JP2011057393A - Ball bearing and supporting unit - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、液晶ディスプレイパネルやプラズマディスプレイパネル用のガラス基板などの被搬送物をその搬送面に沿って任意の方向に変位可能に支持するボールベアリングおよび支持ユニットに関する。 The present invention relates to a ball bearing and a support unit that support a transferred object such as a glass substrate for a liquid crystal display panel or a plasma display panel so as to be displaceable in an arbitrary direction along the transfer surface.
液晶ディスプレイパネルやプラズマディスプレイパネルなどの製造工場においては、処理室(チャンバー)内において、ガラス基板に、成膜、レジスト塗布、露光、エッチング等の処理が行われる。
上記処理作業や、処理室への搬送作業などには、ガラス基板を支持する支持ユニットが用いられる。
近年では、ガラス基板の大型化に伴い、ガラス基板を縦置きできる支持ユニットが用いられてきている。
図6は、縦置きタイプの支持ユニットの一例を示すもので、この支持ユニット23は、基台21上に立設された支持体22に複数のボールベアリング20を設けて構成されている。
In manufacturing factories such as liquid crystal display panels and plasma display panels, processing such as film formation, resist coating, exposure, and etching is performed on a glass substrate in a processing chamber (chamber).
A support unit that supports the glass substrate is used for the processing operation, the transfer operation to the processing chamber, and the like.
In recent years, with the increase in size of glass substrates, support units capable of vertically placing glass substrates have been used.
FIG. 6 shows an example of a vertically installed type support unit. The
図7に示すように、ボールベアリング20は、ガラス基板1を支持する主球2を支持する本体部3と、開口部27を有する蓋部24と、本体部3から延出するネジ固定部8とを備えている。
主球2は、副球5を介して本体部3の支持凹部6に回転自在に支持されている(特許文献1、2参照)。
主球2は開口部27を通して外方(前方)に突出している。開口部27の周縁部内面はほぼ主球2の外面に沿う方向に形成されている。
図6に示すように、ガラス基板1は、縦置き状態でボールベアリング20に支持される。主球2は回転自在であるため、ガラス基板1は一方面1aに沿って変位可能である。
As shown in FIG. 7, the ball bearing 20 includes a
The
The
As shown in FIG. 6, the
しかしながら、上記ボールベアリング20は、縦置き状態のガラス基板1を支持する支持ユニット23に用いられる場合、高温条件下で使用されると、主球2が回転しにくくなり、これを原因としてガラス基板1に跡が残ったり、主球2の摩耗が大きくなることがあった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであって、高温条件下において、縦置き状態の被搬送物を支持するために用いられる場合でも、主球の回転しやすさが低下することがないボールベアリングおよび支持ユニットを提供することを目的とする。
However, when the ball bearing 20 is used in the
The present invention has been made in view of such a situation, and the ease of rotation of the main sphere is reduced even when it is used to support a vertically-conveyed object under high temperature conditions. An object of the present invention is to provide a ball bearing and a support unit that are free from damage.
本発明は、被搬送物をその搬送面に沿って任意の方向に変位可能に支持するボールベアリングであって、前記被搬送物を支持する樹脂製の主球を複数の副球を介して回転自在に支持する球面状の支持凹部を有する本体部と、前記主球を外方に突出させる開口部を有する蓋部とを備え、前記蓋部は、環状に形成された主部と、前記主部から内方に延出し、延出端の内側が前記開口部となる内方延出部とを有し、前記内方延出部は、前記主球が前記延出端に当接することで外方移動が阻止されるように形成され、前記内方延出部の前記延出端から基端側の内面は、前記延出端に当接した主球の当接位置の接線方向よりも拡径方向の傾斜角度が大きくされているボールベアリングを提供する。
前記開口部の内径は、前記主球の外径の60〜96%であることが好ましい。
前記主部には、前記副球の外方移動を阻止する移動阻止壁が形成されていることが好ましい。
前記主部の内面は、前記蓋部の軸方向に沿って形成されていることが好ましい。
前記支持凹部の内半径は、前記主球の外半径と前記副球の外半径の合計より大きくされていることが好ましい。
The present invention is a ball bearing that supports a transported object so that it can be displaced in any direction along its transport surface, and rotates a resin main sphere that supports the transported object via a plurality of sub-spheres. A main body portion having a spherical support concave portion to be freely supported, and a lid portion having an opening for projecting the main sphere outward, wherein the lid portion is formed in an annular shape, and the main portion The inner end of the extension end is an inner extension portion that becomes the opening, and the inner extension portion is formed by the main sphere contacting the extension end. It is formed so that outward movement is prevented, and the inner surface of the inwardly extending portion from the extending end to the base end side is more than the tangential direction of the contact position of the main sphere that is in contact with the extending end. Provided is a ball bearing in which an inclination angle in a diameter expansion direction is increased.
