JP2011051722A - エレベータおよびブレーキディスク清掃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータのブレーキ装置を安全に且つ効率よく清掃する。
【解決手段】エレベータのブレーキディスク清掃装置40は、巻き上げ機1に着脱可能な取付け部材15と、取付け部材15に取り付けられて、ブレーキディスク9の外側で回転軸7に平行な清掃部連結ボルト16a、16bと、ディスク面に接しているときにディスク面に付着している油分を除去する吸油部材23a、23bと、吸油部材23a、23bが取り付けられた第1および第2プレート20a、20bと、を有する。第1および第2プレート20a、20bは、清掃部連結ボルト16a、16bに固定されて吸油部材23a、23bがブレーキディスク9を押圧しながら互いに挟み込む。
【選択図】図9

Description

本発明は、エレベータおよびブレーキディスク清掃装置に関する。
エレベータの巻上げ機は、一般に、駆動力を発生させるモータと、モータの回転軸と共に回転して駆動力をメインロープに伝達するメインシーブを有する。さらに、この巻上げ機は、回転軸と共に回転可能でメインシーブと同軸上に配置されたブレーキディスクと、このブレーキディスクに接離可能なブレーキパッドを有するディスク式のブレーキ装置を有する。このようなディスク式のブレーキ装置は、例えば特許文献1に開示されているようなものが知られている。
このブレーキ装置に設けられたブレーキディスクは、使用し続けていくうちに、そのディスク面に油分や不純物等が付着する。ブレーキの機能を保つために、定期的にこれらの油分等の汚れを除去する必要がある。従来は作業者が、ウエス等の布材を用いて手作業で当該汚れを拭き取っていた。
特開2005−350149号公報
ところが、上記のような清掃方法では、作業者によって拭き取り方法が異なり、清掃後のディスク面の品質にばらつきが生じることがある。また、両側のディスク面を清掃するためには長時間の作業が必要となり、作業効率が悪くなることがある。
また、可動部分、すなわち回転するブレーキディスクに手を近づけて作業することが必要になるため、上記のような清掃方法は危険な作業でもある。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、エレベータ用巻上げ機のブレーキ装置を安全に且つ効率よく清掃することである。
上記目的を達成するための本発明に係るエレベータは、昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、前記乗りかごを吊るメインロープと、水平な回転軸を回転させるモータ部と、この回転軸の一方の端部近傍に固定されて前記回転軸と共に回転し前記メインロープが懸架された円板状のメインシーブと、前記回転軸と共に回転可能なブレーキディスクと、前記ブレーキディスクのディスク面と接離可能で接しているときに前記ブレーキディスクの回転を制動するブレーキパッドと、を有する巻き上げ機と、前記巻き上げ機近傍に配置され、前記ブレーキディスクを清掃するためのブレーキ清掃部と、を有するエレベータにおいて、前記ブレーキ清掃部は、前記巻き上げ機近傍に着脱可能に設けられた取付け部材と、前記取付け部材に取り付けられて、前記ブレーキディスクの半径方向外側で前記回転軸に平行に配置されたシャフトと、それぞれが両側の前記ディスク面それぞれに接離可能に配置されて、前記ディスク面に接しているときに前記各ディスク面それぞれに付着している少なくとも油分を除去可能に構成された吸油部材と、それぞれに前記吸油部材が取り付けられて、それぞれが前記シャフトに固定されて前記各吸油部材が前記ブレーキディスクを押圧しながら互いに挟み込むように構成された押え部材対と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るディスクブレーキ清掃装置は、水平な回転軸と共に回転可能なブレーキディスクと、前記ブレーキディスクのディスク面と接離可能で接しているときに前記ブレーキディスクの回転を制動するブレーキパッドとを有する巻き上げ機を備えたエレベータのブレーキディスク清掃装置において、前記巻き上げ機近傍に着脱可能に設けられた取付け部材と、前記取付け部材に着脱可能で、取り付けられているときに、前記ブレーキディスクの半径方向外側で前記回転軸に平行になるように配置されたシャフトと、それぞれが両側の前記ディスク面それぞれに接離可能に配置されて、前記ディスク面に接しているときに前記各ディスク面それぞれに付着している少なくとも油分を除去可能に構成された吸油部材と、それぞれに前記吸油部材が取り付けられて、それぞれが前記シャフトに固定されて前記各吸油部材が前記ブレーキディスクを押圧しながら互いに挟み込むように構成された押え部材対と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、エレベータ用巻上げ機のブレーキ装置を安全に且つ効率よく清掃することが可能になる。
本発明に係るエレベータの第1の実施形態の構成を示す概略立面図である。 図1の巻上げ機を示す正面図である。 図1の巻上げ機に装着可能なブレーキディスク清掃装置の概略正面図である。 図3の上面図である。 図3のV-V矢視側面図である。 図3の清掃部連結ボルトおよび清掃部が、取付け部材と分離した状態を示す正面図である。 図3のブレーキディスク清掃装置が装着される前の巻上げ機の正面図であって、吊ボルトを外した状態を示している。 図7の巻上げ機に取付け部材を固定した状態を示す正面図である。 図8の取付け部材に、清掃部連結ボルト等を取り付けた状態を示す正面図である。 図9の第1吸油部材および第2吸油部材がブレーキディスクの各ディスク面に接した状態を示す正面図である。 図10の第1吸油部材および第2吸油部材がブレーキディスクの各ディスク面を押し付けている状態を示す正面図である。 本発明に係る第2の実施形態のエレベータの巻上げ機およびブレーキディスク清掃装置を示す正面図である。 本発明に係る第3の実施形態のエレベータの巻上げ機およびブレーキディスク清掃装置を示す正面図である。 本発明に係る第4の実施形態のエレベータの巻上げ機およびブレーキディスク清掃装置を示す正面図であって、押え部材がブレーキディスクに接している状態と、押え部材対がブレーキディスクから離れている状態と、を示している。 図14のXV-XV矢視側面図である。
以下、本発明に係るエレベータの実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
本発明に係る第1の実施形態について、図1〜図12を用いて説明する。図1は、本実施形態のエレベータの構成を示す概略立面図である。図2は、図1の巻上げ機1を示す正面図である。図3は、図1の巻上げ機1に装着可能なブレーキディスク清掃装置40の概略正面図である。なお、図3では、巻上げ機1およびブレーキディスク9はそれぞれ仮想的に二点鎖線で示している。図4は、図3の上面図である。図5は、図3のV-V矢視側面図である。
図6は、図3の清掃部連結ボルト16a、16bおよび清掃部14が、取付け部材15と分離した状態を示す正面図である。図7は、図3のブレーキディスク清掃装置40が装着される前の巻上げ機1の正面図であって、吊ボルト13を外した状態を示している。図8は、図7の巻上げ機1に取付け部材15を固定した状態を示す正面図である。図9は、図8の取付け部材15に、清掃部14連結ボルト等を取り付けた状態を示す正面図である。図10は、図9の第1吸油部材23aおよび第2吸油部材23bをブレーキディスク9の各ディスク面に接した状態を示す正面図である。図11は、図10の第1吸油部材23aおよび第2吸油部材23bをブレーキディスク9の各ディスク面に押し付けた状態を示す正面図である。
先ず、本実施形態のエレベータの構成について説明する。
このエレベータは、図1に示すように、昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかご3と、この乗りかご3を吊るためのメインロープ2と、そらせシーブ5と、このメインロープ2に吊られた釣合い錘4と、巻上げ機1とを有する。そらせシーブ5にメインロープ2を掛けることで、釣合い錘4が昇降する位置を決めている。
