JP2011051653A5 - - Google Patents
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しかし、従来の袋詰め装置のトレイは底面がフラットで滑りやすい為、シート状の物品、例えばソースや味噌を収納した小袋などを起立した状態で袋内に押し込もうとすると、小袋が転倒して、収納ミスが発生するおそれがあり、袋詰め作業が困難であるという問題点があった。
そこで本発明は、不安定な物品を安定的に袋内に収納することができる袋詰め装置を提供するものであり、横方向に支持された袋の袋口にトレイを差し入れて、トレイに載せられた物品を袋内にプッシャーで押し込んでシールする包装装置の袋詰め装置であって、トレイに載せられた物品の滑りを止めて転倒を防止する突起をトレイ底部に配置し、トレイ底部から前記突起が出退するストッパー機構を設けたことを特徴とする。
本発明は前記構成により、物品の滑り止めとなる突起がトレイ底部から出退するため、不安定なシート状の物品であっても、この突起が物品の滑りを止めて転倒することを防止する。このため、不安定なシート状の物品であっても安定的に物品の袋詰め作業を行うことができる。
(D)のポジションで、メインプッシャー8を用いて袋内へ物品9の充填が行われる。(E)のポジションで袋3の折り目を整え、(F)のポジションでシール装置10により袋口3Aをシールする。(G)のポジションで袋口3Aをシールした袋3を排出用コンベヤ11により排出する。
トレイ12は、図5に示すように、両側に側板12Aが直角に立設してチャネル状に形成されており、先端部と後端部は開放されている。なお、先端部は平面視において台形状をしている。トレイ12の後部底面に、ブロック22が固定されて、このブロック22から下方にローラ23が突出して軸支されている。このローラ23は後述する誘導溝41に沿って移動するため、誘導溝41の曲がり具合に応じて、トレイ12がスライドバー20,21に支持されながら摺動する。
前記突起25Aを上下方向に出退するための昇降機構27を図2乃至図4を用いて説明する。前記のように、ストッパー機構25のバネ板25Bはトレイ12の裏面から離間する方向に取り付けられているので、通常、図3に示すように、突起25Aはスリット26から抜け出した状態にある。このストッパー機構25の突起25Aをスリット26に挿通するための機構が図3、図4に示す昇降機構27である。
次に、図6を用いて本発明の袋詰め装置の作動を説明する。
図6の説明図では無限軌道13の移動は左から右方向に移動し、トレイ12も左から右方向に搬送される。前記誘導溝41は、図2に示すように、トレイ12の後部の下方に敷設されており、ローラ23を誘導する。
図6の説明図では無限軌道13の移動は左から右方向に移動し、トレイ12も左から右方向に搬送される。前記誘導溝41は、図2に示すように、トレイ12の後部の下方に敷設されており、ローラ23を誘導する。
図6の(II)のポジションから(III)のポジションでは、誘導溝41がセンター方向に曲がっており、(II)から(III)のポジションではローラ23を介してトレイ12をセンター方向に誘導してトレイ12の先端が無限軌道13の側縁から突出している。
(IV)のポジションでは、誘導溝41の欠損部に在ったローラ23をメインプッシャー8の押出しバー8Aによりトレイ12をロータリー包装装置1に支持された袋3の袋口3A側に押し出す。同時にメインプッシャー8のプッシャー8Bは物品9を袋内に押し込む。
前記の実施の形態では、ストッパー機構25の突起25Aは一片だけであったが、この突起25Aは一片に限定されるものではなく、図7に示すように、トレイの長手方向の2箇所、特にトレイ12の先端部分に設けてもよい。これにより、図6の(III)のポジションから(IV)のポジションにトレイ12が移動するときに、プッシャー39Aの押し出し後の移動により物品9がトレイ12から落下する心配がない。また、突起25Aの形状についても図8に示すように、トレイの底部の横に広く形成したものであってもよいし、2分割、3分割したものであってもよい。さらに、トレイの底面に物品の滑りを抑えるための塗装を塗布したり、シートを貼り付けたりしてもよい。
Claims (4)
- 横方向に支持された袋の袋口にトレイを差し入れて、トレイに載せられた物品を袋内にプッシャーで押し込んでシールする包装装置の袋詰め装置であって、
トレイ底部に突起を配置し、トレイ底部から前記突起が出退して、トレイに載せられた物品の滑りを止めて転倒を防止するストッパー機構を設けたことを特徴とする袋詰め装置。 - 前記トレイはチャネル状に形成され、該トレイの底部にスリットが形成され、物品の滑り止めとなる前記突起が前記スリットから出退するストッパー機構を備え、
前記ストッパー機構は、バネ板に前記突起が設けられ、トレイ底面に該バネ板の一端を固定し、先端側はトレイから離間し、前記バネ板の先端側を昇降機構により昇降させることを特徴とする請求項1に記載の袋詰め装置。 - 前記昇降機構は、高低差を有する昇降台と、前記昇降台上を転動する誘導ローラと、この誘導ローラの昇降動と連動して、バネ板の先端側に当接、離間して前記突起をスリットに出退させる昇降ローラと、を備えた請求項2に記載の袋詰め装置。
- 無限軌道を周回する複数のトレイに、複数の物品を載せるために、トレイ上方に物品を整頓して載せるためのガイド壁を設けたことを特徴とする請求項1に記載の袋詰め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009217982A JP5457120B2 (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | 袋詰め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009217982A JP5457120B2 (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | 袋詰め装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011051653A JP2011051653A (ja) | 2011-03-17 |
JP2011051653A5 true JP2011051653A5 (ja) | 2012-09-27 |
JP5457120B2 JP5457120B2 (ja) | 2014-04-02 |
Family
ID=43941093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009217982A Active JP5457120B2 (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | 袋詰め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5457120B2 (ja) |
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CN116869334A (zh) * | 2022-08-01 | 2023-10-13 | 南通理工学院 | 一种视觉传达平台的使用方法 |
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JPH0437047Y2 (ja) * | 1988-06-24 | 1992-09-01 | ||
JPH06144403A (ja) * | 1992-11-10 | 1994-05-24 | Toyo Jidoki Co Ltd | 横型袋詰包装機 |
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2009
- 2009-08-31 JP JP2009217982A patent/JP5457120B2/ja active Active
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