限りでなく、第2HDMI入力端子14a2がAVアンプ200と接続していてもよい。
また、図1及び図2において、本体部1は、1台のAVアンプ200と接続しているが、例えば、AVアンプ200の他、第2HDMI入力端子14a2に他の機器を接続するようにしてもよい。
また、図1及び図2において、本体部1は、1台のAVアンプ200と接続しているが、例えば、AVアンプ200の他、第2HDMI入力端子14a2に他の機器を接続するようにしてもよい。
通電切替部14bは、制御部18から入力される制御信号に従って、例えば、複数のHDMI入力端子14aのそれぞれに対して、通電する状態(HotPlugをONする状態)と、通電しない状態(HotPlugをOFFする状態)と、を切り替える。
具体的には、通電切替部14bは、例えば、第1HDMI入力端子14a1と電源部13との間の接続のON/OFFを切り替えることによって、第1HDMI入力端子14a1に対してHotPlugをONする状態とHotPlugをOFFする状態とを切り替える。
また、通電切替部14bは、例えば、第2HDMI入力端子14a2と電源部13との間の接続のON/OFFを切り替えることによって、第2HDMI入力端子14a2に対してHotPlugをONする状態とHotPlugをOFFする状態とを切り替える。
具体的には、通電切替部14bは、例えば、第1HDMI入力端子14a1と電源部13との間の接続のON/OFFを切り替えることによって、第1HDMI入力端子14a1に対してHotPlugをONする状態とHotPlugをOFFする状態とを切り替える。
また、通電切替部14bは、例えば、第2HDMI入力端子14a2と電源部13との間の接続のON/OFFを切り替えることによって、第2HDMI入力端子14a2に対してHotPlugをONする状態とHotPlugをOFFする状態とを切り替える。
HDMI信号処理部15は、制御部18から入力される制御信号に従って、例えば、第1HDMI入力端子14a1又は第2HDMI入力端子14a2から入力されたHDMI規格のデジタル信号に所定の処理を施して、当該HDMI規格のデジタル信号から、映像データと、音声データと、等を分離し、当該映像データをデコードして出力部16の映像表示部161(後述)に出力するとともに、当該音声データをデコードして出力部16の音声出力部162(後述)に出力する。
出力部16は、例えば、信号処理部12やHDMI信号処理部15から入力されたデータを出力するためのものである。
具体的には、出力部16は、例えば、図2に示すように、映像表示部161と、音声出力部162と、等を備えて構成される。
具体的には、出力部16は、例えば、図2に示すように、映像表示部161と、音声出力部162と、等を備えて構成される。
映像表示部161は、例えば、液晶表示機器等であり、信号処理部12やHDMI信号処理部15から入力された映像データに基づく映像を表示する。
音声出力部162は、例えば、スピーカ機器等であり、信号処理部12やHDMI信号処理部15から入力された音声データに基づく音声を出力する。
操作部17は、例えば、操作手段として機能し、本体部1の外面に備えられた操作ボタン(図示省略)などから構成されており、ユーザにより操作されると、当該操作に伴う各種信号を制御部18に出力する。
具体的には、操作部17は、例えば、ユーザが本体部1の電源をオン/オフする際に操作される。
制御部18は、例えば、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)181と、RAM(Random Access Memory)182と、記憶部183と、等を備えている。
CPU181は、記憶部183に記憶されたテレビジョン受像機100用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
また、CPU181は、電源が投入されると、記憶部183から後述する接続機器登録プログラム183aを読み出し、ネットワーク上に接続された外部機器の登録を行う。
また、CPU181は、後述するように、電源操作対象設定手段として機能してユーザによる電源操作によって電源をオフにする外部機器の設定を行う。
また、CPU181は、後述するように、外部機器選択手段として機能してHDMI通信接続された複数の外部機器から何れかの選択を行う。
また、CPU181は、後述するように、動作状態特定手段として機能して外部機器の動作状態の特定を行う。
また、CPU181は、後述するように、指示内容選択手段として機能して外部機器の動作状態に応じて選択可能な動作指示内容の選択を行う。
また、CPU181は、後述するように、選択可能情報出力制御手段として機能して外部機器の動作状態に応じて選択された動作指示内容を示す情報をユーザに対して認識可能に出力する制御を行う。具体的には、映像表示部161に選択された動作指示内容の表示を行う。
また、CPU181は、後述するように、指示内容決定手段として機能して、ユーザの操作によって何れかの動作指示内容に決定する。
また、CPU181は、電源が投入されると、記憶部183から後述する接続機器登録プログラム183aを読み出し、ネットワーク上に接続された外部機器の登録を行う。
また、CPU181は、後述するように、電源操作対象設定手段として機能してユーザによる電源操作によって電源をオフにする外部機器の設定を行う。
また、CPU181は、後述するように、外部機器選択手段として機能してHDMI通信接続された複数の外部機器から何れかの選択を行う。
また、CPU181は、後述するように、動作状態特定手段として機能して外部機器の動作状態の特定を行う。
また、CPU181は、後述するように、指示内容選択手段として機能して外部機器の動作状態に応じて選択可能な動作指示内容の選択を行う。
また、CPU181は、後述するように、選択可能情報出力制御手段として機能して外部機器の動作状態に応じて選択された動作指示内容を示す情報をユーザに対して認識可能に出力する制御を行う。具体的には、映像表示部161に選択された動作指示内容の表示を行う。
また、CPU181は、後述するように、指示内容決定手段として機能して、ユーザの操作によって何れかの動作指示内容に決定する。
RAM182は、CPU181によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部183は、テレビジョン受像機100で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU181によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部183に記憶されている。
具体的には、記憶部183は、例えば、接続機器登録プログラム183aを記憶している。
また、記憶部183には、後述する外部機器情報記憶手段としての接続機器テーブル、状態情報記憶手段としての動作状態テーブル及び指示内容記憶手段としての動作指示選択テーブルが記憶されている。
具体的には、記憶部183は、例えば、接続機器登録プログラム183aを記憶している。
また、記憶部183には、後述する外部機器情報記憶手段としての接続機器テーブル、状態情報記憶手段としての動作状態テーブル及び指示内容記憶手段としての動作指示選択テーブルが記憶されている。
以上のように構成されたテレビジョン受像機100における接続機器登録処理について、図3を参照しながら説明する。接続機器登録処理は、CPU181が記憶部183に記憶された接続機器登録プログラム183aを読み出すことにより実行される処理である。
接続機器登録プログラム183aは、テレビジョン受像機100の本体部1の電源が投入されたときに記憶部183から読み出されるプログラムである。
接続機器登録プログラム183aは、テレビジョン受像機100の本体部1の電源が投入されたときに記憶部183から読み出されるプログラムである。
CPU181は、図3に示されるように、ネットワーク上の全ての機器に対して情報の取得ができるように自機の機器情報(ロジカルアドレスデータ)をブロードキャスト送信する(ステップS100)。
次に、CPU181は、外部機器からの機器情報を受信したか否かを判定し(ステップS101)、機器情報を受信したと判定したときは(ステップS101:Y)、記憶部183に設けられた接続機器テーブルの記憶内容を更新し(ステップS102)、ステップS101の処理を実行する。一方、CPU181は、ステップS101において、機器情報を受信したと判定しなかったときは(ステップS101:N)、ステップS103の処理を実行する。
