JP2011043899A - 情報管理装置、情報管理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】タスクにまつわる文書をタスクへの直接の関連性の有無にかかわらず管理できる情報管理装置、方法を提供する。
【解決手段】特定のタスクに関連する複数の関連情報と、該関連情報同士の関係性を表すリンク情報と、タスクの識別情報と、を対応づけて保持するタスクモデルを記憶したタスクモデル記憶部30と、関連情報及びリンク情報の登録又は削除に係る操作内容を取得する操作情報取得部41と、操作情報取得部41で取得された操作内容に係る関連情報又はリンク情報を識別するための識別情報をタスクの実行ログとして操作履歴記憶部に時系列で記憶させる操作情報管理部42と、操作履歴取得部41により取得された関連情報の識別情報又はリンク情報の識別情報及びタスクの識別情報に基づいて、対応するタスクモデルに関連情報又はリンク情報を追記するモデル更新部43と、を備えた。
【選択図】図3
【解決手段】特定のタスクに関連する複数の関連情報と、該関連情報同士の関係性を表すリンク情報と、タスクの識別情報と、を対応づけて保持するタスクモデルを記憶したタスクモデル記憶部30と、関連情報及びリンク情報の登録又は削除に係る操作内容を取得する操作情報取得部41と、操作情報取得部41で取得された操作内容に係る関連情報又はリンク情報を識別するための識別情報をタスクの実行ログとして操作履歴記憶部に時系列で記憶させる操作情報管理部42と、操作履歴取得部41により取得された関連情報の識別情報又はリンク情報の識別情報及びタスクの識別情報に基づいて、対応するタスクモデルに関連情報又はリンク情報を追記するモデル更新部43と、を備えた。
【選択図】図3
Description
本発明は、タスクと、そのタスクに関連する文書を関連づけて管理する情報管理装置及び情報管理方法に関する。
仕事を管理する方法として、仕事のログを取り、後で活用できるようにする方法がよく取られる。特に複数人で同じ仕事をするようなシーンにおいては、誰がいつ何をしていたか、そのときどういう状況だったのかを後から確認できることは重要である。そこで、特に文書を利用するような仕事において、文書の利用履歴や変更履歴を取ることで、トレーサビリティを得ようとする技術が既に知られている。
しかし、従来までの、文書に対する変更履歴や利用履歴を取って確認をする方法では、まず、その文書そのものを知っていることが前提になる。例えば、会議において使われる資料について、その資料の存在を知っている場合は変更履歴や利用履歴を確認できるが、そもそも、その資料そのものの存在を知らないケースも存在する。
そこで仕事に資料を関連づける仕組みが必要となるが、従来行われてきた方法である「タスクに対して文書等のリソースを関連づける」方法では、タスクに対して意味のある文書しか扱えず、例えば、文書に付随する参考資料のような、それ自体はタスクに対して直接の関連のない文書を扱うことができないという問題があった。
それに対し、特許文献1には、仕事の流れに伴う文書の変化を管理する目的で、仕事の流れに応じた状態を文書間関連情報として設定することができる文書管理システムが開示されている。
この文書管理システムは、文書の登録に際し、文書同士を結びつける文書間関連情報を付加し、その文書関連情報自体に仕事の流れに応じた状態を持たせることにより、文書の状態変化に応じて適切に管理する構成が開示されている。
しかし、従来までの、文書に対する変更履歴や利用履歴を取って確認をする方法では、まず、その文書そのものを知っていることが前提になる。例えば、会議において使われる資料について、その資料の存在を知っている場合は変更履歴や利用履歴を確認できるが、そもそも、その資料そのものの存在を知らないケースも存在する。
そこで仕事に資料を関連づける仕組みが必要となるが、従来行われてきた方法である「タスクに対して文書等のリソースを関連づける」方法では、タスクに対して意味のある文書しか扱えず、例えば、文書に付随する参考資料のような、それ自体はタスクに対して直接の関連のない文書を扱うことができないという問題があった。
それに対し、特許文献1には、仕事の流れに伴う文書の変化を管理する目的で、仕事の流れに応じた状態を文書間関連情報として設定することができる文書管理システムが開示されている。
この文書管理システムは、文書の登録に際し、文書同士を結びつける文書間関連情報を付加し、その文書関連情報自体に仕事の流れに応じた状態を持たせることにより、文書の状態変化に応じて適切に管理する構成が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された構成によっては、文書同士の関連を管理することは出来るが、タスクに直接関連しない文書を扱えないという問題は解消できていない。
そこで、本発明は、タスクにまつわる文書をタスクへの直接の関連性の有無にかかわらず管理できる情報管理装置、情報管理方法を提供する目的とする。
そこで、本発明は、タスクにまつわる文書をタスクへの直接の関連性の有無にかかわらず管理できる情報管理装置、情報管理方法を提供する目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、特定のタスクに関連する複数の関連情報と、該関連情報同士の関係性を表すリンク情報と、タスクの識別情報と、を対応づけて保持するタスクモデルを記憶したタスクモデル記憶部と、前記関連情報及び前記リンク情報の登録又は削除に係る操作内容を取得する操作情報取得部と、該操作情報取得部で取得された操作内容に係る前記関連情報又は前記リンク情報を識別するための識別情報を前記タスクの実行ログとして操作履歴記憶部に時系列で記憶させる操作情報管理部と、前記操作履歴取得部により取得された前記関連情報の識別情報又は前記リンク情報の識別情報及び前記タスクの識別情報に基づいて、対応するタスクモデルに前記関連情報又は前記リンク情報を追記するモデル更新部と、を備えた情報管理装置を特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の情報管理装置において、前記関連情報の識別情報を、前記関連情報の内容に基づくハッシュ値により発行し、前記リンク情報の識別情報を、当該リンク情報に係る各関連情報の識別情報及び当該リンク情報の種類に基づくハッシュ値により発行するID発行部と、を備える情報管理装置を特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の情報管理装置において、前記ID発行部が、タスク自体に係る情報に基づいてタスクの識別情報を発行し、前記タスク自体に係る情報は、タスクに係わる人員の名称、タスクの行われる場所またはタスクに係る日時情報、及びタスクの名称の少なくとも一つを含む情報管理装置を特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の情報管理装置において、前記関連情報の識別情報を、前記関連情報の内容に基づくハッシュ値により発行し、前記リンク情報の識別情報を、当該リンク情報に係る各関連情報の識別情報及び当該リンク情報の種類に基づくハッシュ値により発行するID発行部と、を備える情報管理装置を特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の情報管理装置において、前記ID発行部が、タスク自体に係る情報に基づいてタスクの識別情報を発行し、前記タスク自体に係る情報は、タスクに係わる人員の名称、タスクの行われる場所またはタスクに係る日時情報、及びタスクの名称の少なくとも一つを含む情報管理装置を特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項2に記載の情報管理装置において、前記タスクモデルに保持される関連情報又はリンク情報は、前記ID発行部により発行される関連情報の識別情報又はリンク情報の識別情報により記述される情報管理装置を特徴とする。
また、請求項5の発明は、特定のタスクに関連する複数の関連情報と、該関連情報同士の関係性を表すリンク情報と、タスクの識別情報と、を対応づけて保持するタスクモデルを記憶したタスクモデル記憶部と、操作履歴記憶部と、操作情報取得部と、モデル更新部と、操作情報管理部と、を備えた情報管理装置の情報管理方法であって、前記操作情報取得部が、前記関連情報と、前記リンク情報の登録又は削除に係る操作内容を取得するステップと、前記操作情報管理部が、前記操作情報取得部で取得された操作内容に係る前記関連情報又は前記リンク情報を識別するための識別情報を前記タスクの実行ログとして前記操作履歴記憶部に時系列で記憶させるステップと、前記モデル更新部が、前記操作履歴取得部により取得された前記関連情報の識別情報又は前記リンク情報の識別情報及び前記タスクの識別情報に基づいて、対応するタスクモデルに前記関連情報又は前記リンク情報を追記するステップと、を備えた情報管理方法を特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5に記載の情報管理方法において、前記情報管理装置は、ID発行部を備え、該ID発行部が、前記関連情報の識別情報を、前記関連情報の内容に基づくハッシュ値により発行し、前記リンク情報の識別情報を、当該リンク情報に係る各関連情報の識別情報及び当該リンク情報の種類に基づくハッシュ値により発行するステップを備える情報管理方法を特徴とする。
また、請求項5の発明は、特定のタスクに関連する複数の関連情報と、該関連情報同士の関係性を表すリンク情報と、タスクの識別情報と、を対応づけて保持するタスクモデルを記憶したタスクモデル記憶部と、操作履歴記憶部と、操作情報取得部と、モデル更新部と、操作情報管理部と、を備えた情報管理装置の情報管理方法であって、前記操作情報取得部が、前記関連情報と、前記リンク情報の登録又は削除に係る操作内容を取得するステップと、前記操作情報管理部が、前記操作情報取得部で取得された操作内容に係る前記関連情報又は前記リンク情報を識別するための識別情報を前記タスクの実行ログとして前記操作履歴記憶部に時系列で記憶させるステップと、前記モデル更新部が、前記操作履歴取得部により取得された前記関連情報の識別情報又は前記リンク情報の識別情報及び前記タスクの識別情報に基づいて、対応するタスクモデルに前記関連情報又は前記リンク情報を追記するステップと、を備えた情報管理方法を特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5に記載の情報管理方法において、前記情報管理装置は、ID発行部を備え、該ID発行部が、前記関連情報の識別情報を、前記関連情報の内容に基づくハッシュ値により発行し、前記リンク情報の識別情報を、当該リンク情報に係る各関連情報の識別情報及び当該リンク情報の種類に基づくハッシュ値により発行するステップを備える情報管理方法を特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項6に記載の情報管理方法において、前記ID発行部が、タスク自体に係る情報に基づいてタスクの識別情報を発行するステップを含み、前記タスク自体に係る情報は、タスクに係わる人員の名称、タスクの行われる場所またはタスクに係る日時情報、及びタスクの名称の少なくとも一つを含む情報管理方法を特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項6に記載の情報管理方法において、前記タスクモデルに保持される関連情報又はリンク情報は、前記ID発行部により発行される関連情報の識別情報又はリンク情報の識別情報により記述される情報管理方法を特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項5乃至8の何れか一項に記載の情報管理方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項6に記載の情報管理方法において、前記タスクモデルに保持される関連情報又はリンク情報は、前記ID発行部により発行される関連情報の識別情報又はリンク情報の識別情報により記述される情報管理方法を特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項5乃至8の何れか一項に記載の情報管理方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを特徴とする。
以上のように構成したので、本発明によれば、タスクのフローを管理するに際し、タスクにまつわる文書を、それがタスクに直接関連するものでなくとも統一的に扱うことができる情報管理装置を提供することが出来る。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
また、本発明で言うタスクとはスケジュールとして登録され得る個々のイベントを指すものであり、ミーティングや打ち合わせ、講演、仕事に関わる作業、などを指す。またスケジュールに登録されるものでなくとも、例えば継続的に行っている特定の作業などの業務をも指す。
また、リソースとは、あるタスクの内容や、タスクに関連する文書等の情報である。
本発明は、タスクのフローを管理する管理装置であり、タスクにまつわる文書を、それがタスクへの直接の関連性の有無にかかわらず管理するものであり、タスクに関わるすべての文書同士の関連性を記述した電子ファイルによる管理を行い、その文書および関連性の変化をログとして管理し、その両者をタスクのログとして扱う。
また、本発明で言うタスクとはスケジュールとして登録され得る個々のイベントを指すものであり、ミーティングや打ち合わせ、講演、仕事に関わる作業、などを指す。またスケジュールに登録されるものでなくとも、例えば継続的に行っている特定の作業などの業務をも指す。
また、リソースとは、あるタスクの内容や、タスクに関連する文書等の情報である。
本発明は、タスクのフローを管理する管理装置であり、タスクにまつわる文書を、それがタスクへの直接の関連性の有無にかかわらず管理するものであり、タスクに関わるすべての文書同士の関連性を記述した電子ファイルによる管理を行い、その文書および関連性の変化をログとして管理し、その両者をタスクのログとして扱う。
図1は、本実施形態にかかるシステムの構成を説明する概略図である。
典型的な実施形態としては図1に示すように、パーソナルコンピュータ(クライアントマシン)2がイントラネットやインターネットなどのネットワークNWに接続され、そのネットワークに接続される管理サーバ1がパーソナルコンピュータ2における電子ファイルやその電子ファイルに対する操作情報を管理するものである。
典型的な実施形態としては図1に示すように、パーソナルコンピュータ(クライアントマシン)2がイントラネットやインターネットなどのネットワークNWに接続され、そのネットワークに接続される管理サーバ1がパーソナルコンピュータ2における電子ファイルやその電子ファイルに対する操作情報を管理するものである。
図2は、本発明が実施されるサーバやパーソナルコンピュータなどのコンピュータシステムについて説明する図である。
本発明は主にはパーソナルコンピュータや埋め込み型コンピュータ上で行うものである。
図2に示すように、クライアントマシン2、サーバ1として用いられるコンピュータシステムは、CPU10と、メモリ11と、ディスプレイアダプタ12を介したディスプレイスクリーンなどの表示装置13と、シリアルポート14と、キーボード15と、マウスなどのポインティングデバイス16と、記憶装置17と、これらのデバイスを相互接続するバス20を含む。その他、音声インタフェース18やネットワークインタフェース19など多くのデバイスを接続できる。
例えば、ネットワークインタフェース19を通して、電子メールやFTP(File Transfer Protocol)などの電子ファイル転送やWWW(World Wide Web)などのネットワークサービスを利用したり、バスやシリアル、ネットワークインタフェースを介してプリンタやスキャナ、FAXといった外部入出力装置を利用したりすることができる。
本発明は主にはパーソナルコンピュータや埋め込み型コンピュータ上で行うものである。
図2に示すように、クライアントマシン2、サーバ1として用いられるコンピュータシステムは、CPU10と、メモリ11と、ディスプレイアダプタ12を介したディスプレイスクリーンなどの表示装置13と、シリアルポート14と、キーボード15と、マウスなどのポインティングデバイス16と、記憶装置17と、これらのデバイスを相互接続するバス20を含む。その他、音声インタフェース18やネットワークインタフェース19など多くのデバイスを接続できる。
例えば、ネットワークインタフェース19を通して、電子メールやFTP(File Transfer Protocol)などの電子ファイル転送やWWW(World Wide Web)などのネットワークサービスを利用したり、バスやシリアル、ネットワークインタフェースを介してプリンタやスキャナ、FAXといった外部入出力装置を利用したりすることができる。
図3は、本発明のシステムの全体構成について説明する機能ブロック図である。
DB(データベース)部30として、リソース(関連情報)及びリソース同士の関連を表すリンク(リンク情報)の登録あるいは削除の記録をタスク毎に保持する操作履歴記憶部31、タスク毎にタスクに関わるリソースとリソース同士の関連性に関する情報を保持するタスクモデル記憶部32を有し、処理部40として、クライアントマシン2におけるリソースあるいはリソース同士の関連に関する情報の登録操作、削除操作の記録要求を監視し、要求の際に入力された情報を取得するための操作情報取得部41、操作履歴記憶部31に格納される情報を管理する操作情報管理部42、タスクモデル記憶部32に格納される情報を構築するモデル更新部43、入力情報のハッシュ値に基づきIDを発行するID発行部44を有する。
なお、図3に示すように、DB部30、及び処理部40の操作情報管理部42、モデル更新部43及びID発行部44は、サーバ1側のCPU10によって実行される構成であり、処理部40のうち操作情報取得部41はクライアントマシン2側のCPU10により実行される構成である。
DB(データベース)部30として、リソース(関連情報)及びリソース同士の関連を表すリンク(リンク情報)の登録あるいは削除の記録をタスク毎に保持する操作履歴記憶部31、タスク毎にタスクに関わるリソースとリソース同士の関連性に関する情報を保持するタスクモデル記憶部32を有し、処理部40として、クライアントマシン2におけるリソースあるいはリソース同士の関連に関する情報の登録操作、削除操作の記録要求を監視し、要求の際に入力された情報を取得するための操作情報取得部41、操作履歴記憶部31に格納される情報を管理する操作情報管理部42、タスクモデル記憶部32に格納される情報を構築するモデル更新部43、入力情報のハッシュ値に基づきIDを発行するID発行部44を有する。
なお、図3に示すように、DB部30、及び処理部40の操作情報管理部42、モデル更新部43及びID発行部44は、サーバ1側のCPU10によって実行される構成であり、処理部40のうち操作情報取得部41はクライアントマシン2側のCPU10により実行される構成である。
また、サーバマシン1とクライアントマシン2はネットワークを介して情報のやりとりを行うものであるが、サーバクライアント型の方式を採らず、全ての構成を一つのマシンで動作させるようにしてもよい。
本発明には大きく2つのフローがある。一つはリソースを登録する際のフローであり、もう一つは削除する際のフローである。
まずはリソースを登録する際のフローから説明する。
本発明には大きく2つのフローがある。一つはリソースを登録する際のフローであり、もう一つは削除する際のフローである。
まずはリソースを登録する際のフローから説明する。
図4は、リソース及びそのリソースの他のリソースとの関連性を登録する処理を説明するフローチャートである。
この図はリソースを、すでに登録されているリソースに対し関連づける形で登録する際に、その登録を記録するフローである。
まず操作情報取得部41がリソースおよびそのリソースと関連する他のリソースの関連性の登録操作の記録の要求に対し、
(1)リソースの場所あるいはリソースの実体、
(2)リソースの種類、
(3)リソースの登録先となるタスクのID、
(4)リソースがどのIDのリソースに対して登録されたか、
(5)登録する対象となるリソースと登録するリソースとの関連、
の情報を取得する(ステップS101)。
次に、操作情報管理部42が、登録するリソースと関連するリソースとの間のリンクのIDおよび登録するリソースのIDをID発行部44より取得し、そのIDを操作履歴記憶部31に登録する(ステップS102)。
さらにモデル更新部43が、(1)〜(5)の情報およびステップS102でID発行部44より得たIDに基づき、タスクモデル記憶部32に格納されるタスクモデルを更新する(ステップS103)。
この図はリソースを、すでに登録されているリソースに対し関連づける形で登録する際に、その登録を記録するフローである。
まず操作情報取得部41がリソースおよびそのリソースと関連する他のリソースの関連性の登録操作の記録の要求に対し、
(1)リソースの場所あるいはリソースの実体、
(2)リソースの種類、
(3)リソースの登録先となるタスクのID、
(4)リソースがどのIDのリソースに対して登録されたか、
(5)登録する対象となるリソースと登録するリソースとの関連、
の情報を取得する(ステップS101)。
次に、操作情報管理部42が、登録するリソースと関連するリソースとの間のリンクのIDおよび登録するリソースのIDをID発行部44より取得し、そのIDを操作履歴記憶部31に登録する(ステップS102)。
さらにモデル更新部43が、(1)〜(5)の情報およびステップS102でID発行部44より得たIDに基づき、タスクモデル記憶部32に格納されるタスクモデルを更新する(ステップS103)。
図5は、リソースおよびリソース同士の関連性の登録操作の記録の要求を行うために、クライアントマシン2において提供される登録画面を示す図である。
図5に示す登録画面は、クライアントマシン2側のディスプレイスクリーン13に表示されるもので、クライアントマシン2で実行されるアプリケーションが表示する画面である。
操作情報取得部41は、この画面により入力された情報(上記の(1)〜(5)の情報に相当)を取得する(図4のステップS101)。
この画面による操作により、ある文書を他の文書への関連性とともに、あるタスクに対して登録を行う。例えば、会議資料を、その会議で用いる別の資料の参考文書として、その会議というタスクに対して登録することができる。
なお、ここで、登録するリソースは、例えば他のリソースの参考資料など、タスクに直接関連がある必要はない、例えば、ある会議資料の参考文書としてある資料を登録する場合、この資料は必ずしも登録先の会議で直接使われるものである必要はない。
図5に示す登録画面は、クライアントマシン2側のディスプレイスクリーン13に表示されるもので、クライアントマシン2で実行されるアプリケーションが表示する画面である。
操作情報取得部41は、この画面により入力された情報(上記の(1)〜(5)の情報に相当)を取得する(図4のステップS101)。
この画面による操作により、ある文書を他の文書への関連性とともに、あるタスクに対して登録を行う。例えば、会議資料を、その会議で用いる別の資料の参考文書として、その会議というタスクに対して登録することができる。
なお、ここで、登録するリソースは、例えば他のリソースの参考資料など、タスクに直接関連がある必要はない、例えば、ある会議資料の参考文書としてある資料を登録する場合、この資料は必ずしも登録先の会議で直接使われるものである必要はない。
ユーザは、「登録するリソース」欄に、登録したいリソースを設定する。具体的には、クライアントマシン2が有するキーボード15によりテキストボックス80にリソースのパスを記入あるいはクライアントマシン2のポインティングデバイス16により「参照」ボタン81を押下(選択)することにより、クライアントマシン内にあるファイルを参照
しながら指定することが出来る。
次に、登録するリソースが関連するリソースのIDをテキストボックス82に入力する。これにより、登録するリソースと関連するリソース間のリンクを登録できる。