この巻上げ機1は、図2に示すように、水平な回転軸7を回転させるモータ部8と、この回転軸7の一方の端部に固定されて回転軸7と共に回転するメインシーブ6を有する。このメインシーブ6には、メインロープ2が懸架されており、モータの駆動力をメインロープ2に伝達する機能を備えている。さらに、メインシーブ6が配置されている側と反対側の回転軸7の端部には、ブレーキ装置50が設けられている。
このブレーキ装置50は、モータの回転軸7と共に回転可能なブレーキディスク9を有する。このブレーキディスク9は、ディスク面が回転軸7に垂直になるように配置されている。また、当該ブレーキ装置50は、クランパ12を有し、このクランパ12内にブレーキディスク9の一部と、このブレーキディスク9のディスク面と接離可能なブレーキパッド10と、が収容されている。このブレーキパッド10は、ディスク面に押し付けられているときにブレーキディスク9の回転を制動する機能を備えている。
さらに、このエレベータは、巻上げ機1に着脱可能な、ブレーキディスク清掃装置40を有している。このブレーキディスク清掃装置40は、ブレーキディスク9を清掃するためのものである。
ここで、ブレーキディスク清掃装置40の構成について説明する。
ブレーキディスク清掃装置40は、巻上げ機1に着脱可能に設けられた取付け部材15と、この取付け部材15に着脱可能に取り付けられてねじ部が形成された2本のシャフト部材(第1清掃部連結ボルト16a、第2清掃部連結ボルト16b)を有する。これらの第1清掃部連結ボルト16aおよび第2清掃部連結ボルト16bは、それぞれがモータ部8の回転軸7に平行で、且つ水平に並んで配置されている。さらに、このブレーキディスク清掃装置40は、ブレーキディスク9のディスク面の汚れを除去する清掃部14を有する。この清掃部14は、第1清掃部連結ボルト16aおよび第2清掃部連結ボルト16b両方に取り付けられている。
この取付け部材15は、清掃部連結ボルト固定面部15aと、巻上げ機取付け部15bにより構成されている。巻上げ機取付け部15bに形成された固定用貫通穴(図示せず)に取付け用ボルト17を貫通させて、巻上げ機1に形成された吊ボルト用穴(図示せず)に固定している。
清掃部連結ボルト固定面部15aは、回転軸7に垂直に広がる面を有するものであって、当該面部には、図5に示すように、2つのU字形溝部、すなわち、第1U字形溝部18aおよび第2U字形溝部18bが形成されている。第1U字形溝部18aおよび第2U字形溝部18bそれぞれは、清掃部連結ボルト固定面部15aの上端部から回転軸7に向かって延びるように互いに平行に形成されている。
第1U字形溝部18aおよび第2U字形溝部18bそれぞれには、これらの開口側から第1清掃部連結ボルト16aおよび第2清掃部連結ボルト16bが挿入されて、当該ボルトの軸方向からナット22e等で固定される。このとき、第1清掃部連結ボルト16aおよび第2清掃部連結ボルト16bは、後述する最適位置で固定される。
第1U字形溝部18a内に固定された第1清掃部連結ボルト16aの底側に隣接するように、第1位置決め用ボルト19aが取り付けられている。同様に、第2U字形溝部18b内に固定された第2清掃部連結ボルト16bの底側に隣接するように、第2位置決め用ボルト19bが取り付けられている。これらの第1および第2位置決め用ボルト19a、19bそれぞれは、当該最適位置で固定された第1および第2清掃部連結ボルト16a、16bを第1および第2U字形溝部18a、18bそれぞれから取り外した後に、再度、最適位置に取り付け易くするためのものである。
第1および第2清掃部連結ボルト16a、16bには、図3および図4に示すように、一対の板状の押付け部材、すなわち、第1プレート20aおよび第2プレート20bが回転軸方向に互いに間隔をあけて対向するように取り付けられている。第1プレート20aは、第1および第2清掃部連結ボルト16a、16b双方に取り付けられている。第2プレート20bも同様に、第1および第2清掃部連結ボルト16a、16b双方に取り付けられている。
詳細な図示は省略するが、第1プレート20aには2つの貫通穴が形成されて、これらの貫通穴に第1および第2清掃部連結ボルト16a、16bそれぞれが貫通している。この状態で、第1プレート20aの両側から互いに近づく方向にナット22a等で締め付けて、第1および第2清掃部連結ボルト16a、16bに第1プレート20aが固定されている。第2プレート20bも同様に第1および第2清掃部連結ボルト16a、16bにナット22b等固定されている。