The inner diameter of the opening is preferably 60 to 96% of the outer diameter of the main sphere.
It is preferable that a movement prevention wall for preventing the secondary sphere from moving outward is formed on the main portion.
The inner surface of the main part is preferably formed along the axial direction of the lid part.
It is preferable that the inner radius of the support recess is larger than the sum of the outer radius of the main sphere and the outer radius of the subsphere.
本発明は、基台上に立設された板状の支持体に、上記ボールベアリングが設けられ、前記支持体は、被搬送物をボールベアリングにより支持可能である支持ユニットを提供する。 The present invention provides a support unit in which the above-mentioned ball bearing is provided on a plate-like support body standing on a base, and the support body can support an object to be conveyed by the ball bearing.
本発明によれば、内方延出部は、内面の傾斜角度が接線の傾斜角度より大きくなるように形成されているので、延出端のみにおいて主球に接する。
主球に対する接触面積が小さくなるため、高温条件下で主球が熱膨張しても、開口部にはまり込んだ状態となりにくい。
従って、主球の回転しやすさが低下することがなく、主球の跡が被搬送物に残ったり、主球の摩耗が大きくなるのを防ぐことができる。
高温条件下において被搬送物を縦置き状態とすると主球が回転しにくくなるという問題が、主球が熱膨張により開口部にはまり込むことを原因として起きていることは、本願発明者によって初めて見出された知見であるため、本発明の技術的意義は大きい。
According to the present invention, the inwardly extending portion is formed so that the inclination angle of the inner surface is larger than the inclination angle of the tangent line, so that it contacts the main sphere only at the extension end.
Since the contact area with the main sphere is small, even if the main sphere thermally expands under high temperature conditions, it is difficult to get stuck in the opening.
Accordingly, the ease of rotation of the main sphere does not decrease, and it is possible to prevent the trace of the main sphere from remaining on the object to be transported and the wear of the main sphere from increasing.
It is the first time by the present inventor that the problem that the main sphere is difficult to rotate when the object to be conveyed is placed in a vertical state under high temperature conditions is caused by the main sphere getting stuck in the opening due to thermal expansion. Because of the findings found, the technical significance of the present invention is great.
図1は、本発明の一実施形態であるボールベアリング10を示す一部断面図である。図2は、ボールベアリング10の要部を拡大した断面図である。図3は、ボールベアリング10が使用された支持ユニット23の概略構成を示す図である。図4は、主球2が延出端13aに当接した状態のボールベアリング10の要部を拡大した断面図である。図5は、主球2が延出端13aに当接した状態のボールベアリング10の要部をさらに拡大した断面図である。
FIG. 1 is a partial cross-sectional view showing a ball bearing 10 according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of a main part of the ball bearing 10. FIG. 3 is a diagram showing a schematic configuration of the
図3に示すように、支持ユニット23は、基台21上に立設された板状の支持体22に、1または複数のボールベアリング10が設けられて構成されている。
支持体22は、ガラス基板1をボールベアリング10で支持できるようにされている。
支持体22の角度は、特に限定されず、支持されるガラス基板1の水平面に対する角度α(水平面に対する一方面1aの角度)は0〜360°の範囲で任意に設定できる。
図示例では、支持体22は、基台21に対し垂直よりやや傾いて形成され、ガラス基板1の水平面に対する角度αは、例えば70〜90°とすることができる。
ボールベアリング10は、支持体22の一方面22aに互いに所定の間隔をおいて設けられている。
As shown in FIG. 3, the
The
The angle of the
In the illustrated example, the
The
図1および図2に示すように、ボールベアリング10は、ガラス基板1(被搬送物)を支持する主球2を支持する本体部3と、開口部7を有する蓋部4と、本体部3から延出するネジ固定部8とを備えている。
以下の説明において、図1における左方を前方といい、右方を後方と言うことがある。
As shown in FIGS. 1 and 2, the ball bearing 10 includes a
In the following description, the left side in FIG. 1 may be referred to as the front, and the right side may be referred to as the rear.
主球2は、複数の副球5を介して、本体部3の支持凹部6に回転自在に支持されている。
主球2は、樹脂製とされる。樹脂製とすることによりガラス基板1の損傷を防止できる。
主球2を構成する樹脂としては、PAI(ポリアミドイミド)、PBI(ポリベンゾイミダゾール)、PCTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PEI(ポリエーテルイミド)、PI(ポリイミド)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)、メラミン樹脂、芳香族ポリアミド樹脂(アラミド樹脂)等を採用できる。また、LCP(液晶ポリマー)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PES(ポリエーテルサルフォン)、その他の樹脂を用いることができる。
副球5は、主球2より径が小さい球体であり、ステンレス鋼等の金属、セラミック、樹脂などで形成することができる。副球5は、支持凹部6内に転動自在に設けられている。
The
The
As the resin constituting the
The
本体部3は、略円柱状に形成されており、支持凹部6は、本体部3の前面側に形成された球面状の凹部である。
支持凹部6の内半径は、主球2の外半径と副球5の外半径の合計より大きくすることが好ましい。これによって、主球2の外径が熱膨張により大きくなった場合でも主球2の回転が制限されることが起こらない。
The
The inner radius of the
図2に示すように、本体部3の外面には、周方向に沿う環状係止溝3aと、スパナなどの工具に対応できる一対の平面部3bが形成されている。
図1に示すように、ネジ固定部8は、本体部3の後面側から後方に延出しており、その外周面にネジ部8aが形成され、支持体22の一方面22aに形成された固定孔部22bにネジ込み固定される。
As shown in FIG. 2, the outer surface of the
As shown in FIG. 1, the
図2に示すように、蓋部4は、円環状に形成された主部11と、主部11から後方に延出する円筒状の固定部12と、主部11の前端から内方に延出する内方延出部13とを備えている。
蓋部4は、樹脂、金属などで構成することができる。蓋部4を構成する樹脂としては、PAI、PBI、PCTFE、PEEK、PEI、PI、PPS、メラミン樹脂、芳香族ポリアミド樹脂(アラミド樹脂)、LCP、PBT、PESなどが挙げられ、主球2と同じ材質であることが好ましい。
固定部12の後端部の内面には、内方に突出した係止部12aが形成され、係止部12aが本体部3の環状係止溝3aに嵌合することによって蓋部4が本体部3に固定される。
As shown in FIG. 2, the
The
A locking
主部11の内径は支持凹部6の内径より小さくされているため、主部11の下面11aは、支持凹部6の内部空間に臨んで形成されている。
このため、下面11aは、副球5が外方移動により脱落するのを阻止する移動阻止壁となっている。
下面11aは、軸方向(図2における前後方向)に対しほぼ垂直に形成することができる。
下面11aは、副球5の中心が、球面状の支持凹部6の後半球範囲6a内に位置するように形成するのが好ましい。すなわち、半球面をなす支持凹部6の中心6bを通り、かつ軸方向に垂直な平面14と支持凹部6とで構成される空間である後半球範囲6a内に副球5の中心が位置するように、副球5の移動を制限できるように形成することができる。これによって、副球5どうしが離間して主球2の動作が不安定になるのを防ぐことができる。
Since the inner diameter of the
For this reason, the
The
The
主部11の内面11bは、ほぼ一定の径とし、軸方向に沿って形成するのが好ましい。主部11の内径は主球2の外径より大きくされているため、主球2が延出端13aに当接している状態(図4参照)では主部11は主球2に当接しない。
The
内方延出部13は、主部11の前端から全周にわたり一定長さで内方に延出しており、延出端13aの内側である開口部7は円形となる。
図2に示すように、開口部7の内径R1は主球2の外径R2より小さくされるため、開口部7を通して外方(前方)に突出している主球2は、内方延出部13によって外方移動が制限される。
図4に示すように、内方延出部13は、主球2が延出端13aに当接して外方(前方)移動が阻止されるように形成されている。延出端13aは、内方延出部13の最前部またはそれに近い位置に形成するのが好ましい。
内方延出部13は、主球2が図2に示す後方位置から図4に示す前方位置まで前後方向に移動可能となるように形成されている。
図2に示す後方位置では、主球2は延出端13aから離間しているが、図4に示す前方位置では、主球2は延出端13aに全周にわたって当接している。
The inward extending
As shown in FIG. 2, since the inner diameter R1 of the
As shown in FIG. 4, the inward extending
The inward extending
In the rear position shown in FIG. 2, the
図2に示すように、開口部7の内径R1は、主球2の外径R2の96%以下とすると、高温条件になっても主球2が開口部7に固定されることが起こりにくくなる。これは、開口部7の内径R1と主球2の外径R2との差が大きいため、主球2が熱膨張しても開口部7にはまり込んだ状態となりにくいためであると考えられる。
開口部7の内径R1は、主球2の外径R2の60%以上とすると、開口部7からの主球2の突出量が十分に確保されるため好ましい。
よって、開口部7の内径R1は、主球2の外径R2に対し60〜96%とすると、主球2の突出量を十分にし、かつ高温条件下での主球2の回転しやすさを確保できる。
As shown in FIG. 2, when the inner diameter R1 of the
It is preferable that the inner diameter R1 of the
Therefore, if the inner diameter R1 of the
図5に示すように、内方延出部13の内面13bは、延出端13bから基端部13cにかけて形成された面であり、その軸方向に対する傾斜角度βは、延出端13aに当接した主球2の当接位置P1の接線L1方向よりも拡径方向の傾斜角度が大きくされている。
すなわち、内面13bの傾斜角度βは、接線L1の傾斜角度γより大きくされている。
このため、主球2が延出端13aに当接した状態においては、内方延出部13は延出端13aにおいてのみ主球2に当接する。
As shown in FIG. 5, the
That is, the inclination angle β of the
For this reason, when the
以下、ボールベアリング10を使用した支持ユニット23の使用方法の例を説明する。
図3に示す支持ユニット23は、例えば液晶ディスプレイパネルやプラズマディスプレイパネルなどの製造工場において、成膜、レジスト塗布、露光、エッチング等の処理を行う処理室(チャンバー)におけるガラス基板の処理、および処理室に対するガラス基板の搬送(搬入、搬出)の際に使用できる。
例えば、処理室の内部や、処理室へのガラス基板の搬入経路または搬出経路などに設置できる。
上記処理は、高温条件下(例えば100℃以上、特に200℃以上(例えば200〜300℃))で行われる。上記処理は、通常、真空環境下で行われる。
Hereinafter, an example of how to use the
The
For example, it can be installed in the interior of the processing chamber, the glass substrate carrying-in path to the processing chamber, or the carrying-out path.
The said process is performed on high temperature conditions (for example, 100 degreeC or more, especially 200 degreeC or more (for example, 200-300 degreeC)). The above treatment is usually performed in a vacuum environment.
支持ユニット23では、ガラス基板1がボールベアリング10に支持される。ボールベアリング10はガラス基板1の一方面1aに当接する。
主球2は任意の方向に小さな摩擦抵抗で回転自在であるため、主球2に点接触で支持されたガラス基板1は、一方面1a(搬送面)に沿って任意の方向に小さな摩擦抵抗で移動できる。
In the
Since the
図3に示す支持ユニット23では、ボールベアリング10は略側方を向くことになるため、上向きとする場合に比べ、主球2は前方移動しやすい(図4参照)。
例えば図7に示すボールベアリング20をこのような使用形態で用いる場合には、主球2が前方移動して開口部27にはまり込むことが起こり得るが、以下に説明するように、本発明に係るボールベアリング10ではこのようなことは起こらない。
In the
For example, when the
ボールベアリング10では、内方延出部13は、内面13bの傾斜角度βが接線L1の傾斜角度γより大きくなるように形成されているので、延出端13aのみにおいて主球2に接する。
主球2に対する接触面積が小さくなるため、開口部27の周縁部内面が広い面積で主球2に当接し得るボールベアリング20(図7参照)とは異なり、高温条件下で主球2が熱膨張しても、開口部7にはまり込んだ状態となりにくい。
従って、主球2の回転しやすさが低下することがなく、主球2の跡がガラス基板1に残ったり、主球2の摩耗が大きくなるのを防ぐことができる。
In the
Unlike the ball bearing 20 (see FIG. 7) in which the inner surface of the peripheral portion of the
Therefore, the ease of rotation of the
本願発明者は、高温条件下においてガラス基板を縦置き状態とすると、主球が開口部にはまり込むことを原因として主球が回転しにくくなることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させた。
高温条件下においてガラス基板を縦置き状態とすると主球が回転しにくくなるという問題が、主球が熱膨張により開口部にはまり込むことを原因として起きていることは、本願発明者によって初めて見出された知見であり、本発明の技術的意義は大きい。
The inventor of the present application finds that when the glass substrate is placed vertically under high temperature conditions, the main sphere becomes difficult to rotate due to the main sphere being stuck in the opening, and the present invention is completed based on this knowledge. I let you.
The inventor of the present application has first seen that the problem that the main sphere is difficult to rotate when the glass substrate is placed in a vertical state under high temperature conditions is caused by the main sphere getting stuck in the opening due to thermal expansion. This is a finding that has been made and the technical significance of the present invention is great.
本発明の作用効果を確認するため、図1に示すボールベアリング10を下向き(図1に示す前方を下方に向けた状態)として、ボールベアリング10を100℃から徐々に温度を高め、300℃に到達させる条件下に置く試験を行った。
主球2の外径は9.52mm(常温)とし、蓋部4の開口部7の内径は7.6mm(常温)とした。主球2および蓋部4はいずれもPI製とした。
内方延出部13の内面13bの傾斜角度βは50.2°であり、当接位置P1における接線L1の傾斜角度より大きいことが確認された。
この試験の結果、主球2は開口部7にはまり込む状態にならず、主球2の回転性が良好な状態に維持されたことが確認された。
In order to confirm the effect of the present invention, the
The outer diameter of the
The inclination angle β of the
As a result of this test, it was confirmed that the
なお、本発明のボールベアリングの適用対象としては、液晶ディスプレイパネルやプラズマディスプレイパネル用のガラス基板に限らず、シリコン基板、セラミック基板、金属基板などであってもよい。 The application object of the ball bearing of the present invention is not limited to a glass substrate for a liquid crystal display panel or a plasma display panel, but may be a silicon substrate, a ceramic substrate, a metal substrate, or the like.
1・・・ガラス基板(被搬送物)、1a・・・一方面(搬送面)、2・・・主球、3・・・本体部、4・・・蓋部、5・・・副球、6・・・支持凹部、7・・・開口部、10・・・ボールベアリング、11・・・主部、11a・・・主部の下面(移動阻止壁)、11b・・・主部の内面、13・・・内方延出部、13a・・・延出端、13b・・・内方延出部の内面、21・・・基台、22・・・支持体、23・・・支持ユニット、L1・・・当接位置における接線、P1・・・当接位置、R1・・・開口部の内径、R2・・・主球の外径、β・・・内方延出部の内面の傾斜角度、γ・・・当接位置における接線の傾斜角度。
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記被搬送物を支持する樹脂製の主球を複数の副球を介して回転自在に支持する球面状の支持凹部を有する本体部と、前記主球を外方に突出させる開口部を有する蓋部とを備え、
前記蓋部は、環状に形成された主部と、前記主部から内方に延出して延出端の内側が前記開口部となる内方延出部とを有し、
前記内方延出部は、前記主球が前記延出端に当接することで外方移動が阻止されるように形成され、
前記内方延出部の前記延出端から基端側の内面は、前記延出端に当接した主球の当接位置の接線方向よりも拡径方向の傾斜角度が大きくされていることを特徴とするボールベアリング。 A ball bearing that supports the object to be conveyed so as to be displaceable in any direction along its conveying surface,
A main body having a spherical support recess for rotatably supporting a resin main sphere supporting the object to be conveyed via a plurality of subspheres, and a lid having an opening for projecting the main sphere outward. With
The lid portion has a main portion formed in an annular shape, and an inward extending portion that extends inward from the main portion and the inside of the extending end becomes the opening.
The inward extending portion is formed such that outward movement is prevented by the main sphere abutting on the extending end,
The inner surface of the inwardly extending portion from the extended end to the base end side has a larger inclination angle in the diameter-expanding direction than the tangential direction of the contact position of the main sphere in contact with the extended end. Ball bearing characterized by.
前記支持体は、被搬送物をボールベアリングにより支持可能であることを特徴とする支持ユニット。 A ball bearing according to any one of claims 1 to 5 is provided on a plate-like support that is erected on a base,
The support unit is capable of supporting an object to be conveyed by a ball bearing.
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