JP2011057962A - 有機無機複合ヒドロゲルおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】架橋されたポリエチレングリコール中に層状剥離した粘土鉱物をポリエチレングリコールに対して0.03〜3の割合で、それらが三次元網目を形成するように複合化し、均一性を保持しつつ、引っ張り強度や延伸倍率などの力学物性に優れ、広い範囲でそれらが制御された有機・無機複合ヒドロゲル。
【選択図】図1
Description
その層状剥離した粘土鉱物の存在下で、同一分子中にポリエチレングリコール鎖と複数の反応性官能基(Q1)とを有する化合物(a1)と、
該反応性官能基(Q1)と反応しうる複数の反応性官能基(Q2)を有する化合物(a2)とを反応させる、
ことを特徴とする上記の有機無機複合ヒドロゲルを製造する方法を提供する。
(1)Rが上記式(3)のタイプ
SUNBRIGHT PTE−050GS(重量平均分子量5000)、PTE−100GS(重量平均分子量10000)、PTE−150GS(重量平均分子量15000)、PTE−200GS(重量平均分子量20000)、PTE−400GS(重量平均分子量40000)
(2)Rが上記式(6)のタイプ
PTE−100HS(重量平均分子量10000)、PTE−200HS(重量平均分子量20000)、PTE−400HS(重量平均分子量40000)
(3)Rが上記式(8)のタイプ
PTE−100MA(重量平均分子量10000)、PTE−200MA(重量平均分子量20000)、PTE−400MA(重量平均分子量40000)
(4)Rが上記式(9)のタイプ
PTE−100PA(重量平均分子量10000)、PTE−150PA(重量平均分子量15000)、PTE−200PA(重量平均分子量20000)、PTE−400PA(重量平均分子量40000)
(5)Rが上記式(11)のタイプ
PTE−050SH(重量平均分子量5000)、PTE−100SH(重量平均分子量10000)、PTE−200SH(重量平均分子量20000)
等がある。
上記式(1)で表される化合物と式(2)で表される化合物の架橋反応を下記の反応式で示した。
(1)ピロリン酸ナトリウムに塩酸を添加してpHを調整した液をバッファーとして用いること。
(2)予め層状剥離させた粘土鉱物水分散液に上記の化合物(a1)及び化合物(a2)のいずれか片方を添加し、その後、他方の化合物を溶解させること。
(3)層状剥離した粘土鉱物を粘土鉱物の質量/化合物(a1)及び化合物(a2)の合計質量が0.03〜3となるようにすること。
更に好ましくは、
(4)有機・無機複合ヒドロゲルを合成後に洗浄によりピロリン酸を除くことを行う。
粘土鉱物には、[Mg5.34Li0.66Si8O20(OH)4]Na+ 0.66の組成を有する水膨潤性合成ヘクトライト(商標ラポナイトXLG、ロックウッド社製)を洗浄後、凍結乾燥して用いた。反応性4本鎖ポリエチレングリコールは、重量平均分子量20000の、SUNBRIGHT PTE200GS(以下、PTE200GSと略す)、およびSUNBRIGHT PTE200PA(重量平均分子量20000、以下、PTE200PAと略す)(共に日本油脂株式会社製)を用いた。100mMのピロリン酸ナトリウム(無水)(別名:二リン酸ナトリウム)に塩酸を添加することでpHを7.4に調整した水溶液3mlにラポナイトXLG0.064gを分散させた。次いで、PTE200PA240mgを加え、均一に混合した。別途、100mMのピロリン酸ナトリウムに塩酸を添加し、pHを7.2に調整した水溶液1mlにPTE200GS240mgを溶解した。次いで、得られたPTE200PA/クレイ水溶液とPTE200GS水溶液を氷浴中で冷却後、混合し、15秒間強く攪拌した。混合した溶液を80×50×1mmのガラス容器に充填し、25℃で2時間反応させた。その結果、透明・均質なヒドロゲルが得られた。
粘土鉱物(ラポナイトXLG)を0.032g(実施例2)、0.32g(実施例3)および0.64g(実施例4)用いる以外は実施例1と同様な方法で合成を行った。その結果、いずれも反応溶液組成からの計算値と同じ組成で、粘土鉱物/ポリエチレングリコールの質量比が0.067(実施例2)、0.67(実施例3)、 1.34 (実施例4)である、均一、透明な有機・無機複合ヒドロゲルが得られた。但し、実施例4は半透明。実施例1と同様にして測定した引っ張り試験の結果を図1に併せて示す。破断伸びは700〜1020%、破断強度は50〜170kPa、弾性率は28〜12kPaまでの広い範囲で制御された。
