JP2011056628A - ブローチ - Google Patents

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JP2011056628A
JP2011056628A JP2009209955A JP2009209955A JP2011056628A JP 2011056628 A JP2011056628 A JP 2011056628A JP 2009209955 A JP2009209955 A JP 2009209955A JP 2009209955 A JP2009209955 A JP 2009209955A JP 2011056628 A JP2011056628 A JP 2011056628A
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Akira Izawa
晃 井沢
Kiyohide Ishigane
清英 石金
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Nachi Fujikoshi Corp
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Nachi Fujikoshi Corp
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Abstract

【課題】後部切れ刃群において歯部側面の刃先側に所定のフォームランドを残しながら逃がし溝幅、深さが漸増していくフォーム逃がしを施行したブローチを提供する。
【解決手段】ブローチ10は、前つかみ部11、前方案内部12、ブローチ本体16に多数のスプライン刃13を配列した切刃部20、後方案内部14および後つかみ部15等で構成されており、切刃部20は、前部切刃群21と、後部切刃群22と。を有する。後部切刃群22は、第1の刃先20aの刃径に2B(Bはフォームランド)を加えた刃径に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は内径穴加工用ブローチに関し、さらに詳細には後部切れ刃群において歯部側面の刃先側に所定のフォームランドを残しながら逃がし溝幅及び逃がし溝深さが漸増していくフォーム逃がしを施行したブローチに関する。
従来、この種の内径穴加工用ブローチにおいては、スプライン歯形の歯底が加工物の下穴内径に近似する小径を有する歯底と、該歯底より凹設した逃がし溝とから構成され、これにより切れ刃が加工物中心でなく加工内面である閉塞された加工内壁を通過する際にも切削部位に切削油剤を供給することができ、切削油剤の供給量を軽減あるいは最少量にすることができる(例えば、特許文献1参照。)。
一方、後部切れ刃群において、歯部側面及び歯底部に切削油を供給する切削油溝を形成し、かつ歯部側面の刃先側にはワーク案内部を備え、切削時においては加工物を案内する。これにより切れ刃が加工物を切削している間、加工部位に切削油剤を供給し続けることが可能なスプラインブローチがある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−96423号公報 特開2007−229840号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているものは、逃がし溝の数をブローチの歯数の
2/3未満としていることから、加工部位に切削油を供給できない個所が生じる問題がある。
また、特許文献2に記載されているものは、後部切れ刃群に施行される切削油溝の幅tにより歯部を所定の高さH(フォームランド幅)が大きくなったり、小さくなったりして該歯部の所定の高さHにバラツキが発生するため大きい刃や小さい刃が形成されて、加工物の案内性に変動が発生し該加工物の軸心がブレルという問題があった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、後部切れ刃群において歯部側面の刃先側にフォームランド幅を一定量にして逃がし溝幅、逃がし溝深さが漸増していくフォーム逃がしを施行して加工物の軸心のブレを抑制したブローチを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための請求項1記載の発明は、外周面に複数の歯部を有する多数の切刃を配列して構成された切刃部を備えるブローチにおいて、前記切刃部は軸方向前方部に設けられた前部切刃群と、軸方向後方部に設けられた後部切刃群とから構成され、前記後部切刃群は、フォームランド幅を一定量にして逃がし溝幅及び逃がし溝深さが漸増していくフォーム逃がしを施行したことを特徴とする。
本発明によれば、後部切れ刃群において歯部側面の刃先側にフォームランド幅を一定量にして逃がし溝幅及び逃がし溝深さが漸増していくフォーム逃がしを施行し、切削油の浸潤性を高め、加工物の軸心のブレが抑制した特徴を有するフォーム逃がし研削法を採用したブローチであり、これにより切削油溝、深さによりワークの案内部の長さが変化しないためスプラインブローチに対する加工物の軸心のブレが抑制される。
本発明は、加工物の切削油溝の溝幅、溝深さによりフォームランド幅Bが変化しないためスプラインブローチに対する加工物の軸心のブレが抑制されるようにしたので長寿命、高精度の加工が可能なブローチを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るブローチの概略構造を示す全体図である。 ブローチの断面拡大図である。 ブローチの歯部の部分拡大図である。 フォームランドの説明図である。
本発明のブローチの実施の形態を挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係るブローチ10の概略構造を示す全体図である。
図1に示すように、ブローチ10は、前つかみ部11、前方案内部12、ブローチ本体16に多数のスプライン刃13を配列した切刃部20、後方案内部14および後つかみ部15等で構成されており、切刃部20は、前部切刃群21と、後部切刃群22により構成されている。
さらに、切刃部20の歯形は図2に示すように逃がし溝深さ18が(加工物の下穴内径に近似する小径を有する)歯底23より0.1mm以上に設けられている。
そして、ブローチ10においてはその仕様が図3に示すようにフォームランド幅Bを0.6mm〜1.0mm、フォーム逃がし角αを1°〜3°、逃がし深さを径方向で0.1mm〜0.6mm(図2参照)を備える。ここで、ブローチ歯形=フォームとすれば歯形が残る面の幅をフォームランドBと設定をしている。
かかる仕様に形成したブローチ10の歯溝の振れは、現行品(従来品)で切削初期34(μ)、切削終期54(μ)であったものが改良品(実施例)で切削初期17(μ)、切削終期23(μ)に変化し、歯溝の振れが従来品に比べて略半減にすることができた。
よって、図1に示すブローチ10において切刃部20は、図4に示すように歯部側面の刃先側に所定のフォームランド幅(B)を残しながら逃がし溝幅、逃がし溝深さが漸増していくフォーム逃がしを施行した後部切刃群22と、フォーム逃がし未施行の前部切刃群21と、を備え、かつ所定のフォームランドを残しながらフォーム逃がし角度αを一定としている。
さらに、前部切刃群21はフォームランド及び谷径逃がしを施行していない形成されているが、後部切刃群22は、第1の刃先20aの刃径に2B(Bはフォームランド)を加えた刃径に形成されている。
10 ブローチ 11 前つかみ部
12 前方案内部 13 スプライン刃
14 後方案内部 15 後ちかみ部
16 ブローチ本体 17 逃がし溝
18 逃がし溝深さ 19 加工物の下穴
20 切刃部 21 前部切刃群
22 後部切刃群 23 歯底
24 フォームランド 25 逃がし溝幅


Claims (1)

  1. 外周面に複数の歯部を有する多数の切刃を配列して構成された切刃部を備えるブローチにおいて、前記切刃部は軸方向前方部に設けられた前部切刃群と、軸方向後方部に設けられた後部切刃群とから構成され、前記後部切刃群は、前記歯部の側面の刃先側にフォームランド幅を一定量にして逃がし溝幅及び逃がし溝深さが漸増していくフォーム逃がしを施行したことを特徴とするブローチ。



JP2009209955A 2009-09-11 2009-09-11 ブローチ Pending JP2011056628A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102632364A (zh) * 2011-12-13 2012-08-15 天津市五金工具研究所 梅花扳手头部的成型方法
WO2015080122A1 (ja) * 2013-11-29 2015-06-04 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ブローチカッタ

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