JP2011042671A - ピリジルテトラヒドロピリジン類及びピリジルピペリジン類とそれらの製造方法 - Google Patents
ピリジルテトラヒドロピリジン類及びピリジルピペリジン類とそれらの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011042671A JP2011042671A JP2010234080A JP2010234080A JP2011042671A JP 2011042671 A JP2011042671 A JP 2011042671A JP 2010234080 A JP2010234080 A JP 2010234080A JP 2010234080 A JP2010234080 A JP 2010234080A JP 2011042671 A JP2011042671 A JP 2011042671A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- alkyl
- hydrogen
- catalyst
- hydrogen atom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 Cc1c(*)ccc(C2=CCCN(*)C2)n1 Chemical compound Cc1c(*)ccc(C2=CCCN(*)C2)n1 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D409/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
- C07D409/14—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms containing three or more hetero rings
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D401/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
- C07D401/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
- C07D401/04—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D401/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
- C07D401/14—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing three or more hetero rings
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pyridine Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
Description
ところで、ビピリジン類の片方の芳香環のみを選択的に還元して、ビピリジン類からピリジルピペリジン類を生産する方法は幾つか知られている。例えば、ビピリジン誘導体を過安息香酸で酸化しN−オキシド体へ誘導後、還元触媒に10%パラジウムカーボンを用い水素化反応を行うものである。しかし、この製造において、過安息香酸などの過酸化物を使用する必要があり、反応スケールを大きくすることは難しい(非特許文献3参照)。
本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、医薬品や農薬、触媒配位子、コンビナートリアルケミストリー、電子写真感光体、染料等の中間体として有用なピリジルテトラヒドロピリジン誘導体及びピリジルピペリジン誘導体とそれらの製造方法を開発することに成功し、本発明を完成するに至った。
1.
下記一般式(III)で表される化合物及びその塩。
R7はアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、カルボキシ基、エチルオキシカルボニル基、カルバモイル基、アミノ基、アセチルアミノ基、ニトロ基、又はハロゲン原子を表す。
R8は水素原子、又はアルキル基を表す。
R9は水素原子、アルキル基、又はアルコキシカルボニル基を表す。
2.
下記一般式(IV)で表される化合物及びその塩。
式(IV)中、
R10はアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、カルボキシ基、カルバモイル基、アミノ基、又はアセチルアミノ基を表す。
R11は水素原子、又はアルキル基を表す。
R12は水素原子、アルキル基、アルコキシカルボニル基を表す。
本願発明は、上記構成を有するものであるが、以下、参考のためその他についても記載した。
(1) 下記一般式(I)で表される化合物及びその塩。
式(I)中、
R1はアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ホルミル基、カルボキシ基、カルボニル基、オキシカルボニル基、スルホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、チオール基、アルキルチオ基、アリールチオ基、チオカルボニル基、ウレイド基、アミノ基、カルボニルアミノ基、スルホニルアミノ基、シアノ基、ヘテロ環残基、フッ素原子、臭素原子又はヨウ素原子を表わす。
R2は水素原子、又はアルキル基を表す。
R1とR2とで連結して環構造を形成してもよい。
R3は水素原子、アルキル基、ホルミル基、カルボキシ基、カルボニル基、オキシカルボニル基、スルホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基を表す。
式(II)中、
R4はアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ホルミル基、カルボキシ基、カルボニル基、オキシカルボニル基、スルホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、チオール基、アルキルチオ基、アリールチオ基、チオカルボニル基、ウレイド基、アミノ基、カルボニルアミノ基、スルホニルアミノ基、シアノ基、ヘテロ環残基、フッ素原子、臭素原子又はヨウ素原子を表わす。
R5は水素原子、又はアルキル基を表す。
R4とR5とで連結して環構造を形成してもよい。
R6は水素原子、アルキル基、ホルミル基、カルボキシ基、カルボニル基、オキシカルボニル基、スルホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基を表わす。但し、R4とR5とで連結してベンゼン環を形成する場合、R6はメチル基を表わさない。
式(III)中、
R7はアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ホルミル基、カルボキシ基、カルボニル基、オキシカルボニル基、スルホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、チオール基、アルキルチオ基、アリールチオ基、チオカルボニル基、ウレイド基、アミノ基、カルボニルアミノ基、スルホニルアミノ基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、ヘテロ環残基を表わす。
R8は水素原子、又はアルキル基を表す。
R7とR8とで連結して環構造を形成してもよい。
R9は水素原子、アルキル基、ホルミル基、カルボキシ基、カルボニル基、オキシカルボニル基、スルホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基を表す。但し、R7が塩素原子かつR8が水素原子の場合、R9はスルホニル基を表さない。
式(IV)中、
R10はアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ホルミル基、カルボキシ基、カルボニル基、オキシカルボニル基、スルホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、チオール基、アルキルチオ基、アリールチオ基、チオカルボニル基、ウレイド基、アミノ基、カルボニルアミノ基、スルホニルアミノ基、ニトロ基、シアノ基、ヘテロ環残基、又はハロゲン原子を表わす。
R11は水素原子、又はアルキル基を表す。
R10とR11とで連結して環構造を形成してもよい。
R12は水素原子、アルキル基、ホルミル基、カルボキシ基、カルボニル基、オキシカルボニル基、スルホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基を表す。
式(V)・(VI)中、
R13及びR14は各々独立して、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ホルミル基、カルボニル基、カルボキシ基、オキシカルボニル基、スルホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、チオール基、アルキルチオ基、アリールチオ基、チオカルボニル基、ウレイド基、アミノ基、カルボニルアミノ基、スルホニルアミノ基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、ヘテロ環残基を表わす。
R13とR14とで連結して環構造を形成してもよい。
R15は水素原子、ベンジル基又はベンジルオキシカルボニル基を表す。
本発明の一般式(I)〜(VI)で表される化合物において、R1〜R14が表わすアルキル基とは具体的には、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシル、イコシル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、シクロデシルなどの直鎖、分岐又は環状の炭素数1〜20のアルキル基を表わす。
R1、R4、R7、R10、R13及びR14が表わすアルケニル基とは、ビニル、アリル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニル、トリデセニル、テトラデセニル、ペンタデセニル、ヘキサデセニル、ヘプタデセニル、オクタデセニル、ノナデセニル、イコセニル、ヘキサジエニル、ドデカトリエニル等の直鎖、分岐、又は環状の炭素数2〜20のアルケニル基を表わす。
R1、R4、R7、R10、R13及びR14が表わすアリール基とは、フェニル、ナフチル等の炭素数6〜10員の単環式又はニ環式アリール基を表わす。
R1、R4、R7、R10、R13及びR14が表わすアルコキシ基とは、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、オクチルオキシ、ノニルオキシ、デシルオキシ、ドデシルオキシ、オクタデシルオキシ等の炭素数1〜20のアルコキシ基を表わす。
R1、R4、R7、R10、R13及びR14が表わすアリールオキシ基とは、フェノキシ、ナフチルオキシ等を表わす。
R1、R3、R4、R6、R7、R9、R10、R12、R13及びR14が表わすカルボニル基とは、アセチル、プロピオニル、ブチリル、バレリル、イソバレリル、ピバロイル、ラウロイル、ミリストイル、ベンゾイル、ナフトイル等を表わす。
R1、R3、R4、R6、R7、R9、R10、R12、R13及びR14が表わすスルホニル基とは、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、ブチルスルホニル、ペンチルスルホニル、ヘキシルスルホニル、オクチルスルホニル、ドデシルスルホニル、ヘキサデシルスルホニル、フェニルスルホニル、ナフチルスルホニル等を表わす。
R1、R3、R4、R6、R7、R9、R10、R12、R13及びR14が表わすカルバモイル基とは、カルバモイル;N−メチルカルバモイル、N−(tert−ブチル)カルバモイル、N−ドデシルカルバモイル、N−オクタデシルカルバモイル、N−フェニルカルバモイル等のモノ置換カルバモイル基;N,N−ジメチルカルバモイル、N,N−ジヘキシルカルバモイル、N,N−ジドデシルカルバモイル、N,N−ジフェニルカルバモイル等のジ置換カルバモイル基を表わす。
R1、R3、R4、R6、R7、R9、R10、R12、R13及びR14が表わすスルファモイル基とは、スルファモイル;N−エチルスルファモイル、N−(iso−ヘキシル)スルファモイル、N−エチルスルファモイル、N−デシルスルファモイル、N−ヘキサデシルスルファモイル、N−フェニルスルファモイル等のモノ置換スルファモイル基;N,N−ジメチルスルファモイル、N,N−ジブトキシスルファモイル、N,N−ジオクチルスルファモイル、N,N−テトラデシルスルファモイル、N,N−ジフェニルスルファモイル等のジ置換スルファモイル基を表わす。
R1、R4、R7、R10、R13及びR14が表わすチオカルボニル基とは、メチルチオカルボニル、エチルチオカルボニル、ブチルチオカルボニル、オクチルチオカルボニル、デシルチオカルボニル、テトラデシルチオカルボニル、オクタデシルチオカルボニル、フェニルチオカルボニル、ナフチルチオカルボニル等を表わす。
R1、R4、R7、R10、R13及びR14が表わすウレイド基とは、ウレイド、N−メチルウレイド、N−(tert−ブチル)ウレイド、N−オクチルウレイド、N−ヘキサデシルウレイド、N−フェニルウレイド、N,N−ジエチルウレイド、N,N−ジプロピルウレイド、N,N−ジヘキシルウレイド、N,N−ジデシルウレイド、N,N−ジオクタデシルウレイド、N,N−ジフェニルウレイド等を表わす。
R1、R4、R7、R10、R13及びR14が表わすアミノ基とは、アミノ;N−メチルアミノ、N−ブチルアミノ、N−ヘキシルアミノ、N−デシルアミノ、N−テトラデシルアミノ、N−オクタデシルアミノ、N−フェニルアミノ、N−ナフチルアミノ等のモノ置換アミノ基;N,N−ジエチルアミノ、N,N−ジヘプチルアミノ、N,N−ジオクチルアミノ、N,N−ドデシルアミノ、N,N−オクタデシルアミノ、N,N−ジフェニルアミノ等のジ置換アミノ基を表わす。
R7、R10、R13及びR14が表わすハロゲン原子とは、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原子等を表わす。
R1、R4、R7、R10、R13及びR14が表わすヘテロ環残基とは、5〜10員の単環式又はニ環式の窒素、酸素及び硫黄から選択される1〜4個の原子を含有するヘテロ環基を表わし、例えば、チオフェン、フラン、ピラン、ピリジン、ピロール、ピラジン、アゼピン、アゾシン、アゾニン、アゼシン、オキサゾール、チアゾール、ピリミジン、ピリダジン、トリアジン、トリアゾール、テトラゾール、イミダゾール、ピラゾール、モルホリン、チオモルホリン、ピペリジン、ピペラジン、キノリン、イソキノリン、インドール、イソインドール、キノキサリン、フタラジン、キノリジン、キナゾリン、キノキサリン、ナフチリジン、クロメン、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン等を表わす。
R2、R5、R8、及びR11は好ましくは水素原子又は炭素数1〜12のアルキル基であり、より好ましくは水素原子、メチル基、エチル基である。
R3は好ましくは水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、オキシカルボニル基であり、より好ましくは水素原子、メチル基、エチル基、アルコキシカルボニル基であり、特に好ましくは水素原子、メチル基、エチル基である。
R6、R9及びR12は好ましくは水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、オキシカルボニル基であり、より好ましくは水素原子、メチル基、エチル基、アルコキシカルボニル基であり、特に好ましくは水素原子、アリール置換メチル基、アリール置換アルコキシカルボニル基である。但し、R4とR5とで連結してベンゼン環を形成する場合、R6はメチル基を表わさない。また、R7が塩素原子かつR8が水素原子の場合、R9はスルホニル基を表さない。
R7、R10、R13及びR14は好ましくは炭素数1〜12のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、置換又は無置換のアミノ基、ニトロ基、ハロゲン原子であり、より好ましくは無置換のアミノ基、ニトロ基、臭素原子である。
ここで塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン塩、酸付加塩などが挙げられる。具体的には、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金属塩;カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩;テトラメチルアンモニウム等のアンモニウム塩;トリエチルアミン、メチルアミン、ジメチルアミン、シクロペンチルアミン、ベンジルアミン、フェネチルアミン、ピペリジン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、リジン、アルギニン、N−メチル−D−グルカミン等の有機アミン塩が挙げられる。
適当な酸付加塩としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩等の無機酸塩;酢酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、安息香酸塩、クエン酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、イセチオン酸塩、グルクロン酸塩、グルコン酸塩等の有機酸塩が挙げられる。
本発明の合成方法は出発物質の前記一般式(V)で表わされるピリジルピリジン誘導体(以下、ビピリジン誘導体と略記する)を適当な溶媒下、ハロゲン化ベンジル類又はベンジルオキシカルボニルハライド類と反応させ、次いで得られた中間体をパラジウム触媒類、白金触媒類、ルテニウム触媒類又はロジウム触媒類の少なくとも1つを用いて水素を添加し、目的物の一般式(VI)で表わされるピリジルテトラヒドロピリジン類又はピリジルピペリジン類(以下、各々ピリジルテトラヒドロピリジン類、ピリジルピペリジン類と各々略記する)に導くものである。以下にその反応式の一例として、出発物質に2,4‘−ジピリジン誘導体を用い臭化ベンジルと反応させた例を示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
ビピリジン誘導体とハロゲン化ベンジル又はベンジルオキシカルボニルハライド類との反応における反応温度は0〜200℃で行われ、好ましくは10〜100℃の範囲、より好ましくは20〜80℃の範囲である。これらの反応は通常24時間以内で終了し、多くの場合10分〜12時間で原料の消失が確認され、好ましくは10分〜4時間である。
本発明で用いられる水素化触媒は、パラジウム触媒類、白金触媒類、ルテニウム触媒類、又はロジウム触媒類である。具体的には、パラジウム触媒類としては、パラジウム炭素、硫黄化合物で被毒されたパラジウム炭素、パラジウム担持シリカ触媒、パラジウム担持アルミナ触媒、パラジウム担持硫酸バリウム触媒、パラジウム担持ゼオライト触媒等の担持触媒、パラジウムブラック、ラネーパラジウム、パラジウム金属、水酸化パラジウム、酸化パラジウム等が挙げられる。白金触媒類としては、白金炭素、硫黄化合物で被毒された白金炭素、白金担持シリカ触媒、白金担持アルミナ触媒等の担持触媒、白金金属、白金ブラック、二酸化白金(アダムス触媒)等が挙げられる。ルテニウム触媒類としては、ルテニウム担持シリカ、ルテニウム担持アルミナ、ルテニウム担持炭素等の担持触媒、ルテニウムブラック、塩化ルテニウム、酸化ルテニウムが等が挙げられる。ロジウム触媒類としては、ロジウム担持シリカ触媒、ロジウム担持アルミナ触媒、ロジウム担持炭素触媒等の担持触媒、ロジウム金属、ロジウムブラック、塩化ロジウム、酸化ロジウム等が挙げられる。好ましくは、硫黄化合物で被毒されたパラジウム炭素、硫黄化合物で被毒された白金炭素、二酸化白金(アダムス触媒)が用いられる。より好ましくは硫黄化合物で被毒されたパラジウム炭素が用いられる。触媒の使用量はビピリジン誘導体に対し、通常0.001〜2倍重量の範囲で使用されるが、好ましくは0.005〜1倍重量、より好ましくは0.008〜0.08倍重量の範囲である。また2種以上の触媒を混合して用いることができ、混合使用の際の混合比は任意に定めることができる。
上記触媒の使用量は、ピリジルテトラヒドロピリジン類を合成する場合、ビピリジン誘導体に対し、通常0.001〜2倍重量の範囲であり、好ましくは0.005〜1倍重量の範囲であり、より好ましくは0.008〜0.08倍重量の範囲である。ピリジルピペリジン類を合成する場合、ビピリジン誘導体に対し、通常0.001〜2倍重量の範囲であり、好ましくは0.005〜1倍重量の範囲であり、より好ましくは0.008〜0.1倍重量の範囲である。還元反応の反応温度は、通常20〜200℃で行われるが、好ましくは20〜100℃の範囲、より好ましくは30〜80℃の範囲である。
反応終了後、本発明の化合物であるピリジルテトラヒドロピリジン類又はピリジルピペリジン類を精製する方法としては、水と酢酸エチル又はトルエンなどの有機溶媒を用いた抽出、アルコ−ル、へキサン、トルエンなどを用いた再結晶、シリカゲル、アルミナ等を用いたカラム精製、減圧蒸留などが挙げられる。これらの方法は、単独又は2つ以上組み合わせて精製を行うことにより、目的物を高純度で得ることが可能である。
以下に具体例を示すが、本発明はこれらの化合物に限定されるものではない。
なお、実施例1〜35、39〜69(化合物番号(I)−1〜(I)−31、(II)−1〜(II)−31)、及び化合物番号(III)−23は参考例である。
5−メチル−2,4‘−ビピリジン10gのイソプロピルアルコール70mL溶液に臭化ベンジル10.5gを加え、50℃で5時間撹拌した。反応液に10%パラジウム炭素1.69gと酢酸アンモニウム4.53gを添加し、オートクレーブ中で窒素圧196kPaで2回置換した後、80℃、水素圧490kPaで水素ガス5400mLの吸収が終わるまで5時間吹き込んだ。窒素置換後、触媒を濾過した液を1.33kPaで14.0gになるまで減圧濃縮し、水50mLと25%水酸化ナトリウム水溶液10gを加え、酢酸エチル200mLで3回抽出し、有機層を濃縮し、析出した結晶を乾燥して、淡黄色結晶の目的物5.00gを得た。収率48% EI−MS:(m/z)176(M+) 融点90.0−92.0℃
5−メチル−2,4‘−ビピリジン10gのイソプロピルアルコール70mL溶液に臭化ベンジル10.5gを加え、50℃で5時間撹拌した。反応液に2%パラジウム−S炭素1.0gとトリエチルアミン6.0gを添加し、オートクレーブ中で窒素圧196kPaで2回置換した後、80℃、水素圧196kPaで水素ガス4200mLの吸収が終わるまで3時間吹き込んだ。窒素置換の後、触媒を濾過した液を1.33kPaで18.0gになるまで減圧濃縮し、水50mLと25%水酸化ナトリウム水溶液10gを加え、酢酸エチル200mLで3回抽出した。有機層を濃縮し、得られた固体をNH2修飾シリカゲル(バイオタージ・ジャパン製)に吸着させて酢酸エチルで溶出し、得られた分画を濃縮し析出した結晶を乾燥して、淡黄色結晶の目的物4.1gを得た。収率40% EI−MS:(m/z)174(M+) 融点78−80℃
5,6−ジメチル−2,3’−ビピリジン1gのイソプロピルアルコール15mL溶液に臭化ベンジル1.06gを加え、50℃で5時間撹拌して反応を終了させた。反応液に10%パラジウム炭素0.18gとトリエチルアミン0.59gを添加し、オートクレーブ中で窒素圧196kPaで2回置換した後、80℃、水素圧196kPaで水素ガス400mLの吸収が終わるまで3時間吹き込んだ。窒素置換後、触媒を濾過した液を1.33kPaで1.70gになるまで減圧濃縮し、水50mLと25%水酸化ナトリウム水溶液10gを加え、酢酸エチル200mLで3回抽出し、有機層を濃縮し、得られた固体をNH2修飾シリカゲル(バイオタージ・ジャパン)に吸着させ酢酸エチルで溶出し、得られた分画を濃縮し析出した結晶を乾燥して標題化合物を淡黄色結晶として0.20g得た。収率20% EI−MS:(m/z)188(M+)融点102−104℃
5−メチル−2,4’−ビピリジン1gのイソプロピルアルコール15mL溶液に臭化ベンジル1.06gを加え、50℃で5時間撹拌した。反応液に2%白金炭素0.08gとトリエチルアミン0.59gを添加し、オートクレーブ中で窒素圧196kPaで2回置換した後、55℃、水素圧390kPaで水素ガス260mLの吸収が終わるまで3時間吹き込んだ。窒素置換後、触媒を濾過した液を1.33kPaで1.70gになるまで減圧濃縮し、水50mLと25%水酸化ナトリウム水溶液10gを加え、酢酸エチル50mLで3回抽出した。有機層を濃縮し、得られた固体を40μmシリカゲル(ジェイ・ティー・ベイカー製)に吸着させ酢酸エチルで溶出し、得られた分画を濃縮した。析出した結晶を乾燥し、目的物の淡黄色結晶0.50gを得た。収率32% EI−MS:(m/z)264(M+)融点71.4−73.4℃
5−メチル−2,4’−ビピリジン10gのイソプロピルアルコール70mL溶液に臭化ベンジル10.5gを加え、50℃で5時間撹拌した。反応液を冷却し、析出した結晶を濾取し乾燥して、淡褐色結晶18.4gを得た。得られた結晶をエタノール200mLに溶解した後、溶液を10℃まで冷却し、テトラヒドロホウ素ナトリウム4.9gを添加し、反応液を3時間還流した。その反応液を濃縮乾固し、シリカゲルカラム(ジェイ・ティー・ベイカー製40マイクロ)に通して酢酸エチルで溶出し、画分を濃縮して淡褐色結晶11.3gを得た。次に、得られた結晶をトルエン300mLに溶解し、ディーンスターク還流脱水装置を用いて反応溶液を3時間還流脱水した。反応液を室温まで冷却し、Z−クロリド(和光純薬製)を7.7g添加し、反応液を5時間還流した。反応液を濃縮乾固し、シリカゲルカラム(ジェイ・ティー・ベイカー製40マイクロ)に通してトルエンで溶出し、画分を濃縮し、淡褐色結晶6.6gを得た。この結晶を塩酸19mLに溶解し、反応溶液を3時間還流した。反応液を室温まで冷却し、反応液がpH13になるまで水酸化ナトリウムを添加し、クロロホルムで抽出した。有機層を合わせて無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、無機物を濾過し得られた有機層を濃縮し、析出した結晶を乾燥して、淡黄色油状物2.6gを得た。次にこの油状物をメタノール70mLに溶解し、10%パラジウム炭素1.35gとギ酸アンモニウム2.96gを添加し、オートクレーブ中で窒素圧196kPaで2回置換した後、80℃、水素圧490kPaで水素ガス340mLの吸収が終わるまで5時間吹き込んだ。窒素置換後、触媒を濾過した液を1.33kPaで10.0gになるまで減圧濃縮し、水50mLと25%水酸化ナトリウム水溶液10gを加え、酢酸エチル200mLで3回抽出した。有機層を合わせて無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、無機物を濾過して得られた有機層を濃縮し、析出した結晶を乾燥して、淡黄色油状物の目的物1.9gを得た。
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010234080A JP5216065B2 (ja) | 2003-08-18 | 2010-10-18 | ピリジルテトラヒドロピリジン類及びピリジルピペリジン類とそれらの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003294287 | 2003-08-18 | ||
JP2003294287 | 2003-08-18 | ||
JP2010234080A JP5216065B2 (ja) | 2003-08-18 | 2010-10-18 | ピリジルテトラヒドロピリジン類及びピリジルピペリジン類とそれらの製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005513224A Division JP4866610B2 (ja) | 2003-08-18 | 2004-08-18 | ピリジルテトラヒドロピリジン類およびピリジルピペリジン類 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011042671A true JP2011042671A (ja) | 2011-03-03 |
JP5216065B2 JP5216065B2 (ja) | 2013-06-19 |
Family
ID=34191025
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005513224A Expired - Fee Related JP4866610B2 (ja) | 2003-08-18 | 2004-08-18 | ピリジルテトラヒドロピリジン類およびピリジルピペリジン類 |
JP2010234080A Expired - Fee Related JP5216065B2 (ja) | 2003-08-18 | 2010-10-18 | ピリジルテトラヒドロピリジン類及びピリジルピペリジン類とそれらの製造方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005513224A Expired - Fee Related JP4866610B2 (ja) | 2003-08-18 | 2004-08-18 | ピリジルテトラヒドロピリジン類およびピリジルピペリジン類 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US7632950B2 (ja) |
EP (2) | EP1657240A4 (ja) |
JP (2) | JP4866610B2 (ja) |
WO (1) | WO2005016910A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018168738A1 (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-20 | 大日本住友製薬株式会社 | 2,6-ジ置換ピリジン誘導体 |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4866610B2 (ja) * | 2003-08-18 | 2012-02-01 | 富士フイルムファインケミカルズ株式会社 | ピリジルテトラヒドロピリジン類およびピリジルピペリジン類 |
WO2006034341A2 (en) | 2004-09-20 | 2006-03-30 | Xenon Pharmaceuticals Inc. | Pyridazine derivatives for inhibiting human stearoyl-coa-desaturase |
CA2580787A1 (en) | 2004-09-20 | 2006-03-30 | Xenon Pharmaceuticals Inc. | Heterocyclic derivatives for the treatment of diseases mediated by stearoyl-coa desaturase enzymes |
JP4958786B2 (ja) | 2004-09-20 | 2012-06-20 | ゼノン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド | 複素環誘導体および治療薬としてのそれらの使用 |
BRPI0515488A (pt) | 2004-09-20 | 2008-07-29 | Xenon Pharmaceuticals Inc | derivados de heterocìclicos e seu uso como agentes terapêuticos |
US8071603B2 (en) | 2004-09-20 | 2011-12-06 | Xenon Pharmaceuticals Inc. | Heterocyclic derivatives and their use as stearoyl-CoA desaturase inhibitors |
EP1799668A1 (en) | 2004-09-20 | 2007-06-27 | Xenon Pharmaceuticals Inc. | Heterocyclic derivatives and their use as mediators of stearoyl-coa desaturase |
US7592343B2 (en) | 2004-09-20 | 2009-09-22 | Xenon Pharmaceuticals Inc. | Pyridazine-piperazine compounds and their use as stearoyl-CoA desaturase inhibitors |
BRPI0611187A2 (pt) | 2005-06-03 | 2010-08-24 | Xenon Pharmaceuticals Inc | derivados aminotiazàis como inibidores da estearoil-coa desaturase humana |
ES2404668T3 (es) | 2006-12-29 | 2013-05-28 | Rigel Pharmaceuticals, Inc. | Triazoles sustituidos con arilo bicíclico puenteado y heteroarilo bicíclico puenteado, útiles como agentes inhibidores del axl |
PT2142529E (pt) * | 2007-04-27 | 2014-03-20 | Purdue Pharma Lp | Antagonistas de trpv1 e as respectivas utilizações |
EP2014656A3 (en) * | 2007-06-11 | 2011-08-24 | High Point Pharmaceuticals, LLC | New heteocyclic h3 antagonists |
JP2009286756A (ja) | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Fujifilm Finechemicals Co Ltd | トリアゾール誘導体またはその塩 |
WO2010013849A1 (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-04 | 日本ケミファ株式会社 | Gpr119作動薬 |
EP2676956A1 (en) * | 2008-08-01 | 2013-12-25 | Purdue Pharma L.P. | Tetrahydropyridinyl and dihydropyrrolyl compounds and the use thereof |
SG195136A1 (en) | 2011-06-22 | 2013-12-30 | Purdue Pharma Lp | Trpv1 antagonists including dihydroxy substituent and uses thereof |
GB201209587D0 (en) | 2012-05-30 | 2012-07-11 | Takeda Pharmaceutical | Therapeutic compounds |
GB201320905D0 (en) * | 2013-11-27 | 2014-01-08 | Takeda Pharmaceutical | Therapeutic compounds |
US10459759B2 (en) * | 2015-08-26 | 2019-10-29 | Netapp, Inc. | Migration between CPU cores |
US9971089B2 (en) | 2015-12-09 | 2018-05-15 | Intel Corporation | Chip-to-chip interconnect with embedded electro-optical bridge structures |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995003306A1 (en) * | 1993-07-22 | 1995-02-02 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Arthropodicidal azacyclic heterocycles |
JP2000516640A (ja) * | 1997-07-14 | 2000-12-12 | サントリー株式会社 | 4―置換―3―ハロゲノ―1,4―ベンゾオキサゼピン誘導体およびその塩の製造方法 |
Family Cites Families (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CZ101496A3 (en) | 1993-10-12 | 1996-11-13 | Du Pont Merck Pharma | N-alkyl-n-aryl-pyrimidinamines and derivatives thereof |
FR2736053B1 (fr) | 1995-06-28 | 1997-09-19 | Sanofi Sa | Nouvelles 1-phenylalkyl-1,2,3,6-tetrahydropyridines |
US6159990A (en) | 1997-06-18 | 2000-12-12 | Synaptic Pharmaceutical Corporation | Oxazolidinones as α1A receptor antagonists |
CA2297889A1 (en) | 1997-08-05 | 1999-02-18 | Norihiro Ikemoto | Alpha 1a adrenergic receptor antagonist |
WO1999048887A1 (en) | 1998-03-25 | 1999-09-30 | Bristol-Myers Squibb Company | Imidazolone anorectic agents: iii. heteroaryl derivatives |
US6303627B1 (en) * | 1998-06-19 | 2001-10-16 | Eli Lilly And Company | Inhibitors of serotonin reuptake |
CA2334677A1 (en) * | 1998-06-19 | 1999-12-23 | Vincent Patrick Rocco | Preparation of heteroaryl compounds |
JP3032980B1 (ja) | 1999-06-14 | 2000-04-17 | 三協化学株式会社 | 2―ピリジルピリジン誘導体の製造方法 |
AU748949B2 (en) * | 1999-06-23 | 2002-06-13 | Merck & Co., Inc. | Integrin receptor antagonists |
EP1065207A1 (en) | 1999-07-02 | 2001-01-03 | Aventis Pharma Deutschland GmbH | Naphthyridine derivatives, processes for their preparation, their use, and pharmaceutical compositions comprising them |
US6521630B1 (en) * | 1999-08-31 | 2003-02-18 | Pfizer Inc. | Tetrahydroquinazoline-2,4-diones and therapeutic uses thereof |
