JP2011053639A - 感光性化合物およびこれを含む感光性組成物 - Google Patents

感光性化合物およびこれを含む感光性組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2011053639A
JP2011053639A JP2010012846A JP2010012846A JP2011053639A JP 2011053639 A JP2011053639 A JP 2011053639A JP 2010012846 A JP2010012846 A JP 2010012846A JP 2010012846 A JP2010012846 A JP 2010012846A JP 2011053639 A JP2011053639 A JP 2011053639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
carbon atoms
compound
photosensitive
chemical formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010012846A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5390423B2 (ja
Inventor
Joo Hyeon Park
ヒョン パーク ジュー
Seok Chan Kang
チャン カン ソク
Jung Hwan Cho
ファン チョ ジュン
Kyung Chul Son
チュル ソン キュン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumho Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Korea Kumho Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Korea Kumho Petrochemical Co Ltd filed Critical Korea Kumho Petrochemical Co Ltd
Publication of JP2011053639A publication Critical patent/JP2011053639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5390423B2 publication Critical patent/JP5390423B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C309/00Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof
    • C07C309/63Esters of sulfonic acids
    • C07C309/72Esters of sulfonic acids having sulfur atoms of esterified sulfo groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton
    • C07C309/76Esters of sulfonic acids having sulfur atoms of esterified sulfo groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton containing nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups, bound to the carbon skeleton
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/0045Photosensitive materials with organic non-macromolecular light-sensitive compounds not otherwise provided for, e.g. dissolution inhibitors
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/0047Photosensitive materials characterised by additives for obtaining a metallic or ceramic pattern, e.g. by firing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/022Quinonediazides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】感光性化合物およびこれを含む感光性組成物を開示する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、1分子内に少なくとも1つのナフトキノンジアジドスルホキシ基(−ODNQ)、および炭素数1〜8である少なくとも1つのカルボキシル基またはアルコキシ基を含むナフトキノンジアジドスルホン酸エステル化合物からなる感光性化合物およびこの製造方法を提供する。
【選択図】なし

Description

本発明は、感光性化合物およびこれを含む感光性組成物に関する。より詳細には、非露光部位の消失を防ぎながらも露光部位の溶解性能を増加させることができ、半導体のフォトリソグラフィ工程におけるパターンの垂直性を向上させることができる感光性化合物、およびこれを含む感光性組成物に関する。
一般的に、可視光線、紫外線、電子ビーム、イオンビーム、およびX−線を用いたリトグラフ工程に用いられる組成物のうち、感光性材料としてスルホン酸エステルが用いられる。