第1プレート20aおよび第2プレート20bは、これらの間にブレーキディスク9があるように配置されている。すなわち、ブレーキディスク9を中心にして、回転軸方向両側それぞれに、第1プレート20aおよび第2プレート20bが配置されている。第1プレート20aは、巻上げ機1がある方と反対側のディスク面と対向するように配置されて、第2プレート20bは、巻上げ機1がある方のディスク面と対向するように配置されている。
第1プレート20aには、第1吸油部材23aが取り付けられた第1取付け部24aが形成されて、第2プレート20bには、第2吸油部材23bが取り付けられた第2取付け部24bが形成されている。ここで本実施形態の第1吸油部材23aおよび第2吸油部材23bは、油等を吸い取ることができる布材を用いている。
詳細な図示は省略するが、第1吸油部材23aおよび第2吸油部材23bそれぞれは、第1取付け部24aおよび第2取付け部24bそれぞれに固定されている。例えば第1および第2取付け部24a、24bに第1および第2吸油部材23a、23bがそれぞれ巻かれるように固定されてもよいし、貼り付けてもよい。
また、第1吸油部材23aおよび第2吸油部材23bは、各ディスク面と接するときに所定の弾性を保つように所定の厚みを形成している。第1取付け部24aおよび第2取付け部24bそれぞれに固定された第1吸油部材23aおよび第2吸油部材23bそれぞれは、各ディスク面に接しているときに、ディスク面それぞれに付着している油分等の汚れを除去することができる。
また、この清掃部14は、第1プレート20aに回転軸方向に並ぶように配置された第1外側押えプレート21aを有する。この第1外側押えプレート21aは、回転軸方向に沿って、ブレーキディスク9と共に第1プレート20aを挟むように配置されている。同様に、この清掃部14は、第2プレート20bに回転軸方向に並ぶように配置された第2外側押えプレート21bを有する。この第2外側押えプレート21bは、回転軸方向に沿って、ブレーキディスク9と共に第2プレート20bを挟むように配置されている。すなわち、巻上げ機1側から、回転軸方向に沿って、第2外側押えプレート21b、第2プレート20b、ブレーキディスク9、第1プレート20a、第1外側押えプレート21aの順に配置されている。
第1取付け部21aおよび第1外側押えプレート21aの間には、回転軸方向に圧縮された状態の第1コイルばね25aが配置されている。この第1コイルばね25aの弾性力によって、第1吸油部材23aは、第1吸油部材23aが接するディスク面を押し付けることが可能になる。同様に、第2取付け部21bおよび第2外側押えプレート21bの間には、回転軸方向に圧縮された状態の第2コイルばね25bが配置されている。この第2コイルばね25bの弾性力によって、第2吸油部材23bは、第2吸油部材23bが接するディスク面を押し付けることが可能になる。これらの第1コイルばね25aおよび第2コイルばね25bによる押圧によって、汚れを除去する性能を向上させている。
ここで、第1吸油部材23aおよび第2吸油部材23bそれぞれは、回転軸7等と干渉しないように且つ各ディスク面に付着する汚れを除去できる最適位置になるように調整されている。この調整は、上記の通り、第1清掃部連結ボルト16aが第1U字形溝部18a内に固定されるときの固定位置、および第2清掃部連結ボルト16bが第2U字形溝部18b内に固定されるときの固定位置により調整されている。
続いて、本実施形態のブレーキディスク清掃装置40を巻上げ機1に装着して、ディスク面を清掃する手順について以下に説明する。
先ず、図6に示すように、第1清掃部連結ボルト16a等に清掃部14を取り付ける。このとき、第1吸油部材23aおよび第2吸油部材23bは、上記のように、第1取付け部24aおよび第2取付け部24bそれぞれに取り付けられている。
続いて、図7に示すように、巻上げ機1に取り付けられている吊ボルト13を取り外す。次に、図8に示すように、取付け部材15を固定する。このとき、上記のように、固定用貫通穴に取付け用ボルト17を貫通させて、吊ボルト用穴に固定する。また、取付け部材15の第1U字形溝部18a等には、第1位置決め用ボルト19a等を暫定的に固定しておく。
次に、図9に示すように、清掃部14が取り付けられた第1清掃部連結ボルト16a等を、第1U字形溝部18a等の内部に取り付けて、ナット22e等で固定する。このとき、清掃部14の第1吸油部材23aおよび第2吸油部材23bそれぞれが、回転軸7等と干渉しないように且つ各ディスク面に付着する汚れを除去できる最適位置になるように調整する。調整後に第1位置決め用ボルト19a等を第1清掃部連結ボルト16a等に隣接した状態で固定する。
この後に、図10に示すように、第1プレート20aおよび第2プレート20bそれぞれを固定しているナット22a、22b等によって、第1吸油部材23aおよび第2吸油部材23bが各ディスク面に接するように調整する。このとき、第1および第2プレート20a、20bは、互いに近づく方向(図10に示す矢印X)に移動させる。さらに、図11に示すように、第1外側押えプレート21aおよび第2外側押えプレート21bそれぞれを固定しているナット22c、22d等によって、第1吸油部材23aおよび第2吸油部材23bが各ディスク面を図中の矢印Yの方向に押圧するように調整する。
この状態で、ブレーキディスク9を回転させて、各ディスク面に付着している油等の汚れを除去する。また、各ディスク面を同時に清掃するとこが可能である。
ここで、第1吸油部材23aおよび第2吸油部材23bを交換して再び清掃するときは、先ず、清掃部14が取り付けられた状態の第1および第2清掃部連結ボルト16a、16bそれぞれを、第1および第2U字形溝部18a、18bから取り外す。この後に、第1および第2吸油部材23a、23bそれぞれを交換して、再び、清掃部14が取り付けられた状態の第1および第2清掃部連結ボルト16a、16bを第1および第2U字形溝部18a、18bそれぞれに取り付ける。
このとき、上記の通り、第1および第2U字形溝部18a、18bそれぞれには、第1および第2位置決め用ボルト19a、19bそれぞれが取り付けられているため、第1および第2吸油部材23a、23bそれぞれの位置決めが簡素にできる。
以上の説明からわかるように、本実施形態によれば、ブレーキディスク9のディスク面の両面を同時に清掃することが可能になるため、清掃効率が向上する。また、第1コイルばね25aおよび第2コイルばね25bによって各ディスク面を押圧しながら清掃するため、汚れの除去性能を向上させることが可能になる。
また、本実施形態によれば、従来の手作業による清掃に比べてディスク面内をほぼ均一に清掃することも可能になる。さらに、回転しているブレーキディスク9に作業者が手を近づけないで清掃することができるため、より安全にブレーキディスク清掃作業を行うことが可能になる。
したがって、エレベータ用の巻上げ機1のブレーキ装置50を安全に且つ効率よく清掃することが可能になる。
[第2の実施形態]
本発明に係るエレベータの第2の実施形態について、図12を用いて説明する。図12は、本実施形態のエレベータの巻上げ機1およびブレーキディスク清掃装置40を示す正面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態のブレーキディスク清掃装置40の清掃部14は、第1の実施形態と同様に、第1吸油部材23aおよび第2吸油部材23bが取り付けられた第1プレート20aおよび第2プレート20bそれぞれによって、ブレーキディスク9を挟むように構成されている。
第1および第2プレート20a、20bは、弾性特性を備えた板ばねであって、この板ばねの弾性によって第1および第2吸油部材23a、23bを各ディスク面それぞれに押し付けるように構成されている。
この構成により、第1の実施形態で説明した第1および第2外側押えプレート21a、21b、並びに第1および第2コイルばね25a、25bを設けなくても、第1および第2吸油部材23a、23bを各ディスク面それぞれに押し付けることが可能になる。
よって、本実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加え、清掃部14をよりコンパクトに構成することが可能となる。
[第3の実施形態]
