JP2011049694A - D/a変換器のアナログ電流の生成方法及びd/a変換器 - Google Patents

D/a変換器のアナログ電流の生成方法及びd/a変換器 Download PDF

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Toshiro Endo
敏朗 遠藤
Hisao Suzuki
久雄 鈴木
Tsutomu Tanii
努 谷井
Hideki Haneda
秀貴 羽根田
Hirofumi Hamada
寛文 濱田
Fumihito Komakine
文仁 駒木根
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Abstract

【課題】定電流源の精度ばらつきがあっても、単調増加特性を確保できるD/A変換器を提供する。
【解決手段】第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4の中から1つ選択し、その選択した定電流源の定電流を4つに分流して4個の単位電流源を生成し、デジタル値が1つ増加する毎に、その生成した4個の単位電流源の単位電流を使って加算して下位ビット用の第1アナログ電流Ia1を生成するとともに、下位ビット用の第1アナログ電流Ig1を生成するために先に選択されて4個の単位電流源を生成した1つ又は複数の定電流源の定電流にて上位ビット用の第2アナログ電流を生成し、下位ビット用の第1アナログ電流Ia1と上位ビット用の第2アナログ電流Ia2とを加算してアナログ電流IAを順次生成するようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、D/A変換器のアナログ電流の生成方法及びD/A変換器に関する。
D/A変換器(デジタル・アナログ変換器)は、各種電子機器、例えば画像装置、オーディオ装置に広く使用されている。D/A変換器には、複数の電流源を設け、これらの電流源をデジタル信号に応じて選択させて、デジタル信号に対応するアナログ電流を生成する電流加算型D/A変換器がある(例えば、特許文献1)。
図9(a)に従来の電流加算型D/A変換器の回路図を示す。
図9(a)において、D/A変換器1は、NチャネルMOSトランジスタよりなる一対のトランジスタT1,T2で構成したカレントミラー回路2を有し、カレントミラー回路2のダイオード接続された入力側トランジスタT1は、選択回路3を介して定電流生成回路4の複数の第1〜第5定電流源I1〜I5にそれぞれ接続されるようになっている。これら第1〜第5定電流源I1〜I5は、一般的にNチャネルMOSトランジスタにて形成されている。
ここで、第1定電流源I1は、1ビット分に相当する電流値(単位電流値i)の定電流を出力する電流源である。第2定電流源I2は、第1定電流源I1の単位電流値iの2倍に相当する電流値(=2×i)の定電流を出力する電流源である。第3定電流源I3、第4定電流源I4及び第5定電流源I5は、それぞれ第1定電流源I1の単位電流値iの4倍に相当する電流値(=4×i)の定電流を出力する電流源である。
また、選択回路3は、第1〜第5スイッチSWA〜SWEを有し、それぞれ対応する第1〜第5定電流源I1〜I5にその一端が接続されている。そして、第1〜第5スイッチSWA〜SWEが端子bに接続されると、入力側トランジスタT1は第1〜第5定電流源I1〜I5に接続される。反対に、第1〜第5スイッチSWA〜SWEが端子aに接続されると、入力側トランジスタT1は第1〜第5定電流源I1〜I5と遮断される。
選択回路3の第1〜第5スイッチSWA〜SWEは、入力コード(デジタル信号)に基づいて、スイッチ動作し、カレントミラー回路2の入力側トランジスタT1と第1〜第5定電流源I1〜I5とを接続する。
図10(a)は、D/A変換器1の動作を説明する説明図であって、入力コード(デジタル信号)に対する選択回路3の第1〜第5スイッチSWA〜SWEの動作を示す表である。
図10(a)において、例えば、入力コードが10進数で「1」(2進数では「0001」)の時、第1スイッチSWAは、端子bに接続され、第2〜第4スイッチSWB〜SWEは、端子aに接続される。その結果、入力側トランジスタT1には、第1定電流源I1の定電流(=1×i)が流れ、カレントミラー回路2の出力側トランジスタT2に接続された負荷抵抗Rに同じ値の定電流(=1×i)が流れる。
そして、10進数で「1」の入力コードに対して、入力側トランジスタT1と負荷抵抗Rの接続点に設けた出力端子Poから、アナログ電圧Aout(=(i×1)R)が出力される。
また、例えば、入力コードが10進数で「3」(2進数では「0011」)の時、第1及び第2スイッチSWA,SWBは、端子bに接続され、第3〜第5スイッチSWC〜SWEは、端子aに接続される。その結果、入力側トランジスタT1には、第1定電流源I1の定電流(=i)と第2定電流源I2の定電流(=i×2)を加算した値(=i×3)の電流が流れ、カレントミラー回路2の出力側トランジスタT2に接続された負荷抵抗Rにその加算した同じ値の定電流(=i×3)が流れる。
そして、10進数「3」の入力コードに対して、出力端子Poからアナログ電圧Aout(=(i×3)R)が出力される。
因みに、このD/A変換器1は、「0」〜「15」の入力コードに対して、図10(a)に示すように、アナログ電圧Aoutが「0」〜「(i×15)R」に変換され、入力コードに対してアナログ電圧Aoutが単調増加特性となる。
特開平6−303137号公報
ところで、上記D/A変換器1において、プロセスばらつきによって、第1〜第5定電流源I1〜I5の精度がばらつくことがある。このばらつき量によって、入力コードを上昇させているにも拘わらずアナログ電圧Aoutが下降して単調増加特性が確保できなくなる場合がある。
例えば、第3定電流源I3にばらつきが発生して、第3定電流源I3の定電流値が「4×i」が、「2.8×i」になった場合、図10(b)に示すように、入力コード「3」から入力コード「4」に移るとき、アナログ電圧Aoutが「(i×3)R」から「(i×2.8)R」と一旦下がることになる。これによって、D/A変換器1は、その単調増加特性を確保できず、D/A変換器1の特性として致命的になる可能性がある。
これは、図9(b)に示す、第1〜第5定電流源I1〜I5がPチャネルMOSトランジスタにて形成されている定電流生成回路4を高電位電源線側に接続したD/A変換器であっても同様であった。
本発明は、D/A変換器において、定電流源の精度ばらつきがあっても、単調増加特性を確保できることを目的とする。
本発明の一観点によれば、デジタル値が1つ増加する毎に、単位電流を加算してアナログ電流を生成するD/A変換器のアナログ電流の生成方法であって、定電流を出力する複数の定電流源を設け、その複数の定電流源の中から切換回路にて1つ選択し、その選択した定電流源の定電流をn個(nは2以上の自然数)に分流してn個の単位電流源を生成し、前記デジタル値が1つ増加する毎に、その生成したn個の単位電流源の単位電流を使って加算して下位ビット用の第1アナログ電流を前記アナログ電流として生成するとともに、さらに、前記デジタル値が増加した時、前記切換回路にて次の新たな前記定電流源を選択しその新たに選択した定電流源にてn個の新たな単位電流源を生成し、そのn個の新たな単位電流源の単位電流を使って新たな下位ビット用の第1アナログ電流を生成するとともに、先に前記切換回路にて選択され下位ビット用の第1アナログ電流の生成のために利用された1つ又は複数の前記定電流源を選択回路にて選択し、前記選択回路にて選択した1つ又は複数の前記定電流源の定電流を上位ビット用の第2アナログ電流として前記下位ビット用の第1アナログ電流と加算して前記アナログ電流を順次生成するようにした。