また、CPU181は、ステップS103において、全ての機器情報を受信したか否かを判定し(ステップS103)、全ての機器情報を受信したと判定したときは、この処理を終了し(ステップS103:Y)、全ての機器情報を受信したと判定しないときは(ステップS103:N)、ステップS101の処理を実行する。
なお、全ての機器情報を受信したか否かについては、例えば、所定時間、機器情報を受信しないことを以て全ての機器情報を受信したと判定する。
なお、全ての機器情報を受信したか否かについては、例えば、所定時間、機器情報を受信しないことを以て全ての機器情報を受信したと判定する。
次に、図4を参照しながら、接続機器登録処理において、作成される接続機器テーブルの記憶内容について説明する。
接続機器テーブルは、記憶部183に設けられており、CECコマンドを送信する際に、送信先を特定したり、後述する電源オフ時の制御を行ったりするのに用いられる。
また、接続機器テーブルに記憶される情報は、図3において示される接続機器登録処理において、受信する機器情報に基づいて生成される。
また、接続機器テーブルに記憶される情報は、図3において示される接続機器登録処理において、受信する機器情報に基づいて生成される。
ロジカルアドレスは、各機器それぞれについて、0〜15のアドレスの何れかがカテゴリーに従ってあらかじめ定義されており、当該ネットワーク上において、どのロジカルアドレスにどの機器が対応しているかについて共有して認識されるものである。このロジカルアドレスは、複数の機器が同一のアドレスになることはなく、接続機器テーブルに既に登録されているロジカルアドレスと同一のロジカルアドレスが定義されている機器がネットワーク上に接続された場合には、予備のロジカルアドレスを自己の機器のロジカルアドレスとして接続機器テーブルに登録されることとなる。ロジカルアドレスの取得は、例えば、ネットワーク上に機器が接続された際、あるいは、機器の電源が投入された際に行われる。
このように、ロジカルアドレスは、機器毎に唯一のアドレスが割り当てられているので、特定の機器を指定してCECコマンドを送信することが可能である。
このように、ロジカルアドレスは、機器毎に唯一のアドレスが割り当てられているので、特定の機器を指定してCECコマンドを送信することが可能である。
物理アドレスは、5階層のアドレスを持ち、同一階層における唯一番号nから構成され、“n.n.n.n”のように表される。そして、テレビジョン受像機100に直接接続された機器の階層を第1階層とした場合、この第1階層の機器に接続された機器が第2階層となり、テレビジョン受像機100から離れるに従って階層番号が増えるように表される。
例えば、本実施の形態では、テレビジョン受像機100は、“0.0.0.0”の物理アドレスを持ち、テレビジョン受像機100に直接接続されるAVアンプ200は“1.0.0.0”である。そして、AVアンプ200には3台の機器が接続されているので、1台目の機器であるHDMIセレクタ300の物理アドレスは“1.1.0.0”であり、2台目の機器であるBDレコーダ600は“1.2.0.0”であり、3台目の機器であるSTB700は“1.3.0.0”である。
さらに、HDMIセレクタ300には、2台の機器が接続されているので、1台目の機器であるCDプレーヤ400の物理アドレスは“1.1.1.0”であり、2台目の機器であるDVDプレーヤ500は“1.1.2.0”である。
さらに、HDMIセレクタ300には、2台の機器が接続されているので、1台目の機器であるCDプレーヤ400の物理アドレスは“1.1.1.0”であり、2台目の機器であるDVDプレーヤ500は“1.1.2.0”である。
このように、機器毎に物理アドレスが特定されることで、特定の機器を指定してCECコマンドを送信することが可能である。
なお、物理アドレスは、機器がネットワーク上に接続されたときに定められ、ネットワーク上において共有して認識される。
なお、物理アドレスは、機器がネットワーク上に接続されたときに定められ、ネットワーク上において共有して認識される。
電源設定1及び電源設定2は、後述する電源設定において、電源オフ操作時に、一度の操作で電源をオフにする機器を決定するために用いられる。
以上のように構成された、本実施の形態に係るAVシステムにおいて、図5〜図8を参照しながら、電源オフ操作の際の各機器の動作について説明する。なお、以下の説明において、AVシステム上に構成される各機器における電源オフの状態とは、CECコマンドの送受信やリモコン操作の受付等が可能なシステムスタンバイ状態とする。また、この動作において、既に電源がオフとなっている機器については、特に電源の操作は行われず、コマンドの送受信のみ行うものとする。
まず、ユーザによって全ての機器の電源をオフにする操作が行われたときにおける各機器の動作について、図5を参照しながら説明する。
テレビジョン受像機100のCPU181は、図5に示されるように、ユーザによる電源オフ操作が行われると(ステップS10)、図9(a)に示されるような電源オフメニューを映像表示部161に表示する(ステップS11)。
ここで、電源オフメニューの表示が、通常の電源操作によるものに限らず、特定の操作によって行われるようにしてもよい。例えば、通常の電源ボタンとは異なる特定の電源ボタンの操作や、電源ボタンの長押しなどが適用できる。
そして、CPU181は、ユーザによって「全ての機器の電源を切る」が選択されると(ステップS12)、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して「System Standby」コマンドをブロードキャスト送信した後(ステップS13)、テレビジョン受像機100の本体部1の電源をオフにする(ステップS14)。
ここで、電源オフメニューの表示が、通常の電源操作によるものに限らず、特定の操作によって行われるようにしてもよい。例えば、通常の電源ボタンとは異なる特定の電源ボタンの操作や、電源ボタンの長押しなどが適用できる。
そして、CPU181は、ユーザによって「全ての機器の電源を切る」が選択されると(ステップS12)、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して「System Standby」コマンドをブロードキャスト送信した後(ステップS13)、テレビジョン受像機100の本体部1の電源をオフにする(ステップS14)。
AVアンプ200は、テレビジョン受像機100からHDMI端子202aよりCEC信号線を介して「System Standby」コマンドを受信すると、このコマンドをHDMI端子202b、202c、202dよりCEC信号線を介して、HDMIセレクタ300、BDレコーダ600及びSTB700に送信した後(ステップS15、S16)、AVアンプ200の電源をオフにする。
HDMIセレクタ300は、AVアンプ200からHDMI出力端子302よりCEC信号線を介して「System Standby」コマンドを受信すると、このコマンドをHDMI入力端子301a、301bよりCEC信号線を介して、CDプレーヤ400及びDVDプレーヤ500に送信した後(ステップS17、S18)、HDMIセレクタ300の電源をオフにする。
CDプレーヤ400及びDVDプレーヤ500は、それぞれ、HDMIセレクタ300より「System Standby」コマンドを受信すると、電源をオフにする。
一方、BDレコーダ600及びSTB700は、それぞれ、AVアンプ200より「System Standby」コマンドを受信すると、電源をオフにする。
以上のようにして、ユーザがテレビジョン受像機100において電源オフ操作が行われ、「全ての機器の電源を切る」が選択された場合には、AVシステム全体の機器の電源がオフとなる。
次に、ユーザによってオーディオ系以外の機器の電源をオフにする操作が行われたときにおける各機器の動作について、図6を参照しながら説明する。
テレビジョン受像機100のCPU181は、図6に示すように、ユーザによる電源オフ操作が行われると(ステップS21)、図9(a)に示されるような電源オフメニューを映像表示部161に表示する(ステップS22)。
そして、CPU181は、ユーザによって「オーディオ系以外の機器の電源を切る」が選択されると(ステップS23)、接続機器テーブルを参照し、オーディオ系機器以外の機器を特定する。
