JP2011044324A - 導光板、プリント配線板、キーモジュール、電子機器 - Google Patents

導光板、プリント配線板、キーモジュール、電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】光の入射側とは反対側に直接当たる光(直線光)を照光に有効に利用することができると共に、輝度均一性を向上させることができる導光板、該導光板を備えたプリント配線板、該プリント配線板を備えたキーモジュール、及び該キーモジュールを備えた電子機器の提供を課題とする。
【解決手段】光源40から入射させた光を厚み内を導光しながら複数の光出射構造部23で板の上面から出射させるようにした導光板20であって、前記光の入射側とは反対側まで到達した光を再び板厚内に反射誘導させる光反射誘導手段たる傾斜凹凸形状24を側面22に設けてあることを特徴とする導光板である。
【選択図】 図4

Description

本発明は、導光板、該導光板を備えたプリント配線板、該プリント配線板を備えたキーモジュール及び該キーモジュールを備えた電子機器に関する。
携帯電話をはじめとする電子機器において、その一様な照光には導光板が用いられている。導光板は、その側面からLEDなどの光を入射し、導光板の一方の主面に形成された凹状、凸状等のドットからなる光出射構造部での散乱・回析により照光側主面方向に光路を変えることで均一発光させている。この時、マクロに見れば均一発光と言えるが、ミクロに見るとドットの分布に応じた発光となっている。
従来、エッジライト方式の導光板においては、その1端面からLEDなどの光を入射するため、光源近傍側と光源遠方側とで輝度の差が生じるという問題があった。
また従来、導光板に入射する光の内、光入射面と反対側の面に直接当たる光(直線光)が照光に利用されていないという問題があった。
光源近傍側と光源遠方側における輝度の差を防止し、照光の均一化を図る従来技術として、例えば下記特許文献1がある。
また光入射面と反対側の面に直接当たる光(直線光)を照光に利用する従来技術として、例えば下記特許文献2がある。
下記特許文献1は、キー照明装置に関する発明で、携帯電話機、PDA等の携帯端末のキー照明に好適な光の均一性に優れる技術が開示されている。
また下記特許文献2は、面状光源ユニットに関する発明で、LED入光面に対向した面に直接当たる光を利用する技術が開示されている。
特開2008−235137号公報 特開2003−84140号公報
上記特許文献1においては、光の均一性に優れ、キー操作時のクリック感を損なわず、薄型、低消費電力、低コストを実現できるメリットがある。
しかしながら、光入射面と反対側の面に直接当たる光(直線光)を利用するような構成ではなく、入射光を有効に利用できていないという問題があった。
また上記特許文献2においては、LED入光面に対向した面に直接当たる光を有効に利用できるメリットがある。
しかしながら、LED照射光を上下に分割する第1のプリズムを精度良く作製するのが困難であるという問題があった。また第1のプリズム近傍の輝度が上昇し、輝度均一性が低下するという問題があった。
そこで本発明は上記従来における問題点を解決し、光の入射側とは反対側に直接当たる光(直線光)を照光に有効に利用することができると共に、輝度均一性を向上させることができる導光板、該導光板を備えたプリント配線板、該プリント配線板を備えたキーモジュール、及び前記キーモジュールを備えた電子機器の提供を課題とする。
本発明の導光板は、入射させた光を厚み内を導光しながら1乃至複数の所定位置で板の上面若しくは板の下面から出射させるようにした導光板であって、前記光の入射側とは反対側まで到達した光を再び板厚内に反射誘導させる光反射誘導手段を設けてあることを第1の特徴としている。
上記本発明の第1の特徴によれば、入射させた光を厚み内を導光しながら1乃至複数の所定位置で板の上面若しくは板の下面から出射させるようにした導光板であって、前記光の入射側とは反対側まで到達した光を再び板厚内に反射誘導させる光反射誘導手段を設けてあることから、光の入射側とは反対側まで到達した光を有効に利用して出射させることができる。
また本発明の導光板は、上記本発明の第1の特徴に加えて、前記光反射誘導手段は、光の入射側とは反対側の側面に、該側面に対して傾斜した1乃至複数の傾斜凹凸形状を設けてなることを第2の特徴としている。
