JP2011056947A - ボールペン用チップ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、筆記時にインク流出量を増加させることができるため、向上した筆記感を実現することが可能であるボールペン用チップを提供する。
【解決手段】本発明のボールペン用チップは、球状に形成されるボール101と、先端側が円錐形状に形成され、インク流出通路111の端部にボールハウス112が形成され、ボール101がボールハウス112に一部露出した状態で支持されるように先端部114をすぼませることによってボール支持部115が形成されるチップ本体110とを含み、チップ本体110のボール支持部115を形成するための先端部114の外周面は3〜10°の範囲でテーパー角を設定して形成する。
【選択図】図4

Description

本発明はボールペン用チップに関するものであって、より詳しくは、ボール支持部を形成するための先端部の外周面傾斜をなだらかに処理することによってインク流出量を増加させ、より向上した筆記感を実現することが可能であるように構成したボールペン用チップに関するものである。
一般的に、ボールペンは、ボールが紙面など筆記面との摩擦で回転することによって、ボールにインクがくっ付いて出てきて、紙に転写される方式で筆記が行われるものであって、ボールペン用チップを備えるようになる。
図1および図2に示すように、従来のボールペンに備えられるボールペン用チップ1は、チップ本体2と、チップ本体2の先端側に設けられるボール10とで構成され、チップ本体2には、インク流出通路3と、このインク流出通路3の端部に位置し、ボール10が一部露出した状態で位置するボールハウス4とが形成される。
ボールペン用チップ1のチップ本体2の先端側は、ほぼ30〜60°程度の外周傾斜面5を有する円錐形状に形成する。そして、ボール10をボールハウス4に挿入させた状態で先端部が内側にすぼむように、スピニング(spinning)やコーキング(caulking)などを行うことによってボール10が支持されるようにボール支持部6を形成する。
このようなボールペン用チップ1は、筆記時に加えられる圧力によってボール10が後進して、ボール10とボール支持部6の内面との間隙が広がりつつインクを流出させるようになる。
ところが、従来のボールペン用チップ1は、チップ本体2にボール支持部6を形成することにおいてボール10の露出した部分の高さ(h)および製造上の便宜性などに重点を置いたため、インク流出性能は考慮されていない実情である。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、ボール支持部を形成するための先端部の外周傾斜面をなだらかに形成することによってボール支持部を形成した後のボールの流動間隔が増加し、それによってインク流出量を効果的に増加させることが可能であるため、筆記感を向上させることができるボールペン用チップを提供することにその目的がある。
本発明の実施形態によるボールペン用チップは、球状に形成されるボールと、先端側が円錐形状に形成され、インク流出通路の端部にボールハウスが形成され、ボールがボールハウスに一部露出した状態で支持されるように先端部をすぼませることによってボール支持部が形成されるチップ本体とを含んで構成される。
チップ本体のボール支持部を形成するための先端部の外周面は、ほぼ3〜10°程度の範囲で角度を設定して形成する。
本発明の実施形態によるボールペン用チップによれば、チップ本体のボール支持部を形成するための先端部の外周面のテーパー角を一定の角度範囲で形成する場合、ボール支持部を形成した後のボールの前後流動間隔が大きくなり、筆記時にボールとボール支持部内面の間に流出するインク流出量を増加させることが可能になる。
したがって、従来に比べて柔らかく円滑な筆記が可能になるなど、筆記感を向上させることができる。
そして、本発明の実施形態にかかるボールペン用チップによれば、筆記時にボールとボール支持部内面の間の間隔が大きくなるので、ボール支持部の内部に流入できずに外側に凝集するインクの発生量を減少させることができる。
したがって、凝集されたインクが筆記線、筆記面、手などにくっ付いて汚れる現象を減少させることができ、良好な清潔状態を維持しながら筆記、保管などをすることが可能である。
従来のボールペン用チップを示す正面図である。 従来のボールペン用チップを示す拡大断面図である。 本発明の一実施形態にかかるボールペン用チップにおいて、ボール支持部を形成する以前の状態を示す拡大断面図である。 本発明の一実施形態にかかるボールペン用チップにおいて、ボール支持部を形成した以降の状態を示す拡大断面図である。
以下に本発明によるボールペン用チップの好適な実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の一実施形態によるボールペン用チップは、図1〜3に示すように、ボール101と、先端側にボール101が設けられるチップ本体110とを含んで構成される。
ボール101は、所定の直径を有する球状に形成される。
でボール101の直径は、ほぼ0.3〜1.2mm程度のものが使用可能である。
チップ本体110の先端側は円錐形状に形成され、後端部はインク保存管20に組立てられる。
チップ本体110には、インク保存管20に保存されるインクがボール101側へ供給されるように中心軸線(C)に沿って貫くインク流出通路111が形成される。
チップ本体110のインク流出通路111の前方端部には、内部にボール101が位置するボールハウス112が形成される。
ボール101は、ボールハウス112に一部分が露出した状態で設けられる。
チップ本体110の先端部114には、スピニング(またはコーキングなど)を行うことによってボール支持部115が形成される。
ボール支持部115を形成するための先端部114は、後方に行くほど外径が徐々に大きくなって、外周傾斜面と中心軸線(C)とが成す角度(a)(以下、「テーパー角」という)をほぼ3〜10°程度に形成する。
即ち、先端部114の外周面は、ボール支持部115を形成する以前のテーパー角(a)をほぼ3〜10°程度に形成する。
下記の表1は、先端部114のテーパー角(a)に応じて筆記時にボール101とボール支持部115の内面の間に流出するインクの量(Q)(以下、「インク流出量」という)に対する変化を調べるために実験したものであって、ボール支持部115を形成する以前のボール高さ(h1)とボール支持部115を形成した以降のボール高さ(h2)を一定に維持した状態でテーパー角(a)とスピニング幅(b)を変化させ、それに伴うボール101の前後流動間隔(d)とインク流出量(Q)を測定した。
前記実験において、ボール101は0.7mm、チップ本体110は0.7mmハイブリッド用テスト14、インクはJSRB 2を各々使用しており、ボール支持部115は回転数2520rpmでスピニングを行って実験を進行した。
Figure 2011056947
表1から分かるように、テーパー角(a)が大きくなるほどボール101の前後流動間隔(d)およびインク流出量(Q)は概して減少し、テーパー角(a)が小さくなるほどボール101の前後流動間隔(d)およびインク流出量(Q)は増加することが確認された。
一方、テーパー角(a)が小さくてほぼ3°未満である場合、チップ本体110の先端部のスピニングを行うことが困難であり、テーパー角(a)がほぼ10°を超える場合、ボール101の前後流動間隔(d)が増加しないので、望ましくない。
以上では本発明によるボールペン用チップの好適な実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるわけではなく、特許請求の範囲および発明の詳細な説明、添付した図面の範囲内で多様に変形して実施することが可能であり、これも本発明の範囲内に属する。
1 ボールペン用チップ
2、110 チップ本体
3、111 インク流出通路
4、112 ボールハウス
5 外周傾斜面
6、115 ボール支持部
10、101 ボール
20 インク保存管
111 インク流出通路
114 チップ本体の先端部

Claims (1)

  1. 球状に形成されるボールと、
    先端側が円錐形状に形成され、インク流出通路の端部にボールハウスが形成され、前記ボールが前記ボールハウスに一部露出した状態で支持されるように先端部をすぼませることによってボール支持部が形成されるチップ本体とを含み、
    前記チップ本体の前記ボール支持部を形成するための前記先端部の外周面は3〜10°の範囲でテーパー角を設定して形成するボールペン用チップ。
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