JP2011043784A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】像担持体の表面に除電光をムラなく照射することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】導光部材50は、感光体ドラム121の軸方向中間部分に除電光を導光する第1導光板51と、感光体ドラム121の軸方向両端部分のそれぞれに除電光を導光する第2導光板52とを備えている。しかも、複数のLED30は、第1導光板51に光を入射させる除両端LED31と、第2導光板52に光を入射させる最端部LED32とを含み、第2導光板52は、第1導光板51に入射した除両端LED31の除電光が該第2導光板52に進入することを許容する一方で、該第2導光板52に入射した最端部LED32の除電光が第1導光板51に進入することを規制する規制手段を有している。
【選択図】図6

Description

本発明は、感光体ドラムの表面を除電する除電器を備えた画像形成装置に関するものである。
プリンタやコピー機等の電子写真方式の画像形成装置は、一般的に、感光体ドラムと、感光体ドラムの表面を均一に帯電させる帯電器と、前記表面を露光して、該表面上に静電潜像を形成する露光器と、静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像器と、トナー像が転写材に転写された後に、感光体ドラムの表面上に残留する残留トナーを除去するクリーナーと、感光体ドラムの表面上に残留する電荷を除去する除電器とを含む。
除電器としては、LED(Light Emitting diode)を用いる光除電方式を採用したものが主流である。しかしながら、LEDのような点光源を用いた除電器では、感光体ドラム上に除電光を照射したときに輝度ムラが生じ易いという問題がある。特に、感光体ドラムの軸方向端部における光量が低下する傾向がある。このため、前記軸方向端部の側においてLEDの配置密度を高くしたり、除電器の軸方向長さを必要以上に長くしたりして、感光体ドラムの軸方向端部の光量低下を抑止する方策が採用されている。しかし、LEDの配置密度を高くするとLEDの配置個数の増加に伴いコストアップが生じたり、温度が上昇し易くなったりするという弊害が生じる。また、除電器を長くすると、当該除電器が必要以上にスペースを占有し画像形成装置の小型化を阻害するという問題が生じる。このため、例えば特許文献1のような光除電方式の除電器を搭載した画像形成装置が開示されている。
特開2006−234882号公報
LEDのような点光源を用いた除電器では、感光体ドラム上に除電光を照射したときに輝度ムラが生じ易いという問題がある。特に、感光体ドラムの軸方向端部における光量が低下する傾向がある。このため、特許文献1では、除電装置の導光部材の出射端から感光体ドラムまでの照射幅を軸方向中央部よりも軸方向端部で長く設定し、軸方向端部での除電光の照射時間を軸方向中央部よりも長くする方法が採用されている。除電光の照射時間が長いとトータルの除電光量も増加するため、軸方向端部における光量の低下を防ぐことができる。
しかし、この方法では照射時間を長くするため、軸方向端部における感光体ドラム表面では除電光照射範囲を通常より広く取る必要がある。このような照射範囲の拡張の要請は、他の機器の配置位置の自由度を規制し、結果として画像形成装置の小型化を阻害することがある。
本発明は、このような問題を解消するべくなされたものであり、像担持体の表面に除電光を感光体ドラム表面の除電光照射範囲を軸方向中央部と軸方向端部で略一定にすることで、できるだけドラム周りの除電範囲をコンパクトにすることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、トナー像が形成される表面を有し、軸回りに回転する像担持体と、前記トナー像の形成のために前記像担持体の前記表面を帯電させる帯電器と、前記トナー像が前記像担持体から転写材に転写された後、前記像担持体の前記表面を除電する除電器と、を備え、前記除電器は、前記像担持体の軸方向に配列され、除電光を発生する複数の光源と、前記複数の光源と前記表面との間に配置され、前記除電光を前記表面に導光する導光部材と、を含み、前記導光部材は、前記像担持体の軸方向中間部分に前記除電光を導光する第1導光部分と、前記像担持体の軸方向両端部分のそれぞれに前記除電光を導光する第2導光部分とを含み、前記複数の光源は、前記第1導光部分に光を入射させる第1光源と、前記第2導光部分に光を入射させる第2光源とを含み、前記第2導光部分は、前記第1導光部分に入射した前記第1光源の除電光が該第2導光部分に進入することを許容する一方で、該第2導光部分に入射した前記第2光源の除電光が前記第1導光部分に進入することを規制する規制手段を有することを特徴とする(請求項1)。
この構成によれば、規制手段の作用によって、第1導光部分に入射した第1光源の除電光の第2導光部分への進入を許容する一方、第2導光部分に入射した第2光源の除電光については第1導光部分に進入することが規制されるため、像担持体の両端部には、第1光源からの除電光と、第2光源からの除電光とが共に照射されることになり、結果として像担持体の両端部の除電光の光量低下が解消される。
上記構成において、前記第2導光部分は、前記軸方向において外部に向く外側端面を有し、前記規制手段は、さらに、前記第2光源の除電光が前記外側端面から外部に漏洩することを規制することが望ましい(請求項2)。