上記本発明の第2の特徴によれば、上記本発明の第1の特徴による作用効果に加えて、前記光反射誘導手段は、光の入射側とは反対側の側面に、該側面に対して傾斜した1乃至複数の傾斜凹凸形状を設けてなることから、光の入射側とは反対側まで到達した光を入射側とは反対側の側面に対して傾斜させた状態で再び板厚内に反射誘導させることができる。
また本発明の導光板は、上記本発明の第2の特徴に加えて、前記傾斜凹凸形状は、凹凸が板の幅方向に形成されていることを第3の特徴としている。
上記本発明の第3の特徴によれば、上記本発明の第2の特徴による作用効果に加えて、前記傾斜凹凸形状は、凹凸が幅方向に形成されていることから、光の入射側とは反対側まで到達した光を板の幅方向に傾斜させた状態で再び板厚内に反射誘導させることができる。
また本発明の導光板は、上記本発明の第2の特徴に加えて、前記傾斜凹凸形状は、凹凸が板の厚み方向に形成されていることを第4の特徴としている。
上記本発明の第4の特徴によれば、上記本発明の第2の特徴による作用効果に加えて、前記傾斜凹凸形状は、凹凸が板の厚み方向に形成されていることから、光の入射側とは反対側まで到達した光を板の厚み方向に傾斜させた状態で再び板厚内に反射誘導させることができる。
また本発明の導光板は、上記本発明の第2〜第4の何れか1つに記載の特徴に加えて、前記傾斜凹凸形状の傾斜面は、鏡面からなることを第5の特徴としている。
上記本発明の第5の特徴によれば、上記本発明の第2〜第4の何れか1つに記載の特徴による作用効果に加えて、前記傾斜凹凸形状の傾斜面は、鏡面からなることから、光の入射側とは反対側まで到達した光をより確実且つ効率的に、入射側とは反対側の側面に対して傾斜させた状態で再び板厚内に反射誘導させることができる。
また本発明の導光板は、上記本発明の第1〜第5の何れか1つに記載の特徴に加えて、前記光反射誘導手段は、板の長手方向に沿って導かれてくる平行光線を、該光反射誘導手段を設けた側面付近にある板厚外へ光を出射させる光出射構造部に反射誘導させることを第6の特徴としている。
上記本発明の第6の特徴によれば、上記本発明の第1〜第5の何れか1つに記載の特徴による作用効果に加えて、前記光反射誘導手段は、板の長手方向に沿って導かれてくる平行光線を、該光反射誘導手段を設けた側面付近にある板厚外へ光を出射させる光出射構造部に反射誘導させることから、板の長手方向に沿って導かれてくる平行光線を有効に利用できると共に、輝度均一性を向上させることができる。
また本発明のプリント配線板は、第1〜第6の何れか1つの特徴に記載の導光板を備えたことを第7の特徴としている。
上記本発明の第7の特徴によれば、プリント配線板は、第1〜第6の何れか1つの特徴に記載の導光板を備えることにより、光の入射側とは反対側まで到達した光を有効に利用して出射させることができる。また輝度均一性を向上させることができる。
また本発明のキーモジュールは、第7の特徴に記載のプリント配線板と、該プリント配線板の導光板に対して光を入射させる光源と、前記プリント配線板の上方に位置し、所定の指令を入力するための入力キーと、該入力キーの下方に位置し、前記入力キーの動作に従動してスイッチオン、スイッチオフを行うドーム状のスイッチ動作子とから構成されることを第8の特徴としている。
上記本発明の第8の特徴によれば、キーモジュールは、第7の特徴に記載のプリント配線板と、該プリント配線板の導光板に対して光を入射させる光源と、前記プリント配線板の上方に位置し、所定の指令を入力するための入力キーと、該入力キーの下方に位置し、前記入力キーの動作に従動してスイッチオン、スイッチオフを行うドーム状のスイッチ動作子とから構成されることから、光の入射側とは反対側まで到達した光を有効に利用して出射させることができると共に、キー操作に際して均一な輝度での照光機能を発揮することができる。
また本発明の電子機器は、第8の特徴に記載のキーモジュールを備えたことを第9の特徴としている。
上記本発明の第9の特徴によれば、電子機器は、第8の特徴に記載のキーモジュールを備えたことから、光の入射側とは反対側まで到達した光を有効に利用して出射させることができると共に、均一な輝度での照光機能を発揮することができる。
