JP2011042932A - クラゲ流入削減網 - Google Patents

クラゲ流入削減網 Download PDF

Info

Publication number
JP2011042932A
JP2011042932A JP2009190016A JP2009190016A JP2011042932A JP 2011042932 A JP2011042932 A JP 2011042932A JP 2009190016 A JP2009190016 A JP 2009190016A JP 2009190016 A JP2009190016 A JP 2009190016A JP 2011042932 A JP2011042932 A JP 2011042932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jellyfish
intake mechanism
water intake
main body
inflow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009190016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5378105B2 (ja
Inventor
Toshiaki Okuyama
敏明 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Kanae Co Ltd
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Kanae Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc, Kanae Co Ltd filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
Priority to JP2009190016A priority Critical patent/JP5378105B2/ja
Publication of JP2011042932A publication Critical patent/JP2011042932A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5378105B2 publication Critical patent/JP5378105B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

【課題】既存の設備に容易に設置することができて、取水機構へ流入するクラゲの数を削減させる効果を、長期にわたって安定して維持することができるクラゲ流入削減網を提供する。
【解決手段】洋上に設けられて他の装置に海水を供給するための取水機構1へのクラゲの流入を規制するクラゲ流入防止手段20と、取水機構1との間に配設され、取水機構1に対向する側に側部開口部15が形成されるとともに、下方に下部開口部7が形成されて取水機構1を包囲状とし、クラゲ流入防止手段20を通過したクラゲの取水機構1への流入数を削減させるクラゲ流入削減網である。略上下方向に配置される本体部8と、本体部8の下部が外側へ折り返されてなる返し部9とを備え、返し部9と、返し部9の近傍の本体部下部とで、取水機構1に接近したクラゲが下部開口部7から取水機構内へ流入するのを規制する溜り部10とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、海水を汲み上げる取水機構へ流入するクラゲの流入数を削減するためのクラゲ流入削減網に関する。
火力・原子力発電所等では、例えばタービン等の発熱機器を冷却するために、海水を導いて冷却水を確保する必要がある。この場合、海水中に含まれているクラゲ等の海生生物、及びゴミ等からなる異物を引き込むと冷却効率が悪くなったり、機器が損傷したりする。このため、汲み上げポンプの上流側に、異物の流入を規制するための設備がある(特許文献1)。
特許文献1のものは、図5に示すように、海水を汲み上げるポンプ101近傍に、海水に混入する異物を除去回収するための除塵装置を設けている。そして、このポンプ101の取水口103と除塵装置とで取水機構102を構成している(特許文献2)。除塵装置は、取水口103の近傍に設けられるロータリースクリーン104と、ロータリースクリーン104の上流側に設けられるバースクリーン105とから構成されている。ロータリースクリーン104は回転することにより、海水を一部含みながら比較的小さな異物を汲み上げて、異物を排出するものである。バースクリーン105は柵状部材であり、比較的大きな異物を除去するものである。
また、図6に示すように、取水機構102よりも上流側に、複数の取水機構1を取り巻くようにクラゲ流入防止手段110を設ける場合もある。このクラゲ流入防止手段110は、洋上100に設けられた網部材111と、網部材111よりも下流側に設けられるカーテンウォール112とから構成されている。すなわち、網部材111にて下流側へ流入する異物を削減し、カーテンウォール112にてさらに下流側へ流入する異物を削減するとともに、低温の深層水のみを下流側へ案内する。
特開2004−232379号公報
しかしながら、前記各設備(網部材111、カーテンウォール112、バースクリーン105、ロータリースクリーン104)のみでは、クラゲ対策としては万全なものとはいえない。特に、クラゲの大量発生等が生じると、前記既存の各設備のみでは大量のクラゲに対応しきれずに発電支障を来たしたりする問題があった。また、ポンプを高性能なものに置き換える場合、ポンプの汲み上げ能力に対してロータリースクリーン104の処理能力が不足する場合がある。これにより、前記各設備をポンプの処理能力に応じたものに取り替える必要がある。しかしながら、前記各設備は大型なものであるため、各設備を取り替える場合、取替え作業が大掛かりなものとなり、コストを要するという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みて、既存の設備に容易に設置することができて、取水機構へ流入するクラゲの数を削減させる効果を、長期にわたって安定して維持することができるクラゲ流入削減網を提供する。
本発明のクラゲ流入削減網は、洋上に設けられて他の装置に海水を供給するための取水機構へのクラゲの流入を規制するクラゲ流入防止手段と、取水機構との間に配設され、取水機構に対向する側に側部開口部が形成されるとともに、下方に下部開口部が形成されて取水機構を包囲状とし、前記クラゲ流入防止手段を通過したクラゲの取水機構への流入数を削減させるクラゲ流入削減網であって、略上下方向に配置される本体部と、この本体部の下部が外側へ折り返されてなる返し部とを備え、この返し部と、返し部の近傍の本体部下部とで、取水機構に接近したクラゲが前記下部開口部から取水機構内へ流入するのを規制する溜り部としたものである。
本発明のクラゲ流入削減網では、上流側のクラゲ流入防止手段を通過したクラゲが取水機構近傍に到達した際、取水機構を包囲状として取水機構への進入経路の一部を遮断して、取水機構に流入するクラゲの数を削減させることができる。この場合、下方には下部開口部が形成され、海底にまで設置するものではないため、軽量かつコンパクトなものとなる。ここで、取水機構とは、海水を汲み上げるためのポンプの取水口だけではなく、ポンプの近傍に設けられる除塵装置(例えば、ロータリースクリーンやバースクリーン)も含む。
返し部と、返し部の近傍の本体部下部とで溜り部を形成することにより、下方に閉口する袋状となるため、溜り部よりも上方に到達したクラゲが、下方へ移動する経路を遮断できるとともに、クラゲをその位置に留めることができる。
前記本体部の上端部に対して、前記本体部の下端部を外側に拡開させることができる。これにより、海水の取水機構の流入抵抗及び停留するクラゲにより網の形状が変化しようとしても、その形状を維持することができる。
前記本体部の上端部に浮き部材を設けると共に、本体部の下端部に錘部材を設け、この錘部材を介して折り曲げられて返し部を形成することができる。これにより、本体部を水面付近に配設することができ、上方には、クラゲが存在しないものとできる。
海底に固定されて前記クラゲ流入防止手段の近傍に設置された設置機構と、連結体を介して連結されて返し部の折曲状態を維持することができる。すなわち、本体部及び返し部が、上流側より支持されることになる。
本発明のクラゲ流入削減網によれば、下方に下部開口部が形成されるため、軽量かつコンパクトなものとなって、設置時において、洋上にて設置作業を行なうことができて潜水による設置が不要となる。これにより、既存の設備に容易に設置することができて、低コストで取水機構へのクラゲの流入数を削減させることができる。
本体部と返し部とで溜り部を形成することにより、下方に閉口する袋状とすると、溜り部よりも上方に到達したクラゲが下部開口部側へ移動するのを防止できる。これにより、取水機構へ流入するクラゲの数を削減させる効果を、長期にわたって安定して維持することができる。しかも、クラゲを溜り部に長期間留まらせると、クラゲの自由な移動を規制して、溜り部にてクラゲが自然消滅し、クラゲを処理する手間が省けるとの利点もある。
上端部に対して下端部を外側に拡開させると、網の形状が変化しようとしても、その形状を維持することができ、クラゲの取水機構への流入数を一層安定して削減することができる。
本体部を水面付近に配設すると、上方には、クラゲが存在しないものとでき、効率よくクラゲの取水機構側への流通経路を遮断できる。また、上方を塞ぐ必要がないため、一層軽量かつコンパクトなものとなり、材料費の低減を図ることができる。
連結体を介して設置機構と連結して、返し部の折曲状態を維持すると、上流側より支持されることになり、効果的に返し部を本体部よりも外側へ位置させるとともに、長期にわたって安定して形状を維持することができる。これにより、クラゲの取水機構への流入数を、長期にわたって安定して削減することができる。
本発明のクラゲ流入削減網の使用状態を示す簡略平面図である。 前記図1のA−A矢視図である。 本発明のクラゲ流入削減網の海中における簡略側面図である。 取水機構に流入するクラゲを削減させる方法を示す前記図1のA−A矢視図である。 取水機構を示す簡略側面図である。 従来のクラゲ処理システムを示す概略図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
本発明のクラゲ流入削減網は、洋上50(図1参照)に設けられるとともに、クラゲ流入防止手段20と取水機構1との間に配設され、クラゲ流入防止手段20を通過したクラゲが取水機構近傍に到達した際、取水機構1に流入するクラゲの数を削減させるものである。取水機構1は、図示省略の他の装置(例えば、発電所に備えられるタービン)に、冷却水としての海水を供給する機構であり、本実施形態では、汲み上げポンプの取水口2(図2参照)、ロータリースクリーン3、及びバースクリーン4にて構成されている。
クラゲ流入防止手段20は、図1に示すように、複数の取水機構1を取り巻くように設置されており、洋上50に設けられた網部材21と、網部材21よりも下流側(取水機構側)に設けられるカーテンウォール22とから構成されている。網部材21は、図2に示すように、水面から例えば水深5mの深さまで張設するものである。この網部材21にて、下流側に進入するクラゲの数を低減させることができる。カーテンウォール22は、海底側を開口させる壁面であり、水面側の流路を遮断するものである。本実施形態では、図2に示すように、海底6に埋設される設置機構23に沿ってカーテンウォール22が設けられている。設置機構23は、鋼管杭24と、この鋼管杭24の上部に設けられる桟橋23とで構成されている。カーテンウォール22を設けることにより、水面付近に浮上するクラゲや異物の下流側への進入を遮断するとともに、低温である深層水のみを取水機構1へ送出することができる。
本発明のクラゲ流入削減網は、水面付近(本実施形態では、水面から1m)に張設されたものであり、取水機構1に対向する側に側部開口部15(図1参照)が形成されるとともに、下方に下部開口部7(図2参照)が形成されて取水機構1を包囲状とする。この場合、海底6にまで設置するものではないため、軽量かつコンパクトなものとなる。なお、クラゲ流入削減網の水面からの深さは、例えば取水機構1(特にロータリースクリーン3)の処理能力の不足分に応じて種々設定することができる。すなわち、ロータリースクリーン3の処理能力が、ポンプ2の処理能力よりも遥かに劣っている場合は、クラゲ流入削減網の深さを深くする。一方、ロータリースクリーン3の処理能力が、ポンプ2の処理能力よりも僅かに劣っている場合は、クラゲ流入削減網の深さを浅くする。このように、取水機構1の能力や、使用環境等に応じて水面からの深さを設定し、クラゲの取水機構1への流入数を所望量削減することができる。
クラゲ流入削減網は、図3に示すように、略上下方向に配置される本体部8(本実施形態では2m)と、この本体部8の下部が外側へ折り返されてなる返し部9(本実施形態では0.5m)とを備えている。本体部8と返し部9とは、クラゲ流入防止手段20の網部材21と同一のものにて構成している。そして、返し部9と、返し部近傍の本体部下部とで溜り部10としている。この溜り部10は、下方に閉口する袋状となるため、溜り部10よりも上方に到達したクラゲが、下方へ移動する経路を遮断できるとともに、クラゲをその位置に留めることができる。
次に、本発明のクラゲ流入削減網を、1つの取水機構1の上流側に設置する方法について説明する。なお、図1のように、複数の取水機構1を有する場合は、夫々独立した取水路11に各取水機構1が設けられている。
図1に示すように、クラゲ流入削減網の上流側を、海水の流入方向に対して例えば15°とするとともに、クラゲ流入削減網の下流側に側部開口部15を形成するようにして、取水機構1を包囲状とする。このように、クラゲ流入削減網の上流側を鋭角とすると、海水の流入方向に対して角度を有する方向へクラゲを案内することができ、クラゲ流入削減網の外側へクラゲを案内しやすくなる。
また、図3に示すように、本体部8の上端部に浮き部材13を設けると共に、本体部8の下端部に、鎖状の錘部材14を設けている。すなわち、この錘部材14を介して網が折り曲げられて返し部9が形成されている。これにより、本体部8を水面付近に配設することができ、上方には水面が存在するため、クラゲが存在しないものとできる。そして、浮き部材13及び返し部9の先端部と、設置機構23とを係留ロープからなる連結体12にて連結させて、浮き部材13及び返し部9の先端部が、上流側より支持されることにより返し部9の折曲状態を維持している。これにより、本体部8の上端部(浮き部材13)に対して、本体部8の下端部(錘部材14)が外側に拡開するものとしている。この場合、浮き部材13が錘部材14に対して45°となるようにしている。これにより、海水の流入抵抗及び停留するクラゲにより網の形状が変化しようとしても、その形状を維持することができる。
次に、本発明のクラゲ流入削減網にて、取水機構1に流入するクラゲの数を削減させる方法を図4を用いて説明する。沖合いに存在するクラゲ(例えば、30cm〜60cm)は、上流側に張設された網部材21及びカーテンウォール22からなるクラゲ流入防止手段20によって、水面側において、下流側へ進入する経路が遮断される。これにより、クラゲが下流側へ進入する経路としては、矢印A及び矢印Bに示すような深層部となる。このクラゲ流入防止手段20により、下流側に進入するクラゲの数を削減する。
クラゲ流入防止手段20を通過して、矢印Cのように取水機構近傍に到達したクラゲのうち、水面近傍のクラゲは、本発明のクラゲ流入規制網の本体部8にて網内部への流入が規制されて、網の外側へ案内される。これにより、取水機構1へ流入するクラゲの数を削減させることができる。また、溜り部10を設けているので、溜り部10よりも上方に到達したクラゲが、下方へ移動する経路を遮断できるとともに、クラゲをその位置に留めることができる。この場合、クラゲの自由な移動を規制して、この溜り部10にてクラゲが自然消滅し、クラゲを処理する手間が省けるとの利点もある。
本発明では、上流側のクラゲ流入防止手段20を通過したクラゲが取水機構近傍に到達した際、取水機構1を包囲状として取水機構1への進入経路の一部を遮断して、取水機構1に流入するクラゲの数を削減させることができる。この場合、下方には下部開口部7が形成され、海底6にまで設置するものではないため、軽量かつコンパクトなものとなって、設置時において、洋上にて設置作業を行なうことができて潜水による設置が不要となる。これにより、既存の設備に容易に設置することができて、低コストで取水機構1へのクラゲの流入数を削減させることができる。
返し部9と、返し部9の近傍の本体部下部とで溜り部10を形成することにより、下方に閉口する袋状としているため、溜り部10よりも上方に到達したクラゲが下方へ移動する経路を遮断できるとともに、クラゲをその位置に留めることができる。これにより、クラゲが下部開口部側へ移動するのを防止して、取水機構1へ流入するクラゲの数を削減させる効果を、長期にわたって安定して維持することができる。
本体部8の上端部に対して、本体部8の下端部を外側に拡開させているので、海水の取水機構1の流入抵抗及び停留するクラゲにより網の形状が変化しようとしても、その形状を維持することができる。これにより、クラゲの取水機構1への流入数を一層安定して削減することができる。
本体部8の上端部に浮き部材13を設けると共に、本体部8の下端部に錘部材14を設け、この錘部材14を介して折り曲げられて返し部を形成している。これにより、本体部8を水面付近に配設することができ、上方には、クラゲが存在しないものとできて、効率よくクラゲの取水機構側への流通経路を遮断できる。また、上方を塞ぐ必要がないため、一層軽量かつコンパクトなものとなり、材料費の低減を図ることができる。
海底6に固定されて前記クラゲ流入防止手段20の近傍に設置された設置機構23と、連結体12を介して連結されて返し部9の折曲状態を維持しているので、本体部8及び返し部9が、上流側より支持されることになる。これにより、効果的に返し部9を本体部8よりも外側へ位置させるとともに、長期にわたって安定して形状を維持することができる。これにより、クラゲの取水機構1への流入数を、長期にわたって安定して削減することができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、本発明の網を設ける場合、上流側の角度は鋭角であれば任意に設定することができる。また、浮き部材13と錘部材14との角度も任意に設定することができる。実施形態では、クラゲ流入削減網を、クラゲ流入防止手段20の網部材21と同一のものにて構成したが、別のものにて構成してもよい。クラゲ流入防止手段20は、網部材21のみであってもバースクリーン22のみであってもよい。実施形態では、取水機構1を、取水口とロータリースクリーン3とバースクリーン4とで構成したが、取水機構1を取水口のみとしたり、取水口とロータリースクリーン3とで構成したり、取水口とバースクリーン4とで構成したりできる。前記実施形態では、連結体12を返し部9の先端部と連結させたが、錘部材14と連結させてもよい。
1 取水機構
2 開口部
4 溜水
7 下部開口部
8 本体部
9 返し部
10 溜り部
12 係留ロープ
13 浮き部材
14 錘部材
15 側部開口部
20 クラゲ流入防止手段
23 設置機構

