JP2011042960A - 工事費低減を図る除雪装置及び除雪方法 - Google Patents

工事費低減を図る除雪装置及び除雪方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1車線を1台で除雪することができことにより、効率の良い除雪を行うことができ、除雪作業に係る経費を低減することができる除雪装置を提供する。
【解決手段】除雪車Sに取り付けたプラウ装置20とグレーダ装置50において、プラウ21の除雪幅W1およびブレード51の路面整正幅W2を冬期交通確保幅と同じにし、さらにプラウ装置20にプラウシャッタ装置30とグレーダ装置50にブレードシャッタ装置70を装着したことによりオーバーラップすることなく、1車線を1台で除雪することができる。回送幅を1車線の車道幅員以下で他の交通機能を妨げない寸法とするために二分割したプラウ21の右プラウ51aと二分割したブレード51の右ブレード51aを折り畳める構造にしたことにより、1車線1台で新雪除雪および路面整正作業を行うことができ、除雪効率が良く除雪作業に係る経費を低減できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、除雪車による除雪作業において効率よく行うための除雪装置及び除雪方法に関する。
冬期通行の安全性・円滑性が低下する積雪寒冷地域では、冬期でも一定の通行機能が確保できるよう、道路構造令により積雪や凍結を考慮した道路構造と、冬期交通確保幅が定められており、限られた除雪機械で効率よく除雪する必要がある。さらに近年は、道路構造令について道路の多様な役割と機能に十分配慮しながら、地域の裁量による基準の弾力的な運用が図られている。除雪トラックによる除雪作業には、降雪時に一般通行車両により路面の積雪が圧雪化または散乱される前にプラウで取り除く新雪除雪と、路面上の圧雪された積雪が気温の上下などにより雪質が変化したり、交通量の増大や車両の荷重によってアイスバーン化したり、凹凸の不陸(ふろく:ふぞろいであること)や轍となった圧雪層の除去をグレーダ装置で行う路面整正などがあり、除雪作業の最盛期には同時施工も実施される。
複数の除雪車による雁行での道路の除雪について、先行車が新雪除雪と路面整正を同時施工し、最後尾車が新雪除雪と路面整正に加えサイドウイング装置による歩道除雪も同時施工する場合を例に説明すると、片側1車線では図1、片側2車線では図2に示すように行っている。
図1は、先行車A1と後続車A2の従来の除雪車による片側1車線の道路における除雪作業の一実施例を模式的に示す平面図である。一方向プラウ装置とグレーダ装置を装着した先行車A1と、一方向プラウ装置とグレーダ装置にさらにサイドウイング装置を装着した後続車A2により除雪作業を行っている。
図2は、先行車A1と後続車A2及びA3の従来の除雪車による片側2車線の道路における除雪作業の一実施例を模式的に示す平面図である。片側2車線ではA1とA2との間を走行するA3を加えた複数の除雪車による雁行作業で新雪除雪と路面整正を同時に行っている。
この場合、先行車A1の排雪は先行車A1の左側へウインドロー(道路の長手方向に畝状になる雪)として堆積され路上に残るため後続車A2で、片側2車線では後続車A3及びA2で路外へ排雪する。後続車A2のプラウ右端から先行車A1のウインドローがオーバーフローするのを防止するために先行車に対して後続車はプラウの除雪幅をオーバーラップして走行しており、片側一車線の道路においては2台、片側2車線の道路においては3台の除雪車が必要とされている。路面整正作業においても同様にブレードの路面整正幅をオーバーラップして走行している。また、最後尾の除雪車A2は郊外歩道除雪も行う場合、サイドウイング装置を装着した除雪車となるが、片側2車線の2番車A3はサイドウイング装置を装着していなくても良い。
ここで、特許文献1はプラウ本体の左右に設けたウイングがプラウの傾斜姿勢に拘わらず一定の姿勢で支持枠に接続されウイングの向きが変わらないこと、該ウイングが上下に揺動自在であり間口への雪の流れを阻止することを特徴としている。
特許文献2は道路に面した家屋の出入り口や門口部の凹んだ部分を除雪することのできる集雪板をプラウ端部に取り付けたことを特徴とする。
特許文献3は排雪を掻き集めるためにバケットの左右にバケットより前方に突き出たサイドウイングを取り付けたことを特徴とする。
特開2007−23493号公報 特開2008−297809号公報 特開2003−82626号公報
道路の除雪を行う除雪車に装着しているプラウ装置の多くは一方向プラウであり、除雪幅は除雪車の全幅が他の交通機能を妨げないよう車道幅員以下であるため、車道片側幅員を除雪するだけの幅がない。道路を除雪するには車道片側幅員に路肩部分および反対車線を僅かにオーバーラップした幅を行わなければならず、除雪作業は基本的に雁行で行われ、片側1車線の道路においては2台、片側2車線の道路においては3台の除雪車が必要とされている。
高速道路用除雪装置又は高規格道路用除雪装置を装備した除雪車で除雪作業を行うことで片側1車線の道路においては1台、片側2車線の道路においては2台の除雪車で除雪することに対応できるが、プラウの除雪幅とブレードの路面整正幅は大きく、回送時に他の交通機能を妨げないよう車道幅員以下としなければならない。プラウ及びブレードを車道幅員以下とするには、両端を折り畳むか、スライドさせる機構があるが、機構が複雑で装置質量も増すためコストが高くなり、総質量限度からサイドウイング装置を装備することができなくなる。また、プラウのアングル角度を大きくすることで車道幅員以下にできるが、前輪荷重割合が大きくなり、車両全長が12mを越えてしまうため道路運送車両の保安基準の基準緩和の申請をしなければならず、一般道路での使用が困難である。
本発明の目的は、1車線1台で除雪が可能で、グレーダ装置・サイドウイング装置を同じ除雪車に装着することが可能な除雪装置を提供することにある。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を有する。
プラウ21を左プラウ21bと右プラウ21aとに左右二分割し、前記左プラウ21bをプッシュフレーム28に固定し、前記左プラウ21bの背面のブラケット24と前記右プラウ21aの背面のブラケット23をピン25により回動可能に連結し、前記右プラウ21aと前記プッシュフレーム28にプラウフォールディングシリンダ27を回動可能に装着し、前記プラウフォールディングシリンダ27が伸張すると前記右プラウ21aが作業位置に張り出し、前記プラウフォールディングシリンダ27が収縮すると前記右プラウ21aが回送位置に折り畳むことができるプラウ装置20を除雪車に装備した除雪装置であって、前記右プラウ21aが作業位置に張り出した時、片側1車線道路においては前記プラウ21の除雪幅W1が1車線分の冬期交通確保幅(車道幅員R11と冬期路肩幅R21と中心線オーバーラップ幅R31又は中央分離帯のある道路における冬期側帯幅R32との総和)と等しく、前記右プラウ21aを回送位置に折り畳んだ時、除雪車の全幅が他の交通機能を妨げないよう1車線の車道幅員以下の回送幅となり、前記右プラウ21aの右端部に進行方向に平行に回動可能にピン32でプラウシャッタ31を取り付け、前記右プラウ21aの背面のシリンダブラケット34とプラウシャッタ31のシリンダブラケット33とにシャッタシリンダ35を回動可能に取り付け、該シャッタシリンダ35が伸縮することにより前記プラウシャッタ31が上昇または下降するシャッタ装置30を備えることにより、片側2車線以上の道路において先行車のウインドローを除雪施工幅のオーバーラップ量を極めてゼロに近い走行ラインでプラウ21の右側へウインドローがオーバーフローすることがなく1車線1台で除雪作業ができる。
ブレード51をブレード本体51bと右ブレード51aとに左右二分割し、前記右ブレード51aと前記ブレード本体51bを前記右ブレード51aの背面のブラケット52と前記ブレード本体51bの背面のブラケット53をピン54により回動可能に連結し、前記右ブレード51aの背面に配置したボス55にロッド56を装着し、リンク57とピン58により連結されたスライダ59を介して前記ブレード本体51bに装着したブレードフォールディングシリンダ63と連結し、前記ブレードフォールディングシリンダ63が伸張すると前記右ブレード51aが作業位置に張り出し、前記ブレードフォールディングシリンダ63が収縮すると前記右ブレード51aが回送位置に折り畳むことができるグレーダ装置50を除雪車に装備した除雪装置であって、前記右ブレード51aが作業位置に張り出した時、前記ブレード51の路面整正幅W2が1車線分の冬期交通確保幅と等しく、前記右ブレード51aを回送位置に折り畳んだ時、他の交通機能を妨げないよう1車線の車道幅員以下となり、前記右ブレード51aの右端部に進行方向に平行に回動可能にブレードシャッタベース71を取り付け、前記右ブレード51aの背面のブラケット77と前記ブレードシャッタベース71とにブレードシャッタシリンダ78を回動可能に取り付け、前記ブレードシャッタシリンダ78が伸縮することにより前記ブレードシャッタベース71が上昇または下降し、前記ブレード51の切削角の変更に対応できるように前記ブレードシャッタベース71にピン73により回動可能にブレードシャッタ72を取り付け、ガイドピン74とガイド溝75により前記ブレードシャッタ72の上限と下限を規制するブレードシャッタ装置70を備えることにより、片側2車線以上の道路において先行車のウインドローが前記ブレード51の右側へオーバーフローすることがなく1車線1台で路面整正ができる。