D/A変換器において、電流源の精度ばらつきがあっても、単調増加特性を確保できる。
D/A変換器の回路図 D/A変換器の動作説明図 D/A変換器の動作説明図 D/A変換器の動作説明図 D/A変換器の動作説明図 別のD/A変換器の回路図 別のD/A変換器の回路図 別のD/A変換器の回路図 (a)(b)従来のD/A変換器の回路図 (a)(b)従来のD/A変換器の動作説明図
以下、実施形態を図1及び図2に従って説明する。
図1は、D/A変換器の電気回路を示す。D/A変換器10は、下位ビットアナログ電流生成回路を構成するとともに単位電流源生成回路としての第1カレントミラー回路CM1を有している。第1カレントミラー回路CM1は、PチャネルMOSトランジスタよりなる第1アナログ電流用入力側トランジスタとしての下位ビット用入力トランジスタT10と、同じくPチャネルMOSトランジスタよりなる第1アナログ電流用出力側トランジスタとしてのn個(本実施形態では4個)の下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14とを含んでいる。
下位ビット用入力トランジスタT10は、ダイオード接続され、ソース端子が高電位電源線L1に接続され、ゲート端子が下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14の各ゲート端子に接続されている。従って、下位ビット用入力トランジスタT10は、第1〜第4出力トランジスタT11〜T14との間でミラー接続されてカレントミラー回路を構成している。
尚、下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14のゲートサイズは、下位ビット用入力トランジスタT10のゲートサイズに対して、4分の1のサイズにしている。従って、下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14には、下位ビット用入力トランジスタT10に流れる電流の電流値に対して4分の1の値の電流が流れることになる。
また、下位ビット用入力トランジスタT10のドレイン端子は、下位ビットアナログ電流生成回路、切換回路又は第2選択回路を構成する切換回路11を介して定電流生成回路12に接続される。
定電流生成回路12は、複数(本実施形態では4個)の第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4を含んでいる。第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4は、1ビット分に相当する電流値(単位電流値i)に対して、4倍に相当する電流値(=4×i)の定電流をそれぞれ出力する定電流源である。
尚、本実施形態では、これら第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4は、NチャネルMOSトランジスタにて形成されている。
切換回路11は、第1〜第4切換スイッチSA1〜SA4を有し、それぞれ対応する第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4に接続されている。第1〜第4切換スイッチSA1〜SA4は、それぞれ第1端子a、第2端子b及び第3端子cを有している。そして、第1〜第4切換スイッチSA1〜SA4は、それぞれ第1端子aと接続されると、対応する第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4と下位ビット用入力トランジスタT10のドレイン端子とがそれぞれ接続させるようになっている。
また、第1〜第4切換スイッチSA1〜SA4は、それぞれ第2端子bと接続されると、PチャネルMOSトランジスタよりなる定電流用トランジスタT15を介して高電位電源線L1にそれぞれ接続させるようになっている。さらに、第1〜第4切換スイッチSA1〜SA4は、それぞれ第3端子cと接続されると、第2カレントミラー回路CM2にそれぞれ接続させるようになっている。
そして、第1〜第4切換スイッチSA1〜SA4は、デコーダ13からの第1〜第4切換スイッチSA1〜SA4に対する第1〜第4切換制御信号A1〜A4に基づいて、第1〜第3端子a〜cの何れかに接続されるようになっている。尚、本実施形態では、第1〜第4切換スイッチSA1〜SA4が、2以上同時に、第1端子aに接続されることが起きないようになっている。
従って、例えば、第1切換スイッチSA1が第1端子aに接続されると、下位ビット用入力トランジスタT10は第1定電流源Ig1と接続される。その結果、下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14は、それぞれ第1定電流源Ig1の定電流(=4×i)の4分の1の電流(=i/4)がそれぞれ流れる単位電流源となる。また、第2切換スイッチSA2が第1端子aに接続されると、下位ビット用入力トランジスタT10は第2定電流源Ig2と接続される。その結果、下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14は、第2定電流源Ig2の定電流(=4×i)の4分の1の電流(=i/4)がそれぞれ流れる単位電流源となる。
因みに、第3切換スイッチSA3が第1端子aにそれぞれ接続されると、下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14には第3定電流源Ig3の定電流(=4×i)の4分の1の電流(=i/4)がそれぞれ流れる単位電流源となる。また、第4切換スイッチSA4が第1端子aにそれぞれ接続されると、下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14は、第4定電流源Ig4の定電流(=4×i)の4分の1の電流(=i/4)がそれぞれ流れる単位電流源となる。
下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14は、ソース端子が高電位電源線L1にそれぞれ接続され、各ドレイン端子がそれぞれ第1選択回路としての選択回路14を介して負荷抵抗Rを介して低電位電源線L2にそれぞれ接続されるようになっている。また、下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14の各ドレイン端子は、それぞれ選択回路14によって、ダイオード接続されたNチャネルMOSトランジスタよりなる定電流用トランジスタT16を介して低電位電源線L2にそれぞれ接続されるようになっている。