ここで、オーディオ系機器に対応するロジカルアドレスは5、10及び11となっており、それ以外のロジカルアドレスに対応するテレビジョン受像機100、DVDプレーヤ500、BDレコーダ600及びSTB700はオーディオ系機器でないため、これらの機器が電源オフの対象となる。
次に、CPU181は、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して、送信先をDVDプレーヤ500、BDレコーダ600及びSTB700に指定して「System Standby」コマンドを送信した後(ステップS24)、テレビジョン受像機100の本体部1の電源をオフにする(ステップS25)。
そして、CPU181は、ユーザによって「オーディオ系以外の機器の電源を切る」が選択されると(ステップS23)、接続機器テーブルを参照し、オーディオ系機器以外の機器を特定する。
ここで、オーディオ系機器に対応するロジカルアドレスは5、10及び11となっており、それ以外のロジカルアドレスに対応するテレビジョン受像機100、DVDプレーヤ500、BDレコーダ600及びSTB700はオーディオ系機器でないため、これらの機器が電源オフの対象となる。
次に、CPU181は、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して、送信先をDVDプレーヤ500、BDレコーダ600及びSTB700に指定して「System Standby」コマンドを送信した後(ステップS24)、テレビジョン受像機100の本体部1の電源をオフにする(ステップS25)。
AVアンプ200は、テレビジョン受像機100からHDMI端子202aよりCEC信号線を介して「System Standby」コマンドを受信すると、このコマンドをHDMI端子202b、202c、202dよりCEC信号線を介して、HDMIセレクタ300、BDレコーダ600及びSTB700に送信する(ステップS26、S27)。なお、AVアンプ200は、オーディオ系機器であり、「System Standby」コマンドの送信先に指定されていないため、コマンドの送信を行うのみで電源をオフしない。
HDMIセレクタ300は、AVアンプ200からHDMI出力端子302よりCEC信号線を介して「System Standby」コマンドを受信すると、このコマンドをHDMI入力端子301bよりCEC信号線を介してDVDプレーヤ500に送信する(ステップS28)。なお、HDMIセレクタ300は、オーディオ系機器であり、「System Standby」コマンドの送信先に指定されていないため、コマンドの送信を行うのみで電源をオフしない。また、CDプレーヤ400はオーディオ系機器であるため、HDMIセレクタ300は、CDプレーヤ400へのコマンドの送信は行わない。
DVDプレーヤ500は、HDMIセレクタ300より「System Standby」コマンドを受信すると、電源をオフにする。
一方、BDレコーダ600及びSTB700は、それぞれ、AVアンプ200より「System Standby」コマンドを受信すると、電源をオフにする。
以上のようにして、ユーザがテレビジョン受像機100において電源オフ操作が行われ、「オーディオ系以外の機器の電源を切る」が選択された場合には、オーディオ系機器の電源オンの状態が維持される一方、オーディオ系以外の機器の電源がオフとなる。
次に、ユーザによって特定の機器の電源をオフにする操作が行われたときにおける各機器の動作について、図7を参照しながら説明する。
テレビジョン受像機100のCPU181は、図7に示すように、ユーザによる電源オフ操作が行われると(ステップS31)、図9(a)に示されるような電源オフメニューを映像表示部161に表示する(ステップS32)。
そして、CPU181は、ユーザによって「指定する機器の電源を切る」が選択されると、図9(b)に示されるような選択画面を表示する。そして、ユーザが電源を切る機器の対象として「CDプレーヤ」と「DVDプレーヤ」とが選択されると(ステップS33)、接続機器テーブルを参照し、CDプレーヤ400に対応するロジカルアドレス「11」及びDVDプレーヤ500に対応するロジカルアドレス「4」を特定する。なお、ここで、電源を切る機器の対象として1つのみ、あるいは、3つ以上選択することもできる。
次に、CPU181は、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して、送信先をロジカルアドレス「11」であるCDプレーヤ400及びロジカルアドレス「4」であるDVDプレーヤ500に指定して「System Standby」コマンドを送信する(ステップS34)。なお、テレビジョン受像機100は電源オフに指定された機器ではないので、CPU181はコマンドの送信を行うのみで電源をオフしない。
そして、CPU181は、ユーザによって「指定する機器の電源を切る」が選択されると、図9(b)に示されるような選択画面を表示する。そして、ユーザが電源を切る機器の対象として「CDプレーヤ」と「DVDプレーヤ」とが選択されると(ステップS33)、接続機器テーブルを参照し、CDプレーヤ400に対応するロジカルアドレス「11」及びDVDプレーヤ500に対応するロジカルアドレス「4」を特定する。なお、ここで、電源を切る機器の対象として1つのみ、あるいは、3つ以上選択することもできる。
次に、CPU181は、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して、送信先をロジカルアドレス「11」であるCDプレーヤ400及びロジカルアドレス「4」であるDVDプレーヤ500に指定して「System Standby」コマンドを送信する(ステップS34)。なお、テレビジョン受像機100は電源オフに指定された機器ではないので、CPU181はコマンドの送信を行うのみで電源をオフしない。
AVアンプ200は、テレビジョン受像機100からHDMI端子202aよりCEC信号線を介して「System Standby」コマンドを受信すると、このコマンドをHDMI端子202bよりCEC信号線を介して、HDMIセレクタ300に送信する(ステップS35)。なお、AVアンプ200は、「System Standby」コマンドの送信先に指定されていないため、コマンドの送信を行うのみで電源をオフしない。また、BDレコーダ600及びSTB700は「System Standby」コマンドの送信先に指定されていないため、BDレコーダ600及びSTB700へのコマンドの送信は行われない。
HDMIセレクタ300は、AVアンプ200からHDMI出力端子302よりCEC信号線を介して「System Standby」コマンドを受信すると、このコマンドをHDMI入力端子301aよりCEC信号線を介してCDプレーヤ400に送信するとともに(ステップS36)、HDMI入力端子301bよりCEC信号線を介してDVDプレーヤ500に送信する(ステップS37)。なお、HDMIセレクタ300は、「System Standby」コマンドの送信先に指定されていないため、コマンドの送信を行うのみで電源をオフしない。
CDプレーヤ400及びDVDプレーヤ500は、HDMIセレクタ300より「System Standby」コマンドを受信すると、電源をオフにする。
以上のようにして、ユーザがテレビジョン受像機100において電源オフ操作が行われ、「指定する機器の電源を切る」が選択された場合には、指定された機器のみ電源がオフとなる一方、それ以外の機器については電源オンの状態が維持される。
次に、ユーザがCDプレーヤ用リモコン401によって電源をオフにする操作が行われたときにおける各機器の動作について、図8を参照しながら説明する。
CDプレーヤ400は、図8に示されるように、ユーザによってCDプレーヤ用リモコン401のシステム電源オフ(System Power Down)操作が行われると(ステップS41)、HDMIセレクタ300に対し、CEC信号線を介して、送信先がテレビジョン受像機100である「System Power Down」コマンドを送信する(ステップS42)。
HDMIセレクタ300は、CDプレーヤ400からHDMI入力端子301aよりCEC信号線を介して「System Power Down」コマンドを受信すると、このコマンドをHDMI出力端子302よりCEC信号線を介してAVアンプ200に送信する(ステップS43)。
AVアンプ200は、HDMIセレクタ300からHDMI端子202bよりCEC信号線を介して「System Power Down」コマンドを受信すると、このコマンドをHDMI端子202aよりCEC信号線を介して、テレビジョン受像機100に送信する(ステップS44)。
