JP2011057180A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011057180A JP2011057180A JP2009212269A JP2009212269A JP2011057180A JP 2011057180 A JP2011057180 A JP 2011057180A JP 2009212269 A JP2009212269 A JP 2009212269A JP 2009212269 A JP2009212269 A JP 2009212269A JP 2011057180 A JP2011057180 A JP 2011057180A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- air
- temperature
- evaporator
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
【解決手段】車両用空調装置100は、空気通路10aを内部に含む空調ケース10と、空調ケース10内で内部を流れる冷媒と空気通路10aを流れる空気との間で熱交換を行う蒸発器7と、車室内に空気を送風する室内用ブロワ14と、蒸発器7へ冷媒を供給する圧縮機2及び室内用ブロワ14の作動を制御するエアコン制御装置50と、を備え、駐車中に室内用ブロワ14によって蒸発器7に対して送風可能である。エアコン制御装置50は、駐車中において、蒸発器7に関する温度情報を用いて蒸発器7が臭気を発生しない乾燥状態であると判定するまでの間は、圧縮機2の作動を制御して蒸発器7への冷媒供給を停止すると共に、室内用ブロワ14の作動を制御して蒸発器7に対して送風を行う。
【選択図】図4
Description
以下、第1実施形態について図1〜図6を用いて説明する。第1実施形態では、車両用空調装置100をハイブリッド自動車用の空調装置に適用した例について説明する。図1は車両用空調装置100の概略構成を示す模式図である。図2は車両用空調装置100の制御に係る構成を示すブロック図である。
(1)車両が停止しているときは、基本的にエンジン30を停止させる。
(2)走行中は、減速時を除き、エンジン30で発生した駆動力を駆動輪に伝達する。なお、減速時は、エンジン30を停止させて電動発電機にて発電して電池に充電する(電気走行モード)。
(3)発進時、加速時、登坂時及び高速走行時等の走行負荷が大きいときには、電動発電機を電動モータとして機能させてエンジン30で発生した駆動力に加えて、電動発電機に発生した駆動力を駆動輪に伝達する(ハイブリッド走行モード)。
(4)電池の充電残量が充電開始目標値以下になったときには、エンジン30の動力を電動発電機に伝達して電動発電機を発電機として作動させて電池の充電を行う。
(5)車両が停止しているときに電池の充電残量が充電開始目標値以下になったときには、エンジンECU60に対してエンジン30を始動する指令を発するとともに、エンジン30の動力を電動発電機に伝達する。
(式1)
RH=αV+β
但し、αは制御係数で、βは定数である。
まず、ステップ1でエアコンECU50内のRAM等の記憶されている各パラメータ等を初期化する。
次に、ステップ2で操作パネル51等からの各種スイッチ信号等を読み込む。
次に、ステップ3で上記の各種センサからの信号を読み込む。
次に、ステップ4で、ROMに記憶された下記の式2を用いて、車室内に吹き出す空気の目標吹出温度TAOを算出する。
TAO=Kset×Tset−Kr×Tr−Kam×Tam−Ks×Ts+C
ここで、Tsetは、温度設定スイッチにて設定された設定温度、Trは内気センサ40にて検出された内気温度、Tamは外気センサ41にて検出された外気温度、Tsは日射センサ42にて検出された日射量である。また、Kset,Kr,Kam及びKsは各ゲインであり、Cは全体にかかる補正用の定数である。そして、このTAO及び上記各種センサからの信号により、エアミックスドア17のアクチュエータの制御値及びウォータポンプ32の回転数の制御値等を算出する。
次に、ステップ5で、ROMに記憶された下記の式3を用いて、エアミックスドア17の開度決定を実行する。
開度=((TAO−TE)/(TW−TE))×100(%)
式3において、TEは蒸発器温度センサ44が検出する蒸発器温度、TWは水温センサ33が検出する冷却水温度である。
次に、ステップ6のブロワ電圧決定及び蒸発器の乾燥制御を実施する。このステップ6は、具体的には、図4にしたがって実行する。図4は、図3のステップ6におけるブロワ電圧決定及び蒸発器の乾燥制御の詳細を示すフローチャートである。このブロワ電圧は、電池の電力により駆動される室内用ブロワ14に印加される電圧である。
次に、ステップ7の吸込口モード決定処理を実施する。このステップ7は、具体的には、図5にしたがって実行する。図5は、図3のステップ7における吸込口モード決定処理の詳細を示すフローチャートである。
次に、図3のステップ8で、ROMに記憶されたマップから、目標吹出温度TAOに対応する吹出口モードを決定する。具体的には、目標吹出温度TAOが高いときには、フットモードが選択され、目標吹出温度TAOの低下に伴ってバイレベルモード、さらにはフェイスモードの順に選択される。
次に、図3のステップ9で圧縮機の回転数の決定を実行する。エアコンスイッチがONされているときに圧縮機2の運転状態を決定する。エアコンECU50は、蒸発器温度TEに基づいて、圧縮機2の回転数を決定する。具体的には、予めROMに記憶されたマップにしたがって、蒸発器温度TEに対応する圧縮機の回転数を演算して決定する。後のステップ11でエアコンECU50は、インバータ80に対して、決定された回転数に圧縮機2を制御するための制御信号を送信する。インバータ80は送信された制御信号に基づいて圧縮機2のモータを制御する。
次に、図3のステップ10のウォータポンプ作動決定処理を実施する。このステップ10は、具体的には、図6にしたがって実行する。図6は、図3のステップ10におけるウォータポンプ作動決定処理の詳細を示すフローチャートである。
次に、図3のステップ11において、上記各ステップ2〜9で算出または決定された各制御状態が得られるように、インバータ80、各種アクチュエータ等に対して制御信号を出力する。そして、図3のステップ12において所定時間の経過を待って、ステップ2に戻り、継続して各ステップが実行される。
第2実施形態では、第1実施形態の基本制御のメインルーチンにおけるブロワ電圧決定及び蒸発器の乾燥制御の第一の他の例を図7にしたがって説明する。
第3実施形態では、第1実施形態の基本制御のメインルーチンにおけるブロワ電圧決定及び蒸発器の乾燥制御の第一の他の例を図8にしたがって説明する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
10…空調ケース
10a…空気通路
14…室内用ブロワ(送風手段)
44…蒸発器温度センサ(熱交換器温度検出手段)