Claims (4)

  1. 洋上に設けられて他の装置に海水を供給するための取水機構へのクラゲの流入を規制するクラゲ流入防止手段と、取水機構との間に配設され、
    取水機構に対向する側に側部開口部が形成されるとともに、下方に下部開口部が形成されて取水機構を包囲状とし、前記クラゲ流入防止手段を通過したクラゲの取水機構への流入数を削減させるクラゲ流入削減網であって、
    略上下方向に配置される本体部と、この本体部の下部が外側へ折り返されてなる返し部とを備え、この返し部と、返し部の近傍の本体部下部とで、取水機構に接近したクラゲが前記下部開口部から取水機構内へ流入するのを規制する溜り部としたことを特徴とするクラゲ流入削減網。
  2. 前記本体部の上端部に対して、前記本体部の下端部を外側に拡開させたことを特徴とする請求項1のクラゲ流入削減網。
  3. 前記本体部の上端部に浮き部材を設けると共に、本体部の下端部に錘部材を設け、この錘部材を介して折り曲げられて返し部を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2のクラゲ流入削減網。
  4. 海底に固定されて前記クラゲ流入防止手段の近傍に設置された設置機構と、連結体を介して連結されて返し部の折曲状態を維持したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項のクラゲ流入削減網。
JP2009190016A 2009-08-19 2009-08-19 クラゲ流入削減網 Active JP5378105B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009190016A JP5378105B2 (ja) 2009-08-19 2009-08-19 クラゲ流入削減網