テレビジョン受像機100のCPU181は、AVアンプ200からHDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して「System Power Down」コマンドを受信すると、図9(a)に示されるような電源オフメニューを映像表示部161に表示する(ステップS45)。
そして、CPU181は、ユーザによって「オーディオ系以外の機器の電源を切る」が選択されると(ステップS46)、接続機器テーブルを参照し、上述したようにオーディオ系以外の機器を特定する。
以下の動作については、図6に示されるものと同様であるため、説明を省略する。
そして、CPU181は、ユーザによって「オーディオ系以外の機器の電源を切る」が選択されると(ステップS46)、接続機器テーブルを参照し、上述したようにオーディオ系以外の機器を特定する。
以下の動作については、図6に示されるものと同様であるため、説明を省略する。
以上のようにして、ユーザがCDプレーヤ400において電源をオフにする操作が行われ、テレビジョン受像機100において「オーディオ系以外の機器の電源を切る」が選択された場合には、オーディオ系の機器の電源オンの状態が維持される一方、オーディオ系以外の機器の電源がオフとなる。
図9は、ユーザがテレビジョン受像機100のTVリモコン2又は操作部17によって電源オフの操作が行われたときに映像表示部161に表示される画面を表している。
ユーザにより電源オフの操作が行われ、図9(a)に示すような画面(電源オフメニュー画面)が映像表示部161に表示されたのち、ユーザによって、例えば、TVリモコン2の方向キーを操作することにより、カーソルを移動させることができる。この画面では、カーソルは項目の網掛けによって表されている。
そして、ユーザの所望とする項目にカーソルを合わせた後、TVリモコン2の決定キーの操作が行われると、選択された項目に対応する電源オフ制御が上述したように行われる。
そして、ユーザの所望とする項目にカーソルを合わせた後、TVリモコン2の決定キーの操作が行われると、選択された項目に対応する電源オフ制御が上述したように行われる。
この電源オフメニュー画面で選択可能な項目は次の通りである。すなわち、「テレビの電源を切る」は、テレビジョン受像機100の本体部1の電源をオフにしてTVリモコン2の電源オン操作を受付可能なスタンバイ状態に制御するための項目である。また、「全ての機器の電源を切る」は図5に示される動作を行うための項目である。また、「オーディオ系以外の機器の電源を切る」は、図6に示される動作を行うための項目である。また、「設定1の機器の電源を切る」は、後述する電源設定においてカテゴライズされた機器の電源をオフにするための項目であって、この項目が選択されると、例えば、図4に示されるように、接続機器テーブルが参照されて電源設定1の項目についてフラグがセットされている機器に対し、上述した要領で、CEC信号線を介して「System Standby」コマンドを送信する。また、「指定する機器の電源を切る」は、ユーザの所望とする機器の電源をオフするための項目であって、この項目が選択されると、さらに図9(b)に示すような画面が映像表示部161に表示される。そして、図9(b)に示された項目から1又は複数の項目が選択された後「決定」が選択されると、例えば、図7に示される動作が行われる。
なお、ここに表示される項目は上述したものに限らず、適宜設定することができる。
なお、ここに表示される項目は上述したものに限らず、適宜設定することができる。
次に、図10〜図11を参照して、一度の操作で電源をオフにする機器を設定するための動作について説明する。
テレビジョン受像機100は、ユーザによりTVリモコン2又は操作部17における所定の操作が行われると、映像表示部161に図10(a)に示されるような電源設定メニュー画面を表示する。
電源設定メニューでは、一度の操作で電源をオフにする機器の組み合わせをユーザの好みにより最大2種類設定ができるようになっている。なお、設定数は2つに限定されず、1つのみであってもよく、また、3つ以上であってもよい。
テレビジョン受像機100のCPU181は、映像表示部161に、例えば、図10(a)に示されるような画像を表示し、ユーザがTVリモコン2の方向キーを操作することによりカーソルを移動させ、決定キーにより「設定1」及び「設定2」の何れかを選択させるように制御する。
そして、CPU181は、例えば、ユーザによって「設定1」が選択されると、映像表示部161に図10(b)に示されるような画像を表示し、ユーザがTVリモコン2の方向キーを操作することによりカーソルを移動させ、決定キーにより一度の操作で電源をオフにする機器を1つ又は複数選択させるように制御する。
そして、CPU181は、画面右下部に表示された「決定」を選択することにより、「設定1」における電源オフに関する設定が完了し、図11(c)に示されるような確認画面を映像表示部161に表示する。
ここでは、電源オフ操作がなされた後、電源オフメニューにおいて「設定1機器の電源を切る」という項目が選択された場合に、DVDプレーヤ500及びSTB700の電源がオフにされるように設定されている。
テレビジョン受像機100のCPU181は、映像表示部161に、例えば、図10(a)に示されるような画像を表示し、ユーザがTVリモコン2の方向キーを操作することによりカーソルを移動させ、決定キーにより「設定1」及び「設定2」の何れかを選択させるように制御する。
そして、CPU181は、例えば、ユーザによって「設定1」が選択されると、映像表示部161に図10(b)に示されるような画像を表示し、ユーザがTVリモコン2の方向キーを操作することによりカーソルを移動させ、決定キーにより一度の操作で電源をオフにする機器を1つ又は複数選択させるように制御する。
そして、CPU181は、画面右下部に表示された「決定」を選択することにより、「設定1」における電源オフに関する設定が完了し、図11(c)に示されるような確認画面を映像表示部161に表示する。
ここでは、電源オフ操作がなされた後、電源オフメニューにおいて「設定1機器の電源を切る」という項目が選択された場合に、DVDプレーヤ500及びSTB700の電源がオフにされるように設定されている。
次に、ユーザが、TVリモコン2に設けられたシステムコントロール開始ボタンを操作したときにおける各機器の動作について図12〜図16を参照しながら説明する。なお、各機器の現在の動作状態は、図13に示す通りである。
以下、図12を参照して、テレビジョン受像機100がネットワーク上に接続された外部機器の動作状態を取得し、外部機器に対して動作指示を行うための処理について説明する。なお、図12では、テレビジョン受像機100が、AVアンプ200、CDプレーヤ400、DVDプレーヤ500及びBDレコーダ600の動作状態を取得するための処理についてのみ示されているが、他の外部機器(例えば、HDMIセレクタ300及びSTB700)についても同様の処理がなされるため、AVアンプ200、CDプレーヤ400、DVDプレーヤ500及びBDレコーダ600の動作状態を取得する等の処理についてのみ説明し、他の外部機器についてはその説明を省略する。
テレビジョン受像機100のCPU181は、図12に示されるように、TVリモコン2のシステムコントロール(System Control)開始ボタンが押下されると、まず、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して、送信先をAVアンプ200に指定して、電源の状態を問い合わせるための「Give Device Power Status」コマンドを送信する(ステップS201)。なお、送信先については、例えば、図4に示される接続機器テーブルを参照することにより特定する。
AVアンプ200は、テレビジョン受像機100からHDMI端子202aよりCEC信号を介して「Give Device Power Status」コマンドを受信すると、現在電源オン状態なので、その旨を示す「Report Power Status [On]」コマンドを、HDMI端子202aよりCEC信号線を介し、送信先をテレビジョン受像機100に指定して送信する(ステップS202)。
そして、CPU181は、HDMI入力端子14aによって受信した「Report Power Status [On]」コマンドに基づいてAVアンプ200の動作状態が電源オン状態である旨を記憶部183の動作状態テーブル(図13参照)に更新記憶する。