スルホン酸エステルを、塩基性水溶液に溶けるレジンと溶媒に溶解させて感光性組成物を製造する。組成物は、塗布した後に残留溶媒が容易に除去されるように、50〜150℃に加熱する。加熱後に形成されたフィルムを露光機を用いて露光した後に現像液で現像すれば、得ようとするパターンを得ることができる。このとき、紫外線に露出されたスルホン酸エステルは、塩基性現像液によりよく溶けるカルボン酸に変形する。このように、露光部位と非露光部位との現像速度差を用いて、得ようとするパターンを得ることができる。
最近、半導体工程が複雑化し、多様なフィルムの厚さが要求されることになったため、スルホン酸エステルも多様化している。しかしながら、以前に用いられたスルホン酸エステルの場合、得られたフィルムの厚さが厚いと、現像液に溶解されずに残っている残留物が底部位に生成される。これを除去するために、現像液との親和力に優れたスルホン酸エステルを用いる場合には、非露光部位が多く消失するという短所がある。さらに、非露光部位のフィルム消失を防ぐために現像速度を低下させれば、多くの露光エネルギーが必要になるという問題が生じる。
本発明は、感度が優れているだけでなく、残膜率特性を改善することができる感光性化合物を提供する。
また、本発明は、上記感光性化合物を含み、半導体工程のうちでフォトリソグラフィ工程後に形成されるパターンの垂直特性を改善することができる感光性組成物を提供する。
さらに、本発明は、感光性化合物を高効率で製造することができる製造方法を提供する。
本発明の一態様に係る感光性化合物は、1分子内に少なくとも1つのナフトキノンジアジドスルホキシ基(−ODNQ)、および炭素数1〜8である少なくとも1つのカルボキシル基またはアルコキシ基を含むナフトキノンジアジドスルホン酸エステル化合物からなる。
上記スルホン酸エステル化合物は、下記の化学式(1)で示される。
Figure 2011053639
化学式(1)において、R1、R2、およびR3はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のエーテル基、炭素数1〜8のエステル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、炭素数1〜8のカルボキシル基、炭素数1〜8のチオエーテル基、またはナフトキノンジアジドスルホキシ基(−ODNQ)であり、Rは、下記の化学式(1A)〜(1L)で示される基から選択される少なくとも1つの化合物基である。
Figure 2011053639
化学式(1H)〜(1L)におけるR1、R2、およびR3の定義は、化学式(1)におけるR1、R2、およびR3の定義とそれぞれ同じであり、化学式(1I)におけるR4は、水素原子または炭素数1〜8のアルキル基である。
本発明の一態様に係る感光性組成物は、ノボラック誘導体、ポリヒドロキシスチレン誘導体、アクリル酸含有ポリアクリレート誘導体、アクリル酸誘導体、スチレン誘導体、ポリアミド誘導体、ポリイミド誘導体、およびポリビニルピロリドン誘導体からなる群から選択される少なくとも1つの樹脂成分、ならびに下記の化学式(1)で示される感光性化合物を含む。そして、全体組成物内に存在する感光性化合物1モルに対して、感光性化合物1モル内にナフトキノンジアジドスルホキシ基(−ODNQ)に置換された置換基と、カルボキシル基またはアルコキシ基に置換された置換基は、それぞれ、1.0〜4.8モルおよび0.2〜4.0モル存在する。
Figure 2011053639
化学式(1)において、R1、R2、およびR3はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のエーテル基、炭素数1〜8のエステル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、炭素数1〜8のカルボキシル基、炭素数1〜8のチオエーテル基、またはナフトキノンジアジドスルホキシ基(−ODNQ)であり、Rは、下記の化学式(1A)〜(1L)で示される基から選択される少なくとも1つの化合物基である。
Figure 2011053639
化学式(1H)〜(1L)におけるR1、R2、およびR3の定義は、化学式(1)におけるR1、R2、およびR3の定義とそれぞれ同じであり、化学式(1I)におけるR4は、水素原子または炭素数1〜8のアルキル基である。
感光性化合物は、全組成物内に1〜30重量%の含量である。一方、感光性化合物としては、ナフトキノンジアジドスルホキシ基(−ODNQ)およびカルボキシル基またはアルコキシ基の分子内の置換率が異なる複数の感光性化合物を含んでもよい。
本発明の一態様に係る感光性化合物の製造方法は、2つ以上のフェノール型ヒドロキシ基を含んだ化合物およびナフトキノンジアジドスルホニルクロライド(−DNQ−Cl)を含む反応溶液を10℃以下に冷却した後、第1塩基性触媒下で反応させて第1反応物を生成するステップと、第1反応物にアルキルまたはアリール無水物を加えて10℃以下に冷却した後、第2塩基性触媒下で反応させて第2反応物を生成するステップと、第2反応物を常温で撹拌し、過量の蒸溜水と混合して生成された沈殿物を取得するステップとを含み、ナフトキノンジアジドスルホニルクロライドの使用量は、ナフトキノンジアジドスルホニルクロライドが不完全に置換する程度に調節される。
本発明の一実施形態に係る感光性化合物を含む感光性組成物は、非露光部位の消失を防ぎながらも露光部位の溶解性能を増加させることができ、半導体のフォトリソグラフィ工程におけるパターンの垂直性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態に係るポジ型感光性組成物について詳しく説明する。
一般的なナフトキノンジアジドスルホン酸エステル(以下、DNQ−スルホン酸エステル)は、フェノール型ヒドロキシ基が2つ以上である化合物とナフトキノンジアジドスルホニルクロライド(DNQ−Cl)とを塩基性触媒存在下で反応させて得ることができる。例を挙げて説明すれば、下記の反応式(1)のようになる。
Figure 2011053639
