JP2011052151A - 配向膜印刷版の裏打ち用粘着シート - Google Patents
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Abstract
【課題】粘着剤が印刷版の洗浄用溶剤であるNMPに対して膨潤しにくく、貼り替えの必要が少ない配向膜印刷版の裏打ち用粘着シートの提供。
【解決手段】基材シートの型面に沿って粘着剤層を備え、配向膜印刷版の背面に貼着される配向膜印刷版の裏打ち用粘着シートであって、前記粘着剤層を形成する粘着剤が、重合性モノマーとして(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル及び(メタ)アクリル酸を含むとともに、重合性モノマー混合物100重量部中に、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルを70〜99.5重量部、(メタ)アクリル酸を0.1〜5重量部の割合で配合された重合性モノマー混合物中の重合性モノマーを共重合させて得られる(メタ)アクリル酸エステル共重合体を主成分として含むことを特徴とする配向膜印刷版の裏打ち用粘着シート。
【選択図】なし
【解決手段】基材シートの型面に沿って粘着剤層を備え、配向膜印刷版の背面に貼着される配向膜印刷版の裏打ち用粘着シートであって、前記粘着剤層を形成する粘着剤が、重合性モノマーとして(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル及び(メタ)アクリル酸を含むとともに、重合性モノマー混合物100重量部中に、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルを70〜99.5重量部、(メタ)アクリル酸を0.1〜5重量部の割合で配合された重合性モノマー混合物中の重合性モノマーを共重合させて得られる(メタ)アクリル酸エステル共重合体を主成分として含むことを特徴とする配向膜印刷版の裏打ち用粘着シート。
【選択図】なし
Description
本発明は、配向膜印刷版の裏打ち用粘着シートに関する。
液晶表示装置の液晶パネルは、液晶材料を配向させることを目的として、液晶基板の表面にポリイミド樹脂からなる配向膜が設けられている。
すなわち、この配向膜の製造方法は、アニックスロールとドクターロールと呼ばれる2つの回転ロールの間に液状の配向膜樹脂を滴下し、薄膜状に賦形したのち、この薄膜状賦形体を印刷版が係止された版胴に供給して、薄膜状賦形体の一方の面を印刷版に沿わせて版形状を薄膜状賦形体の一方の面に印刷する。そして、印刷後、版形状が印刷された薄膜状体の他方の面を下方のテーブル上に載置された液晶基板上に沿わせて薄膜状体を液晶基板上に転写したのち、加熱等によって配向膜樹脂を硬化させて液晶基板の表面に一体に設けるようになっている(特許文献1参照)。
すなわち、この配向膜の製造方法は、アニックスロールとドクターロールと呼ばれる2つの回転ロールの間に液状の配向膜樹脂を滴下し、薄膜状に賦形したのち、この薄膜状賦形体を印刷版が係止された版胴に供給して、薄膜状賦形体の一方の面を印刷版に沿わせて版形状を薄膜状賦形体の一方の面に印刷する。そして、印刷後、版形状が印刷された薄膜状体の他方の面を下方のテーブル上に載置された液晶基板上に沿わせて薄膜状体を液晶基板上に転写したのち、加熱等によって配向膜樹脂を硬化させて液晶基板の表面に一体に設けるようになっている(特許文献1参照)。
一方、上記のようにして配向膜の印刷に用いた印刷版は、通常、配向膜樹脂の溶剤として用いられるN−メチル−2−ピロリドン(以下、「NMP」と記す)を用いて付着した配向膜樹脂を除去(=洗浄)したのち、再使用の必要が生じるまで保管されるようになっている(特許文献2参照)。
また、印刷版は、通常、ゴムや柔らかな合成樹脂で形成されており、そのままでは、版胴への取付作業などの作業性が悪いため、裏打ち材として、ポリエチレンテレフタレート(以下、「PET」と記す)等からなる基材シートの一方の面に粘着剤層を備えた粘着シートを裏面に貼着することによって補強を図り、作業性を向上させるようにしている。
また、印刷版は、通常、ゴムや柔らかな合成樹脂で形成されており、そのままでは、版胴への取付作業などの作業性が悪いため、裏打ち材として、ポリエチレンテレフタレート(以下、「PET」と記す)等からなる基材シートの一方の面に粘着剤層を備えた粘着シートを裏面に貼着することによって補強を図り、作業性を向上させるようにしている。
ところで、印刷版は、一旦版胴にセットされると、印刷版に裏打ち材が貼着されたままの状態で繰り返し使用される。そして、印刷版は、版胴にセットされて繰り返し使用中に、配向膜樹脂の付着によって汚れてくるため、必要に応じてNMPで洗浄されるようになっているが、その洗浄回数が50〜60回にも上る。
すなわち、NMPに曝される頻度が高いため、印刷版を何度か使用しているうちに、どうしてもNMPが基材シートの端部から粘着剤の中に浸入して、粘着剤を膨潤させてしまい、粘着シートが剥がれやすくなる。
したがって、従来の粘着剤を用いた場合、印刷版の使用限度内で、何度も粘着シートの貼り替えを行わなければならないという問題がある。
すなわち、NMPに曝される頻度が高いため、印刷版を何度か使用しているうちに、どうしてもNMPが基材シートの端部から粘着剤の中に浸入して、粘着剤を膨潤させてしまい、粘着シートが剥がれやすくなる。
したがって、従来の粘着剤を用いた場合、印刷版の使用限度内で、何度も粘着シートの貼り替えを行わなければならないという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みて、粘着剤が印刷版の洗浄用溶剤であるNMPに対して膨潤しにくく、貼り替えの必要が少ない配向膜印刷版の裏打ち用粘着シートを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明にかかる配向膜印刷版の裏打ち用粘着シートは、基材シートの型面に沿って粘着剤層を備え、配向膜印刷版の背面に貼着される配向膜印刷版の裏打ち用粘着シートであって、前記粘着剤層を形成する粘着剤が、重合性モノマーとして(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル及び(メタ)アクリル酸を含むとともに、重合性モノマー混合物100重量部中に、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルを70〜99.5重量部、(メタ)アクリル酸を0.1〜5重量部の割合で配合された重合性モノマー混合物中の重合性モノマーを共重合させて得られる(メタ)アクリル酸エステル共重合体を主成分として含むことを特徴としている。
本発明において、粘着剤層を形成する粘着剤は、重合性モノマー混合物100重量部中に、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルを70〜99.5重量部(好ましくは80〜99重量部)、(メタ)アクリル酸を0.1〜5重量部(好ましくは0.5〜4重量部)含む重合性モノマー混合物中の重合性モノマーを共重合させて得られる(メタ)アクリル酸エステル共重合体を主成分として含むことが必須であるが、その理由は、以下のとおりである。
すなわち、重合性モノマー混合物100重量部中の(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルの配合割合が70重量部未満であると、粘着剤層の柔軟性が不足し、耐NMP性能も低下するおそれがあり、99.5重量部を越えると、粘着力が低く使用中に剥がれるおそれがある。
すなわち、重合性モノマー混合物100重量部中の(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルの配合割合が70重量部未満であると、粘着剤層の柔軟性が不足し、耐NMP性能も低下するおそれがあり、99.5重量部を越えると、粘着力が低く使用中に剥がれるおそれがある。
重合性モノマー混合物100重量部中の(メタ)アクリル酸の配合割合が0.1重量部未満であると、粘着力が低く使用中に剥がれるおそれがあり、5重量部を超えると、耐NMP性能が低下するおそれがある。
重合性モノマー混合物中には、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル及び(メタ)アクリル酸が上記の配合割合の範囲で含まれていれば、本発明の目的を阻害しない範囲で、他の重合性モノマーを含んでいても構わない。
他の重合性モノマーとしては、例えば、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸−t−ブチル、アクリル酸エチル、アクリルアミド、酢酸ビニル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、シクロヘキシルメタクリレートなどの(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマーやビニルモノマー等が挙げられ、中でも 架橋剤との反応性に優れ、ゲル分率をコントロールしやすいという理由からアクリル酸2−ヒドロキシエチルが好ましい。
他の重合性モノマーとしては、例えば、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸−t−ブチル、アクリル酸エチル、アクリルアミド、酢酸ビニル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、シクロヘキシルメタクリレートなどの(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマーやビニルモノマー等が挙げられ、中でも 架橋剤との反応性に優れ、ゲル分率をコントロールしやすいという理由からアクリル酸2−ヒドロキシエチルが好ましい。
アクリル酸2−ヒドロキシエチルの配合割合は、特に限定されないが、重合性モノマー混合物100重量部中0.1〜1重量部が好ましい。
上記(メタ)アクリル酸エステル共重合体の分子量は、特に限定されないが、重量平均分子量で30万〜100万が好ましい。すなわち、分子量が小さすぎると、NMP含浸による粘着剤の膨潤が起こる場合があり、大きすぎると初期タック性、粘着力が不足する場合がある。
なお、上記(メタ)アクリル酸エステル共重合体の重量平均分子量は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体をテトラヒドロフラン(THF)によって希釈して得られた希釈液をフィルターで濾過し、得られた濾液に基づいて、(メタ)アクリル酸エステル共重合体のポリスチレン換算分子量をゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)によって測定(以下、「GPC測定法」と記す)することにより得ることができる。上記ゲルパーミエーションクロマトグラフとしては、例えば、Water社の商品名「2690 Separations Model」などの市販品を用いることができる。
上記(メタ)アクリル酸エステル共重合体の分子量は、特に限定されないが、重量平均分子量で30万〜100万が好ましい。すなわち、分子量が小さすぎると、NMP含浸による粘着剤の膨潤が起こる場合があり、大きすぎると初期タック性、粘着力が不足する場合がある。