本発明に係るエレベータの第3の実施形態について、図13を用いて説明する。図13は、本実施形態のエレベータの巻上げ機1およびブレーキディスク清掃装置40を示す正面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態のブレーキディスク清掃装置40の清掃部14は、第1および第2の実施形態と同様に、第1吸油部材23aおよび第2吸油部材23bが取り付けられた第1プレート20aおよび第2プレート20bそれぞれによって、ブレーキディスク9を挟むように構成されている。
第1プレート20aに取り付けられた第1吸油部材23aは、巻上げ機1がある側のディスク面を押し付けるように配置されて、回転軸方向に対してブレーキディスク9よりも巻上げ機1に遠い方の側で第1および第2清掃部連結ボルト16a、16bそれぞれに取り付けられている。図13では、図4および図5等に示す第2清掃部連結ボルト16bの図示は省略している。
一方、第2プレート20bに取り付けられた第2吸油部材23bは、巻上げ機1がある側と反対側のディスク面を押し付けるように配置されて、回転軸方向に対してブレーキディスク9よりも巻上げ機1に遠い方の側で第1および第2清掃部連結ボルト16a、16bそれぞれに取り付けられている。すなわち、図13のように回転軸方向に垂直な水平方向から清掃部14を見ると、第1プレート20aおよび第2プレート20bは交差しているように見える。
第1清掃部連結ボルト16aには、第1プレート20aおよび第2プレート20bが互いに間隔をあけて取り付けられている。第1プレート20aおよび第2プレート20bの間の第1清掃部連結ボルト16aには、当該間隔が広がる方向に力が作用するように蓄勢された圧縮コイルばね26が巻き回されるように配置されている。
同様に、第2清掃部連結ボルト16bに、第1プレート20aおよび第2プレート20bが互いに間隔をあけて取り付けられて、それらの間には圧縮コイルばねが配置されているが、図示は省略する。
当該圧縮コイルばね26の弾性力は、第1および第2プレート20a、20bが回転軸方向に互いに離れる方向(図13の矢印Aの方向)に作用する。第1および第2プレート20a、20bが互いに離れる方向への移動は、ナット22f等により所定の位置で制限される。
第1および第2プレート20a、20bが第1清掃部連結ボルト16a付近で互いに離れる方向(矢印A方向)に移動するように力が作用することによって、第1および第2吸油部材23a、23bは、各ディスク面に近づく方向(矢印B方向)に力が作用する。これにより、第1および第2吸油部材23a、23bは、各ディスク面を押し付けることができる。
本実施形態によれば、第1の実施形態で得られる効果に加えて、第1プレート20aおよび第2プレート20bの軸方向位置を調整するだけで、第1および第2吸油部材23a、23bそれぞれを各ディスク面に接触させて押し付けるための位置調整を行うことが可能になる。よって、作業時間が短縮できる。
また、第1の実施形態で説明した第1および第2外側押えプレート21a、21b等を設ける必要がないため、清掃部14をよりコンパクトに構成することが可能になる。
[第4の実施形態]
本発明に係るエレベータの第4の実施形態について、図14をおよび図15を用いて説明する。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
図14は、本実施形態のエレベータの巻上げ機1およびブレーキディスク清掃装置40を示す正面図である。図15は、図14のXV-XV矢視側面図である。
本実施形態の清掃部14および取付け部材15の連結は、第1清掃部連結ボルト16aによって連結されている。取付け部材15の清掃部連結ボルト固定面部15aは、回転軸7に垂直に広がる面を有するものであって、当該面部には、図15に示すように、第1U字形溝部18aが形成されている。この第1U字形溝部18a内に、第1清掃部連結ボルト16aが配置されて、ナット22e等により固定されている。
第1および第2プレート20a、20bそれぞれは、第1清掃部連結ボルト16aを中心に回動可能に取り付けられている。第1および第2プレート20a、20b等の構成は、第1の実施形態と同様である。