本発明の導光板、該導光板を備えたプリント配線板、該プリント配線板を備えたキーモジュール及び該キーモジュールを備えた電子機器によれば、光の入射側とは反対側に直接当たる光(直線光)を照光に有効に利用することができると共に、輝度均一性を向上させることができる導光板を提供することができる。またそのような導光板を備えたプリント配線板、該プリント配線板を備えたキーモジュール及び該キーモジュールを備えた電子機器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電子機器としての携帯電話機を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る電子機器としての携帯電話機のキーモジュールの平面図である。 図2に示すキーモジュールにおける光源及び光源から最も遠い側の入力キーとに対応する要部の断面図である。 本発明の実施形態に係る光源及び導光板を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図である。 本発明の実施形態に係る導光板に入射する光を簡略化して説明する図である。 本発明の実施形態に係る導光板の変形例1を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図である。 本発明の実施形態に係る導光板の変形例2を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図である。 本発明の実施形態に係る導光板の変形例3を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図である。 本発明の実施形態に係るキーモジュールの変形例を示す図であり、光源及び光源から最も遠い側の入力キーとに対応する要部の断面図である。
以下の図面を参照して、本発明に係る電子機器の例として、携帯電話機をあげて説明し、本発明の理解に供する。しかし、以下の説明は本発明の特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。
まず図1〜図5を参照して、本発明の電子機器の実施形態に係る携帯電話機1を説明する。
図1に示すように、携帯電話1は、入力部1aと、表示部1bとを備える。表示部1bは、ヒンジ部1cを介して入力部1aに開閉自在とされている。
図2、図3も参照して、前記入力部1aには、ケース1d内に入力モジュールとしてのキーモジュール2を備えている。キーモジュール2は、入力キー10、導光板20、ドーム状可動接点シート30、光源40、プリント配線板50を備えている。
前記入力キー10は、入力操作を行う部分で、前記入力部1aに露出した入力キー11〜13で構成されている。ここで入力キー11〜13は、図2に示すように、碁盤の目状に配置してある入力キー10において、光源40に最も近い側に配置した入力キーを入力キー11とし、最も遠い側に配置した入力キーを入力キー13とする。
なお入力キー10は、透明性の硬質樹脂で形成され、数字、アルファベット、記号等の特定の形状が視認可能に設けられている。数字、アルファベット、記号等の特定の形状の形成方法は、特定の形状を遮光性材料でマークするものや、特定の形状以外を遮光性材料でマークするものの何れであってもよい。
前記導光板20は、図3に示すように、入力キー10の下方に位置し、光源40から入射させた光をその厚み内を導光したのち出射させて、入力キー10を照光するためのものである。より具体的には、図3に示すように、導光板20は、光源40の照光端面41から放たれた光を導光板20の光入射端面21から入射させて、導光板20の厚み内で全反射させながら入射側とは反対側の側面22まで導光すると共に、入力キー10のある方向へ出射し、これにより照光を行う。
また図3に示すように、導光板20の下面側には、導光板20内を導光してきた光を板の上面、つまり入力キー10方向へ散乱、回折させて出射させる光出射構造部23を複数設けている。この光出射構造部23により、導光板20内を導光される光を所定位置で入力キー10方向へ効率良く出射させることができる。
この光出射構造部23は、図3に示すように、凸状のドットで構成されている。このように光出射構造部23を凸状のドットで構成することで、導光板20内を全反射状態で導かれてきた光を物理的な凸状のドットの位置で確実に散乱、回折させて入力キー10方向へ出射させることができる。よって入力キー10の輝度を向上させることができる。
この凸状のドットはスクリーン印刷で成形することが可能である。勿論、スクリーン印刷に限るものではなく、他の印刷加工、スプレイ加工、精密転写を含む型加工で成形することも可能である。
なお、光出射構造部23の配置位置は導光板20の下面に限るものではなく、上面であってもよい。また光出射構造部23の形状、大きさ、数、隣接する光出射構造部23の距離等も本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。
また光出射構造部23は、凸状のドットによって構成するものに限るものではない。例えばスタンプ加工、若しくはレーザー加工によって、凹状のドットに形成する構成としてもよい。
更に光出射構造部23は、散乱回折材を含有している。このような構成とすることで、光出射構造部23での光の散乱、回折を一段と効率良く行うことができる。
なお散乱回折材としては、TiOを用いることができる。
また図4(a)、図4(b)に示すように、導光板20において、光入射端面21と対向する面である反対側の側面22には、該側面22に対して内側に傾斜させると共に、凹凸が板の幅方向に形成された光反射誘導手段たる傾斜凹凸形状24を1つ設けている。ここで、「内側」とは、導光板20の内部方向を示すものとする。
このような構成とすることで、図4(a)、図4(b)において破線の矢印で示すように、光の入射側とは反対側まで到達した光、特に導光板20の長手方向に沿って導かれてくる平行光線を板の幅方向に傾斜させて再び板厚内に反射誘導させ、導光板20内に閉じ込めることができる。よって光の入射側とは反対側まで到達した光を有効に利用することができる。
ここで「平行光線」とは、図5において破線の矢印で示すように、光源40から導光板20へ入射する光の内、光入射端面21に対して直角に入射し、導光板20内を上面及び下面に対して平行に進行し、光入射端面21とは反対側の側面22に直接当たる光(直線光)のことを示す。
つまり図5の黒矢印で示すように、光源40から様々な角度で光入射端面21から導光板20に入射した光は、反射を繰り返しながら進行し、その途中で光出射構造部23に当たることで入力キー10方向へ出射される。しかし光出射構造部23に当たらなかった光や、特に導光板20内に平行に入射した平行光線は、極端な場合、一度も反射することなく、即ち入力キー10の照光に寄与することが全くないまま、入射側とは反対側の側面22から出てゆくこととなる。
よって光反射誘導手段たる傾斜凹凸形状24を側面22に設けることで、入力キー10の照光に寄与することがなかった光を再び板厚内に反射誘導させることができる。よって導光板20に入射させた光、特に平行光線を有効に利用して入力キー10の照光に寄与させることができる。
また本発明の実施形態のようなエッジライト方式の導光板においては、図2に示すように、その1端面からLEDなどの光を入射するため、光源近傍側は明るく、光源遠方側は暗くなり、輝度の差が生じ易い。よって光源遠方側である導光板20の末端側に光反射誘導手段たる傾斜凹凸形状24を設け、平行光線をはじめ入力キー10の照光に寄与することなく導光板20から出ていっていた光を再び板厚内に反射誘導させることで、光源遠方側の輝度を向上させることができる。従って輝度均一性を向上させることができ、均一な輝度での照光機能を発揮することができる携帯電話機1とすることができる。
更に傾斜凹凸形状の傾斜面は、鏡面で構成されている。このような構成とすることで、光の入射側とは反対側まで到達した光をより確実且つ効率的に再び板厚内に反射誘導させることができる。
なお鏡面加工は、蒸着等、鏡面加工を施すものとして通常用いられるものであれば如何なる加工方法であってもよい。
また導光板20は、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリメタクリル酸メチル樹脂等、可視光域の光を十分透過させることができる樹脂で形成される。
また光出射構造部23を備える導光板20の製造方法としては、射出成形やホットエンボス成形を用いることができる。
なお導光板20の厚みは、20μm〜200μmで、光出射構造部23の厚みは、1μm〜50μmとすることが望ましい。
前記ドーム状可動接点シート30は、図3に示すように、導光板20の下方に位置し、メタルドームと称する導電性金属膜からなるドーム状のスイッチ動作子31を備えたシートである。このドーム状のスイッチ動作子31が、入力キー10の動作に従動し、後述するプリント配線板50と接触、非接触されることで、キーモジュール2のスイッチオン、スイッチオフが行われる。
ドーム状可動接点シート30は、図3に示すように、プリント配線板50上に配設され、プリント配線板50の上面部を被覆している。またドーム状可動接点シート30は、ラバー等の軟質の弾性シートから構成することができる。
なおドーム状可動接点シート30の厚みは、20μm〜200μmとすることが望ましい。
前記光源40は、例えばLEDで構成することができる。この光源40は、図3に示すように、プリント配線板50上における導光板20の光導入端面21と対向する位置に設備される。