次いで、その「関連するリソース」と「登録するリソース」の関連性をドロップダウンリスト83により選ぶ。関連性の種類としては、例えば、「参考情報」、「説明」、「後継」などが挙げられる。
なお、この関連するリソースのID及び関連性の入力が行われなかった場合は、図15を用いて後に説明するように、リソースのタスクに対する登録のみが行われる。
しながら指定することが出来る。
次に、登録するリソースが関連するリソースのIDをテキストボックス82に入力する。これにより、登録するリソースと関連するリソース間のリンクを登録できる。
次いで、その「関連するリソース」と「登録するリソース」の関連性をドロップダウンリスト83により選ぶ。関連性の種類としては、例えば、「参考情報」、「説明」、「後継」などが挙げられる。
なお、この関連するリソースのID及び関連性の入力が行われなかった場合は、図15を用いて後に説明するように、リソースのタスクに対する登録のみが行われる。
最後に、登録先のタスクのIDをテキストボックス84に入力し、「登録」ボタン85を押下することで入力された情報は操作情報取得部41により取得され、リソース及びリンクのIDが操作情報管理部42により操作履歴記憶部31に登録される。
また、モデル更新部43により、指定したIDについてのタスクモデルに、リソース及びリンクが登録される。
また、登録後は、登録したリソースのIDがクライアントマシン2のディスプレイスクリーン13に表示されるなどしてユーザに通知される。
次に、削除する際のフローについて説明する。
削除する対象としてはリソース自体を削除する場合とリソースとリソースの関連性を表すリンクを削除する場合の2種類があるが、全体のフローとしては変わらないため、同じ図で説明する。
また、モデル更新部43により、指定したIDについてのタスクモデルに、リソース及びリンクが登録される。
また、登録後は、登録したリソースのIDがクライアントマシン2のディスプレイスクリーン13に表示されるなどしてユーザに通知される。
次に、削除する際のフローについて説明する。
削除する対象としてはリソース自体を削除する場合とリソースとリソースの関連性を表すリンクを削除する場合の2種類があるが、全体のフローとしては変わらないため、同じ図で説明する。
図6は、リソースあるいはリソースの他のリソースとの関連性を削除する処理を説明するフローチャートである。
まず操作情報取得部41が、ユーザの登録操作に対し、
(1)削除するリソースあるいはリンクのID、および(2)削除するリソースあるいはリンクが登録されていたタスクのIDを得る(ステップS201)。
次に操作情報管理部42が、それらの情報に基づき操作履歴記憶部31の指定されたタスクに対応する操作履歴記憶テーブルを更新する(ステップS202)。
なお、タスクモデル記憶部32に管理される情報については削除操作では更新されない。
まず操作情報取得部41が、ユーザの登録操作に対し、
(1)削除するリソースあるいはリンクのID、および(2)削除するリソースあるいはリンクが登録されていたタスクのIDを得る(ステップS201)。
次に操作情報管理部42が、それらの情報に基づき操作履歴記憶部31の指定されたタスクに対応する操作履歴記憶テーブルを更新する(ステップS202)。
なお、タスクモデル記憶部32に管理される情報については削除操作では更新されない。
図7は、タスク毎の操作履歴を保存する操作履歴記憶テーブルについて説明する図である。
この図は操作履歴記憶部31に格納される一つの操作履歴記憶テーブルを示す。
操作履歴記憶テーブルは一つのタスクに対して一つ存在し、管理されるタスクの数だけ存在する。なお、タスクもIDによって管理され、このテーブルもIDによって呼び出される。IDは、例えば数字の1から順に振る。作成日時とクライアントマシン名を組み合わせたもの、タスクの発生日時とタスク名を組み合わせたものなど、タスクに対してユニークなものとなる。操作履歴記憶部31内にある各テーブルはSQLなどにより同じデータベース上で管理され、対応するタスクのIDがそれぞれのテーブル名となる。従って同じIDの違うテーブルを作成することはできない。
テーブルのそれぞれの行が一つのリソースあるいはリンクの登録あるいは削除操作を表す。従ってリソースを他のリソースに関連づけて登録する際はリソースの登録とリンクの登録で2行分記録されることになる。逆にリソースが削除される際はそのリソースの削除に加え、そのリソースが持っていたリンクの数だけ行が追加されることになる。
各行4列あり、第1列目50はその前の行を表すIDが格納され必須項目である。第2列目51および第3列目52は、それぞれ登録されるリソースあるいはリンクのID、削除されるリソースあるいはリンクのIDが格納されるが、第2列目51と第3列目52のうち片方のみに値が存在することが必須である。また第4列目53には日時情報が格納される。第4列53については値が存在しなくともよい。これらの値が格納される操作については操作情報管理部42についての説明において後述する。
この図は操作履歴記憶部31に格納される一つの操作履歴記憶テーブルを示す。
操作履歴記憶テーブルは一つのタスクに対して一つ存在し、管理されるタスクの数だけ存在する。なお、タスクもIDによって管理され、このテーブルもIDによって呼び出される。IDは、例えば数字の1から順に振る。作成日時とクライアントマシン名を組み合わせたもの、タスクの発生日時とタスク名を組み合わせたものなど、タスクに対してユニークなものとなる。操作履歴記憶部31内にある各テーブルはSQLなどにより同じデータベース上で管理され、対応するタスクのIDがそれぞれのテーブル名となる。従って同じIDの違うテーブルを作成することはできない。
テーブルのそれぞれの行が一つのリソースあるいはリンクの登録あるいは削除操作を表す。従ってリソースを他のリソースに関連づけて登録する際はリソースの登録とリンクの登録で2行分記録されることになる。逆にリソースが削除される際はそのリソースの削除に加え、そのリソースが持っていたリンクの数だけ行が追加されることになる。
各行4列あり、第1列目50はその前の行を表すIDが格納され必須項目である。第2列目51および第3列目52は、それぞれ登録されるリソースあるいはリンクのID、削除されるリソースあるいはリンクのIDが格納されるが、第2列目51と第3列目52のうち片方のみに値が存在することが必須である。また第4列目53には日時情報が格納される。第4列53については値が存在しなくともよい。これらの値が格納される操作については操作情報管理部42についての説明において後述する。
図8は、タスクをリソース及びリソースの関連性で表すモデルを保存するタスクモデルの記録例を説明する図である。
ここではミーティングに関するタスクモデルの記録例を示す。これはRDF/XMLの記法をもとに記述したタスクモデルである。全体として大きく3つの部分に分かれる。
一つめは<task>〜</task>で囲まれる部分60(例えば<meeting>〜</meeting>)であり、タスクそのものの情報が格納される。具体的には<person>〜</person>の部分61にタスクに関わる人が記録され、<location>〜</location>の部分62にタスクの行われる場所が、<date>〜</date>の部分63に日時情報が、<name>〜</name>の部分64に名称がそれぞれ記録される。
二つめは<Items>〜</Items>で囲まれる部分65であり、文字列で表されるリソースが記録される。<rdf:Seq>〜</rdf:Seq>の部分66の中にリソースのリストが記録され、一つ一つのリソースが<rdf:li>〜</rdf:li>で囲まれた部分67に記録される。
ここではミーティングに関するタスクモデルの記録例を示す。これはRDF/XMLの記法をもとに記述したタスクモデルである。全体として大きく3つの部分に分かれる。
一つめは<task>〜</task>で囲まれる部分60(例えば<meeting>〜</meeting>)であり、タスクそのものの情報が格納される。具体的には<person>〜</person>の部分61にタスクに関わる人が記録され、<location>〜</location>の部分62にタスクの行われる場所が、<date>〜</date>の部分63に日時情報が、<name>〜</name>の部分64に名称がそれぞれ記録される。
二つめは<Items>〜</Items>で囲まれる部分65であり、文字列で表されるリソースが記録される。<rdf:Seq>〜</rdf:Seq>の部分66の中にリソースのリストが記録され、一つ一つのリソースが<rdf:li>〜</rdf:li>で囲まれた部分67に記録される。
またその<rdf:li>は、実際は
<rdf:li about="sha1.7d5902b89e6bf566e93e88bfc01ddd9857c8faec">のように記録され、
about=" "で記述される部分、この例ではsha1.7d5902b89e6bf566e93e88bfc01ddd9857c8faecがそのリソースのIDとなる。さらにそのリソースの中で<description>〜</description>で囲まれる部分68に実際のリソースの文字列が記述される。この文字列に対して、さらにリソースを関連づける場合は上の例のように<relation>〜</relation>で囲まれる部分69で表されるリンクを並べることにより関連を記述する。上の例ではsha1.7d5902b89e6bf566e93e88bfc01ddd9857c8faecで表される「議事1」という文字列に対して、2つのリンクが張られている。
<rdf:li about="sha1.7d5902b89e6bf566e93e88bfc01ddd9857c8faec">のように記録され、
about=" "で記述される部分、この例ではsha1.7d5902b89e6bf566e93e88bfc01ddd9857c8faecがそのリソースのIDとなる。さらにそのリソースの中で<description>〜</description>で囲まれる部分68に実際のリソースの文字列が記述される。この文字列に対して、さらにリソースを関連づける場合は上の例のように<relation>〜</relation>で囲まれる部分69で表されるリンクを並べることにより関連を記述する。上の例ではsha1.7d5902b89e6bf566e93e88bfc01ddd9857c8faecで表される「議事1」という文字列に対して、2つのリンクが張られている。
一つめのリンクは
<relation>
<rdf:Description about="sha1.7f82f7416a2b651c6aa3341cc0756312db006eef">
<source id="sha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be" />
<type>reference</type>
</rdf:Description>
</relation>
で表され<rdf:Description about="sha1.7f82f7416a2b651c6aa3341cc0756312db006eef">で表されるsha1.7f82f7416a2b651c6aa3341cc0756312db006eefがリンクのIDとなる。
<source id="sha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be"/>によりこのリンクはsha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569beのIDをもつリソースに対して張られていること、そのリンクの種類は<type>reference</type>により"reference"であることが記録される。なお、本実施形態において「リンクの種類」とは「リソースとリソースの関連」と同義である。また、リンク先となるリソースのID(この場合はsha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be)は同じタスクモデル内に存在するリソースのIDであり、この例では後に説明する"参考資料.pdf"というファイルを指す。
<relation>
<rdf:Description about="sha1.7f82f7416a2b651c6aa3341cc0756312db006eef">
<source id="sha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be" />
<type>reference</type>
</rdf:Description>
</relation>
で表され<rdf:Description about="sha1.7f82f7416a2b651c6aa3341cc0756312db006eef">で表されるsha1.7f82f7416a2b651c6aa3341cc0756312db006eefがリンクのIDとなる。
<source id="sha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be"/>によりこのリンクはsha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569beのIDをもつリソースに対して張られていること、そのリンクの種類は<type>reference</type>により"reference"であることが記録される。なお、本実施形態において「リンクの種類」とは「リソースとリソースの関連」と同義である。また、リンク先となるリソースのID(この場合はsha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be)は同じタスクモデル内に存在するリソースのIDであり、この例では後に説明する"参考資料.pdf"というファイルを指す。
二つめのリンクは
<relation>
<rdf:Description about="sha1.5de8fe6cab57d2b64ef52850a1d3b3c307cacff3">
<description id="sha1.6c40eb8b369683145cd251a5fb3665cc16aa93c1">重要</description>
<type>comment</type>
</rdf:Description>
</relation>
で表され、一つめのリンクと同様に
sha1.5de8fe6cab57d2b64ef52850a1d3b3c307cacff3がIDとなる。
<description id="sha1.6c40eb8b369683145cd251a5fb3665cc16aa93c1">重要</description>
により、このリンクはIDがsha1.6c40eb8b369683145cd251a5fb3665cc16aa93c1である「重要」という文字列リソースに対して張られたものであり、そのリンクの種類は"comment"であることが記録されている。
<relation>
<rdf:Description about="sha1.5de8fe6cab57d2b64ef52850a1d3b3c307cacff3">
<description id="sha1.6c40eb8b369683145cd251a5fb3665cc16aa93c1">重要</description>
<type>comment</type>
</rdf:Description>
</relation>
で表され、一つめのリンクと同様に
sha1.5de8fe6cab57d2b64ef52850a1d3b3c307cacff3がIDとなる。
<description id="sha1.6c40eb8b369683145cd251a5fb3665cc16aa93c1">重要</description>
により、このリンクはIDがsha1.6c40eb8b369683145cd251a5fb3665cc16aa93c1である「重要」という文字列リソースに対して張られたものであり、そのリンクの種類は"comment"であることが記録されている。
三つ目は<Files>〜</Files>で囲まれる部分70であり、電子ファイルとなっているリソースが記録される。<rdf:Seq>〜<rdf:Seq>で囲まれる部分71の中にリソースのリストが記録され、一つ一つのリソースが<rdf:li>〜</rdf:li>で囲まれた部分72に記録される。
またその<rdf:li>は、実際は
<rdf:li about="sha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be">のように記録され、
about=" "で記述される部分、この例ではsha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569beがそのリソースのIDとなる。さらにそのリソースの中で<source>〜</source>で囲まれる部分にリソースのURIが記述される。この文字列に対して、さらにリソースを関連づける場合は上の例のように<relation>〜</relation>で表されるリンクを並べることにより関連を記述する。リンクの記述方法に関しては二つめの<Items>〜</Items>の部分65と同様である。
上の例ではsha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569beで表されるURIが「参考資料.pdf」である電子ファイルリソースに対して、1つのリンクが張られている。具体的にはそのリンクのIDがsha1.ebb2cf52043c582a3bc121e0bcb007319bb9897eで表され、そのリンクは「必読」というIDがsha1.275a9bf432d610f7cbd5556ebc99f24b1118f70dである文字列リソースに対して張られ、そのリンクの種類は"comment"である。なお、この「参考資料.pdf」の電子ファイルリソースのIDが先に説明した「議事1」に対して張られた一つめのリンクのリンク先となっている。
またその<rdf:li>は、実際は
<rdf:li about="sha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be">のように記録され、
about=" "で記述される部分、この例ではsha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569beがそのリソースのIDとなる。さらにそのリソースの中で<source>〜</source>で囲まれる部分にリソースのURIが記述される。この文字列に対して、さらにリソースを関連づける場合は上の例のように<relation>〜</relation>で表されるリンクを並べることにより関連を記述する。リンクの記述方法に関しては二つめの<Items>〜</Items>の部分65と同様である。
上の例ではsha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569beで表されるURIが「参考資料.pdf」である電子ファイルリソースに対して、1つのリンクが張られている。具体的にはそのリンクのIDがsha1.ebb2cf52043c582a3bc121e0bcb007319bb9897eで表され、そのリンクは「必読」というIDがsha1.275a9bf432d610f7cbd5556ebc99f24b1118f70dである文字列リソースに対して張られ、そのリンクの種類は"comment"である。なお、この「参考資料.pdf」の電子ファイルリソースのIDが先に説明した「議事1」に対して張られた一つめのリンクのリンク先となっている。
次に、操作情報取得部、操作情報管理、モデル更新部、ID発行部の個々の動作について以下に詳しく説明する。
図9は、操作情報取得部41がリソースおよびリンクの登録を記録する処理を説明するフローチャートである。
このフローは操作情報取得部41がリソースおよびリンクの登録操作の記録を要求されることにより起動する。
最初に、入力情報として、
(1)リソースの場所あるいはリソースの実体、
(2)リソースが登録されるタスクのID、
(3)リソースの登録先となるリソースのID、
(4)登録する対象となるリソースと登録するリソースとの関連、
(5)リソースの種類、
を取得する(ステップS301)。
図9は、操作情報取得部41がリソースおよびリンクの登録を記録する処理を説明するフローチャートである。
このフローは操作情報取得部41がリソースおよびリンクの登録操作の記録を要求されることにより起動する。
最初に、入力情報として、
(1)リソースの場所あるいはリソースの実体、
(2)リソースが登録されるタスクのID、
(3)リソースの登録先となるリソースのID、
(4)登録する対象となるリソースと登録するリソースとの関連、
(5)リソースの種類、
を取得する(ステップS301)。
次に(1)のリソースの場所あるいはリソースの実体をID発行部44に渡し返り値として登録リソースのIDを得る(ステップS302)。
より具体的には(1)がリソースの場所である場合にはその指定される場所から取得されるリソースの実体を渡し、返り値として登録リソースのIDを取得し、(1)がリソースの実体である場合にはその実体そのものを渡し、返り値として登録リソースのIDを取得する。
次に、その登録リソースのIDおよび(2)リソースの登録先となるタスクのIDを操作情報管理部42に渡し、登録操作を要求する(ステップS303)。
さらに、前々ステップで得たリソースのID、および(3)リソースの登録先となるリソースのID、および(4)登録する対象となるリソースと登録するリソースとの関連、をID発行部44に渡し返り値として、登録するリソースとそのリソースの登録先となるリソース間の関連を表すリンクのIDを得る(ステップS304)。より具体的には
<source>ID-1</source><target>ID-2</target><type>Relation</type>
の文字列をID発行部44に渡し、その返り値を得る。なお、ここでID-1は前々ステップで得たリソースのIDを、ID-2は(3)リソースの登録先となるリソースのIDを、Relationは(4)登録する対象となるリソースと登録するリソースとの関連を表している。
さらに前ステップで得られたリンクのIDおよび(2)のリソースの登録先となるタスクのIDを操作情報管理部42に渡し、登録操作を要求する(ステップS305)。
最後に(1)〜(5)の情報および前ステップまでに得られた登録リソースのIDおよびリンクのIDをモデル更新部43に渡し、登録操作を要求する(ステップS306)。
より具体的には(1)がリソースの場所である場合にはその指定される場所から取得されるリソースの実体を渡し、返り値として登録リソースのIDを取得し、(1)がリソースの実体である場合にはその実体そのものを渡し、返り値として登録リソースのIDを取得する。
次に、その登録リソースのIDおよび(2)リソースの登録先となるタスクのIDを操作情報管理部42に渡し、登録操作を要求する(ステップS303)。
さらに、前々ステップで得たリソースのID、および(3)リソースの登録先となるリソースのID、および(4)登録する対象となるリソースと登録するリソースとの関連、をID発行部44に渡し返り値として、登録するリソースとそのリソースの登録先となるリソース間の関連を表すリンクのIDを得る(ステップS304)。より具体的には
<source>ID-1</source><target>ID-2</target><type>Relation</type>
の文字列をID発行部44に渡し、その返り値を得る。なお、ここでID-1は前々ステップで得たリソースのIDを、ID-2は(3)リソースの登録先となるリソースのIDを、Relationは(4)登録する対象となるリソースと登録するリソースとの関連を表している。
さらに前ステップで得られたリンクのIDおよび(2)のリソースの登録先となるタスクのIDを操作情報管理部42に渡し、登録操作を要求する(ステップS305)。
最後に(1)〜(5)の情報および前ステップまでに得られた登録リソースのIDおよびリンクのIDをモデル更新部43に渡し、登録操作を要求する(ステップS306)。
図10は、操作情報取得部41がリソースあるいはリンクの削除を記録する処理を説明するフローチャートである。
このフローは操作情報取得部41がリソースあるいはリソース間のリンクの削除操作の記録を要求されることにより起動する。
最初に、入力情報として、
(1)削除するリソースあるいはリンクのID、および
(2)削除するリソースあるいはリンクが登録されていたタスクのID
を得る(ステップS401)。
次に(1)および(2)の情報を操作情報管理部42に渡し、削除操作を要求する(ステップS402)。
このフローは操作情報取得部41がリソースあるいはリソース間のリンクの削除操作の記録を要求されることにより起動する。
最初に、入力情報として、
(1)削除するリソースあるいはリンクのID、および
(2)削除するリソースあるいはリンクが登録されていたタスクのID
を得る(ステップS401)。
次に(1)および(2)の情報を操作情報管理部42に渡し、削除操作を要求する(ステップS402)。
図11は、操作情報管理部42がリソースあるいはリンクの登録を操作履歴記憶テーブルに記録する処理を説明するフローチャートである。
図11に従い、操作情報管理部42が登録操作を操作履歴記憶部31に格納する際の処理フローを説明する。
最初に操作情報取得部41より登録するリンクあるいはリソースのIDおよびそのリソースの登録先となるタスクのIDを取得する(ステップS501)。
次に操作履歴記憶部31を参照し、そのタスクIDに対応する操作履歴記憶テーブルを抽出し、その最終行を1行追加し、その第2列目51(図6を参照)に登録するIDを格納する(ステップS502)。
次に前行の内容に基づくIDをID発行部44より取得し(ステップS503)、最終行の第1列50に格納する(ステップS504)。ここでID発行部44に渡す情報は前行の各列を" "でつないだ文字列である。また、その行が第1列目で前行が存在しない場合はnullが格納される。
さらに第4列53に日時情報を格納する(ステップS505)。
なお、このフローの実施にあたっては米国特許出願第20080243752号に”Sequential logs”として開示される方法を利用することが可能であり、そのことにより不正改ざんできない操作履歴を記録することができる。
図11に従い、操作情報管理部42が登録操作を操作履歴記憶部31に格納する際の処理フローを説明する。
最初に操作情報取得部41より登録するリンクあるいはリソースのIDおよびそのリソースの登録先となるタスクのIDを取得する(ステップS501)。
次に操作履歴記憶部31を参照し、そのタスクIDに対応する操作履歴記憶テーブルを抽出し、その最終行を1行追加し、その第2列目51(図6を参照)に登録するIDを格納する(ステップS502)。
次に前行の内容に基づくIDをID発行部44より取得し(ステップS503)、最終行の第1列50に格納する(ステップS504)。ここでID発行部44に渡す情報は前行の各列を" "でつないだ文字列である。また、その行が第1列目で前行が存在しない場合はnullが格納される。
さらに第4列53に日時情報を格納する(ステップS505)。
なお、このフローの実施にあたっては米国特許出願第20080243752号に”Sequential logs”として開示される方法を利用することが可能であり、そのことにより不正改ざんできない操作履歴を記録することができる。
図12は、操作情報管理部42がリソースあるいはリンクの削除を操作履歴記憶テーブルに記録する処理を説明するフローチャートである。
最初に操作情報取得部41より削除するリンクあるいはリソースのIDおよびそのリソースの登録されていたタスクのIDを取得する(ステップS601)。
次に操作履歴記憶部31を参照し、そのタスクに対応する操作履歴記憶テーブルを抽出し、その最終行を一行追加し、その3列目に削除するリソースのIDを格納する(ステップS602)。
次に前行の内容に基づくIDをID発行部44より取得し(ステップS603)、最終行の第1列に格納する(ステップS604)。ここでID発行部44に渡す情報は前行の各列を" "でつないだ文字列である。また、その行が第1列目で前行が存在しない場合はnullが格納される。
さらに第4列に日時情報を格納する(ステップS605)。
なお、このフローの実施にあたっては米国特許出願第20080243752号に”Sequential logs”として開示される方法を利用することが可能であり、そのことにより不正改ざんできない操作履歴を記録することができる。
最初に操作情報取得部41より削除するリンクあるいはリソースのIDおよびそのリソースの登録されていたタスクのIDを取得する(ステップS601)。
次に操作履歴記憶部31を参照し、そのタスクに対応する操作履歴記憶テーブルを抽出し、その最終行を一行追加し、その3列目に削除するリソースのIDを格納する(ステップS602)。
次に前行の内容に基づくIDをID発行部44より取得し(ステップS603)、最終行の第1列に格納する(ステップS604)。ここでID発行部44に渡す情報は前行の各列を" "でつないだ文字列である。また、その行が第1列目で前行が存在しない場合はnullが格納される。
さらに第4列に日時情報を格納する(ステップS605)。
なお、このフローの実施にあたっては米国特許出願第20080243752号に”Sequential logs”として開示される方法を利用することが可能であり、そのことにより不正改ざんできない操作履歴を記録することができる。
図13は、モデル更新部43がリソース及びリンクを操作履歴記憶テーブルに登録する処理を説明するフローチャートである。
このフローは操作情報取得部41の登録要求により起動し、その際に操作情報取得部41より入力として、
(1)リソースの場所あるいはリソースの実体、
(2)リソースの登録先となるタスクのID、
(3)リソースの登録先となるリソースのID、
(4)登録する対象となるリソースと登録するリソースとの関連、
(5)リソースの種類、
(6)リソースおよびリンクのID、を得る(ステップS701)。
最初に、(2)のタスクのIDに対応するタスクモデルをタスクモデル記憶部32より抽出し(ステップS702)、そのタスクモデル中の(3)リソースの登録先となるIDのリソースが記述される箇所に(6)の2つのID、および(4)リソース間の関連を記述する(ステップS703)。
このフローは操作情報取得部41の登録要求により起動し、その際に操作情報取得部41より入力として、
(1)リソースの場所あるいはリソースの実体、
(2)リソースの登録先となるタスクのID、
(3)リソースの登録先となるリソースのID、
(4)登録する対象となるリソースと登録するリソースとの関連、
(5)リソースの種類、
(6)リソースおよびリンクのID、を得る(ステップS701)。
最初に、(2)のタスクのIDに対応するタスクモデルをタスクモデル記憶部32より抽出し(ステップS702)、そのタスクモデル中の(3)リソースの登録先となるIDのリソースが記述される箇所に(6)の2つのID、および(4)リソース間の関連を記述する(ステップS703)。
これは図8で説明した記法に従い、登録先となるリソースが記述される箇所に<relation>〜</relation>のタグで囲む形で記述する。より具体的には
<relation>
<rdf:Description about="sha1.7f82f7416a2b651c6aa3341cc0756312db006eef">
<source id="sha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be" />
<type>reference</type>
</rdf:Description>
</relation>
の形で<rdf:Description about="sha1.7f82f7416a2b651c6aa3341cc0756312db006eef">のように(6)のうちリンクのIDを、<source id="sha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be" />の形で(6)のうちリソースのIDを、<type>reference</type>の形で(4)リソース間の関連を、それぞれ記述する。
<relation>
<rdf:Description about="sha1.7f82f7416a2b651c6aa3341cc0756312db006eef">
<source id="sha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be" />
<type>reference</type>
</rdf:Description>
</relation>
の形で<rdf:Description about="sha1.7f82f7416a2b651c6aa3341cc0756312db006eef">のように(6)のうちリンクのIDを、<source id="sha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be" />の形で(6)のうちリソースのIDを、<type>reference</type>の形で(4)リソース間の関連を、それぞれ記述する。
次に、その(5)リソースの種類に対応した箇所、リソースの種類によっては(3)のうち登録先となるIDのリソースが記述される箇所に(1)リソースの場所あるいは実体、および(3)のうちリソースのIDを記述する(ステップS704)。
これについても図8で説明した記法に従い、例えばリソースの種類が”item”であるときは<Items>〜</Items>の中に、文字列リソースとしてリソースの実体が記述され、”File”であるときは電子ファイルとして<Files>〜</Files>の中に、電子ファイルリソースとしてリソースの場所が記述され、"comment"であるときは登録先リソースのIDが記述される箇所に前ステップで記述されたリンクの箇所に、
<relation>
<rdf:Description about="sha1.5de8fe6cab57d2b64ef52850a1d3b3c307cacff3">
<description id="sha1.6c40eb8b369683145cd251a5fb3665cc16aa93c1">重要</description>
<type>comment</type>
</rdf:Description>
</relation>
の<description id="sha1.6c40eb8b369683145cd251a5fb3665cc16aa93c1">重要</description>のような形で文字列リソース「重要」およびそのID “sha1.6c40eb8b369683145cd251a5fb3665cc16aa93c1”のように記述される。
これについても図8で説明した記法に従い、例えばリソースの種類が”item”であるときは<Items>〜</Items>の中に、文字列リソースとしてリソースの実体が記述され、”File”であるときは電子ファイルとして<Files>〜</Files>の中に、電子ファイルリソースとしてリソースの場所が記述され、"comment"であるときは登録先リソースのIDが記述される箇所に前ステップで記述されたリンクの箇所に、
<relation>
<rdf:Description about="sha1.5de8fe6cab57d2b64ef52850a1d3b3c307cacff3">
<description id="sha1.6c40eb8b369683145cd251a5fb3665cc16aa93c1">重要</description>
<type>comment</type>
</rdf:Description>
</relation>
の<description id="sha1.6c40eb8b369683145cd251a5fb3665cc16aa93c1">重要</description>のような形で文字列リソース「重要」およびそのID “sha1.6c40eb8b369683145cd251a5fb3665cc16aa93c1”のように記述される。
図14は、ID発行部44が入力情報をもとにIDを発行する処理を説明するフローチャートである。
このフローは米国特許出願第20080243752号と同様、ハッシュ関数を利用する。その方法に従えば、このフローは入力情報を受け取る(ステップS801)と、入力情報をハッシュ関数によりハッシュ値に変換し(ステップS802)、そのハッシュ関数を表す記号とハッシュ値を" "で結んで並べたものを返す(ステップS803)。
ハッシュ関数には、MD5、SHA1、SHA256等があるが、例えばそれらをハッシュ関数として利用した場合、それぞれmd5.(ハッシュ値)、SHA1.(ハッシュ値)、SHA256.(ハッシュ値)が返り値なる。
以上、リソースの登録あるいは削除に関して説明してきたが、登録に関しては必ずしもリソースとそのリソースと他のリソースとの関連性の双方が登録されるとは限らず、リソースあるいはリソース間の関連性の一方のみが登録されるケースも考えられる。そこで次にリソースのみの登録を記録するフローについて説明する。
このフローは米国特許出願第20080243752号と同様、ハッシュ関数を利用する。その方法に従えば、このフローは入力情報を受け取る(ステップS801)と、入力情報をハッシュ関数によりハッシュ値に変換し(ステップS802)、そのハッシュ関数を表す記号とハッシュ値を" "で結んで並べたものを返す(ステップS803)。
ハッシュ関数には、MD5、SHA1、SHA256等があるが、例えばそれらをハッシュ関数として利用した場合、それぞれmd5.(ハッシュ値)、SHA1.(ハッシュ値)、SHA256.(ハッシュ値)が返り値なる。
以上、リソースの登録あるいは削除に関して説明してきたが、登録に関しては必ずしもリソースとそのリソースと他のリソースとの関連性の双方が登録されるとは限らず、リソースあるいはリソース間の関連性の一方のみが登録されるケースも考えられる。そこで次にリソースのみの登録を記録するフローについて説明する。
図15は、リソースを登録する処理を説明するフローチャートである。
まず操作情報取得部41がリソース登録操作の記録の要求に対し、
(1)リソースの場所あるいはリソースの実体、
(2)リソースの種類、
(3)リソースの登録先となるタスクのID、
の情報を取得する(ステップS901)。
次に、操作情報管理部42が登録するリソースのIDをID発行部44より取得し、そのIDを操作履歴記憶部31に登録する。さらにモデル更新部43が、(1)〜(3)の情報および前ステップでID発行部44より得たIDに基づき、タスクモデル記憶部32に格納されるタスクモデルを更新する。
まず操作情報取得部41がリソース登録操作の記録の要求に対し、
(1)リソースの場所あるいはリソースの実体、
(2)リソースの種類、
(3)リソースの登録先となるタスクのID、
の情報を取得する(ステップS901)。
次に、操作情報管理部42が登録するリソースのIDをID発行部44より取得し、そのIDを操作履歴記憶部31に登録する。さらにモデル更新部43が、(1)〜(3)の情報および前ステップでID発行部44より得たIDに基づき、タスクモデル記憶部32に格納されるタスクモデルを更新する。
個々の動作について以下に詳しく説明する。ただし操作情報管理部42の動作については先に説明したものと同様である。
図16は、操作情報取得部41がリソースの登録を記録する処理を説明するフローチャートである。
このフローは操作情報取得部41がリソースの登録操作の記録を要求されることにより起動する。
最初に入力情報として、
(1)リソースの場所あるいはリソースの実体、
(2)リソースが登録されるタスクのID、
(3)リソースの種類、
を取得する(ステップS1001)。
次に(1)のリソースの場所あるいはリソースの実体をID発行部44に渡し返り値として登録リソースのIDを得る(ステップS1002)。より具体的には(1)がリソースの場所である場合にはその指定される場所から取得されるリソースの実体を渡し、返り値として登録リソースのIDを取得し、(1)がリソースの実体である場合にはその実体そのものを渡し、返り値として登録リソースのIDを取得する。
さらにその登録リソースのIDおよび(2)リソースの登録先となるタスクのIDを操作情報管理部42に渡し、登録操作を要求する(ステップS1003)。
最後に(1)〜(3)の情報および前々ステップで得られた登録リソースのIDをモデル更新部43に渡し、登録操作を要求する(ステップS1004)。
図16は、操作情報取得部41がリソースの登録を記録する処理を説明するフローチャートである。
このフローは操作情報取得部41がリソースの登録操作の記録を要求されることにより起動する。
最初に入力情報として、
(1)リソースの場所あるいはリソースの実体、
(2)リソースが登録されるタスクのID、
(3)リソースの種類、
を取得する(ステップS1001)。
次に(1)のリソースの場所あるいはリソースの実体をID発行部44に渡し返り値として登録リソースのIDを得る(ステップS1002)。より具体的には(1)がリソースの場所である場合にはその指定される場所から取得されるリソースの実体を渡し、返り値として登録リソースのIDを取得し、(1)がリソースの実体である場合にはその実体そのものを渡し、返り値として登録リソースのIDを取得する。
さらにその登録リソースのIDおよび(2)リソースの登録先となるタスクのIDを操作情報管理部42に渡し、登録操作を要求する(ステップS1003)。
最後に(1)〜(3)の情報および前々ステップで得られた登録リソースのIDをモデル更新部43に渡し、登録操作を要求する(ステップS1004)。
図17は、モデル更新部43がリソースを操作履歴記憶テーブルに登録する処理を説明するフローチャートである。
このフローは操作情報取得部41の登録要求により起動し、その際に操作情報取得部41より入力として(1)リソースの場所あるいはリソースの実体、
(2)リソースの登録先となるタスクのID、
(3)リソースの種類、
(4)リソースのID、を得る(ステップS1101)。
最初に(2)のタスクのIDに対応するタスクモデルをタスクモデル記憶部32より抽出し(ステップS1102)、次に、その(3)リソースの種類に対応した箇所に(1)リソースの場所あるいは実体、および(3)のうちリソースのIDを記述する(ステップS1103)。これについても図8で説明した記法に従い、例えばリソースの種類が"item"であるときは<Items>〜</Items>の中に、文字列リソースとしてリソースの実体が記述され、"File"であるときは電子ファイルとして<Files>〜</Files>の中に、電子ファイルリソースとしてリソースの場所が記述される。
さらにリンクのみの登録を記録するフローについて説明する。
このフローは操作情報取得部41の登録要求により起動し、その際に操作情報取得部41より入力として(1)リソースの場所あるいはリソースの実体、
(2)リソースの登録先となるタスクのID、
(3)リソースの種類、
(4)リソースのID、を得る(ステップS1101)。
最初に(2)のタスクのIDに対応するタスクモデルをタスクモデル記憶部32より抽出し(ステップS1102)、次に、その(3)リソースの種類に対応した箇所に(1)リソースの場所あるいは実体、および(3)のうちリソースのIDを記述する(ステップS1103)。これについても図8で説明した記法に従い、例えばリソースの種類が"item"であるときは<Items>〜</Items>の中に、文字列リソースとしてリソースの実体が記述され、"File"であるときは電子ファイルとして<Files>〜</Files>の中に、電子ファイルリソースとしてリソースの場所が記述される。
さらにリンクのみの登録を記録するフローについて説明する。
図18は、リンクを登録する処理を説明するフローチャートである。
まず操作情報取得部41がリンク登録操作の記録の要求に対し、
(1)リンクが張られる2つのリソースのID、
(2)リソースの種類、
(3)リソースの登録先となるタスクのID、
の情報を取得する(ステップS1201)。次に操作情報管理部42が登録するリンクのIDをID発行部44より取得し、そのIDを操作履歴記憶部31に登録する(ステップS1202)。
さらにモデル更新部43が、(1)〜(3)の情報および前ステップでID発行部44より得たIDに基づき、タスクモデル記憶部32に格納されるタスクモデルを更新する(ステップS1203)。
まず操作情報取得部41がリンク登録操作の記録の要求に対し、
(1)リンクが張られる2つのリソースのID、
(2)リソースの種類、
(3)リソースの登録先となるタスクのID、
の情報を取得する(ステップS1201)。次に操作情報管理部42が登録するリンクのIDをID発行部44より取得し、そのIDを操作履歴記憶部31に登録する(ステップS1202)。
さらにモデル更新部43が、(1)〜(3)の情報および前ステップでID発行部44より得たIDに基づき、タスクモデル記憶部32に格納されるタスクモデルを更新する(ステップS1203)。
図19は、リンク登録操作の記録要求を行うために、クライアントマシン2において提供される登録画面を示す図である。
ユーザは、「登録するリソースのID」欄のテキストボックス90及び「関連するリソースのID」欄のテキストボックス91にそれぞれリソースのIDを指定することで、2つのリソース間のリンクを登録できる。さらに、「関連するリソース」と「登録するリソース」の関連性を、ドロップダウンリスト92により選択する。関連性の種類としては、例えば参考情報、説明、後継、などが挙げられる。
最後に、テキストボックス93に登録先のタスクのIDを入力し、「登録」ボタン94を押下することで、入力された情報が操作情報取得部41により取得され、操作情報管理部42によってリンクのIDが操作履歴記憶部31に登録され、モデル更新部43により、リンクが、指定したIDのタスクモデルに対して登録される。
ユーザは、「登録するリソースのID」欄のテキストボックス90及び「関連するリソースのID」欄のテキストボックス91にそれぞれリソースのIDを指定することで、2つのリソース間のリンクを登録できる。さらに、「関連するリソース」と「登録するリソース」の関連性を、ドロップダウンリスト92により選択する。関連性の種類としては、例えば参考情報、説明、後継、などが挙げられる。
最後に、テキストボックス93に登録先のタスクのIDを入力し、「登録」ボタン94を押下することで、入力された情報が操作情報取得部41により取得され、操作情報管理部42によってリンクのIDが操作履歴記憶部31に登録され、モデル更新部43により、リンクが、指定したIDのタスクモデルに対して登録される。
次に、個々の動作について以下に詳しく説明する。ただし操作情報管理部42の動作については先に説明したものと同様である。
図20は、操作情報取得部41がリンクの登録を記録する処理を説明するフローチャートである。
このフローは操作情報取得部41がリンクの登録操作の記録を要求されることにより起動する。
最初に入力情報として
(1)リンクが張られる2つのリソースのID、
(2)リンクの種類、
(3)リンクが登録されるタスクのID、
を取得する(ステップS1301)。
次に、(1)リンクが張られる2つのリソースのID、および(2)リンクの種類、をID発行部44に渡し、返り値として、登録するリソースとそのリソースの登録先となるリソース間の関連を表すリンクのIDを得る(ステップS1302)。より具体的には
<source>ID-1</source><target>ID-2</target><type>Relation</type>
の文字列をID発行部44に渡し、その返り値を得る。なお、ここでID-1は(1)のうちリンク元となるリソースのIDを、ID-2は(1)のうちリンク先となるリソースのIDを、Relationは(2)リンクの種類を表している。
さらに前ステップで得られたリンクのIDおよび(3)のリンクの登録先となるタスクのIDを操作情報管理部42に渡し、登録操作を要求する(ステップS1303)。
最後に(1)〜(3)の情報および前々ステップで得られたリンクのIDをモデル更新部43に渡し、登録操作を要求する(ステップS1304)。
図20は、操作情報取得部41がリンクの登録を記録する処理を説明するフローチャートである。
このフローは操作情報取得部41がリンクの登録操作の記録を要求されることにより起動する。
最初に入力情報として
(1)リンクが張られる2つのリソースのID、
(2)リンクの種類、
(3)リンクが登録されるタスクのID、
を取得する(ステップS1301)。
次に、(1)リンクが張られる2つのリソースのID、および(2)リンクの種類、をID発行部44に渡し、返り値として、登録するリソースとそのリソースの登録先となるリソース間の関連を表すリンクのIDを得る(ステップS1302)。より具体的には
<source>ID-1</source><target>ID-2</target><type>Relation</type>
の文字列をID発行部44に渡し、その返り値を得る。なお、ここでID-1は(1)のうちリンク元となるリソースのIDを、ID-2は(1)のうちリンク先となるリソースのIDを、Relationは(2)リンクの種類を表している。
さらに前ステップで得られたリンクのIDおよび(3)のリンクの登録先となるタスクのIDを操作情報管理部42に渡し、登録操作を要求する(ステップS1303)。
最後に(1)〜(3)の情報および前々ステップで得られたリンクのIDをモデル更新部43に渡し、登録操作を要求する(ステップS1304)。
図21は、モデル更新部43がリンクを操作履歴記憶テーブルに登録する処理を説明するフローチャートである。
このフローは操作情報取得部41の登録要求により起動し、その際に操作情報取得部41より入力として、
(1)リソースが張られる2つのリソースのID、
(2)リンクの種類、
(3)リンクの登録先となるタスクのID、
(4)リンクのID、
を得る(ステップS1401)。
最初に(3)のタスクのIDに対応するタスクモデルをタスクモデル記憶部32より抽出し(ステップS1402)、そのタスクモデル中の(1)のうちリンク先となるリソースのIDのリソースが記述される箇所に(1)のうちリンク元となるリソースのID、および(2)リンクの種類、および(4)リンクのIDを記述する(ステップS1403)。
これは図7で説明した記法に従い、(1)のうちリンク先となるIDのリソースが記述される箇所に<relation>〜</relation>のタグで囲む形で記述する。より具体的には
<relation>
<rdf:Description about="sha1.7f82f7416a2b651c6aa3341cc0756312db006eef">
<source id="sha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be" />
<type>reference</type>
</rdf:Description>
</relation>
の形で<rdf:Description about="sha1.7f82f7416a2b651c6aa3341cc0756312db006eef">のように(4)リンクのIDを、<source id="sha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be"/>の形で(1)のうちリソース元のIDを、<type>reference</type>の形で(2)リンクの種類を、それぞれ記述する。
以上、リソース及びリンクあるいはそれらのうち一方の登録あるいは削除の記録によるタスクの管理方法について説明してきたが、これまでのフローはいずれも既に存在するタスクに対してリソースやリンクの登録・削除が行われた場合の記録方法を説明してきた。そこで最後に新規タスクの作成方法について説明する。
このフローは操作情報取得部41の登録要求により起動し、その際に操作情報取得部41より入力として、
(1)リソースが張られる2つのリソースのID、
(2)リンクの種類、
(3)リンクの登録先となるタスクのID、
(4)リンクのID、
を得る(ステップS1401)。
最初に(3)のタスクのIDに対応するタスクモデルをタスクモデル記憶部32より抽出し(ステップS1402)、そのタスクモデル中の(1)のうちリンク先となるリソースのIDのリソースが記述される箇所に(1)のうちリンク元となるリソースのID、および(2)リンクの種類、および(4)リンクのIDを記述する(ステップS1403)。
これは図7で説明した記法に従い、(1)のうちリンク先となるIDのリソースが記述される箇所に<relation>〜</relation>のタグで囲む形で記述する。より具体的には
<relation>
<rdf:Description about="sha1.7f82f7416a2b651c6aa3341cc0756312db006eef">
<source id="sha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be" />
<type>reference</type>
</rdf:Description>
</relation>
の形で<rdf:Description about="sha1.7f82f7416a2b651c6aa3341cc0756312db006eef">のように(4)リンクのIDを、<source id="sha1.56c66affbf5a9c584ba2bdd402bbc3d734e569be"/>の形で(1)のうちリソース元のIDを、<type>reference</type>の形で(2)リンクの種類を、それぞれ記述する。
以上、リソース及びリンクあるいはそれらのうち一方の登録あるいは削除の記録によるタスクの管理方法について説明してきたが、これまでのフローはいずれも既に存在するタスクに対してリソースやリンクの登録・削除が行われた場合の記録方法を説明してきた。そこで最後に新規タスクの作成方法について説明する。
図22は、操作情報取得部41が新規タスクを作成する処理を説明するフローチャートである。
新規作成の要求が行われた場合、入力情報として、タスクに関する情報およびタスクのIDを操作情報取得部41が取得し、新規タスクの作成を行う。この図ではそのフローを説明する。
まず先に説明したように、
(1)タスクそのものの情報、
(2)タスクのID、
を取得する(ステップS1501)。
ここで(1)タスクそのものの情報とは、その組み合わせによってタスクを一意に決定できる情報のことであり、例えばタスクに関わる人の名前および人のID、タスクの行われる場所の名前および場所のID、日時情報、名称が含まれる。タスクのIDは入力情報であってもいいし、(1)の情報に基づきID発行部44が発行するものであってもよい。このときID発行部44に入力情報として
<person>ID-A</person><person>ID-B</person>
<location>room-A</location>
<date>2008-11-26T16:00+09:00-2008-11-26T18:00+09:00</date>
<name>A社打ち合わせ</name>
を渡し、IDを返り値として得る。ここでID-AやID-Bは人のID、room-Aは場所のIDを表す。人のIDは本システムを利用する集合に独自なもの、例えば会社で利用する場合は社員番号などであり、場所のIDもその場所に特有の文字列である。また日時はタスクの開始時点など一時点を表すものであっても、タスクが行われた期間など範囲を表すものであってもよい。
新規作成の要求が行われた場合、入力情報として、タスクに関する情報およびタスクのIDを操作情報取得部41が取得し、新規タスクの作成を行う。この図ではそのフローを説明する。
まず先に説明したように、
(1)タスクそのものの情報、
(2)タスクのID、
を取得する(ステップS1501)。
ここで(1)タスクそのものの情報とは、その組み合わせによってタスクを一意に決定できる情報のことであり、例えばタスクに関わる人の名前および人のID、タスクの行われる場所の名前および場所のID、日時情報、名称が含まれる。タスクのIDは入力情報であってもいいし、(1)の情報に基づきID発行部44が発行するものであってもよい。このときID発行部44に入力情報として
<person>ID-A</person><person>ID-B</person>
<location>room-A</location>
<date>2008-11-26T16:00+09:00-2008-11-26T18:00+09:00</date>
<name>A社打ち合わせ</name>
を渡し、IDを返り値として得る。ここでID-AやID-Bは人のID、room-Aは場所のIDを表す。人のIDは本システムを利用する集合に独自なもの、例えば会社で利用する場合は社員番号などであり、場所のIDもその場所に特有の文字列である。また日時はタスクの開始時点など一時点を表すものであっても、タスクが行われた期間など範囲を表すものであってもよい。
次に(2)の情報を操作情報管理部42に渡し、新規タスク作成を要求する(ステップS1502)。ここでIDがすでに存在した場合は”task already exists”の返り値を得る。この返り値が返った場合はタスク作成に失敗したとしてそのまま”task already exists”を返して終了する。
前ステップで新規タスク作成に成功した場合は、さらにモデル更新部43に(1)および(2)の情報を渡し、新規タスク作成を要求する(ステップS1503)。
前ステップで新規タスク作成に成功した場合は、さらにモデル更新部43に(1)および(2)の情報を渡し、新規タスク作成を要求する(ステップS1503)。
図23は、新規タスクの作成要求を行うために、クライアントマシン2において提供される登録画面を示す図である。
ここでは、タスクとしてミーティングのスケジュールを扱う場合の例を示しており、「スケジュールの名称」欄のテキストボックス100にミーティング名を入力し、「場所」欄のテキストボックス101にミーティングの行われる場所を入力し、「開始日時」欄、「終了日時」欄のドロップダウンリスト102、103により、ミーティングの開始日時及び終了日時を選択する。さらに、「登録先ユーザ」欄に参加者名を設定する。参加者名は、[追加]ボタン104を押下することで表示されるリストからユーザを選択すること設定可能であり、複数人数を登録することも可能である。
なお、このときのタスクIDは、例えばID発行部44に以下のような情報を入力することで、IDが発行される。
<person>理光 太郎</person>
<location>第1会議室</location>
<date>2009-07-01T15:00+09:00-2009-07-01T17:00+09:00</date>
<name>プロジェクト打ち合わせ</name>
この画面で登録ボタンを押すと、上記の情報に従い、ID発行部44が発行したIDが、クライアントマシン2のディスプレイスクリーン13に表示されるなどしてユーザに通知される。
ここでは、タスクとしてミーティングのスケジュールを扱う場合の例を示しており、「スケジュールの名称」欄のテキストボックス100にミーティング名を入力し、「場所」欄のテキストボックス101にミーティングの行われる場所を入力し、「開始日時」欄、「終了日時」欄のドロップダウンリスト102、103により、ミーティングの開始日時及び終了日時を選択する。さらに、「登録先ユーザ」欄に参加者名を設定する。参加者名は、[追加]ボタン104を押下することで表示されるリストからユーザを選択すること設定可能であり、複数人数を登録することも可能である。
なお、このときのタスクIDは、例えばID発行部44に以下のような情報を入力することで、IDが発行される。
<person>理光 太郎</person>
<location>第1会議室</location>
<date>2009-07-01T15:00+09:00-2009-07-01T17:00+09:00</date>
<name>プロジェクト打ち合わせ</name>
この画面で登録ボタンを押すと、上記の情報に従い、ID発行部44が発行したIDが、クライアントマシン2のディスプレイスクリーン13に表示されるなどしてユーザに通知される。
次に、操作情報管理部42およびモデル更新部43の詳しい動作について以下に説明する。
図24は、操作情報取得部41の要求に基づいて操作情報管理部42が新規タスクの操作履歴記憶テーブルを作成する処理を説明するフローチャートである。
最初に操作情報取得部41より入力情報として、タスクのIDを取得する(ステップS1601)。
次に操作履歴記憶部31に前ステップで得たIDを名前とする空のテーブルを作成する(ステップS1602)。ここでもしすでに同じIDを名前に持つテーブルが存在した場合は、”task already exits”を返す。
図24は、操作情報取得部41の要求に基づいて操作情報管理部42が新規タスクの操作履歴記憶テーブルを作成する処理を説明するフローチャートである。
最初に操作情報取得部41より入力情報として、タスクのIDを取得する(ステップS1601)。
次に操作履歴記憶部31に前ステップで得たIDを名前とする空のテーブルを作成する(ステップS1602)。ここでもしすでに同じIDを名前に持つテーブルが存在した場合は、”task already exits”を返す。
図25は、操作情報取得部41の要求に基づいてモデル更新部43がタスクモデル記憶部32に新規タスクモデルを作成する処理を説明するフローチャートである。
最初に操作情報取得部41より入力情報として、
(1)タスクそのものに関する情報、
(2)タスクのID
を取得する(ステップS1701)。タスクそのものに関する情報は図20において説明したとおりである。
次にタスクモデル記憶部32に(2)のIDの名前のファイルを生成し(ステップS1702)、最後に(1)の情報を記述する(ステップS1703)。
以下に生成するタスクモデルを記述したファイルの例を示す。
<rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#">
<rdf:Description about=" sha1.770777eb49bbaa59473bdfe4a78608c218e20400">
<task>
<rdf:Description about="xxx">
<person>
<rdf:Bag>
<rdf:li id="ID-A">Aさん</rdf:li>
<rdf:li id="ID-B">Bさん</rdf:li>
</rdf:Bag>
</person>
<location>
<rdf:Description about="room-A">会議室1</rdf:Description>
</location>
<date>2008-11-26T16:00+09:00-2008-11-26T18:00+09:00</date>
<name>A社打ち合わせ</name>
</rdf:Description>
</task>
<Items>
</Items>
<Files>
</Files>
</rdf:Description>
</rdf:RDF>
ここでID-AやID-Bは人のID、「Aさん」や「Bさん」は人の名前、」room-Aは場所のID、「会議室1」は場所の名前、2008-11-26T16:00+09:00-2008-11-26T18:00+09:00は日時情報、「A社打ち合わせ」はタスクの名称を例として表している。また(2)のタスクのIDはファイル中に、上の例の場合、2行目の
<rdf:Description about=" sha1.770777eb49bbaa59473bdfe4a78608c218e20400">
のように記述される。
以上説明したように、本発明によれば、タスクのフローを管理する情報管理装置において、タスクにまつわる文書を、それがタスクに直接関連するものでなくとも統一的に扱うことができる。
また、文書の関連性を扱うと同時に、その文書そのものと文書の関連性双方の変化を同時にタスクのログとして記録し、その関連文書の集合としてタスクを管理するので、文書や文書同士の関連性を、それらの内容に基づいて発行されるIDを用いて管理することで内容の一意性を保証することも可能である。
最初に操作情報取得部41より入力情報として、
(1)タスクそのものに関する情報、
(2)タスクのID
を取得する(ステップS1701)。タスクそのものに関する情報は図20において説明したとおりである。
次にタスクモデル記憶部32に(2)のIDの名前のファイルを生成し(ステップS1702)、最後に(1)の情報を記述する(ステップS1703)。
以下に生成するタスクモデルを記述したファイルの例を示す。
<rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#">
<rdf:Description about=" sha1.770777eb49bbaa59473bdfe4a78608c218e20400">
<task>
<rdf:Description about="xxx">
<person>
<rdf:Bag>
<rdf:li id="ID-A">Aさん</rdf:li>
<rdf:li id="ID-B">Bさん</rdf:li>
</rdf:Bag>
</person>
<location>
<rdf:Description about="room-A">会議室1</rdf:Description>
</location>
<date>2008-11-26T16:00+09:00-2008-11-26T18:00+09:00</date>
<name>A社打ち合わせ</name>
</rdf:Description>
</task>
<Items>
</Items>
<Files>
</Files>
</rdf:Description>
</rdf:RDF>
ここでID-AやID-Bは人のID、「Aさん」や「Bさん」は人の名前、」room-Aは場所のID、「会議室1」は場所の名前、2008-11-26T16:00+09:00-2008-11-26T18:00+09:00は日時情報、「A社打ち合わせ」はタスクの名称を例として表している。また(2)のタスクのIDはファイル中に、上の例の場合、2行目の
<rdf:Description about=" sha1.770777eb49bbaa59473bdfe4a78608c218e20400">
のように記述される。
以上説明したように、本発明によれば、タスクのフローを管理する情報管理装置において、タスクにまつわる文書を、それがタスクに直接関連するものでなくとも統一的に扱うことができる。
また、文書の関連性を扱うと同時に、その文書そのものと文書の関連性双方の変化を同時にタスクのログとして記録し、その関連文書の集合としてタスクを管理するので、文書や文書同士の関連性を、それらの内容に基づいて発行されるIDを用いて管理することで内容の一意性を保証することも可能である。
10 CPU、11 メモリ、12 ディスプレイアダプタ、13 表示装置、14 シリアルポート、15 キーボード、16 ポインティングデバイス、17 記憶装置、18 音声インタフェース、19 ネットワークインタフェース、20 バス、30 DB部、31 操作履歴記憶部、32 タスクモデル記憶部、40 処理部、41 操作情報取得部、42 操作情報管理部、43 モデル更新部、44 ID発行部
Claims (9)
- 特定のタスクに関連する複数の関連情報と、該関連情報同士の関係性を表すリンク情報と、タスクの識別情報と、を対応づけて保持するタスクモデルを記憶したタスクモデル記憶部と、
前記関連情報及び前記リンク情報の登録又は削除に係る操作内容を取得する操作情報取得部と、
該操作情報取得部で取得された操作内容に係る前記関連情報又は前記リンク情報を識別するための識別情報を前記タスクの実行ログとして操作履歴記憶部に時系列で記憶させる操作情報管理部と、
前記操作履歴取得部により取得された前記関連情報の識別情報又は前記リンク情報の識別情報及び前記タスクの識別情報に基づいて、対応するタスクモデルに前記関連情報又は前記リンク情報を追記するモデル更新部と、を備えたことを特徴とする情報管理装置。 - 請求項1に記載の情報管理装置において、
前記関連情報の識別情報を、前記関連情報の内容に基づくハッシュ値により発行し、前記リンク情報の識別情報を、当該リンク情報に係る各関連情報の識別情報及び当該リンク情報の種類に基づくハッシュ値により発行するID発行部と、を備えることを特徴とする情報管理装置。 - 請求項2に記載の情報管理装置において、
前記ID発行部が、タスク自体に係る情報に基づいてタスクの識別情報を発行し、前記タスク自体に係る情報は、タスクに係わる人員の名称、タスクの行われる場所またはタスクに係る日時情報、及びタスクの名称の少なくとも一つを含むことを特徴とする情報管理装置。 - 請求項2に記載の情報管理装置において、
前記タスクモデルに保持される関連情報又はリンク情報は、前記ID発行部により発行される関連情報の識別情報又はリンク情報の識別情報により記述されることを特徴とする情報管理装置。 - 特定のタスクに関連する複数の関連情報と、該関連情報同士の関係性を表すリンク情報と、タスクの識別情報と、を対応づけて保持するタスクモデルを記憶したタスクモデル記憶部と、操作履歴記憶部と、操作情報取得部と、モデル更新部と、操作情報管理部と、を備えた情報管理装置の情報管理方法であって、
前記操作情報取得部が、前記関連情報と、前記リンク情報の登録又は削除に係る操作内容を取得するステップと、
前記操作情報管理部が、前記操作情報取得部で取得された操作内容に係る前記関連情報又は前記リンク情報を識別するための識別情報を前記タスクの実行ログとして前記操作履歴記憶部に時系列で記憶させるステップと、
前記モデル更新部が、前記操作履歴取得部により取得された前記関連情報の識別情報又は前記リンク情報の識別情報及び前記タスクの識別情報に基づいて、対応するタスクモデルに前記関連情報又は前記リンク情報を追記するステップと、
を備えたことを特徴とする情報管理方法。 - 請求項5に記載の情報管理方法において、
前記情報管理装置は、ID発行部を備え、該ID発行部が、前記関連情報の識別情報を、前記関連情報の内容に基づくハッシュ値により発行し、前記リンク情報の識別情報を、当該リンク情報に係る各関連情報の識別情報及び当該リンク情報の種類に基づくハッシュ値により発行するステップを備えることを特徴とする情報管理方法。 - 請求項6に記載の情報管理方法において、
前記ID発行部が、タスク自体に係る情報に基づいてタスクの識別情報を発行するステップを含み、前記タスク自体に係る情報は、タスクに係わる人員の名称、タスクの行われる場所またはタスクに係る日時情報、及びタスクの名称の少なくとも一つを含むことを特徴とする情報管理方法。 - 請求項6に記載の情報管理方法において、
前記タスクモデルに保持される関連情報又はリンク情報は、前記ID発行部により発行される関連情報の識別情報又はリンク情報の識別情報により記述されることを特徴とする情報管理方法。 - 請求項5乃至8の何れか一項に記載の情報管理方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009190202A JP2011043899A (ja) | 2009-08-19 | 2009-08-19 | 情報管理装置、情報管理方法及びプログラム |
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Cited By (1)
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CN105303289A (zh) * | 2014-07-22 | 2016-02-03 | 丰田自动车株式会社 | 产品的生产计划方法 |
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2009
- 2009-08-19 JP JP2009190202A patent/JP2011043899A/ja active Pending
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