JP2011043526A - レンズモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】 携帯電話機用カメラ等のオートフォーカスやズーム機構を有する光学機器への適用が好適なレンズモジュールを提供する。
【解決手段】 電気機械変換素子で発生する振動により該電気機械変換素子に固定した略円柱の磁石21を振動させ、磁石21の振動を駆動力として磁石21と2箇所で点接触もしくは面接触する移動体31を摺動駆動することにより、移動体31を取り付けたレンズホルダ41を光学レンズの光軸方向に沿って移動させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、主としてデジタルビデオカメラ, デジタルカメラ, 携帯電話機用カメラ等への適用が好適なレンズモジュールであって、詳しくはオートフォーカスやズーム機構を有する光学機器への適用が好適であると共に、所定の方向に移動する光学レンズを備えたレンズモジュールに関する。
カメラにオートフォーカスやズーム機能を持たせるためには、光軸に沿って光学レンズを微小に移動させる機構が必要であり、従来から電磁式のモーターを用いた方法が知られている。近年、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話にみられるように、機器の小型化が急速に進み、それに伴って電磁式のモーターによる方法の代わりに、圧電素子に代表される電気機械変換素子によるレンズ移動の方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、電気機械変換素子に結合され、これと共に変位する駆動部材に被駆動部材を摩擦結合して成る駆動機構を備えた駆動装置であって、駆動部材と被駆動部材とを摩擦係合するための押圧力を付与する手段として、磁石を用いたものが示されている。
ただし、特許文献1に示されるような電気機械変換素子による光学レンズの移動方法を用いた従来技術の場合、小型で安定な駆動を実現するためには構造上の問題がある。例えば、特許文献1に開示されている方法では、光学レンズを移動させる移動軸が他の部材と実質的に摩擦係合している箇所が多いため、摩擦係合部分の摩擦力を制御するのが煩雑となることにより、光学レンズを安定駆動することが困難である。
これらを解決し、小型で安定な駆動を可能とする方法としては、例えば図4に示すような本出願人の発明によるレンズモジュールの構造が考えられる。図4はレンズモジュールの基本構成を示す概略図で、図4(a)は上面図、図4(b)は図4(a)のD−D’線方向の側面断面図である。ハウジング51に一端側が固定された圧電セラミック素子11と圧電セラミック素子11の他端側に固定された磁石21から成る駆動体と、磁石21に対して吸着可能な材質から成るリング状の移動体31と、移動体31を一体として支持するレンズホルダ41と、レンズホルダ41に支持または一体化された光学レンズ10とを備えて成り、圧電セラミック素子11で発生する振動により磁石21を振動させ、その振動を駆動力として移動体31を駆動することによりレンズホルダ41を光軸方向に沿って移動させる機能のレンズ駆動機構を有している。
圧電セラミック素子11に伸長時と縮小時とでは異なる速度で伸縮する電圧を印加し、磁石21を光軸と平行に振動させ、移動体31を伸縮方向へ移動させることで、レンズホルダ41を光軸方向に移動させることができる。
図4の構造のレンズモジュールにおいて、磁石21は直方体、移動体31はリング状で構成されているため、移動体31の円周上の1カ所で線接触の状態で磁石21に吸着されている。このような構成の場合、磁石21に対して移動体31は構造的に回転することが可能なため、圧電セラミック素子11を振動させた時に磁石21と移動体31の接触状態のばらつきあるいは圧電セラミック素子11の振動のばらつきによっては移動体31は光軸方向に移動すると同時に回転運動を行う可能性がある。そのため、移動体31と一体となっているレンズホルダ41は、チルトあるいは回転防止のために、ガイドピン61に移動可能に支持されている。