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009190016A JP5378105B2 (ja) 2009-08-19 2009-08-19 クラゲ流入削減網

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011042932A true JP2011042932A (ja) 2011-03-03
JP5378105B2 JP5378105B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=43830535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009190016A Active JP5378105B2 (ja) 2009-08-19 2009-08-19 クラゲ流入削減網

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5378105B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102832401A (zh) * 2011-06-14 2012-12-19 通用汽车环球科技运作有限责任公司 防止在催化剂加热时由于故障的压力传感器导致的意外的氢气流入阴极的控制策略
WO2013015359A1 (ja) * 2011-07-28 2013-01-31 東北電力株式会社 クラゲの洋上処理システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01176130U (ja) * 1988-06-01 1989-12-15
JPH0379327U (ja) * 1989-12-05 1991-08-13
JPH0754332A (ja) * 1993-08-12 1995-02-28 Kanae:Kk 取水路におけるくらげ移送装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01176130U (ja) * 1988-06-01 1989-12-15
JPH0379327U (ja) * 1989-12-05 1991-08-13
JPH0754332A (ja) * 1993-08-12 1995-02-28 Kanae:Kk 取水路におけるくらげ移送装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102832401A (zh) * 2011-06-14 2012-12-19 通用汽车环球科技运作有限责任公司 防止在催化剂加热时由于故障的压力传感器导致的意外的氢气流入阴极的控制策略
WO2013015359A1 (ja) * 2011-07-28 2013-01-31 東北電力株式会社 クラゲの洋上処理システム
JPWO2013015359A1 (ja) * 2011-07-28 2015-02-23 東北電力株式会社 クラゲの洋上処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5378105B2 (ja) 2013-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20100044505A (ko) 발전소 배수로의 거품발생 방지용 수로구조
JP5378105B2 (ja) クラゲ流入削減網
JP5149485B2 (ja) 塵芥除去装置
CN102359147B (zh) 一种从水源取水的装置与方法
Prescott et al. Impact of dreissenid mussels on the infrastructure of dams and hydroelectric power plants
JP2009068439A (ja) 除塵水車
JP4766392B2 (ja) 自己サイホン形水車発電機
JP6799948B2 (ja) 海流発電システム
JP2010180810A (ja) 立軸ポンプ
WO2013084303A1 (ja) 水中堆積物の吸引流送設備および異物の捕捉方法
JP5752230B2 (ja) 異物洋上処理システム
JP2008169734A (ja) 水動力装置
KR101032988B1 (ko) 진동 수주형 파력 발전 설비의 방호 장치
KR101215474B1 (ko) 선박용 에어벤트라인의 드레인배출장치 설치구조
JP6138522B2 (ja) 起伏ゲート式防波堤
KR20110139964A (ko) 부유식 구조물의 양압력 감소 구조
JP2008025358A (ja) 海流エネルギー増大装置
JP4999629B2 (ja) 渦動排砂装置及びこの渦動排砂装置を用いた排砂方法
JP2008223465A (ja) 堆積物除去装置
JP4721909B2 (ja) 空気混入防止装置
JP6192103B2 (ja) 貯水槽、フラップゲートおよびゲート付堰
JP2015086519A (ja) 除塵システム
JP5213927B2 (ja) 取水構造、及び取水方法
KR20160048599A (ko) 수상발전선을 이용한 수상발전 시스템
JP5865491B2 (ja) 取水池および排水池を備えたプラント冷却施設

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130909

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5378105

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250