JP2011041774A - 物干し掛け具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 物を吊るしたり洗濯物などを干す、取り込むなどの作業に用いる物干し掛け具において、それらが容易に行える物干し掛け具の提供である。
【解決手段】 水平に吊るされた物干し掛け具の角度が変えられ、物干し掛け具に対して、正面向きの姿勢で物干し掛け、取り込みなどの作業が行えるようし、吊り下げ部分を格子状として、洗濯物などを任意の位置に掛けられるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】 水平に吊るされた物干し掛け具の角度が変えられ、物干し掛け具に対して、正面向きの姿勢で物干し掛け、取り込みなどの作業が行えるようし、吊り下げ部分を格子状として、洗濯物などを任意の位置に掛けられるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、物を吊るしたり洗濯物など干したりする際に使用する、物干し掛け具に関するものである。
従来の物干し掛け具は、物干竿などに掛け具を吊るすためのフックが、掛け具の中央に1ヶ所ないし2ヶ所設けて、水平に吊るすものであった(特許文献1)。したがって、物を吊るしたり洗濯物などを干す、取り込むなどの作業については、姿勢が上向きでの作業となっていた。
(特許文献2)のように、物干竿などに掛け具を吊るすためのフックから掛け具を取り外して、掛け具を垂直に掛け直せるものもあるが、フックからの取り外しおよび取り付けるのに手間がかかるうえに、水平に掛けられた掛け具に対して上向きの姿勢でフックの取り外しなどを行わなければならなかった。また、(特許文献2)のピンチ取付部分は環状の枠体のため、掛け具の中央部分にピンチがなかった。一方、(特許文献1)および(特許文献3)のように、物干し掛け具を室内などで建具や長押に壁掛け状に掛けるために、掛け具を吊り下げるフックの位置を移動して、掛けられるようにしたものがあるが、いずれもフック部分を直接作用させなければならなかった。また、(特許文献1)、(特許文献2)、(特許文献3)のように、洗濯物などを掛けるときは、掛け具のピンチの位置に合わせて、洗濯物などを掛けていた。
なお、格子状の掛け具では掛け具の格子状部分に、物を引っ掛けるための突起などを設けるタイプのものがある。(特許文献4)
(特許文献2)のように、物干竿などに掛け具を吊るすためのフックから掛け具を取り外して、掛け具を垂直に掛け直せるものもあるが、フックからの取り外しおよび取り付けるのに手間がかかるうえに、水平に掛けられた掛け具に対して上向きの姿勢でフックの取り外しなどを行わなければならなかった。また、(特許文献2)のピンチ取付部分は環状の枠体のため、掛け具の中央部分にピンチがなかった。一方、(特許文献1)および(特許文献3)のように、物干し掛け具を室内などで建具や長押に壁掛け状に掛けるために、掛け具を吊り下げるフックの位置を移動して、掛けられるようにしたものがあるが、いずれもフック部分を直接作用させなければならなかった。また、(特許文献1)、(特許文献2)、(特許文献3)のように、洗濯物などを掛けるときは、掛け具のピンチの位置に合わせて、洗濯物などを掛けていた。
なお、格子状の掛け具では掛け具の格子状部分に、物を引っ掛けるための突起などを設けるタイプのものがある。(特許文献4)
従来の物干し掛け具では、物を吊るしたり洗濯物などを干す、取り込むなどの作業については、洗濯物などが掛けられる前または掛けられた状態で、掛け具を物干竿などに吊るすためのフックに触れなければ、物干し掛け具の角度が変えられないため、姿勢が上向きでの作業となり、体への負担が多かった。また、順次物を吊るしたり洗濯物などを干す、またそれらを取り込むなどの作業中は、それらが、揺れたり廻ったりするため、それらの作業が行いにくかったり、洗濯物などが他に触れ、汚れたりした。洗濯物などを物干し掛け具ごと取り込もうとしても、物干し掛け具を物干竿などより吊っている吊フック部分が、掛け具の中央にあり、手が届きにくく、取り込みにくかった。洗濯物などを、掛けるときは、洗濯物などを、掛け具のピンチの位置に合わて掛けるしかなく、洗濯物などに合わせてピンチの位置を容易に変えられなかった。
本発明は以上の問題を解決するものである。
本発明は以上の問題を解決するものである。
物干し掛け具は、枠体(1a)、格子部(1b)からなる引掛部(1)と、引掛部(1)を物干竿などに吊るすための、吊下げ部(2)および洗濯ものなどを引掛部(1)へ掛けるピンチ部(3)からなる。吊下部(2)は、物干竿などに吊るすための可動フック(2a)、物干し竿を可動フック(2a)が、横滑りすることを緩和するための、フックと物干し竿などの接触面を覆う、フック滑止め(2b)、可動フック(2a)を自由に移動させるためのワイヤー(2c)、壁掛け時に吊下部(2)を安定させる棒状部(2d)、可動フック(2a)を所定の位置に止めるための水平掛けフック止め(2e)、斜め掛けフック止め(2f)、壁掛けフック止め(2g)、垂直掛けフック止め(2h)、枠体(1a)と吊下部(2)をつなぐ取付部(2i)からなり、ピンチ部(3)はピンチ(3a)と格子部(1b)を結ぶピンチ取付部(3b)からなる。
吊下部(2)は、別型の吊下部(4)、吊下部(5)、吊下部(6)、吊下部(7)がある。
吊下部(2)は、別型の吊下部(4)、吊下部(5)、吊下部(6)、吊下部(7)がある。
従来、上向きの姿勢で行っていた、物を吊るしたり洗濯物などを干す、取り込むなどの作業について、物干し掛け具が物干竿などに吊られている場合は、物干し掛け具に、洗濯物などが掛けられる前または掛けられた状態で、物干竿などに吊っている物干し掛け具のフックに触れることなく、掛け具の角度を変え、垂直に吊り下げられるようにした。また、物干し掛け具を物干竿などに吊るす前では、始めから垂直に吊り下げられるようにした。そのため、物干し掛け具に対して、正面向きの姿勢で、それらの作業が行えるようにしたため、作業への体の負担が減る。また、順次物を吊るしたり洗濯物などを干す、取り込むなどの作業中は、それらが、揺れたり廻ったりすることが少なくなり、洗濯物などが掛けやすくなり、洗濯物などが他に触れ、汚れたりすることが減る。
物干し掛け具全体に洗濯物などを掛ける場合は、物干し掛け具を廻したり、廻らない物干し掛け具については、洗濯物などを掛ける本人が、物干し掛け具に対して移動しながら掛けなければならなかったが、あまり移動することなく掛けることができるようになる。
物干し掛け具の掛け方は、物干し掛け具に洗濯物などを掛ける前でも掛けた後でも、物干竿などや室内の建具や長押などに、物干し掛け具を垂直に吊るしさえすれば、掛け具を吊るすフックに触ることなく、水平掛け、斜め掛け、室内では建具や長押などを利用して壁掛けもできるようになり、それらは、引掛部(1)への操作による吊下部(2)の可動フック(2a)の移動だけで簡単に行える。
物干し掛け具全体に洗濯物などを掛ける場合は、物干し掛け具を廻したり、廻らない物干し掛け具については、洗濯物などを掛ける本人が、物干し掛け具に対して移動しながら掛けなければならなかったが、あまり移動することなく掛けることができるようになる。
物干し掛け具の掛け方は、物干し掛け具に洗濯物などを掛ける前でも掛けた後でも、物干竿などや室内の建具や長押などに、物干し掛け具を垂直に吊るしさえすれば、掛け具を吊るすフックに触ることなく、水平掛け、斜め掛け、室内では建具や長押などを利用して壁掛けもできるようになり、それらは、引掛部(1)への操作による吊下部(2)の可動フック(2a)の移動だけで簡単に行える。
物干し掛け具を、洗濯物などを掛けた状態のままで、物干し掛け具と洗濯物などを一括で取り込む場合、本発明の物干し掛け具は、引掛部(1)を垂直に回転させることにより、可動フック(2a)がすぐ手の届くところに来るため、外しやすくなり、それらの一括取り込みが容易となる。また、ワイヤー(2c)、ワイヤー(4c)の場合は、一括で取り込んだ洗濯物などの仮留めが、ワイヤー(2c)、ワイヤー(4c)で簡単に出来るため、一括取り込み後の洗濯物などの移動も行いやすくなる。
ピンチは、本発明の格子部(1b)に、任意で掛けられるため、洗濯物などに合わせてピンチ部(3)が掛けやすくなる。
本発明の物干し掛け具は、格子状の引掛部(1)と、物干し竿などに吊るすための吊下部(2)および洗濯物などを挟で吊るすピンチ部(3)からなる(図1〜図2参照)。
引掛部(1)は、枠体(1a)と、格子部(1b)からなる。格子部(1b)には、ピンチ部(3)を吊るす以外にも、ハンガーその他のもので、格子部(1b)に引っ掛かる吊り下げ具は吊下げることが出来る。また、格子部(1b)は両面が同じように引っ掛けられるようになっており、両面の使用も可能となっている。
吊下部(2)は、物干し掛け具を吊るす場合、フックが物干し竿を横滑りすることを緩和するための、フックと物干し竿などの接触面を覆う、フック滑止め(2b)のついた可動フック(2a)と引掛部(1)を垂直・斜め・水平・壁掛けなどの角度するために、可動フック(2a)を移動させるためのワイヤー(2c)および本発明の物干し掛け具を回転させる際に、引掛部(1)を水平に掛けるための水平掛けフック止め(2e)、斜め掛けにする場合の斜め掛けフック止め(2f)、壁掛けにする場合の壁掛けフック止め(2g)、壁掛け時に引掛部(1)を安定させるための棒状部(2d)、垂直に止めるための垂直掛けフック止め(2h)、ならびに引掛部(1)と吊下部(2)を結ぶ取付部(2i)からなる。また、可動フック(2a)はワイヤー(2c)上を自由に移動できるようになっており、これにより引掛部(1)の角度が変えられる。ただし、本発明の物干し掛け具を水平に止めようとする場合は、水平掛けフック止め(2e)で止まり、斜め掛けの場合は斜め掛けフック止め(2f)で止まり、壁掛けのときは、壁掛けフック止め(2g)で止まり、垂直掛けのときは、垂直掛けフック止め(2h)で止まるようになっている。
引掛部(1)は、枠体(1a)と、格子部(1b)からなる。格子部(1b)には、ピンチ部(3)を吊るす以外にも、ハンガーその他のもので、格子部(1b)に引っ掛かる吊り下げ具は吊下げることが出来る。また、格子部(1b)は両面が同じように引っ掛けられるようになっており、両面の使用も可能となっている。
吊下部(2)は、物干し掛け具を吊るす場合、フックが物干し竿を横滑りすることを緩和するための、フックと物干し竿などの接触面を覆う、フック滑止め(2b)のついた可動フック(2a)と引掛部(1)を垂直・斜め・水平・壁掛けなどの角度するために、可動フック(2a)を移動させるためのワイヤー(2c)および本発明の物干し掛け具を回転させる際に、引掛部(1)を水平に掛けるための水平掛けフック止め(2e)、斜め掛けにする場合の斜め掛けフック止め(2f)、壁掛けにする場合の壁掛けフック止め(2g)、壁掛け時に引掛部(1)を安定させるための棒状部(2d)、垂直に止めるための垂直掛けフック止め(2h)、ならびに引掛部(1)と吊下部(2)を結ぶ取付部(2i)からなる。また、可動フック(2a)はワイヤー(2c)上を自由に移動できるようになっており、これにより引掛部(1)の角度が変えられる。ただし、本発明の物干し掛け具を水平に止めようとする場合は、水平掛けフック止め(2e)で止まり、斜め掛けの場合は斜め掛けフック止め(2f)で止まり、壁掛けのときは、壁掛けフック止め(2g)で止まり、垂直掛けのときは、垂直掛けフック止め(2h)で止まるようになっている。
吊下部(2)のワイヤー(2c)に設置される(2e)(2f)(2g)(2h)の各フック止めの位置について説明する。水平掛けフック止め(2e)の位置については、棒状部(2d)を含むワイヤー(2c)の取付部(2i)から反対側の取付部(2i)の中間の位置で、引掛部(1)が水平になる位置にある。斜め掛けフック止め(2f)の位置については、図3に示す引掛部(1)の上部の取付部(2i)から水平掛けフック止め(2e)の間のワイヤー(2c)の概ね中間の位置で、引掛部(1)が図5に示すように斜めに掛る位置にある。壁掛けフック止め(2g)の位置については、図3に示す引掛部(1)の下部の取付部(2i)から水平掛けフック止め(2e)の間のワイヤー(2c)の概ね中間の位置で、引掛部(1)が図6に示すように壁掛になるような位置にある。棒状部(2d)は図3に示す引掛部(1)の下部の取付部(2i)から前記壁掛けフック止め(2g)の位置までの間となる。垂直掛けフック止め(2h)の位置については、図3に示す引掛部(1)の上部の取付部(2i)から斜め掛けフック止め(2f)の間のワイヤー(2c)の概ね中間の位置で、引掛部(1)が図3に示すように概ね垂直に掛る位置にある。
また、吊下部(2)は第1実施形態であり、別型で、第2実施形態の吊下部(4)、第3実施形態の吊下部(5)、第4実施形態の吊下部(6)、第5実施形態の吊下部(7)がある。
ピンチ部(3)は、図1および図7−aに示すように、ピンチ(3a)と格子部(1b)をむすぶピンチ取付部(3b)からなる。格子部(1b)とピンチ取付部(3b)の取付部分は、従来のピンチ取付部分より取り付け取り外しが容易なものとなっている。また、ピンチ部(3)は、(1b)格子部の両面どちら側からでも取付けられるようになっている。
本発明は以上のような構造である。
また、吊下部(2)は第1実施形態であり、別型で、第2実施形態の吊下部(4)、第3実施形態の吊下部(5)、第4実施形態の吊下部(6)、第5実施形態の吊下部(7)がある。
ピンチ部(3)は、図1および図7−aに示すように、ピンチ(3a)と格子部(1b)をむすぶピンチ取付部(3b)からなる。格子部(1b)とピンチ取付部(3b)の取付部分は、従来のピンチ取付部分より取り付け取り外しが容易なものとなっている。また、ピンチ部(3)は、(1b)格子部の両面どちら側からでも取付けられるようになっている。
本発明は以上のような構造である。
本発明の物干し掛け具を使用し、洗濯物などを掛ける場合は、図1のように引掛部(1)、吊下部(2)、ピンチ部(3)からなる本発明の物干し掛け具を、図3に示すように、可動フック(2a)を垂直掛けフック止め(2h)までずらして、物干し竿などに概ね垂直になるように吊下げる。
次に、洗濯物などを引っ掛ける場合は、図3に示すように、あらかじめ取り付けられていたピンチ(3a)に洗濯物などを下から順次掛けてゆく。または、外してあるピンチ部(3)で洗濯物などを挟み、順次格子部(1b)に取り付けても良い。
格子部(1b)の上部まで、洗濯物などを掛け終ったら、引掛部(1)の枠体(1a)の図3で示す上部をつかみ、可動フック(2a)をワイヤー(2c)上を移動させながら、下側へ引掛部(1)を90度回転させ、可動フック(2a)を水平掛けフック止め(2e)で止めて、引掛部(1)を水平状態にして、物干し掛け具を図4の状態にして物干しなどの掛け作業の終了となる。
また、物干しなどの掛け作業終了時は、水平となった引掛部(1)の上部に、ぬいぐるみのような、置いて干したいものなどが干せるので、水平にする前に、格子部(1b)に図4に示すように、補助バンドやピンチ部(3)などで飛散を防止して、90度回転させれば、図4に示すように格子部(1b)の上部に、置いて干したいものなどの物干しとして有効に利用できる。
次に、洗濯物などを引っ掛ける場合は、図3に示すように、あらかじめ取り付けられていたピンチ(3a)に洗濯物などを下から順次掛けてゆく。または、外してあるピンチ部(3)で洗濯物などを挟み、順次格子部(1b)に取り付けても良い。
格子部(1b)の上部まで、洗濯物などを掛け終ったら、引掛部(1)の枠体(1a)の図3で示す上部をつかみ、可動フック(2a)をワイヤー(2c)上を移動させながら、下側へ引掛部(1)を90度回転させ、可動フック(2a)を水平掛けフック止め(2e)で止めて、引掛部(1)を水平状態にして、物干し掛け具を図4の状態にして物干しなどの掛け作業の終了となる。
また、物干しなどの掛け作業終了時は、水平となった引掛部(1)の上部に、ぬいぐるみのような、置いて干したいものなどが干せるので、水平にする前に、格子部(1b)に図4に示すように、補助バンドやピンチ部(3)などで飛散を防止して、90度回転させれば、図4に示すように格子部(1b)の上部に、置いて干したいものなどの物干しとして有効に利用できる。
斜め掛けの場合は、引掛部(1)の可動フック(2a)を垂直掛けフック止め(2h)まで移動して、物干し掛け具を概ね垂直に掛けた後に、洗濯物などを掛け、洗濯物などを掛け終ったら、引掛部(1)の枠体(1a)の図3で示す上部をつかみ、可動フック(2a)をワイヤー(2c)上を移動させながら、可動フック(2a)を斜め掛けフック止め(2f)で止めて、図5に示すように引掛部(1)を斜め状態にして、物干しの掛け作業の終了となる。または、可動フック(2a)を斜め掛けフック止め(2f)まで移動して、引掛部(1)を始めから斜め掛けしておいてから、直接洗濯物などを掛けてもよい。
壁掛けにする場合は、洗濯物などを掛ける前の場合は、物干し掛け具を吊り下げる部分に、物干竿などに吊るすときと同じように、概ね垂直に吊るし、洗濯物を掛けた後、可動フック(2a)を壁掛けフック止め(2g)まで移動して、図6に示すように壁掛けとする。物干し掛け具に、洗濯物などが掛けられた状態のときも同様に、垂直に吊るしてから前記のように行い壁掛けとする。、このとき、棒状部(2d)がつっかえとなり、壁掛け状態を安定させる。また、一括で取り込んだ場合も同様に掛けることができる。この場合の壁掛けとは、ドア上部や長押など引っ掛ける部分があり、その下部が壁状になっている部分をいう。
洗濯物などを取り込むときは、物干し掛け具を洗濯物などが掛かったまま、引掛部(1)の手前を上方へ持ち上げて可動フック(2a)を、ワイヤー(2c)の垂直掛けフック止め(2h)まで移動して、物干し掛け具を洗濯物などを吊っている物干し竿などに対して概ね垂直にしてから、洗濯物などを取り込む。また、物干し掛け具と洗濯物などを一括で取り込みたい場合は、物干し掛け具と洗濯物などを前期同様に、概ね垂直にしておいてから、可動フック(2a)を物干し竿などから両手ではずし、図7に示すように、物干し掛け具の上で洗濯物などを2〜3回軽く折りたたみ、ワイヤー(2c)2本と可動フック(2a)を、格子部(1b)または可動フック(2a)相互に引っ掛け、吊下部(2)により洗濯物などを仮留めして、室内へと取り込むことこともできる。壁掛け、斜め掛けの場合も同様である。
物干し掛け具を物干し竿などに吊り下げるための可動フック(2a)は2本あるため、物干し竿などに対する安定感は良い。また、ピンチ部(3)は、物干し掛け具の格子部(1b)の任意の位置に取り付けられるため、洗濯物などに合わせて掛けることができる。また、引掛部(1)の格子部(1b)は格子状であるので、ハンガーなどは直接引掛部(1)に吊るすことも可能である。
物干し掛け具と洗濯物などを一括取り込みして、ワイヤー(2c)により仮留め状態のものは、何段かにして複数持ち運びができる。アイロン掛け、折りたたみのための場所までそのまま、持ち運び、、ワイヤー(2c)を解いて、物干し掛け具を室内用の物干し掛け具などに、斜め掛けするなどして、洗濯物などを一つずつ整理することが出来る。
図8を用いて吊下部(2)の別型で、第2実施形態の吊下部(4)を説明する。
図8に示すように、吊下部(4)は、物干し掛け具を吊るす場合、フックが物干し竿を横滑りすることを緩和するための、フックと物干し竿などの接触面を覆う、フック滑止め(4b)のついた可動フック(4a)と、引掛部(1)を垂直・斜め・水平・壁掛けなどの角度するために、可動フック(4a)を移動させるためのワイヤー(4c)および本発明の物干し掛け具を回転させる際に、引掛部(1)を水平に止めるための水平掛けフック止め(4e)、斜め掛けにする場合の斜め掛けフック止め(4f)、壁掛けにする場合の壁掛けフック止め(4g)、垂直に止めるための垂直掛けフック止め(4h)、および壁掛け時に吊下部(2)を安定させる棒状部(4d)ならびに引掛部(1)と吊下部(2)をむすぶ取付部(4i)からなる。また、可動フック(4a)はストッパー上部回転軸(4j)とストッパー下部回転軸(4k)を反力により挟むストッパー挟み(4l)が具備され、これらがワイヤー(4c)を挟むことにより、ワイヤー(4c)を自由に移動できる。これにより引掛部(1)の角度が変えられる。ただし、本発明の物干し掛け具を、図3に示す垂直状態では、垂直掛けフック止め(4h)で止まり、図4に示す水平に回転させた状態では、水平掛けフック止め(4e)で止まり、図5に示す斜め掛けの場合は斜め掛けフック止め(4f)で止まり、図6に示す壁掛けのときは、壁掛けフック止め(4g)で止まるようになっている。
また、図8−aおよび図8−bに示すように、本発明の物干し掛け具を回転させる際に、引掛部(1)を所定の置に止めるために、可動フック(4b)に具備されている、ストッパー上部回転軸(4j)、ストッパー下部回転軸(4k)が、ストッパー挟み(4l)の反力によりワイヤー(4c)の(4e)(4f)(4g)(4h)の各ストッパーを挟むことにより、所定の位置に止まるようになっている。
図8に示すように、吊下部(4)は、物干し掛け具を吊るす場合、フックが物干し竿を横滑りすることを緩和するための、フックと物干し竿などの接触面を覆う、フック滑止め(4b)のついた可動フック(4a)と、引掛部(1)を垂直・斜め・水平・壁掛けなどの角度するために、可動フック(4a)を移動させるためのワイヤー(4c)および本発明の物干し掛け具を回転させる際に、引掛部(1)を水平に止めるための水平掛けフック止め(4e)、斜め掛けにする場合の斜め掛けフック止め(4f)、壁掛けにする場合の壁掛けフック止め(4g)、垂直に止めるための垂直掛けフック止め(4h)、および壁掛け時に吊下部(2)を安定させる棒状部(4d)ならびに引掛部(1)と吊下部(2)をむすぶ取付部(4i)からなる。また、可動フック(4a)はストッパー上部回転軸(4j)とストッパー下部回転軸(4k)を反力により挟むストッパー挟み(4l)が具備され、これらがワイヤー(4c)を挟むことにより、ワイヤー(4c)を自由に移動できる。これにより引掛部(1)の角度が変えられる。ただし、本発明の物干し掛け具を、図3に示す垂直状態では、垂直掛けフック止め(4h)で止まり、図4に示す水平に回転させた状態では、水平掛けフック止め(4e)で止まり、図5に示す斜め掛けの場合は斜め掛けフック止め(4f)で止まり、図6に示す壁掛けのときは、壁掛けフック止め(4g)で止まるようになっている。
また、図8−aおよび図8−bに示すように、本発明の物干し掛け具を回転させる際に、引掛部(1)を所定の置に止めるために、可動フック(4b)に具備されている、ストッパー上部回転軸(4j)、ストッパー下部回転軸(4k)が、ストッパー挟み(4l)の反力によりワイヤー(4c)の(4e)(4f)(4g)(4h)の各ストッパーを挟むことにより、所定の位置に止まるようになっている。
吊下部(4)のワイヤー(4c)に設置される(4e)(4f)(4g)(4h)の各フック止めの位置について説明する。水平掛けフック止め(4e)の位置については、棒状部(4d)を含むワイヤー(4c)の取付部(4i)から反対側の取付部(4i)の中間の位置で、引掛部(1)が水平になる位置にある。斜め掛けフック止め(4f)の位置については、図3に示す引掛部(1)の上部の取付部(4i)から水平掛けフック止め(4e)の間のワイヤー(4c)の概ね中間の位置で、引掛部(1)が図5に示すように斜めに掛る位置にある。壁掛けフック止め(4g)の位置については、図3に示す引掛部(1)の下部の取付部(4i)から水平掛けフック止め(4e)の間のワイヤー(4c)の概ね中間の位置で、引掛部(1)が図6に示すように壁掛になるような位置にある。垂直掛けフック止め(4h)の位置については、図3に示す引掛部(1)の上部の取付部(4i)から斜め掛けフック止め(4f)の間のワイヤー(4c)の概ね中間の位置で、引掛部(1)が図3に示すように概ね垂直に掛る位置にある。
図9〜図12を用いて吊下部(2)の別型で、第3実施形態の吊下部(5)を説明する。
図9−aに示すように、吊下部(5)は、物干し掛け具を吊るす場合、フックが物干し竿を横滑りすることを緩和するための、フックと物干し竿などの接触面を覆う、フック滑止め(5b)のついた可動フック(5a)と引掛部(1)を垂直・斜め・水平・壁掛けなどの角度するために、可動フック(5a)のストッパーとなる、ストッパー部(5c)、物干し掛け具を回転の際、可動フック(5a)を安定させるための、2連フック上部横架部(5d)、2連フック下部横架部(5i)がある。また、図11〜図12に示すように、本発明の物干し掛け具を回転させる際に、引掛部(1)を垂直に止めるための垂直掛けストッパー(5h)、水平に止めるための水平掛けストッパー(5e)、斜め掛けにする場合の斜め掛けストッパー(5f)、壁掛けにする場合の壁掛けストッパー(5g)、ならびに、ストッパー部(5c)を引掛部(1)に取り付けるための、ストッパー取付部(5o)、ストッパー回転軸(5j)、ストッパーを所定の位置に止めるための、ストッパー止め具(5k)、ストッパー止め具支持部(5l)、反力部(5m)、反力取付部(5p)、ストッパー部(5c)をスムーズにするための、ストッパー止め具引き部(5n)からなる。
引掛部(1)を操作することにより、図12図に示すストッパー回転軸(5j)を軸として、ストッパー部(5c)が自由に回転できるるため、図9−bに示すように可動フック(5a)を自由に回転させることができ、これにより引掛部(1)の角度が変えられる。ただし、本発明の物干し掛け具を、図9−aに示すように、水平掛けのときは、水平掛けストッパー(5e)で止まり、図10−aに示すように、垂直掛けのときは、垂直掛けストッパー(5h)で止まり、図10−bに示す斜め掛けの場合は斜め掛けストッパー(5f)で止まり、図10−cに示す壁掛けのときは、壁掛けストッパー(5g)で止まるようになっている。
引掛け部(1)を操作することにより自由に動くストッパー部(c)を、所定の位置に止めるために図11〜図12に示すように、反力部(5m)の反力により、ストッパー止め具(5k)が(5e)〜(5h)までの各ストッパーの切り欠部分に絡み、所定の位置でストッパーを止めることができる。このとき、ストッパー止め具引き部(5n)を引きながらストッパー部(5c)を回転させると、ストッパー部(5c)をスムーズ回転させることができる。また、本発明の物干し掛け具の大きさ、重さなどにより、ストッパー部(5c)の回転がスムーズであれば、ストッパー止め具引き部(5n)を省略することもできる。
図9−aに示すように、吊下部(5)は、物干し掛け具を吊るす場合、フックが物干し竿を横滑りすることを緩和するための、フックと物干し竿などの接触面を覆う、フック滑止め(5b)のついた可動フック(5a)と引掛部(1)を垂直・斜め・水平・壁掛けなどの角度するために、可動フック(5a)のストッパーとなる、ストッパー部(5c)、物干し掛け具を回転の際、可動フック(5a)を安定させるための、2連フック上部横架部(5d)、2連フック下部横架部(5i)がある。また、図11〜図12に示すように、本発明の物干し掛け具を回転させる際に、引掛部(1)を垂直に止めるための垂直掛けストッパー(5h)、水平に止めるための水平掛けストッパー(5e)、斜め掛けにする場合の斜め掛けストッパー(5f)、壁掛けにする場合の壁掛けストッパー(5g)、ならびに、ストッパー部(5c)を引掛部(1)に取り付けるための、ストッパー取付部(5o)、ストッパー回転軸(5j)、ストッパーを所定の位置に止めるための、ストッパー止め具(5k)、ストッパー止め具支持部(5l)、反力部(5m)、反力取付部(5p)、ストッパー部(5c)をスムーズにするための、ストッパー止め具引き部(5n)からなる。
引掛部(1)を操作することにより、図12図に示すストッパー回転軸(5j)を軸として、ストッパー部(5c)が自由に回転できるるため、図9−bに示すように可動フック(5a)を自由に回転させることができ、これにより引掛部(1)の角度が変えられる。ただし、本発明の物干し掛け具を、図9−aに示すように、水平掛けのときは、水平掛けストッパー(5e)で止まり、図10−aに示すように、垂直掛けのときは、垂直掛けストッパー(5h)で止まり、図10−bに示す斜め掛けの場合は斜め掛けストッパー(5f)で止まり、図10−cに示す壁掛けのときは、壁掛けストッパー(5g)で止まるようになっている。
引掛け部(1)を操作することにより自由に動くストッパー部(c)を、所定の位置に止めるために図11〜図12に示すように、反力部(5m)の反力により、ストッパー止め具(5k)が(5e)〜(5h)までの各ストッパーの切り欠部分に絡み、所定の位置でストッパーを止めることができる。このとき、ストッパー止め具引き部(5n)を引きながらストッパー部(5c)を回転させると、ストッパー部(5c)をスムーズ回転させることができる。また、本発明の物干し掛け具の大きさ、重さなどにより、ストッパー部(5c)の回転がスムーズであれば、ストッパー止め具引き部(5n)を省略することもできる。
吊下部(5)のストッパー部(5c)に設置される(5e)(5f)(5g)(5h)の各ストッパーの位置について説明する。図12に示すように、各ストッパーが所定の位置に止まるような位置に、ストッパー部(5c)に複数個の切欠き部を設けており、つぎに説明するような位置となっている。水平掛けストッパー(5e)の位置については、図9−aに示すように、引掛部(1)が物干竿などに水平に吊るせる位置で止まる位置にある。斜め掛けストッパー(5f)の位置については、図10−bに示すように、引掛部(1)が斜めに掛る位置で止まる位置にある。壁掛けストッパー(5g)の位置については、図10−cに示すように、引掛部(1)が壁掛けになる位置で止まる位置にある。垂直掛けストッパー(5h)の位置については、図10−aに示すように、引掛部(1)が垂直掛に掛る位置で止まる位置にある。、また、可動フック(5a)の長さについては、図10−aおよび図10−cに示すように、可動フック(5a)を竿などに引っ掛ける湾曲した部分が、引掛け部(1)の枠体(1a)の外側になるような長さとなっている。
図13〜図15を用いて吊下部(2)の別型で、第4実施形態の吊下部(6)を説明する。
図13に示すように、吊下部(6)は、物干し掛け具を吊るす場合、フックが物干し竿を横滑りすることを緩和するための、フックと物干し竿などの接触面を覆う、フック滑止め(6b)のついた可動フック(6a)と引掛部(1)を垂直・斜め・水平・壁掛けなどの角度するために、可動フック(6a)のストッパーとなる、ストッパーレール部(6c)、物干し掛け具を回転の際、可動フック(6a)を安定させるための、2連フック上部横架部(6d)、2連フック下部横架部(6i)がある。また、本発明の物干し掛け具を回転させる際に、引掛部(1)を垂直に止めるための垂直掛けストッパー(6h)、水平に止めるための水平掛けストッパー(6e)、斜め掛けにする場合の斜め掛けストッパー(6f)、壁掛けにする場合の壁掛けストッパー(6g)および、図15に示すように、可動フック(6a)を(6e)〜(6h)の各ストッパーで止められるストッパー上部回転軸(6j)、ストッパー下部回転軸(6k)、ストッパー挟み(6l)からなる。
また、可動フック(6a)には、前記ストッパー上部回転軸(6j)とストッパー下部回転軸(6k)を反力により挟むストッパー挟み(6l)が具備され、これらがストッパーレール(6c)を挟むことにより、可動フック(6a)がストッパーレール部(6c)上を自由に移動できる。これにより、引掛部(1)を操作することにより、引掛部(1)の角度が変えられる。ただし、本発明の物干し掛け具を、図13−aに示すように、水平掛けのときは、水平掛けストッパー(6e)で止まり、図14−aに示すように、垂直掛けのときは、垂直掛けストッパー(6h)で止まり、図14−bに示す斜め掛けの場合は斜め掛けストッパー(6f)で止まり、図14−cに示す壁掛けのときは、壁掛けストッパー(6g)で止まるようになっている。
引掛け部(1)を操作することにより、ストッパーレール部(6c)を自由に移動できる可動フック(6a)を、所定の位置に止めるために図15−aに示すように、ストッパー上部回転軸(6j)とストッパー下部回転軸(6k)、を反力で挟むストッパー挟み(6l)により、(6e)〜(6h)までの各ストッパー部分を挟み込むことのより、所定の位置でストッパーを止めることができる。図15−bは、ストッパー上部回転軸(6j)とストッパー下部回転軸(6k)が、ストッパーレール部(6c)にある(6e)〜(6h)までの各ストッパー部分を挟み込んだ状態の図であり、図15−cは、ストッパー上部回転軸(6j)とストッパー下部回転軸(6k)が、ストッパーレール部(6c)にある(6e)〜(6h)までの各ストッパー部分以外の部分を移動中の図である。
図13に示すように、吊下部(6)は、物干し掛け具を吊るす場合、フックが物干し竿を横滑りすることを緩和するための、フックと物干し竿などの接触面を覆う、フック滑止め(6b)のついた可動フック(6a)と引掛部(1)を垂直・斜め・水平・壁掛けなどの角度するために、可動フック(6a)のストッパーとなる、ストッパーレール部(6c)、物干し掛け具を回転の際、可動フック(6a)を安定させるための、2連フック上部横架部(6d)、2連フック下部横架部(6i)がある。また、本発明の物干し掛け具を回転させる際に、引掛部(1)を垂直に止めるための垂直掛けストッパー(6h)、水平に止めるための水平掛けストッパー(6e)、斜め掛けにする場合の斜め掛けストッパー(6f)、壁掛けにする場合の壁掛けストッパー(6g)および、図15に示すように、可動フック(6a)を(6e)〜(6h)の各ストッパーで止められるストッパー上部回転軸(6j)、ストッパー下部回転軸(6k)、ストッパー挟み(6l)からなる。
また、可動フック(6a)には、前記ストッパー上部回転軸(6j)とストッパー下部回転軸(6k)を反力により挟むストッパー挟み(6l)が具備され、これらがストッパーレール(6c)を挟むことにより、可動フック(6a)がストッパーレール部(6c)上を自由に移動できる。これにより、引掛部(1)を操作することにより、引掛部(1)の角度が変えられる。ただし、本発明の物干し掛け具を、図13−aに示すように、水平掛けのときは、水平掛けストッパー(6e)で止まり、図14−aに示すように、垂直掛けのときは、垂直掛けストッパー(6h)で止まり、図14−bに示す斜め掛けの場合は斜め掛けストッパー(6f)で止まり、図14−cに示す壁掛けのときは、壁掛けストッパー(6g)で止まるようになっている。
引掛け部(1)を操作することにより、ストッパーレール部(6c)を自由に移動できる可動フック(6a)を、所定の位置に止めるために図15−aに示すように、ストッパー上部回転軸(6j)とストッパー下部回転軸(6k)、を反力で挟むストッパー挟み(6l)により、(6e)〜(6h)までの各ストッパー部分を挟み込むことのより、所定の位置でストッパーを止めることができる。図15−bは、ストッパー上部回転軸(6j)とストッパー下部回転軸(6k)が、ストッパーレール部(6c)にある(6e)〜(6h)までの各ストッパー部分を挟み込んだ状態の図であり、図15−cは、ストッパー上部回転軸(6j)とストッパー下部回転軸(6k)が、ストッパーレール部(6c)にある(6e)〜(6h)までの各ストッパー部分以外の部分を移動中の図である。
吊下部(6)のストッパーレール(6c)に設置される(6e)(6f)(6g)(6h)の各ストッパーの位置について説明する。水平掛けストッパー(6e)の位置については、ストッパーレール(6c)と引掛部(1)の枠体(1a)との取り付け部分から反対側の枠体(1a)との取り付け部分までの中間の位置で、図13−aに示すように、引掛部(1)が水平になる位置にある。斜め掛けストッパー(6f)の位置については、図14−aに示す引掛部(1)の上部のストッパーレール(6c)と引掛部(1)の枠体(1a)との取り付け部分から、水平掛けストッパー(6e)の位置までの概ね1/3程の位置で、引掛部(1)が図14−bに示すように斜めに掛るような位置にある。壁掛けストッパー(6g)の位置については、図14−aに示す引掛部(1)の下部のストッパーレール(6c)と引掛部(1)の枠体(1a)との取り付け部分から、水平掛けストッパー(6e)の位置までの概ね1/3程の位置で、引掛部(1)が図14−cに示すように壁掛けとなるような位置にある。垂直掛けストッパー(6h)の位置については、図14−aに示す引掛部(1)の上部のストッパーレール(6c)と引掛部(1)の枠体(1a)との取り付け部分に近接した位置で、引掛部(1)が図14−aに示すように概ね垂直に掛る位置にある。
図16〜図18を用いて吊下部(2)の別型で、第5実施形態の吊下部(7)を説明する。
図16−aに示すように、吊下部(7)は、物干し掛け具を吊るす場合、フックが物干し竿を横滑りすることを緩和するための、フックと物干し竿などの接触面を覆う、フック滑止め(7b)のついた可動フック(7a)と引掛部(1)を垂直・斜め・水平・壁掛けなどの角度するために、可動フック(7a)を移動させる、ワイヤー(7c)、物干し掛け具を回転の際、可動フック(7a)を安定させるための、2連フック横架部(7d)があり、また、図16−aおよび図18−aに示すように、本発明の物干し掛け具を回転させる際に、引掛部(1)を垂直に止めるための垂直掛けストッパー(7h)、水平に止めるための水平掛けストッパー部(7e)、斜め掛けにする場合の斜め掛けストッパー部(7f)、壁掛けにする場合の壁掛けストッパー付棒状部(7g)および、図18−aおよび図18−bに示すように、可動フック(7a)を(7e)(7f)(7h)の各ストッパーで止められるようにするために、ワイヤー掛軸(7i)、ストッパー回転軸(7j)、ストッパー止め軸(7k)、ストッパー止め軸支持部(7l)、反力部(7m)、ストッパー止め軸(7k)と反力部(7m)を繋げる反力取付部(7o)ならびにストッパー止め軸(7k)に対してワイヤー(7c)がスムーズに動けるように、ストッパー回転軸(7j)を反力部(7m)の反対反力方向に引くことのできるストッパー止め軸引き部(7n)、その他ワイヤー掛け支持軸(7p)からなる。
図16−aに示すように、吊下部(7)は、物干し掛け具を吊るす場合、フックが物干し竿を横滑りすることを緩和するための、フックと物干し竿などの接触面を覆う、フック滑止め(7b)のついた可動フック(7a)と引掛部(1)を垂直・斜め・水平・壁掛けなどの角度するために、可動フック(7a)を移動させる、ワイヤー(7c)、物干し掛け具を回転の際、可動フック(7a)を安定させるための、2連フック横架部(7d)があり、また、図16−aおよび図18−aに示すように、本発明の物干し掛け具を回転させる際に、引掛部(1)を垂直に止めるための垂直掛けストッパー(7h)、水平に止めるための水平掛けストッパー部(7e)、斜め掛けにする場合の斜め掛けストッパー部(7f)、壁掛けにする場合の壁掛けストッパー付棒状部(7g)および、図18−aおよび図18−bに示すように、可動フック(7a)を(7e)(7f)(7h)の各ストッパーで止められるようにするために、ワイヤー掛軸(7i)、ストッパー回転軸(7j)、ストッパー止め軸(7k)、ストッパー止め軸支持部(7l)、反力部(7m)、ストッパー止め軸(7k)と反力部(7m)を繋げる反力取付部(7o)ならびにストッパー止め軸(7k)に対してワイヤー(7c)がスムーズに動けるように、ストッパー回転軸(7j)を反力部(7m)の反対反力方向に引くことのできるストッパー止め軸引き部(7n)、その他ワイヤー掛け支持軸(7p)からなる。
引掛け部(1)を操作することにより、ワイヤー(7c)に固定された可動フック(7a)が、ワイヤー掛軸(7i)とストッパー回転軸(7j)とに掛けられたワイヤー(7c)を介して、引掛け部(1)に対して自由に移動できるため、引掛け部(1)の角度が変えられる。ただし、本発明の物干し掛け具を、図16−aに示すように、水平掛けのときは、水平掛けストッパー(7e)で止まり、図17−aに示すように、垂直掛けのときは、垂直掛けストッパー(7h)で止まり、図17−bに示す斜め掛けの場合は斜め掛けストッパー(7f)で止まり、図17−cに示す壁掛けのときは、壁掛けストッパー付棒状部(7g)で止まるようになっている。また、可動フック(7a)を、所定の位置に止めるために図18−aおよび図18−bに示すように、ストッパー回転軸(7j)とに掛けられたワイヤー(7c)上にある(7e)(7f)(7h)の各ストッパーを、ストッパー止め軸(7k)にかけられた反力部(7m)の反力で挟み込むことにより、また、壁掛けにする場合は壁掛けストッパー付棒状部(7g)がワイヤー掛け支持軸(7p)で止まるため、それぞれ所定の位置でストッパーを止めることができる。。このとき、ストッパー止め軸引き部(7n)を引きながらワイヤー(7c)を動かすと、可動フック(7a)をスムーズ移動させることができる。また、本発明の物干し掛け具の大きさ、重さなどにより、可動フック(7a)の移動がスムーズであれば、ストッパー止め軸引き部(7n)を省略することもできる。
吊下部(7)の可動フック(7a)は図18−aに示すように、ワイヤー(7c)に固定されている。また、可動フック(7a)が固定されたワイヤー(7c)は、図18−aに示すようにストッパー回転軸(7j)とワイヤー掛軸(7i)を内側として、輪状となっており、このワイヤー(7c)が自由に動きかつ所定の位置で止められることのより、可動フック(7a)が所定の位置で止められて、引掛部(1)が所定の角度で止められるようになっている。また、ワイヤー(7c)の輪状にするための結び目部分は、この輪状のワイヤー(7c)の動きに支障のない位置となっている。
吊下部(7)の可動フック(7a)は図18−aに示すように、ワイヤー(7c)に固定されている。また、可動フック(7a)が固定されたワイヤー(7c)は、図18−aに示すようにストッパー回転軸(7j)とワイヤー掛軸(7i)を内側として、輪状となっており、このワイヤー(7c)が自由に動きかつ所定の位置で止められることのより、可動フック(7a)が所定の位置で止められて、引掛部(1)が所定の角度で止められるようになっている。また、ワイヤー(7c)の輪状にするための結び目部分は、この輪状のワイヤー(7c)の動きに支障のない位置となっている。
つぎに、吊下部(7)のワイヤー(7c)に設置される(7e)(7f)(7h)の各フック止めの位置と壁掛けストッパー付棒状部(7g)の位置について説明する。図18−aに示すように、本発明の物干し掛け具を、物干竿などに水平に掛けた場合、ワイヤー(7c)と壁掛けストッパー付棒状部(7g)および(7e)(7f)(7h)の各フック止めを含むワイヤー状部分全体は、可動フック(7a)がワイヤー(7c)に固定されている点を頂点として、ワイヤー掛軸(7i)とストッパー回転軸(7j)をそれぞれ三角形の底辺の端部とした三角形状になる。このときに、ワイヤー状部分全体のうちストッパー回転軸(7j)と接する部分が水平掛けストッパー部(7e)の位置となる。斜め掛けストッパー部(7f)の位置については、前記水平掛けストッパー部(7e)の位置と可動フック(7a)がワイヤー(7c)に固定されている点との概ね中間の位置とであり(図18−a参照)、引掛部(1)が図17−bに示すように斜めに掛る位置となる。垂直掛けストッパー(7h)の位置については、前記斜め掛けストッパー部(7f)の位置と可動フック(7a)がワイヤー(7c)に固定されている点との概ね中間の位置となり(図18−a参照)、引掛部(1)が図17−aに示すように概ね垂直に掛る位置となる。壁掛けストッパー付棒状部(7g)の位置については、前記ワイヤー状部分全体の三角形状のうち、ワイヤー掛軸(7i)の位置と可動フック(7a)がワイヤー(7c)に固定されている点との概ね中間の位置から可動フック(7a)よりに、可動フック(7a)がワイヤー(7c)に固定されている点までの部分となり(図18−a参照)、引掛部(1)が図17−cに示すように壁掛けに掛る位置となる。
(1)引掛部、(1a)枠体、(1b)格子部、(2)吊下部、(2a)可動フック、(2b)フック滑止め、(2c)ワイヤー、(2d)棒状部、(2e)水平掛けフック止め、(2f)斜め掛けフック止め、(2g)壁掛けフック止め、(2h)垂直掛けフック止め、(2i)取付部、(3)ピンチ部、(3a)ピンチ、(3b)ピンチ取付部、(4)吊下部、(4a)可動フック、(4b)フック滑止め、(4c)ワイヤー、(4d)棒状部、(4e)水平掛けフック止め、(4f)斜め掛けフック止め、(4g)壁掛けフック止め、(4h)垂直掛けフック止め、(4i)取付部、(4j)ストッパー上部回転軸、(4k)ストッパー下部回転軸、(4l)ストッパー挟み、(5)吊下部、(5a)可動フック、(5b)フック滑止め、(5c)ストッパー部、(5d)2連フック上部横架部、(5e)水平掛けストッパー、(5f)斜め掛けストッパー、(5g)壁掛けストッパー、(5h)垂直掛けストッパー、(5i)2連フック下部横架部、(5j)ストッパー回転軸、(5k)ストッパー止め具、(5l)ストッパー止め具支持部、(5m)反力部、(5n)ストッパー止め具引き部、(5o)ストッパー取付部、(5p)反力取付部、(6)吊下部、(6a)可動フック、(6b)フック滑止め、(6c)ストッパーレール部、(6d)2連フック上部横架部、(6e)水平掛けストッパー、(6f)斜め掛けストッパー、(6g)壁掛けストッパー、(6h)垂直掛けストッパー、(6i)2連フック下部横架部、(6j)ストッパー上部回転軸、(6k)ストッパー下部回転軸、(6l)ストッパー挟み、(7)吊下部、(7a)可動フック、(7b)フック滑止め、(7c)ワイヤー、(7d)2連フック横架部、(7e)水平掛けストッパー、(7f)斜め掛けストッパー、(7g)壁掛けストッパー付棒状部、(7h)垂直掛けストッパー、(7i)ワイヤー掛軸、(7j)ストッパー回転軸、(7k)ストッパー止め軸、(7l)ストッパー止め軸支持部、(7m)反力部、(7n)ストッパー止め軸引き部、(7o)反力取付部、(7p)ワイヤー掛け支持軸。
Claims (5)
- 枠体(1a)と物干しなどを任意の位置につるすことのできる格子部(1b)からなる引掛部(1)と、引掛部(1)を竿などに吊るすための、可動フック(2a)、フック滑止め(2b)、ワイヤー(2c)、棒状部(2d)、水平掛けフック止め(2e)、斜め掛フック止め(2f)、壁掛けフック止め(2g)、垂直掛けフック止め(2h)、枠体(1a)とワイヤー(2c)をつなぐ取付部(2i)からなる吊下部(2)および、ピンチ(3a)と格子部(1b)を結ぶピンチ取付部(3b)からなるピンチ部(3)からなり、洗濯物などをつるしたままでも、可動フック(2a)を簡単に移動して、引掛け部(1)を水平・垂直・斜め・壁掛けなどにすることを可能にし、ピンチ部(3)の位置を洗濯物などに合わせて掛けられることを特徴とする物干し掛け具。
- 枠体(1a)と物干しなどを任意の位置につるすことのできる格子部(1b)からなる引掛部(1)と、引掛部(1)を竿などに吊るすための、可動フック(4a)、フック滑止め(4b)、ワイヤー(4c)、棒状部(4d)、水平掛けフック止め(4e)、斜め掛けフック止め(4f)、壁掛けフック止め(4g)、垂直掛けフック止め(4h)、枠体(1a)とワイヤー(4c)をつなぐ取付部(4i)、ストッパー上部回転軸(4j)、ストッパー下部回転軸(4k)、ストッパー挟み(4l)からなる吊下部(4)および、ピンチ(3a)と格子部(1b)を結ぶピンチ取付部(3b)からなるピンチ部(3)からなり、洗濯物などをつるしたままでも、可動フック(4a)を簡単に移動して、引掛け部(1)を水平・垂直・斜め・壁掛けなどにすることを可能にしたことを特徴とする請求項1記載の物干し掛け具。
- 枠体(1a)と物干しなどを任意の位置につるすことのできる格子部(1b)からなる引掛部(1)と、引掛部(1)を竿などに吊るすための、可動フック(5a)、フック滑止め(4b)、ストッパー(5c)、2連フック上部横架部(5d)、水平掛けストッパー(5e)、斜め掛けストッパー(5f)、壁掛けストッパー(5g)、垂直掛けストッパー(5h)、2連フック下部横架部(5i)、ストッパー回転軸(5j)、ストッパー止め具(5k)、ストッパー止め具支持部(5l)、反力部(5m)、ストッパー止め具引き部(5n)、ストッパー取付部(7o)、反力取付部(7p)からなる吊下部(5)および、ピンチ(3a)と格子部(1b)を結ぶピンチ取付部(3b)からなるピンチ部(3)からなり、洗濯物などをつるしたままでも、可動フック(5a)を簡単に移動して、引掛け部(1)を水平・垂直・斜め・壁掛けなどにすることを可能にしたことを特徴とする請求項1記載の物干し掛け具。
- 枠体(1a)と物干しなどを任意の位置につるすことのできる格子部(1b)からなる引掛部(1)と、引掛部(1)を竿などに吊るすための、可動フック(6a)、フック滑止め(5b)、ストッパーレール部(6c)、2連フック上部横架部(6d)、水平掛けストッパー部(6e)、斜め掛けストッパー部(6f)、壁掛けストッパー部(6g)、垂直掛けストッパー(6h)、2連フック下部横架部(6i)、ストッパー上部回転軸(6j)、ストッパー下部回転軸(6k)、ストッパー挟み(6l)からなる吊下部(6)および、ピンチ(3a)と格子部(1b)を結ぶピンチ取付部(3b)からなり、洗濯物などをつるしたままでも、可動フック(6a)を簡単に移動して、引掛け部(1)を水平・垂直・斜め・壁掛けなどにすることを可能にしたことを特徴とする請求項1記載の物干し掛け具。
- 枠体(1a)と物干しなどを任意の位置につるすことのできる格子部(1b)からなる引掛部(1)と、引掛部(1)を竿などに吊るすための、可動フック(7a)、フック滑止め(7b)、ワイヤー(7c)、2連フック横架部(7d)、水平掛けストッパー(7e)、斜め掛けストッパー(7f)、壁掛けストッパー(7g)、垂直掛けストッパー(7h)、ワイヤー掛軸(7i)、ストッパー回転軸(7j)、ストッパー止め軸(7k)、ストッパー止め軸支持部(7l)、反力部(7m)、ストッパー止め軸引き部(7n)、反力取付部(7o)、ワイヤー掛け支持軸(7p)からなる吊下部(7)および、ピンチ(3a)と格子部(1b)を結ぶピンチ取付部(3b)からなり、洗濯物などをつるしたままでも、可動フック(7a)を簡単に移動して、引掛け部(1)を水平・垂直・斜め・壁掛けなどにすることを可能にしたことを特徴とする請求項1記載の物干し掛け具。
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2009
- 2009-08-19 JP JP2009207495A patent/JP2011041774A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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