しかしながら、レンズホルダ41は回転防止のためのガイドピン61に支持されているが、移動体31が回転運動を行おうとするような場合には、レンズホルダ41とガイドピン61との間に通常より大きな動摩擦力が働くことになり、この結果、移動体31の移動速度が低下し、オートフォーカスやズームの機能に影響を与える可能性があった。
以上のように、本出願人による発明であり、現時点では未公開の発明である図4のようなレンズモジュールにおいても、更なる改良が求められる。本発明は、上記の課題を解決すべくなされたものであり、小型、高精度かつ簡単な構造のレンズ駆動機構を持つレンズモジュールを提供することにある。
本発明によれば、静止部材に一端側が固定された電気機械変換素子と該電気機械変換素子の他端に固定された磁石とからなる駆動体と、レンズホルダと、該レンズホルダに支持または一体化された光学レンズとを備えて成り、該レンズホルダの一部に前記磁石に対して吸着可能な材質から成る移動体が形成され、前記電気機械変換素子で発生する振動により前記磁石を振動させ、該磁石の振動を駆動力として前記移動体を摺動駆動することにより前記レンズホルダを前記光学レンズの光軸方向に沿って移動させる機能を有するレンズモジュールであって、
前記磁石は円柱形状であり、円周上の2箇所に線接触もしくは面接触で前記移動部材を吸着し、前記移動体が前記磁石の円周上を高さ方向に沿って移動することを特徴とするレンズモジュールが得られる。
前記磁石は円柱形状であり、円周上の2箇所に線接触もしくは面接触で前記移動部材を吸着し、前記移動体が前記磁石の円周上を高さ方向に沿って移動することを特徴とするレンズモジュールが得られる。
また本発明よれば、前記移動体の断面がV字形状もしくはW字形状であることを特徴とするレンズモジュールが得られる。
また本発明よれば、前記移動体の前記磁石に吸着されている2面が成す内角αが、60°≦α≦120°であることを特徴とするレンズモジュールが得られる。
また本発明によれば、前記磁石は径方向に磁化され、前記移動体の前記磁石に吸着されている2面の交線と前記磁石の円の中心軸とを結んだ面に対して前記磁石の磁化方向が垂直となるように、前記移動体を前記磁石に吸着させたことを特徴とするレンズモジュールが得られる。
また本発明よれば、前記レンズホルダは樹脂成形によって形成されたものであって、前記移動体とともにインサート成形されたことを特徴とするレンズモジュールが得られる。
本発明のレンズモジュールの場合、静止部材に一端側が固定された電気機械変換素子と該電気機械変換素子の他端に固定された磁石とからなる駆動体と、レンズホルダと、該レンズホルダに支持または一体化された光学レンズとを備えて成り、該レンズホルダの一部に前記磁石に対して吸着可能な材質から成る移動体が形成され、前記電気機械変換素子で発生する振動により前記磁石を振動させ、該磁石の振動を駆動力として前記移動体を摺動駆動することにより前記レンズホルダを前記光学レンズの光軸方向に沿って移動させる機能を有するレンズモジュールにおいて、
前記磁石は略円柱であり、円周上の2箇所に線接触もしくは面接触で前記移動部材を吸着しており、前記移動体は前記磁石の円周上を高さ方向に沿って移動する構成となっているため、前記移動体は構造的に前記磁石の高さ方向にしか動くことができず、前記移動体の回転を抑えることができ、前記レンズホルダを光軸に平行に移動させることができ、高精度なレンズ駆動機構をもつレンズモジュールを提供することができる。また、前記移動体の回転を抑えることができるので、従来構造のようなガイドピンを設ける必要がなく、小型化、低コスト化に有利な構造となっている。
前記磁石は略円柱であり、円周上の2箇所に線接触もしくは面接触で前記移動部材を吸着しており、前記移動体は前記磁石の円周上を高さ方向に沿って移動する構成となっているため、前記移動体は構造的に前記磁石の高さ方向にしか動くことができず、前記移動体の回転を抑えることができ、前記レンズホルダを光軸に平行に移動させることができ、高精度なレンズ駆動機構をもつレンズモジュールを提供することができる。また、前記移動体の回転を抑えることができるので、従来構造のようなガイドピンを設ける必要がなく、小型化、低コスト化に有利な構造となっている。
また本発明のレンズモジュールの場合、前記移動体の断面が略V字形状もしくは略W字形状で、前記移動体の前記磁石に吸着されている2面が成す内角αが、60°≦α≦120°となっており、前記磁石は径方向に磁化されており、前記移動体の前記磁石に吸着されている2面の交線と前記磁石の円の中心軸とを結んだ面に対して前記磁石の磁化方向が略垂直となるように、前記移動体を前記磁石に吸着させる構成となっているので、前記磁石と前記移動体で閉磁気回路が構成されので、前記移動体に働く吸着力を大きくすることができ、小型化しても安定に動作するレンズモジュールを提供することができる。
また本発明のレンズモジュールの場合、前記レンズホルダは樹脂成形によって形成されるものであって、前記移動体とともにインサート成形されることにより、安価にレンズモジュールを製造することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明による第1の実施の形態のレンズモジュールの基本構成を示す外略図で、図1(a)は上面図、図1(b)は正面図でハウジングの正面部を壁を省略した図、図1(c)は磁石と移動体の配置を示す上面図である。本発明の第1の実施の形態のレンズモジュールは、静止部材であるハウジング51に一端側が固定された電気機械変換素子である圧電セラミック素子11と圧電セラミック素子11の他端に固定された磁石21とからなる駆動体と、レンズホルダ41と、レンズホルダ41に支持または一体化された光学レンズ10とを備えて成り、レンズホルダ41の一部に磁石21に対して吸着可能な材質から成る移動体31が形成されている。
圧電セラミック素子11で発生する振動により磁石21を振動させ、磁石21の振動を駆動力として移動体31を摺動駆動することによりレンズホルダ41を光学レンズ10の光軸方向に沿って移動させる機能を有している。
第1の実施の形態では図1に示した通り、磁石21は略円柱状をしている。この磁石21に移動体31が図1(c)の様に吸着されている。この時移動体31は磁石21の円周上の2カ所で線接触していて、磁石21の円周上を高さ方向に移動できるようになっている。磁石21と移動体31の接触状態は線接触の他に面接触していても良い。なお、磁石21の形状は、図1(c)のように移動体31と線接触させるために円柱形状としているので、同様に線接触するのであれば、厳密な円柱形状でなくともかまわない。
また、図1(c)に図示した通り、第1の実施の形態では、移動体31の断面をV字形状としている。この移動体31の断面も、円柱状の磁石21と線接触する様に面Aと面Bが設けられていれば良いので、厳密なV字形状でなくともかまわない。なお、磁石21と移動体31との接触を線接触としているが、移動体31の面A、面Bに、円柱状の磁石に沿った円弧状の凹みを設けて面接触としてもよい。磁石21と吸着する移動体31の面Aと面Bがなす角度αは、60°以上120°以下で形成されていればよい。
また、第1の実施の形態では磁石21は径方向に着磁されており、かつ移動体31の磁石と吸着している面Aと面Bの交線と磁石31の中心軸とを結んだ面Cに対して、着磁方向が略垂直となるように配置するのが良い。
図2は本発明による第2の実施の形態のレンズモジュールの基本構成を示す外略図、図2(a)は上面図、図2(b)は正面図でハウジングの正面部を壁を省略した図、図2(c)は磁石と移動体の配置を示す上面図である。本発明の第2の実施の形態のレンズモジュールと、第1の実施形態との基本構成の違いは、移動部材を略V字形状ではなく略W形状とした点である。第2の実施の形態のレンズモジュールは、静止部材であるハウジング51に一端側が固定された電気機械変換素子である圧電セラミック素子11と圧電セラミック素子11の他端に固定された磁石21とからなる駆動体と、レンズホルダ41と、レンズホルダ41に支持または一体化された光学レンズ10とを備えて成り、レンズホルダ41の一部に磁石21に対して吸着可能な材質から成る移動体31が形成されている。
圧電セラミック素子11で発生する振動により磁石21を振動させ、磁石21の振動を駆動力として移動体31を摺動駆動することによりレンズホルダ41を光学レンズ10の光軸方向に沿って移動させる機能を有している。
第2の実施の形態でも図2に示した通り、磁石21は略円柱状をしている。この磁石21に移動体31が図2(c)の様に吸着されている。この時移動体31は磁石21の円周上の2カ所で線接触していて、磁石21の円周上を高さ方向に移動できるようになっている。磁石21と移動体31の接触状態は線接触の他に面接触していても良い。なお、磁石21の形状は、図2(c)のように移動体31と線接触させるために円柱形状としているので、同様に線接触するのであれば、厳密な円柱形状でなくともかまわない。
また、図2(c)に図示した通り、第2の実施の形態では、移動体31の断面をW字形状としている。この移動体31の断面である、W字の先端はレンズホルダ41の側面に配するためであり、W字の中央部は円柱状の磁石21と線接触する様に面Aと面Bが設けられていれば良いので、厳密なW字形状でなくともかまわない。なお、磁石21と移動体31との接触を線接触としているが、移動体31の面A、面Bに、円柱状の磁石に沿った円弧状の凹みを設けて面接触としてもよい。磁石21と吸着する移動体31の面Aと面Bがなす角度αは、60°以上120°以下で形成されていればよい。
また、第2の実施の形態でも磁石21は径方向に着磁されており、かつ移動体31の磁石と吸着している面Aと面Bの交線と磁石31の中心軸とを結んだ面Cに対して、着磁方向が略垂直となるように配置するのが良い。
これら第1、第2の実施の形態においては、レンズホルダ41とハウジング51は、低コスト、大量生産の観点から樹脂成形で作製するのが良い。さらに移動体31とレンズホルダ41はインサート成形によって一体で作製するのが望ましい。
次に、本発明のレンズモジュールの具体的な一実施例について説明する。
圧電セラミック素子11として、断面が1.0mm×1.0mm、高さ1.4mmの圧電積層セラミク素子を準備した。この圧電積層セラミック素子は、±3Vの電圧印加に対して、大略0.1μmの変位を発生する。この圧電積層セラミック素子の一端に、外径1.5mm、高さ1.5mmのネオジウム系磁石を磁石21として熱硬化性エポキシ樹脂で接着し駆動体を構成した。この磁石21は後述の移動体31との吸着力が50gfとなるように着磁した。さらに、ポリカーボネートを材質とするハウジング51を作製し、図1に示した位置にエポキシ樹脂で上記駆動体を接着した。
一方、移動体31は、ステンレス鋼SUS430を材質として厚み0.2mm、高さ1.8、断面の一辺が3.5mmの断面がV字形状しており、2辺の成す角度αは90°(この場合は断面がL字形状とも言える)で作製し、レンズホルダ41はポリカーボネートを材料とし、移動体31と共にインサート成形で作製した。そして移動体31を磁石21に吸着させつつ、レンズホルダ41をハウジング51の中に入れてレンズモジュールとした。磁石21はこの移動体31との吸着力が50gfとなるように着磁したものを用いている。
また、比較のため、図4のレンズモジュールを作成した。移動体31とガイドピン61以外は実施例と殆んど同じである。移動体31はステンレス鋼SUS430を材質として厚み0.2mm、高さ1.8を用いて、レンズホルダー41の上部の周囲に配置されるように、レンズホルダ41をポリカーボネートを材料とし、移動体31と共にインサート成形で作製した。
これらのレンズモジュールの圧電セラミック素子11に交流パルスを印加し、レンズホルダ41を光軸方向に一定量ずつ段階的に移動させ、約300μmまで移動させた時の、初期設定した光軸と移動後の光軸のずれた角度を測定し、レンズホルダ41の傾き状態(「チルト」と言う)を評価した。なお、印加した交流パルスは、電圧±3Vのノコギリ波形(立上がりと立下りの速度が異なるパルス)である。
図3は本発明のレンズモジュールのチルトの評価結果である。また図5は図4のレンズモジュールのチルトの評価結果である。前述の通り、チルトはレンズホルダの傾きを示しているので、オートフォーカス用レンズモジュールとしては、チルトは可能限り小さいのが望ましい。図5に示すように、図4のレンズモジュールでは、レンズホルダが移動するに伴いチルトが大きくなり、レンズホルダの移動量が約300μmの地点で約20`のチルトであった。これに対し図3に示すように、本発明のレンズモジュールのチルトはレンズホルダの移動量が約300μmの地点でも約3`であり、図4の構造のレンズモジュールよりチルトを約1/6に低減することができた。
次に、上記の圧電積層セラミック素子の一端に、外径1.5mm、高さ1.5mmのネオジウム系磁石を磁石21として熱硬化性エポキシ樹脂で接着して作成した駆動体とステンレス鋼SUS430を材質として厚み0.2mm、高さ1.8、断面の一辺が3.5mmの断面がV字形状の移動体を用いて、磁石と移動体との吸着力を測定した。ここで、V字形状の移動体の磁石と接する2面の成す内角αを20°から160°の範囲で変え、図1に示すレンズモジュールのように、移動体と磁石を接触させて、移動体と磁石との吸着力を測定した。その測定結果を表1に示す。
表1に示されるように、本願発明の60°≦α≦120°の時は約50gfで変わらないが、α<60°またはα>120°と2面の角度が小さくなったり、大きくなると吸着力が低下することがわかる。従って、移動体の2面がなす角度は本願発明の60°≦α≦120°に設定することが望ましい。
以上述べたように、本発明によれば、小型で高精度のオートフォーカス機能が得られるレンズモジュールが得られる。
10 光学レンズ
11 圧電セラミック素子
21 磁石
31 移動体
41 レンズホルダ
51 ハウジング
61 ガイドピン
11 圧電セラミック素子
21 磁石
31 移動体
41 レンズホルダ
51 ハウジング
61 ガイドピン
Claims (5)
- 静止部材に一端側が固定された電気機械変換素子と該電気機械変換素子の他端に固定された磁石とからなる駆動体と、レンズホルダと、該レンズホルダに支持または一体化された光学レンズとを備えて成り、該レンズホルダの一部に前記磁石に対して吸着可能な材質から成る移動体が形成され、前記電気機械変換素子で発生する振動により前記磁石を振動させ、該磁石の振動を駆動力として前記移動体を摺動駆動することにより前記レンズホルダを前記光学レンズの光軸方向に沿って移動させる機能を有するレンズモジュールであって、
前記磁石は円柱形状であり、円周上の2箇所に線接触もしくは面接触で前記移動部材を吸着し、前記移動体が前記磁石の円周上を高さ方向に沿って移動することを特徴とするレンズモジュール。 - 前記移動体の断面がV字形状もしくはW字形状であることを特徴とする請求項1記載のレンズモジュール。
- 前記移動体の前記磁石に吸着されている2面が成す内角αが、60°≦α≦120°であることを特徴とする請求項2記載のレンズモジュール。
- 前記磁石は径方向に磁化され、前記移動体の前記磁石に吸着されている2面の交線と前記磁石の円の中心軸とを結んだ面に対して前記磁石の磁化方向が垂直となるように、前記移動体を前記磁石に吸着させたことを特徴とする請求項2記載のレンズモジュール。
- 前記レンズホルダは樹脂成形によって形成されたものであって、前記移動体とともにインサート成形されたことを特徴とする請求項1記載のレンズモジュール。
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