導光部材が軸方向端部に外側端面を有する場合、除電光は前記外側端面から像担持体の外側に漏洩することがある。上掲の特許文献1の装置においても、このような除電光の漏れが考慮されておらず、感光体ドラム(像担持体)の軸方向端部から外部へ漏洩し、感光体ドラムに照射されない無駄な除電光が生ずることになる。しかし、上記構成によれば、前記規制手段が前記除電光の漏れを抑止する結果、像担持体の表面に除電光を無駄なく均一に照射させることができる。
上記構成において、前記規制手段として、前記第2導光部分の屈折率が、前記第1導光部分の屈折率よりも大きくなるよう、前記第2導光部分を構成する部材が選ばれていることが望ましい(請求項3)。
かかる構成によれば、第1および第2導光部分の屈折率の差によって、除電光は、第1導光部分から第2導光部分に進入することができるが、その逆は阻止される。このように屈折率に注目して第1および第2導光部分の材質を異ならせるという簡便な方策で像担持体の両端部の光量低下を解消することができ、コスト面で非常に有利である。
この場合、前記第2導光部分は、前記第2光源からの除電光が入射される入射面と、前記除電光が出射される出射面と、前記第1導光部分との境界面とを有しており、前記境界面は、前記第1導光部分に向かう前記除電光が全反射される角度に傾斜されていることが望ましい(請求項4)。
かかる構成によれば、第2導光部分側の除電光は、前記境界面に到達しても、当該境界面で全反射して第1導光部分への進入が阻止される。従って、この第1導光部分への進入が阻止された光は、第2導光部分から像担持体の端部へ向けて照射されることになるため、像担持体の両端部の光量低下の解消に一層貢献する。
また、前記出射面の前記軸方向の長さが、前記入射面の前記軸方向の長さよりも長く設
定されていることが望ましい(請求項5)。こうすることで入射面を介して第2導光部分に入射された除電光は、出射面へ向かう割合が多くなるため、結果として像担持体へ向かう光量を多くすることができる。
さらに、前記外側端面に、反射材が取り付けられていることが望ましい(請求項6)。こうすることで、第2導光部分へ進入して第2導光部分の軸方向の外側端面へ向かう除電光は、反射材によって反射されて第2導電部分内へ戻されるため、結果として像担持体の端部の光量低下が補われる。
上記構成において、前記第2導光部分は、前記第2光源からの除電光が入射される第2入射面を有し、前記規制手段として、前記第2入射面が凸状に膨設されている構成とすることができる(請求項7)。
かかる構成によれば、第2導光部分の入射面に設定された第2入射面は、凸状に膨設されて凸レンズの作用を備えたものになっているため、第2光源からの光は、この第2入射面を通ることにより拡散が防止され、像担持体の端部に集中的に照射される。従って、像担持体の端部の光量低下が解消される。
この場合、前記第1導光部分は、前記第1光源からの除電光が入射される第1入射面を有し、前記第1入射面には、前記軸方向に並んだ複数の凹面が形成されていることが望ましい(請求項8)。
かかる構成によれば、第1導光部分の入射面に設定された第1入射面は、凹面が形成されて凹レンズの作用を備えたものになっているため、第1光源からの光は、この第1入射面を通ることにより拡散され、像担持体の中央部に広範囲に亘って除電光が照射される。従って、像担持体の中央部の光量が均一化される。
また、前記複数の凹面にのうち、前記第2導光部分の近傍の凹面は、他の凹面よりも曲率半径が大きく設定されている構成とすることができる(請求項9)。こうすることで、第2導光部分の近傍の第1光源から出射された光は、中央部程には拡散しないため、第2導光部分へ除電光を効果的に入射させることができる。
上記構成において、前記第1導光部分は、前記第1光源からの前記除電光が入射される第1入射面を有し、前記第2導光部分は、前記第2光源からの前記除電光が入射される第2入射面を有し、前記第2入射面を介した単位長当たりの除電光の入射量が、前記第1入射面を介した単位長当たりの除電光の入射量よりも多いことが望ましい(請求項10)。
かかる構成によれば、通常、必要な光量を確保することが困難であった導光部材の両端部を対象とし、当該両端部に対応する第2入射面を介した単位長当たりの除電光の入射量を、中央の第1入射面を介した単位長当たりの除電光の入射量よりも多いことにより、従来の入射量が少ないという不都合が解消され、結果として像担持体の端部の光量低下を解消することができる。
本発明に係る画像形成装置によれば、第1導光部分に入射した第1光源からの除電光の第2導光部分への進入を許容する一方、第2導光部分に入射した第2光源の除電光については第1導光部分に進入することが規制手段により規制されるため、像担持体の両端部には、第1光源からの除電光と、第2光源からの除電光とが共に照射されることになり、結果として像担持体の両端部の除電光の光量低下を解消することができる。
このように、規制手段を採用することで、とりわけ除電光が前記外側端面から外部に漏洩することをも規制する規制手段を採用することで、従来行われていたような、感光体ドラムの軸方向端部における除電光の照射時間を長くし、ドラム表面における除電光照射範囲を中央部よりも広くする必要はなく、また、軸方向端部における除電光の外部への漏洩を防ぐことができ、効果的に軸方向端部の除電光量低下を解消させることができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態の概要を示す説明図である。 図1の画像形成装置の構成要素である画像形成部の拡大説明図である。 感光体ドラム周面の除電光量と、表面電位との関係を示すグラフである。 第1実施形態の導光板が採用された除電器の一実施形態を示す分解斜視図である。 図4に示す第1実施形態の除電器の組み立て斜視図である。 図5に示す第1実施形態の除電器のVI−VI線視の断面図である。 第2実施形態の除電器が適用された除電器を示す図6と同一視点から見た断面図である。 第3実施形態に係る導光部材を示す斜視図であり、(A)は、第3実施形態の導光部材の第1例、(B)は、第3実施形態の導光部材の第2例をそれぞれ示している。
まず、除電器が適用された本発明に係る画像形成装置について説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態の概要を示す説明図であり、図2は、図1の画像形成装置の構成要素である画像形成部の拡大図である。なお、図1および図2におけるX方向を左右方向といい、特に−Xを左方、+Xを右方という。
まず、図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10は、複写機、プリンタおよびファクシミリ装置としての機能を有する、いわゆる複合機として使用されるものであり、胴内排紙型と称される箱形を呈した装置本体11と、この装置本体11の上部に設けられた、原稿画像を読み取る画像読取部16とを備えた基本構成を有している。
前記装置本体11には、画像読取部16が有する光学系ユニットによって読み取られた原稿P1の画像情報、コンピュータ等の外部機器から伝送された画像情報あるいは通信回線を介して伝送された画像情報等に基づき画像を形成する画像形成部12と、この画像形成部12によって形成され、用紙Pに転写された画像に定着処理を施す定着部13と、転写用の用紙Pを貯留する用紙貯留部14とが内装されている。装置本体11の頂部と画像読取部16との間には、排出された定着処理後の用紙Pを受ける胴内排紙トレイ151を備えた排紙部15が形成されている。
前記画像読取部16は、頂部に設けられた図略のコンタクトガラス上に載置されたり、図略の原稿自動読取装置からコンタクトガラス上に供給されたりする原稿P1の原稿面に光学系ユニットが有する光源からの光を照射して走査し、原稿面からの反射光で画像情報を読み取るように構成されている。反射光は、CCD(Charge Coupled Device、撮像素子)へ入射され、ここで反射光はアナログ信号に変換される。このアナログ信号は、A/D変換器によりディジタル信号に変換され、後述の露光装置124へ入力される。
前記画像読取部16の外装カバーの適所には、原稿画像の読み取りや複写処理等に関する処理条件を入力操作するための図略の操作パネルが設けられている。この操作パネルには、LCD(Liquid crystal display)等が設けられている。
前記画像形成部12は、入力された画像情報に基づき用紙貯留部14から給紙された用紙Pにトナー画像を形成させるものである。かかる画像形成部12には、感光体ドラム(像担持体)121および現像装置122がそれぞれ設けられている。感光体ドラム121は、図1において時計方向へ向けて回転しつつ現像装置122からトナーの供給を受ける。現像装置122には、装置本体11内の適所に着脱可能に装着されたトナーカートリッジ129からトナーが補給される。
感光体ドラム121の右側であって、現像装置122の直上位置には帯電器123が設けられているとともに、帯電器123の右方位置には露光装置124が設けられている。そして、感光体ドラム121は、前記帯電器123によって周面が一様に帯電され、画像読取部16で読み取られた画像データに基づくレーザー光が露光装置124から帯電後の感光体ドラム121の周面に照射される。これにより感光体ドラム121の周面に静電潜像が形成される。かかる静電潜像に現像装置122からトナーが供給されることにより、感光体ドラム121の周面にトナー像が形成される。
感光体ドラム121の直上位置には、当該感光体ドラム121の周面の残留トナーを除去して清浄化するクリーニング装置125が設けられている。そして、このクリーニング装置125と前記帯電器123との間には、クリーニング処理後の感光体ドラム121の周面に残留している電荷を取り除くための除電器20が設けられている。この除電器20により除電された感光体ドラム121の周面は、新たな帯電処理のために帯電器123へ向かうことになる。
クリーニング装置125で感光体ドラム121の周面から取り除かれた廃トナーは、所定の経路を通って図略のトナー回収ボトルに回収され、貯留される。
因みに、図3は、感光体ドラム周面の除電光量と表面電位との関係を示すグラフである。なお、このグラフで示された感光体ドラム周面の除電光量と表面電位との間の関係は、OPC(organic photo conductor:有機光導電体)製の感光体ドラム121が採用された場合のものである。このグラフで示すように、感光体ドラム121の周面の表面電位の値は、同周面に照射された除電光量に負の比例常数で比例して減少しているのが判る。この関係に基づいて感光体ドラム121の周面に照射される除電光量が設定される。
画像形成部12の図1における左方位置には、上下方向に延びる用紙搬送路111が形成されている。この用紙搬送路111には、適所に搬送ローラ対112が設けられ、用紙貯留部14からの用紙Pがこの搬送ローラ対112の駆動で感光体ドラム121へ向けて搬送される。
かかる用紙搬送路111には、感光体ドラム121と対向した位置に当該感光体ドラム121と当接する転写ローラ126が設けられている。そして、用紙搬送路111を搬送されつつある用紙Pは、転写ローラ126と感光体ドラム121との間のニップ部へ到達すると、これらに押圧挟持されることによって感光体ドラム121上のトナー像が当該用紙Pに転写される。
前記定着部13は、画像形成部12で転写された用紙P上のトナー像に対し定着処理を施すものであり、内部に加熱源である通電発熱体を備えた定着ローラ131と、図1における左方でこの定着ローラ131と対向配置された加圧ローラ132とを備えている。
そして、転写ローラ126を介して画像形成部12から導出された転写処理済の用紙Pは、これら定着ローラ131および加圧ローラ132間のニップ部に押圧挟持されつつ定着ローラ131により熱を得てトナー画像の用紙Pへの定着処理が施される。これにより用紙P上のトナー画像は安定した状態になる。
定着処理の完了した用紙Pは、定着部13の上部から延設された排紙搬送路113を通って装置本体11と画像読取部16との間に形成された排紙部15の胴内排紙トレイ151へ向けて排出される。
前記用紙貯留部14は、装置本体11における露光装置124の下方位置に挿脱可能に装着された用紙トレイ141を有している。この用紙トレイ141には用紙束が貯留されている。そして、用紙トレイ141に貯留された用紙束からピックアップローラ142の駆動で用紙Pが1枚ずつ繰り出され、用紙搬送路111を通って画像形成部12へ導入される。
なお、本実施形態に係る画像形成装置10は、用紙Pを手差しで給紙する手差し機構、用紙Pに両面印刷を施す両面印刷機構、コンピュータ等の外部の機器から伝送された画像情報に基づき印刷処理するプリンタ機能、通信回線を介して画像情報の送信、受信を行うファクシミリ機構等を備えているが、これらについての説明は省略する。
以下、図4および図5を基に、必要に応じて他の図面も参照しながら、第1実施形態に係る導光部材50が採用された除電器20について説明する。図4および図5は、第1実施形態の導光部材50が採用された除電器20の一実施形態を示す斜視図であり、図4は、分解斜視図、図5は、組み立て斜視図である。なお、図4および図5においてX方向を左右方向、Y方向を前後方向といい、特に−Xを左方、+Xを右方、−Yを前方、+Yを後方という。
まず、図4に示すように、第1実施形態に係る除電器20は、等ピッチで並設される複数のLED(光源)30と、これら複数のLED30を保持する前後方向に長尺のLED基板40と、前記複数のLED30からの光を導光する導光部材50とがホルダー60に保持されることによって構成されている。
前記各LED30は、微小な直方体状を呈し、一面に発光面301を有している。かかるLED30は、発光面301を左方の導光部材50に向けた状態で複数個がLED基板40の左面側に前後方向へ向けて等ピッチで並設されている。かかる複数(図4および図6に示す例では、19個)のLED30の内、両端部のものを除いた中央部の17個が中央部LED(第1光源)31として設定され、両端部の2つが最端部LED(第2光源)32として設定される。
前記LED基板40は、長さ寸法が画像形成装置10の装置本体11の前後の内寸法より若干短めに設定され、これによって感光体ドラム121の軸方向の全長に対応し得るように寸法設定されている。かかるLED基板40の前後の端部には、左右方向に貫通したネジ孔41がそれぞれ螺設されている。LED基板40は、これらのネジ孔41にビスBがそれぞれ螺着され締結されることによりホルダー60に固定される。
前記導光部材50は、各LED30から出射された光を通して感光体ドラム121の周面に照射させるためのものである。そして、第1実施形態の導光部材50は、前後方向に長尺の平面視で台形状を呈する第1導光板(第1導光部分)51と、この第1導光板51の前後の縁部にそれぞれ密着状態で連設される前後一対の第2導光板(第2導光部分)52と、各第2導光板52の前後の端面にそれぞれ貼設された合成樹脂性の反射シート53とを備えている。
このような導光部材50は、これら第1および第2導光板51,52が合わされた状態で前後寸法がLED基板40の前後寸法と略同一に設定されているとともに、上下寸法もLED基板40の上下寸法と略同一に設定されている。
前記第1導光板51は、LED基板40に対向した対向縁面(右縁面(入射面)511)が、前後の端部のLED30を含まない長さ寸法に設定されている。これに対し、右縁面511と反対側の左縁面(出射面)512の長さ寸法は、右縁面511のそれより若干短めに設定されている。これによって第1導光板51の前後の端面には、それぞれ傾斜縁面513が形成されている。前記右縁面511に対する前後の傾斜縁面513の傾斜角度は同一に設定されている。
前記各第2導光板52は、LED基板40に対向した対向縁面(右縁面(入射面)521)が、前後の端部の各1つのLED30のみを含みL長さ寸法に設定されている。これに対し、右縁面521と反対側の左縁面(出射面)522の長さ寸法は、右縁面521のそれより若干長めに設定されている。これによって前後の第2導光板52の第1導光板51に対する対向面には、第1導光板51の傾斜縁面513と傾斜角度が等しい傾斜縁面523が形成されている。
また、第2導光板52における各傾斜縁面523に対向した端縁面524に前記反射シート53の鏡面側が貼着される。従って、LED30からの第2導光板52を通して反射シート53に到達した光は、当該反射シート53の鏡面によって反射されるため、傾斜縁面523を通って外部に洩れ出ることはない。
そして、第1導光板51の前後の縁部には、上下方向に貫通した装着孔514がそれぞれ穿設されている。これらの装着孔514にビスBを差し通してナットNで締結することにより当該第1導光板51がホルダー60に固定される。
また、第2導光板52の中央部には、上下方向に貫通した装着孔525がそれぞれ穿設されている。これらの装着孔525にビスBを差し通してナットNで締結することにより当該各第2導光板52がホルダー60にそれぞれ固定される。
前記ホルダー60は、金属板をプレス処理することによって形成されている。かかるホルダー60は、前記LED基板40および導光部材50に対応したホルダー板61と、このホルダー板61の右縁部から下方に向けて折り曲げられた状態の保持板62と、ホルダー板61の前後の縁部からそれぞれ上方に向かって突設された前後一対の突片63とを備えている。前記保持板62は、前記LED基板40を保持するためのものである。
前記ホルダー板61は、左右幅寸法がLED基板40および導光部材50を合わせたそれらの左右寸法より若干長めに設定されているとともに、前後寸法が導光部材50のそれと略同一に設定されている。かかるホルダー板61には、第1導光板51の一対の装着孔514に対応した位置、並びに各第2導光板52の装着孔525に対応した位置にそれぞれ貫通孔611が穿設されている。
前記保持板62には、LED基板40の一対のネジ孔41に対応した位置にそれぞれネジ孔621が螺設されている。従って、LED基板40のLED30が設けられた面と反対側の面を保持板62の左面に当接させた状態で、ビスBを各ネジ孔41に差し通し、引き続きネジ孔621に螺着して締結することにより、LED30の発光面301が左方へ向いた状態で、LED基板40がホルダー60の保持板62に固定される。
従って、LED基板40が保持板62に固定された後に、第1導光板51および一対の第2導光板52の各上面をホルダー板61の下面に当接させ、引き続きビスBをホルダー板61の貫通孔611を介して第1導光板51の装着孔514および一対の第1導光板51の装着孔525にそれぞれ差し通し、当該ビスBの先端にナットNを螺着して締結することにより、第1および第2導光板51,52がホルダー60のホルダー板61に固定される。
このようにホルダー60にLED基板40および導光部材50が固定されることにより、図5に示すように、除電器20が完成する。かかる除電器20は、装置本体11内の所定のフレームFに突片63を介してネジ止めされることにより、装置本体11内の所定の位置に取り付けられる。
そして、第2導光板52の屈折率の方が第1導光板51の屈折率より大きくなるように第1および第2導光板51,52の材質が選択される。本実施形態においては、第1導光板51としてポリカーボネートが、第2導光板52として透明ガラスが採用されている。第1実施形態の導光部材50においては、屈折率が相違する第1導光板51と第2導光板52とによって本発明に係る規制手段が構成されている。
また、第2導光板52の右縁面511に対する傾斜縁面523の傾斜角度は、前後の最も端のLED30から第2導光板52に入射し、かつ、反射シート53で反射した入射光の全てが傾斜縁面523で全反射するように設定されている。従って、LED基板40の前端および後端のLED30から照射された光は、反射シート53がそれぞれ貼設された導光部材50の前端面および後端面から外部に漏洩することはなく、しかも、第2導光板52内を通って第1導光板51側へ向かった光は全反射で第1導光板51内へ入射することはないため、感光体ドラム121の周面の軸心方向の両端部が光量低下で充分な除電処理を施すことができなくなるような不都合の発生を防止することができる。
図6は、第1実施形態の導光部材50の作用を説明するための図であり、図6(A)は、図5のVI−VI線視の断面図、図6(B)は、感光体ドラム121の周面の軸方向の位置と、同周面に照射される除電光量との関係を示すグラフである。なお、図6におけるXおよびYによる方向表示は、図4の場合と同様(−X:左方、+X:右方、−Y:前方、+Y:後方)である。
まず、図6(A)に示すように、導光部材50の第1導光板51に対応して設けられた複数(図6に示す例では17個)の除両端LED31の各々から出射された除電光は、所定の先広がり状態で第1導光板51内をそれぞれ進行するため、各除両端LED31からの光は、互いに重なり合った状態になり、これによって感光体ドラム121の周面に照射される除電光は、図6(B)に示すように、感光体ドラム121の軸方向に向けて振幅量が小さい波形(sinカーブ)になり全体的には平準化している。
なお、最端部LED32の近傍の除両端LED31から出射された除電光は、その一部が第1および第2導光板51,52の当接面である傾斜縁面513,523を透過するが、その反射シート53からの反射光は、第2導光板52の傾斜縁面523で全反射する。従って、除両端LED31から第2導光板52へ入射した除電光は、再び第1導光板51へ戻ることはなく、第2導光板52の左縁面522から感光体ドラム121の端部へ向けて出射されることになる。
これらに対し最端部LED32から出射された除電光は、全反射として最も厳しい条件となる、反射シート53の最上部に向かったものであっても、当該反射シート53で反射した後、傾斜縁面523で全反射するように当該傾斜縁面523のLED基板40に対する傾斜角度が設定されている。従って、最端部LED32から出射された除電光が傾斜縁面523を透過して第1導光板51側へ入射することはなく、最端部LED32からの除電光は、全てが左縁面522を通り感光体ドラム121の端部の周面に向けて照射される。
従って、感光体ドラム121の各端部の周面は、点線で示す従来のように光量が低下することがなく、実線の波形で示すように、中央部と同様の除電光量を確保することができる。
以下、図7を基に、必要に応じて他の図面も参照しながら、第2実施形態に係る導光部材50′が適用された除電器20′について説明する。図7は、第2実施形態の導光部材50′が適用された除電器20′を示す図6の場合と同一視点から見た断面図である。なお、図7におけるYによる方向表示は、図6の場合と同様(−X:左方、+X:右方、−Y:前方、+Y:後方)である。
図7に示すように、第2実施形態に係る導光部材50は、1枚ものの導光板51′と、この導光板51′の前後の端面に貼設される反射シート53とを備えている。導光板51′の右縁面511には、両端を除く複数(図7に示す例では、17個)の除両端LED31に対応する部分によって中央部入射縁部(第1入射面)54が形成されているとともに、両端部の各1個の最端部LED32に対応する部分によってそれぞれ端部入射縁部(第2入射面)55が形成されている。
そして、中央部入射縁部54には、除両端LED31のさらに中央の複数(図7に示す例では13個)の除両端LED31(中央部LED311)に対向した位置に、平面視で半円状を呈した小径凹面541がそれぞれ凹設されている。また、中央部入射縁部54には、その両端に各2つの除両端LED31(端部LED312)に対応した小径凹面541より曲率半径の値が大きい大径凹面542がそれぞれ形成されている。これらの各小径凹面541および大径凹面542は、それぞれ光を拡散させる凹レンズとしての作用を有する。端部入射縁部55の近傍に大径凹面542を設けることで、除電光の拡散のし過ぎを防止することができる。
また、各端部入射縁部55には、平面視で円弧状を呈する膨出面551がそれぞれ1つずつ形成されている。これらの膨出面551は、最端部LED32に対応して設けられている。
導光部材50′がこのように構成された除電器20′のその他の構成は、第1実施形態の除電器20と同様である。
第2実施形態の導光部材50′によれば、中央部入射縁部54において中央部LED311から出射された除電光は、小径凹面541において凹レンズとしての作用を受けることから、先広がりに広がった状態で導光板51′内を透過し、左縁面512から出射されるため、複数の中央部LED311からの光が互いに重なり合う。これにより感光体ドラム121の周面では、バラツキが非常に少ない均等な状態で除電光が感光体ドラム121の周面に照射される。
また、端部LED312から出射された除電光は、大径凹面542において凹レンズとしての作用を受けることから、先広がりに広がった状態で導光板51′内を透過するが、小径凹面541程には拡散しないため、感光体ドラム121の周面の端部に対して効果的に照射される。
また、最端部LED32から出射された除電光は、膨出面551の凸レンズ作用によって広がらない状態で導光板51′内を透過するため、光量が低下することなく感光体ドラム121の端部の周面へ照射される。これにより感光体ドラム121の周面の除電光量は、図7(B)に示すように、軸方向の全長に亘ってバラツキの小さい均等状態になる。従って、感光体ドラム121の各端部の周面は、点線で示す従来のように光量が低下することなく、実線の波形で示すように、中央部と同様の除電光量を確保することができる。
以下、図8を基に第3実施形態に係る導光部材50″について説明する。図8は、第3実施形態に係る導光部材50″を示す斜視図であり、図8(A)は、第3実施形態の導光部材50″の第1例、図8(B)は、第3実施形態の導光部材50″の第2例をそれぞれ示している。なお、図8におけるXおよびYによる方向表示は、図4の場合と同様(−X:左方、+X:右方、−Y:前方、+Y:後方)である。
図8に示すように、第3実施形態の導光部材50″は、全体的に同一材料によって一体的に形成されている点については、第2実施形態の導光部材50′の導光板51′と同一であるが、右縁面には、第2実施形態のものの右縁面511(図7)に形成されているような小径凹面541、大径凹面542および膨出面551が形成されていない。
そして、導光部材50″の第1導光板51″の前後の端部からそれぞれ外方へ向かって一体的に延設された前後一対の第2導光板52′の上下の厚み寸法が、第1導光板51″のそれより広幅に設定されている。
そして、第1例の導光部材50″にあっては、第2導光板52′は、第1導光板51の前後の端部からそれぞれ前後へ向かうに従い上下の厚み寸法が漸増するように−X方向から見た側面視で台形状に設定されている。
これに対し、第2例の導光部材50″にあっては、各第2導光板52′は、いずれも直方体状に設定されている。
このように構成された第3実施形態に係る導光部材50″によれば、第2導光板52′の第2入射面は、第1導光部材の第1入射面より広幅に設定され、これによって第2導光板(第2導光部分)52′の第2入射面を介した除電光の単位長当たりの入射量は、第1導光板(第1導光部分)51″の第1入射面を介した単位長当たりの除電光の入射量よりも多くなるため、結果として像担持体の端部の光量低下を解消することができる。
以上詳述したように、上記の各実施形態に係る画像形成装置10は、トナー像が形成される周面を有し、軸回りに回転する感光体ドラム121と、トナー像の形成のために感光体ドラム121の表面を帯電させる帯電器123と、トナー像が感光体ドラム121から転写材に転写された後、感光体ドラム121の表面を除電する除電器20とを備えてなるものである。
前記除電器20は、感光体ドラム121の軸方向に配列され、除電光を発生する光源としての複数のLED30と、これらLED30と感光体ドラム121の周面との間に配置され、除電光を周面に導光する導光部材50とを備えている。
そして、導光部材50は、感光体ドラム121の軸方向中間部分に除電光を導光する第1導光部分(第1実施形態では第1導光板51(図6参照)、第2実施形態では導光板51′の内の端部入射縁面55から入射した除電光が導光されない部分(図7参照)、第3実施形態では導光板51″(図8参照))と、感光体ドラム121の軸方向両端部分のそれぞれに除電光を導光する第2導光部分(第1実施形態では第2導光板52、第2実施形態では導光板51′の内の端部入射縁面55から入射した除電光が導光される部分(図7参照)、第3実施形態では第2導光板52′)とを備えている。
しかも、複数のLED30は、第1導光部分に光を入射させる除両端LED31と、第2導光部分に光を入射させる最端部LED32とを含み、第2導光部分は、第1導光部分に入射した除両端LED31の除電光が該第2導光部分に進入することを許容する一方で、該第2導光部分に入射した最端部LED32の除電光が第1導光部分に進入すること、及び外部に漏洩することを規制する規制手段を有している(但し、図8に示す第3実施形態では規制手段について説明していない)。
このような構成によれば、規制手段の作用によって、第1導光部分に入射した除両端LED31の除電光の第2導光部分への進入を許容する一方、第2導光部分に入射した最端部LED32の除電光については第1導光部分への進入及び外部への漏洩が規制されるため、感光体ドラム121の両端部には、除両端LED31からの除電光と、最端部LED32からの除電光とが共に照射されることになり、結果として感光体ドラム121の両端部の除電光の光量低下を解消することができる。
このように、規制手段を採用することで、従来行われていたような、感光体ドラム121の端部により多くのLED30を配置したり、全体的にLED30の個数を増加させたり、あるいは、除電器20そのものの長さ寸法を感光体ドラム121より長くしたりする必要がなくなるばかりでなく、感光体ドラム121の軸方向端部における除電光の照射時間を長くし、ドラム表面における除電範囲を中央部よりも広くする必要はなく、また、軸方向端部における除電光の外部への漏洩を防ぐことができ、効果的に軸方向端部の除電光量低下を解消させることができる。
そして、第1実施形態の導光部材50においては、規制手段として、第2導光部分の屈折率が、第1導光部分の屈折率よりも大きくなるよう、第2導光部分を構成する部材が選ばれているため、第1および第2導光部分の屈折率の差によって、除電光は、第1導光部分から第2導光部分に進入することができるが、その逆は阻止される。このように屈折率に注目して第1および第2導光部分の材質を異ならせるという簡便な方策で感光体ドラム121の両端部の光量低下を解消することができる。
また、第2実施形態の導光部材50′にあっては、第2導光部分は、最端部LED32からの除電光が入射される端部入射縁部55を有し、規制手段として、端部入射縁部55が凸状に膨設されてなる凸レンズとしての膨出面551によって構成されているため、最端部LED32からの光は、この端部入射縁部55の膨出面551を通ることにより、凸レンズの作用により拡散が防止され、除電光を感光体ドラム121の端部に集中的に照射することができる。従って、感光体ドラム121の端部の光量低下を解消することができる。
さらに、第3実施形態の導光部材50″にあっては、第2導光板52′は、最端部LED32からの光が入射される第2入射面を有し、第2入射面は、第1導光板51の第1入射面よりも広幅とされているため、第2導光板52′への第2入射面を介した単位長当たりの入射量を、第1導光部材50への第1入射面を介した単位長当たりの入射量より多くすることができる。その結果として感光体ドラム121の端部の光量低下を解消することができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、除電器20を備えた画像形成装置10として複合機を例に挙げてした。複合機に代えて複写機、プリンタおよびファクシミリ装置のいずれかの機能を備えた単能機であってもよい。
(2)上記の実施形態においては、除電器20を備えた画像形成装置10としてモノクロ印刷用のものを例に挙げて説明した。モノクロ印刷用のものに代えてカラー印刷用のものであってもよい。
(3)上記の実施形態においては、除電器20がクリーニング装置125と帯電器123との間に設けられている。これに代えて除電器20を転写ローラ126とクリーニング装置125との間に設けてもよい。
10 画像形成装置 11 装置本体
111 用紙搬送路 112 搬送ローラ対
113 排紙搬送路 121 感光体ドラム(像担持体)
12 画像形成部 122 現像装置
123 帯電器 124 露光装置
125 クリーニング装置 126 転写ローラ
129 トナーカートリッジ 13 定着部
131 定着ローラ 132 加圧ローラ
14 用紙貯留部 141 用紙トレイ
142 ピックアップローラ 15 排紙部
151 胴内排紙トレイ 16 画像読取部
20 除電器 30 LED(光源)
301 発光面 31 除両端LED(第1光源)
311 中央部LED 312 端部LED
32 最端部LED(第2光源) 40 LED基板
41 装着孔 50 導光部材
51 第1導光板(第1導光部分)
511 右縁面(入射面) 512 左縁面(出射面)
513 傾斜縁面 514 装着孔
52 第2導光板(第2導光部分)
521 右縁面(入射面) 522 左縁面(出射面)
523 傾斜縁面 524 端縁面
525 装着孔 53 反射シート
54 中央部入射縁部(第1入射面)
541 小径凹面 542 大径凹面
55 端部入射縁部(第2入射面)
551 膨出面 611 貫通孔
621 ネジ孔 60 ホルダー
61 ホルダー板 62 保持板
63 突片 B ビス
N ナット F フレーム
P 用紙 P1 原稿

Claims (10)

  1. トナー像が形成される表面を有し、軸回りに回転する像担持体と、
    前記トナー像の形成のために前記像担持体の前記表面を帯電させる帯電器と、
    前記トナー像が前記像担持体から転写材に転写された後、前記像担持体の前記表面を除電する除電器と、を備え、
    前記除電器は、
    前記像担持体の軸方向に配列され、除電光を発生する複数の光源と、
    前記複数の光源と前記表面との間に配置され、前記除電光を前記表面に導光する導光部材と、を含み、
    前記導光部材は、前記像担持体の軸方向中間部分に前記除電光を導光する第1導光部分と、前記像担持体の軸方向両端部分のそれぞれに前記除電光を導光する第2導光部分とを含み、
    前記複数の光源は、前記第1導光部分に光を入射させる第1光源と、前記第2導光部分に光を入射させる第2光源とを含み、
    前記第2導光部分は、前記第1導光部分に入射した前記第1光源の除電光が該第2導光部分に進入することを許容する一方で、該第2導光部分に入射した前記第2光源の除電光が前記第1導光部分に進入することを規制する規制手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2導光部分は、前記軸方向において外部に向く外側端面を有し、
    前記規制手段は、さらに、前記第2光源の除電光が前記外側端面から外部に漏洩することを規制することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記規制手段として、前記第2導光部分の屈折率が、前記第1導光部分の屈折率よりも大きくなるよう、前記第2導光部分を構成する部材が選ばれていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2導光部分は、前記第2光源からの除電光が入射される入射面と、前記除電光が出射される出射面と、前記第1導光部分との境界面とを有しており、
    前記境界面は、前記第1導光部分に向かう前記除電光が全反射される角度に傾斜されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記出射面の前記軸方向の長さが、前記入射面の前記軸方向の長さよりも長く設定されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記外側端面に、反射材が取り付けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2導光部分は、前記第2光源からの除電光が入射される第2入射面を有し、
    前記規制手段として、前記第2入射面が凸状に膨設されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1導光部分は、前記第1光源からの除電光が入射される第1入射面を有し、
    前記第1入射面には、前記軸方向に並んだ複数の凹面が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記複数の凹面のうち、前記第2導光部分の近傍の凹面は、他の凹面よりも曲率半径が大きく設定されていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1導光部分は、前記第1光源からの前記除電光が入射される第1入射面を有し、
    前記第2導光部分は、前記第2光源からの前記除電光が入射される第2入射面を有し、
    前記第2入射面を介した単位長当たりの除電光の入射量が、前記第1入射面を介した単位長当たりの除電光の入射量よりも多いことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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