45…蒸発器前空気温度センサ(熱交換器前温度検出手段)
46…蒸発器後空気温度センサ(熱交換器後温度検出手段)
50…エアコンECU(制御装置)
TE…蒸発器温度(熱交換器温度)
TU…蒸発器前温度(熱交換器前温度)
TL…蒸発器後温度(熱交換器後温度)
Claims (5)
- 車室内に送風される空気が通る空気通路(10a)を内部に含む空調ケース(10)と、前記空調ケース内に設けられて、内部を流れる冷媒と前記空気通路を流れる前記空気との間で熱交換が行われる熱交換器(7)と、前記車室内に空気を送風するための送風手段(14)と、前記熱交換器へ冷媒を供給する圧縮機(2)の作動及び前記送風手段の作動を制御する制御装置(50)と、を備え、駐車中に前記送風手段によって前記熱交換器に対して送風可能な車両用空調装置であって、
前記制御装置は、前記駐車中において、前記熱交換器に関する温度情報を用いて前記熱交換器の乾燥度合いを判定し、前記熱交換器が臭気を発生しない乾燥状態であると判定するまでの間は、前記圧縮機の作動を制御して前記熱交換器への冷媒供給を停止すると共に、前記送風手段の作動を制御して前記熱交換器に対して送風を行うことを特徴とする車両用空調装置。 - 前記熱交換器における所定箇所の熱交換器温度(TE)を検出する熱交換器温度検出手段(44)を備え、
前記熱交換器の乾燥度合いを判定するために用いる前記熱交換器に関する温度情報は、前記熱交換器温度(TE)であることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記制御装置は、前記熱交換器温度(TE)の所定時間の変化量が第一の所定値未満のとき前記熱交換器が前記乾燥状態であると判定することを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。
- 前記熱交換器における所定箇所の熱交換器温度(TE)を検出する熱交換器温度検出手段(44)と、前記空気通路を流れる前記空気の前記熱交換器よりも上流における熱交換器前温度(TU)を検出する熱交換器前温度検出手段(45)と、を備え、
前記制御装置は、前記熱交換器前温度(TU)と前記熱交換器温度(TE)との差が第二の所定値未満であるとき前記熱交換器が前記乾燥状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記空気通路を流れる前記空気の前記熱交換器よりも上流における熱交換器前温度(TU)を検出する熱交換器前温度検出手段(45)と、前記空気通路を流れる前記空気の前記熱交換器よりも下流における熱交換器後温度(TL)を検出する熱交換器後温度検出手段(46)と、を備え、
前記制御装置は、前記熱交換器前温度(TU)と前記熱交換器後温度(TL)との差が第二の所定値未満であるとき前記熱交換器が前記乾燥状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009212269A JP2011057180A (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009212269A JP2011057180A (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011057180A true JP2011057180A (ja) | 2011-03-24 |
Family
ID=43945328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009212269A Pending JP2011057180A (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011057180A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015068363A1 (ja) * | 2013-11-06 | 2015-05-14 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
JP2018016192A (ja) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | トヨタ自動車株式会社 | 空調制御システム |
CN110086238A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-08-02 | 北京经纬恒润科技有限公司 | 车载无线充电器的散热方法及车载无线充电系统 |
CN110281728A (zh) * | 2018-03-19 | 2019-09-27 | 本田技研工业株式会社 | 控制装置以及控制方法 |
CN114290868A (zh) * | 2021-04-28 | 2022-04-08 | 海信集团控股股份有限公司 | 一种汽车和空调器 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03200419A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-02 | Mazda Motor Corp | 自動車の空気調和装置 |
JP2001130247A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-05-15 | Denso Corp | 空調装置 |
JP2002114026A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-04-16 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
JP2004249972A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-09-09 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
JP2004314720A (ja) * | 2003-04-14 | 2004-11-11 | Denso Corp | 車両用換気脱臭システム |
JP2005188848A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 空調装置 |
JP2008137515A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
-
2009
- 2009-09-14 JP JP2009212269A patent/JP2011057180A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03200419A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-02 | Mazda Motor Corp | 自動車の空気調和装置 |
