JP2011054133A - 検出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】より確実に検出対象物を検出することができ、大きさを適切に設定可能な検出システムを提供する。
【解決手段】硬貨検出システム7において、硬貨検出装置1の回帰型フォトセンサ2A〜2Cは、筐体5の筒部にx軸に沿って配置され、検出軸はz軸方向と一致し、裏表面が検出軸と交差する向きで通過する硬貨を検出する。分離型フォトセンサ6Aは、筐体5の筒部に配置され、検出軸は、x軸とねじれの位置関係にあり、裏表面が検出軸と交差する向きで通過する硬貨を検出する。分離型フォトセンサ6Bは、筐体5の筒部に配置され、検出軸は、x軸及び分離型フォトセンサ6Aの検出軸のそれぞれと互いにねじれの位置関係にあり、裏表面が該検出軸と交差する向きで通過する硬貨を検出する。筐体5のx軸方向及びy軸方向の長さは、硬貨の裏表面が分離型フォトセンサ6A、6Bのうちいずれか一方の検出軸と平行に筒部を通過する場合にも、他方の検出軸で検出する長さである。
【選択図】図3

Description

本発明は、異物等の通過する物体を検出する検出システムに関する。
例えば、現金自動預払機(Automated Teller Machine、以下ATM)等では、紙幣投入口に誤って硬貨が投入されることがある。このような硬貨の誤投入を検出するために、従来から、光学式センサを使用して硬貨を検出する硬貨検出ユニットを設け、硬貨検出ユニットにおける検出結果をミドルウェアが受け取り、アラームを上げる仕組みが用いられている。
光学式センサを用いて硬貨を検出する公知の技術としては、例えば、ゲート部の内側全周にわたって複数の光センサを配置して、ゲート部を通過する硬貨を検知する技術について提供されている(例えば、特許文献1)。
あるいは、透過型の光センサを磁気センサと共に用いることにより、投入された硬貨の径が、最大径である500円硬貨のそれと一致するか否かにより、500円硬貨と磁気特性の近い100円硬貨との判別を行い、また、硬貨検出用に反射型の光センサを使用する技術について提供されている(例えば、特許文献2)。
更には、硬貨通路の一方側に、硬貨通路の幅方向に対して所定の角度をもってCCD(Charge Coupled Device)ラインセンサを直線状に配置し、他方側に光源を配置して、硬貨の径を検出する技術について提供されている(例えば、特許文献3)。
また、投入された硬貨について判断をして、その硬貨の使用が不正行為に当たるか否かを判断する技術として、コイン検出信号が正常か否かの判別手段を設け、コイン検出信号が不正常であると判断したときは、ブザーを鳴らすと共にテレビ画面に「エラー」表示を行って不正行為者に警告をする技術についても提供されている(例えば、特許文献4)。
特開平5−282536号公報 特開2002−83337号公報 特開2005−202586号公報 特開平9−282543号公報
従来技術における硬貨検出ユニットは、投入される硬貨のうち直径が最大の500円硬貨を基準にその幅が決定されている。硬貨検出ユニットの筐体を500円硬貨の直径以下の幅に設定することにより、硬貨の過剰投入や束になった500円玉等、硬貨検出ユニット内で硬貨が詰まり易くなるという現象が発生し、また、硬貨検出ユニットの大きさが限定されることとなる。
硬貨検出ユニット等の検出装置は、検出対象物を確実に検出でき、且つその大きさについては、検出装置を取り付ける装置の大きさや検出対象物の大きさに応じて適宜設定できることが望ましい。
本発明は、より確実に検出対象物を検出することができ、大きさを適切に設定可能な検出システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る検出システムは、通過する物体を検出する検出装置を備える検出システムであって、前記検出装置は、前記物体が通過する筒部を備える筐体と、前記筐体の筒部に第1の軸に沿って配置され、検出軸は、該第1の軸と直交する第2の軸方向と一致し、検出対象面が該検出軸と交差する向きで通過する物体を検出する第1の検出部と、前記筐体の筒部に配置され、検出軸は、前記第1の軸とねじれの位置関係にあり、検出対象面が該検出軸と交差する向きで通過する物体を検出する第2の検出部と、前記筐体の筒部に配置され、検出軸は、前記第1の軸及び前記第2の検出部の検出軸のそれぞれと互いにねじれの位置関係にあり、検出対象面が該検出軸と交差する向きで通過する物体を検出する第3の検出部と、を備え、前記筐体の筒部の前記第1の軸方向の長さ、及び前記筒部の筒長方向の長さは、前記物体の前記検出対象面が前記第2または第3の検出部のうちいずれか一方の検出軸と平行に該筒部を通過する場合にも、他方の検出軸で検出する長さである。