前記プリント配線板50は、図3に示すように、プリント配線層51と、樹脂層52とから構成される。このプリント配線板50は、上方に導光板20を備え、更に既述した入力キー10と、ドーム状可動接点シート30と、光源40とでキーモジュール2を構成している。
前記プリント配線層51は、スイッチ接点となる導電層たる回路部を備えるものであり、銅箔によるパターンを樹脂層52上に形成することで構成される。
次に図6を参照して、本発明の実施形態に係る導光板の変形例1を説明する。
本変形例1は、導光板に形成される光反射誘導手段たる傾斜凹凸形状の形を変化させたものである。その他の構成については、既述した本発明の実施形態と同一である。同一部材、同一機能を果たすものには、同一番号を付し、以下の説明を省略する。
図6(a)、図6(b)に示すように、本変形例1においては、光反射誘導手段たる傾斜凹凸形状24を板の幅方向に複数形成している。
このような構成とすることで、図6(a)、図6(b)において破線の矢印で示すように、光の入射側とは反対側まで到達した光、特に導光板20の長手方向に沿って導かれてくる平行光線を板の幅方向に傾斜させると共に、一段と小刻みに再び板厚内に反射誘導させ、導光板20内に閉じ込めることができる。よって光の入射側とは反対側まで到達した光を一段と有効に利用することができる。
次に図7を参照して、本発明の実施形態に係る導光板の変形例2を説明する。
本変形例2は、導光板に形成される光反射誘導手段たる傾斜凹凸形状の形を変化させたものである。その他の構成については、既述した本発明の実施形態と同一である。同一部材、同一機能を果たすものには、同一番号を付し、以下の説明を省略する。
図7(a)、図7(c)に示すように、本変形例2においては、光反射誘導手段たる傾斜凹凸形状24を板の厚み方向に複数形成している。
このような構成とすることで、図7(a)、図7(c)において破線の矢印で示すように、光の入射側とは反対側まで到達した光、特に導光板20の長手方向に沿って導かれてくる平行光線を板の厚み方向に傾斜させると共に、一段と小刻みに再び板厚内に反射誘導させ、導光板20内に閉じ込めることができる。よって光の入射側とは反対側まで到達した光を一段と有効に利用することができる。
更に板の厚み方向に傾斜させて再び板厚内に反射誘導させることで、導光板20の下方へ光を反射誘導させることができる。よって図7(c)に示すように、反射誘導させた光を光反射誘導手段たる傾斜凹凸形状24を設けた側面22付近にある光出射構造部23やその周囲に直接反射誘導させることができる。よって平行光線をはじめ入力キー10の照光に寄与することなく導光板20から出ていっていた光を一段と効率良く利用し、照光に寄与させることができる。また一段と効率良く光源遠方側である導光板20の末端側の輝度を向上させることができる。よって一段と効率良く輝度均一性を向上させることができ、均一な輝度での照光機能を発揮することができる携帯電話機1とすることができる。
次に図8を参照して、本発明の実施形態に係る導光板の変形例3を説明する。
本変形例3は、導光板に形成される光反射誘導手段たる傾斜凹凸形状の形を変化させたものである。その他の構成については、既述した本発明の実施形態と同一である。同一部材、同一機能を果たすものには、同一番号を付し、以下の説明を省略する。
図8(a)〜図8(c)に示すように、本変形例3においては、光反射誘導手段たる傾斜凹凸形状24を板の幅方向に形成すると共に、厚み方向且つ内側に傾斜させてテーパーをつけた状態で形成している。より具体的には、図8(c)において破線の矢印で示すように、光の入射側とは反対側まで到達した光、特に導光板20の長手方向に沿って導かれてくる平行光線を導光板20の下方に反射誘導させるようにテーパーをつけている。
このような構成とすることで、図8(a)〜図8(c)において破線の矢印で示すように、光の入射側とは反対側まで到達した光、特に導光板20の長手方向に沿って導かれてくる平行光線を板の幅方向に傾斜させて反射誘導させると同時に、板の下方へも反射誘導させることができる。よって、光の入射側とは反対側まで到達した光を一段と有効且つ効率的に利用することができる。
更に図8(c)に示すように、光の入射側とは反対側まで到達した光を導光板20の下方に反射誘導させるようにテーパーをつけることで、既述した変形例2の場合に比べ、下方に反射誘導させた光を光源遠方側である導光板20の末端側に一段と集中させることができる。よって下方へ反射誘導させた光を光反射誘導手段たる傾斜凹凸形状24を設けた側面22付近にある光出射構造部23やその周囲により多く反射誘導させることができる。よって平行光線をはじめ入力キー10の照光に寄与することなく導光板20から出ていっていた光を一段と効率良く利用して、光源遠方側である導光板20の末端側の輝度を向上させることができる。よって一段と効率良く輝度均一性を向上させることができ、均一な輝度での照光機能を発揮することができる携帯電話機1とすることができる。
なお傾斜凹凸形状24の角度、大きさ、数等は本実施形態のものに限るものではなく、反射誘導させたい光の方向や輝度を向上させたい部分等に合わせて適宜変更可能である。
次に図9を参照して、本発明の実施形態に係るキーモジュールの変形例を説明する。
本変形例は、キーモジュールにおける導光板の配置位置を変化させたものである。その他の構成については、既述した本発明の実施形態と同一である。同一部材、同一機能を果たすものには、同一番号を付し、以下の説明を省略する。
図9に示すように、本変形例においては、導光板20をスイッチ動作子31を備えるドーム状可動接点シート30の上方に配置するのではなく、導光板20に貫通孔60を形成し、この貫通孔60にスイッチ動作子31を収容するような構成で導光板20を配置してある。
このような構成とすることで、図9に示すように、スイッチ動作子31上に導光板20が存在することがない。よって入力キー10の操作時におけるクリック感を向上させることができる。
本発明は携帯電話機等の電子機器、それに用いられるキーモジュールとして利用することができる。
1 携帯電話機
1a 入力部
1b 表示部
1c ヒンジ部
1d ケース
2 キーモジュール
10 入力キー
11 入力キー
12 入力キー
13 入力キー
20 導光板
21 光入射端面
22 側面
23 光出射構造部
24 傾斜凹凸形状
30 ドーム状可動接点シート
31 スイッチ動作子
40 光源
41 照光端面
50 プリント配線板
51 プリント配線層
52 樹脂層
60 貫通孔

Claims (9)

  1. 入射させた光を厚み内を導光しながら1乃至複数の所定位置で板の上面若しくは板の下面から出射させるようにした導光板であって、前記光の入射側とは反対側まで到達した光を再び板厚内に反射誘導させる光反射誘導手段を設けてあることを特徴とする導光板。
  2. 前記光反射誘導手段は、光の入射側とは反対側の側面に、該側面に対して傾斜した1乃至複数の傾斜凹凸形状を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の導光板。
  3. 前記傾斜凹凸形状は、凹凸が板の幅方向に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の導光板。
  4. 前記傾斜凹凸形状は、凹凸が板の厚み方向に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の導光板。
  5. 前記傾斜凹凸形状の傾斜面は、鏡面からなることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の導光板。
  6. 前記光反射誘導手段は、板の長手方向に沿って導かれてくる平行光線を、該光反射誘導手段を設けた側面付近にある板厚外へ光を出射させる光出射構造部に反射誘導させることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の導光板。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の導光板を備えたことを特徴とするプリント配線板。
  8. 請求項7に記載のプリント配線板と、該プリント配線板の導光板に対して光を入射させる光源と、前記プリント配線板の上方に位置し、所定の指令を入力するための入力キーと、該入力キーの下方に位置し、前記入力キーの動作に従動してスイッチオン、スイッチオフを行うドーム状のスイッチ動作子とから構成されることを特徴とするキーモジュール。
  9. 請求項8に記載のキーモジュールを備えたことを特徴とする電子機器。
JP2009191577A 2009-08-21 2009-08-21 導光板、プリント配線板、キーモジュール、電子機器 Pending JP2011044324A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012153650A1 (ja) * 2011-05-06 2012-11-15 住友化学株式会社 導光板の製造方法

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