下位ビットアナログ電流生成回路を構成する選択回路14は、第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4を有し、それぞれ対応する下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14のドレイン端子に接続されている。第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4は、それぞれ第1端子a及び第2端子bを有している。そして、第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4は、それぞれ第2端子bと接続されると、負荷抵抗Rと対応する下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14のドレイン端子とをそれぞれ接続させるようになっている。
そして、第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4は、デコーダ13からの第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4に対する第1〜第4選択制御信号B1〜B4に基づいて、第1又は第2端子a,bのいずれかに接続されるようになっている。
従って、例えば、下位ビット用入力トランジスタT10が第1定電流源Ig1と接続されている状態において、第1選択スイッチSB1が第2端子bに接続されると、下位ビット用第1出力トランジスタT11は第1定電流源Ig1の定電流(=4×i)の4分の1の単位電流(=1×i)を負荷抵抗Rに流す。その結果、負荷抵抗Rには第1定電流源Ig1にて生成された単位電流(=1×i)が下位ビット用の第1アナログ電流Ia1として流れることになる。
さらに、加えて、第2選択スイッチSB2が第2端子bに接続されると、下位ビット用第2出力トランジスタT12は第1定電流源Ig1の定電流(=4×i)の4分の1の単位電流(=1×i)を負荷抵抗Rに流す。その結果、負荷抵抗Rには第1及び第2出力トランジスタT11,T12の2つの単位電流(=i)を加算した電流(=2×i)が下位ビット用の第1アナログ電流Ia1として流れることになる。
さらにまた、加えて、第3選択スイッチSB3が第2端子bに接続されると、下位ビット用第3出力トランジスタT13は第1定電流源Ig1の定電流(=4×i)の4分の1の単位電流(=1×i)を負荷抵抗Rに流す。その結果、負荷抵抗Rには、第1、第2及び第3出力トランジスタT11〜T13の3つの単位電流(=1×i)を加算した電流(=3×i)が下位ビット用の第1アナログ電流Ia1として流れることになる。
因みに、第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4の全てが第2端子bに接続されると、下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14から第1定電流源Ig1の定電流(=4×i)の4分の1の単位電流(=i)が負荷抵抗Rに流れる。その結果、負荷抵抗Rには、第1〜第4出力トランジスタT11〜T14の4つの単位電流(=i)を加算した電流(=4×i)が下位ビット用の第1アナログ電流Ia1として流れることになる。
同様に、下位ビット用入力トランジスタT10が、第2定電流源Ig2〜第4定電流源Ig4のいずれかと接続されている場合も、その接続された定電流源に基づく単位電流源が4個生成され、生成された4個の単位電流源の単位電流が第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4に基づいて適宜加算されて負荷抵抗Rに下位ビット用の第1アナログ電流Ia1として流れるようになっている。
また、D/A変換器10は、上位ビットアナログ電流生成回路を構成する第2カレントミラー回路CM2を有している。第2カレントミラー回路CM2は、PチャネルMOSトランジスタよりなる上位ビット用入力トランジスタT20と、同じくPチャネルMOSトランジスタよりなる上位ビット用出力トランジスタT21とを含んでいる。
上位ビット用入力トランジスタT20は、ダイオード接続され、ソース端子が高電位電源線L1に接続され、ゲート端子が上位ビット用出力トランジスタT21のゲート端子に接続されている。従って、上位ビット用入力トランジスタT20は、上位ビット用出力トランジスタT21との間でミラー接続されてカレントミラー回路を構成している。
また、上位ビット用出力トランジスタT21は、ソース端子が高電位電源線L1に接続され、ドレイン端子が負荷抵抗Rを介して低電位電源線L2に接続されている。上位ビット用出力トランジスタT21のドレイン端子と負荷抵抗Rの接続点が出力端子Poに接続され、該出力端子Poからアナログ電圧Aoutが出力されるようになっている。
尚、上位ビット用入力トランジスタT20と、上位ビット用出力トランジスタT21は、そのゲートサイズを同じにしている。従って、上位ビット用出力トランジスタT21には、上位ビット用入力トランジスタT20と同じ値の電流が流れる。
また、上位ビット用入力トランジスタT20のドレイン端子は、切換回路11の各第3端子cの接続され、同切換回路11を介して定電流生成回路12に接続される。
従って、例えば、第1切換スイッチSA1が第3端子cに接続されると、上位ビット用入力トランジスタT20は第1定電流源Ig1と接続される。その結果、負荷抵抗Rには第1定電流源Ig1の定電流(=4×i)が上位ビット用の第2アナログ電流Ia2として流れることになる。また、第1及び第2切換スイッチSA1,SA2が第3端子cにそれぞれ接続されると、上位ビット用入力トランジスタT20は第1及び第2定電流源Ig1,Ig2と接続される。その結果、負荷抵抗Rには第1及び第2定電流源Ig1,Ig2の2つの定電流(=4×i)を加算した定電流(=8×i)が上位ビット用の第2アナログ電流Ia2として流れることになる。
因みに、第1〜第3切換スイッチSA1〜SA3が第3端子cにそれぞれ接続されると、負荷抵抗Rには第1〜第3定電流源Ig1〜Ig3の3つの定電流(=4×i)を加算した電流(=12×i)が上位ビット用の第2アナログ電流Ia2として流れることになる。
次に、切換回路11及び選択回路14の各切換スイッチを切換制御するデコード回路としてのデコーダ13について説明する。
デコーダ13は、図示しない外部装置から4ビットのデジタル値よりなる入力コードDiを入力し、その入力コードDiのデジタル値をデコードして、切換回路11の第1〜第4切換スイッチSA1〜SA4に対する第1〜第4切換制御信号A1〜A4と、選択回路14の第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4に対する第1〜第4選択制御信号B1〜B4を生成する。
「1」〜「15」の10進数のデジタル値からなる入力コードDiが入力されると、デコーダ13は、「1」〜「15」のデジタル値に対する第1〜第4切換スイッチSA1〜SA4をそれぞれ切換制御する3値からなる第1〜第4切換制御信号A1〜A4、及び、第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4をそれぞれ切換制御する2値からなる第1〜第4選択制御信号B1〜B4を出力する。
第1切換制御信号A1は、切換回路11の第1切換スイッチSA1に対する信号であって、第1切換スイッチSA1を第1端子a、第2端子b,第3端子cのいずれかに接続させるための信号である。また、第2切換制御信号A2は、切換回路11の第2切換スイッチSA2に対する信号であって、第2切換スイッチSA2を第1端子a、第2端子b,第3端子cのいずれかに接続させるための信号である。
さらに、第3切換制御信号A3は、切換回路11の第3切換スイッチSA3に対する信号であって、第3切換スイッチSA3を第1端子a、第2端子b,第3端子cのいずれかに接続させるための信号である。さらにまた、第4切換制御信号A4は、切換回路11の第4切換スイッチSA4に対する信号であって、第4切換スイッチSA4を第1端子a、第2端子b,第3端子cのいずれかに接続させるための信号である。
一方、第1選択制御信号B1、選択回路14の第1選択スイッチSB1に対する信号であって、第1選択スイッチSB1を第1端子a、第2端子bのいずれかに接続させるための信号である。また、第2選択制御信号B2は、選択回路14の第2選択スイッチSB2に対する信号であって、第2選択スイッチSB2を第1端子a、第2端子bのいずれかに接続させるための信号である。
さらに、第3選択制御信号B3は、選択回路14の第3選択スイッチSB3に対する信号であって、第3選択スイッチSB3を第1端子a、第2端子bのいずれかに接続させるための信号である。さらにまた、第4選択制御信号B4は、選択回路14の第4選択スイッチSB4に対する信号であって、第4選択スイッチSB4を第1端子a、第2端子bのいずれかに接続させるための信号である。
そして、デコーダ13は、「0」〜「15」の10進数のデジタル値からなる入力コードDiをデコードして、図2に示すように、第1〜第4切換スイッチSA1〜SA4及び第1選択スイッチSB1〜SB1がそれぞれの端子に接続されるように、3値の第1〜第4切換制御信号A1〜A4、及び、2値の第1〜第4選択制御信号B1〜B4を出力するようになっている。
因みに、入力コードDi(デジタル値)が「0」〜「4」においては、以下のようになる。
まず、第1切換スイッチSA1が入力コードDiが「0」〜「4」の間では、第1端子aに接続され続けられ、第1定電流源Ig1が第1切換スイッチSA1を介して第1カレントミラー回路CM1に接続される。また、他の第2〜第4定電流源Ig2〜Ig4は、第1カレントミラー回路CM1、第2カレントミラー回路CM2のいずれにも接続されず、第2〜第4切換スイッチSA2〜SA4が第2端子bを介して定電流用トランジスタT15に接続される。
従って、第1カレントミラー回路CM1は、入力コードDiが「0」〜「4」の間では、第1定電流源Ig1を用いて、第1〜第4出力トランジスタT11〜T14にて4個の単位電流(=i)を生成することになる。
(入力コードDiが「0」)
第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4の全てが第1端子aに接続されるため、負荷抵抗Rに流れを下位ビット用の第1アナログ電流Ia1は発生しない。
(入力コードDiが「1」)
図3に示すように、第1選択スイッチSB1のみが第2端子bに接続される。そのため、負荷抵抗Rには第1出力トランジスタT11にて生成された単位電流(=1×i)が下位ビット用の第1アナログ電流Ia1(=1×i)として流れることになる。
(入力コードDiが「2」)
第1及び第2選択スイッチSB1,SB2とが第2端子bに接続される。そのため、負荷抵抗Rには第1出力トランジスタT11及び第2出力トランジスタT12にてそれぞれ生成された2つの単位電流(=1×i)が加算されて下位ビット用の第1アナログ電流Ia1(=2×i)として流れることになる。
(入力コードDiが「3」)
第1〜第3選択スイッチSB1〜SB3が第2端子bに接続される。そのため、負荷抵抗Rには第1〜第3出力トランジスタT11〜T13にてそれぞれ生成された3つの単位電流(=1×i)が加算されて下位ビット用の第1アナログ電流Ia1(=3×i)として流れることになる。
(入力コードDiが「4」)
第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4の全てが第2端子bに接続される。そのため、負荷抵抗Rには第1〜第4出力トランジスタT11〜T14の全てで生成された4つの単位電流(=1×i)が加算されて第1アナログ電流Ia1(=4×i)として流れることになる。つまり、第1定電流源Ig1の定電流が下位ビット用の第1アナログ電流Ia1(=4×i)として負荷抵抗Rに流れる。
従って、入力コードDiが「0」〜「4」の間においては、第1定電流源Ig1にて、4つの単位電流が生成される。そして、入力コードDiが「0」〜「4」の間において、デジタル値が「1」増加する毎に、第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4が第1選択スイッチSB1から順番に第2端子bに接続されるようにし、単位電流を加算させるようにした。その結果、入力コードDiに相対して単位電流が加算された下位ビット用の第1アナログ電流Ia1が生成される。
この時、他の第2〜第4定電流源Ig2〜Ig4は、第2カレントミラー回路CM2の入力トランジスタT20に接続されていないので、第2カレントミラー回路CM2により上位ビット用の第2アナログ電流Ia2の生成はない。
従って、入力コードDiが「0」〜「4」の間においては、第1カレントミラー回路CM1が生成した第1アナログ電流Ia1のみが下位ビット用のアナログ電流IAとして負荷抵抗Rに供給され、入力コードDiに相対したアナログ電圧Aoutを出力端子Poから出力する。
続いて、入力コードDi(デジタル値)が「5」〜「8」の間では、以下のようになる。
まず、入力コードDiが「5」〜「8」の間では、図4に示すように、第1切換スイッチSA1に代わって第2切換スイッチSA2が、第1端子aに接続され続けられ、第2定電流源Ig2が第2切換スイッチSA2を介して第1カレントミラー回路CM1に接続される。
このとき、第1切換スイッチSA1は第1端子aから第3端子cに接続され、第1定電流源Ig1が第1切換スイッチSA1を介して第2カレントミラー回路CM2に接続される。
また、他の第3及び第4定電流源Ig3,Ig4は、第1カレントミラー回路CM1、第2カレントミラー回路CM2のいずれにも接続されず、第3及び第4切換スイッチSA3,SA4が第2端子bを介して定電流用トランジスタT15に接続される。
従って、第1カレントミラー回路CM1は、入力コードDiが「5」〜「8」の間では、第2定電流源Ig2を用いて、第1〜第4出力トランジスタT11〜T14にて4個の単位電流(=i)を生成することになる。
また、第2カレントミラー回路CM2は、先に入力コードDiが「0」〜「4」の時に使用した第1定電流源Ig1の定電流にて上位ビット用の第2アナログ電流Ia2(=4×i)が生成される。
(入力コードDiが「5」)
図4に示すように、第1選択スイッチSB1のみが第2端子bに接続される。そのため、負荷抵抗Rには第1出力トランジスタT11にて生成された単位電流(=1×i)が下位ビット用の第1アナログ電流Ia1(=1×i)として流れることになる。
この時、第1定電流源Ig1は、第2カレントミラー回路CM2の入力トランジスタT20に接続されているので、第2カレントミラー回路CM2により第1定電流源Ig1に定電流に基づく上位ビット用の第2アナログ電流Ia2(=4×i)が生成されている。
従って、入力コードDiが「5」とき、第1カレントミラー回路CM1が生成した下位ビット用の第1アナログ電流Ia1(=1×i)と第2カレントミラー回路CM2が生成した上位ビット用の第2アナログ電流Ia2(=4×i)が加算されたアナログ電流IA(=5×i))が負荷抵抗Rに供給され、入力コードDiに相対したアナログ電圧Aoutを出力端子Poから出力する。
(入力コードDiが「6」)
第1及び第2選択スイッチSB1,SB2とが第2端子bに接続される。そのため、負荷抵抗Rには第1出力トランジスタT11及び第2出力トランジスタT12にてそれぞれ生成された2つの単位電流(=1×i)が加算されて下位ビット用の第1アナログ電流Ia1(=2×i)として流れることになる。
従って、第1カレントミラー回路CM1が生成した下位ビット用の第1アナログ電流Ia1(=2×i)と第2カレントミラー回路CM2が生成した上位ビット用の第2アナログ電流Ia2(=4×i)が加算されたアナログ電流IA(=6×i)が負荷抵抗Rに供給され、入力コードDiに相対したアナログ電圧Aoutを出力端子Poから出力する。
(入力コードDiが「7」)
第1〜第3選択スイッチSB1〜SB3が第2端子bに接続される。そのため、負荷抵抗Rには第1〜第3出力トランジスタT11〜T13にてそれぞれ生成された3つの単位電流(=1×i)が加算されて下位ビット用の第1アナログ電流Ia1(=3×i)として流れることになる。
従って、第1カレントミラー回路CM1が生成した下位ビット用の第1アナログ電流Ia1(=3×i)と第2カレントミラー回路CM2が生成した上位ビット用の第2アナログ電流Ia2(=4×i)が加算されたアナログ電流IA(=7×i)が負荷抵抗Rに供給され、入力コードDiに相対したアナログ電圧Aoutを出力端子Poから出力する。
(入力コードDiが「8」)
第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4の全てが第2端子bに接続される。そのため、負荷抵抗Rには第1〜第4出力トランジスタT11〜T14の全てで生成された4つの単位電流(=1×i)が加算されて下位ビット用の第1アナログ電流Ia1(=4×i)として流れることになる。つまり、第1定電流源Ig1の定電流が下位ビット用の第1アナログ電流Ia1(=4×i)として負荷抵抗Rに流れる。
従って、第1カレントミラー回路CM1が生成した下位ビット用の第1アナログ電流Ia1(=4×i)と第2カレントミラー回路CM2が生成した上位ビット用の第2アナログ電流Ia2(=4×i)が加算されたアナログ電流IA(=8×i)が負荷抵抗Rに供給され、入力コードDiに相対したアナログ電圧Aoutを出力端子Poから出力する。
このように、入力コードDiが「5」〜「8」の間においては、第2定電流源Ig2にて、4個の単位電流が生成される。そして、入力コードDiが「5」〜「8」の間において、デジタル値が「1」増加する毎に、第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4が第1選択スイッチSB1から順番に第2端子bに接続されるようにして、単位電流を加算させるようにした。その結果、入力コードDiに相対して単位電流が加算された下位ビット用の第1アナログ電流Ia1が生成される。
この時、第2カレントミラー回路CM2は、第1定電流源Ig1を入力トランジスタT20に接続させ、第1定電流源Ig1の定電流にて上位ビット用の第2アナログ電流Ia2(=4×i)を生成した。
従って、入力コードDiが「5」〜「8」の間においては、第1カレントミラー回路CM1が第2定電流源Ig2に基づいて生成した下位ビット用の第1アナログ電流Ia1と、第2カレントミラー回路CM2が第1定電流源Ig1に基づいて生成した上位ビット用の第2アナログ電流Ia2とを加算した電流をアナログ電流IAとして負荷抵抗Rに供給され、入力コードDiに相対したアナログ電圧Aoutを出力端子Poから出力する。
以後同様に、入力コードDiが「9」〜「12」の間、及び、入力コードDiが「13」〜「15」の間においても、同様な制御か行われる。
因みに、入力コードDiが「9」〜「12」の間では、第2切換スイッチSA2に代わって第3切換スイッチSA3が、入力コードDiが「9」〜「12」の間では、第1端子aに接続され続けられ、第3定電流源Ig3が第3切換スイッチSA3を介して第1カレントミラー回路CM1に接続される。そして、第1カレントミラー回路CM1は、第3定電流源Ig3から4個の単位電流を生成し、入力コードに応じた下位ビット用の第1アナログ電流Ia1を生成する。
また、第1切換スイッチSA1に加えて、第2切換スイッチSA2が第1端子aから第3端子cに接続され、第1定電流源Ig1と第2定電流源Ig2が第1及び第2切換スイッチSA1,SA2を介して第2カレントミラー回路CM2に接続される。そして、第2カレントミラー回路CM2は、第1定電流源Ig1と第2定電流源Ig2の2つの定電流を加算した上位ビット用の電流(第2アナログ電流Ia2(=8×i))を生成する。
そして、下位ビット用の第1アナログ電流Ia1と上位ビット用の第2アナログ電流Ia2とを加算した電流がアナログ電流IAとして負荷抵抗Rに供給され、入力コードDiに相対したアナログ電圧Aoutを出力端子Poから出力することになる。
また、入力コードDiが「13」〜「15」の間では、第3切換スイッチSA3に代わって第4切換スイッチSA4が、第1端子aに接続され続けられ、第4定電流源Ig4が第4切換スイッチSA4を介して第1カレントミラー回路CM1に接続される。そして、第1カレントミラー回路CM1は、第4定電流源Ig4から4個の単位電流を生成し、入力コードに応じた下位ビット用の第1アナログ電流Ia1を生成する。
また、第1及び第2切換スイッチSA1,SA2に加えて、第3切換スイッチSA3が第1端子aから第3端子cに接続され、第1〜第3定電流源Ig1〜Ig3がそれぞれ第1〜第3切換スイッチSA1〜SA3を介して第2カレントミラー回路CM2に接続される。そして、第2カレントミラー回路CM2は、第1〜第3定電流源Ig1〜Ig3の3つの定電流を加算した上位ビット用の電流(第2アナログ電流Ia2(=12×i))を生成する。
そして、下位ビット用の第1アナログ電流Ia1と上位ビット用の第2アナログ電流Ia2とを加算した電流をアナログ電流IAとして負荷抵抗Rに供給され、入力コードDiに相対したアナログ電圧Aoutを出力端子Poから出力することになる。
因みに、図2は、デコーダ13の入力コードDiに対する第1〜第4切換制御信号A1〜A4と第1〜第4選択制御信号B1〜B4に基づく第1〜第4切換スイッチSA1〜SA4及び第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4の接続状態と、その接続状態におけるアナログ電圧Aoutを示す動作説明図である。
図2において、左欄から右欄に向かって、入力コード欄、切換スイッチ欄、選択スイッチ欄、アナログ電圧欄が順に設けられている。
入力コード欄は、デコーダ13に入力される「0」〜「15」までの入力コードDi(デジタル値)が上から下に順に記載されている。また、入力コード欄には、「0」〜「15」の10進数で表したデジタル値の対応した2進数で表した「0000」〜「1111」の4ビットのデジタル値があわせて記載されている。
切換スイッチ欄は、左欄のデジタル値に対応する第1〜第4切換制御信号A1〜A4に基づいて、第1〜第4切換スイッチSA1〜SA4がそれぞれ接続される端子a,b,cが示されている。
選択スイッチ欄は、左欄のデジタル値に対応する第1〜第4選択制御信号B1〜B4に基づいて、第1〜第4切換スイッチSB1〜SB4がそれぞれ接続される端子a,bが示されている。
アナログ電圧欄は、左欄のデジタル値に対応する出力端子Poから出力されるアナログ電圧Aoutが示されている。
図2から明らかなように、入力コードDiが「0」〜「4」の時には、第1定電流源Ig1にて下位ビット用の第1アナログ電流Ia1が生成され、「0」〜「4」の入力コードDiに対して「0」〜「(i×4)R」のアナログ電圧Aoutが出力される。
入力コードDiが「5」〜「8」の時には、第1定電流源Ig1にて上位ビット用の第2アナログ電流Ia2が生成され、第2定電流源Ig2にて下位ビット用の第1アナログ電流Ia1が生成されて、「5」〜「8」の入力コードDiに対して「(i×5)R」〜「(i×8)R」のアナログ電圧Aoutが出力される。
入力コードDiが「9」〜「12」の時には、第1及び第2定電流源Ig1,Ig2にて上位ビット用の第2アナログ電流Ia2が生成され、第3定電流源Ig3にて下位ビット用の第1アナログ電流Ia1が生成されて、「9」〜「12」の入力コードDiに対して「(i×9)R」〜「(i×12)R」のアナログ電圧Aoutが出力される。
入力コードDiが「13」〜「15」の時には、第1〜第3定電流源Ig1〜Ig3にて上位ビット用の第2アナログ電流Ia2が生成され、第4定電流源Ig4にて下位ビット用の第1アナログ電流Ia1が生成されて、「13」〜「15」の入力コードDiに対して「(i×13)R」〜「(i×15)R」のアナログ電圧Aoutが出力される。
従って、入力コードDiが「0」から「1」増加するごとに、その時々に生成した第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4で生成した最小の単位電流を使って、順次加算するようにしてアナログ電流IAを生成するようにしたので、入力コードDiが「0」から「1」増加するごとに、加算される最小の単位電流に比例したアナログ電圧Aoutを出力することができる。
これによって、例えば、第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4のいずれかが、何らかの原因で製造ばらつきが生じ、他の定電流源の電流値より小さい値の場合があっても単調増加特性が確保される。
例えば、第1、第3、第4定電流源Ig1,Ig3,Ig4の電流値がそれぞれ「i×4」であって、第2定電流源Ig2の電流値が「i×2.8」となる場合、入力コードDiが「4」から「5」になると、第2定電流源Ig2が第1カレントミラー回路CM1の下位ビット用入力トランジスタT10に接続される。
従って、入力コードDiが「5」〜「8」までは電流値が「i×2.8」の第2定電流源Ig2を使って、4個の「i×0.7」の単位電流が生成されることになる。そして、第2定電流源Ig2の4個の「i×0.7」の単位電流を使って、下位ビット用の第1アナログ電流Ia1が生成され、第1定電流源Ig1の「i×4」の電流値で上位ビット用の第2アナログ電流Ia2が生成される。
その結果、入力コードDiが「5」〜「8」でのアナログ電流IAの増加は、「i×1」の単位での増加ではなく、「i×0.7」の単位での増加となる。つまり、アナログ電圧Aoutは、「(i×1)R」の単位での増加ではなく、「i×0.7」の単位での増加となる。
しかし、入力コードDiが「5」〜「8」において、「1」増加していく過程において、図5に示すように、1つ前の小さな値の入力コードDiよりアナログ電圧Aoutが小さくなることなく、単調増加特性が確保される。
そして、入力コードDiが「9」〜「15」においても、図5に示すように、「1」増加していく過程において、1つ前の小さな値の入力コードDiのアナログ電圧Aoutより1つ大きな値の入力コードDiのアナログ電圧Aoutが小さくなることなく、単調増加特性が確保される。
以上、記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態によれば、4個の第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4を設け、その第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4の中から切換回路11にて1つ選択し、その選択した定電流源の定電流を第1カレントミラー回路CM1にて4つに分流して4個の単位電流源を生成し、前記デジタル値が1つ増加する毎に、その生成した4個の単位電流源の単位電流を選択回路14にて加算して下位ビット用の第1アナログ電流Ia1(アナログ電流IA)を生成する。
そして、さらに、入力コードDi(デジタル値)が増加させて行く時、次の新たな定電流源を順番に切換回路11にて選択しその選択した定電流源を、第1カレントミラー回路CM1にて4個の新たな単位電流源を生成し、その4個の新たな単位電流源の単位電流を選択回路14にて下位ビット用の第1アナログ電流Ia1を生成するとともに、先に選択され4個の単位電流を生成した1つ又は複数の定電流源の定電流を切換回路11及び第2カレントミラー回路CM2にて上位ビット用の第2アナログ電流Ia2を生成する。そして、第1アナログ電流Ia1と第2アナログ電流Ia2とを加算して入力コードDi(デジタル値)に対するアナログ電流IAを順次生成するようにした。
つまり、第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4を使ってそれぞれ4個の最小の単位電流を生成し、その第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4で生成した各単位電流を、入力コードDi(デジタル値)が「1」増加するごとに、順次加算するようにした。
従って、第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4の中で、製造ばらつきによって、他の定電流源の電流値より小さな値の電流であっても、1つ前の小さな値の入力コードDiのアナログ電圧Aoutより小さくなることない。その結果、D/A変換器10は、第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4の製造ばらつきがあっても、単調増加特性を確保することができる。
(2)本実施形態によれば、第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4に対してそれぞれ個別にカレントミラー回路を設けて、それぞれ個別にカレントミラー回路にて第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4に対する単位電流を生成するのではなく、入力コードDiの値に応じて切換回路11を切り換えて第1カレントミラー回路CM1という1つのカレントミラー回路で、第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4から単位電流をそれぞれ生成するようにした。
従って、カレントミラー回路を1つにした分、回路規模を小さくすることができる。
(3)本実施形態によれば、図2から明らかなように、下位ビット用の第1アナログ電流Ia1に使われない間は、下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14からなる単位電流源の単位電流は、選択回路14を介して定電流用トランジスタT16に接続されて、定電流用トランジスタT16に流れるようにしている。
従って、第1アナログ電流Ia1に使われる時になって、第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4が切り替わっても、下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14の負荷変動を低く抑えられ単位電流の変動を小さくできる。その結果、下位ビット用の第1アナログ電流Ia1の変動を抑制することができる。
(4)本実施形態によれば、同じく図2から明らかなように、下位ビット用の第1アナログ電流Ia1又は上位ビット用の第2アナログ電流Ia2として使われない間は、第2〜第4定電流源Ig2〜T14は、切換回路11を介して定電流用トランジスタT15に接続されて、定電流用トランジスタT15に流れるようにしている。
従って、下位ビット用の第1アナログ電流Ia1又は上位ビット用の第2アナログ電流Ia2に使われる時になって、第2〜第4切換スイッチSA1〜SA4が切り替わっても、第2〜第4定電流源Ig2〜Ig4の負荷変動を低く抑えられ定電流の変動を小さくできる。その結果、下位ビット用の第1アナログ電流Ia1及び上位ビット用の第2アナログ電流Ia2の変動を抑制することができる。
尚、前記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
○上記実施形態では、第1カレントミラー回路CM1を構成するトランジスタT10〜T14をPチャネルMOSトランジスタで構成したが、NチャネルMOSトランジスタで構成し、さらに、定電流生成回路12の第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4を構成するNチャネルMOSトランジスタをPチャネルMOSトランジスタで構成してもよい。
この場合、図6に示すように、NチャネルMOSトランジスタよりなる各トランジスタT10〜T14で構成した第1カレントミラー回路CM1及び第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4を含む選択回路14を低電位電源線L2側に設ける必要がある。また、第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4を含む定電流生成回路12及び第1〜第4切換スイッチSA1〜SA4を含む切換回路11を高電位電源線L1側に設ける必要がある。
このとき、PチャネルMOSトランジスタよりなる定電流用トランジスタT15は、NチャネルMOSトランジスタにして低電位電源線L2側に接続し、NチャネルMOSトランジスタよりなる定電流用トランジスタT16は、PチャネルMOSトランジスタにして高電位電源線L1側に接続する必要がある。
このように構成したD/A変換器では、切換回路11を介して、同切換回路11にて選択された第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4の定電流が定電流生成回路12から上位ビット用の第2アナログ電流Ia2として負荷抵抗Rに供給される。
また、選択回路14を介して、同選択回路14にて選択された第1カレントミラー回路CM1に設けた下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14からの単位電流が、第2カレントミラー回路CM2に供給され、その第2カレントミラー回路CM2から下位ビット用の第1アナログ電流Ia1として負荷抵抗Rに供給される。
○上記実施形態では、定電流生成回路12の第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4を構成するMOSトランジスタをNチャネルMOSトランジスタで構成したが、第1カレントミラー回路CM1の各トランジスタT10〜T14と同じPチャネルMOSトランジスタで構成してもよい。
この場合、図7に示すように、第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4を含む定電流生成回路12及び第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4を含む選択回路14を高電位電源線L1側に設ける。また、第2カレントミラー回路CM2の各トランジスタT20,T21をNチャネルMOSトランジスタにし、その第2カレントミラー回路CM2を高電位電源線L1側に設ける必要がある。
このとき、PチャネルMOSトランジスタよりなる定電流用トランジスタT15は、NチャネルMOSトランジスタにして低電位電源線L2側に接続する必要がある。
このように構成したD/A変換器では、切換回路11を介して、同切換回路11にて選択された第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4の定電流が定電流生成回路12から上位ビット用の第2アナログ電流Ia2として負荷抵抗Rに供給される。
また、第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4は、切換回路11を介して一つずつ第2カレントミラー回路CM2に接続され、切換回路11にて選択された定電流源の定電流が第1カレントミラー回路CM1において4個の単位電流源が生成される。そして、第1カレントミラー回路CM1に設けた下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14からの単位電流が、選択回路14にて選択されて下位ビット用の第1アナログ電流Ia1として負荷抵抗Rに供給される。
○上記実施形態では、第1カレントミラー回路CM1の各トランジスタT10〜T14をPチャネルMOSトランジスタで構成しが、定電流生成回路12の第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4を形成するNチャネルMOSトランジスタと同じにしてもよい。
この場合、図8に示すように、NチャネルMOSトランジスタよりなる各トランジスタT10〜T14で構成した第1カレントミラー回路CM1及び第1〜第4選択スイッチSB1〜SB4を含む選択回路14を低電位電源線L2側に設ける必要がある。このとき、NチャネルMOSトランジスタよりなる定電流用トランジスタT16は、PチャネルMOSトランジスタにして高電位電源線L1側に接続する必要がある。
このように構成したD/A変換器では、切換回路11を介して、同切換回路11にて選択された第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4の定電流が定電流生成回路12から上位ビット用の第2アナログ電流Ia2としてトランジスタT30,T31よりなる第3カレントミラー回路CM3を介して負荷抵抗Rに供給される。
また、第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4は、切換回路11を介して一つずつ第2カレントミラー回路CM2に接続され、その選択された定電流源の定電流が第1カレントミラー回路CM1において4個の単位電流源が生成される。そして、第1カレントミラー回路CM1に設けた下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14からの単位電流が、選択回路14にて選択されて下位ビット用の第1アナログ電流Ia1として第3カレントミラー回路CM3を介して負荷抵抗Rに供給される。
○上記実施形態では、第1カレントミラー回路CM1に下位ビット用第1〜第4出力トランジスタT11〜T14を設けて単位電流源の数を4個にしたが、これに限定するものではなく、2個以上であればよい。
○上記実施形態では、定電流生成回路12に4個の第1〜第4定電流源Ig1〜Ig4を設けたが、その定電流源の数は4個に限定されるものではなく、2個以上であればよい。
○上記実施形態では、単位電流源の数と定電流源の数を同じにしたが、同じ数でなくてもよい。
10 D/A変換器
11 切換回路
12 定電流生成回路
13 デコーダ
14 選択回路
CM1,CM2 第1及び第2カレントミラー回路
Ig1〜Ig4 第1〜第4定電流源
R 負荷抵抗
SA1〜SA4 第1〜第4切換スイッチ
SB1〜SB4 第1〜第4選択スイッチ
T10 下位ビット用入力トランジスタ
T11〜T14 下位ビット用第1〜第4出力トランジスタ
T20 上位ビット用入力トランジスタ
T21 上位ビット用出力トランジスタ
A1〜A4 第1切換制御信号
B1〜B4 第1選択制御信号
Aout アナログ電圧
Di 入力コード
IA アナログ電流
Ia1 第1アナログ電流
Ia2 第2アナログ電流

Claims (5)

  1. デジタル値が1つ増加する毎に、単位電流を加算してアナログ電流を生成するD/A変換器のアナログ電流の生成方法であって、
    定電流を出力する複数の定電流源を設け、
    その複数の定電流源の中から切換回路にて1つ選択し、その選択した定電流源の定電流をn個(nは2以上の自然数)に分流してn個の単位電流源を生成し、前記デジタル値が1つ増加する毎に、その生成したn個の単位電流源の単位電流を使って加算して下位ビット用の第1アナログ電流を前記アナログ電流として生成するとともに、
    さらに、前記デジタル値が増加した時、前記切換回路にて次の新たな前記定電流源を選択しその新たに選択した定電流源にてn個の新たな単位電流源を生成し、そのn個の新たな単位電流源の単位電流を使って新たな下位ビット用の第1アナログ電流を生成するとともに、先に前記切換回路にて選択され前記下位ビット用の第1アナログ電流の生成のために利用された1つ又は複数の前記定電流源を選択回路にて選択し、前記選択回路にて選択した1つ又は複数の前記定電流源の定電流を上位ビット用の第2アナログ電流として前記下位ビット用の第1アナログ電流と加算して前記アナログ電流を順次生成するようにしたことを特徴とするD/A変換器のアナログ電流の生成方法。
  2. デジタル値が1つ増加する毎に、単位電流を加算してアナログ電流を生成するD/A変換器であって、
    定電流を出力する複数の定電流源と、
    前記複数の定電流源の中から1つを選択し、その選択した定電流源の定電流をn個(nは2以上の自然数)に分流してn個の単位電流源を生成し、前記デジタル値が1つ増加する毎に、その生成されたn個の単位電流源の単位電流を使って加算して下位ビット用の第1アナログ電流を生成するとともに、さらに、前記デジタル値が増加した時、次の新たな前記定電流源を選択しその選択した定電流源にてn個の新たな単位電流源を生成して新たな下位ビット用の第1アナログ電流を生成する下位ビットアナログ電流生成回路と、
    前記デジタル値が増加した時、先にn個の単位電流源を生成した前記定電流源の定電流にて、前記下位ビットアナログ電流生成回路からの下位ビット用の第1アナログ電流と加算されて前記アナログ電流を生成する上位ビット用の第2アナログ電流を生成する上位ビットアナログ電流生成回路と、
    を有するD/A変換器。
  3. 請求項2に記載のD/A変換器において、
    前記下位ビットアナログ電流生成回路は、
    前記各定電流源の定電流をn個(nは2以上の自然数)に分流してn個の単位電流源を生成する単位電流源生成回路と、
    前記デジタル値が1つ増加する毎に、前記単位電流源生成回路のn個の単位電流源を選択してその選択された単位電流源の単位電流を加算して下位ビット用の第1アナログ電流を生成する第1選択回路と、
    前記第1選択回路にて選択されて前記下位ビット用の第1アナログ電流の生成のために利用された前記定電流源に替えて、前記複数の定電流源の中から1つの新たな定電流源を選択し、その新たに選択された定電流源を前記単位電流源生成回路に供給させて、前記単位電流源生成回路にて新たなn個の単位電流源を生成させる切換回路と、
    を備え、
    前記上位ビットアナログ電流生成回路は、
    先に前記切換回路にて選択された下位ビット用の第1アナログ電流の生成のために利用された前記定電流源を選択し、その選択された定電流源の定電流を加算して上位ビット用の第2アナログ電流を生成する第2選択回路と、
    を備えたことを特徴とするD/A変換器。
  4. 請求項3に記載のD/A変換器であって、
    前記単位電流源生成回路は、カレントミラー回路であって、
    前記カレントミラー回路は、
    ダイオード接続し、ドレイン端子が前記切換回路を介して複数の前記定電流源と接続されるMOSトランジスタからなる第1アナログ電流用入力側トランジスタと、
    前記第1アナログ電流用入力側トランジスタに対してミラー接続し、ドレイン端子が前記第1選択回路を介して負荷抵抗に接続されるMOSトランジスタからなるn個の第1アナログ電流用出力側トランジスタと
    からなり、
    前記n個の第1アナログ電流用出力側トランジスタのゲートサイズは、前記第1アナログ電流用入力側トランジスタのゲートサイズのn分の1のサイズであることを特徴とするD/A変換器。
  5. 請求項4に記載のD/A変換器であって、
    前記デジタル値が増加した時、次の新たな1つの定電流源を前記切換回路にて前記単位電流源生成回路に接続させて、新たなn個の単位電流源を生成させ、そのn個の新たな単位電流源の単位電流を、前記デジタル値が1つ増加する毎に、前記第1選択回路にて加算して前記下位ビット用の第1のアナログ電流を生成し、先に前記切換回路にて選択されて前記下位ビット用の第1アナログ電流を生成した前記定電流源を前記第2選択回路にて上前記位ビット用の第2アナログ電流を生成するように、前記切換回路、前記第1及び第2選択回路を前記デジタル値に応じて切換制御するデコード回路を設けたことを特徴とするD/A変換器。
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