GB2355264A (en) | 1999-09-30 | 2001-04-18 | Merck & Co Inc | Spirohydantoin derivatives useful as alpha 1a adrenoceptor antagonists |
EP1226137B8 (fr) | 1999-10-22 | 2004-12-15 | Sanofi-Aventis | Phenyl- et pyridyl-tetrahydro-pyridines possedant une activite inhibitrice de fnt |
ATE311385T1 (de) | 1999-10-27 | 2005-12-15 | Novartis Pharma Gmbh | Thiazol und imidazo(4,5-b)pyridin verbindungen und ihre verwendung als pharmazeutika |
RU2283306C2 (ru) * | 2000-02-21 | 2006-09-10 | Астразенека Аб | Пиперидин- и пиперазинзамещенные n-гидроксиформамиды в качестве ингибиторов металлопротеиназ |
JP2001261646A (ja) | 2000-03-17 | 2001-09-26 | Sankio Chemical Co Ltd | ピリジン誘導体の製造法 |
JP2001261647A (ja) | 2000-03-22 | 2001-09-26 | Sankio Chemical Co Ltd | ピリジン誘導体の製造方法 |
GB0010757D0 (en) | 2000-05-05 | 2000-06-28 | Astrazeneca Ab | Chemical compounds |
GB0028583D0 (en) | 2000-11-23 | 2001-01-10 | Merck Sharp & Dohme | Therapeutic compounds |
SK10932003A3 (sk) * | 2001-03-15 | 2004-04-06 | Astrazeneca Ab | Metaloproteinázové inhibítory |
SE0100902D0 (sv) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | Astrazeneca Ab | Compounds |
AU2002306848A1 (en) * | 2001-03-23 | 2002-10-08 | Elan Pharmaceuticals, Inc. | Methods of treating alzheimer's disease with piperidin derivates |
US20030171368A1 (en) * | 2002-02-06 | 2003-09-11 | Werner Seitz | Pyrimidinonesulfamoylureas` |
AUPS137402A0 (en) * | 2002-03-26 | 2002-05-09 | Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. | Novel tricyclic compounds |
WO2003091247A2 (en) * | 2002-04-25 | 2003-11-06 | Pharmacia Corporation | Piperidinyl-and piperazinyl-sulfonylmethyl hydroxamic acids and their use as protease inhibitors |
GB0209715D0 (en) | 2002-04-27 | 2002-06-05 | Astrazeneca Ab | Chemical compounds |
US20060009461A1 (en) | 2002-05-23 | 2006-01-12 | Bhatia Pramila A | Acetamides and benzamides that are useful in treating sexual dysfunction |
WO2003099266A2 (en) | 2002-05-23 | 2003-12-04 | Abbott Laboratories | Acetamides and benzamides that are useful in treating sexual dysfunction |
CA2486564A1 (en) * | 2002-05-23 | 2003-12-04 | Abbott Laboratories | Acetamides and benzamides that are useful in treating sexual dysfunction |
DE10306250A1 (de) * | 2003-02-14 | 2004-09-09 | Aventis Pharma Deutschland Gmbh | Substituierte N-Arylheterozyklen, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung als Arzneimittel |
JP4866610B2 (ja) * | 2003-08-18 | 2012-02-01 | 富士フイルムファインケミカルズ株式会社 | ピリジルテトラヒドロピリジン類およびピリジルピペリジン類 |
-
2004
- 2004-08-18 JP JP2005513224A patent/JP4866610B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2004-08-18 EP EP20040772101 patent/EP1657240A4/en not_active Withdrawn
- 2004-08-18 US US10/568,577 patent/US7632950B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2004-08-18 WO PCT/JP2004/012140 patent/WO2005016910A1/ja active Application Filing
- 2004-08-18 EP EP11191197A patent/EP2426120A1/en not_active Withdrawn
-
2009
- 2009-10-09 US US12/576,321 patent/US8530662B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2010
- 2010-10-18 JP JP2010234080A patent/JP5216065B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995003306A1 (en) * | 1993-07-22 | 1995-02-02 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Arthropodicidal azacyclic heterocycles |
JP2000516640A (ja) * | 1997-07-14 | 2000-12-12 | サントリー株式会社 | 4―置換―3―ハロゲノ―1,4―ベンゾオキサゼピン誘導体およびその塩の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018168738A1 (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-20 | 大日本住友製薬株式会社 | 2,6-ジ置換ピリジン誘導体 |
JP2020023570A (ja) * | 2017-03-13 | 2020-02-13 | 大日本住友製薬株式会社 | 2,6−ジ置換ピリジン誘導体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5216065B2 (ja) | 2013-06-19 |
EP1657240A1 (en) | 2006-05-17 |
US8530662B2 (en) | 2013-09-10 |
US20100029947A1 (en) | 2010-02-04 |
EP2426120A1 (en) | 2012-03-07 |
JP4866610B2 (ja) | 2012-02-01 |
US7632950B2 (en) | 2009-12-15 |
JPWO2005016910A1 (ja) | 2006-10-12 |
US20070093528A1 (en) | 2007-04-26 |
EP1657240A4 (en) | 2009-04-08 |
WO2005016910A1 (ja) | 2005-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5216065B2 (ja) | ピリジルテトラヒドロピリジン類及びピリジルピペリジン類とそれらの製造方法 | |
US6965036B2 (en) | Intermediates for guanidine mimics as factor Xa inhibitors | |
CA2356263C (en) | Aminopyrazole derivatives | |
CA2753434C (en) | Soluble guanylate cyclase activators | |
JP2008063278A (ja) | 1−ピリジン−4−イル−インドール類の製造方法 | |
CA2407817A1 (en) | Anthranilamides and their use as pharmaceutical agents | |
HUT56545A (en) | Process for producing alkoxy-4(1h)-pyridone derivatives and pharmaceutical compositions comprising such compounds | |
JP6006235B2 (ja) | ジャイレースおよびトポイソメラーゼiv阻害剤を作製するプロセス | |
TWI287005B (en) | 1,2-diaylbenzimidazoles and their pharmaceutical use | |
WO2014019442A1 (zh) | 苯并呋喃类衍生物、其制备方法及其在医药上的应用 | |
JP4700916B2 (ja) | ピリジン誘導体の製造方法 | |
CN113845509B (zh) | 吲哚基取代螺[环丁烷-1,1′-茚]类化合物的合成方法 | |
CN108503584B (zh) | 一种1,2,3,4-四氢喹啉磺酰胺类化合物及其应用 | |
Papaioannou et al. | Regioselective Amidomethylation of 4-Chloro-3-Fluoropyridine by Metalation and Minisci-Type Reactions | |
JP2010526142A5 (ja) | ||
Al‐Mousawi et al. | Studies with enaminones: Synthesis and chemical reactivity of 2‐(4‐dimethylamino‐2‐oxobut‐3‐enyl)‐isoindole‐1, 3‐dione and of 4‐(4‐dimethylamino‐2‐oxobut‐3‐enyloxy)‐2H‐phthalazin‐1‐one | |
CN109608407B (zh) | 一种二苯并七元含氮杂环化合物的合成方法 | |
TW379224B (en) | Urea derivatives | |
GB2557867A (en) | New synthetic path to vortioxetine salts | |
JP2006347980A (ja) | 新規なビピリジン誘導体 | |
EP3621951A1 (en) | Diarylureas as cb1 allosteric modulators | |
JP2001261653A5 (ja) | ||
CN102796074B (zh) | 甲磺酸伊马替尼中间体的制备方法 | |
FR2943675A1 (fr) | Composes anticancereux, leur preparation et leur application en therapeutique | |
CN116217457A (zh) | 一种4-氨基-1h-吡咯化合物、制备方法和用途 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20111219 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20111220 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20121004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130301 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5216065 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |