JP2011045419A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高速かつ高空間分解能に撮影することができる安価なX線CT装置を提供する。
【解決手段】 X線検出器の少なくとも一部を、z方向に第1の幅を有するX線検出素子24aをz方向に複数配置した第1の検出素子群241と、z方向に上記第1の幅より大きい第2の幅を有するX線検出素子24bをz方向に複数配置した第2の検出素子群242とを、チャネル(CH)方向に所定の繰返しパターンにより配設して成る構成とする。第2の検出素子群242により得られた投影データは、重み付け加算処理によりz方向に補間して画像再構成に用いる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、X線CT(Computed Tomography)装置に関し、特にマルチスライス(Multi-slice)検出器を有するX線CT装置に関する。
近年、X線CT装置では、高速かつ高空間分解能な撮影への要求が高まっている。この要求に応えるため、微細加工された多数のX線検出素子を、被検体に照射する扇状のX線ビーム(beam)の幅方向および厚み方向に高密度に配設したマルチスライス検出器を有するX線CT装置が種々提案されている(例えば特許文献1,段落[0003]等参照)。
特開2009-028110号公報
しかしながら、X線検出素子における微細加工、数の増大、高密度化等は、部品コスト(cost)の増大につながるため、上記のようなX線CT装置は、非常に高価なものとなる。
本発明は、上記事情に鑑み、高速かつ高空間分解能に撮影することができる安価なX線CT装置を提供することを目的とする。
第1の観点では、本発明は、相対向して配置されるX線源およびX線検出器と、前記X線源およびX線検出器を被検体の体軸の周りに回転させ、前記被検体に多方向からX線を照射して、その透過X線を前記X線検出器で検出することにより、投影データ(data)を収集するデータ収集手段と、前記収集された投影データに基づいて、前記被検体の画像を再構成する再構成手段とを備えたX線CT装置であって、前記X線検出器が、前記被検体の体軸方向に第1の幅を有する第1のX線検出素子を前記体軸方向に複数配置した第1の検出素子群と、前記体軸方向に前記第1の幅より大きい第2の幅を有する第2のX線検出素子を前記体軸方向に複数配置した第2の検出素子群とを有しており、前記第1の検出素子群と前記第2の検出素子群とが、前記X線検出器の回転方向に所定の繰返しパターン(pattern)にて配設されているX線CT装置を提供する。
第2の観点では、本発明は、前記第2の検出素子群により得られた投影データを重み付け加算処理により前記体軸方向に補間して、前記第1の検出素子群により得られる投影データと実質的に同じデータピッチ(data pitch)の投影データを得る補間手段をさらに備えており、前記再構成手段が、前記補間された投影データを用いて画像を再構成する上記第1の観点のX線CT装置を提供する。
「データピッチ」とは、各データに対応する実際のまたは仮想的なX線検出素子の配置間隔を意味する。実際の各X線検出素子から得られたデータ同士を重み付け加算処理すると、重み付け加算処理後に得られる各データに対応する仮想的なX線検出素子の配置間隔が変化するので、データピッチが変化することになる。
第3の観点では、本発明は、前記補間された所定の投影データと前記回転方向において近接する複数の投影データであって、少なくとも前記第1のX線検出素子により得られた投影データを含む複数の投影データ同士を重み付け加算処理することにより、該補間された所定の投影データを補正する補正手段をさらに備えており、前記再構成手段が、前記補正された投影データを用いて画像を再構成する上記第2の観点のX線CT装置を提供する。
第4の観点では、本発明は、前記所定の繰返しパターンが、前記第1の検出素子群と前記第2の検出素子群とを交互に配設するパターンである上記第1の観点から第3の観点のいずれか一つの観点のX線CT装置を提供する。
第5の観点では、本発明は、前記X線検出器が、前記第1の検出素子群と前記第2の検出素子群とを前記回転方向に前記所定の繰返しパターンにて配設して成る部分を、該X線検出器の前記回転方向の中心から該回転方向に所定距離だけ離れた位置より外側に有している上記第1の観点から第4の観点のいずれか一つの観点のX線CT装置を提供する。
第6の観点では、本発明は、前記X線検出器が、前記第1の検出素子群を前記回転方向に配設して成る部分をさらに有している上記第1の観点から第5の観点のいずれか一つの観点のX線CT装置を提供する。
第7の観点では、本発明は、前記X線検出器が、前記第1の検出素子群と前記第2の検出素子群とを前記回転方向に前記所定の繰返しパターンにて配設して成る部分のみから構成されている上記第1の観点から第4の観点のいずれか一つの観点のX線CT装置を提供する。
第8の観点では、本発明は、前記第2の幅が、前記第1の幅の実質的に2倍である上記第1の観点から第7の観点のいずれか一つの観点のX線CT装置を提供する。
なお、「実質的に2倍」の実質的とは、製造上の誤差を許容する趣旨である。
第9の観点では、本発明は、前記第1の幅が、1.25ミリメートル(millimeter)以下である上記第1の観点から第8の観点のいずれか一つの観点のX線CT装置を提供する。
第10の観点では、本発明は、前記第1の検出素子群が、前記第1のX線検出素子を前記体軸方向に64個以上配置して成る上記第1の観点から第9の観点のいずれか一つの観点のX線CT装置を提供する。
第11の観点では、本発明は、前記第1のX線検出素子の前記回転方向の幅が、前記第2のX線検出素子の前記回転方向の幅と実質的に同じである上記第1の観点から第10の観点のいずれか一つの観点のX線CT装置を提供する。
第12の観点では、本発明は、前記第1のX線検出素子の前記回転方向の幅が、前記第1の幅と実質的に同じである上記第11の観点のX線CT装置を提供する。
なお、「実質的に同じ」の実質的とは、製造上の誤差を許容する趣旨である。
本発明のX線CT装置によれば、そのX線検出器の少なくとも一部において、体軸方向の幅が相対的に小さい第1のX線検出素子で構成される第1の検出素子群と同幅が相対的に大きい第2のX線検出素子で構成される第2の検出素子群とをX線検出器の回転方向に所定の繰返しパターンで配設した構成としている。そのため、第1のX線検出素子のみで構成される従来の一般的なマルチスライス検出器と比較して、単位面積あたりのX線検出素子の数、配線密度はより小さくしつつ、微細な構造を持つ第1のX線検出素子が散在した構成とすることができる。これにより、X線検出器の製造コストを抑えながら、空間分解能が上記の一般的なマルチスライス検出器に近い投影データを収集することができ、高速かつ高空間分解能に撮影することができる安価なX線CT装置を実現できる。
第一実施形態のX線CT装置の構成を概略的に示す図である。 X線管、コリメータ(collimator)およびX線検出器の要部構成図である。 図2に示す検出器モジュール(module)の構成を示す図である。 一般的64スライス検出器とデータ収集部との接続構造を示す模式図である。 第一実施形態のX線検出器とデータ収集部との接続構造を示す模式図である。 第一実施形態のX線CT装置において実行されるCTイメージング(imageing)処理のフロー(flow)の一例を示す図である。 データ収集部により収集された投影データをj−k(列番号−チャネル(channel)番号)座標空間に表した図である。 z方向補間処理を概念的に表した図である。 z方向補間処理後の投影データを示す図である。 CH方向補正処理を概念的に表した図である。 第二実施形態によるX線CT装置のX線検出器を示す図である。 第二実施形態のX線検出器と撮影領域との関係を示す図である。 他の第1例による検出器モジュールを示す図である。 他の第2例による検出器モジュールを示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
(第一実施形態)
図1は、本発明の実施形態であるX線CT装置の構成を概略的に示す図である。なお、同図では、本装置の構成要素間の接続ついて、主要なものだけを図示しており、他は省略してある。
本装置は、走査ガントリ(gantry)2、撮影テーブル(table)4、操作コンソール(console)6を備えている。
走査ガントリ2は、X線管21を有している。X線管21から放射された不図示のX線は、コリメータ23により例えば扇状のX線ビームすなわちファンビーム(fan beam)となるよう成形され、X線検出器24に照射される。X線検出器24は、扇状のX線ビームの幅方向および厚さ方向にアレイ(array)状に配置された複数のX線検出素子を有している。
X線検出器24には、データ収集部26が接続されている。データ収集部26は、X線検出器24の個々のX線検出素子の検出データを収集する。
X線管21からのX線の照射は、X線コントローラ(controller)28によって制御される。コリメータ23は、コリメータコントローラ30によって制御される。
以上のX線管21からコリメータコントローラ30までのものが、走査ガントリ2の回転部34に搭載されている。回転部34の回転は、回転コントローラ36によって制御される。
回転部34と回転コントローラ36は、走査ガントリ2のハウジング(housing)内に収容されている。
撮影テーブル(table)4は、不図示の被検体を走査ガントリ2のX線照射空間に搬入および搬出するようになっている。
操作コンソール6は、中央処理装置60を有している。中央処理装置60は、例えばコンピュータ(computer)によって構成される。中央処理装置60には、制御インタフェース(interface)62が接続されている。制御インタフェース62には、走査ガントリ2と撮影テーブル4が接続されている。中央処理装置60は、制御インタフェース62を通じて走査ガントリ2および撮影テーブル4を制御する。走査ガントリ2内のデータ収集部26、X線コントローラ28、コリメータコントローラ30および回転コントローラ36が、制御インタフェース62を通じて制御される。
中央処理装置60には、また、データ収集バッファ(buffer)64が接続されている。データ収集バッファ64には、走査ガントリ2のデータ収集部26が接続されている。データ収集部26で収集されたデータがデータ収集バッファ64に入力される。
データ収集バッファ64は、入力データを一時的に記憶する。
中央処理装置60は、データ収集バッファ64を通じて収集した複数ビュー(view)の投影データに基づいて画像再構成を行う。画像再構成には、例えばフィルタード・バックプロジェクション(filtered back-projection)法等が用いられる。中央処理装置60には、また、記憶装置66が接続されている。記憶装置66は、各種のデータや再構成画像およびプログラム(program)等を記憶する。
中央処理装置60には、さらに、表示装置68と操作装置70が接続されている。表示装置68は、中央処理装置60から出力される再構成画像やその他の情報を表示するようになっている。操作装置70は、操作者によって操作され、各種の指示や情報等を中央処理装置60に入力するようになっている。
図2は、X線管21、コリメータ23およびX線検出器24の要部構成図である。
X線管21は、ハウジング21hに、集束電極およびフィラメント(filament)を内蔵する陰極スリーブ(sleeve)21sと、回転するターゲット(target)21tとを内蔵した構造であり、焦点fからX線81を放射する。
コリメータ23は、X線遮蔽材質(鉛もしくはタングステン等)で構成されている。コリメータ23は、図示の如く、X線管21より放射されたX線の厚み方向(z方向;被検体の体軸方向に相当する)におけるX線照射範囲を画定するコリメータ23a,23bと、X線検出器24の長手方向の照射範囲(ファン(fan)角)を画定するコリメータ23c,23dとを有している。X線81は、これらコリメータ6a〜6dにより形成されるスリット(slit)Sを通ってX線検出器24に照射される。
X線検出器24は、図示の如く、複数のX線検出素子を配設した検出器モジュール24uが、コリメータ23により形成された扇状のX線ビームの幅方向すなわちチャネル方向(CH方向;X線検出器24の回転方向に相当する)に複数配設された構造である。検出器モジュール24uは、z方向の幅が相対的に小さいX線検出素子がz方向に複数配置された第1の検出素子群241と、z方向の幅が相対的に大きいX線検出素子がz方向に複数配置された第2の検出素子群242とが、CH方向に所定のパターンで繰り返し配設された構造である。なお、z方向はスライス方向ともいう。
図3(a)は、図2に示す検出器モジュール24uを鉛直方向(y方向)に見た図、図3(b)は、その一部拡大図である。検出器モジュール24uは、CH方向に検出素子群を16セット(set)有しており、第2の検出素子群242と第1の検出素子群241とがCH方向に交互に配設された構造である。
第1の検出素子群241は、z方向の幅とCH方向の幅とが共にd1である第1のX線検出素子24aがz方向に64個配置されたものである。また、第2の検出素子群242は、z方向の幅がd1の実質的に2倍のd2であり、CH方向の幅がd1である第2のX線検出素子24bがz方向に32個配置されたものである。なお、幅d1は、例えば1.25〔mm〕、あるいはそれ以下である。
したがって、このような検出器モジュール24uをCH方向に複数配置したX線検出器24では、CH方向のチャネル番号k(k=0〜m(例えばm=959))が偶数である位置に第2の検出素子群242が配置され、チャネル番号kが奇数である位置に第1の検出素子群241が配置されることになる。すなわち、X線検出器24は、従来の一般的な64列マルチスライス検出器のz方向の検出素子群と、z方向の長さがこれと同じである32列マルチスライス検出器のz方向の検出素子群とが、CH方向に交互に組み合わされて混在した構造となっている。
図4は、一般的な64列マルチスライス検出器とデータ収集部との接続構造を示す模式図である。また、図5は、本実施形態のX線検出器とデータ収集部との接続構造を示す模式図である。
一般的な64列マルチスライス検出器240や本実施形態のX線検出器24を構成する第1のX線検出素子24aあるいは第2のX線検出素子24bは、例えばシンチレータ(scintillater)とフォトダイオード(photo diode)とにより構成されており、X線を吸収して蛍光を発し、その蛍光をアナログ電気信号に変換して出力する。そして、これら個々のX線検出素子24a,24bは、データ収集部26を構成する個々のAD変換回路26aと、配線基板等を含む信号伝達部SLを介してそれぞれ接続されている。AD変換回路26aは、第1および第2のX線検出素子24a,24bからのアナログ電気信号をデジタルデータに変換する。
一般的な64列マルチスライス検出器240では、図4に示すように、チャネル番号k(k=0〜m)と列番号j(j=0〜63)との組合せによる各座標の領域ごとに第1のX線検出素子24aが1つずつ配置されている。そのため、この64列マルチスライス検出器240では、第1のX線検出素子24aの配置密度や、信号伝達部SLの配線基板等における配線密度ρ0は非常に高くなる。その結果、このような64列マルチスライス検出器240を実現するためには高度な実装技術を必要とし、コストが非常に高くなる。例えば、X線検出素子24aの製法として、フロントリット(front lit)方式ではなく、より高価なバックリット(back lit)方式を採用せざるを得ない場合がある。また、信号伝達部SLの配線基板の構造が密で複雑になるので、その加工費が高くつく。さらに、X線検出素子24aおよびAD変換回路26aの数が多く、部品点数に応じたコストも高くなる。
一方、本実施形態のX線検出器24では、図5に示すように、チャネル番号k(k=0〜m)が偶数となるz方向の検出素子群では、列番号j(j=0〜63)の座標2つ分の領域に、第2のX線検出素子24bが1つ配置されており、X線検出素子の数が一般的な64列マルチスライス検出器240の検出素子群と比較して半減している。そのため、第1および第2のX線検出素子24a,24bの配置密度や、信号伝達部SLの配線基板等における配線密度ρは、一般的な64列マルチスライス検出器240と比較して低くなる。これにより、高度な実装技術でなくともX線検出器24を実現させることができる。すなわち、第1および第2のX線検出素子24a,24bの製法として、より安価なフロントリット方式を採用することができる。また、信号伝達部SLの配線基板の構造もシンプルになるので、加工費も抑えることができる。さらに、X線検出素子24a,24bとAD変換回路26aの数も少なくなるので、部品点数に応じたコストも下げられる。
これより、X線CT装置において実行されるCTイメージング処理について説明する。
図6は、本実施形態のX線CT装置において実行されるCTイメージング処理のフローの一例を示す図である。
ステップ(step)S1では、操作者が操作装置70を通じてスキャン(scan)計画を入力する。スキャン計画には、X線照射条件、スライス(slice)厚、スライス位置等が含まれる。以下、本X線CT装置は、入力されたスキャン計画に従い、操作者の操作および中央処理装置60による制御の下で動作する。
ステップS2では、スキャン位置決めを行う。すなわち、操作者が操作装置70の不図示のテーブル送りスイッチ(switch)を押して撮影テーブル4を移動させ、被検体の撮影部位の中心をX線管21およびX線検出器24の回転中心、すなわちアイソセンタ(iso-center)に一致させる。
ステップS3ではスキャンを行う。すなわちX線管21およびX線検出器24を被検体の周囲で回転させて、例えば1000ビューの投影データをデータ収集バッファ64に収集する。収集した投影データの構造については後述する。
ステップS4では、データ収集バッファ64に収集した複数ビューの投影データに対して、z方向補間処理を施す。このz方向補間処理の詳細については後述する。
ステップS5では、z方向補間処理が施された投影データに対して、CH方向補正処理を施す。このCH方向補正処理の詳細については後述する。
ステップS6では、画像再構成を行う。すなわち、z方向補間処理およびCH方向補正処理が施された投影データに基づき、中央処理装置60が、フィルタード・バックプロジェクション法等によって画像再構成を行い、断層像を生成する。再構成した断層像は、ステップS7にて表示装置68に表示する。
ここで、ステップS3にてデータ収集部26により収集された投影データの構造について説明する。
図7は、データ収集部により収集された投影データをj−k(列番号−チャネル番号)座標空間に表した図である。同図において、投影データproj(i,j,k)は、ビュー番号i(i=0〜999)のときに、X線検出器24における列番号j(j=0〜63)、チャネル番号k(k=0〜m)の座標位置のX線検出素子により得られた投影データを示している。kが奇数であれば、投影データproj(i,j,k)は、所定の単一の第1のX線検出素子24aにより得られた投影データである。j,kがともに偶数であれば、図示の如く、投影データproj(i,j,k)と投影データproj(i,j+1,k)とは、所定の同一の第2のX線検出素子24bにより得られるものなので、同一のデータ値を取ることになる。
ここで、z方向補間処理(S4)について詳しく説明する。
z方向補間処理は、収集された各ビューの投影データについて、第2の検出素子群242により得られた投影データを重み付け加算処理によりz方向に補間して、第1の検出素子群241により得られる投影データと実質的に同じデータピッチの投影データを得る処理である。
このz方向補間処理により、32列マルチスライス検出器の検出素子群に相当する第2の検出素子群242により得られた投影データを、64列マルチスライス検出器の検出素子群により得られた投影データに換算したときに、各投影データのz方向(z方向)の座標位置とその投影データの重心とが正しく対応するようにする。
図8は、z方向補間処理を概念的に表した図である。本実施形態では、下記の数式に従ってz方向補間処理を行う。
Figure 2011045419
proj(i,j,k)は収集した(z方向補間処理前の)投影データ、proj(i,j,k)′はz方向補間処理後の投影データである。
チャネル番号k=奇数のとき、投影データproj(i,j,k)は第1のX線検出素子24aにより得られた投影データであり、空間的には、一般的な64列マルチスライス検出器と同等に分解されたデータであるから、数式(1)に示すように、そのままproj(i,j,k)′にする。
チャネル番号k=偶数のとき、投影データproj(i,j,k)は第2のX線検出素子24bにより得られた投影データであるから、投影データproj(i,j,k)′は、この投影データの座標位置にz方向で最も近い2つの投影データに基づく重み付け加算処理により求める。例えば、列番号j=偶数のとき、投影データproj(i,j,k)′は、proj(i,j−1,k)とproj(i,j,k)とを、座標空間における各投影データの重心位置間の距離に応じた重み付け加算処理して求める。具体的には、数式(2)および図8(a)に示すように、proj(i,j−1,k)に重み0.25を乗算した値と、proj(i,j,k)に重み0.75を乗算した値とを加算して、投影データproj(i,j,k)′を求める。また、列番号j=奇数のとき、投影データproj(i,j,k)′は、proj(i,j,k)とproj(i,j+1,k)とを、座標空間における各投影データの重心位置間の距離に応じた重み付け加算処理して求める。具体的には、数式(3)および図8(b)に示すように、proj(i,j,k)に重み0.75を乗算した値と、proj(i,j+1,k)に重み0.25を乗算した値とを加算して、投影データproj(i,j,k)′を求める。
図9は、z方向補間処理後の投影データを示す図である。上記のz方向補間処理を行うことにより、同図に示すように、同一の第2のX線検出素子24bにより得られたz方向に連続する2つの投影データが、同一のデータ値ではなく、それぞれその座標位置と正しく対応するデータ値を持つようになる。
なお、上記のz方向補間処理は、いわゆる線形補間による例であるが、空間分解能をより高くするために、高次の補間を利用することも考えられる。この場合、再構成画像におけるSN比が向上する。
次に、CH方向補正処理(S5)について詳しく説明する。
CH方向補正処理は、z方向補間処理により補間された投影データとCH方向において近接する複数の投影データであって、少なくとも第1のX線検出素子24aにより得られた投影データを含む複数の投影データ同士を重み付け加算処理することにより、上記補間された投影データを補正する処理である。これを各ビューの投影データごとに行う。
これにより、各ビューの投影データにおけるz方向の空間分解能を、64列マルチスライス検出器の検出素子群により得られる投影データにさらに近づけることができる。
図10は、CH方向補正処理を概念的に表した図である。本実施形態では、下記の数式に従ってCH方向補正処理を行う。
Figure 2011045419
チャネル番号k=奇数のとき、投影データproj(i,j,k)′は第1のX線検出素子24aにより得られた投影データであるから、数式(4)に示すように、そのままproj(i,j,k)″にする。
チャネル番号k=偶数のとき、投影データproj(i,j,k)″は、この投影データの座標位置を挟むCH方向の所定数の投影データに基づく重み付け加算処理により求める。例えば、投影データproj(i,j,k)″は、数式(5)に示すように、Nを2の倍数として、proj(i,j,k−N/2)′〜proj(i,j,k+N/2)′を重み付け加算処理して求める。具体的には、例えば図10(a)に示すように、proj(i,j,k−3)′に重みw(−3)を乗算した値、proj(i,j,k−2)に重みw(−2)を乗算した値、・・・、proj(i,j,k+3)に重みw(+3)を乗算した値をそれぞれ加算して、投影データproj(i,j,k)″を求める。このとき、重みw(−3)〜w(+3)は、例えば図10(b)に示すような曲線を描くような値とする。
なお、上記のCH方向補正処理に、32列マルチスライス検出器の検出素子群に相当する第2の検出素子群242により得られた投影データを使用せず、64列マルチスライス検出器の検出素子群に相当する第1の検出素子群241により得られた投影データのみを使用してもよい。つまり、数式(5)において、第2の検出素子群242により得られた投影データに対応する重みw(m)(m%2=0)を0(ゼロ(zero))にして処理してもよい。この場合、データ量の減少により、再構成画像においてSN比が低下することも考えられるが、空間分解能は維持できる。
また、上記のCH方向補正処理は、いわゆる線形補間による例であるが、空間分解能をより高くするために、高次の補間を利用することも考えられる。
以上、本実施形態のX線CT装置によれば、z方向の幅が相対的に小さい第1のX線検出素子24aで構成される第1の検出素子群241と同幅が相対的に大きい第2のX線検出素子24bで構成される第2の検出素子群242とをCH方向に所定の繰返しパターンで配設した構成としている。そのため、第1のX線検出素子24aのみで構成される従来の一般的な64列マルチスライス検出器と比較して、単位面積あたりのX線検出素子の数、配線密度はより小さくしつつ、微細な構造を持つ第1のX線検出素子24aが散在した構成とすることができる。これにより、X線検出器24の製造コストを抑えながら、空間分解能が上記の一般的な64列マルチスライス検出器に近い投影データを収集することができ、高速かつ高空間分解能に撮影することができる安価なX線CT装置を実現できる。
また、本実施形態によれば、z方向補間処理やCH方向補正処理といった、収集した投影データの空間分解能をより向上させる処理を行っているので、再構成画像における空間分解能を、従来の64列マルチスライス検出器により得られた投影データに基づく画像にさらに近づけることができる。
なお、本実施形態においては、z方向補間処理およびCH方向補正処理を施した投影データを基に画像再構成しているが、z方向補間処理のみ、あるいは、CH方向補正処理のみ施した投影データを基に画像再構成してもよい。z方向補間処理およびCH方向補正処理のいずれも行わずに、収集した投影データをそのまま用いて画像再構成してもよい。
また、本実施形態において、32列マルチスライス検出器と構成が同じである第2の検出素子群242による投影データを用いずに、64列マルチスライス検出器と構成が同じである第1の検出素子群241による投影データのみを用いて画像再構成してもよい。この場合、画像再構成に用いるデータ量が半減するので、再構成画像におけるSN比(signal-noise ratio)は低下するが、空間分解能は維持できる。
また、本実施形態おいては、X線検出器24を構成する第1のX線検出素子24aの大きさを幅1.25〔mm〕程度としているが、これ以下であってもよい。この場合、X線検出素子の数、配線密度が小さくなることによるコスト低減の効果が顕著になり、より好ましい。
また、第1の検出素子群241は、第1のX線検出素子24aをz方向に64個以上配置して成るものとしてもよい。この場合も、X線検出素子の数、配線密度が小さくなることによるコスト低減の効果が顕著になり、より好ましい。
(第二実施形態)
図11は、第二実施形態によるX線CT装置のX線検出器24′を示す図である。また、図12は、このX線検出器24′と撮影領域との関係を示す図である。
X線検出器24′は、図11に示すように、X線検出器のCH方向の中心CからCH方向に所定距離ΔDだけ離れた位置より外側部分24oだけが、第一実施形態の検出器モジュール24uにより構成されている。当該位置より内側部分24iは、従来の一般的な64列マルチスライス検出器と同様、第1のX線検出素子24aのみで構成される検出器モジュール24tにより構成されている。
この場合、図12に示すように、被検体の関心部位が含まれることの多い撮影領域の中央部分Riにおいては、空間分解能を含め、従来の64列マルチスライス検出器と全く同じ画像パフォーマンス(performance)を実現することができる。そのため、画像領域が小さく空間分解能が必要な心臓部位や頭部の撮影には支障をきたさない。また、撮影領域の周辺部分Roの画像再構成においては、あるビュー角度の投影データ(例えば図12の0°データ)では、X線検出器24′の内側部分24iで得られた投影データが寄与するが、別のビュー角度の投影データ(例えば図12の90°データ)では、外側部分24oで得られた投影データが寄与する。このように、X線検出器の外側部分に第一実施形態のX線検出器24と同じ検出器を使用しても、その画像精度(スライス厚)の劣化は限定的となり、コスト低減分以上の性能劣化を伴わず、コストパフォーマンス(cost performance)とそのROI(Return On Investment)において効果的である。
(第三実施形態)
図13(a)は他の第1例による検出器モジュールを示す図であり、同図(b)はその一部拡大図である。
検出器モジュール24u′は、第1の検出素子群241、第2の検出素子群242、そして再び第1の検出素子群241がCH方向にこの順番で配置されるパターンを繰り返す繰返しパターンにより配設されている。
第一実施形態の検出器モジュール24uの代わりに、検出器モジュール24u′を用いるようにしてもよい。
図14(a)は、他の第2例による検出器モジュールを示す図であり、同図(b)はその一部拡大図である。
検出器モジュール24u″は、z方向の幅がd1の実質的に3倍のd3である第3のX線検出素子24cをz方向に複数配置した第3の検出素子群243と、第1の検出素子群241とをCH方向に交互に配設したものである。
第一実施形態の検出器モジュール24uの代わりに、検出器モジュール24u″を用いるようにしてもよい。
なお、X線検出器における検出素子群の配設パターンは、上記の各例に限定されず、種々のパターンを採用することができる。
また、上記の各実施形態では、X線検出器は、検出器モジュールをCH方向に複数配設して成る構造であるが、このような検出器モジュールを使用しなくても構わない。
また、上記の各実施形態では、第1のX線検出素子24aのCH方向の幅と第2のX線検出素子24bのCH方向の幅とが同じd1であり、これはCHの方向の空間分解能の均一性を考えると好ましい形態であるが、特にこれに限定する必要はない。
また、上記の各実施形態では、第1のX線検出素子24aのCH方向の幅とz方向の幅とが同じd1であり、これはCH方向およびz方向の空間分解能の均一性を考えると好ましい形態であるが、とくにこれに限定する必要はない。
2 走査ガントリ
4 撮影テーブル
6 操作コンソール
21 X線管
23 コリメータ
24 X線検出器
24a 第1のX線検出素子
24b 第2のX線検出素子
24c 第3のX線検出素子
24t 第1のX線検出素子のみにより構成される検出器モジュール
24u 第一実施形態の検出器モジュール
24u′ 他の第1例による検出器モジュール
24u″ 他の第2例による検出器モジュール
241 第1の検出素子群
242 第2の検出素子群
243 第3の検出素子群
26 データ収集部
28 X線コントローラ
30 コリメータコントローラ
34 回転部
36 回転コントローラ
60 中央処理装置
62 制御インタフェース
64 データ収集バッファ
66 記憶装置
68 表示装置
70 操作装置
81 X線

Claims (12)

  1. 相対向して配置されるX線源およびX線検出器と、
    前記X線源およびX線検出器を被検体の体軸の周りに回転させ、前記被検体に多方向からX線を照射して、その透過X線を前記X線検出器で検出することにより、投影データを収集するデータ収集手段と、
    前記収集された投影データに基づいて、前記被検体の画像を再構成する再構成手段とを備えたX線CT装置であって、
    前記X線検出器は、前記被検体の体軸方向に第1の幅を有する第1のX線検出素子を前記体軸方向に複数配置した第1の検出素子群と、前記体軸方向に前記第1の幅より大きい第2の幅を有する第2のX線検出素子を前記体軸方向に複数配置した第2の検出素子群とを有しており、前記第1の検出素子群と前記第2の検出素子群とは、前記X線検出器の回転方向に所定の繰返しパターンにて配設されているX線CT装置。
  2. 前記第2の検出素子群により得られた投影データを重み付け加算処理により前記体軸方向に補間して、前記第1の検出素子群により得られる投影データと実質的に同じデータピッチの投影データを得る補間手段をさらに備えており、
    前記再構成手段は、前記補間された投影データを用いて画像を再構成する請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 前記補間された所定の投影データと前記回転方向において近接する複数の投影データであって、少なくとも前記第1のX線検出素子により得られた投影データを含む複数の投影データ同士を重み付け加算処理することにより、該補間された所定の投影データを補正する補正手段をさらに備えており、
    前記再構成手段は、前記補正された投影データを用いて画像を再構成する請求項2に記載のX線CT装置。
  4. 前記所定の繰返しパターンは、前記第1の検出素子群と前記第2の検出素子群とを交互に配設するパターンである請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  5. 前記X線検出器は、前記第1の検出素子群と前記第2の検出素子群とを前記回転方向に前記所定の繰返しパターンにて配設して成る部分を、該X線検出器の前記回転方向の中心から該回転方向に所定距離だけ離れた位置より外側に有している請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  6. 前記X線検出器は、前記第1の検出素子群を前記回転方向に配設して成る部分をさらに有している請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  7. 前記X線検出器は、前記第1の検出素子群と前記第2の検出素子群とを前記回転方向に前記所定の繰返しパターンにて配設して成る部分のみから構成されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  8. 前記第2の幅は、前記第1の幅の実質的に2倍である請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  9. 前記第1の幅は、1.25ミリメートル以下である請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  10. 前記第1の検出素子群は、前記第1のX線検出素子を前記体軸方向に64個以上配置して成る請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  11. 前記第1のX線検出素子の前記回転方向の幅は、前記第2のX線検出素子の前記回転方向の幅と実質的に同じである請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  12. 前記第1のX線検出素子の前記回転方向の幅は、前記第1の幅と実質的に同じである請求項11に記載のX線CT装置。
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