この構成によれば、第1および第2吸油部材23a、23bを交換するときには、第1および第2プレート20a、20bを第1清掃部連結ボルト16aに固定しているナット22a、22b等を緩めて、第1清掃部連結ボルト16aを中心に第1および第2プレート20a、20bを回動させる。これにより、第1および第2吸油部材23a、23bが各ディスク面から半径方向に離れるため、第1および第2吸油部材23a、23bを容易に交換することが可能になる。また、第1清掃部連結ボルト16aを第1U字形溝部18aから取り外さず必要がないため、交換作業をより効率よく行うことが可能になる。
[その他の実施形態]
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
第1の実施形態では、2本の清掃部連結ボルト、すなわち第1および第2清掃部連結ボルト16a、16bによって、第1および第2プレート20a、20b等を固定しているが、これに限らない。例えば、第1および第2清掃部連結ボルト16a、16bの他に、第1清掃部連結ボルト16aの下方に、第3の清掃部連結ボルトを設けて、第1および第2プレート20a、20bを固定してもよい。これにより、第1および第2プレート20a、20bの固定強度を増大させることができる。
また、第1の実施形態の特徴に第2の実施形態の特徴を加えることによって、第1および第2コイルばね25a、25b、並びに第1および第2プレート20a、20bが備える弾性特性によって、第1および第2吸油部材23a、23bを各ディスク面に押し付けてもよい。
また、上記実施形態では、ブレーキディスク清掃装置40を巻上げ機1に固定しているが、これに限らない。例えば昇降路壁面に設けられているボルト穴等に固定してもよい。
また、第1および第2吸油部材23a、23bを各ディスク面に押し付ける方法は、上記実施形態に限られない。
1…巻上げ機、2…メインロープ、3…乗りかご、4…釣合い錘、5…そらせシーブ、6…メインシーブ、7…回転軸、8…モータ部、9…ブレーキディスク、10…ブレーキパッド、12…クランパ、13…吊ボルト、14…清掃部、15…取付け部材、15a…清掃部連結ボルト固定面部、15b…巻上げ機取付け部、16a…第1清掃部連結ボルト、16b…第2清掃部連結ボルト、17…取付け用ボルト、17b…第1連結用ボルト、18a…第1U字形溝部、18b…第2U字形溝部、19a…第1位置決め用ボルト、19b…第2位置決め用ボルト、20a…第1プレート、20b…第2プレート、21a…第1外側押えプレート、21b…第2外側押えプレート、22a〜22f…ナット、23a…第1吸油部材、23b…第2吸油部材、24a…第1取付け部、24b…第2取付け部、25a…第1コイルばね、25b…第2コイルばね、26…圧縮コイルばね、40…ブレーキディスク清掃装置、50…ブレーキ装置

Claims (10)

  1. 昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、
    前記乗りかごを吊るメインロープと、
    水平な回転軸を回転させるモータ部と、この回転軸の一方の端部近傍に固定されて前記回転軸と共に回転し前記メインロープが懸架された円板状のメインシーブと、前記回転軸と共に回転可能なブレーキディスクと、前記ブレーキディスクのディスク面と接離可能で接しているときに前記ブレーキディスクの回転を制動するブレーキパッドと、を有する巻き上げ機と、
    前記巻き上げ機近傍に配置され、前記ブレーキディスクを清掃するためのブレーキ清掃部と、
    を有するエレベータにおいて、
    前記ブレーキ清掃部は、
    前記巻き上げ機近傍に着脱可能に設けられた取付け部材と、
    前記取付け部材に取り付けられて、前記ブレーキディスクの半径方向外側で前記回転軸に平行に配置されたシャフトと、
    それぞれが両側の前記ディスク面それぞれに接離可能に配置されて、前記ディスク面に接しているときに前記各ディスク面それぞれに付着している少なくとも油分を除去可能に構成された吸油部材と、
    それぞれに前記吸油部材が取り付けられて、それぞれが前記シャフトに固定されて前記各吸油部材が前記ブレーキディスクを押圧しながら互いに挟み込むように構成された押え部材対と、
    を有することを特徴とするエレベータ。
  2. 前記押え部材対は2枚の板ばねにより構成されて、この板ばねの弾性力によって前記吸油部材が前記ディスク面に押し付けられるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記ブレーキディスクの両側それぞれで、前記押え部材対の各押え部材それぞれと、互いに対向するように配置された外側押え板と、
    互いに対向する前記外側押え板および押え部材の間に圧縮された状態で配置された押付け用ばねと、
    を有し、
    前記押付け用ばねの弾性力によって、前記吸油部材が前記ディスク面に押し付けられるように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータ。
  4. 前記ブレーキディスクは、前記ディスク面が前記回転軸に垂直になるように配置されて、
    前記押え部材対は、前記吸油部材が取り付けられた第1板材および第2板材により前記ブレーキディスクを挟み込むように構成されて、
    前記第1部材は、前記巻き上げ機がある側の前記ディスク面に前記吸油部材を押し付けて、前記ブレーキディスクよりも前記巻き上げ機に遠い方の側で前記シャフトに固定されて、
    前記第2部材は、前記巻き上げ機がある側と反対側の前記ディスク面に前記吸油部材を押し付けて、前記ブレーキディスクよりも前記巻き上げ機に近い方の側で前記シャフトに固定されて、
    前記シャフトには、前記第1部材および第2部材が互いに間隔をあけて取り付けられて、
    前記第1部材および第2部材の間の前記シャフトには、前記間隔が広がる方向に蓄勢された弾性部材が設けられていること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータ。
  5. 前記弾性部材は、前記シャフトの周りに巻きまわされた圧縮コイルばねであることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ。
  6. 前記シャフトは、前記取付け部材に着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のエレベータ。
  7. 前記取付け部材は、
    前記シャフトの長手方向に垂直に広がる面を有するシャフト固定面部が形成されて、
    前記シャフト固定面部には、前記回転軸の半径方向外側から内側に向かって延びるようにU字形溝部が形成されて、
    前記U字形溝部には、前記シャフトが所定位置で着脱可能に配置されていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のエレベータ。
  8. 前記U字形溝部内で且つ前記シャフトよりも底側には、位置決め用ボルトが挿入されて、ナットにより固定されていること、
    を特徴とする請求項7に記載のエレベータ。
  9. 前記取付け部材は、前記巻き上げ機近傍に着脱可能に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載のエレベータ。
  10. 水平な回転軸と共に回転可能なブレーキディスクと、前記ブレーキディスクのディスク面と接離可能で接しているときに前記ブレーキディスクの回転を制動するブレーキパッドとを有する巻き上げ機を備えたエレベータのブレーキディスク清掃装置において、
    前記巻き上げ機近傍に着脱可能に設けられた取付け部材と、
    前記取付け部材に着脱可能で、取り付けられているときに、前記ブレーキディスクの半径方向外側で前記回転軸に平行になるように配置されたシャフトと、
    それぞれが両側の前記ディスク面それぞれに接離可能に配置されて、前記ディスク面に接しているときに前記各ディスク面それぞれに付着している少なくとも油分を除去可能に構成された吸油部材と、
    それぞれに前記吸油部材が取り付けられて、それぞれが前記シャフトに固定されて前記各吸油部材が前記ブレーキディスクを押圧しながら互いに挟み込むように構成された押え部材対と、
    を有することを特徴とするブレーキディスク清掃装置。
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