JP2001130247A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-05-15 | Denso Corp | 空調装置 |
JP2002114026A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-04-16 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
JP2004249972A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-09-09 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
JP2004314720A (ja) * | 2003-04-14 | 2004-11-11 | Denso Corp | 車両用換気脱臭システム |
JP2005188848A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 空調装置 |
JP2008137515A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015068363A1 (ja) * | 2013-11-06 | 2015-05-14 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
JP2018016192A (ja) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | トヨタ自動車株式会社 | 空調制御システム |
CN107662473A (zh) * | 2016-07-27 | 2018-02-06 | 丰田自动车株式会社 | 空调控制系统 |
EP3284623A1 (en) * | 2016-07-27 | 2018-02-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Air conditioning control system |
CN110281728A (zh) * | 2018-03-19 | 2019-09-27 | 本田技研工业株式会社 | 控制装置以及控制方法 |
US11565572B2 (en) | 2018-03-19 | 2023-01-31 | Honda Motor Co., Ltd. | Device and method of controlling starting of vehicle devices |
CN110086238A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-08-02 | 北京经纬恒润科技有限公司 | 车载无线充电器的散热方法及车载无线充电系统 |
CN114290868A (zh) * | 2021-04-28 | 2022-04-08 | 海信集团控股股份有限公司 | 一种汽车和空调器 |
CN114290868B (zh) * | 2021-04-28 | 2024-02-09 | 三电(中国)汽车空调有限公司 | 一种汽车和空调器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5287634B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP3633482B2 (ja) | ハイブリッド車両およびその空調装置 | |
JP5880840B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP5533637B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
US20110067422A1 (en) | Air-conditioning device for vehicle | |
JP4654529B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2011063251A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2011068157A (ja) | 車両用空調装置 | |
US20150122472A1 (en) | Vehicle air-conditioning device | |
JP2011068156A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2000108651A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2011031876A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2012201216A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2011057180A (ja) | 車両用空調装置 | |
JPH11198644A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2011063250A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP5487843B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JPH05270252A (ja) | 電気自動車用暖房装置 | |
JP5360006B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP5370041B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2010184579A (ja) | 自動車用空調装置 | |
JP2009166629A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP4066579B2 (ja) | 空調装置 | |
JP2009202735A (ja) | 車両用空調装置 | |
JPH05238245A (ja) | 電気自動車用暖房装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20111109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20121205 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20131105 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |