JP2011048881A - 情報記録装置及び情報記録方法 - Google Patents
情報記録装置及び情報記録方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011048881A JP2011048881A JP2009197188A JP2009197188A JP2011048881A JP 2011048881 A JP2011048881 A JP 2011048881A JP 2009197188 A JP2009197188 A JP 2009197188A JP 2009197188 A JP2009197188 A JP 2009197188A JP 2011048881 A JP2011048881 A JP 2011048881A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- information
- control information
- storage medium
- information storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
【課題】デフォルトで指定された記録先だけに固定されることなく、記録処理の実行条件に応じて適切な記録先へ情報を記録することが可能な情報記録装置を提供できる。
【解決手段】情報記録装置は、第1の記録処理に対応して第1の情報記憶媒体へ情報を記録するための第1の記録制御情報と、第2の記録処理に対応して第2の情報記憶媒体へ情報を記録するための第2の記録制御情報とを含むデフォルト記録制御情報を記憶し、さらに前記第1又は第2の記録処理の実行条件に対応して情報の記録先を切り替えるための動的記録制御情報を記憶する制御情報記憶手段と、前記デフォルト記録制御情報及び前記動的記録制御情報に基づき前記第1又は第2の情報記憶媒体へ情報を記録する記録手段と、を備えている。
【選択図】図3
【解決手段】情報記録装置は、第1の記録処理に対応して第1の情報記憶媒体へ情報を記録するための第1の記録制御情報と、第2の記録処理に対応して第2の情報記憶媒体へ情報を記録するための第2の記録制御情報とを含むデフォルト記録制御情報を記憶し、さらに前記第1又は第2の記録処理の実行条件に対応して情報の記録先を切り替えるための動的記録制御情報を記憶する制御情報記憶手段と、前記デフォルト記録制御情報及び前記動的記録制御情報に基づき前記第1又は第2の情報記憶媒体へ情報を記録する記録手段と、を備えている。
【選択図】図3
Description
本発明は、複数のハードディスクドライブにより情報を記録することが可能な情報記録装置及び情報記録方法に関する。
近年、デジタルテレビ放送を記録したり再生したりすることが可能な記録再生装置が普及している。例えば、記録再生装置は、HDD、DVD(Digital Versatile Disk)、及び不揮発性メモリのうちの少なくとも一つを使ってデジタルテレビ放送を記録する。HDD及び不揮発性メモリなどの情報記憶媒体の記憶容量は、年々増大している。このために、これらの情報記憶媒体を利用した記録再生装置、及びこれらの情報記憶媒体を利用した記録機能付きテレビジョン受信機は、多数の番組を記録することができる。
それでも、情報記憶媒体の記憶容量は有限であるため、番組の記録とともに記憶容量不足が生じることがある。そこで、複数の情報記憶媒体と接続可能に構成され、これら複数の情報記憶媒体に対して情報を記録可能な情報記録機器が提案されている。また、この種の情報記録機器の一例が既に開示されており(特許文献1参照)、この特許文献1に開示された番組記録装置は、通常の録画とループ録画とを同時に並行して行なうことが可能であり、接続された第1の録画ストレージを通常録画用に使用し、接続された第2の録画ストレージをループ録画用に使用する。
特許文献1に開示された番組記録装置に限らず、複数のHDDを内蔵したり、複数の不揮発性メモリを内蔵したり、或いはHDDと不揮発性メモリとを内蔵したりして、これら内蔵した複数の情報記憶媒体に対して番組を記録する番組記録装置も知られている。
特許文献1に開示された番組記録装置は、記録処理に応じて記録先を使い分ける。また、この番組記録装置は、第1の録画ストレージに障害が発生した場合には、替わりに第3の録画ストレージを使用する。このように、この番組記録装置は、記録処理に応じて記録先を使い分けたり、特定の記録先が使用できない場合に、特定の記録先の替わりとなる記録先を使用したりする。
しかしながら、特定の記録先が使用できない状況ではなくとも、記録先を変更したほうが好都合な場合がある。つまり、デフォルトで指定された記録先ではなく、記録処理の実行条件に応じて記録先を変更したほうが好都合な場合がある。
本発明の目的は、デフォルトで指定された記録先だけに固定されることなく、記録処理の実行条件に応じて適切な記録先へ情報を記録することが可能な情報記録装置及び情報記録方法を提供することにある。
本発明の一実施形態に係る情報記録装置は、第1の記録処理に対応して第1の情報記憶媒体へ情報を記録するための第1の記録制御情報と、第2の記録処理に対応して第2の情報記憶媒体へ情報を記録するための第2の記録制御情報とを含むデフォルト記録制御情報を記憶し、さらに前記第1又は第2の記録処理の実行条件に対応して情報の記録先を切り替えるための動的記録制御情報を記憶する制御情報記憶手段と、前記デフォルト記録制御情報及び前記動的記録制御情報に基づき前記第1又は第2の情報記憶媒体へ情報を記録する記録手段と、を備えている。
本発明の一実施形態に係る情報記録方法は、第1の記録条件の記録処理に対応して第1の情報記憶媒体へ情報を記録するための第1の記録制御情報と、第2の記録条件の記録処理に対応して第2の情報記憶媒体へ情報を記録するための第2の記録制御情報とを含むデフォルト記録制御情報、及び前記第1又は第2の記録処理の実行条件に対応して情報の記録先を切り替えるための動的記録制御情報に基づき、前記第1又は第2の情報記憶媒体へ情報を記録する。
本発明によれば、デフォルトで指定された記録先だけに固定されることなく、記録処理の実行条件に応じて適切な記録先へ情報を記録することが可能な情報記録装置及び情報記録方法を提供できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン放送受信システムの概略構成を示す図である。図1に示すように、デジタルテレビジョン放送受信システム3は、放送受信装置1(情報記録装置)及び映像音声出力装置2を備えている。なお、本実施形態では、図1に示すように、放送受信装置1及び映像音声出力装置2がHDMIケーブルで接続される2ピース型のデジタルテレビジョン放送受信システム3について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、デジタルテレビジョン放送受信システム3は、放送受信装置1及び映像音声出力装置2が一つの筐体にまとめられた1ピース型であってもよい。
図2は、上記したデジタルテレビジョン放送受信システム3の主要な信号処理系を示す図である。デジタルテレビジョン放送受信システム3の放送受信装置1は、アンテナ101a、101b、入力端子102a、102b、チューナー部103、外部入力端子104〜107、信号処理モジュール108、コントローラ110、OSD信号生成モジュール111、グラフィック処理モジュール112、映像処理モジュール113、音声処理モジュール114、操作部115、受信部117、カードスロット131〜136、HDD1401、1402、不揮発性メモリ1403を備えている。また、チューナー部103は、地上デジタルテレビジョン放送用のチューナー1031〜1036とBS/CSデジタルテレビジョン放送のチューナー1037とを備えている。
また、デジタルテレビジョン放送受信システム3の映像音声出力装置2は、映像表示部201及びスピーカ202を備えている。
以下、デジタルテレビジョン放送受信システム3の詳細について説明する。地上波放送受信用のアンテナ101aで受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子102aを介してチューナー1031〜1036に供給され、チューナー1031〜1036の地上デジタルテレビジョン放送用信号処理部で、所望のチャンネルのデジタルテレビジョン放送信号が選局される。そして、このチューナー1031〜1036で選局された複数のデジタルテレビジョン放送信号は、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)復調モジュールに供給されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、信号処理モジュール108に出力される。
また、放送受信装置1は、BS/CSデジタルテレビジョン放送受信用のアンテナ101bで受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子102bを介してBS/CSデジタルテレビジョン放送受信用のチューナー1037に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。そして、このチューナー1037で選局された放送信号は、PSK(phase shift keying)復調モジュールに供給されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、信号処理モジュール108に出力される。
ここで、上記信号処理モジュール108は、PSK復調モジュール及びOFDM復調モジュールからそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理モジュール112及び音声処理モジュール114に出力している。
また、上記信号処理モジュール108には、例えば4つの入力端子104〜107が接続されている。これら入力端子104〜107は、それぞれ、アナログの映像信号及び音声信号を、デジタルテレビジョン放送受信システム3の外部から入力可能とするものである。
そして、この信号処理モジュール108は、各入力端子104〜107からそれぞれ供給されたアナログの映像信号及び音声信号を選択的にデジタル化し、そのデジタル化された映像信号及び音声信号に対して所定のデジタル信号処理を施した後、グラフィック処理モジュール112及び音声処理モジュール114に出力している。
このうち、グラフィック処理モジュール112は、信号処理モジュール108から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(on screen display)信号生成モジュール111で生成されるOSD信号を重畳して出力する機能を有する。このグラフィック処理モジュール112は、信号処理モジュール108の出力映像信号と、OSD信号生成モジュール111の出力OSD信号とを選択的に出力すること、また、両出力をそれぞれ画面の半分を構成するように組み合わせて出力することができる。
そして、グラフィック処理モジュール112から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理モジュール113に供給される。映像処理モジュール113により処理された映像信号は、映像表示部201に供給される。映像表示部201は、映像信号に基づく映像を表示する。
また、上記音声処理モジュール114は、入力されたデジタルの音声信号を、スピーカ202で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ202に出力して音声再生させる。
ここで、このデジタルテレビジョン放送受信システム3は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作をコントローラ110によって統括的に制御されている。コントローラ110は、CPU(central processing unit)等を備え、操作部115からの操作情報、または、リモートコントローラ116から送出され受光部117を介して受信した操作情報を受けて、その操作内容が反映されるように各モジュール等をそれぞれ制御している。
この場合、コントローラ110は、CPUが実行する制御プログラムを格納したROM(read only memory)1101と、CPUに作業エリアを提供するRAM(random access memory)1102と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ1103とを備えている。
さらに、上記コントローラ110は、不揮発性メモリ1103に記憶されたデフォルト記録制御情報及び動的記録制御情報に基づき、チューナー1031〜1037により選局されデスクランブルされた放送信号をHDD1401、1402、不揮発性メモリ1403の何れかへ記録するための記録動作を制御することもできる。なお、デフォルト記録制御情報及び動的記録制御情報に基づく記録動作の制御については後に詳しく説明する。
例えば、上記したHDD1401、1402は、表面がアルミダイキャスト等の金属材料でカバーされたトップカバーと、同じくアルミダイキャスト等の金属材料から成るベースシャーシとを有している。HDD1401、1402において、トップカバー側の内部には、例えば1〜3.5インチ程度の複数の磁気ディスクと、磁気ディスクに対して読み書きするための複数のヘッドや、磁気ディスクを回転駆動するためのモータ等の駆動部が配置されている。なお、本実施形態では、HDD1401は、約2.5インチの複数の磁気ディスクにより構成され、HDD1402は、約3.5インチの複数の磁気ディスクにより構成されるケースについて説明する。また、不揮発性メモリ1403は、半導体素子により構成されている。
例えば、放送受信システム3は、例えば、ハイビジョンレベルの画質で複数チャンネルの1週間分の指定時間帯の全番組を同時録画することが可能となる。このような複数チャンネル同時録画をマルチ同時録画と称する。マルチ同時録画では、複数チャンネルの1週間分の指定時間帯の全番組を同時録画するため、1週間を過ぎた番組は削除される(1週間を過ぎた番組は新しい番組で上書きされる)。放送受信システム3は、マルチ同時録画を実現するために、複数チャンネルに対応した複数チューナ1031〜1037を備えている。更に、放送受信システム3は、スクランブル放送に対応するために、複数チャンネルに対応した複数のデスクランブル用のカードを挿入するための複数のカードスロット131〜136を備えている。
カードスロット131は、BS・CS・地上共用カード(赤カード)を装填するためのスロットである。このカードスロット131に赤カードが挿入されると、地上デジタルテレビジョン放送用のチューナー1031による地上デジタルテレビジョン放送信号のデスクランブル又はBS/CSデジタルテレビジョン放送用のチューナー1037によるBS/CSデジタルテレビジョン放送信号のデスクランブルが可能となる。コントローラ110は、デスクランブルされた放送信号の再生を制御したり、記録を制御したりする。
さらに、カードスロット132〜136は、地上デジタル専用カード(青カード)を装填するためのスロットである。これらカードスロット132〜136の夫々に青カードが挿入されると、地上デジタルテレビジョン放送用のチューナー1032〜1036による地上デジタルテレビジョン放送信号のデスクランブルが可能となる。コントローラ110は、デスクランブルされた放送信号の再生を制御したり、記録を制御したりする。
次に、デフォルト記録制御情報及び動的記録制御情報に基づく記録動作の制御について説明する。
不揮発性メモリ1103は、デフォルト記録制御情報を記憶し、このデフォルト記録制御情報は、第1の記録処理(例えば番組指定録画)に対応して第1の情報記憶媒体(例えばHDD1401)へ情報を記録するための第1の記録制御情報と、第2の記録処理(例えばマルチ同時録画)に対応して第2の情報記憶媒体(例えばHDD1402又は不揮発性メモリ1403)へ情報を記録するための第2の記録制御情報とを含む。なお、番組指定録画とは、リモートコントローラ116を介してユーザーが指定した番組を録画する処理であり、PVR(Personal Video Recoding)とも称する。また、不揮発性メモリ1103は、動的記録制御情報も記憶し、この動的記録制御情報は、第1又は第2の記録処理の実行条件に対応して情報の記録先を切り替えるための情報である。
図3を参照して、デフォルト記録制御情報及び動的記録制御情報に基づく記録動作制御の第1例について説明する。
本実施形態では、図3に示すように、例えば、HDD1401が2.5インチHDDであり、HDD1402が3.5インチHDDである。3.5インチHDDの記憶容量は、2.5インチHDDの記憶容量より多い。また、マルチ同時録画で必要とされる記憶容量は、番組指定録画で必要とされる記憶容量より多い。そこで、デフォルト記録制御情報により以下を設定する。
HDD1401(2.5インチHDD)を番組指定録画用(PVR用)に割り当てる。さらに、HDD1402(3.5インチHDD)をマルチ同時録画用に割り当てる。
なお、3.5インチHDDの騒音は、2.5インチHDDの騒音よりも大きい。つまり、2.5インチHDDの騒音性能は、3.5インチHDDの騒音性能より優れる。また、不揮発性メモリ1403の騒音性能は、2.5インチHDD及び3.5インチHDDの騒音性能のいずれよりも優れる。そこで、動的記録制御情報により以下を設定する。
夜間(例えば22:00〜6:59の時間帯)は、優先的にHDD1401(2.5インチHDD)を使用する。或いは、夜間は、優先的に不揮発性メモリ1403を使用する。
上記したデフォルト記録制御情報及び動的記録制御情報に基づく記録動作制御は、以下の通りである。
コントローラ110は、時間帯に関係なく、番組指定録画に対応してHDD1401へ番組を記録する。また、コントローラ110は、昼間の時間帯(例えば7:00〜21:59の時間帯)に録画動作が開始するマルチ同時録画に対応してHDD1402へ番組を記録し、夜間の時間帯(例えば22:00〜6:59の時間帯)に録画動作が開始するマルチ同時録画に対応してHDD1401へ番組を記録する。或いは、コントローラ110は、夜間の時間帯に録画動作が含まれないマルチ同時録画に対応してHDD1402へ番組を記録し、夜間の時間帯に録画動作が含まれるマルチ同時録画に対応してHDD1401へ番組を記録する。
また別の例として、コントローラ110は、昼間の時間帯に録画動作が開始する番組指定録画に対応してHDD1401へ番組を記録する。また、コントローラ110は、昼間の時間帯に録画動作が開始するマルチ同時録画に対応してHDD1402へ番組を記録する。また、コントローラ110は、夜間の時間帯に録画動作が開始する番組指定録画に対応して不揮発性メモリ1403へ番組を記録し、夜間の時間帯に録画動作が開始するマルチ同時録画に対応して不揮発性メモリ1403へ番組を記録する。或いは、コントローラ110は、夜間の時間帯に録画動作が含まれる番組指定録画に対応して不揮発性メモリ1403へ番組を記録し、夜間の時間帯に録画動作が含まれるマルチ同時録画に対応して不揮発性メモリ1403へ番組を記録する。
以上により、放送受信装置1が、記憶容量及び騒音性能の異なるHDD1401、1402、不揮発性メモリ1403を搭載している場合に、状況に応じて、記憶容量を優先してHDD1401又はHDD1402を選択したり、騒音性能を優先してHDD1401又は不揮発性メモリ1403を選択したりする。例えば、夜間は、騒音性能に優れるHDD1401又は不揮発性メモリ1403を選択することにより、夜間の騒音を低減することができる。
続いて、図4を参照して、デフォルト記録制御情報及び動的記録制御情報に基づく記録動作制御の第2例について説明する。
本実施形態では、図4に示すように、例えば、HDD1402は3.5インチHDDである。HDD1402の記憶容量は、不揮発性メモリ1403の記憶容量より多いと仮定する。また、マルチ同時録画で必要とされる記憶容量は、番組指定録画で必要とされる記憶容量より多い。そこで、デフォルト記録制御情報により以下を設定する。
不揮発性メモリ1403を番組指定録画用(PVR用)に割り当てる。さらに、HDD1402(3.5インチHDD)をマルチ同時録画用に割り当てる。或いは、HDD1401を番組指定録画用(PVR用)に割り当てる。さらに、HDD1402(3.5インチHDD)をマルチ同時録画用に割り当てる。
なお、一般的に、構成の違いから、半導体素子により構成される不揮発性メモリ1403の信頼性は、駆動部の多いHDD1402の信頼性より高く、このような事情から、不揮発性メモリ1403の書き換え耐用性能は、HDD1402の書き換え耐用性能より高い。言い換えると、不揮発性メモリ1403は、HDD1402に比べて、故障し難い。そこで、動的記録制御情報により以下を設定する。
高信頼性モード(安全モード)の指定時は、HDD1402よりも優先的に不揮発性メモリ1403を使用する。或いは、高信頼性モード(安全モード)の指定時は、HDD1401及びHDD1402よりも優先的に不揮発性メモリ1403を使用する。なお、リモートコントローラ116を介して、ユーザーが高信頼性モードを指定することができる。
上記したデフォルト記録制御情報及び動的記録制御情報に基づく記録動作制御は、以下の通りである。
コントローラ110は、高信頼性モードの指定が無い場合は、番組指定録画に対応して不揮発性メモリ1403へ番組を記録し、また、マルチ同時録画に対応してHDD1402へ番組を記録する。さらに、コントローラ110は、高信頼性モードの指定が有る場合は、番組指定録画に対応してHDD1402へ番組を記録し、また、マルチ同時録画に対応して不揮発性メモリ1403へ番組を記録する。
或いは、コントローラ110は、高信頼性モードの指定が無い場合は、番組指定録画に対応してHDD1401へ番組を記録し、また、マルチ同時録画に対応してHDD1402へ番組を記録する。さらに、コントローラ110は、高信頼性モードの指定が有る場合は、番組指定録画に対応して不揮発性メモリ1403へ番組を記録し、また、マルチ同時録画に対応して不揮発性メモリ1403へ番組を記録する。
マルチ同時録画は、番組指定録画に比べて、書き込み動作が頻発する。上記した動的制御により、HDD1402の寿命(つま装置の寿命)を延ばすことができたり、またHDD1401の寿命を延ばすことができたりする。
なお、上記説明した動的記録制御情報を、メニュー画面からユーザーの好みに応じた内容に変更することもできる。例えば、リモートコントローラ116を介してユーザーがメニュー画面の表示を指示し、さらに動的記録制御情報の設定画面の表示を指示すると、これに対応して映像表示部201には、動的記録制御情報の設定画面が表示される。リモートコントローラ116を介して、ユーザーは、動的記録制御情報の内容を自由に変更することができる。
例えば、夜間の番組指定録画及びマルチ同時録画のどちらの場合でも不揮発性メモリ1403を使用するように、動的記録制御情報の内容を変更することができる。これにより、夜間は、HDD1401及びHDD1402が使用されなくなり、より静かな環境を提供できる。
また、高信頼性モードが指定された場合には、番組指定録画及びマルチ同時録画のどちらの場合でも不揮発性メモリ1403へ番組を記録するように、動的記録制御情報の内容を変更することができる。これにより、高信頼性モードが指定された場合には、HDD1401及びHDD1402は使用されず、高い信頼性の下で録画処理が進められる。
以上説明したように、本発明のデジタルテレビジョン放送受信システム3は、状況に応じて、性能の異なる複数の情報記憶媒体の中から適切な情報記憶媒体を選択し、番組指定録画又はマルチ同時録画に対応して、選択された情報記憶媒体へ情報を記録することができる。
なお、本実施形態では、放送受信装置1が、各種条件に応じて、内蔵されたHDD1401、1402、不揮発性メモリ1403の中から所定の情報記憶媒体を選択し、選択した情報記憶媒体へ情報を記録するケースについて説明した。しかしながら、本発明は、これだけに限定されるものではない。例えば、放送受信装置1が、各種条件に応じて、外付けされた複数の情報記憶媒体の中から所定の情報記憶媒体を選択し、選択した情報記憶媒体へ情報を記録するケースにも、本発明を適用することができる。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…放送受信装置、2…映像音声出力装置、3…デジタルテレビジョン放送受信システム3、101a、101b…アンテナ、102a、102b…入力端子、103…チューナー部、104〜107…外部入力端子、108…信号処理モジュール、110…コントローラ、111…OSD信号生成モジュール、112…グラフィック処理モジュール、113…映像処理モジュール、114…音声処理モジュール、115…操作部、117…受信部、131〜136…カードスロット、1401、1402…HDD、1403…不揮発性メモリ、1031〜1037…チューナー
Claims (8)
- 第1の記録処理に対応して第1の情報記憶媒体へ情報を記録するための第1の記録制御情報と、第2の記録処理に対応して第2の情報記憶媒体へ情報を記録するための第2の記録制御情報とを含むデフォルト記録制御情報を記憶し、さらに前記第1又は第2の記録処理の実行条件に対応して情報の記録先を切り替えるための動的記録制御情報を記憶する制御情報記憶手段と、
前記デフォルト記録制御情報及び前記動的記録制御情報に基づき前記第1又は第2の情報記憶媒体へ情報を記録する記録手段と、
を備えた情報記録装置。 - 前記デフォルト記録制御情報は、番組指定録画に対応して前記第1の情報記憶媒体へ情報を記録するための前記第1の記録制御情報と、複数チャンネル同時録画に対応して前記第2の情報記憶媒体へ情報を記録するための前記第2の記録制御情報とを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
- 前記動的記録制御情報は、所定時間帯の前記第1又は第2の記録処理に対応して前記第1の情報記憶媒体へ情報を記録するための記録制御情報を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報記録装置。
- 前記動的記録制御情報は、高信頼性モードでの前記第1又は第2の記録処理に対応して前記第1の情報記憶媒体へ情報を記録するための記録制御情報を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報記録装置。
- 前記動的記録制御情報は、高信頼性モードでの前記番組指定録画に対応して前記第2の情報記憶媒体へ情報を記録し、前記高信頼性モードでの前記複数チャンネル同時録画に対応して前記第1の情報記憶媒体へ情報を記録するための記録制御情報を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報記録装置。
- 前記記録手段は、モータにより回転される第1のサイズのディスクにより構成された前記第1の情報記憶媒体、又はモータにより回転される前記第1のサイズより大きい第2のサイズのディスクにより構成された前記第2の情報記憶媒体に対して情報を記録することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報記録装置。
- 前記記録手段は、半導体素子によって構成された前記第1の情報記憶媒体、又はモータにより回転されるディスクにより構成された前記第2の情報記憶媒体に対して情報を記録することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報記録装置。
- 第1の記録条件の記録処理に対応して第1の情報記憶媒体へ情報を記録するための第1の記録制御情報と、第2の記録条件の記録処理に対応して第2の情報記憶媒体へ情報を記録するための第2の記録制御情報とを含むデフォルト記録制御情報、及び前記第1又は第2の記録処理の実行条件に対応して情報の記録先を切り替えるための動的記録制御情報に基づき、前記第1又は第2の情報記憶媒体へ情報を記録する、ことを特徴とする情報記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009197188A JP2011048881A (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | 情報記録装置及び情報記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009197188A JP2011048881A (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | 情報記録装置及び情報記録方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011048881A true JP2011048881A (ja) | 2011-03-10 |
Family
ID=43835051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009197188A Pending JP2011048881A (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | 情報記録装置及び情報記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011048881A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014049915A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Toshiba Corp | 電子機器、電子機器の制御方法 |
WO2015045006A1 (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-02 | 株式会社 東芝 | タイムシフト録画のための制御方法、表示方法および電子機器 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06245157A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | テレビ受像機および映像音響システム |
JPH0746522A (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マルチチャンネル信号処理装置及びマルチチャンネル記録装置及びマルチチャンネル再生装置 |
JP2001125750A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-11 | Toshiba Corp | データ記憶システムおよび同システムのデータ管理方法 |
JP2002165146A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-06-07 | Nec Gumma Ltd | Tv番組視聴装置 |
JP2008301291A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Toshiba Corp | 番組記録装置 |
-
2009
- 2009-08-27 JP JP2009197188A patent/JP2011048881A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06245157A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | テレビ受像機および映像音響システム |
JPH0746522A (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マルチチャンネル信号処理装置及びマルチチャンネル記録装置及びマルチチャンネル再生装置 |
JP2001125750A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-11 | Toshiba Corp | データ記憶システムおよび同システムのデータ管理方法 |
JP2002165146A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-06-07 | Nec Gumma Ltd | Tv番組視聴装置 |
JP2008301291A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Toshiba Corp | 番組記録装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014049915A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Toshiba Corp | 電子機器、電子機器の制御方法 |
WO2015045006A1 (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-02 | 株式会社 東芝 | タイムシフト録画のための制御方法、表示方法および電子機器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11527263B2 (en) | Media recording element | |
JP2011048881A (ja) | 情報記録装置及び情報記録方法 | |
JP2005198165A (ja) | 画像再生装置、画像再生方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP4843703B2 (ja) | 放送受信装置 | |
JP4762342B2 (ja) | 記録制御装置及び記録制御方法 | |
JP4739708B2 (ja) | 放送番組の記録方法及び放送受信装置、並びに、そのための情報記録装置 | |
JP4585370B2 (ja) | 放送受信装置及び放送受信方法 | |
JP5296242B2 (ja) | 電子機器及び再生制御方法 | |
JP4602449B2 (ja) | コンテンツ処理装置およびコンテンツ処理方法 | |
JP2011071585A (ja) | 電子機器 | |
JP2011066857A (ja) | 放送受信装置 | |
JP4203830B2 (ja) | ディスク再生装置 | |
JP4187610B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JP5132472B2 (ja) | 記録制御装置及び記録制御方法 | |
JP2012019554A (ja) | 電子機器及び再生制御方法 | |
JP4489134B2 (ja) | 録画装置および録画装置の制御方法 | |
JP2006065915A (ja) | 放送番組の記録方法及び放送受信装置、並びに、そのための情報記録装置 | |
JP2010187390A (ja) | 録画装置および録画装置の制御方法 | |
JP2002216427A (ja) | 録画装置 | |
JP2006190348A (ja) | 再生装置 | |
JP2007013563A (ja) | 番組データ移動装置および方法 | |
JP2015039067A (ja) | 記録制御装置及び記録制御方法 | |
JP2009246439A (ja) | 番組記録制御装置および番組記録制御方法 | |
JP2009055167A (ja) | 放送受信装置 | |
JP2009246882A (ja) | 放送受信装置及び放送番組視聴方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110315 |