JP2011056296A - 中敷きパッド及びそれを装着した履物 - Google Patents

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Abstract


【課題】 第1趾方向へ向けての荷重移動を誘導する作用を高めて、浮き指を防止する。
【解決手段】 弾性部の踵部は、中央部から外側周縁及び内側周縁に向かって徐々に厚くなるように形成され、内側周縁より外側周縁の厚さを厚くしてある。これにより、内側周縁により第5趾方向へ向けて荷重移動をスムーズにし、外側周縁により第1趾方向へ向けて荷重移動をスムーズにし、また内側周縁より外側周縁の厚さが厚いことにより、第1趾方向へ向けての荷重移動を誘導する作用が高まり効率よく浮き指防止を促す。
【選択図】 図2

Description

この発明は、履き物を履いた場合に、足の浮き指の防止を促すようにした中敷きパッド及びそれを装着した履物に関する。
履物に使用する中敷きパッドは、様々な用途、構成のものが知られている。例えば、靴中敷として実公平3−47527号公報に、「弾性ポリウレタン等の弾性体より構成されるシート部分と、その下側又は内側に結合されている粘弾性ポリウレタン等の粘弾性体より構成される部分とより成る靴中敷において、粘弾性ポリウレタンの部分を縦軸アーチ部、及び(又は)横軸アーチ部に使用し、前記弾性ポリウレタンが前記アーチ部において前記粘弾性ポリウレタンの存在で上に膨らんでいることを特徴とする、靴中敷(従来技術1)」の開示がある。
また、実用新案登録公報第2554376号(実開平6-23515号)には、足のアーチ低下による様々な障害の緩和、或いはアーチの低下の回復と予防のために「足底の横アーチ、縦アーチ(内外)の部分をほぼ完全にカバーするような形で且つ隅部を丸く形成した輪郭を有する平面状布地と、前記布地の裏面に一体に接着された粘弾性ポリウレタン樹脂パッドよりなり、前記アーチパッドの下面は凸レンズ状曲面を有することを特徴とする両軸兼用アーチパッド(従来技術2)」が開示されている。
更に、特開平7−79805号公報に、「80度以上の硬度を有する軟質ポリウレタンフォームからなる基材11。基材11上の第2中足骨骨頭位置付近に凸状に形成された20〜60度の硬度からなる軟質ポリウレタンフォームからなる凸部12。基材11または凸部12上に積層される表皮材13。これらの基材11,凸部12,表皮材13とからなる靴の中敷(従来技術3)。」の構成が開示されている。
更にまた、特開平11−226042号公報に、「走行時に足の機能を維持したり、或は障害の防止に役立つような足の踵部周辺の維持にも同時に有効なアーチパッド」として「足底全体の輪郭を有し、足底の横アーチ、内側縦アーチ及び外側縦アーチの部分に相当する部分にそれぞれ相当する、緩やかな下に凸状の横アーチパッド部、内側縦アーチパッド部及び外側縦アーチパッド部の少なくとも1つを一体に有する弾性または粘弾性パッドとよりなる靴中敷き(従来技術4)」の開示がある。
実公平3−47527号公報 実用新案登録公報第2554376号(実開平6-23515号) 特開平7−79805号公報 特開平11−226042号公報
近年、周辺環境の変化により体力の低下、特に子供の体力が年々低下し真っ直ぐ走れない子供が多くなる傾向が顕著になってきている。本発明者等は、幼稚園児、小学生の足の調査を行い、それにより把握された傾向として、多くの子供達が立ち姿勢において踵寄り荷重になっていることが判明した。踵寄り荷重は、足趾が浮いた状態になりやすく筋力バランスが崩れ、それによって姿勢も悪くなりやすくなる傾向がある。
成長期の子供時代に、このような身体環境を強いられると、大人になってからも様々な身体的なトラブルに見舞われるおそれがある。
本発明は、立ち姿勢及び歩行時に浮き指を防止することにより、より良い姿勢の修得を促す浮き指防止中敷きパッド及びそれを装着した履物を提供する。
上記の課題を解決するため、全体形状が足型である柔軟な基材部の下面に、基材部より硬度の大きい弾性材からなる弾性部を設けてなる中敷きパッドであって、弾性部の輪郭は、踵側を起点として爪先方向に向かって、第1趾−第2趾間に対応する領域及び第5趾に対応する領域では中足骨半ば位置を周縁とし、第1趾内側に対応する領域及び第5趾外側に対応する領域では基節骨半ばを超える位置を周縁とし、第2趾−第3趾間に対応する領域では中足趾節間関節を超える位置を周縁とし、第3趾−第4趾間に対応する領域では中足骨骨頭の手前の位置を周縁とするようにされていることを特徴とする中敷きパッドを提案する。
弾性部の、足の内側縦アーチ、外側縦アーチ及び横アーチに対応する部分が、他の部分から盛り上がるように厚くされている中敷きパッドを提案する。
弾性部が、踵骨に対応する部分において中央部から外側周縁及び内側周縁に向かって徐々に厚くされ、外側周縁の厚さを内側周縁より厚くされているている中敷きパッドを提案する。
上記中敷きパッドを装着した履物であって、前記中敷きパッドの基材部下面の形状と履物内底面の形状とがほぼ一致している履物を提案する。
なお、この発明で「内側」とは、右足から見れば左足側、左足から見れば右足側を言い、「外側」とは、「内側」の反対側を言う。
この発明によれば第1趾内側の領域で弾性部が、基節骨半ばを超える位置を周縁とすることにより、第1趾の内側へのズレの防止を促し、オーバープロネーション(過回内)の防止を促す作用がある。オーバープロネーション(過回内)が防止されることにより第1趾の機能喪失を防止する。同様に第5趾外側の領域で弾性部が、基節骨半ばを超える位置を周縁とすることにより、第5趾の外側へのズレを防止を促し、オーバーサピネーション(過回外)の防止を促す作用がある。オーバーサピネーション(過回外)が防止されることにより第5趾の機能喪失を防止する。そして、第1趾の内側へのズレの防止、第5趾の外側へのズレの防止により、弾性部の前述した各周縁を所望の足骨位置に精度よく配置することができる。
第2趾−第3趾間の領域では弾性部が、中足趾節間関節を超える位置を周縁とすることにより、足趾、特に第1趾、第2趾を使わせようとする。
そして、第3趾−第4趾間の領域では弾性部が、中足骨骨頭の手前の位置に対応する位置を周縁とすることにより、足趾、特に第3趾、第4趾を使わせようとする。
このようにして足趾の使用を促すことにより浮き指防止が促進される。
また、足の各アーチをサポートするとともに、内側縦アーチのサポートにより第1趾を使わせようとする働き、外側縦アーチのサポートにより第5趾を使わせようとする働き、横アーチのサポートにより第2趾、第3趾及び第4趾を使わせようとする働きがそれぞれ増大し、より浮き指防止が促進される。
また、踵部を弾性部により内側及び外側から包み込み、踵着地の際の過度の内側や外側への傾きやズレ(過回内、過回外)といった足にとって悪いブレが生じ難くなり、より効率的に浮き指防止が促進される。
また、弾性部が、踵骨に対応する部分において中央部から外側周縁及び内側周縁に向かって徐々に厚くされ、外側周縁の厚さを内側周縁より厚くされており、内側周縁により第5趾方向へ向けて荷重移動をスムーズにし、この外側周縁により第1趾方向へ向けて荷重移動をスムーズにし、また内側周縁より外側周縁の厚さを厚くしてあるので、第1趾方向へ向けての荷重移動を誘導する作用が高まり効率よく浮き指防止を促す。
また、中敷きパッドが履物内の所定の位置に固定されるので、弾性部の前述した各周縁を所望の足骨位置に精度よく配置することができる。
この発明である浮き指防止中敷きパッドの一つの実施形態の底面図 この発明の浮き指防止中敷きパッドを敷いた履物に足を入れたときの前記パッドと足骨の位置関係の説明図 図2のWW線断面図 図2のXX線断面図 図2のYY線断面図 図2のZZ線断面図 この発明である浮き指防止中敷きパッドの実施形態の表皮材付き基材部の斜視図 足骨を上方から見たときのそれぞれの部位の位置を示す足骨説明図
この発明である浮き指防止中敷きパッドの一つの実施形態について、裏面図を示す図1、この発明の浮き指防止中敷きパッドを敷いた履物に足を入れた場合の足骨位置の説明図である図2、図2のWW線断面図である図3、図2のXX線断面図である図4、図2のYY線断面図である図5、図2のZZ線断面図である図6、骨のそれぞれの部位の名称を示す足骨説明図である図8に基づいて説明する。
この発明の一つの実施形態である浮き指防止中敷きパッド1は、全体形状が足型である柔軟な基材部2と、基材部2の下面に設ける弾性部3とからなる。
基材部2の素材は、柔軟な素材であればよいが緩衝性の高い素材が好ましい。例えばラバー、ポリウレタン、EVA、ポリエチレン、軟質塩化ビニル等の合成樹脂フォームであることが好ましいが、織布、編布、不織布、フェルト等の繊維材であってもよい。
合成樹脂フォームの気泡率(気泡が占める容積割合)は、50〜90容積%であることが好ましい。気泡率が50容積%未満では、基材部2の柔軟性が乏しくなる傾向であり、逆に90容積%超であるとヘタリ(歪み)易くなる傾向である。柔軟性の欠乏あるいは基材部2の部分的なヘタリ、歪みは、緩衝性を悪化させるとともに、弾性部の形状が足に正確に伝達されず浮き指防止の効果を減少させる。
気泡率50〜90容積%の範囲内の素材を使用する基材部2は、足の載る部分において上下面がともに平坦であり、緩衝性を高めるため、その厚さ0.095L〜0.22Lmm(Lは足長サイズ[cm])、例えば足長サイズ16cmの場合、1.5mm〜3.5mm厚で形成することが好ましい。また、基材部2の表面硬度は、1〜30度(デュロメータ タイプA[加圧直後硬さ])であることが好ましい。基材部2の表面硬度が、1度未満であると緩衝性に乏しくなり、30度超であると、基材部2の下面に設ける弾性部3の形状が足裏面に伝達されにくくなる。
基材部2の上面側には、表皮材(図示せず)を全面に設ける方が好ましい。表皮材の素材としては、織布、編布、不織布、起毛布などの布帛がよい。布帛は、糸と糸の間、繊維と繊維の間に空気や汗、湿気を導入し、それを外部に排出する機能を有する。
弾性部3は、図2に示す内側縦アーチ20、外側縦アーチ21及び横アーチ22の部分が他の部分に比較して相対的に厚く形成されている。また、第2−第3中足骨間23の部分がやや隆起していることが好ましい。更に内側縦アーチ20の前部201、後部202及び外側縦アーチ21の前部211、後部212の部分がやや隆起していることが好ましい。
内側縦アーチ20の前部201は、特に第1趾を効率よく使わせる重要な部分でオーバープロネーションを抑制するとともに、立脚中期(蹴り出し直前)から蹴り出しの時期に掛けて第1趾の接地を促し力強い蹴り出しを可能にする。内側縦アーチ20の後部202は、載距突起Jに直接作用することにより、踵接地から立脚中期の時期に掛けて内側縦アーチ20をサポートし、オーバープロネーションを抑制する。
外側縦アーチ21の前部211は、立脚中期から蹴り出しの時期に掛けて足の外側をサポートし力強い蹴り出しを可能にする。外側縦アーチ21の後部212は、立方骨Kの下端部に直接作用することにより、踵接地から立脚中期の時期に掛けて外側縦アーチ21をサポートし、オーバープロネーションを抑制し、効率よく小趾外転(第5趾を開かせる)を促す。
弾性部3は、基材部2より硬度の大きい弾性材からなる。弾性部3の素材は、ラバー、ポリウレタン、EVA、ポリエチレン、軟質塩化ビニル等の合成樹脂製の中実体、或いは微発泡フォーム、すなわち基材部2の素材より気泡率の小さいフォームであることが好ましいが、織布、編布、不織布、フェルト等の繊維材であってもよい。合成樹脂製の中実体、或いは微発泡フォームの気泡率は、0〜50容積%であることが好ましい。
この気泡率が、50容積%を超えるとヘタリ(歪み)易くなり、浮き指防止の効果が長続きしない。
弾性部3の表面硬度は、少なくとも基材部2の表面硬度より高く、且つ10〜70度(デュロメータ タイプA[加圧直後硬さ])であることが好ましい。弾性部3の表面硬度が、10度未満であると履用者の体重により潰れて浮き指防止の効果が減少し、逆に70度超であると、歩行時の靴の屈曲に追従しきれずに履き心地を損ねる傾向である。
弾性部3の輪郭は、踵側Nを起点として爪先M方向に向かって、第1趾A−第2趾B間に対応する領域では、第1中足骨FAの半ば位置を平面視円弧状の第2周縁32とし、第5趾Eに対応する領域では、第5中足骨FEの半ば位置を平面視円弧状の第5周縁35とし、第1趾Aの内側に対応する領域では第1基節骨骨頭GAの半ば位置を第1周縁31とし、第5趾Eの外側に対応する領域では第5基節骨GEの半ば位置を第6周縁36とし、第2趾B−第3趾C間に対応する領域では第2中足趾節間関節HBを若干超える位置を第3周縁33とし、第3趾C−第4趾D間に対応する領域では第4中足骨骨頭IDの手前の位置を第4周縁34とするようにされている。なお、第1周縁31乃至第6周縁36は、連続する周縁である。
第2周縁32を円弧状としていることにより、足の母趾(第1趾)球をサポートし、第1趾の接地を促す。第2−第3趾中足骨間隆起23は、足のこの部分をサポートすることにより、蹴り出しのときに効率よく第1趾方向への荷重移動をスムーズにする。横アーチ22は、第3−第4趾の部分をサポートすることにより、立脚中期の第3趾、第4趾の接地を促し、蹴り出しのときの荷重移動をスムーズにする。第5周縁35を円弧状としていることにより、足の小趾(第5趾)球をサポートし、第5趾の接地を促す。
弾性部3は、第1周縁31から第2周縁32に至るまでの部分は、断面が内側の厚いくさび型であり、第5周縁35から第6周縁36に至るまでの部分は、断面が外側の厚いくさび型である。これらのような断面形状とすることにより、第1趾、第5趾のズレ防止がより促がされる。また、この第1周縁31は、第1趾のオーバープロネーションを抑制するとともに歪んだねじれを抑制して、母趾外転(第1趾を開かせる)を促す。更に、この第6周縁36は、第5趾のオーバープロネーションを抑制するとともに歪んだねじれを抑制する。
弾性部3の踵部30は、中央部から外側周縁及び内側周縁に向かって徐々に厚くなるように形成されている。この実施形態では、弾性部3の踵部30の中央部300は長円状にくりぬかれており、中央部300から外側周縁301及び内側周縁302に向かって徐々に角度を増しながら厚くなっている。この際、内側周縁302より外側周縁301の厚さを厚くすることが好ましい。この内側周縁302により第5趾方向へ向けて荷重移動をスムーズにし、この外側周縁301により第1趾方向へ向けて荷重移動をスムーズにする。また内側周縁302より外側周縁301の厚さを厚くすれば、第1趾方向へ向けての荷重移動を誘導する作用が高まり効率よく浮き指防止を促す。
弾性部3は、各アーチに対応する部分が他の部分から盛り上がるように厚くされている。弾性部3の厚さは、特に限定されないが、最も厚い部分が0.15L〜0.30Lmm(Lは足長サイズ[cm])であることが望ましい。各周縁においては、踵側N方向に向かってすみやかに厚さが増大していることが望ましい。第3周縁33の第2中足趾節間関節HBに対応する部分の厚さは、0.15L(Lは足長サイズ)であることが望ましい。
この発明について、足長サイズ16cm用の浮き指防止用の中敷きパッド1の製造の実施例に基づいて説明する。
最初に、浮き指防止用の中敷きパッド1の表皮材付き基材部2の作製について説明する。発泡剤を含む液状ポリオール成分と液状ポリイソシアネート成分とを混合し機械的に攪拌したものを、4.0mm深さの凹部を有する下型と、平板状の上型との間に注入して発泡固化させる。この工程により表裏二面に薄いスキン層を有する厚さ4.0mmの発泡シートを得た。
この発泡シートの一面に、単位面積あたり質量120g/mの編布からなる表皮材を貼着した後、120℃に加熱したプレス型にて加圧成形することによって図7に示すような踵側をカップ状とした表皮材付き基材部2を作製した。この表皮材付き基材部2は、足の底面に接する部分がほぼ平坦で均一な厚み(2.5mm)で、かつその下面形状が履物内底面の形状に一致するように成形されている。また、この表皮材付き基材部2の表面硬度は、16度(デュロメータ タイプA[加圧直後硬さ])であり、その密度は0.35g/cm(気泡率65容積%)であった。なお、基材部2のアスカーCでの表面硬度は45度(加圧30秒後硬さ)であった。
次に、浮き指防止用の中敷きパッド1の弾性部3の作製について説明する。発泡剤を含む液状ポリオール成分と液状ポリイソシアネート成分とを混合し機械的に攪拌したものを、図2に示されるように弾性部3を成形するため凹部を有する下型と、平板状の上型との間に注入して発泡固化させて弾性部3を作製した。この弾性部3の表面硬度は、32度(デュロメータ タイプA[加圧直後硬さ])であり、その密度は0.85g/cm(気泡率15容積%)であった。なお、弾性部3のアスカーCでの表面硬度は55度(加圧30秒後硬さ)であった。
上記表皮材付き基材部2の裏面側に弾性部3を図1及び図2に示すように接着剤等
により接着して浮き指防止用の中敷きパッド1を製造した。
浮き指防止用の中敷きパッドであり、運動靴や長靴に装着されて使用され、特に立ち姿勢時に踵寄り荷重になっている子供等に有効である。
1 浮き指防止中敷きパッド
2 基材部
20 内側縦アーチ
21 外側縦アーチ
22 横アーチ
3 弾性部
N 踵側
M 爪先側
30 踵部
300 中央部
301 外側周縁
302 内側周縁
31 第1周縁
32 第2周縁
33 第3周縁
34 第4周縁
35 第5周縁
36 第6周縁
A 第1趾
B 第2趾
C 第3趾
D 第4趾
E 第5趾
FA 第1中足骨半ば位置
FE 第5中足骨半ば位置
GA 第1基節骨骨頭
GE 第5基節骨骨頭
HB 第2中足趾節間関節
ID 第4中足骨骨頭
J 載距突起
K 立方骨

Claims (2)

  1. 全体形状が足型である柔軟な基材部の下面に、基材部より硬度の大きい弾性材からなる弾性部を設けてなる中敷きパッドであって、
    弾性部が、踵骨に対応する部分において中央部から外側周縁及び内側周縁に向かって徐々に厚くされ、外側周縁の厚さを内側周縁より厚くされていることを特徴とする中敷きパッド。
  2. 請求項1に記載の中敷きパッドを装着した履物であって、
    前記中敷きパッドの基材部下面の形状と履物内底面の形状とがほぼ一致している履物。
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