なお、上記(メタ)アクリル酸エステル共重合体の重量平均分子量は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体をテトラヒドロフラン(THF)によって希釈して得られた希釈液をフィルターで濾過し、得られた濾液に基づいて、(メタ)アクリル酸エステル共重合体のポリスチレン換算分子量をゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)によって測定(以下、「GPC測定法」と記す)することにより得ることができる。上記ゲルパーミエーションクロマトグラフとしては、例えば、Water社の商品名「2690 Separations Model」などの市販品を用いることができる。
また、粘着剤中には、上記(メタ)アクリル酸エステル共重合体以外に、本発明の目的を阻害しない範囲で、架橋剤、粘着付与樹脂等が必要に応じて配合されていてもよく、架橋剤を添加して粘着剤を構成する樹脂の主鎖間に架橋構造を形成するのが好ましい。
すなわち、架橋剤の種類や量を適宜、調整することによって、粘着剤のゲル分率を所望の範囲に調整することが容易になる。
すなわち、架橋剤の種類や量を適宜、調整することによって、粘着剤のゲル分率を所望の範囲に調整することが容易になる。
上記ゲル分率は、特に限定されないが、20〜80とすることが好ましい。すなわち、ゲル分率が20未満では、NMP含浸による粘着剤の膨潤が起こることがあり、80を超えると、粘着力やタック姓が低下する可能性がある。
なお、上記ゲル分率は、例えば、下記の方法により測定することができる。
まず、本発明の粘着テープを50mm×25mmの平面長方形状に切断して試験片を作製する。得られた試験片を酢酸エチル中に23℃にて24時間浸漬した後、200メッシュのステンレスメッシュを介して試験片を酢酸エチルから取り出して、110℃の条件下で1時間乾燥させる。そして、乾燥後の試験片の重量を測定し、下記式(1)を用いてゲル分率を算出する。なお、試験片に用いた粘着テープには、離型紙又は離型フィルムは積層されていない。
ゲル分率(重量%)=100×(W2−W0)/(W1−W0) (1)
式(1)中、W0は基材の重量を表し、W1は浸漬前の試験片の重量を表し、W2は浸漬し乾燥した後の試験片の重量を表す。
なお、上記ゲル分率は、例えば、下記の方法により測定することができる。
まず、本発明の粘着テープを50mm×25mmの平面長方形状に切断して試験片を作製する。得られた試験片を酢酸エチル中に23℃にて24時間浸漬した後、200メッシュのステンレスメッシュを介して試験片を酢酸エチルから取り出して、110℃の条件下で1時間乾燥させる。そして、乾燥後の試験片の重量を測定し、下記式(1)を用いてゲル分率を算出する。なお、試験片に用いた粘着テープには、離型紙又は離型フィルムは積層されていない。
ゲル分率(重量%)=100×(W2−W0)/(W1−W0) (1)
式(1)中、W0は基材の重量を表し、W1は浸漬前の試験片の重量を表し、W2は浸漬し乾燥した後の試験片の重量を表す。
上記架橋剤としては、特に限定されず、例えば、イソシアネート系架橋剤、アジリジン系架橋剤、エポキシ系架橋剤、金属キレート型架橋剤などが挙げられ、耐熱性および耐久性などの物性を発現しやすいため、イソシアネート系架橋剤が好ましい。
架橋剤の配合量は、少ないと、NMP含浸時に粘着剤の膨潤が起こることがあり、多いと、粘着剤の粘着力やタックが低下することがあるので、(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対して0.2〜2.0重量部が好ましく、0.3〜1.5重量部がより好ましく、0.5〜1.0重量部が更に好ましい。
すなわち、架橋剤の配合量が、(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部あたり、0.2重量部未満では、粘着剤の架橋が不充分となりNMP含浸時に粘着剤の膨潤が起こることがあり、2.0重量部を超えると、粘着剤の粘着力やタック性が低下するおそれがある。
架橋剤の配合量は、少ないと、NMP含浸時に粘着剤の膨潤が起こることがあり、多いと、粘着剤の粘着力やタックが低下することがあるので、(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対して0.2〜2.0重量部が好ましく、0.3〜1.5重量部がより好ましく、0.5〜1.0重量部が更に好ましい。
すなわち、架橋剤の配合量が、(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部あたり、0.2重量部未満では、粘着剤の架橋が不充分となりNMP含浸時に粘着剤の膨潤が起こることがあり、2.0重量部を超えると、粘着剤の粘着力やタック性が低下するおそれがある。
粘着付与樹脂としては、特に限定されないが、例えば、フェノール系樹脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、キシレン系樹脂等の粘着シートに用いられる公知のものを使用できる。
粘着剤層の厚みは、特に限定されないが、20〜100μmであることが好ましく、20〜70μmがより好ましく、30〜50μmが更に好ましい。
すなわち、粘着剤層の厚みが薄すぎると、粘着剤層の粘着力が不充分となり、使用中に粘着剤層上に固定した配向膜印刷版が剥離するおそれがあり、厚すぎると凝集力や再剥離性が低下するおそれがある。
すなわち、粘着剤層の厚みが薄すぎると、粘着剤層の粘着力が不充分となり、使用中に粘着剤層上に固定した配向膜印刷版が剥離するおそれがあり、厚すぎると凝集力や再剥離性が低下するおそれがある。
本発明において、基材シートとしては、配向膜印刷版の印刷性能を阻害せず、印刷版の洗浄用溶剤、特にNMPに対して耐性を備えていれば特に限定されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、塩化ビニル樹脂、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等の合成樹脂シートが挙げられ、中でも耐薬品性、強度的にも優れるとともに幅広シートとしても厚み精度のよいものが準備しやすいことから、PETが好ましい。
基材シートの厚みは、裏打ち効果が得られれば、特に限定されないが、20〜500μm程度が好ましく、100〜300μmが更に好ましい。基材が薄すぎると印刷版にコシがでにくく、補強効果が不十分で、基材が厚すぎると印刷版への取り付け作業や生産性などに問題がでる場合がある。
さらに、基材シートの粘着剤層と接する面は、必要に応じて、コロナ放電処理、プライマー処理等の易接着処理を施し、濡れ性を向上させるようにしても構わない。
基材シートの厚みは、裏打ち効果が得られれば、特に限定されないが、20〜500μm程度が好ましく、100〜300μmが更に好ましい。基材が薄すぎると印刷版にコシがでにくく、補強効果が不十分で、基材が厚すぎると印刷版への取り付け作業や生産性などに問題がでる場合がある。
さらに、基材シートの粘着剤層と接する面は、必要に応じて、コロナ放電処理、プライマー処理等の易接着処理を施し、濡れ性を向上させるようにしても構わない。
本発明にかかる配向膜印刷版の裏打ち用粘着シートは、粘着剤層を形成する粘着剤が、重合性モノマーとして(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル及び(メタ)アクリル酸を含むとともに、重合性モノマー混合物100重量部中に、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルを70〜99.5重量部、(メタ)アクリル酸を0.1〜5重量部の割合で配合された重合性モノマー混合物中の重合性モノマーを共重合させて得られる(メタ)アクリル酸エステル共重合体を主成分として含むので、粘着剤層が配向膜印刷版の洗浄用に用いられるNMP等の溶剤に対して耐性に優れたものとなる。したがって、配向膜印刷版の裏打ち材として長期間の使用に耐えることができる。
また、この裏打ち用粘着シートは、従来の配向膜印刷版の裏打ち用粘着シートと同様に、印刷版の裏面に貼着することによって補強を図った状態で、印刷版とともに版胴にセットされて使用される。
また、この裏打ち用粘着シートは、従来の配向膜印刷版の裏打ち用粘着シートと同様に、印刷版の裏面に貼着することによって補強を図った状態で、印刷版とともに版胴にセットされて使用される。
以下に、本発明の実施例と比較例とを詳しく説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
温度計、攪拌機、冷却管を備えた反応器を用意し、この反応器内に、アクリル酸−2−エチルヘキシル98.35重量部と、アクリル酸1.5重量部と、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル0.15重量部とからなる重合性モノマー混合物100重量部と、酢酸エチル80重量部とを投入した。
そして、反応機内を窒素置換した後、反応器を加熱して還流を開始した。続いて、上記反応器内に、重合開始剤としてラウロイルパーオキシド0.1重量部を添加したのち、70℃で5時間還流させて、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)を得た。
上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)の重量平均分子量を測定したところ、78万であった。
つぎに、上記のようにして得た(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)100重量部に対し、イソシアネート系架橋剤 (日本ポリウレタン社製商品名コロネートL-45)0.5重量部添加し10分間攪拌して粘着剤溶液を得た。
得られた粘着剤溶液を、38μmの離型性を有するポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、「PET離型フィルム」と記す)にアプリケーターを用いて塗布し、100℃で3分間乾燥させて粘着剤溶液中の酢酸エチルを除去して、PET離型フィルム上に35μmの粘着剤層を形成した後、この粘着剤層上に基材となる厚み250μmのポリエチレンテレフタレートシートを重ね合わせて、サンプル粘着シートを得た。
温度計、攪拌機、冷却管を備えた反応器を用意し、この反応器内に、アクリル酸−2−エチルヘキシル98.35重量部と、アクリル酸1.5重量部と、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル0.15重量部とからなる重合性モノマー混合物100重量部と、酢酸エチル80重量部とを投入した。
そして、反応機内を窒素置換した後、反応器を加熱して還流を開始した。続いて、上記反応器内に、重合開始剤としてラウロイルパーオキシド0.1重量部を添加したのち、70℃で5時間還流させて、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)を得た。
上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)の重量平均分子量を測定したところ、78万であった。
つぎに、上記のようにして得た(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)100重量部に対し、イソシアネート系架橋剤 (日本ポリウレタン社製商品名コロネートL-45)0.5重量部添加し10分間攪拌して粘着剤溶液を得た。
得られた粘着剤溶液を、38μmの離型性を有するポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、「PET離型フィルム」と記す)にアプリケーターを用いて塗布し、100℃で3分間乾燥させて粘着剤溶液中の酢酸エチルを除去して、PET離型フィルム上に35μmの粘着剤層を形成した後、この粘着剤層上に基材となる厚み250μmのポリエチレンテレフタレートシートを重ね合わせて、サンプル粘着シートを得た。
(実施例2)
重合性モノマー混合物を、アクリル酸−2−エチルヘキシル88.35重量部と、アクリル酸1.5重量部と、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル0.15重量部、アクリル酸−t−ブチル10.00重量部とから構成した以外は、上記実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル共重合体(b)を得た。
なお、上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(b)の重量平均分子量を測定したところ、70万であった。
そして、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)に代えて、上記のようにして得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(b)を用いた以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
重合性モノマー混合物を、アクリル酸−2−エチルヘキシル88.35重量部と、アクリル酸1.5重量部と、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル0.15重量部、アクリル酸−t−ブチル10.00重量部とから構成した以外は、上記実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル共重合体(b)を得た。
なお、上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(b)の重量平均分子量を測定したところ、70万であった。
そして、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)に代えて、上記のようにして得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(b)を用いた以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
(実施例3)
重合性モノマー混合物を、アクリル酸−2−エチルヘキシル90.00重量部と、酢酸ビニル9.00部、アクリル酸0.85重量部、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル0.15重量部とから構成した以外は、上記実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル共重合体(c)を得た。
なお、上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(c)の重量平均分子量を測定したところ、72万であった。
そして、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)に代えて、上記のようにして得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(c)を用いた以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
重合性モノマー混合物を、アクリル酸−2−エチルヘキシル90.00重量部と、酢酸ビニル9.00部、アクリル酸0.85重量部、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル0.15重量部とから構成した以外は、上記実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル共重合体(c)を得た。
なお、上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(c)の重量平均分子量を測定したところ、72万であった。
そして、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)に代えて、上記のようにして得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(c)を用いた以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
(実施例4)
重合性モノマー混合物を、アクリル酸−2−エチルヘキシル81.00重量部と、シクロヘキシルメタクリレート14.00部、アクリル酸4.00重量部、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル0.3重量部、アクリルアミド0.7重量部とから構成した以外は、上記実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル共重合体(d)を得た。
なお、上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(d)の重量平均分子量を測定したところ、54万であった。
そして、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)に代えて、上記のようにして得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(d)を用いた以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
重合性モノマー混合物を、アクリル酸−2−エチルヘキシル81.00重量部と、シクロヘキシルメタクリレート14.00部、アクリル酸4.00重量部、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル0.3重量部、アクリルアミド0.7重量部とから構成した以外は、上記実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル共重合体(d)を得た。
なお、上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(d)の重量平均分子量を測定したところ、54万であった。
そして、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)に代えて、上記のようにして得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(d)を用いた以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
(実施例5)
イソシアネート系架橋剤の添加量を0.2重量部とした以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
イソシアネート系架橋剤の添加量を0.2重量部とした以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
(実施例6)
イソシアネート系架橋剤の添加量を0.1重量部とした以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
イソシアネート系架橋剤の添加量を0.1重量部とした以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
(実施例7)
イソシアネート系架橋剤の添加量を1.0重量部とした以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
イソシアネート系架橋剤の添加量を1.0重量部とした以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
(実施例8)
重合性モノマーとしてのアクリル酸2−ヒドロキシエチルに代えて、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルを用いた以外は、実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル共重合体(e)を得た。
なお、上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(e)の重量平均分子量を測定したところ、68万であった。
つぎに、上記のようにして得た(メタ)アクリル酸エステル共重合体(e)100重量部に対し、キシレン樹脂(フドー社製商品名T-60)10重量部及びイソシアネート系架橋剤 (日本ポリウレタン社製商品名コロネートL-45)1.5重量部添加し10分間攪拌して粘着剤溶液を得たのち、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
重合性モノマーとしてのアクリル酸2−ヒドロキシエチルに代えて、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルを用いた以外は、実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル共重合体(e)を得た。
なお、上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(e)の重量平均分子量を測定したところ、68万であった。
つぎに、上記のようにして得た(メタ)アクリル酸エステル共重合体(e)100重量部に対し、キシレン樹脂(フドー社製商品名T-60)10重量部及びイソシアネート系架橋剤 (日本ポリウレタン社製商品名コロネートL-45)1.5重量部添加し10分間攪拌して粘着剤溶液を得たのち、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
(比較例1)
重合性モノマー混合物を、アクリル酸−2−エチルヘキシル54.9重量部と、アクリル酸−t−ブチル38重量部と、アクリル酸エチル4.2重量部と、アクリル酸2.5重量部と、アクリルアミド0.4重量部とから構成した以外は、上記実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル共重合体(f)を得た。
なお、上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(f)の重量平均分子量を測定したところ、50万であった。
そして、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)に代えて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(f)を用いた以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
重合性モノマー混合物を、アクリル酸−2−エチルヘキシル54.9重量部と、アクリル酸−t−ブチル38重量部と、アクリル酸エチル4.2重量部と、アクリル酸2.5重量部と、アクリルアミド0.4重量部とから構成した以外は、上記実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル共重合体(f)を得た。
なお、上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(f)の重量平均分子量を測定したところ、50万であった。
そして、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)に代えて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(f)を用いた以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
(比較例2)
重合性モノマー混合物を、アクリル酸−2−エチルヘキシル65重量部と、アクリル酸10重量部と、アクリル酸−t−ブチル25重量部とから構成した以外は、上記実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル共重合体(g)を得た。
なお、上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(g)の重量平均分子量を測定したところ、75万であった。
そして、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)に代えて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(g)を用いた以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
重合性モノマー混合物を、アクリル酸−2−エチルヘキシル65重量部と、アクリル酸10重量部と、アクリル酸−t−ブチル25重量部とから構成した以外は、上記実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル共重合体(g)を得た。
なお、上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(g)の重量平均分子量を測定したところ、75万であった。
そして、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)に代えて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(g)を用いた以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
(比較例3)
重合性モノマー混合物を、アクリル酸−2−エチルヘキシル91.85重量部と、アクリル酸8重量部、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル0.15重量部とから構成した以外は、上記実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル共重合体(h)を得た。
なお、上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(h)の重量平均分子量を測定したところ、90万であった。
そして、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)に代えて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(h)を用いた以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
重合性モノマー混合物を、アクリル酸−2−エチルヘキシル91.85重量部と、アクリル酸8重量部、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル0.15重量部とから構成した以外は、上記実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル共重合体(h)を得た。
なお、上述のGPC測定法を用いて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(h)の重量平均分子量を測定したところ、90万であった。
そして、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)に代えて、得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体(h)を用いた以外は、上記実施例1と同様にしてサンプル粘着シートを得た。
上記実施例1〜8及び比較例1〜3で得られたサンプル粘着シートについて、耐NMP性及び粘着力を調べ、その結果を表1に示した。
なお、表中、共重合体は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体を示す。また、耐NMP性、粘着力については、以下のようにして判定した。
なお、表中、共重合体は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体を示す。また、耐NMP性、粘着力については、以下のようにして判定した。
(1)耐NMP性
サンプル粘着シートを温度23℃、相対湿度50%の雰囲気下にて1時間放置した。
その後、サンプル粘着シートを縦30mm×横30mmに切り出し、試験片を得た。
この試験片のPET離型フィルム剥がして250μmの縦30mm×横30mmPETフィルム(東レ社製)に2kgのローラーで押圧して粘着剤層にPETフィルムを貼着した。
そして、PETフィルムが貼着された試験片を温度23℃、相対湿度50%の雰囲気下にて12時間放置したのち、NMP(キシダ化学社製)に浸漬し常温で一週間放置した。
一週間放置後、NMPから試験片を取り出し、PETフィルムの端から膨潤した粘着剤が染み出していないかを確認した。その後、試験片から貼着したPETフィルムを剥がし、試験片の四方の端縁からNMPが浸漬して変性している部分の長さを測定し、その平均値を求めた。
サンプル粘着シートを温度23℃、相対湿度50%の雰囲気下にて1時間放置した。
その後、サンプル粘着シートを縦30mm×横30mmに切り出し、試験片を得た。
この試験片のPET離型フィルム剥がして250μmの縦30mm×横30mmPETフィルム(東レ社製)に2kgのローラーで押圧して粘着剤層にPETフィルムを貼着した。
そして、PETフィルムが貼着された試験片を温度23℃、相対湿度50%の雰囲気下にて12時間放置したのち、NMP(キシダ化学社製)に浸漬し常温で一週間放置した。
一週間放置後、NMPから試験片を取り出し、PETフィルムの端から膨潤した粘着剤が染み出していないかを確認した。その後、試験片から貼着したPETフィルムを剥がし、試験片の四方の端縁からNMPが浸漬して変性している部分の長さを測定し、その平均値を求めた。
(2)粘着力
サンプル粘着シートを裁断して25mm×150mmの平面形状を有する試験片を用意した。次にポリカーボネート版に100μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを両面テープで固定したものを用意した。試験片からPET離型フィルムを剥離し、露出した試験片の粘着剤層をポリカーボネート版に貼着されたポリエチレンテレフタレートフィルムに貼り合わせて試験積層体を得た。その後、試験積層体の試験片の上に2.0kgのゴムローラを載せて、300mm/分の速度でゴムローラを一往復させたのち、23℃で20分間放置し、試験サンプルを用意した。
得られた試験サンプルについて、JIS Z0237に準じて、剥離速度300mm/分で90°方向の引張試験を行い、粘着力(N/25mm)を測定した。
サンプル粘着シートを裁断して25mm×150mmの平面形状を有する試験片を用意した。次にポリカーボネート版に100μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを両面テープで固定したものを用意した。試験片からPET離型フィルムを剥離し、露出した試験片の粘着剤層をポリカーボネート版に貼着されたポリエチレンテレフタレートフィルムに貼り合わせて試験積層体を得た。その後、試験積層体の試験片の上に2.0kgのゴムローラを載せて、300mm/分の速度でゴムローラを一往復させたのち、23℃で20分間放置し、試験サンプルを用意した。
得られた試験サンプルについて、JIS Z0237に準じて、剥離速度300mm/分で90°方向の引張試験を行い、粘着力(N/25mm)を測定した。
上記表1から,本発明の粘着シートが、粘着剤が基材としてのポリエチレンテレフタレートに対する粘着力に優れ、かつNMPに長時間浸漬してもNMPが浸入しにくいことがよくわかる。
Claims (5)
- 基材シートの型面に沿って粘着剤層を備え、配向膜印刷版の背面に貼着される配向膜印刷版の裏打ち用粘着シートであって、
前記粘着剤層を形成する粘着剤が、重合性モノマーとして(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル及び(メタ)アクリル酸を含むとともに、重合性モノマー混合物100重量部中に、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルを70〜99.5重量部、(メタ)アクリル酸を0.1〜5重量部の割合で配合された重合性モノマー混合物中の重合性モノマーを共重合させて得られる(メタ)アクリル酸エステル共重合体を主成分として含むことを特徴とする配向膜印刷版の裏打ち用粘着シート。 - 重合性モノマー混合物が、アクリル酸2−ヒドロキシエチルを含む請求項1に記載の配向膜印刷版の裏打ち用粘着シート。
- 基材シートが、ポリエチレンテレフタレートで形成されている請求項1または請求項2に記載の配向膜印刷版の裏打ち用粘着シート。
- 粘着剤が、(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部あたり、0.2〜2.0重量部の割合で架橋剤を含む請求項1〜請求項3のいずれかに記載の配向膜印刷版の裏打ち用粘着シート。
- 粘着剤層の厚みが、20〜100μmである請求項1〜請求項4のいずれかに記載の配向膜印刷版の裏打ち用粘着シート。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009203701A JP2011052151A (ja) | 2009-09-03 | 2009-09-03 | 配向膜印刷版の裏打ち用粘着シート |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015189940A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | アイカ工業株式会社 | 粘着剤組成物 |
-
2009
- 2009-09-03 JP JP2009203701A patent/JP2011052151A/ja active Pending
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