検出装置に設けられる第1から第3の検出部のうち、第1の検出部は、上記第2の軸を検出軸として、検出対象物を検出する。第2及び第3の検出部の検出軸は、互いの検出軸、及び第1の軸とねじれの位置関係にある。そして、筐体の大きさは、検出対象面が第2または第3の検出部のうち、いずれか一方の検出軸と平行な状態で通過する検出対象物については、他方の検出部により検出可能なように決定される。これにより、より確実に検出対象物を検出することができ、また、検出装置の大きさが適切に決定される。
本発明に係る検出システムによれば、より確実に検出対象物を検出することができ、検出装置の大きさを適切に設定可能となる。
実施形態に係る硬貨検出システムを備えたATMの構成の一部を示す図である。 実施形態に係る硬貨検出装置の軸方向の定義を説明する図である。 センサの配置について説明する図である。 筐体とセンサとの位置関係を示す図である 分離型フォトセンサの硬貨の検出範囲を説明する図である。 実施形態に係る硬貨検出装置を含む硬貨検出システムの構成図である。 実施形態に係る硬貨検出処理のタイムチャート図である。 ATMによる入金処理を示したフローチャートである。 実施形態に係る硬貨検出システムによる硬貨等の異物を検出する処理を示したフローチャートである。 実施形態に係る硬貨検出システムにおいて硬貨検出装置の状態を検知する処理を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明に係る検出システムは、通過する物体が所定の大きさの範囲内にある場合にはその物体を異物として検出するものであるが、以下においては、通過する物体の一例として、硬貨を例に挙げ、硬貨を検出する硬貨検出システムについて説明する。
図1は、本実施形態に係る硬貨検出システムを備えたATMの構成の一部を示す図である。図1においては、ATM10のうち、本実施形態に係る硬貨検出システムと関連のある構成のみを示す。
ATM10は、例えば、図1のATM10Aのように、硬貨リサイクルユニット(CRU、Coin Recycle Unit)11や紙幣リサイクルユニット(BRU、Bill Recycle Unit)12を備える。ATMの構成によっては、図1のATM10Bのように、硬貨リサイクルユニット11は備えておらず、紙幣リサイクルユニット12のみを備える場合もある。
硬貨検出システムは、センサ部14を備えた硬貨検出装置1を含む。硬貨検出装置1は、硬貨リサイクルユニット11や紙幣リサイクルユニット12の後段に設けられ、硬貨検出装置1には、硬貨リサイクルユニット11で硬貨として認識されなかった物体や、紙幣リサイクルユニット12で紙幣として認識されなかった物体が投入される。硬貨として認識されない物体には、例えば、テープ留めにした硬貨等が挙げられ、紙幣として認識されない物体には、例えば、紙幣投入口から誤って投入されて硬貨等が挙げられる。
硬貨検出装置1は、そのセンサ部14における物体の検知状況により、検知した硬貨等の物体を異物として検出し、検知した物体については、異物返却口13からATM10A、10Bの利用者に返却する。
図2は、本実施形態に係る硬貨検出装置1の軸方向の定義を説明する図である。
硬貨検出装置1の筐体5は、中空の略直方体形状であり、検出対象物である硬貨Cは、筐体5の筒部を筒長方向(図2においてはy軸正から負の方向)に通過する。センサ部14に含まれるセンサのそれぞれは、筐体5の筒部に設けられ、図2のxy平面及びyz平面と平行な面上に設けられる。
硬貨検出装置1の筐体5のxyz方向の大きさを、それぞれXmm、Ymm及びZmmとし、以下において、硬貨Cの検出に適した筐体5の各軸方向の大きさの決定方法について説明する。
図3は、センサの配置について説明する図である。図3(a)は、硬貨検出装置1のxz平面と平行な平面による断面の模式図であり、図3(b)は、xy平面と平行な平面による断面の模式図である。なお、図3(a)及び図3(b)では、視認性の観点から、硬貨検出装置1を構成する各部の配置を模式的に示しており、実際の縮尺と必ずしも一致するものではない。
図3(a)及び図3(b)を参照しながら、本実施形態に係る硬貨検出装置1のセンサの配置方法について説明する。以下の説明においては、「センサと硬貨Cとの距離」とは、筐体5内のセンサが物体を検出可能な領域と硬貨Cとの最短距離をいうものとする。センサ間の距離や、センサと筐体5との距離についても同様である。
本実施形態に係る硬貨検出装置1は、回帰型フォトセンサ2A〜2Cと、分離型フォトセンサ6A、6Bとを用いて、検出対象物である硬貨Cを検出する。回帰型フォトセンサ2A〜2Cは、検出対象物に光を当て、反射光を受光するか否かにより、物体の有無を検出し、分離型フォトセンサ6A、6Bは、発光素子3A、3Bから出た光を検出対象物が遮断するか否かにより、物体の有無を検出する。
図3(a)に示すとおり、実施例では、硬貨検出装置1の筐体5には、x軸方向には3つの回帰型フォトセンサ2A〜2Cが設けられ、その検出軸は、z軸方向と略一致する。また、図3(b)に示すとおり、z軸方向には2つの分離型フォトセンサ6A、6Bが設けられ、その検出軸は、z軸方向からxy平面から見ると、x軸方向及び他方の分離型フォトセンサの検出軸とねじれの位置関係にある。更に、その検出軸は、y軸方向からxz平面を見ると、略平行に設けられている。これより、これらのセンサが硬貨Cを検出可能な領域は、y軸方向からxz平面を見ると、碁盤目状の配置となる。
回帰型フォトセンサ2A〜2C及び分離型フォトセンサ6A、6Bは、筐体5を通過する物体により遮断される面積が所定値以上である場合に、その物体を検知することができる。このため、これらのセンサは、硬貨Cの直径および厚みによる面積では、センサの遮断面積が不十分であるため、検知することができず、硬貨Cの面の部分、すなわち硬貨Cの裏表面を検出対象とする。
回帰型フォトセンサ2A〜2Cのうち、図中左側の回帰型フォトセンサ2Aの筐体5のz軸方向に関する左端からの距離L1は、直径が最小値をとる1円硬貨の直径以下、すなわち20.0mm以下とする。同様に、右側の回帰型フォトセンサ2Cの筐体5のz軸方向に関する右端からの距離L2についても、1円硬貨の直径以下とする。そして、回帰型フォトセンサ間の距離L3についても、直径が最小値を取る1円硬貨の直径以下とする。なお、回帰型フォトセンサが互いに干渉しないよう、図3(a)のL4及びL5については、L5>L4の関係を満たすように回帰型フォトセンサ2A〜2Cをx軸方向に配置する。
回帰型フォトセンサ2A〜2Cが上記のとおりに配置されていることにより、硬貨検出装置1をz軸方向に通過する硬貨Cの向きが、その裏表面がxy平面と平行な向きである場合には、3つの回帰型フォトセンサ2A〜2Cのうち少なくとも1つが、硬貨Cを検出する。
分離型フォトセンサ6A、6Bについては、図3(a)に示すとおり、y軸方向から見ると、各センサが硬貨Cを検出可能な領域は、回帰型フォトセンサ2A〜2Cのそれと略直交するように配置されている。また、図3(b)に示すとおり、分離型フォトセンサ6A、6Bは、筐体5のyz平面と平行な互いに対向する面上に設けられ、先述のとおり、検出軸は、x軸とねじれの位置関係にあるように、且つ他方の分離型フォトセンサの検出軸ともねじれの位置関係にあるように配置される。
実施例では、2組の分離型フォトセンサ6A、6Bが筐体5に取り付けられている。これは、分離型フォトセンサ6A、6Bにより、硬貨検出装置1を通過する硬貨Cのうち、直径が26.5mmで最大の500円硬貨が詰まることのないように、筐体5のz軸方向の大きさを27.0mmとしつつ、直径が最小の1円硬貨を検出可能とするためである。硬貨検出装置1は、硬貨Cを主な検出対象物としているため、実施例では、筐体5のz軸方向の大きさLは、直径が最大の500円硬貨に対応させて、27.0mmで固定値とする。