反応式(1)において、ヒドロキシ基にDNQ−Clをすべて置換する場合、溶解抑制効果は極めて優れる。この反面、レジスト溶媒によく溶けない特性と、露光および現像後に基板底に残留物が残るという短所がある。これを克服するために、DNQ−Cl 3モルの代わりに2.5モル前後を用いて3置換体、2置換体、および1置換体の混合物を用いることができる。DNQ−Clの置換モル数が少ないほど溶媒に対する溶解性質が優れ、基板底に残る残留物は減少する。これだけでなく、露光エネルギーも、3置換体単独で用いたものよりは少なく要るという長所がある。DNQ−Clの置換モル数が少なければ、露光および現像後に残留フィルムの厚さが減少するという短所がある。置換モル数が少ないほど、厚さの減少はさらに深化する。したがって、置換量は、2.5〜2.8モルを用いることが好ましい。スルホン酸エステルをよく溶かす溶媒を用いる場合には、置換量が2.8モル以上である場合もあるが、基板底に残る残留物が発生するという短所があり得る。
一実施形態に係る感光性化合物は、1分子内に少なくとも1つのナフトキノンジアジドスルホキシ基(−ODNQ)、および炭素数1〜8である少なくとも1つのアルキルカルボニル基またはアリールカルボニル基を含むDNQ−スルホン酸エステル化合物である。
より具体的に、DNQ−スルホン酸エステル化合物は、下記の化学式(1)で示すことができる。
Figure 2011053639
化学式(1)において、R1、R2、およびR3はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のエーテル基、炭素数1〜8のエステル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、炭素数1〜8のカルボキシル基、炭素数1〜8のチオエーテル基、またはナフトキノンジアジドスルホキシ基(−ODNQ)であり、Rは、下記の化学式(1A)〜(1L)で示される基から選択された少なくとも1つの化合物基である。
Figure 2011053639
化学式(1H)〜(1L)におけるR1、R2、およびR3の定義は、化学式(1)におけるR1、R2、およびR3の定義とそれぞれ同じであり、化学式(1I)におけるR4は、水素原子または炭素数1〜8のアルキル基である。
感光性化合物は、現像後に厚さの減少を最小化しながら溶解抑制効果を極大化するために、フェノール型ヒドロキシ基を、DNQ基とカルボキシル基またはアルコキシ基とを用いてすべて置換することによって生成することができる。一般的に、DNQ基は、紫外線を受けて下記の反応式(2)のように変形し、紫外線に対する透過度を向上させることができるが、DNQ基を少なく用いたものよりは透過度が低く、基板上に残留物が残るようになる。
Figure 2011053639
本発明では、透過度を向上させるためにDNQの置換量を減少させる場合、溶解抑制効果が低下するという短所が発生するため、これを補うために、残っているフェノール型ヒドロキシ基をカルボキシル基またはアルコキシ基に置換する。この反応式は、次のようになる。
Figure 2011053639
反応式(3)において、Rは炭素数が1〜8であるアルキル基またはアリール基である。反応式(3)は、3つのヒドロキシ基を有する化合物に対する反応を例示したものである。
反応式(3)において、DNQ基およびアルキルカルボニル基またはアリールカルボニル基の量は、任意で調節が可能である。しかしながら、DNQ基が1モル以下に置換され、アルキルカルボニル基またはアリールカルボニル基が2モル以上置換されると塩基性現像液に対する溶解速度が低下し、厚さが厚いフィルムである場合、下部まで現像されないという短所が発生することがある。DNQ基が2.8モル以上置換され、アルキルカルボニル基またはアリールカルボニル基が0.2モル以下に置換されれば、現像後に基板上に残余物が残り得るという短所が発生することがある。DNQ基の適切な置換量は、1.0〜2.8モルが最適である。DNQの置換量は、組成物を用いたフィルムの厚さや露光エネルギーなどを考慮して適切に調節して用いることができる。
スルホン酸エステルの合成は、2つ以上のフェノール型ヒドロキシ基を有する化合物にDNQ基を導入するときと類似した方法で進めることができる。場合によっては、1次反応と2次反応を分離して反応させることもあるし、同時に反応させることもある。一般的な反応は、2つ以上のフェノール型ヒドロキシ基を有する化合物およびDNQ−Clを溶媒に溶かした後、この混合物を10℃以下に冷却し、その後、塩基性触媒を徐々に滴下する。滴下が終わった後、常温で十分な時間撹拌し、アルキルまたはアリール無水物を滴下した後、塩基性触媒を10℃で徐々に滴下する。滴下が終わった後、常温で十分な時間撹拌し、その後、過量の蒸溜水に反応混合物を滴下し、沈殿物によって生成物を得る。このとき得られた生成物を、40℃以下で真空乾燥して組成物製造に用いる。
この反応で用いる溶媒は、特に限定されることはないが、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、クロロホルムなどのような化合物をよく溶かす溶媒でありながら反応に参加しない溶媒であれば可能である。反応時間は、化合物構造に応じて少しずつ差があるが、常温で5時間以上であれば90%以上進む。塩基性触媒は、一般的に用いられる3次アミン類やピリジン類のいずれを用いても問題ないが、3次アミン類の反応速度がピリジン類よりも多少速いという長所がある。その他、塩基性触媒もDNQ−Clと直接に反応しなければ問題ない。しかしながら、メタル化合物は、反応後にメタル成分を完全に除去しなければならないという複雑さがある。得られた生成物は、置換量がそれぞれ異なる混合物形態で用いられる。反応程度は、HPLCまたは1H−NMRによって確認が可能である。