AVアンプ200は、電源のオン及びオフ状態以外の動作状態において指示するコマンドはないので、テレビジョン受像機100は、AVアンプ200に対しては、電源のオン・オフについてのみ問い合わせる。
AVアンプ200は、テレビジョン受像機100からHDMI端子202aよりCEC信号を介して「Give Device Power Status」コマンドを受信すると、現在電源オン状態なので、その旨を示す「Report Power Status [On]」コマンドを、HDMI端子202aよりCEC信号線を介し、送信先をテレビジョン受像機100に指定して送信する(ステップS202)。
そして、CPU181は、HDMI入力端子14aによって受信した「Report Power Status [On]」コマンドに基づいてAVアンプ200の動作状態が電源オン状態である旨を記憶部183の動作状態テーブル(図13参照)に更新記憶する。
AVアンプ200は、電源のオン及びオフ状態以外の動作状態において指示するコマンドはないので、テレビジョン受像機100は、AVアンプ200に対しては、電源のオン・オフについてのみ問い合わせる。
次に、テレビジョン受像機100のCPU181は、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して、送信先をCDプレーヤ400に指定して、ステップS201と同様に「Give Device Power Status」コマンドを送信する(ステップS203)。
CDプレーヤ400は、AVアンプ200及びHDMIセレクタ300を経由して「Give Device Power Status」コマンドを受信すると、現在電源オフ状態なので、その旨を示す「Report Power Status [Standby]」コマンドを、送信先をテレビジョン受像機100に指定して送信する(ステップS204)。
そして、CPU181は、HDMI入力端子14aによって受信した「Report Power Status [Standby]」コマンドに基づいてCDプレーヤ400の動作状態が電源オフ状態である旨を記憶部183の動作状態テーブルに更新記憶する。
CDプレーヤ400は、電源オフ状態なので、それ以外について問い合わせる必要がないため、CPU181は、動作状態を問い合わせるコマンド等の送信を行わない。
CDプレーヤ400は、AVアンプ200及びHDMIセレクタ300を経由して「Give Device Power Status」コマンドを受信すると、現在電源オフ状態なので、その旨を示す「Report Power Status [Standby]」コマンドを、送信先をテレビジョン受像機100に指定して送信する(ステップS204)。
そして、CPU181は、HDMI入力端子14aによって受信した「Report Power Status [Standby]」コマンドに基づいてCDプレーヤ400の動作状態が電源オフ状態である旨を記憶部183の動作状態テーブルに更新記憶する。
CDプレーヤ400は、電源オフ状態なので、それ以外について問い合わせる必要がないため、CPU181は、動作状態を問い合わせるコマンド等の送信を行わない。
次に、テレビジョン受像機100のCPU181は、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して、送信先をDVDプレーヤ500に指定して、ステップS201と同様に「Give Device Power Status」コマンドを送信する(ステップS205)。
DVDプレーヤ500は、AVアンプ200及びHDMIセレクタ300を経由して「Give Device Power Status」コマンドを受信すると、現在電源オン状態なので、その旨を示す「Report Power Status [On]」コマンドを、送信先をテレビジョン受像機100に指定して送信する(ステップS206)。
そして、HDMI入力端子14aによってこのコマンドを受信したテレビジョン受像機のCPU181は、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して、送信先をDVDプレーヤ500に指定して、現在の動作状態を問い合わせる「Give Deck Status [Once]」コマンドを送信する(ステップS207)。
そして、DVDプレーヤ500は、AVアンプ200及びHDMIセレクタ300を経由して「Give Deck Status [Once]」コマンドを受信すると、現在再生中なので、その旨を示す「Deck Status [Play]」コマンドを、送信先をテレビジョン受像機100に指定して送信する(ステップS208)。
そして、CPU181は、HDMI入力端子14aによって受信した「Deck Status [Play]」コマンドに基づいてDVDプレーヤ500の動作状態が再生状態である旨を記憶部183の動作状態テーブルに更新記憶する。
DVDプレーヤ500は、AVアンプ200及びHDMIセレクタ300を経由して「Give Device Power Status」コマンドを受信すると、現在電源オン状態なので、その旨を示す「Report Power Status [On]」コマンドを、送信先をテレビジョン受像機100に指定して送信する(ステップS206)。
そして、HDMI入力端子14aによってこのコマンドを受信したテレビジョン受像機のCPU181は、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して、送信先をDVDプレーヤ500に指定して、現在の動作状態を問い合わせる「Give Deck Status [Once]」コマンドを送信する(ステップS207)。
そして、DVDプレーヤ500は、AVアンプ200及びHDMIセレクタ300を経由して「Give Deck Status [Once]」コマンドを受信すると、現在再生中なので、その旨を示す「Deck Status [Play]」コマンドを、送信先をテレビジョン受像機100に指定して送信する(ステップS208)。
そして、CPU181は、HDMI入力端子14aによって受信した「Deck Status [Play]」コマンドに基づいてDVDプレーヤ500の動作状態が再生状態である旨を記憶部183の動作状態テーブルに更新記憶する。
次に、テレビジョン受像機100のCPU181は、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して、送信先をBDレコーダ600に指定して、ステップS201と同様に「Give Device Power Status」コマンドを送信する(ステップS209)。
BDレコーダ600は、AVアンプ200を経由して「Give Device Power Status」コマンドを受信すると、現在電源オン状態なので、その旨を示す「Report Power Status [On]」コマンドを、送信先をテレビジョン受像機100に指定して送信する(ステップS210)。
そして、HDMI入力端子14aによってこのコマンドを受信したテレビジョン受像機のCPU181は、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して、送信先をBDレコーダ600に指定して、現在の動作状態を問い合わせる「Give Deck Status [Once]」コマンドを送信する(ステップS211)。
そして、BDレコーダ600は、AVアンプ200を経由して「Give Deck Status [Once]」コマンドを受信すると、現在録画中なので、その旨を示す「Deck Status [Record]」コマンドを、送信先をテレビジョン受像機100に指定して送信する(ステップS212)。
そして、CPU181は、HDMI入力端子14aによって受信した「Deck Status [Record]」コマンドに基づいてBDレコーダ600の動作状態が録画状態である旨を記憶部183の動作状態テーブルに更新記憶する。
BDレコーダ600は、AVアンプ200を経由して「Give Device Power Status」コマンドを受信すると、現在電源オン状態なので、その旨を示す「Report Power Status [On]」コマンドを、送信先をテレビジョン受像機100に指定して送信する(ステップS210)。
そして、HDMI入力端子14aによってこのコマンドを受信したテレビジョン受像機のCPU181は、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介して、送信先をBDレコーダ600に指定して、現在の動作状態を問い合わせる「Give Deck Status [Once]」コマンドを送信する(ステップS211)。
そして、BDレコーダ600は、AVアンプ200を経由して「Give Deck Status [Once]」コマンドを受信すると、現在録画中なので、その旨を示す「Deck Status [Record]」コマンドを、送信先をテレビジョン受像機100に指定して送信する(ステップS212)。
そして、CPU181は、HDMI入力端子14aによって受信した「Deck Status [Record]」コマンドに基づいてBDレコーダ600の動作状態が録画状態である旨を記憶部183の動作状態テーブルに更新記憶する。
以上のようにして収集した外部機器の動作状態は、図13に示されるように、テレビジョン受像機100の記憶部183における動作状態テーブルに更新記憶される。そして、テレビジョン受像機100のCPU181は、動作状態テーブルに記憶されたネットワーク上に接続した外部機器の動作状態に基づいて、映像表示部161に図16に示されるようなシステムコントロールメニュー画像を表示させる。
システムコントロールメニューが表示されているときに、例えば、ユーザがTVリモコン2の方向キーを操作して、映像表示部161上に表示されたカーソルを「DVDプレーヤ」の項目に合わせると、当該項目の縁取りが他の項目よりも太く、背景色が変化するので、ユーザは、「DVDプレーヤ」にカーソルが示されていることが認識可能となる。
そして、ユーザがTVリモコン2の決定ボタンを操作すると、CPU181は、図17に示されるように、DVDプレーヤ500に対して現在指示可能な項目を映像表示部161上に表示させる。
このときに映像表示部161に表示される項目は、記憶部183に記憶されている動作指示選択テーブル(図14参照)の内容に基づいて決定され、具体的には、ネットワーク上に接続された外部機器とその動作状態によって決定される。
ここでは、ユーザによってDVDプレーヤが選択されたので、CPU181は、記憶部183に記憶されている動作状態テーブル(図13参照)を参照して、動作状態テーブルの中からDVDプレーヤ500における現在の動作状態を検出する。CPU181は、検出結果、DVDプレーヤの動作状態が再生中であると判定したため、図14に示される動作指示選択テーブルにおいて該当するフィールドを参照する。
ここで、動作指示選択テーブルは予めフィールド毎に項目が定められており、動作指示選択テーブルのフィールド内に示された数字は、図15に示されるリストに対応している。
すなわち、再生中のDVDプレーヤに対して指示可能な項目は、「(再生の)停止」「電源OFF」「入力切替」である。
なお、「入力切替」は、テレビジョン受像機100の出力部16に出力させる機器を当該選択された機器に切り替えることであり、この場合、DVDプレーヤ500からの映像及び/又は音声を出力部16から出力させるように入力系統を切り替えるものである。
そして、ユーザがTVリモコン2の方向キー及び決定ボタンを操作して、映像表示部161に表示された何れかの項目が選択されると、CPU181は、選択された項目に対応するコマンドをDVDプレーヤ500に対して送信するコマンドとして決定する。そして、CPU181は、決定したコマンドをDVDプレーヤ500を送信先として、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介してコマンドの送信を行う。ここでは、例えば、ユーザが「電源を切る」を選択することにより、DVDプレーヤ500を送信先として「System Standby」コマンドを送信する(図12:ステップS213)。
そして、DVDプレーヤ500は、「System Standby」コマンドを受信すると、電源をオフにする制御を行う。
このときに映像表示部161に表示される項目は、記憶部183に記憶されている動作指示選択テーブル(図14参照)の内容に基づいて決定され、具体的には、ネットワーク上に接続された外部機器とその動作状態によって決定される。
ここでは、ユーザによってDVDプレーヤが選択されたので、CPU181は、記憶部183に記憶されている動作状態テーブル(図13参照)を参照して、動作状態テーブルの中からDVDプレーヤ500における現在の動作状態を検出する。CPU181は、検出結果、DVDプレーヤの動作状態が再生中であると判定したため、図14に示される動作指示選択テーブルにおいて該当するフィールドを参照する。
ここで、動作指示選択テーブルは予めフィールド毎に項目が定められており、動作指示選択テーブルのフィールド内に示された数字は、図15に示されるリストに対応している。
すなわち、再生中のDVDプレーヤに対して指示可能な項目は、「(再生の)停止」「電源OFF」「入力切替」である。
なお、「入力切替」は、テレビジョン受像機100の出力部16に出力させる機器を当該選択された機器に切り替えることであり、この場合、DVDプレーヤ500からの映像及び/又は音声を出力部16から出力させるように入力系統を切り替えるものである。
そして、ユーザがTVリモコン2の方向キー及び決定ボタンを操作して、映像表示部161に表示された何れかの項目が選択されると、CPU181は、選択された項目に対応するコマンドをDVDプレーヤ500に対して送信するコマンドとして決定する。そして、CPU181は、決定したコマンドをDVDプレーヤ500を送信先として、HDMI入力端子14aよりCEC信号線を介してコマンドの送信を行う。ここでは、例えば、ユーザが「電源を切る」を選択することにより、DVDプレーヤ500を送信先として「System Standby」コマンドを送信する(図12:ステップS213)。
そして、DVDプレーヤ500は、「System Standby」コマンドを受信すると、電源をオフにする制御を行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、CPU181は、外部機器から受信した動作状態情報に基づいて状態情報を記憶部183の動作状態テーブルに記憶する。記憶部183の動作指示選択テーブルには、外部機器の動作状態と、選択可能な動作指示内容とを対応付けて記憶する。CPU181は、複数の外部機器から何れかが選択されると、記憶部183の記憶情報に基づいて当該外部機器の動作状態を特定する。そして、CPU181は、特定された外部機器の動作状態に基づいて、記憶部183の動作指示選択テーブルに記憶された選択可能な動作指示を選択し、選択した動作指示内容をユーザに認識可能に出力する。CPU181は、TVリモコン2の操作により何れかの動作指示を決定し、選択された外部機器に対して選択された動作指示内容を示すコマンドをHDMI入力端子14により送信する。その結果、ユーザは、外部機器に対して現在の動作状態に対応する適切な動作指示を、出力された情報を参照しながら行うことができるので、外部機器に対する動作指示の操作性が向上する。
また、本実施形態によれば、CPU181が選択した外部機器の動作状態に対応して選択された動作指示内容を映像表示部161などにより映像及び/又は音声にて出力するので、ユーザは外部機器の現在の動作状態に対応する適切な動作指示の内容についてより容易に認識することができる。
また、本実施形態によれば、HDMI入力端子14によって外部機器を特定するための信号を受信し、その信号に基づいて動作指示内容が選択されるので、外部機器に応じた適切な動作指示の設定が可能となり、利便性が向上する。
また、本実施形態によれば、信号送信手段と、動作状態情報送信手段とを備える外部機器(AVアンプ200、HDMIセレクタ300、CDプレーヤ400、DVDプレーヤ500、BDレコーダ600、STB700)と、テレビジョン受像機100とによってネットワークを構成する。テレビジョン受像機100のCPU181は、外部機器から受信した動作状態情報に基づいて状態情報を記憶部183の動作状態テーブルに記憶する。記憶部183の動作指示選択テーブルには、外部機器の動作状態と、選択可能な動作指示内容とを対応付けて記憶する。CPU181は、複数の外部機器から何れかが選択されると、記憶部183の記憶情報に基づいて当該外部機器の動作状態を特定する。そして、CPU181は、特定された外部機器の動作状態に基づいて、記憶部183の動作指示選択テーブルに記憶された選択可能な動作指示を選択し、選択した動作指示内容をユーザに認識可能に出力する。CPU181は、TVリモコン2の操作により何れかの動作指示を決定し、選択された外部機器に対して選択された動作指示内容を示すコマンドをHDMI入力端子14により送信する。そして、外部機器は、受信した動作指示内容を示すコマンドに対応する動作を行う。その結果、ユーザは、外部機器に対して現在の動作状態に対応する適切な動作指示を、出力された情報を参照しながら行うことができるので、外部機器に対する動作指示の操作性が向上する。
なお、本実施の形態では、外部機器の種類を特定可能なロジカルアドレスを記憶し、これに基づいて電源オフを行う外部機器の設定を行ったが、外部機器の種類ではなく、外部機器そのものを特定する、例えば、型式情報を記憶するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ユーザによる操作によって電源オフを行う外部機器の設定を可能にしているが、そのような機能を有していなくてもよい。
また、本実施の形態では、ユーザによる電源オフを行う外部機器の設定において、選択可能な外部機器の表示、電源オフの対象の候補となった外部機器の表示、及び、電源オフの対象として決定された外部機器の表示を行ったが、何れか一部のみ表示するようにしてもよい。また、何れも表示しないようにしてもよい。
また、本実施の形態では、電源オフを行う対象である外部機器を表示するようにしたが、表示しないようにしてもよい。
また、本実施の形態では、一度の電源オフ操作によって電源オフを行う外部機器の組み合わせを複数種類設定可能にしているが、1種類のみ設定されるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、一度の電源オフ操作により複数の外部機器に対して電源オフの動作指示を可能に構成されているが、そのような機能を備えていなくてもよい。
また、本発明に係るAVシステムのネットワーク上に接続される外部機器については、本実施形態において記載された機器に限らず、本発明の目的を達成できるような機器であれば何れのものについても適用することができる。
また、本実施の形態では、出力装置として、映像及び音声の出力が可能なテレビジョン受像機100を用いたが、映像及び音声の何れか一方のみ出力する機器、例えば、AVアンプや画像表示装置を適用することもできる。
また、本実施の形態では、テレビジョン受像機100及びCDプレーヤ400によって電源オフの操作を行うようにしたが、他の機器によって行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では、電源操作が行われたときにメニュー表示を行うようにしたが、メニュー表示を行わずに外部機器に対する電源オフの制御を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では、一度の電源オフ操作によって電源オフを行う外部機器の設定を行うようにしたが、電源オフしない外部機器を設定し、電源オフ操作時には、設定されていない外部機器の電源をオフにする制御を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では、映像表示部161に、テレビジョン受像機100にHDMI通信接続された外部機器の動作状態を表示し、選択した外部機器に対して選択可能な動作指示項目を表示するようにしたが、例えば、音声出力部162にて音声出力するようにしてもよい。また、出力部16とは別途の出力手段を設け、これによって外部機器の動作状態等の出力を行ってもよく、例えば、LEDの発光によって報知するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、機器を特定する機器情報と動作状態を示す情報とに基づいて選択可能な動作指示項目を選択するようにしたが、外部機器の種類を問わず、動作状態のみによって動作指示項目を選択するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、動作指示選択テーブルは、テレビジョン受像機100に予め記憶されているものを用いたが、ネットワークに接続された外部機器から動作指示内容を予め受信し、これをテーブル化して用いるようにしてもよい。また、例えば、メーカーより動作指示内容をダウンロードするようにしてもよい。
また、本実施の形態では、動作指示を1台ずつ行うようにしたが、2台以上同時に動作指示を行うことができるようにしてもよい。
また、本実施の形態において、テレビジョン受像機100は、TVリモコン2のシステムコントロールボタンが押下されたときに、ネットワーク上に接続された外部機器に動作状態の問い合わせをし、動作状態を取得するようにしたが、外部機器において動作状態が変化する毎に動作状態を示すコマンドを外部機器からテレビジョン受像機100に送信するようにしてもよい。また、外部機器から一定時間毎に動作状態を示すコマンドをテレビジョン受像機100に送信するようにしてもよい。
また、本実施形態では、送信先が指定されていない外部機器に対してはコマンドを送信しないようにしているが、送信先が指定されていない外部機器に対してもコマンドを送信するようにしてもよく、この場合、送信先が指定されていない外部機器は受信したコマンドを無視するように制御する。
100 テレビジョン受像機(出力装置)
1 本体部
2 TVリモコン(操作手段)
14 HDMIインターフェース部(信号受信手段、動作状態情報受信手段、動作コマンド送信手段、機器信号受信手段)
14a HDMI入力端子
15 HDMI信号処理部
16 出力部
161 映像表示部(出力手段)
161 音声出力部
17 操作部(操作手段)
18 制御部
181 CPU(外部機器選択手段、動作状態特定手段、指示内容選択手段、選択可能情報出力制御手段、指示内容決定手段)
183 記憶部(状態情報記憶手段、指示内容記憶手段)
200 AVアンプ(外部機器)
300 HDMIセレクタ(外部機器)
400 CDプレーヤ(外部機器)
500 DVDプレーヤ(外部機器)
600 BDレコーダ(外部機器)
700 HDDレコーダ(外部機器)
1 本体部
2 TVリモコン(操作手段)
14 HDMIインターフェース部(信号受信手段、動作状態情報受信手段、動作コマンド送信手段、機器信号受信手段)
14a HDMI入力端子
15 HDMI信号処理部
16 出力部
161 映像表示部(出力手段)
161 音声出力部
17 操作部(操作手段)
18 制御部
181 CPU(外部機器選択手段、動作状態特定手段、指示内容選択手段、選択可能情報出力制御手段、指示内容決定手段)
183 記憶部(状態情報記憶手段、指示内容記憶手段)
200 AVアンプ(外部機器)
300 HDMIセレクタ(外部機器)
400 CDプレーヤ(外部機器)
500 DVDプレーヤ(外部機器)
600 BDレコーダ(外部機器)
700 HDDレコーダ(外部機器)
Claims (7)
- 複数の外部機器とHDMI通信接続される出力装置において、
前記外部機器からの映像及び/又は音声信号を受信する信号受信手段と、
前記信号受信手段によって受信した映像及び/又は音声信号に基づいて映像及び/又は音声の出力を行う出力手段と、
前記外部機器から送信元の外部機器の動作状態を示す動作状態情報を受信する動作状態情報受信手段と、
前記動作状態情報受信手段によって受信された動作状態情報に基づいて、外部機器毎の動作状態を示す状態情報を更新記憶する状態情報記憶手段と、
前記外部機器の動作状態と、選択可能な動作指示内容とを対応付けて示す指示内容情報を記憶する指示内容記憶手段と、
HDMI通信接続されている複数の外部機器から何れかを選択する外部機器選択手段と、
前記外部機器選択手段によって選択された外部機器の動作状態を、前記状態情報記憶手段に記憶された状態情報から特定する動作状態特定手段と、
前記動作状態特定手段によって特定された外部機器の動作状態に基づいて、選択可能な動作指示内容を前記指示内容記憶手段に記憶された指示内容情報から選択する指示内容選択手段と、
前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報をユーザに対して認識可能に出力する選択可能情報出力制御手段と、
ユーザによる操作が可能な操作手段と、
前記操作手段による操作に基づいて、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容から何れかを決定する指示内容決定手段と、
前記指示内容決定手段によって決定された動作指示内容を示す動作コマンドを前記外部機器選択手段によって選択された外部機器に対して送信する動作コマンド送信手段と、を備えたことを特徴とする出力装置。 - 前記選択可能情報出力制御手段は、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報を前記出力手段に出力することを特徴とする請求項1に記載の出力装置。
- 前記外部機器から送信元の外部機器を特定するための機器信号を受信する機器信号受信手段を備え、
前記指示内容選択手段は、前記機器信号受信手段によって受信した機器信号に基づいて、選択可能な動作指示内容を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の出力装置。 - 複数の外部機器とHDMI通信接続される出力装置において、
前記外部機器からの映像及び/又は音声信号を受信する信号受信手段と、
前記信号受信手段によって受信した映像及び/又は音声信号に基づいて映像及び/又は音声の出力を行う出力手段と、
前記外部機器から送信元の外部機器を特定するための機器信号を受信する機器信号受信手段と、
前記外部機器から送信元の外部機器の動作状態を示す動作状態情報を受信する動作状態情報受信手段と、
前記動作状態情報受信手段によって受信された動作状態情報に基づいて、外部機器毎の動作状態を示す状態情報を更新記憶する状態情報記憶手段と、
各外部機器の動作状態と、選択可能な動作指示内容とを対応づけて示す指示内容情報を記憶する指示内容記憶手段と、
HDMI通信接続されている複数の外部機器から何れかを選択する外部機器選択手段と、
前記外部機器選択手段によって選択された外部機器の動作状態を、前記状態情報記憶手段に記憶された状態情報から特定する動作状態特定手段と、
前記機器信号受信手段によって受信した機器信号及び前記動作状態特定手段によって特定された外部機器の動作状態に基づいて、選択可能な動作指示内容を前記指示内容記憶手段に記憶された指示内容情報から選択する指示内容選択手段と、
前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報を前記出力手段に出力する選択可能情報出力制御手段と、
ユーザによる操作が可能な操作手段と、
前記操作手段による操作に基づいて、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容から何れかを決定する指示内容決定手段と、
前記指示内容決定手段によって決定された動作指示内容を示す動作コマンドを前記外部機器選択手段によって選択された外部機器に対して送信する動作コマンド送信手段と、を備え、
前記出力手段は、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報の出力を行うことを特徴とする出力装置。 - 複数の外部機器と、出力装置とがHDMI通信接続されて構成されたネットワークシステムにおいて、
前記外部機器は、
映像及び/又は音声信号を送信する信号送信手段と、
現在の動作状態を示す動作状態情報を送信する動作状態情報送信手段と、を備え、
前記出力装置は、
前記外部機器からの映像及び/又は音声信号を受信する信号受信手段と、
前記信号受信手段によって受信した映像及び/又は音声信号に基づいて映像及び/又は音声の出力を行う出力手段と、
前記動作状態情報を受信する動作状態情報受信手段と、
前記動作状態情報受信手段によって受信された動作状態情報に基づいて、外部機器毎の動作状態を示す状態情報を更新記憶する状態情報記憶手段と、
各外部機器の動作状態と、選択可能な動作指示内容とを対応付けて示す指示内容情報を記憶する指示内容記憶手段と、
HDMI通信接続されている複数の外部機器から何れかを選択する外部機器選択手段と、
前記外部機器選択手段によって選択された外部機器の動作状態を、前記状態情報記憶手段に記憶された状態情報から特定する動作状態特定手段と、
前記動作状態特定手段によって特定された外部機器の動作状態に基づいて、選択可能な動作指示内容を前記指示内容記憶手段に記憶された指示内容情報から選択する指示内容選択手段と、
前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報をユーザに対して認識可能に出力する選択可能情報出力制御手段と、
ユーザによる操作が可能な操作手段と、
前記操作手段による操作に基づいて、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容から何れかを決定する指示内容決定手段と、
前記指示内容決定手段によって決定された動作指示内容を示す動作コマンドを前記外部機器選択手段によって選択された外部機器に対して送信する動作コマンド送信手段と、を備え、
前記外部機器は、前記動作コマンド送信手段によって送信された動作コマンドを受信したときに、該受信した動作コマンドに対応する動作を行うことを特徴とするネットワークシステム。 - 前記選択可能情報出力制御手段は、前記指示内容選択手段によって選択された動作指示内容を示す情報を前記出力手段に出力することを特徴とする請求項5に記載のネットワークシステム。
- 前記外部機器は、当該機器を特定するための機器信号を送信する機器信号送信手段を備え、
前記出力装置は、前記機器信号送信手段によって送信された機器信号を受信する機器信号受信手段を備え、
前記指示内容選択手段は、前記機器信号受信手段によって受信した機器信号に基づいて、選択可能な動作指示内容を選択することを特徴とする請求項5又は6に記載のネットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009208815A JP2011061487A (ja) | 2009-09-10 | 2009-09-10 | 出力装置及びネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009208815A JP2011061487A (ja) | 2009-09-10 | 2009-09-10 | 出力装置及びネットワークシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011061487A true JP2011061487A (ja) | 2011-03-24 |
Family
ID=43948620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009208815A Pending JP2011061487A (ja) | 2009-09-10 | 2009-09-10 | 出力装置及びネットワークシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011061487A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013143581A (ja) * | 2012-01-06 | 2013-07-22 | Toshiba Corp | 電子機器、端末、プログラムおよび機器操作制御方法 |
JP2014137335A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Mitsubishi Electric Corp | 車載情報機器 |
-
2009
- 2009-09-10 JP JP2009208815A patent/JP2011061487A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013143581A (ja) * | 2012-01-06 | 2013-07-22 | Toshiba Corp | 電子機器、端末、プログラムおよび機器操作制御方法 |
US8872765B2 (en) | 2012-01-06 | 2014-10-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic device, portable terminal, computer program product, and device operation control method |
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