主な検出対象物である硬貨Cのうち直径が20.0mmで最小の1円硬貨についても検出可能とするために、分離型フォトセンサ6A、6Bのそれぞれは、筐体5のxy平面と平行な面のうち、他方の分離型フォトセンサ側の面からのz軸方向に関する距離L6、L7は、20.0mm以下とする。例えば、分離型フォトセンサ6Aは、xy平面と平行な面のうち、他方の分離型フォトセンサ6Bに近い側の面から20.0mm以下の位置に配置する。
図4は、筐体5とセンサ部14のセンサ(回帰型フォトセンサ2A〜2C及び分離型フォトセンサ6A、6B)との位置関係を示す図である。図4(a)、図4(b)及び図4(c)は、それぞれ筐体5をz軸、y軸及びx軸方向から見た図である。これらの図面中「P(x)」のそれぞれは、センサの取り付け位置を示し、カッコ内の符号は、各位置Pに取り付けられるセンサが、回帰型フォトセンサ2A〜2Cまたは分離型フォトセンサ6A、6Bの発光素子3A、3B及び受光素子4A、4Bのいずれであるかを示す。
硬貨検出装置1のセンサが、図3(a)及び図3(b)等に示すように配置されていることにより、例えば硬貨Cの裏表面がxy平面と平行な向きで硬貨検出装置1の筐体5内を通過する場合には、硬貨Cは、x軸方向に配置されている回帰型フォトセンサ2A〜2Cにより検出される。硬貨Cの裏表面がyz平面と平行な向きで硬貨検出装置1の筐体5内を通過する場合には、硬貨Cは、分離型フォトセンサ6A、6Bにより検出される。
更には、図3(b)に示すとおり、分離型フォトセンサ6A、6Bは、発光素子3A、3B及び受光素子4A、4Bは、筐体5のyz平面と平行な面のうち、それぞれy軸方向に関して上側と下側とに配置されている。すなわち、1対の発光素子3A,3B及び受光素子4A、4Bは、その一方は硬貨検出装置1の入口側(図3(b)では上側)に、他方は出口側(図3(b)では下側)に設けられている。このように配置されていることにより、例えば、硬貨Cの裏表面がxz平面と平行な向きで硬貨検出装置1の筐体5内を通過する場合、すなわち、回帰型フォトセンサ2A〜2Cでは、硬貨Cによる遮断面積が十分でなく、硬貨Cを検出できない場合であっても、分離型フォトセンサ6A、6Bのいずれかにおいて硬貨Cを検出することが可能となる。xz平面と平行な向きで筐体5内を通過する硬貨Cを検出する方法については、図5を参照して詳しく説明する。
なお、図3(b)に示すように、実施例では、2つの分離型フォトセンサ6A、6Bは、一方は入口側に発光素子を配置し、他方は入口側に受光素子を配置している。これは、他方の分離型フォトセンサによる干渉を防止するためである。
図5は、分離型フォトセンサ6A、6Bの硬貨Cの検出範囲を説明する図である。
図5(a)は、硬貨検出装置1の2つの分離型フォトセンサ6A、6Bの検出範囲と、硬貨Cの通過位置との関係を説明する図である。筐体5のx軸方向及びy軸方向の大きさを、それぞれXmm及びYmmとし、分離型フォトセンサ6A、6Bの検出範囲の幅をBmmとする。また、図中のAは、分離型フォトセンサ6Bが硬貨Cを検出する領域R2のy軸方向における端点から、分離型フォトセンサ6Aの検出する領域R1までの距離を示す。更に、θは、z軸方向からxy平面を見てx軸方向に平行なy軸の中心線と、分離型フォトセンサ6Bが硬貨Cを検出する検出軸における角度を示す。
図3を参照して説明したとおり、2つの分離型フォトセンサ6A、6Bは、それぞれの発光素子3A、3Bと受光素子4A、4Bとが、筐体5のそれぞれyz平面と平行な面のうち上側と下側に設けられ、検出軸は、互いにねじれの位置関係にある。また、2つの分離型フォトセンサ6A、6Bは、直径が最小の1円硬貨であっても2つのうちのいずれかにより検出が可能なように、筐体5のxy面と平行な面からの距離を決定している。このことから、最悪条件として、1円硬貨の裏表面が一方の分離型フォトセンサの検出領域(図5(a)においては分離型フォトセンサ6Bが硬貨Cを検出する領域R2)と平行に通過し分離型フォトセンサを遮断できない(センサ遮断面積を確保するのに必要な長さαを得られない)場合を設定する。そして、最悪条件下において、1円硬貨の裏表面が、他方の分離型フォトセンサを遮断する(図5(a)においては硬貨Cの裏表面が分離型フォトセンサ6Aの領域R1を遮断する)ように、筐体5の大きさX及びYを決定する。
図5(b)は、最悪条件下における硬貨Cと硬貨検出装置1の位置関係を示す図である。図5(b)は、図5(a)中の網掛け部分を抜き出したものである。直径が最小の1円硬貨であっても分離型フォトセンサ6A、6Bで検出可能な場合の筐体5の大きさX及びYを求めるため、図中のAは、1円硬貨の直径20.0mmより、検出に必要な長さα/sin2θを引いた、20.0−α/sin2θとなる。
図5(b)中に示すとおり、各辺の長さをm、n及びCとおくと、小三角形と大三角形とは相似の関係にあるので、以下の(1)式が成立する。
n:m=C:A (1)
また、筐体5のx軸方向及びy軸方向の大きさはそれぞれX及びYであることから、以下の(2)式及び(3)式が成立する。
n=Y−B (2)
m=Y/2−B (3)
大三角形について、ピタゴラスの定理より(4)式が成り立つ。
・・・・(4)
上記(1)式を変形して、(5)式を得る。
A=mC/n (5)
そして、(5)式に(2)式乃至(4)式を代入すると、以下の(6)式を得る。
・・・・(6)
上記のとおり、ここでは、直径が最小である1円硬貨が一方の分離型フォトセンサ(図5(a)においては6A)により検出される場合を考えているから、20−α/sin2θ≧Aより、以下の(7)式が成立する。
・・・・(7)
ここで、Bは、分離型フォトセンサ6A、6Bの仕様により決定される値であり、定数である。したがって、硬貨検出装置1のx軸及びy軸方向の大きさX及びYのうち、いずれか一方を決定し、他方の値については、(7)式を満たすように決定することで、硬貨検出装置1は、硬貨Cが通過する向きによらずに硬貨Cを確実に検出することが可能となる。また、実際の動きとしては、硬貨は落下移動するため、センサの感度などにより、Aに対する、検出に必要な長さα/sin2θを変更することも可能である。
ATM10に設けられた硬貨検出装置1の各センサ2A〜2C、6A、6Bにより検出対象物が検出されると、硬貨検出装置1を含む硬貨検出システム7は、各センサから出力された信号に基づき、図1の硬貨リサイクルユニット11や紙幣リサイクルユニット12に投入された硬貨等の異物を検出して、異物返却口13から検出した異物を放出させる。
図6は、本実施形態に係る硬貨検出装置1を含む硬貨検出システム7の構成図である。硬貨検出システム7は、硬貨検出装置1、中継部15、処理部16、入出力部(図6においてはI/O部)17及び表示部(図6においてはLCD(Liquid Crystal Display)部)18を有する。実施例では、硬貨検出装置1を含む硬貨検出システム7は、ATM10に備えられる。図6においては、硬貨の検出に係わる構成のみを示す。
硬貨検出装置1のセンサ部14は、上記のとおり、筐体5に取り付けられた回帰型フォトセンサ2A〜2C及び分離型フォトセンサ6A、6Bを含み、通過する硬貨C等を検出する。
中継部15は、OR回路51を含み、センサ部14から入力された信号について論理和演算を行う。
処理部16は、ラッチ部61、FPGA(Field Programmable Gate Array)63、CPU(Central Processing Unit)64、ROM(Read Only Memory)65、RAM(Random Access Memory)66、外部記憶装置69及びグラフィック処理部67を有し、各部は互いに内部バス68により接続されている。
ラッチ部61は、ラッチ回路62を有し、ラッチ回路62は、中継部15のOR回路51から入力された信号についてラッチをとり、ラッチ信号を出力する。FPGA63は、ラッチ回路62から入力される信号により、ラッチ状態を取得して、所定の場合に、ラッチ回路62に対してリセット信号を出力する。また、FPGA63は、ラッチ部61から、ラッチ部61に入力された生データ(OR回路51の出力信号)についても取得する。
RAM66は、CPU64が処理を実行するために必要な各種データが格納される。ROM65は、硬貨検出装置1において硬貨を検出した状態(硬貨検出状態)を保持する。外部記憶装置69は、例えばHDD(Hard Disk Drive)等で構成され、HDDは、硬貨等の検出に係わるログ等を記録するためのデータベースを備える。
CPU64は、FPGA63等の各部の制御を行う。例えば、ROM65において保持する硬貨検出状態に基づきファームウェアが実行する処理にしたがって、グラフィック処理部67に命令を与える。
グラフィック処理部67は、CPU64からの命令にしたがって、I/O基盤からなる入出力部17を介してLCD部18に対して指示を出力する。LCD部18は、LCDコントローラを含み、LCDコントローラは、グラフィック処理部67からの指示にしたがって、例えば、硬貨検出装置1において硬貨が検出された旨のメッセージ等を画面に表示させる。
図7は、本実施形態に係る硬貨検出処理のタイムチャート図である。図7を参照して、硬貨検出システム7の各部の処理タイミングについて説明する。なお、図7中のセンサA〜Dは、図3の回帰型フォトセンサ2A〜2Cや分離型フォトセンサ6A、6Bに対応する。ここでは、センサの種類を特定する必要がないため、特に区別をせず、センサ部14に設けられる複数のセンサを、センサA、B、C、…と記載している。
まず、センサ部14のセンサにおいて硬貨等の物体を検知すると、信号をハイレベルに切り替える。OR回路51は、各センサから入力される信号について論理和演算を行い、複数のセンサのうちいずれかからの出力信号がハイレベルである場合には、その出力を、ハイレベルに切り替える。
ラッチ回路62は、OR回路51から入力される信号がハイレベルに切り替わると、ラッチ信号をハイレベルに設定する。FPGA63は、ラッチの状態を検出すると、アラームを上げ、リセット信号をラッチ回路62に出力する。ラッチ回路62は、リセット信号により、出力信号をローレベルに設定する。
上記の硬貨検出方法は、例えば、ATM10が入金処理や出金処理等を行うときに、紙幣の中に混入した硬貨や、テープ留めの硬貨を異物として検出するために実行する。以下に、ATM10において入金処理を実行する場合に硬貨等の異物を検出する方法を例に説明する。
図8は、ATM10による入金処理を示したフローチャートである。ATM10は、ATM10の利用者により入金処理を行う旨の指示が入力されたことを契機として、図8に示す処理を開始する。
まず、ステップS1で、ATM10にカードが挿入されると、ステップS2で、ATM10の紙幣投入口や硬貨投入口のシャッタをオープンさせ、硬貨検出システム7は、硬貨等の異物検出処理を開始する。異物検出処理の詳細については、図9を参照して説明する。ステップS3で、紙幣投入口や硬貨投入口に現金が投入されると、ステップS4で、シャッタをクローズさせる。まず、ステップS2においてシャッタをオープンさせてからステップS4でシャッタをクローズさせるまでの間に、ATM10の利用者により硬貨等の異物が投入されていないかを判断する。
ステップS5で、投入された現金の一次計数を行い、ステップS6Aで、ステップS5で計数した金額を画面に表示する等の処理を実行する。ステップS6Bで、シャッタをオープンさせ、追加の入金がないかを確認する。現金が追加投入された場合は、ステップS3に戻り、上記と同様の処理を実行する。追加の入金がない場合は、ステップS7に進み、シャッタをクローズさせる。実施例では、ステップS6〜ステップS7の処理の間に、2回目の異物検出処理を実行する。
ステップS8で、現金の二次計数を行い、利用者にカードの返却を行う。このとき、上記の2回の異物検出処理のうちいずれかにおいて異物が検出された場合には、画面に異物の排出があった旨のメッセージ等を表示し、図1の異物返却口13等から、検出した異物を利用者に返却する。
最後に、ステップS9で、入金された現金をカセット等に収納し、入金処理を終了する。
図9は、本実施形態に係る硬貨検出システム7による硬貨等の異物を検出する処理を示したフローチャートである。硬貨検出システム7は、例えばATM10の入金処理等において、図6の硬貨リサイクルユニット11や紙幣リサイクルユニット12のシャッタの状態が「オープン」から「クローズ」へと変化したことを契機として、図9に示す処理を開始する。
まず、ステップS11で、FPGA63が、硬貨等の異物の検知状態を取得する。ステップS11で取得する検知状態とは、図7に示すタイムチャートのうち、図6のラッチ部61のラッチ回路62が出力するラッチ信号をいう。
ステップS12で、FPGA63は、ステップS11で取得した検知状態すなわちラッチ信号を参照し、ラッチしているか否かを判定する。ラッチしていないと判定した場合は、特に処理を行わず、処理を終了する。
ステップS12の判定において、ラッチしていると判定した場合は、ステップS13に進み、FPGA63は、グラフィック処理部67において硬貨検知に係わる処理を実行するよう、異物検知のアラーム通知をする。そして、エラーログをデータベースに記録する。
ステップS14で、グラフィック処理部67が、表示部(LCD)18にアラーム画面を表示させると、ステップS15で、ATM10の利用者が表示部18を介して行った操作により所定のイベントが発生するか、所定の期間内にイベントが発生しなかった場合には、アラーム画面の表示を終了させる。利用者により行われる操作の例としては、表示部18に表示させた確認ボタンの押下等が挙げられる。
最後に、ステップS16で、FPGA63が、ラッチ部61のラッチ回路62にリセット信号を送信して、ラッチを解除すると、処理を終了する。
なお、図8においては、ATM10において入金処理を実行するときの硬貨検出システム7における処理の流れについて説明しているが、本実施形態に係る硬貨検出システム7による硬貨検出処理は、入金処理を実行する場合に限らない。例えば、出金処理を実行するときであっても、図9に示す処理を実行することにより、同様に、紙幣リサイクルユニット12に混入している硬貨や、硬貨リサイクルユニット11に混入しているテープ留めの硬貨を検出することができる。なお、出金処理時に図9に示す硬貨検出方法を実行する場合は、ATM10の画面には、硬貨等の異物を検出した旨のアラーム表示は行わないこととしてもよい。
ところで、先に図7等を参照して説明したとおり、本実施形態に係る硬貨検出システム7によれば、センサ部14のセンサの出力信号に変化があった場合には、中継部15のOR回路51の出力がハイレベルに切り替わる。このため、センサ部14すなわち硬貨検出装置1の状態の変化を、ラッチ部61のラッチ回路62において保持するラッチ状態を参照することにより検出することが可能となる。以下に、硬貨検出装置1の状態を検知する方法について説明する。
図10は、本実施形態に係る硬貨検出システム7において、硬貨検出装置1の状態を検知する処理を示したフローチャートである。図10に示す処理は、硬貨検出システム7の硬貨検出装置1を硬貨等の異物が通過し得ないタイミングで、例えば、ATM10の運用開始時(起動時)または取引開始時及び取引終了時に実行する。
まず、ステップS21で、FPGA63が、ラッチ部61に入力されるOR信号を、ラッチ部61から取得する。ステップS22で、FPGA63は、ステップS21において取得したOR信号に基づき、硬貨検出装置1が、常時検知状態となっているか否かを判定する。ここでの「検知状態」とは、センサ部14のセンサの少なくとも1つの出力がハイレベルとなっている状態をいう。
ステップS22において、常時検知状態にないと判定した場合には、特に処理を行わず、処理を終了する。
ステップS22において、常時検知状態にあると判定した場合には、ステップS23に進む。そして、ステップS23で、エラーログをデータベースに記録し、処理を終了する。
硬貨検出装置1のセンサ部14に異常が発生した場合、例えば、回帰型フォトセンサ2や分離型フォトセンサ6の故障や、これらのセンサが外れた状態や、コネクタの半抜け等が発生した場合には、継続して異物の検出状態が検出されることとなる。このことを利用して、ATM10の運用開始時や取引の開始・終了タイミング等のように、異物が投入される可能性のある紙幣投入口や硬貨投入口の蓋が閉じているときに、図10に示す処理を実行することより、これらの異常を検知することが可能となる。図10に示す処理により硬貨検出装置1の異常が検出された場合には、例えば、硬貨検出装置1の異常としてアラームを発生させて、ATM10を含む自動取引システムの管理者等に通知する。
以上説明したように、本実施形態に係る硬貨検出システム7では、硬貨検出装置1のセンサの配置及び硬貨検出装置1の大きさは、検出対象物である硬貨の大きさや使用するセンサの仕様により決定される。センサの配置は、検出対象物である硬貨のうち、直径が最小の1円硬貨であっても検出可能なように決定される。硬貨検出装置1の大きさは、(7)式を満たすX及びYを適宜決定することにより、検出対象物である硬貨が硬貨検出装置1の筐体5内を通過するときの向きによらずに検出可能な大きさに決定される。これにより、本実施形態に係る硬貨検出システム7によれば、硬貨検出装置1の大きさが適切に設定されるとともに、硬貨検出装置1の筐体5を通過する硬貨の種類や向きによらずに、硬貨等のような、大きさが所定の範囲内にある検出対象物を確実に検出することが可能となる。
1 硬貨検出装置
2 回帰型フォトセンサ
3 発光素子
4 受光素子
5 筐体
6 分離型フォトセンサ
7 硬貨検出システム
10 ATM
11 硬貨リサイクルユニット(CRU)
12 紙幣リサイクルユニット(BRU)
13 異物返却口
14 センサ部
15 中継部
16 処理部
51 OR回路
61 ラッチ部
62 ラッチ回路
63 FPGA
64 CPU
65 ROM
66 RAM
67 グラフィック処理部
68 内部バス
69 外部記憶装置

Claims (5)

  1. 通過する物体を検出する検出装置を備える検出システムであって、
    前記検出装置は、
    前記物体が通過する筒部を備える筐体と、
    前記筐体の筒部に第1の軸に沿って配置され、検出軸は、該第1の軸と直交する第2の軸方向と一致し、検出対象面が該検出軸と交差する向きで通過する物体を検出する第1の検出部と、
    前記筐体の筒部に配置され、検出軸は、前記第1の軸とねじれの位置関係にあり、検出対象面が該検出軸と交差する向きで通過する物体を検出する第2の検出部と、
    前記筐体の筒部に配置され、検出軸は、前記第1の軸及び前記第2の検出部の検出軸のそれぞれと互いにねじれの位置関係にあり、検出対象面が該検出軸と交差する向きで通過する物体を検出する第3の検出部と、
    を備え、
    前記筐体の筒部の前記第1の軸方向の長さ、及び前記筒部の筒長方向の長さは、前記物体の前記検出対象面が前記第2または第3の検出部のうちいずれか一方の検出軸と平行に該筒部を通過する場合にも、他方の検出軸で検出する長さである
    ことを特徴とする検出システム。
  2. 前記第1の検出部は、前記物体の検出対象面の幅以下の間隔で、それぞれが前記第1の軸と平行な軸上に1または複数個配置され、
    前記筐体の筒部の第2の軸方向の長さは、前記第2の軸方向に関して前記第2の検出部に近い側の該筒部の端部から前記第3の検出部までの長さ、及び該第2の軸方向に関して前記第3の検出部に近い側の該筒部の端部から前記第2の検出部までの長さが、前記物体の前記検出対象面の幅以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の検出システム。
  3. 前記第1から第3の検出部のそれぞれにおける前記物体の検出状況を示す信号について論理和演算を行い、論理和演算により得られる信号を出力する論理和演算部と、
    前記論理和演算部から出力された信号をラッチし、ラッチ信号を出力するラッチ部と、
    前記ラッチ信号に応じて、前記検出装置における検出対象物の検出状況を監視する監視部と
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載の検出システム。
  4. 前記監視部は、前記論理和演算部から入力される信号に基づき、前記第1から第3の検出部の異常の有無を監視する
    ことを特徴とする請求項3記載の検出システム。
  5. 前記監視部における監視結果を出力する出力部と
    を更に備えることを特徴とする請求項3または4のいずれか1項に記載の検出システム。
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