感光性組成物の製造は、塩基性現像液に溶けるレジン、DNQ−スルホン酸エステル化合物、および少量の添加剤を溶媒に溶かして製造することができる。レジンが塩基性現像液に溶ける速度が速い場合には、スルホン酸エステルの使用量を増加させれば、現像後に非露光部位のフィルム消失量を減らすことができる。しかしながら、スルホン酸エステル化合物の量を多く用いる場合には、フィルム透過度が減少し、形成されたパターンの垂直性が低下したり、基板上に残余物が残るという短所がある。塩基性現像液にレジンが溶ける速度は、組成物の使用先に応じて異なることがある。一般的に用いるレジンは、ノボラックレジン、ポリヒドロキシスチレン、アクリル酸が含まれたポリアクリレートまたはスチレンとの共重合体、ポリアミド、ポリイミド、ポリビニルピロリドンなどのように塩基性現像液に溶けるレジンであれば特に限定しない。用いる溶媒は、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、γ−ブチロラクトン、2−ヘプタノン、シクロヘキサノン、メトキシアセトキシプロパン、酢酸エチルセロソルブ、酢酸ブチル、乳酸エチル、エトキシプロピオン酸塩エチル、メトキシプロピオン酸塩メチル、キシレンなどと特に限定されることはないが、揮発性が極めて強ければコーティング平坦度が低下し、揮発性が極めて弱ければフィルム内に残余溶媒が多いという短所がある。これは、フィルムの厚さと使用先に応じ、1種類以上を選択して用いることができる。
組成物に用いられる総固体含量は、要求するフィルムの厚さに依存する。スルホン酸エステルの使用量は、レジンを基準として5〜50%まで用いることができる。その量は、レジンが塩基性現像液に対する溶解速度に応じて異なることがある。現像液に対する溶解速度が優れている場合、スルホン酸エステルの含量を増加させることによって非露光部位のフィルム消失を防ぐことができる。その他、組成物に用いられる成分としては、紫外線敏感剤(Sensitizer)、クラック防止用可塑剤、平坦度を向上させるための界面活性剤、および感度調節のための少量の添加剤などが用いられる。現像速度を向上させるための添加剤としては、カルボン酸が含まれたピリジン類またはフェノール型ヒドロキシ基を有する低分子化合物を用いる。
製造された組成物は、基板に関係なく、回転塗布、スプレー塗布、スリット塗布などによって一定の厚さで基板上にフィルムを形成することができる。形成されたフィルムは、残余溶媒を除去するために60〜160℃で30〜300秒間加熱する。溶媒が除去されたフィルムは、マスクを通過した紫外線に露出させて得ようとするパターンを得ることができる。紫外線に露出されたフィルムは、場合によって、パターン模様を最適化するために再び加熱工程を実施することもある。このように処理されたフィルムを塩基性現像液で現像し、脱イオン水を用いて洗浄すれば、きれいなパターンが得られる。塩基性現像液は、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド使用液を主に用いるが、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、アミン類、ピリジン類など、パターンの大きさおよび作業環境に応じて選択して用いることができる。
本発明の組成物は、露光エネルギー量を最小化することによって露光時間を短縮できるだけでなく、非露光部位のフィルム消失も最小化することができる。以下、実施例を参照しながらより詳細に記述する。しかしながら、本発明の技術思想は、下記の実施例によって限定されることはない。
合成例1
[ノボラック樹脂合成例/レジンA]
丸いフラスコにm−クレゾール70g、p−クレゾール60g、および2,5−キシレノール15gを入れ、反応触媒としてシュウ酸5gおよび塩酸水溶液(35%)0.3gを入れ、常温で10分間撹拌した。反応物が均等に混合された後、アセトアルデヒド15gとホルマリン水溶液(37%)60gを徐々に滴下した後、90℃で8時間撹拌した。反応が一部進んだ後、内部温度を180℃に昇温させ、混合されている水を除去する。水がこれ以上除去されなくなったら、195℃に昇温させ、未反応モノマーを除去する。このとき、真空度を最大限上げ、ノボラック樹脂に含まれている低分子およびモノマーを最大限に除去する。このようにして得られた130gのノボラック樹脂は、ポリスチレン換算分子量が3,800であり、分散度が2.8であった。
合成例2
[ポリビニルフェノール誘導体合成/レジンB]
丸いフラスコ中で、分子量が8,000であり、分散度が1.1であるポリビニルフェノール50gをアセトン250gに溶かす。ここに無水酢酸10gを入れ、トリエチルアミン12gを常温で徐々に滴下する。この溶液を同じ温度で5時間撹拌した後、塩酸1%が含まれた過量の脱イオン水に徐々に滴下すれば沈殿物が形成される。形成された沈殿物を真空乾燥し、ポリビニルフェノールのヒドロキシ基の一部が酢酸基に置換されたレジン52gを得た。このレジンのポリスチレン換算分子量は8,900であり、分散度は1.1であった。
合成例3
[ポリアクリレート合成/レジンC]
丸いフラスコ中で、スチレン5g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート3g、イソボルニルメタクリレート10g、およびメタクリル酸2gをイソプロパノール30gに溶かした後、ラジカル開始剤であるAIBNを3g入れ、フラスコ内部温度が80℃になるまで加熱する。同じ温度で5時間撹拌した後、常温まで冷却した後、過量のヘキサンに徐々に滴下すれば白色沈澱が生成される。この沈澱をろ過した後に真空乾燥し、ポリスチレン換算分子量が16,000であり、分散度が2.2であるポリアクリレートレジン18gを合成した。
合成例4
[4,4’−オキシビス安息香酸クロライド合成]
撹拌機および温度計が装着された0.5L容のフラスコ中で、60g(0.2324mol)の4,4’−オキシビス安息香酸を240gのN−メチルピロリドン(NMP)に添加して撹拌して溶かした後、フラスコを0℃に冷却し、塩化チオニル110g(0.9246mol)を滴下して1時間反応させ、4,4’−オキシビス安息香酸クロライド溶液を取得した。
合成例5
[ポリアミド合成/レジンD]