200mMのピロリン酸水溶液に塩酸を添加してpHを7.4に調整した水溶液1mlにPTE200PA240mgを加え溶解させた後、ラポナイトXLG0.16gをH2O2mlに分散させた水溶液を加え、混合したことを除くと実施例1と同様にして有機・無機複合ヒドロゲルを調製した。得られた有機・無機複合ヒドロゲルは半透明で、実施例1と同様にして測定した力学物性は、弾性率=14kPa、強度=90kPa、破断伸び=820%であった。
100mMのピロリン酸水溶液に塩酸を添加してpHを7.2に調整した水溶液3mlにラポナイトXLG0.064gを分散させた。次いで、PTE200GS240mgを添加してPTE200GS/粘土鉱物水溶液を調製した。別途、PTE200PA240mgをpH7.4に調整した100mMのピロリン酸水溶液1mlに溶解した。両液を用いて実施例1と同様にしてヒドロゲルを合成した結果、均一・半透明の有機・無機複合ヒドロゲルが得られた。実施例1と同様にして測定した力学物性は、弾性率=18kPa、強度=120kPa、破断伸び=730%であった。
バッファーとしてピロリン酸の代わりにリン酸を用いることを除くと実施例1と同様にして、有機・無機複合ヒドロゲルを調製した。得られたヒドロゲルは、均一だが半透明(薄白濁)であった。実施例1と同様にして測定した力学物性は、弾性率=24kPa、強度=80kPa、破断伸び=550%であった。
粘土鉱物と共に、シリカのナノ粒子(スノーテックス、日産化学社製)を0.08g用いることを除くと実施例2と同様にして、有機・無機複合ヒドロゲルを調製した。得られたヒドロゲルは、均一・透明であった。実施例1と同様にして測定した力学物性は、弾性率=27kPa、強度=220kPa、破断伸び=810%であった。
粘土鉱物には、[Mg5.34Li0.66Si8O20(OH)4]Na+ 0.66の組成を有する水膨潤性合成ヘクトライト(商標ラポナイトXLG、ロックウッド社製)を洗浄後、凍結乾燥して用いた。反応性4本鎖ポリエチレングリコールは、重量平均分子量20000の、SUNBRIGHT PTE200GS(以下、PTE200GSと略す)、およびSUNBRIGHT PTE200PA(重量平均分子量20000、以下、PTE200PAと略す)(共に日本油脂株式会社製)を用いた。なお、PTE200GSには、一本鎖に一個のエステル基を含んでいる。100mMのピロリン酸ナトリウム(無水)(別名:二リン酸ナトリウム)に塩酸を添加することでpHを7.4に調整した水溶液30mlにラポナイトXLG0.64gを分散させた。次いで、PTE200PA2.4gを加え、均一に混合した。別途、100mMのピロリン酸ナトリウムに塩酸を添加し、pHを7.2に調整した水溶液10mlにPTE200GS2.4gを溶解した。次いで、得られたPTE200PA/クレイ水溶液とPTE200GS水溶液を氷浴中で冷却後、混合し、15秒間強く攪拌した。混合した溶液を80×50×2mmのガラス容器数個に充填し、25℃で2時間反応させた。その結果、二つの反応性4本鎖ポリエチレングリコールがアミド結合により化学的に架橋され、透明・均質なヒドロゲルが得られた。得られた有機・無機複合ヒドロゲルを80×10×2mmに切断して、引っ張り試験を卓上型万能試験機AGS−H(島津製作所製)を用い、評点間距離=30mm、引っ張り速度=100mm/分にて行った。有機・無機複合ヒドロゲルは、優れた力学物性(弾性率=30kPa、強度=300kPa、破断伸び=950%)を示した。これは比較例1で示した、ポリエチレングリコールヒドロゲルの値(弾性率=20kPa、強度=52kPa、破断伸び=280%)に比べて大きく向上しているのが確認された。
ラポナイトXLGを0.48g用いる以外は実施例9と同様な方法で合成して得られた有機・無機複合ゲルを80×10×2mmに切断した後、ガラス密閉容器(50ml)に入れ、60℃で5時間(実施例12)および24時間(実施例13)、恒温器中で保持した後、取りだして実施例9と同様な方法で延伸試験を行った。その結果、図3に示すように、60℃密閉容器中で保持しなかったゲルに比べて、実施例12では強度および弾性率が低下し、実施例13では、ゲルの形状が崩れ始めており、また、弱くて延伸試験が出来なかった。
ラポナイトXLGを1.6g(実施例14、15)、または3.2g(実施例16)用いる以外は実施例9と同様にし、水で洗浄した有機・無機複合ゲルを得た。その後、実施例9と同様な方法で、実施例14と実施例16では37℃、実施例15では60℃の水中に保持して、回収されたゲルの質量分率を測定した。その結果、実施例14では12.5日、実施例15では2.4日、実施例16では9日で、回収されたゲルの質量分率が0%となり、ゲルがほぼ分解されているのが観測された。
(実施例17)
実施例9で合成し、水で洗浄して得られた有機・無機複合ゲルを、水中の代わりに37℃の生理食塩水中に保持して、実施例9と同様な方法でゲルの分解性を評価した。その結果、7.5日後に、回収されたゲルの質量分率が0%となった。
(実施例18、19)
実施例9で合成して得られた有機・無機複合ゲルを、水中で20時間洗浄した後、実施例18では100mMのリン酸バッファー水溶液(pH7.4)中、実施例19では100mMのピロリン酸バッファー水溶液(pH7.4)中に4時間、浸漬した。得られたゲルを、実施例10と同様な方法で、37℃水中に保持してゲルの分解性を評価した。その結果、実施例18では14日後、実施例19では13日後に回収されたゲルの質量分率が0%となって、水洗浄のみの場合(実施例10)より早い分解性が確認された。
粘土鉱物を用いないこと、バッファーとしてリン酸を等量だけ用いることを除くと、実施例9と同様にして、エステル基を含むポリエチレングリコールヒドロゲルを調製した。得られたヒドロゲルは透明・均一であった。引っ張り試験測定の結果、弾性率=20kPa、強度=52kPa、破断伸び=280%であった。比較例1では実施例9、比較例2では実施例10、比較例3では実施例11と同様にして、ゲルの分解性を評価した。その結果、比較例1および比較例2ではいずれも一ヶ月間の評価で分解はほとんど確認できなかった。一方、比較例3では、10日後にゲルが分解しているのが観測されたが、得られた分解液の細胞毒性試験を実施例11と同様にして行った結果、細胞毒性が観測された。比較例3での細胞毒性試験結果を図2に示す。
一本のエチレングリコール鎖中にエステル基を1個ずつ含んでいるSUNBRIGHT PTE200GSの代わりに、同じ分子量でエステル基を含まないSUNRIGHT PTE200HS(日本油脂株式会社製)を用いる以外は実施例9と同様にして有機・無機複合ゲルを調製し、実施例20の有機・無機複合ゲルを製造した。実施例1と同様にして得られた有機・無機複合ヒドロゲルの力学物性を測定した。その結果、優れた力学物性(弾性率=22kPa、強度=125kPa、破断伸び=800%)を示した。
実施例21では、実施例9で合成し、水で洗浄して得られた有機・無機複合ゲルを、比較例7では、比較例1で合成し、水で洗浄して得られたゲルを用い、やぎの皮下に埋め込んで1ヶ月後の取りだした所、実施例21では、わずかのゲル残渣が見られる程度に分解していたのに対し、比較例7では、埋め込み初期の同等の形のしっかりとしたゲルが得られた。
Claims (11)
- 複数のポリエチレングリコール鎖が化学的に架橋された分岐構造又は網目構造を有する高分子化合物(A)と層状剥離した粘土鉱物(B)とが複合化していることを特徴とする有機無機複合ヒドロゲル。
- 前記高分子化合物(A)と層状剥離した粘土鉱物(B)の質量比((B)/(A))が0.03〜3である請求項1記載の有機無機複合ヒドロゲル。
- 前記層状剥離した粘土鉱物(B)が水膨潤性無機粘土鉱物である請求項1又は2に記載の有機無機複合ヒドロゲル。
- 前記高分子化合物(A)の化学的架橋がアミド結合によるものであり、且つ、(A)と(B)が三次元網目を形成している請求項1〜3のいずれかに記載の有機無機複合ヒドロゲル。
- 前記高分子化合物(A)がエステル基を有し、前記アミド結合に対するエステル基のモル比が、0.1〜2である請求項4記載の有機無機複合ヒドロゲル。
- 前記高分子化合物(A)が、同一分子中にポリエチレングリコール鎖と複数の反応性官能基(Q1)とを有する化合物(a1)と、該反応性官能基(Q1)と反応しうる複数の反応性官能基(Q2)を有する化合物(a2)とを反応させた化合物である請求項1、2又は3記載の有機無機複合ヒドロゲル。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の有機無機複合ヒドロゲルを用いた生体埋め込み材料。
- 粘土鉱物(B)を水媒体中で層状剥離させることにより該粘土鉱物(B)の水分散液を製造し、その層状剥離した粘土鉱物の存在下で、同一分子中にポリエチレングリコール鎖と複数の反応性官能基(Q1)とを有する化合物(a1)と、
該反応性官能基(Q1)と反応しうる複数の反応性官能基(Q2)を有する化合物(a2)とを反応させる、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の有機無機複合ヒドロゲルの製造方法。 - 前記化合物(a1)と化合物(a2)の反応をピロリン酸の存在下で行なう請求項9記載の有機無機複合ヒドロゲルの製造方法。
- 前記粘土鉱物(B)の水分散液に前記化合物(a1)及び化合物(a2)のいずれか片方を添加し、その後、他方の化合物を添加して反応させる請求項9又は10記載の有機無機複合ヒドロゲルの製造方法。
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