前記プラウ装置と、前記グレーダ装置とを一台の除雪車に装備することができる。
1車線を1台の除雪車で新雪除雪と路面整正を同時に行うことにより工事費低減を図るべく、前記プラウ装置と前記グレーダ装置とを装備した除雪装置を用いて除雪する除雪方法であって、それぞれの装置を回送姿勢に折り畳んだ状態で作業場所まで回送する回送ステップと、作業場所に到着してから作業姿勢に展開する展開ステップと、片側2車線以上の道路において先行車のウインドローを除雪施工幅のオーバーラップ量を極めてゼロに近い走行ラインで前記プラウ(21)の右側へウインドローがオーバーフローすることがなく1車線1台で除雪作業を実行する除雪作業実行ステップとを有する除雪方法である。
左右二分割のプラウ装置で、右プラウを張り出し作業姿勢にした時にプラウの除雪幅が1車線分の冬期交通確保幅と等しくすることにより1車線1台で除雪することが可能となる。
さらに、プラウの右端部にシャッタ装置を備えることにより、片側2車線以上の道路では先行車のウインドローが後続車のプラウの右側からオーバーフローすることなく1車線1台で除雪することが可能となる。
また、回送時にプラウを折り畳むことによりプラウの回送幅が他の交通機能を妨げないよう1車線の車道幅員以下の寸法となるプラウ装置を提供できる。
左右二分割のグレーダ装置で、右ブレードを張り出し作業姿勢にした時にブレードの路面整正幅が1車線分の冬期交通確保幅と等しくすることにより1車線1台で除雪することが可能となる。
さらにブレードの右端部にシャッタ装置を備えることにより、片側2車線以上の道路では先行車のウインドローが後続車のブレードの右側からオーバーフローすることなく1車線1台で除雪することが可能となる。
また、回送時にブレードを折り畳むことにより回送幅が他の交通機能を妨げないよう1車線の車道幅員以下の寸法となるグレーダ装置を提供できる。
前記プラウ装置と、前記グレーダ装置との双方を装備することにより1車線を1台で新雪除雪と路面整正が同時に行える。
従来の除雪では雁行による作業形態で片側1車線の道路では2台、片側2車線の道路では3台の除雪車を必要としていたことに比較すると、1車線を1台で新雪除雪と路面整正が同時に行える除雪車で除雪作業を行うことで効率よく安全に、低廉での除雪作業が行え、除雪に掛かる除雪車の台数を削減でき除雪車の維持管理費も削減できる。
先行車A1と後続車A2の従来の除雪車による片側1車線の道路における除雪作業の一実施例を模式的に示す平面図である。 先行車A1と後続車A2及びA3の従来の除雪車による片側2車線の道路における除雪作業の一実施例を模式的に示す平面図である。 本発明の除雪車Sによる片側1車線の道路における除雪作業の一実施例を模式的に示す平面図である。 本発明の除雪車S1と除雪車S2による片側2車線の道路における除雪作業の一実施例を模式的に示す平面図である。 (a)本発明のプラウ装置のシャッタが下降状態にある時の側面である。(b)本発明のプラウ装置のシャッタが上昇状態にある時の側面である。 (a)本発明のプラウ装置が作業姿勢にある時の平面図である。(b)本発明のプラウ装置が回送姿勢にある時の平面図である。 (a)本発明のグレーダ装置が作業姿勢にある時の平面図である。(b)本発明のグレーダ装置が作業姿勢にある時の側面図である。 (a)本発明のグレーダ装置が回送姿勢にある時の平面図である。(b)本発明のグレーダ装置が回送姿勢にある時の側面図である。 (a)本発明のグレーダ装置のシャッタが下降状態にある時の側面図である。(b)本発明のグレーダ装置のシャッタが下降状態でブレードの切削角が小さくなった時の側面図である。(c)本発明のグレーダ装置のシャッタが上昇状態にある時の側面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
本発明のプラウ装置20の作業姿勢にあるときの形態は図5及び図6に示すように、ほぼ既知の形態を踏襲した一方向プラウである。進行方向右端より左端へ曲率が連続的に大きくなり、プラウ21の右端には雪切り板22、プラウ21と雪切り板22の下部にはエッジ41、42、43を取り付け、プラウ21の背面にはプッシュフレーム28を装着し、プッシュフレーム28と除雪車両Sとは上下方向に揺動するリンク45で連結され、プラウ装置20の昇降は油圧シリンダ(図に記載せず)で行っている。
図3は、本発明の除雪車Sによる片側1車線の道路における除雪作業の一実施例を模式的に示す平面図である。プラウ21の除雪幅W1を、図3に示すように1車線を1台のプラウ装置20で除雪を行えるようにするために冬期交通確保幅と同じにし、さらにプラウ21の右端にプラウシャッタ装置30を装着した。
図4は、本発明の除雪車S1と除雪車S2による片側2車線の道路における除雪作業の一実施例を模式的に示す平面図である。プラウ装置20で図4に示すように片側2車線の道路の除雪作業を行うと、プラウシャッタ装置30の効果によりオーバーラップを必要とせずに片側2車線分の冬期交通確保幅を先行車S1の除雪幅W1と後続車S2の除雪幅W1でカバーすることができる。
図5(a)は、本発明のプラウ装置のシャッタが下降状態にある時の側面である。図5(b)は、本発明のプラウ装置のシャッタが上昇状態にある時の側面である。図6(a)は、本発明のプラウ装置が作業姿勢にある時の平面図である。
図5(a)、(b)及び図6(a)に示すようにプラウシャッタ装置30は、プラウ21の右端に除雪車Sの進行方向に対し直角に配置したピン32に雪切り板22に対して平行に回動するようにプラウシャッタ31を装着し、プラウシャッタ31のシリンダブラケット33とプラウ21の背面のシリンダブラケット34にプラウシャッタシリンダ35を回動可能に装着し、前記シャッタシリンダ35の伸縮に応じて、プラウシャッタ31が上昇または下降する。除雪作業時にプラウシャッタ31を回動下降させると、雪切り板22より前方にプラウシャッタ31が張り出し、オーバーラップを必要とせずにプラウ21の右端部からウインドローがオーバーフローすることなく速やかに左方向へ排雪することができる。
プラウ21の除雪幅と冬期交通確保幅を同じにすることとプラウシャッタ装置30を装着することとにより、片側2車線以上の道路でもオーバーラップを必要とせず1車線を1台の除雪車で除雪できるが、フロントオーバーハングと回送幅が大きくなり、国が定めた「道路運送車両の保安基準」の基準緩和の認定を申請する必要が有り、また他の交通機能を妨げる原因となる。「道路運送車両の保安基準」の基準緩和を必要とせず他の交通機能を妨げないために、回送時にプラウシャッタ装置30を格納可能な構造とし、プラウ21を構造が単純で、質量が軽く、コストが安い片側折り畳み構造とする。
図6(b)は、本発明のプラウ装置が回送姿勢にある時の平面図である。図6(a)、(b)に示すように、プラウ21を右プラウ21aと左プラウ21bに二分し、左プラウ21bはプッシュフレーム28に固定する。左プラウ21bの背面のブラケット24と、右プラウ21aの背面に配置したブラケット23を、ピン25により回動可能に連結する。プッシュフレーム28に配置したシリンダブラケット26と、右プラウ21aの背面に配置したブラケット23にプラウフォールディングシリンダ27を回動可能に装着する。前記フォールディングシリンダ27を伸ばすと右プラウ21aが張り出し作業姿勢となり、前記フォールディングシリンダ27を縮めると右プラウ21aを後方に折り畳むことにより回送姿勢となる。
プラウ21を回送時に右プラウを折り畳むことができる構造とし、作業姿勢にした時の除雪幅W1を、冬期交通確保幅と同じにし、プラウ21の右端部にプラウシャッタ装置30を装着したことにより、図3で示すように片側1車線の道路では除雪車1台、図4に示すように片側2車線の道路では除雪車2台で除雪作業を行うことができ、図1及び図2に示す現行の除雪作業のように先行車A1と後続車A2及び後続車A3の除雪幅をオーバーラップして除雪する必要がない。
本発明のグレーダ装置50の作業姿勢にあるときの形態はほぼ既知の形態を踏襲したものである。除雪車中央の下部に配置されたブレード51は既知の支持装置により昇降・切削角変更を行うことができる。ブレード51の路面整正幅W2は、1車線を1台のブレード51で路面整正を行えるようにするため図3の片側1車線の道路おいて冬期交通確保幅と同じにし、さらにブレード51の右端にブレードシャッタ装置70を装着した。グレーダ装置50で図4に示すように片側2車線の道路の路面整正作業を行うと、ブレードシャッタ装置70の効果によりオーバーラップを必要とせずに片側2車線分の冬期交通確保幅を先行車S1の路面整正幅W2と後続車S2の路面整正幅W2でカバーすることができる。
図7(a)は、本発明のグレーダ装置が作業姿勢にある時の平面図である。図7(b)は、本発明のグレーダ装置が作業姿勢にある時の側面図である。図8(a)は、本発明のグレーダ装置が回送姿勢にある時の平面図である。図8(b)は、本発明のグレーダ装置が回送姿勢にある時の側面図である。図9(a)は、本発明のグレーダ装置のシャッタが下降状態にある時の側面図である。図9(b)は、本発明のグレーダ装置のシャッタが下降状態でブレードの切削角が小さくなった時の側面図である。図9(c)は、本発明のグレーダ装置のシャッタが上昇状態にある時の側面図である。
図7、図8、及び図9に示すようにブレードシャッタ装置70は、ブレード51の右端部に進行方向に平行に回動可能にブレードシャッタベース71を取り付け、ブレード51の背面のブラケット77と前記シャッタベース71とにブレードシャッタシリンダ78を回動可能に取り付け、前記シャッタシリンダ78が伸縮することにより前記シャッタベース71が上昇または下降する。ブレード51の切削角の変更に対応できるように前記シャッタベース71にピン73により回動可能にブレードシャッタ72を取り付け、ガイドピン74とガイド溝75によりブレードシャッタ72の上限と下限を規制している。
ブレード51の右端部にブレードシャッタ装置70を装着し、ブレード51の前方にブレードシャッタ72が張り出すことにより、オーバーラップを必要とせずにブレード51の右端部からウインドローがオーバーフローすることなく速やかに左方向へ排雪することができる。
ブレード51の路面整正幅W2と冬期交通確保幅を同じにすることとブレードシャッタ装置70を装着することにより、片側2車線以上の道路でもオーバーラップを必要とせず1車線を1台の除雪車で除雪できるが、回送幅が大きくなり、「道路運送車両の保安基準」の基準緩和の認定を申請する必要が有り、また他の交通機能を妨げる原因となる。「道路運送車両の保安基準」の基準緩和を必要とせず他の交通機能を妨げないために、回送時にブレードシャッタ装置70を格納可能な構造とし、プラウ21を構造が単純で、質量が軽く、コストが安い片側折り畳み構造とする。
図7及び図8に示すようにグレーダ装置50のブレード51を右ブレード51aとブレード本体51bに二分し、ブレード本体51bはブレード本体51bの背面に配置されたチルトブラケット64とチルトブラケット65をグレーダ支持装置(図に記載せず)に連結し除雪車両本体に取り付けられている。ブレード本体51bの背面のブラケット53と右ブレード51aの背面のブラケット52はピン54で回動可能に連結されている。
ブレード本体51bの背面にはシリンダブラケット62が配置され、ピン60により回動可能にブレードフォールディングシリンダ63が装着されている。前記フォールディングシリンダ63の片側は同じくブレード本体51bの背面に配置されたスライダガイド61を左右に摺動するスライダ59にピン60で連結されており、スライダ59の片側にはリンク57がピン58で回動可能に装着されている。右ブレード51aの背面にはボス55が配置され、ボス55にロット56が取り付けられており、ロット56とリンク57とはピン58で連結されている。前記フォールディングシリンダ63が伸縮することにより右ブレード51aが張り出し作業姿勢または折り畳むことにより回送姿勢となる。
ブレード51を回送時に右ブレード51aを折り畳むことができる構造とし、作業姿勢にした時の路面整正幅W2を、冬期交通確保幅と同じにし、ブレード51の右端部にブレードシャッタ装置70を装着したことにより、図3で示すように片側1車線の道路では除雪車1台、図4に示すように片側2車線の道路では除雪車2台で路面整正作業を行うことができ、図1及び図2に示す現行の除雪作業のように先行車A1と後続車A2及び後続車A3の除雪幅をオーバーラップさせる必要がない。
プラウ21の右側とブレード51の右側を折り畳むことができ、プラウ21の除雪幅とブレード51の路面整正幅を冬期交通確保幅と同じにし、プラウ21の右端にプラウシャッタ装置30またブレード51の右端にブレードシャッタ装置70とを装着した本発明のプラウ装置20とグレーダ装置50を装備した除雪車は、道路運送車両の保安基準の基準緩和を必要とせず、他の交通機能を妨げることなく片側1車線の道路においては1台、片側2車線の道路においては2台の除雪車で、従来の3台の雁行による除雪作業に比べ効率よく安全に低廉での除雪作業が行うことができ、除雪に掛かる除雪車の台数を削減できるので除雪車の維持管理費も削減することができる。また、高速道路用除雪装置又は高規格道路用除雪装置に比べて質量が軽くコストも安いため購入費が抑えられる。本発明のプラウ装置20は既納車のプラウ装置と交換、また本発明のグレーダ装置50は既納車のグレーダ装置と交換し装備することが可能で、サイドウイング除雪車にも交換装備可能なことから除雪車を新製し配備するよりも大幅な経費削減をすることができる。
前述したように、プラウ装置は除雪車の前面に取付け、グレーダ装置は除雪車中央の下部、すなわち前輪軸と後輪軸の間であって、車体と道路との間のスペースに取付けることで、一台の除雪車に前記プラウ装置と前記グレーダ装置とを利用可能となる。グレーダ装置のみを除雪車に取付ける場合には、グレーダ装置を除雪車の前面に取付けることとする他の実施例も可能である。
本発明は、道路交通ルールが左側通行である場合を前提にして表現されたものである。右側通行の道路においては、本発明とは左右対称に設けたプラウ装置、グレーダ装置とすることにより適用可能である。また、車輪を用いて走行する車両に適用できるだけでなく、キャタピラを用いて走行する車両にも適用可能である。さらに、レール(軌道)の上を走行する鉄道車両にも適用可能である。
10,11 従来のプラウ装置
12 従来のグレーダ装置
20 本発明のプラウ装置
21 プラウ
21a 右プラウ
21b 左プラウ
30 プラウシャッタ装置
31 プラウシャッタ
50 本発明のグレーダ装置
51 ブレード
51a 右ブレード
51b ブレード本体
70 ブレードシャッタ装置
71 ブレードシャッタベース
72 ブレードシャッタ
S 本発明のプラウ装置とグレーダ装置を装着した除雪車
W1 本発明のプラウ装置の除雪幅(冬期交通確保幅)
W2 本発明のグレーダ装置の路面整正幅(冬期交通確保幅)

Claims (4)

  1. プラウ(21)を左プラウ(21b)と右プラウ(21a)とに左右二分割し、前記左プラウ(21b)をプッシュフレーム(28)に固定し、前記左プラウ(21b)の背面のブラケット(24)と前記右プラウ(21a)の背面のブラケット(23)をピン(25)により回動可能に連結し、前記右プラウ(21a)と前記プッシュフレーム(28)にプラウフォールディングシリンダ(27)を回動可能に装着し、前記プラウフォールディングシリンダ(27)が伸張すると前記右プラウ(21a)が作業位置に張り出し、前記プラウフォールディングシリンダ(27)が収縮すると前記右プラウ(21a)が回送位置に折り畳むことができるプラウ装置(20)を除雪車の前面に装備した除雪装置であって、
    前記右プラウ(21a)が作業位置に張り出した時、片側1車線道路においては前記プラウ(21)の除雪幅(W1)が1車線分の冬期交通確保幅(車道幅員(R11)と冬期路肩幅(R21)と中心線オーバーラップ幅(R31)又は中央分離帯のある道路における冬期側帯幅(R32)との総和)と等しく、前記右プラウ(21a)を回送位置に折り畳んだ時、除雪車の全幅が他の交通機能を妨げないよう1車線の車道幅員以下の回送幅となり、前記右プラウ(21a)の右端部に進行方向に平行に回動可能にピン(32)でプラウシャッタ(31)を取り付け、前記右プラウ(21a)の背面のシリンダブラケット(34)と前記プラウシャッタ(31)のシリンダブラケット(33)とにプラウシャッタシリンダ(35)を回動可能に取り付け、前記プラウシャッタシリンダ(35)が伸縮することにより前記プラウシャッタ(31)が上昇または下降するプラウシャッタ装置(30)を備えることにより、片側2車線以上の道路において先行車のウインドローを除雪施工幅のオーバーラップ量を極めてゼロに近い走行ラインで前記プラウ(21)の右側へウインドローがオーバーフローすることがなく1車線1台で除雪作業ができる除雪装置。
  2. ブレード(51)をブレード本体(51b)と右ブレード(51a)とに左右二分割し、前記右ブレード(51a)と前記ブレード本体(51b)を前記右ブレード(51a)の背面のブラケット(52)と前記ブレード本体(51b)の背面のブラケット(53)をピン(54)により回動可能に連結し、前記右ブレード(51a)の背面に配置したボス(55)にロッド(56)を装着し、リンク(57)とピン(58)により連結されたスライダ(59)を介して前記ブレード本体(51b)に装着したブレードフォールディングシリンダ(63)と連結し、前記ブレードフォールディングシリンダ(63)が伸張すると前記右ブレード(51a)が作業位置に張り出し、前記フォールディングシリンダ(63)が収縮すると前記右ブレード(51a)が回送位置に折り畳むことができるグレーダ装置(50)を除雪車に装備した除雪装置であって、
    前記右ブレード(51a)が作業位置に張り出した時、前記ブレード(51)の路面整正幅(W2)が1車線分の冬期交通確保幅と等しく、前記右ブレード(51a)を回送位置に折り畳んだ時、他の交通機能を妨げないよう1車線の車道幅員以下となり、前記右ブレード(51a)の右端部に進行方向に平行に回動可能にブレードシャッタベース(71)を取り付け、前記右ブレード(51a)の背面のブラケット(77)と前記ブレードシャッタベース(71)とにブレードシャッタシリンダ(78)を回動可能に取り付け、前記ブレードシャッタシリンダ(78)が伸縮することにより前記ブレードシャッタベース(71)が上昇または下降し、前記ブレード(51)の切削角の変更に対応できるように前記ブレードシャッタベース(71)にピン(73)により回動可能にブレードシャッタ(72)を取り付け、ガイドピン(74)とガイド溝(75)により前記ブレードシャッタ(72)の上限と下限を規制するブレードシャッタ装置(70)を備えることにより、片側2車線以上の道路において先行車のウインドローが前記ブレード(51)の右側へオーバーフローすることがなく1車線1台で路面整正ができる除雪装置。
  3. プラウ(21)を左プラウ(21b)と右プラウ(21a)とに左右二分割し、前記左プラウ(21b)をプッシュフレーム(28)に固定し、前記左プラウ(21b)の背面のブラケット(24)と前記右プラウ(21a)の背面のブラケット(23)をピン(25)により回動可能に連結し、前記右プラウ(21a)と前記プッシュフレーム(28)にプラウフォールディングシリンダ(27)を回動可能に装着し、前記プラウフォールディングシリンダ(27)が伸張すると前記右プラウ(21a)が作業位置に張り出し、前記プラウフォールディングシリンダ(27)が収縮すると前記右プラウ(21a)が回送位置に折り畳むことができるプラウ装置(20)を除雪車の前面に装備し、
    ブレード(51)をブレード本体(51b)と右ブレード(51a)とに左右二分割し、前記右ブレード(51a)と前記ブレード本体(51b)を前記右ブレード(51a)の背面のブラケット(52)と前記ブレード本体(51b)の背面のブラケット(53)をピン(54)により回動可能に連結し、前記右ブレード(51a)の背面に配置したボス(55)にロッド(56)を装着し、リンク(57)とピン(58)により連結されたスライダ(59)を介して前記ブレード本体(51b)に装着したブレードフォールディングシリンダ(63)と連結し、前記ブレードフォールディングシリンダ(63)が伸張すると前記右ブレード(51a)が作業位置に張り出し、前記フォールディングシリンダ(63)が収縮すると前記右ブレード(51a)が回送位置に折り畳むことができるグレーダ装置(50)を前記除雪車の前輪軸と後輪軸の間の車体下に装備した除雪装置であって、
    前記プラウ装置は、
    前記右プラウ(21a)が作業位置に張り出した時、片側1車線道路においては前記プラウ(21)の除雪幅(W1)が1車線分の冬期交通確保幅(車道幅員(R11)と冬期路肩幅(R21)と中心線オーバーラップ幅(R31)又は中央分離帯のある道路における冬期側帯幅(32)との総和)と等しく、前記右プラウ(21a)を回送位置に折り畳んだ時、除雪車の全幅が他の交通機能を妨げないよう1車線の車道幅員以下の回送幅となり、前記右プラウ(21a)の右端部に進行方向に平行に回動可能にピン(32)でプラウシャッタ(31)を取り付け、前記右プラウ(21a)の背面のシリンダブラケット(34)と前記プラウシャッタ(31)のシリンダブラケット(33)とにプラウシャッタシリンダ(35)を回動可能に取り付け、前記プラウシャッタシリンダ(35)が伸縮することにより前記プラウシャッタ(31)が上昇または下降するプラウシャッタ装置(30)を備え、
    前記グレーダ装置は、
    前記右ブレード(51a)が作業位置に張り出した時、前記ブレード(51)の路面整正幅(W2)が1車線分の冬期交通確保幅と等しく、前記右ブレード(51a)を回送位置に折り畳んだ時、他の交通機能を妨げないよう1車線の車道幅員以下となり、前記右ブレード(51a)の右端部に進行方向に平行に回動可能にブレードシャッタベース(71)を取り付け、前記右ブレード(51a)の背面のブラケット(77)と前記ブレードシャッタベース(71)とにブレードシャッタシリンダ(78)を回動可能に取り付け、前記ブレードシャッタシリンダ(78)が伸縮することにより前記ブレードシャッタベース(71)が上昇または下降し、前記ブレード(51)の切削角の変更に対応できるように前記シャッタベース(71)にピン(73)により回動可能にブレードシャッタ(72)を取り付け、ガイドピン(74)とガイド溝(75)により前記ブレードシャッタ(72)の上限と下限を規制するブレードシャッタ装置(70)を備え、
    、片側2車線以上の道路において先行車のウインドローを除雪施工幅のオーバーラップ量を極めてゼロに近い走行ラインで前記プラウ(21)の右側へウインドローがオーバーフローすることがなく1車線1台で除雪作業ができる除雪装置。
  4. 1車線を1台の除雪車で新雪除雪と路面整正を同時に行うことにより工事費低減を図るべく、
    プラウ(21)を左プラウ(21b)と右プラウ(21a)とに左右二分割し、前記左プラウ(21b)をプッシュフレーム(28)に固定し、前記左プラウ(21b)の背面のブラケット(24)と前記右プラウ(21a)の背面のブラケット(23)をピン(25)により回動可能に連結し、前記右プラウ(21a)と前記プッシュフレーム(28)にプラウフォールディングシリンダ(27)を回動可能に装着し、前記プラウフォールディングシリンダ(27)が伸張すると前記右プラウ(21a)が作業位置に張り出し、前記プラウフォールディングシリンダ(27)が収縮すると前記右プラウ(21a)が回送位置に折り畳むことができるプラウ装置(20)を除雪車の前面に装備し、
    ブレード(51)をブレード本体(51b)と右ブレード(51a)とに左右二分割し、前記右ブレード(51a)と前記ブレード本体(51b)を前記右ブレード(51a)の背面のブラケット(52)と前記ブレード本体(51b)の背面のブラケット(53)をピン(54)により回動可能に連結し、前記右ブレード(51a)の背面に配置したボス(55)にロッド(56)を装着し、リンク(57)とピン(58)により連結されたスライダ(59)を介して前記ブレード本体(51b)に装着したブレードフォールディングシリンダ(63)と連結し、前記ブレードフォールディングシリンダ(63)が伸張すると前記右ブレード(51a)が作業位置に張り出し、前記フォールディングシリンダ(63)が収縮すると前記右ブレード(51a)が回送位置に折り畳むことができるグレーダ装置(50)を前記除雪車の前輪軸と後輪軸の間の車体下に装備した除雪装置であって、
    前記プラウ装置は、
    前記右プラウ(21a)が作業位置に張り出した時、片側1車線道路においては前記プラウ(21)の除雪幅(W1)が1車線分の冬期交通確保幅(車道幅員(R11)と冬期路肩幅(R21)と中心線オーバーラップ幅(R31)又は中央分離帯のある道路における冬期側帯幅(32)との総和)と等しく、前記右プラウ(21a)を回送位置に折り畳んだ時、除雪車の全幅が他の交通機能を妨げないよう1車線の車道幅員以下の回送幅となり、前記右プラウ(21a)の右端部に進行方向に平行に回動可能にピン(32)でプラウシャッタ(31)を取り付け、前記右プラウ(21a)の背面のシリンダブラケット(34)と前記プラウシャッタ(31)のシリンダブラケット(33)とにプラウシャッタシリンダ(35)を回動可能に取り付け、前記プラウシャッタシリンダ(35)が伸縮することにより前記プラウシャッタ(31)が上昇または下降するプラウシャッタ装置(30)を備え、
    前記グレーダ装置は、
    前記右ブレード(51a)が作業位置に張り出した時、前記ブレード(51)の路面整正幅(W2)が1車線分の冬期交通確保幅と等しく、前記右ブレード(51a)を回送位置に折り畳んだ時、他の交通機能を妨げないよう1車線の車道幅員以下となり、前記右ブレード(51a)の右端部に進行方向に平行に回動可能にブレードシャッタベース(71)を取り付け、前記右ブレード(51a)の背面のブラケット(77)と前記ブレードシャッタベース(71)とにブレードシャッタシリンダ(78)を回動可能に取り付け、前記ブレードシャッタシリンダ(78)が伸縮することにより前記ブレードシャッタベース(71)が上昇または下降し、前記ブレード(51)の切削角の変更に対応できるように前記シャッタベース(71)にピン(73)により回動可能にブレードシャッタ(72)を取り付け、ガイドピン(74)とガイド溝(75)により前記ブレードシャッタ(72)の上限と下限を規制するブレードシャッタ装置(70)を備える
    除雪装置を用いて除雪する除雪方法であって、
    それぞれの装置を回送姿勢に折り畳んだ状態で作業場所まで回送する回送ステップと、
    作業場所に到着してから作業姿勢に展開する展開ステップと、
    片側2車線以上の道路において先行車のウインドローを除雪施工幅のオーバーラップ量を極めてゼロに近い走行ラインで前記プラウ(21)の右側へウインドローがオーバーフローすることがなく1車線1台で除雪作業を実行する除雪作業実行ステップと
    を有する除雪方法。
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