400gのN−メチルピロリドン(NMP)を撹拌機および温度計が装着された1L容のフラスコに入れ、2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン85g(0.2321mol)を添加し、撹拌しながら溶解させた。その後、ピリジン39g(0.4930mol)を添加し、5−ノボネン−2,3−ジカルボン酸無水物8g(0.0487mol)と4,4’−オキシビス安息香酸クロライドを徐々に滴下した後、常温で1時間撹拌した。その結果生成された溶液を3リットルの水に添加し、生成された沈殿物をろ過、洗浄、真空乾燥してポリアミド110gを得た。このとき得られたポリアミドは、ポリスチレン換算平均分子量が18,500であり、分散度は1.9であった。
合成例6
[ジメチル−3,3’,4,4’−ジフェニルエーテル−テトラカルボン酸二塩化物合成]
60g(0.1934mol)の3,3’,4,4’−ジフェニルエーテル−テトラカルボン酸二無水物、12.5g(0。3901mol)のメチルアルコール、2g(0.0198mol)のトリエチルアミン、および120gのN−メチルピロリドン(NMP)を、撹拌機および温度計が装着された1L容のフラスコに添加して室温で4時間撹拌して反応させ、ジ−n−メチル−3,3’,4,4’−ジフェニルエーテル−テトラカルボン酸溶液を生成した。その後、フラスコを0℃で冷却し、70g(0.5884mol)の塩化チオニルを滴下して2時間反応させ、ジメチル−3,3’,4,4’−ジフェニルエーテル−テトラカルボン酸二塩化物溶液を取得した。
合成例7
[ポリアミド酸合成/レジンE]
260gのN−メチルピロリドン(NMP)を撹拌機および温度計が装着された1L容のフラスコに入れ、65g(0.1775mol)の2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパンを添加し、撹拌しながら溶解させた。35g(0.4425mol)のピリジンを添加した後、合成されたジメチル−3,3’,4,4’−ジフェニルエーテル−テトラカルボン酸二塩化物溶液を30分に渡ってゆっくり滴下した後、常温で1時間撹拌した。その結果、生成された溶液に3リットルの水を添加し、形成された沈殿物をろ過、洗浄、真空乾燥してポリアミド酸128gを得た。このとき得られたポリアミド酸は、ポリスチレン換算平均分子量が19,200であり、分散度が1.7であった。
比較合成例1
[スルホン酸エステル合成/PAC A]
丸いフラスコ中で、トリス(4−ヒドロキシフェニル)エタン50gと1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライド132gをジオキサン900gに溶かした後、氷水で冷却する。この溶液にトリエチルアミン48gを同じ温度で徐々に滴下した後、常温で8時間撹拌した。この溶液を過量の脱イオン水に滴下すれば、沈殿物が形成される。形成された沈殿物をろ過、洗浄して40℃で48時間真空乾燥し、118gのスルホン酸エステルを得た。
比較合成例2
[スルホン酸エステル合成/PAC B]
丸いフラスコ中で、トリス(4−ヒドロキシフェニル)エタン50gと1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライド109gをジオキサン800gに溶かした後、氷水で冷却する。この溶液にトリエチルアミン46gを同じ温度で徐々に滴下した後、常温で8時間撹拌する。この溶液を過量の脱イオン水に滴下すれば沈殿物が形成される。形成された沈殿物をろ過、洗浄して40℃で48時間真空乾燥し、110gのスルホン酸エステルを得た。
合成例8
[スルホン酸エステル合成/PAC C]
丸いフラスコ中で、トリス(4−ヒドロキシフェニル)エタン50g、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライド87g、及び無水酢酸17gをジオキサン800gに溶かした後、氷水で冷却する。この溶液にトリエチルアミン59gを同じ温度で徐々に滴下した後、常温で8時間撹拌した。この溶液を過量の脱イオン水に滴下すれば沈殿物が形成される。形成された沈殿物をろ過、洗浄して40℃で48時間真空乾燥し、95gのスルホン酸エステルを得た。
合成例9
[スルホン酸エステル合成/PAC D]
丸いフラスコ中で、トリス(4−ヒドロキシフェニル)エタン50g、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライド65g、および無水酢酸25gをジオキサン800gに溶かした後、氷水で冷却する。この溶液にトリエチルアミン59gを同じ温度で徐々に滴下した後、常温で8時間撹拌した。この溶液を過量の脱イオン水に滴下すれば沈殿物が形成される。形成された沈殿物をろ過、洗浄して40℃で48時間真空乾燥し、88gのスルホン酸エステルを得た。
合成例10
[スルホン酸エステル合成/PAC E]
合成例8において、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライド87gの代わりに1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルクロライド87gを用いてスルホン酸エステル91gを得た。
合成例11
[スルホン酸エステル合成/PAC F]
合成例9において、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライド65gの代わりに1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルクロライド65gを用いてスルホン酸エステル86gを得た。
合成例12
[スルホン酸エステル合成/PAC G]
合成例9において、無水酢酸25gの代わりに無水酪酸38gを用いてスルホン酸エステル90gを得た。
合成例13〜16
合成例9において、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライドの代わりに、下記のようなバラスト(ballast)構造式1〜4をそれぞれ用い、合成例9のような当量比と合成方法によってPAC H(合成例13)、PAC I(合成例14)、PAC J(合成例15)、またはPAC K(合成例16)を得た。
Figure 2011053639
PAC Hはバラスト1を用いて合成した化合物であり、PAC Iはバラスト2を用いて合成した化合物であり、PAC Jはバラスト3を用いて合成した化合物であり、PAC Kはバラスト4を用いて合成した化合物である。
実施例1〜13、ならびに比較例1および2
アルカリ可溶性樹脂100gに対して、スルホン酸エステル化合物25gとフィルム均一度向上のためにフッ素系界面活性剤300ppmを溶媒230gに溶かし、0.5μm細孔サイズのフィルタを用いてろ過してフォトレジスト組成物を得た。下記の表において、組成物の組成比とその結果を見ることができる。組成物を回転塗布した後、120℃で120秒間加熱乾燥し、7μmの厚さを得た。これをi−lineステッパーを用いて露光した後、2.38wt%のテトラメチルアムモニウムヒドロキシドで現像してパターンを得た。残膜率は、現像後に非露光部位の厚さを回転塗布した後に加熱乾燥した厚さで分った値である。
Figure 2011053639
上述したように、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、該当の技術分野において熟練した当業者にとっては、特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正および変更させることができることを理解することができるであろう。すなわち、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に基づいて定められ、発明を実施するための最良の形態により制限されるものではない。

Claims (8)

  1. 1分子内に少なくとも1つのナフトキノンジアジドスルホキシ基、および炭素数1〜8である少なくとも1つのカルボキシル基または炭素数1〜8であるアルコキシ基を含むナフトキノンジアジドスルホン酸エステル化合物からなる感光性化合物。
  2. 前記スルホン酸エステル化合物が、下記の化学式(1)で示されることを特徴とする請求項1に記載の感光性化合物。
    Figure 2011053639
    前記化学式(1)において、R1、R2、およびR3はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のエーテル基、炭素数1〜8のエステル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、炭素数1〜8のカルボキシル基、炭素数1〜8のチオエーテル基、またはナフトキノンジアジドスルホキシ基(−ODNQ)であり、Rは、下記の化学式(1A)〜(1L)で示される基から選択された少なくとも1つの化合物基であり、
    Figure 2011053639
    前記化学式(1H)〜(1L)におけるR1、R2、およびR3の定義は、前記化学式(1)におけるR1、R2、およびR3の定義とそれぞれ同じであり、化学式(1I)におけるR4は、水素原子または炭素数1〜8のアルキル基である。
  3. ノボラック誘導体、ポリヒドロキシスチレン誘導体、アクリル酸含有ポリアクリレート誘導体、(メタ)アクリル酸誘導体、スチレン誘導体、ポリアミド誘導体、ポリイミド誘導体、およびポリビニルピロリドン誘導体からなる群から選択される少なくとも1つの樹脂成分と、
    下記の化学式(1)で示される感光性化合物と、
    を含み、
    全組成物内に存在する感光性化合物1モルに対して、前記感光性化合物1モル内にナフトキノンジアジドスルホキシ基(−ODNQ)に置換された置換基と、カルボキシル基またはアルコキシ基に置換された置換基が、それぞれ、1.0〜4.8モルおよび0.2〜4.0モル存在する、感光性組成物。
    Figure 2011053639
    前記化学式(1)において、R1、R2、およびR3はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のエーテル基、炭素数1〜8のエステル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、炭素数1〜8のカルボキシル基、炭素数1〜8のチオエーテル基、またはナフトキノンジアジドスルホキシ基(−ODNQ)であり、Rは、下記の化学式(1A)〜(1L)で示される基から選択された少なくとも1つの化合物基であり、
    Figure 2011053639
    前記化学式(1H)〜(1L)におけるR1、R2、およびR3の定義は、前記化学式(1)におけるR1、R2、およびR3の定義とそれぞれ同じであり、化学式(1I)において、R4は、水素原子または炭素数1〜8のアルキル基である。
  4. 前記感光性化合物が、全組成物内に1〜30重量%の含量であることを特徴とする請求項3に記載の感光性組成物。
  5. ナフトキノンジアジドスルホキシ基(−ODNQ)およびカルボキシル基またはアルコキシ基の分子内の置換率が互いに異なる複数の感光性化合物を含むことを特徴とする請求項3に記載の感光性組成物。
  6. 2つ以上のフェノール型ヒドロキシ基を含んだ化合物およびナフトキノンジアジドスルホニルクロライド(−DNQ−Cl)を含む反応溶液を10℃以下に冷却した後、塩基性触媒下でアルキル、アリール、またはアルコキシ無水物を加えて反応物を生成するステップと、
    前記反応物を常温で撹拌し、過量の蒸溜水と混合して生成された沈殿物を取得するステップと、
    を含み、
    前記ナフトキノンジアジドスルホニルクロライドの使用量は、前記ナフトキノンジアジドスルホニルクロライドが不完全に置換される程度に調節されることを特徴とする感光性化合物の製造方法。
  7. 前記塩基性触媒および塩基性触媒が、それぞれ3次アミン類またはピリジン類触媒であることを特徴とする請求項6に記載の感光性化合物の製造方法。
  8. 前記反応物生成ステップが、
    前記2つ以上のフェノール型ヒドロキシ基を含んだ化合物およびナフトキノンジアジドスルホニルクロライド(−DNQ−Cl)を含む反応溶液を10℃以下に冷却した後、第1塩基性触媒下で反応させて第1反応物を生成するステップと、
    前記第1反応物にアルキル、アリール、またはアルコキシ無水物を加えて10℃以下に冷却した後、第2塩基性触媒下で反応させて第2反応物を生成するステップと、
    からなることを特徴とする請求項6に記載の感光性化合物の製造方法。
JP2010012846A 2009-08-31 2010-01-25 感光性化合物およびこれを含む感光性組成物 Expired - Fee Related JP5390423B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2009-0081180 2009-08-31
KR1020090081180A KR101146622B1 (ko) 2009-08-31 2009-08-31 감광성 화합물 및 이를 포함하는 감광성 조성물

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011053639A true JP2011053639A (ja) 2011-03-17
JP5390423B2 JP5390423B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=42263927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010012846A Expired - Fee Related JP5390423B2 (ja) 2009-08-31 2010-01-25 感光性化合物およびこれを含む感光性組成物

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8318402B2 (ja)
EP (1) EP2289874A1 (ja)
JP (1) JP5390423B2 (ja)
KR (1) KR101146622B1 (ja)
CN (1) CN102001976A (ja)
TW (1) TWI422562B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101860358B1 (ko) 2011-03-30 2018-05-23 금호석유화학 주식회사 감광성 화합물 및 이의 제조방법, 및 이를 포함하는 감광성 조성물

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101332507B1 (ko) * 2011-12-28 2013-11-26 주식회사 포스코 Mccl용 절연 접착제 조성물, 이를 이용한 도장 금속판 및 그 제조방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2545697A1 (de) * 1975-10-11 1977-04-21 Basf Ag Lichtempfindliches material fuer positiv arbeitende photolacke und fuer die herstellung von druckplatten
JPS63110446A (ja) * 1986-10-29 1988-05-14 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物
JPS63220139A (ja) * 1986-12-23 1988-09-13 シップレー カンパニー エル エル シー フォトレジスト方法及びこの方法に用いる組成物
JPH09319083A (ja) * 1996-03-25 1997-12-12 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd ポジ型ホトレジスト組成物
JP2000063466A (ja) * 1998-08-12 2000-02-29 Shin Etsu Chem Co Ltd 高分子化合物、レジスト材料及びパターン形成方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL247588A (ja) * 1959-01-21
JPS5421089B2 (ja) * 1973-05-29 1979-07-27
DE2828037A1 (de) * 1978-06-26 1980-01-10 Hoechst Ag Lichtempfindliches gemisch
GB8505402D0 (en) * 1985-03-02 1985-04-03 Ciba Geigy Ag Modified phenolic resins
US5128230A (en) * 1986-12-23 1992-07-07 Shipley Company Inc. Quinone diazide containing photoresist composition utilizing mixed solvent of ethyl lactate, anisole and amyl acetate
KR0184870B1 (ko) * 1990-02-20 1999-04-01 아사구라 다기오 감방사선성 수지 조성물
US5413896A (en) * 1991-01-24 1995-05-09 Japan Synthetic Rubber Co., Ltd. I-ray sensitive positive resist composition
JPH06202320A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 感放射線性樹脂組成物
TW260760B (en) * 1994-06-28 1995-10-21 Nat Science Committee Positive type photoresist composition
JP3365874B2 (ja) * 1994-10-05 2003-01-14 富士写真フイルム株式会社 キノンジアジドの合成法およびこれを含むポジ型レジスト
JP2008298852A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Nippon Paint Co Ltd 感光性樹脂組成物、および除去可能な撥液性層形成方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2545697A1 (de) * 1975-10-11 1977-04-21 Basf Ag Lichtempfindliches material fuer positiv arbeitende photolacke und fuer die herstellung von druckplatten
JPS63110446A (ja) * 1986-10-29 1988-05-14 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物
JPS63220139A (ja) * 1986-12-23 1988-09-13 シップレー カンパニー エル エル シー フォトレジスト方法及びこの方法に用いる組成物
JPH09319083A (ja) * 1996-03-25 1997-12-12 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd ポジ型ホトレジスト組成物
JP2000063466A (ja) * 1998-08-12 2000-02-29 Shin Etsu Chem Co Ltd 高分子化合物、レジスト材料及びパターン形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101860358B1 (ko) 2011-03-30 2018-05-23 금호석유화학 주식회사 감광성 화합물 및 이의 제조방법, 및 이를 포함하는 감광성 조성물

Also Published As

Publication number Publication date
US20110053084A1 (en) 2011-03-03
TW201107281A (en) 2011-03-01
TWI422562B (zh) 2014-01-11
JP5390423B2 (ja) 2014-01-15
CN102001976A (zh) 2011-04-06
KR20110023353A (ko) 2011-03-08
EP2289874A1 (en) 2011-03-02
KR101146622B1 (ko) 2012-05-16
US8318402B2 (en) 2012-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4329216B2 (ja) レジストパターン縮小化材料及びそれを使用する微細レジストパターンの形成方法
JP2700918B2 (ja) ポジ型フオトレジスト組成物
TWI230182B (en) Photosensitive resin precursor composition
TWI402625B (zh) 正型感光性樹脂組合物、形成圖案之方法及半導體裝置
KR100531595B1 (ko) 포지티브형 포토레지스트 조성물 및 경사 임플랜테이션프로세스용 박막 레지스트 패턴의 형성방법
JP4753237B2 (ja) 感光性樹脂組成物
KR20130032851A (ko) 칼릭스아렌 화합물 및 이를 포함하는 포토레지스트 조성물
JPWO2009119784A1 (ja) 環状化合物、環状化合物の製造方法、環状化合物からなるフォトレジスト基材、フォトレジスト組成物、微細加工方法、半導体装置及び装置
KR20150111303A (ko) 감광성 수지 조성물
TWI829945B (zh) 磺醯胺化合物、非離子系光酸產生劑、及光微影用樹脂組成物
JP5390423B2 (ja) 感光性化合物およびこれを含む感光性組成物
KR101449563B1 (ko) 감광성 화합물 및 이의 제조방법, 및 이를 포함하는 감광성 조성물
JPH02254451A (ja) 微細パターン形成材料及び微細パターン形成方法
JPH08262712A (ja) 感放射線性樹脂組成物
KR101860358B1 (ko) 감광성 화합물 및 이의 제조방법, 및 이를 포함하는 감광성 조성물
TWI326802B (en) Photosensitive resin composition
JP3297984B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JP2008129178A (ja) 感光性樹脂組成物
JP2574692B2 (ja) ポジ型フオトレジスト組成物
JPH06242599A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3640078B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JPH10221846A (ja) 感光剤の製造方法およびこの感光剤を含有するポジ型フォトレジスト組成物
JPH01291243A (ja) ポジ型フォトレジスト材料
JPH04211255A (ja) 感放射線性樹脂組成物
KR20120110896A (ko) 신규 폴리아미드 유도체를 포함하는 포지티브형 감광성 수지 조성물

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130408

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131010

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees