JP2011041745A - 洗濯機用脚カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】かさ上げ脚を用いて洗濯機をかさ上げした場合にも、洗濯機の底面から内部に手などが容易に入らないようにする。
【解決手段】洗濯機の底面隅部の脚が載置される各かさ上げ脚2の間に架け渡されて、当該かさ上げ脚間の空間を塞ぐ脚カバー4において、かさ上げ脚2の高さdとほぼ同じ高さeを有してかさ上げ脚2間を塞ぐ垂直面部40と、該垂直面部の上端に接続された水平面部41とを設け、水平面部の幅cを、その幅方向Kにおけるかさ上げ脚2の設置面20の最長長さaと洗濯機の脚15の外径bとの差よりも大きく設定する(c>a−b)。
【選択図】図5

Description

本発明は、洗濯機を載置してかさ上げ(即ち、洗濯機本体を持ち上げた状態に設置)するために用いられるかさ上げ脚に取り付けられて、当該かさ上げ脚間の空間を塞ぐための洗濯機用脚カバーに関するものである。
一般に、洗濯機は家屋の床面やベランダ等に直接載置されるか、あるいは防水パン上に載置され、使用されている。かかる洗濯機の設置に際し、かさ上げ脚を用いて、洗濯機本体を持ち上げた状態に設置することが求められる場合がある。
例えば、防水パンの排水口が洗濯機の真下に位置する場合、洗濯機の排水ホースを排水口に接続するために、洗濯機の底面と床面との間に隙間を確保しなければならない。そのため、洗濯機の各隅部に対応させてかさ上げ脚を設置し、各かさ上げ脚に洗濯機の底面隅部の脚を載置することで、洗濯機をかさ上げして上記隙間を確保するようにしている。このように設置することで、洗濯機の真下に排水口があるような狭い設置場所でも、排水ホースを排水口に接続することができ、使用することが可能となる。
洗濯機のかさ上げに関する技術として、下記特許文献1には、矩形状の枠体の内側部に、洗濯機の脚を載置する載置部を枠体の上側に位置させて設け、枠体の側面部に洗濯機の排水ホースを通すことができる挿通部を形成した洗濯機用置き台が開示されている。上記枠体は、骨組みとカバーとから中空のボックス状に形成されており、カバーによって骨組みの前後左右の各面を覆うように構成されている。
特許第3641568号公報
上記のように洗濯機の各隅部の脚に対応させてかさ上げ脚を設置した場合、かさ上げ脚の高さが高くなるほど、排水ホースを排水口に接続しやすく洗濯機の設置性はよくなる。しかしながら、その反面、床面と洗濯機の底面との間の隙間が大きくなって、洗濯機の底面の開口部から内部に手を入れることが容易となり、怪我や感電のおそれがある。そのため、手が入らないように隙間を塞ぐ必要があるが、かさ上げ脚と洗濯機の設置位置は、設置作業のバラツキや洗濯機の種類などにより、必ずしも一意的には決まらないので、該隙間を塞ぐことは容易ではない。
該隙間を塞ぐ方策として、各かさ上げ脚の間にカバーを架け渡して、該カバーによりかさ上げ脚間の空間を覆うことが考えられる。しかしながら、このようなカバーとして、垂直面のみで構成されたカバーを用いた場合、上記のようにかさ上げ脚と洗濯機の設置位置が必ずしも一意的には決まらないことから、カバーの内側に洗濯機本体との間で上方に開口する隙間が生じ、その場合、カバーの内側に手を入れられるおそれがある。
なお、上記特許文献1には、垂直面からなるカバーの上縁部に折返し部を設ける点が開示されているが、この折返し部はカバーを骨組みに掛けるために設けられたものにすぎない。また、該折返し部のような僅かに張り出す水平面では、同文献のような枠体を備えた置き台の場合とは異なり、洗濯機の四隅にそれぞれ設置されるかさ上げ脚を用いる場合には、かさ上げ脚と洗濯機との設置位置のバラツキのため、上記隙間を完全に塞ぐことはできない。
本発明は、以上の点に鑑み、かさ上げ脚を用いて洗濯機をかさ上げした場合にも、洗濯機の底面から内部に手などが容易に入らないようにすることができる洗濯機用脚カバーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る洗濯機用脚カバーは、洗濯機の底面隅部の脚が載置される各かさ上げ脚の間に架け渡されて、当該かさ上げ脚間の空間を塞ぐ脚カバーであって、前記かさ上げ脚の高さとほぼ同じ高さを有して前記かさ上げ脚間を塞ぐ垂直面部と、前記垂直面部の上端に接続された水平面部とを備え、前記水平面部の幅が、当該幅方向における前記かさ上げ脚の設置面の最長長さと前記洗濯機の脚の外径との差よりも大きく設定されたことを特徴とするものである。
本発明に係る洗濯機用脚カバーであると、垂直面部とともに所定幅の水平面部を有するので、かさ上げ脚と洗濯機の設置位置にバラツキがあっても、床面と洗濯機の底面との間の隙間に容易に手などが入らないようにすることができる。
洗濯機及びその設置部の分解斜視図である。 同上の洗濯機の設置時における下部側を拡大して示す側面図である。 実施形態に係る洗濯機用脚カバーをかさ上げ脚に組み付けた状態を示す斜視図である。 同上の脚カバーをかさ上げ脚に組み付けた状態を示す平面図である。 (A)は同上の脚カバーとかさ上げ脚との組み付け状態を示す要部拡大平面図であり、(B)はその側面図であり、(C)は(B)のX−X線断面図である。 同上の脚カバーをかさ上げ脚に組み付けた状態を示す要部拡大断面図である。 図6の分解図である。 同上の脚カバーの斜視図である。 同上の脚カバーを平板状に展開した状態を示す平面図である。 他の実施形態に係る洗濯機用脚カバーの要部拡大斜視図である。 図10の脚カバーを平板状に展開した状態を示す要部拡大平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
まず、図1,2を参照して前提となる洗濯機1とそのかさ上げのためのかさ上げ脚2について説明する。この例では、洗濯機1は、横軸周りに回転可能に配設したドラムと、該ドラムを収容する水槽を内部に備えたドラム式洗濯機であり、前面に洗濯物出入口10と、該出入口10を開閉する扉11と、運転を操作するための操作パネル12とが設けられている。
洗濯機1の側面部の下部には、排水ホース接続口13が設けられ、この接続口13に排水ホース14を取り外し可能に接続するように構成されている。また、洗濯機1の矩形状をなす底面の各隅部(即ち、4つの隅部)には、突出量調整可能な脚15がそれぞれ設けられており、これによって、洗濯機1の高さを微調整し、水平度が調整できるようになっている。
この洗濯機1を設置する防水パン3は、洗濯機1の真下に排水口30を有するものであり、排水口30に排水ホース14を接続するために、かさ上げ脚2が用いられている。かさ上げ脚2は、洗濯機1の四隅の脚15がそれぞれ載置されるように、防水パン3の四隅にそれぞれ、合計4つ設けられている。4つのかさ上げ脚2は、同じ形状及び大きさを持つ同一部材であり、その底面に貼り付けられた粘着層等を介して、洗濯機1を設置する設置部の床面31に固定されるよう構成されている。
このようにかさ上げ脚2に洗濯機1の脚15を載せて設置することにより、図2に示すように、防水パン3の床面31と洗濯機1の底面16との間に隙間が確保されるので、この隙間を利用することにより排水ホース14を排水口30に接続することができる。そして、本実施形態では、この隙間から洗濯機1の底面16側に手が入らないようにするため、図3,4に示すように、洗濯機用脚カバー4(以下、脚カバーという。)が用いられている。
脚カバー4は、洗濯機1の四隅にそれぞれ設けられた各かさ上げ脚2,2の間に着脱可能に架け渡されて、当該かさ上げ脚2,2間の空間を塞ぐ部材であり、洗濯機1の底面16の四辺に対応させて4つが取り付けられている。4つの脚カバー4は、この例では、同じ形状及び大きさを持つ同一部材であり、部品の共通化が図られている。
脚カバー4は、床面31に垂直な壁状をなす垂直面部40と、垂直面部40の上端に接続されて床面31に平行な壁状をなす水平面部41とを備えてなる。
図5(A)に示すように、水平面部41は、脚カバー4の架け渡し方向Lに細長い矩形状をなし、架け渡し方向Lに垂直な幅方向Kにおいて、水平面部41の幅(c)が、かさ上げ脚2の設置面20の最長長さ(a)と洗濯機1の脚15の外径(b)との差よりも大きく設定されている(即ち、c>(a−b))。
ここで、かさ上げ脚2の設置面20とは、洗濯機1の脚15が載置されるかさ上げ脚2の上面である。かさ上げ脚2は、平面視矩形状をなしており、従って設置面20も矩形状をなし、この例では、四辺の長さが等しい正方形状をなしている。また、図3に示すように、設置面20には、防振ゴムシート21が設けられており、このゴムシート21上に洗濯機1の脚15が載せられるようになっている。設置面20の最長長さ(a)は、上記幅方向Kにおける最長長さであり、この例では設置面20が正方形状であるため、最長長さ(a)は設置面20の一辺の長さである。一方、洗濯機1の脚15は、円柱状をなしており、その外径(b)とは、より詳細には、かさ上げ脚2の設置面20に載せる底面部での外径である。
図5(B)に示すように、垂直面部40は、脚カバー4の架け渡し方向Lに細長い矩形状をなし、該架け渡し方向Lの全体にわたってかさ上げ脚2の高さ(d)とほぼ同じ高さ(e)を有して一対のかさ上げ脚2,2間を塞ぐよう構成されている。垂直面部40は、この例では、水平面部41の幅方向外側縁41Aから下方に延設された外側の垂直面部40Aと、水平面部41の幅方向内側縁41Bから下方に延設された内側の垂直面部40Bとよりなり(図3参照)、図5(C)に示すように架け渡し方向Lに垂直な断面がコの字状に形成されている。
外側の垂直面部40Aと内側の垂直面部40Bは、上記架け渡し方向Lにおいて同じ長さに形成されており、かつ、これら外側と内側の垂直面部40A,40Bの両端には、かさ上げ脚2の側面部22と係合して固定するための下側係合部42がそれぞれ設けられている。
より詳細には、図6,8に示すように、脚カバー4のかさ上げ脚2に対する固定手段は、外側及び内側の垂直面部40A,40Bの両端に設けられた内外一対の下側係合部42,42と、水平面部41の両端に設けられた上側係合部43とからなる。下側係合部42は、かさ上げ脚2の側面部22に対して下側から係合する係合部であり、上側係合部43は、かさ上げ脚2の側面部22に対して上側から係合する係合部である。
かさ上げ脚2は、洗濯機1の荷重を支える平面視矩形状の本体胴部24と、その周りを全周にわたって所定の間隔をおいて取り囲む平面視矩形状の側面部22とを備えてなり、側面部22の下部裏側には、脚カバー4の下側係合部42を受け入れる下向きに開かれた受入凹所25が本体胴部24との間で形成されている。かさ上げ脚2の上面は、上記ゴムシート21を設置するために凹形状に形成されることで収納凹部26が設けられており、上記側面部22の上端部が外周リブ27としてその内側に該収納凹部26を形成している。また、かさ上げ脚2の上面には、外周リブ27の内周に沿って僅かに凹んだ凹溝28が全周にわたって形成されている。
脚カバー4の下側係合部42は、図8に示すように、垂直面部40A,40Bの架け渡し方向Lにおける両端の下端部から外向きに突出し、更に上方に突出した鉤状をなしており、図6,7に示すように、上記脚カバー4の受入凹所25に対して下側から差し込まれることで係合固定される。一方、脚カバー4の上側係合部43は、水平面部41の架け渡し方向Lにおける両端からその全幅にわたって下方に折曲形成され、更にその先端部43Aが外向きに折曲した形状をなしている。そして、折曲変形可能な上側係合部43を折り曲げながら、かさ上げ脚2の外周リブ27に引っ掛けるように固定し、ゴムシート21を収納凹部26にセットすることで、上側係合部43は係合固定される。より詳細には、図7に示すように、外周リブ27に対してその上側から上側係合部43を被せ、先端部43Aを上記凹溝28に嵌め込むことにより、上側係合部43はかさ上げ脚2の側面部22に仮固定され、更にゴムシート21を収納凹部26にセットすることで、ゴムシート21と外周リブ27との間で上側係合部43が挟持されて、よりしっかりと固定される。以上により、図6に示すように、脚カバー4は、かさ上げ脚2の側面部22を上下両側から挟み込むようにして係合固定される。
脚カバー4は、図8に示すように、水平面部41の中心を通る鉛直線Pを対称軸として180°回転対称に形成されている。従って、上述した下側係合部42と上側係合部43は、ともに架け渡し方向Lの両端で同一形状に形成されており、両端のどちら側からでもかさ上げ脚2の側面部22に取り付け固定できるようになっている。
図9に示すように、脚カバー4は、平板状に展開可能であって、折り曲げにより垂直面部40と水平面部41を備えたカバー形状に形成されるよう構成されている。詳細には、脚カバー4は、発泡ポリプロピレン(PP)等の樹脂製の平板を、プレス加工等によって、図9に示す展開形状を持ち、かつ、鎖線部に折り目となる切込みや薄肉形状等のセルフヒンジを設けて形成する。そのため、鎖線部のセルフヒンジを折り曲げることにより、図8に示すカバー形状を持つ脚カバー4を、手で簡単に形成することができる。また、上側係合部43が該セルフヒンジの折り目によって折曲変形可能に形成されているので、かさ上げ脚2の側面部22を上下両側から挟み込むようにして係合固定することが可能となる。
以上よりなる本実施形態の脚カバー4であると、垂直面部40とともに所定幅の水平面部41を有するので、かさ上げ脚2の設置面20内において洗濯機1の脚15が収まる範囲内で洗濯機1の設置位置が変わったとしても、外側の垂直面部40Aで洗濯機1の底面16と床面31との間の隙間は塞がれ、水平面部41によって垂直面部40Aよりも内側の空間は塞がれるので、洗濯機1の底面16に触れることはできない。
詳細には、脚カバー4の水平面部41を、上記c>(a−b)なる関係を満足する幅広に設定することで、かさ上げ脚2の設置面20の範囲内で洗濯機1の脚15がずれて載置されても、また、脚カバー4をかさ上げ脚2の側面部22に対し幅方向Kにおいてどのような位置に取り付けたとしても、水平面部41と脚15とには幅方向Kで重なり代が確保される。洗濯機1の脚15は、洗濯機1の四隅において、洗濯機本体の底部寄りの側面(正面、背面及び左右側面)17に近接してその内側に配されている(図4参照)。そのため、水平面部41と脚15とに幅方向Kで重なり代を確保しておくことにより、洗濯機本体の側面17が水平面部41の幅方向内側縁41Bよりも内側に位置することはなくなる。よって、仮に、図3,4に示すように、洗濯機1の奥行き寸法が小さくて洗濯機本体の側面(詳細には正面及び背面)17が外側の垂直面部40Aよりも内側に配置されたとしても、該外側の垂直面部40Aよりも内側の空間は水平面部41より塞がれるので、洗濯機1の底面16の開口部18に手が入れられることを確実に防止することができる。
また、このように脚カバー4の水平面部41が広幅であることから、1種類の脚カバーで種々の洗濯機に対して用いることができ、部品の共通化によるコスト低減を図ることができる。
また、脚カバー4が、外側の垂直面部40Aと内側の垂直面部40Bとを備えた断面コの字状をなすので、脚カバー4の強度が向上し、洗濯機1の運転時の振動などによるビビリ音の発生を抑えることができる。
また、同じ長さの外側と内側の垂直面部40A,40Bの両端に、かさ上げ脚2の側面部22との固定手段としての係合部42をそれぞれ設けたので、かさ上げ脚2の側面部22に対して傾くことなく垂直に脚カバー4を固定することができる。そのため、図4に示すように、4つのかさ上げ脚2と4つの脚カバー4が矩形状に組み立てられ、特にこの例では、縦横方向ともに一定の距離で正方形状に整然と固定されるので、設置が容易となる。
また、上下の係合部42,43を設けて、かさ上げ脚2の側面部22を上下両側から挟み込むようにして係合固定したので、ネジなどの固定手段を用いなくても脚カバー4をしっかりとかさ上げ脚2に固定することができる。よって、脚カバー4が外れたりすることがなくなり、また設置も容易になる。
また、脚カバー4は左右対称形状、すなわち回転対称に形成されたので、どちら向きでも取り付けることができ、従って取り付け方向を間違えるということがないので、設置が容易となる。仮に取り付け方向に指定がある場合において、かさ上げ脚と脚カバーの設置を行い、更に洗濯機を設置した後に、取り付け方向の誤りが判明した場合、再度設置し直すために洗濯機の上げ下ろし作業が必要となって重労働となるが、このような不具合を解消することができる。
また、脚カバー4は、各かさ上げ脚2,2間の隙間を覆う大きさが必要があり、カバー形状のまま4個を収納するためには相当大きなスペースを要するが、上記実施形態のように平板状に展開可能とすることにより、販売時には展開形状として4枚重ねて収納することができ、省スペースが図られる。また逆に、不要な脚カバー4は、手で簡単に平板状に展開することができるので、場所をとらずに保管することができ、かさばることもない。
図10,11は、他の実施形態に係る脚カバー4Aを示したものである。この例では、下側係合部42を立体状に形成した点で、上記実施形態のものと相違する。
すなわち、この例では、下側係合部42は、垂直面部40の架け渡し方向Lにおける両端の下端部から外向きに突出した突出片を幅方向Kの内側で平面視矩形状に折り返すことにより、所定の幅を持つ係合部として形成されている。詳細には、下側係合部42は、垂直面部40から架け渡し方向Lの外方側に突設された突片部50と、該突片部50の先端から幅方向Kの内向きに垂直に折曲形成されてかさ上げ脚2の本体胴部23に当接配置される当接片部51と、該当接片部51の幅方向Kの内端から架け渡し方向Lの内向きに垂直に折曲形成された折返し片部52と、該折返し片部52の先端から幅方向Kの外向きに垂直に折曲形成されて垂直面部40に係合固定される係合片部53とを備えてなる。
当接片部51と折返し片部52との角部に、かさ上げ脚2の受入凹所25に嵌合固定される係合突部54が、上方に突出させて設けられている。また、係合片部53の先端部には、所定高さでスリット55が設けられており、垂直面部40に設けられたスリット56との嵌合により、係合片部53が垂直面部40に固定されるように構成されている。
このように下側係合部42を立体的に形成して幅を持たせることにより、上側係合部43が水平面部41に対応した幅を持つことと相俟って、脚カバー4をかさ上げ脚2の側面部22に安定して固定することができ、かさ上げ脚2及び脚カバー4の設置をより容易にすることができる。その他の構成及び作用効果は上述した先の実施形態と同様であり、説明は省略する。
なお、以上の実施形態では、外側と内側の双方に垂直面部40A,40Bを設けたが、垂直面部40は、内側と外側のいずれか一方のみに設けてもよい。垂直面部40を1つで形成する場合、水平面部41の幅方向外側縁41Aにつながる外側の垂直面部40Aで形成することが見栄えの点で好ましいが、内側の垂直面部40Bのみで形成してもよい。また、垂直面部40は、水平面部41とつながっていれば、例えば、水平面部41の幅方向Kの中央部から下方に延びるものであってもよく、幅方向Kの端部から延びるものには限定されない。
また、脚カバー4に設ける係合部42,43は、上記実施形態の形状に限定されるものではなく、かさ上げ脚2の側面部22に係合固定されるものであれば、その形状は問わない。
更に、上記実施形態では脚カバー4を洗濯機1の底面16の四辺の全てに対応させて設けたが、例えば、洗濯機1の前面と左右両側面のみに脚カバー4を取り付けるようにしてもよく、四辺の全てに取り付ける場合には限定されない。また、上記実施形態では、ドラム式洗濯機について説明したが、タテ型の洗濯機にも同様に適用することができる。その他、一々列挙しないが、本発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の変更が可能である。
1…洗濯機 15…洗濯機の脚 16…洗濯機の底面
2…かさ上げ脚 20…設置面 22…側面部
4,4A…脚カバー 40…垂直面部 40A…外側の垂直面部
40B…内側の垂直面部 41…水平面部 41A…幅方向外方縁
41B…幅方向内側縁 42…下側係合部 43…上側係合部
L…架け渡し方向 K…幅方向 P…水平面部の中心を通る鉛直線
a…設置面の最長長さ b…洗濯機の脚の外径 c…水平面部の幅
d…かさ上げ脚の高さ e…垂直面部の高さ

Claims (6)

  1. 洗濯機の底面隅部の脚が載置される各かさ上げ脚の間に架け渡されて、当該かさ上げ脚間の空間を塞ぐ洗濯機用脚カバーであって、
    前記かさ上げ脚の高さとほぼ同じ高さを有して前記かさ上げ脚間を塞ぐ垂直面部と、前記垂直面部の上端に接続された水平面部とを備え、前記水平面部の幅が、当該幅方向における前記かさ上げ脚の設置面の最長長さと前記洗濯機の脚の外径との差よりも大きく設定されたことを特徴とする洗濯機用脚カバー。
  2. 前記垂直面部が、前記水平面部の幅方向外側縁から下方に延設された外側の垂直面部と、前記水平面部の幅方向内側縁から下方に延設された内側の垂直面部とよりなることを特徴とする請求項1記載の洗濯機用脚カバー。
  3. 前記外側の垂直面部と前記内側の垂直面部が、前記脚カバーの架け渡し方向において同じ長さに形成され、かつ、これら外側と内側の垂直面部の両端に、平面視矩形状の前記かさ上げ脚における側面部と係合して固定するための係合部が設けられたことを特徴とする請求項2記載の洗濯機用脚カバー。
  4. 前記かさ上げ脚に対する固定手段が、前記外側及び内側の垂直面部の両端に設けられて前記かさ上げ脚の側面部に対して下側から係合する下側係合部と、前記水平面部の両端に設けられて前記かさ上げ脚の側面部に対して上側から係合する上側係合部とを含むことを特徴とする請求項3記載の洗濯機用脚カバー。
  5. 前記水平面部の中心を通る鉛直線を対称軸として180°回転対称に形成された請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯機用脚カバー。
  6. 平板状に展開可能であって、折り曲げにより前記垂直面部と前記水平面部を備えたカバー形状に形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗濯機用脚カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110453458A (zh) * 2019-08-29 2019-11-15 南京创维家用电器有限公司 一种洗衣机用地台装置

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