JP2011039589A - 復元制御装置、復元制御方法、コンピュータ可読記憶媒体、及び、復元制御プログラム - Google Patents

復元制御装置、復元制御方法、コンピュータ可読記憶媒体、及び、復元制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】復元先の記憶装置のデータを維持できる復元制御装置を提供する。
【解決手段】記憶装置内のデータ格納状態を、バックアップデータに基づいてバックアップ状態に復元するための処理を行う復元制御装置であって、復元処理中に、バックアップデータの復元位置に相当する前記記憶装置内の記憶領域に他のデータが格納されているか否かを判定する判定部と、前記判定部によって前記記憶領域に他のデータが格納されていないと判定された場合には前記バックアップデータを当該記憶領域に格納し、前記判定部によって前記記憶領域に他のデータが格納されていると判定された場合には前記バックアップデータと前記他のデータとの一方が前記記憶領域に格納され、かつ、前記バックアップデータと前記他のデータの他方が前記記憶装置内の未使用状態の他の記憶領域に格納された状態にする制御部とを含む復元制御装置とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、復元制御装置、復元制御方法、復元制御プログラムを格納する記憶媒体、及び、復元制御プログラムに関する。
ディスクのデータのバックアップ機能として、ファイルシステムで使用中のセクタのデータのみをバックアップするイメージバックアップ機能がある。このイメージバックアップ機能でバックアップされたデータをディスクにリストアする際、バックアップされたデータがディスクに戻される。
イメージバックアップ機能でバックアップされたデータをディスクにリストアする際、バックアップ時と同じ順番で、バックアップ時とディスク上の同じ位置に、データをそのまま書き込むことが一般的である。従って、リストア前に、リストア先のディスク上に存在していたファイルシステムは、リストアする際に、上書きされる。
図1は、バックアップ及びリストアの例を示す図である。図1の例では、ディスク10のデータが、ディスク30にリストアされる。
図1のように、ディスク10には、データ1−5が格納されている。また、ディスク10は、データが格納されていない未使用領域を有している。イメージバックアップ機能によるバックアップの際、ディスク10のデータ1−5がディスク20にバックアップイメージファイルとして復元される。このとき、ディスク10の未使用領域は、復元されない。ディスク20のバックアップイメージファイルをディスク30にリストアする際、バックアップ時とディスク上の同じ位置に、データ1−5がディスク30に書き込まれる。リストア前に、ディスク30に格納されていたデータは、リストアの際に上書きされる。その後、バックアップデータを復元した後で、リストア先のディスクのファイルシステムが起動できるかなどの動作確認が実施される。
特開平11−15604号公報 特開平6−60075号公報
しかし、上述した従来技術では、リストアを開始するとリストア先のデータが上書きされるため、リストア処理を中断した場合は、リストア実行前の状態に戻すことが困難である。また、リストア先のディスクにリストア前に存在したファイルシステムはリストアによって上書きされているため、上述した動作確認で問題が検出された場合でも、リストア先のディスクにリストア前に存在したファイルシステムに戻すことは困難である。
開示の装置は、復元先の記憶装置のデータを維持できる復元処理をすることを目的とする。
開示の復元制御装置の態様の1つは、
記憶装置内のデータ格納状態を、バックアップデータに基づいてバックアップ状態に復元するための処理を行う復元制御装置であって、
復元処理中に、バックアップデータの復元位置に相当する前記記憶装置内の記憶領域に他のデータが格納されているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記記憶領域に他のデータが格納されていないと判定された場合には前記バックアップデータを当該記憶領域に格納し、前記判定部によって前記記憶領域に他のデータが格納されていると判定された場合には前記バックアップデータと前記他のデータとの一方が前記記憶領域に格納され、かつ、前記バックアップデータと前記他のデータの他方が前記記憶装置内の未使用状態の他の記憶領域に格納された状態にする制御部とを含む復元制御装置とする。
開示の態様の1つによれば、復元先の記憶装置のデータを維持できる復元処理をすることができる。
図1は、バックアップ及びリストアの例を示す図である。 図2は、復元制御装置100の構成例を示す図である。 図3は、復元制御装置300の構成例を示す図である。 図4は、バックアップ元の記憶装置の例を示す図である。 図5は、復元制御装置の動作フローの例を示す図である。 図6は、復元制御装置のファイルデータ書き込みの動作フローの例を示す図である。 図7は、復元制御装置の管理情報書き込みの動作フローの例(1)を示す図である。 図8は、復元制御装置の管理情報書き込みの動作フローの例(2)を示す図である。 図9は、復元制御装置の終了処理の動作フローの例を示す図である。 図10は、復元制御処理前の記憶装置600の使用状態の例を示す図である。 図11は、復元処理前の記憶装置600の例を示す図である。 図12は、一次記憶部310に格納される使用状態情報テーブル313の例を示す図である。 図13は、ファイルシステム管理データ311に含まれる第2管理情報テーブルの例を示す図である。 図14は、ファイルシステム管理データ311に含まれる第2管理情報テーブルの例を示す図である。 図15は、ファイルシステム管理データ311に含まれる第2管理情報テーブルの例を示す図である。 図16は、記憶装置600の第2管理情報テーブルの例を示す図である。 図17は、ステップS66の後の記憶装置600の使用状態の例を示す図である。 図18は、ステップS66の後の記憶装置600の例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明は、開示の実施形態の構成に限定されない。
〔実施形態1〕
(構成例)
図2は、復元制御装置の構成例を示す図である。復元制御装置100は、記憶装置220内のデータ格納状態を、バックアップデータに基づいてバックアップ状態に復元するための復元処理を行う。バックアップ状態とは、バックアップ元の記憶装置のバックアップ時のデータ格納状態をいう。
復元制御装置100は、記憶部102、判定部104、及び、制御部106を有する。また、復元制御装置100は、動作確認部108を有してもよい。復元制御装置100は、記憶装置220に接続される。
記憶部102は、バックアップデータを格納する。記憶部102に格納されるバックアップデータは、外部の記憶装置(バックアップ元の記憶装置)から取得される。この外部の記憶装置は、記憶装置220であっても、記憶装置220以外の記憶装置であってもよい。バックアップデータは、この外部の記憶装置のバックアップ時の状態に記憶装置を復元するデータである。バックアップデータは、データ、及び、当該データの復元位置情報等を含む。
記憶部102は、バックアップデータが格納されている他の記憶領域の位置情報を記憶してもよい。記憶部102は、バックアップデータが格納された記憶領域の位置情報と、他のデータが格納された他の記憶領域の位置情報とを記憶してもよい。記憶部102は、バックアップデータ及び他のデータの記憶装置内の位置情報を記憶してもよい。
判定部104は、復元処理中に、バックアップデータの復元位置に相当する記憶装置220内の記憶領域に他のデータが格納されているか否かを判定する。
制御部106は、判定部104によって記憶装置220内の記憶領域に他のデータが格納されていないと判定された場合には、バックアップデータを記憶装置220内のこの記憶領域に格納する。
制御部106は、判定部104によって記憶装置220内の記憶領域に他のデータが格納されていると判定された場合には、バックアップデータと他のデータとの一方を記憶装置220内のこの記憶領域に格納する。また、制御部106は、バックアップデータと他のデータの他方を記憶装置220内の未使用状態の他の記憶領域に格納する。
制御部106は、記憶領域に他のデータが格納されており、かつ、バックアップデータの復元位置の変更が許容されている場合には、バックアップデータを他の記憶領域に格納してもよい。制御部106は、復元処理中に復元処理の中止が指示された場合には、記憶領域の位置情報に基づいて当該記憶領域に格納されているバックアップデータを削除してもよい。制御部106は、一方の記憶領域に他のデータが格納されており、かつ、バックアップデータの復元位置の変更が禁止されている場合には、当該他のデータを他方の記憶領域に格納する一方でバックアップデータを当該一方の記憶領域に格納してもよい。制御部106は、復元処理中に復元処理の中止が指示された場合には、他方の記憶領域の位置情報及び一方の記憶領域の位置情報を用いて他のデータを当該一方の記憶領域に格納する一方で、当該他方の記憶領域から当該他のデータを削除してもよい。
動作確認部108は、記憶装置220に格納されたバックアップデータを用いたバックアップ状態の動作確認を行う。このとき、制御部106は、バックアップ状態の動作確認結果が異常を示す場合に、バックアップデータ及び他のデータの記憶装置220内の位置情報を用いて記憶装置220のデータ格納状態を復元処理の開始時の状態に戻す。
復元制御装置100は、パーソナルコンピュータ(PC、Personal Computer)のよう
な汎用のコンピュータまたはサーバマシンのような専用のコンピュータを使用して実現可能である。また、復元制御装置100は、PC、ワークステーション(WS、Work Station)、PDA(Personal Digital Assistant)のような専用または汎用のコンピュータ、あるいは、コンピュータを搭載した電子機器を使用して実現可能である。
コンピュータ、すなわち、情報処理装置は、プロセッサ、主記憶装置、及び、二次記憶装置や、通信インタフェース装置のような周辺装置とのインタフェース装置を含む。主記憶装置及び二次記憶装置は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
コンピュータは、プロセッサが記録媒体に記憶されたプログラムを主記憶装置の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて周辺機器が制御されることによって、所定の目的に合致した機能を実現することができる。
プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Data Signal Processor)である。主記憶装置は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。
二次記憶装置は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディス
クドライブ(HDD、Hard Disk Drive)である。また、二次記憶装置は、リムーバブル
メディア、即ち可搬記録媒体を含むことができる。リムーバブルメディアは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、あるいは、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)のようなディスク記録媒体である。
通信インタフェース装置は、例えば、LAN(Local Area Network)インタフェースボードや、無線通信のための無線通信回路である。
周辺装置は、上記の二次記憶装置や通信インタフェース装置の他、キーボードやポインティングデバイスのような入力装置や、ディスプレイ装置やプリンタのような出力装置を含む。また、入力装置は、カメラのような映像や画像の入力装置や、マイクロフォンのような音声の入力装置を含むことができる。また、出力装置は、スピーカのような音声の出力装置を含むことができる。
復元制御装置100を実現するコンピュータは、プロセッサが二次記憶装置に記憶されているプログラムを主記憶装置にロードして実行することによって、判定部104、制御部106としての機能を実現する。一方、記憶部102は、主記憶装置または二次記憶装置の記憶領域に設けられる。
(実施形態1の作用効果)
実施形態1の復元制御装置100は、バックアップデータに基づいて、記憶装置220のデータ格納状態をバックアップ状態に復元する。
復元制御装置100によると、復元処理開始時に記憶装置220内に格納されていたデータを復元処理中に記憶装置220内に維持する。復元制御装置100によると、記憶装置220内における他のデータの格納状態を維持したままで、バックアップデータを記憶装置220内に格納する。復元制御装置100によると、復元処理が中止された場合、バックアップデータの削除で、記憶装置220を復元処理前のデータ格納状態に戻すことができる。
復元制御装置100によると、記憶装置220内の未使用状態の他の記憶領域に他のデータを維持した状態で、バックアップデータを復元位置に相当する記憶領域に格納できる
。復元制御装置100によると、復元処理が中止された場合、他のデータを移動することで、記憶装置220を復元処理前のデータ格納状態に戻すことができる。復元制御装置100によると、動作確認が異常である場合に、記憶装置220を復元処理開始前のデータ格納状態に戻すことができる。
〔実施形態2〕
次に実施形態2について説明する。実施形態2は、実施形態1との共通点を有する。従って、主として相違点について説明し、共通点については、説明を省略する。
(構成例)
図3は、復元制御装置300の構成例を示す図である。復元制御装置300は、バックアップデータ格納媒体400に格納されるデータを記憶装置600に書き込む復元処理を行う。復元制御装置300は、一次記憶部310及び復元部320を含む。
復元制御装置300は、バックアップデータ格納媒体400、ユーザ入力装置500、記憶装置600に、接続される。
バックアップデータ格納媒体400は、バックアップ元の記憶装置からバックアップされたバックアップデータを格納する。バックアップデータは、第1管理情報テーブル、第2管理情報テーブル、ファイルデータ、及び、第1管理情報テーブル格納位置の情報を含む。
記憶装置600などの記憶装置に接続される復元制御装置300などの情報処理装置は、所望のファイルデータを読み出す場合、第1管理情報テーブルに含まれる第2管理情報テーブル格納位置の情報に基づいて、第2管理情報テーブルを読み出す。さらに、当該情報処理装置は、第2管理情報テーブルに含まれるファイルデータ格納位置の情報に基づいて、所望のファイルデータを読み出す。よって、情報処理装置は、記憶装置から第1管理情報テーブル及び第2管理情報テーブルを読み出すことができない場合、所望のファイルデータを読み出すことができない。
第1管理情報テーブルは、第2管理情報テーブルが格納される位置(第2管理情報テーブル格納位置)の情報を含む。記憶装置において、第1管理情報テーブルが格納される位置(第1管理情報テーブル格納位置)は、固定される。即ち、復元処理において、第1管理情報テーブルが復元される位置の変更は、禁止される。
第2管理情報テーブルは、ファイルデータが格納される位置(ファイルデータ格納位置)の情報を含む。記憶装置において、第2管理情報テーブルが格納される位置(第2管理情報テーブル格納位置)は、可変である。即ち、復元処理において、第2管理情報テーブルが復元される位置の変更は、許容される。
ファイルデータは、記憶装置に格納される第2管理情報テーブルに管理されるデータである。本実施形態において、記憶装置上で、ファイルデータが格納される位置は、可変にすることができる。この場合、復元処理において、ファイルデータが復元される位置の変更は、許容される。また、ファイルデータが格納される位置が固定される場合、当該ファイルデータは、格納位置の変更が禁止される第1管理情報テーブルと同様に扱われる。
第1管理情報テーブル格納位置、第2管理情報テーブル格納位置、及び、ファイルデータ格納位置は、例えば、記憶装置のアドレスによって特定される。記憶装置のアドレスは、例えば、記憶装置がHDDであれば、セクタ番号を適用できる。
バックアップデータに基づいて、バックアップ元の記憶装置の第1管理情報テーブル、第2管理情報テーブル、ファイルデータが、復元先の記憶装置に適切な格納位置に格納されると、復元先の記憶装置にバックアップ元の記憶装置のデータ格納状態が復元される。
図4は、バックアップ元の記憶装置の例を示す図である。図4のバックアップ元の記憶装置には、第1管理情報テーブル、第2管理情報テーブル、ファイルデータX、ファイルデータYが格納されている。第1管理情報テーブルは、第2管理情報テーブル格納位置の情報を含む。第2管理情報テーブルは、ファイルデータXの格納位置の情報、及び、ファイルデータYの格納位置の情報を含む。
バックアップデータ作成の際には、バックアップ元の記憶装置から、第1管理情報テーブル、第2管理情報テーブル、ファイルデータ、第1管理情報テーブル格納位置の情報が、抽出されて、バックアップデータが作成される。
ユーザ入力装置500は、ユーザからの指示等の入力を受け付ける。ユーザ入力装置500は、キーボードやポインティングデバイスのような入力装置である。
記憶装置600は、復元制御装置300に接続される。記憶装置600は、例えば、HDDである。記憶装置600は、複数の記憶領域を有する。バックアップデータに基づいて、記憶装置600に、バックアップ元の記憶装置のデータ格納状態が復元される。記憶装置600には、復元処理前にデータが格納されていてもよい。
一次記憶部310は、復元部320が使用するデータを一時的に格納する。一次記憶部310は、ファイルシステム管理データ311、ファイルデータ312、使用状態情報テーブル313等を格納する。
ファイルシステム管理データ311は、バックアップデータから読み出された、第1管理情報テーブル、第2管理情報テーブル、及び、第1管理情報テーブルが格納される位置(第1管理情報テーブル格納位置)の情報を含む。ファイルデータ312は、バックアップデータ格納媒体400から読み出されたファイルデータである。使用状態情報テーブル313は、記憶装置600の記憶領域の使用状態(使用領域または未使用領域)を示す情報を含む。
復元部320は、バックアップデータ格納媒体400からバックアップデータを読み出し、記憶装置600に書き込む。復元部320は、ファイルシステム管理情報制御部321、復元処理部322、使用状態管理部323、バックアップデータ読み取り部324、ユーザ入力解析部325、及び、アクセス部326を含む。
ファイルシステム管理情報制御部321は、バックアップデータを基に、復元後のファイルシステム管理データ311を作成する。復元処理部322は、復元処理全体の制御を行う。使用状態管理部323は、記憶装置600の使用状態を管理する。バックアップデータ読み取り部324は、バックアップデータ格納媒体400からデータを読み取る。ユーザ入力解析部325は、ユーザ入力装置500からの入力情報を解析する。アクセス部326は、記憶装置600のデータの読み取りや書き出しを行う。
復元制御装置300は、パーソナルコンピュータのような汎用のコンピュータまたはサーバマシンのような専用のコンピュータを使用して実現可能である。また、復元制御装置100は、PC、ワークステーション、PDAのような専用または汎用のコンピュータ、あるいは、コンピュータを搭載した電子機器を使用して実現可能である。
復元制御装置300を実現するコンピュータは、プロセッサが二次記憶装置に記憶されているプログラムを主記憶装置にロードして実行することによって、復元部320としての機能を実現する。一方、一次記憶部310は、主記憶装置または二次記憶装置の記憶領域に設けられる。
(動作例)
図5、図6、図7、図8及び図9は、実施形態2の復元制御装置300の動作フローの例を示す図である。ここでは、復元制御装置300は、記憶装置600内のデータ格納状態をバックアップデータ格納媒体400に格納されるバックアップデータに基づいてバックアップ状態に復元する復元処理を行う。
ユーザがユーザ入力装置500を介して復元制御装置300に対し復元処理の開始を指示すると、復元制御装置300のユーザ入力解析部325は、復元処理の開始の指示がされたことを、復元処理部322に対し通知する。
復元処理部322は、使用状態管理部323に対し、記憶装置600の使用状態を確認することを指示する。使用状態管理部323は、アクセス部326に対し、記憶装置600の使用領域の位置及び未使用領域の位置を確認することを指示する。アクセス部326は、記憶装置600にアクセスして、使用領域の位置及び未使用領域の位置を検出する。アクセス部326は、検出結果を使用状態管理部323に通知する。使用状態管理部323は、記憶装置600の使用領域の位置情報および未使用領域の位置情報を、一次記憶部310の使用状態情報テーブル313に格納する(S101)。
図10は、復元処理前の記憶装置600の使用状態の例を示す図である。図10の例では、記憶装置600には、第1管理情報テーブル、第2管理情報テーブル、ファイルデータA、ファイルデータBが格納されている。第1管理情報テーブルは、記憶装置600のセクタ番号0に格納されている。第2管理情報テーブルは、記憶装置600のセクタ番号1に格納されている。ファイルデータAは、記憶装置600のセクタ番号4及び5に格納されている。ファイルデータBは、記憶装置600のセクタ番号8及び9に格納されている。記憶装置600のセクタ番号2、3等は、未使用領域である。
図11は、復元処理前の記憶装置600の例を示す図である。第1管理情報テーブルは、第2管理情報テーブルの格納位置の情報を有する。第2管理情報テーブルは、ファイルデータA及びファイルデータBの格納位置の情報を有する。
図12は、一次記憶部310に格納される使用状態情報テーブル313の例を示す図である。図12の例は、記憶装置600が図10のような使用状態である場合の、使用状態情報テーブル313の例である。図10のように、記憶装置600は、セクタ番号0、1、4、5、8、9、10が使用されている。従って、使用状態情報テーブル313では、これらのセクタ番号に対応する箇所に、使用領域を示す「1」が、格納されている。また、使用状態情報テーブル313では、記憶装置600の未使用領域のセクタ番号に対応する箇所に、未使用領域を示す「0」が、格納されている。
図5に戻って、復元処理部322は、バックアップデータ読み取り部324に対し、バックアップデータ格納媒体400から、バックアップデータを読み出すことを指示する。バックアップデータ読み取り部324は、バックアップデータ格納媒体400から、バックアップデータを読み出す。バックアップデータ読み取り部324は、バックアップデータから、第1管理情報テーブル、第2管理情報テーブル、第1管理情報テーブル格納位置情報を抽出する。ファイルシステム管理情報制御部321は、バックアップデータ読み取り部324が抽出した、第1管理情報テーブル、第2管理情報テーブル、第1管理情報テ
ーブル格納位置情報を、ファイルシステム管理データ311として、一次記憶部310に格納する(S102)。
図13は、ファイルシステム管理データ311に含まれる第2管理情報テーブルの例を示す図である。第2管理情報テーブルは、ファイルデータのファイルデータ格納位置の情報を含む。図13の例では、第2管理情報テーブルは、ファイルデータXがセクタ番号4から2個のセクタを使用していることを示す。即ち、ファイルデータXがセクタ番号4及び5に格納されていることが示される。また、第2管理情報テーブルは、ファイルデータYがセクタ番号6から1個のセクタを使用していることを示す。即ち、ファイルデータYがセクタ番号6に格納されていることが示される。ファイルデータの格納位置は、図13の例では、開始セクタ番号と使用セクタ数とで特定されたが、他の表現方法によって特定されてもよい。
図5に戻って、復元処理部322は、使用状態管理部323を介して、一次記憶部310から記憶装置600の使用状態を示す使用状態情報テーブル313を読み出す。復元処理部322は、読み出した使用状態情報テーブル313に基づいて、記憶装置600のすべての使用領域を確認する。復元処理部322は、記憶装置600のすべての使用領域を、ファイルデータのファイルデータ格納位置として、ファイルシステム管理データ311に記録することを、ファイルシステム管理情報制御部321に指示する。ファイルシステム管理情報制御部321は、一次記憶部310のファイルシステム管理データ311の第2管理情報テーブルに、記憶装置600のすべての使用領域を、記録する(S103)。
図14は、ファイルシステム管理データ311に含まれる第2管理情報テーブルの例を示す図である。図14の例は、ステップS103で記憶部600のすべての使用領域の位置情報が記録された後の第2管理情報テーブルを示す。図14の第2管理情報テーブルにおいて、記憶装置600のデータP、データQ、データRは、復元処理前に記憶装置600に格納されていたデータ(第1管理情報テーブル、ファイルデータ等)である。
図5に戻って、バックアップデータ読み取り部324は、バックアップデータから、ファイルデータを抽出する。復元処理部322は、バックアップデータ読み取り部324が抽出した、ファイルデータを、一次記憶部310に、ファイルデータ312として格納する(S104)。
復元処理部322は、一次記憶部311からファイルデータ312を読み出す。復元処理部322は、アクセス部326に対し、記憶装置600にファイルデータ312を書き込むことを指示する。アクセス部326は、記憶装置600に、ファイルデータ312を書き込む(S105)。
図6は、図5のステップS105のファイルデータ書き込みの詳細の動作フローの例を示す図である。
復元処理部322は、一次記憶部310に格納されるファイルシステム管理データ311の第2管理情報テーブルと、記憶装置600の使用状態を示す使用状態情報テーブル313とを比較する。復元処理部322は、ファイルデータ格納位置が、記憶装置600で使用領域であるか未使用領域かを確認する(S51)。第2管理情報テーブルは、ファイルデータの格納位置を示すファイルデータ格納位置の情報を含む。
第2管理情報のファイルデータのファイルデータ格納位置が記憶装置600で使用領域である場合(S51;YES)、復元処理部322は、当該ファイルデータのファイルデータ格納位置を、記憶装置600の未使用領域に変更して、第2管理情報テーブルに記録
する(S52)。ファイルデータの格納位置の変更は、許容されている。このため、ファイルデータ格納位置が記憶装置600で使用領域である場合、ファイルデータ格納位置は、記憶装置600の未使用領域に変更される。
第2管理情報テーブルのファイルデータのファイルデータ格納位置が使用状態情報313で未使用領域である場合(S51;NO)、復元処理部322は、ステップS53の処理に進む。
図15は、ファイルシステム管理データ311に含まれる第2管理情報テーブルの例を示す図である。図15の例は、ステップS51でファイルデータ格納位置が変更された後の第2管理情報テーブルを示す。図14の例でファイルデータXのファイルデータ格納位置はセクタ番号4及び5であったが、当該セクタ番号の領域は、記憶装置600で使用領域である。従って、ファイルデータXのファイルデータ格納位置は、記憶装置600で未使用領域であるセクタ番号11及び12に変更される。一方、図14の例でファイルデータYのファイルデータ格納位置はセクタ番号6であったが、当該セクタ番号の領域は、記憶装置600で未使用領域である。従って、ファイルデータYのファイルデータ格納位置は、変更されない。
図6に戻って、復元処理部322は、第2管理情報テーブルのファイルデータ格納位置に従って、一次記憶部310に格納されるファイルデータ312を、記憶装置600に書き込むことを、アクセス部326に指示する。アクセス部326は、第2管理情報テーブルのファイルデータ格納位置に従って、ファイルデータ312を、記憶装置600に書き込む(S53)。
図5に戻って、復元処理部322は、アクセス部326に対し、記憶装置600に、ファイルシステム管理データ311の第1管理情報テーブル、及び、第2管理情報テーブルを書き込むことを指示する。アクセス部326は、記憶装置600に、第1管理情報テーブル、及び、第2管理情報テーブルを書き込む(S106)。
図7及び図8は、図5のステップS106の管理情報テーブル書き込みの詳細の動作フローの例を示す図である。図7の「A」は、図8の「A」と接続する。
復元処理部322は、一次記憶部310に格納されるファイルシステム管理データ311の第1管理情報テーブルと、記憶装置600の使用状態を示す使用状態情報テーブル313とを比較する。復元処理部322は、第2管理情報テーブル格納位置が、記憶装置600で使用領域であるか未使用領域であるかを確認する(S61)。第1管理情報テーブルは、第2管理情報テーブルの格納位置を示す第2管理情報テーブル格納位置の情報を含む。
第2管理情報テーブル格納位置が記憶装置600で使用領域である場合(S61;YES)、復元処理部322は、第2管理情報テーブル格納位置を、記憶装置600の未使用領域に変更して、第1管理情報テーブルに記録する(S62)。ここで、例えば、第2管理情報テーブル格納位置が、開始セクタ番号1、使用セクタ数1として特定されていたとする。この場合、記憶装置600でセクタ番号1は使用されている(図12)ため、復元処理部322は、第2管理情報テーブル格納位置を、記憶装置600の未使用領域である、セクタ番号14、使用セクタ数1に変更して、第1管理情報テーブルに記録する。第2管理情報テーブルの格納位置の変更は、許容されている。このため、第2管理情報テーブル格納位置が記憶装置600で使用領域である場合、第2管理情報テーブル格納位置は、記憶装置600の未使用領域に変更される。
第2管理情報テーブル格納位置が記憶装置600で未使用領域である場合(S61;NO)、復元処理部322は、ステップS63の処理に進む。
復元処理部322は、第1管理情報テーブルの第2管理情報テーブル格納位置に従って、一次記憶部310に格納される第2管理情報テーブルを、記憶装置600に書き込むことを、アクセス部326に指示する。アクセス部326は、第1管理情報テーブルの第2管理情報テーブル格納位置に従って、第2管理情報テーブルを、記憶装置600に書き込む(S63)。
復元処理部322は、一次記憶部310に格納されるファイルシステム管理データ311の第1管理情報テーブル格納位置と、記憶装置600の使用状態を示す使用状態情報テーブル313とを比較する。復元処理部322は、第1管理情報テーブル格納位置が、記憶装置600で使用領域であるか未使用領域であるかを確認する(S64)。第1管理情報テーブル格納位置は、第1管理情報テーブルの格納位置を示す。
ここまでの処理において、復元制御装置300は、記憶装置600の未使用領域を利用して書込みを行っている。換言すれば、記憶装置600に格納されていたデータは、上書きされていない。従って、ここまでの処理において、ユーザ等からの指示、若しくは、何らかのトラブルが発生等によって、復元処理が異常終了した場合であっても、復元制御装置300が何らの処理をすることなく、記憶装置600は、復元処理前の状態で使用され得る。
第1管理情報テーブル格納位置が記憶装置600で使用領域である場合(S64;YES)、復元処理部322は、記憶装置600の第1管理情報テーブル格納位置に格納されるデータを、記憶装置600の未使用領域に複製する(S65)。復元処理部322は、複製したデータの格納位置を、ステップS63で記憶装置600に書き込んだ第2管理情報テーブルに記録する。第1管理情報テーブルの格納位置の変更は、禁止されている。このため、第1管理情報テーブル格納位置が記憶装置600で使用領域である場合、第1管理情報テーブル格納位置に既に格納されているデータは記憶装置600の未使用領域に複製される。
図16は、記憶装置600の第2管理情報テーブルの例を示す図である。図16の例は、ステップS65で複製したデータの格納位置が記録された後の第2管理情報テーブルを示す。図16の第2管理情報テーブルにおいて、記憶装置600のデータSが、ステップS65で複製したデータである。
仮に、ステップS65以降の処理において、ユーザ等からの指示、若しくは、トラブルの発生等によって、復元処理が異常終了したとする。この場合、復元制御装置300がステップS65で記憶装置600の未使用領域に複製したデータを記憶装置600の第1管理情報テーブル格納位置に書き込むことにより、記憶装置600は、復元処理前の状態で使用され得る。
第1管理情報テーブル格納位置が記憶装置600で未使用領域である場合(S64;NO)、復元処理部322は、ステップS66の処理に進む。
復元処理部322は、第1管理情報テーブル格納位置に従って、一次記憶部310に格納されるファイルシステム情報データ311の第1管理情報テーブルを、記憶装置600に書き込むことを、アクセス部326に指示する。アクセス部326は、第1管理情報テーブル格納位置に従って、第1管理情報テーブルを、記憶装置600に書き込む(S66)。復元制御装置300は、ここで、復元処理を終了するとしてもよい。
図17は、ステップS66の後の記憶装置600の使用状態の例を示す図である。図17の例で、かっこ書きにされているデータ(例えば、セクタ番号2の第2管理情報)は、復元処理前から記憶装置600に格納されていたデータである。図17の例で、かっこ書きにされていないデータは、復元制御装置300が書き込んだデータである。ここで、ファイルシステム管理データ311の第1管理情報テーブル格納位置が、セクタ番号0、使用セクタ数1として特定されていたとすると、第1管理情報テーブルは、セクタ番号0に書き込まれる。復元処理前から記憶装置600のセクタ番号0に格納されていたデータは、セクタ番号15に複製されている。第2管理情報テーブルは、セクタ番号14に書き込まれている。ファイルデータXは、記憶装置600のセクタ番号4及び5が使用領域であったため、セクタ番号11及び12に書き込まれている。ファイルデータYは、セクタ番号6が未使用領域であったため、セクタ番号6に書き込まれている。復元処理が異常終了した場合、復元制御装置300がセクタ番号15の複製されたデータを記憶装置600の第1管理情報テーブル格納位置(セクタ番号0)に書き込むことにより、記憶装置600は復元処理前のデータ格納状態で使用され得る。
図18は、ステップS66の後の記憶装置600の例を示す図である。図18の例で、かっこ書きにされているデータは、復元処理前から記憶装置600に格納されていたデータである。図18の例で、かっこ書きにされていないデータは、復元制御装置300が書き込んだデータである。第1管理情報テーブルは、第2管理情報テーブルの格納位置の情報を有する。第2管理情報テーブルは、ファイルデータX及びファイルデータYの格納位置の情報を有する。また、第2管理情報テーブルは、復元処理前から記憶装置600に格納されていたデータの格納位置の情報を有する。復元処理前から記憶装置600に格納されていた第1管理情報テーブルは、復元処理前から記憶装置600に格納されていた第2管理情報テーブルの格納位置の情報を有する。復元処理前から記憶装置600に格納されていた第2管理情報テーブルは、復元処理前から記憶装置600に格納されていたファイルデータA及びファイルデータBの格納位置の情報を有する。
図5に戻って、復元処理部322は、ユーザの指示等により、記憶装置600に格納されていたデータ、又は、書き込んだデータを消去して、復元処理を終了する(S107)。
図9は、図5のステップS107の終了処理の詳細の動作フローの例を示す図である。
復元制御装置300は、ユーザ等に対し、記憶装置600にファイルデータ等が正しく書き込まれているか、記憶装置600が正常に動作するか等を確認させる。復元処理前に記憶装置600に格納されていたデータは、ステップS103の処理により、第2管理情報テーブルに記憶装置600のデータとしてその格納位置が記録されている。このため、ユーザによる記憶装置600の動作確認によって、復元処理前に記憶装置600に格納されていたデータが、消去されることはない。
復元制御装置300は、ユーザに対し、復元処理を中止するか終了するかを選択させる(S71)。ユーザは、記憶装置600の動作確認の結果、不具合が生じた場合などに、復元処理を中止することを選択できる。復元処理の中止が選択されると、復元制御装置300は、記憶装置600を復元処理前のデータ格納状態に戻す。また、復元制御装置300のアクセス部326が、記憶装置600の動作確認を行い、動作確認の結果、不具合が生じた場合などに、復元処理を中止することを選択してもよい。
ユーザ入力装置500がユーザからの復元処理の中止の指示を受ける(S71;中止)と、復元制御装置300のユーザ入力解析部325は、復元処理の中止の指示がされたこ
とを、復元処理部322に対し通知する。復元処理部322は、ステップS65で記憶装置600の未使用領域に複製したデータを、記憶装置600の第1管理情報テーブル格納位置に書き込むことを、アクセス部326に指示する。ステップS65で記憶装置600の未使用領域に複製したデータの格納位置は、第2管理情報に書き込まれている。アクセス部326は、ステップS65で記憶装置600の未使用領域に複製したデータを、記憶装置600の第1管理情報テーブル格納位置に書き込む(S72)。これにより、記憶装置600のデータは、復元処理前のデータ格納状態に戻る。また、アクセス部326は、復元処理で記憶装置600に書き込んだデータ(バックアップデータ)を削除してもよい。
一方、ユーザ入力装置500がユーザからの復元処理の終了の指示を受ける(S71;終了)と、復元制御装置300のユーザ入力解析部325は、復元処理の終了の指示がされたことを、復元処理部322に対し通知する。復元処理部322は、記憶装置600に格納されていたデータを、記憶装置600から削除することを、アクセス部326に指示する。アクセス部326は、記憶装置600に格納されていたデータを、記憶装置600から削除する(S73)。これにより、記憶装置600には、バックアップ元の記憶装置のデータ格納状態が復元される。復元処理部322は、記憶装置600に格納されていたデータを削除することを、アクセス部326に指示しなくてもよい。復元処理部322は、記憶装置600に格納されていたファイルデータを利用できるように、第2管理情報テーブルを変更してもよい。
復元制御装置300は、復元処理を終了する。
(変形例)
バックアップデータ読み取り部324は、図4のような記憶装置から、第1管理情報テーブル、第2管理情報テーブル、及び、ファイルデータを直接読み出してもよい。バックアップデータ読み取り部324は、記憶装置の先頭から第1管理情報テーブルを探索して、第1管理情報テーブルを読み出す。バックアップデータ読み取り部324は、第1管理情報テーブルを読み出した位置を、第1管理情報テーブル格納位置として取得する。第1管理情報テーブルは記憶装置の先頭に格納されることが多いため、バックアップデータ読み取り部324は記憶装置の先頭から第1管理情報テーブルを探索する。バックアップデータ読み取り部324は、他の方法により、第1管理情報テーブルを探索してもよい。バックアップデータ読み取り部324は、第1管理情報テーブル格納位置を、ファイルシステム管理情報制御部321を経由して、一次記憶部310に格納する。
(実施形態2の作用効果)
復元制御装置300は、バックアップデータに基づいて、バックアップ元の記憶装置のデータ格納状態を、復元先の記憶装置に復元する。復元制御装置300は、ファイルデータを、記憶装置600のファイルデータ格納位置に書き込む。復元制御装置300は、記憶装置600のファイルデータ格納位置が使用領域である場合、当該ファイルデータを他の未使用領域に書き込む。復元制御装置300は、記憶装置600の第2管理情報テーブル格納位置に第2管理情報テーブルを書き込む。復元制御装置300は、記憶装置600の第2管理情報テーブル格納位置が使用領域である場合、第2管理情報を他の未使用領域に書き込む。復元制御装置300は、記憶装置600の第1管理情報テーブル格納位置が使用領域である場合、当該使用領域に格納されるデータを未使用領域に複製し、記憶装置600の第1管理情報テーブル格納位置に第1管理情報テーブルを書き込む。
実施形態2の復元制御装置300によれば、ファイルデータ格納位置が記憶装置600の未使用領域であれば、ファイルデータ格納位置にファイルデータが書き込まれるため、ファイルデータ格納位置の変更の頻度を少なくできる。また、実施形態2の復元制御装置
300によれば、第2管理情報テーブル格納位置が記憶装置600の未使用領域であれば、第2管理情報テーブル格納位置に第2管理情報テーブルが書き込まれるため、第2管理情報テーブル格納位置の変更の頻度を少なくできる。
実施形態2の復元制御装置300によると、復元処理前に記憶装置600に格納されていたデータが、復元処理中に維持される。実施形態2の復元制御装置300によれば、復元処理前に記憶装置600に格納されていたデータが維持されるので、ユーザ等からの指示又はトラブルの発生等によって復元処理が中止された場合、記憶装置600を復元処理前のデータ格納状態に戻すことができる。
(付記)
以上の実施形態1−2に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
記憶装置内のデータ格納状態を、バックアップデータに基づいてバックアップ状態に復元するための処理を行う復元制御装置であって、
復元処理中に、バックアップデータの復元位置に相当する前記記憶装置内の記憶領域に他のデータが格納されているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記記憶領域に他のデータが格納されていないと判定された場合には前記バックアップデータが当該記憶領域に格納され、前記判定部によって前記記憶領域に他のデータが格納されていると判定された場合には前記バックアップデータと前記他のデータとの一方が前記記憶領域に格納され、かつ、前記バックアップデータと前記他のデータの他方が前記記憶装置内の未使用状態の他の記憶領域に格納された状態にする制御部と
を含む復元制御装置。(1)
(付記2)
前記制御部は、前記記憶領域に他のデータが格納されており、かつ、前記バックアップデータの復元位置の変更が許容されている場合には、前記バックアップデータを前記他の記憶領域に格納する
付記1に記載の復元制御装置。(2)
(付記3)
前記バックアップデータが格納されている前記他の記憶領域の位置情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記復元処理中に当該復元処理の中止が指示された場合には、前記制御部は前記他の記憶領域の位置情報に基づいて当該他の記憶領域に格納されているバックアップデータを削除する
付記2に記載の復元制御装置。(3)
(付記4)
前記制御部は、前記記憶領域に他のデータが格納されており、かつ、前記バックアップデータの復元位置の変更が禁止されている場合には、前記他のデータを前記他の記憶領域に格納する一方で前記バックアップデータを前記記憶領域に格納する
付記1に記載の復元制御装置。(4)
(付記5)
前記バックアップデータが格納された前記記憶領域の位置情報と、前記他のデータが格納された前記他の記憶領域の位置情報とを記憶する記憶部をさらに含み、
前記復元処理中に当該復元処理の中止が指示された場合には、前記制御部は前記他の記
憶領域の位置情報及び前記記憶領域の位置情報を用いて前記他のデータを前記記憶領域に格納する一方で、前記他の記憶領域から前記他のデータを削除する
付記4に記載の復元制御装置。(5)
(付記6)
前記バックアップデータ及び前記他のデータの前記記憶装置内の位置情報を記憶する記憶部と、
前記記憶装置に格納されたバックアップデータを用いたバックアップ状態の動作確認を行う動作確認部をさらに含み、
バックアップ状態の動作確認結果が異常を示す場合に、前記制御部は前記バックアップデータ及び前記他のデータの前記記憶装置内の位置情報を用いて前記記憶装置のデータ格納状態を前記復元処理の開始時の状態に戻す、
付記1に記載の復元制御装置。
(付記7)
記憶装置内のデータ格納状態を、バックアップデータに基づいてバックアップ状態に復元するための処理をコンピュータが行う復元制御方法であって、
コンピュータが、
復元処理中に、バックアップデータの復元位置に相当する前記記憶装置内の記憶領域に他のデータが格納されているか否かを判定し、
前記記憶領域に他のデータが格納されていないと判定された場合には前記バックアップデータが当該記憶領域に格納され、前記記憶領域に他のデータが格納されていると判定された場合には前記バックアップデータと前記他のデータとの一方が前記記憶領域に格納され、かつ、前記バックアップデータと前記他のデータの他方が前記記憶装置内の未使用状態の他の記憶領域に格納された状態にする、
ことを実行する復元制御方法。(6)
(付記8)
コンピュータが、
前記記憶領域に他のデータが格納されており、かつ、前記バックアップデータの復元位置の変更が許容されている場合には、前記バックアップデータを前記他の記憶領域に格納する
ことを実行する付記7に記載の復元制御方法。
(付記9)
コンピュータが、
前記バックアップデータが格納されている前記他の記憶領域の位置情報を記憶し、
前記復元処理中に当該復元処理の中止が指示された場合には、前記他の記憶領域の位置情報に基づいて当該他の記憶領域に格納されているバックアップデータを削除する
ことを実行する付記8に記載の復元制御方法。
(付記10)
コンピュータが、
前記記憶領域に他のデータが格納されており、かつ、前記バックアップデータの復元位置の変更が禁止されている場合には、前記他のデータを前記他の記憶領域に格納する一方で前記バックアップデータを前記記憶領域に格納する
ことを実行する付記7に記載の復元制御方法。
(付記11)
コンピュータが、
前記バックアップデータが格納された前記記憶領域の位置情報と、前記他のデータが格納された前記他の記憶領域の位置情報とを記憶し、
前記復元処理中に当該復元処理の中止が指示された場合には、前記他の記憶領域の位置情報及び前記記憶領域の位置情報を用いて前記他のデータを前記記憶領域に格納する一方で、前記他の記憶領域から前記他のデータを削除する
ことを実行する付記10に記載の復元制御方法。
(付記12)
コンピュータが、
前記バックアップデータ及び前記他のデータの前記記憶装置内の位置情報を記憶し、
前記記憶装置に格納されたバックアップデータを用いたバックアップ状態の動作確認を行い、
バックアップ状態の動作確認結果が異常を示す場合に、前記バックアップデータ及び前記他のデータの前記記憶装置内の位置情報を用いて前記記憶装置のデータ格納状態を前記復元処理の開始時の状態に戻す、
ことを実行する付記7に記載の復元制御方法。
(付記13)
記憶装置内のデータ格納状態を、バックアップデータに基づいてバックアップ状態に復元するための処理をコンピュータが行う復元制御プログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体であって、
コンピュータが、
復元処理中に、バックアップデータの復元位置に相当する前記記憶装置内の記憶領域に他のデータが格納されているか否かを判定し、
前記記憶領域に他のデータが格納されていないと判定された場合には前記バックアップデータが当該記憶領域に格納され、前記記憶領域に他のデータが格納されていると判定された場合には前記バックアップデータと前記他のデータとの一方が前記記憶領域に格納され、かつ、前記バックアップデータと前記他のデータの他方が前記記憶装置内の未使用状態の他の記憶領域に格納された状態にする、
ことを実行する復元制御プログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体。(7)
(付記14)
コンピュータが、
前記記憶領域に他のデータが格納されており、かつ、前記バックアップデータの復元位置の変更が許容されている場合には、前記バックアップデータを前記他の記憶領域に格納する
ことを実行する付記13に記載の復元制御プログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体。
(付記15)
コンピュータが、
前記バックアップデータが格納されている前記他の記憶領域の位置情報を記憶し、
前記復元処理中に当該復元処理の中止が指示された場合には、前記他の記憶領域の位置情報に基づいて当該他の記憶領域に格納されているバックアップデータを削除する
ことを実行する付記14に記載の復元制御プログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体。
(付記16)
コンピュータが、
前記記憶領域に他のデータが格納されており、かつ、前記バックアップデータの復元位
置の変更が禁止されている場合には、前記他のデータを前記他の記憶領域に格納する一方で前記バックアップデータを前記記憶領域に格納する
ことを実行する付記13に記載の復元制御プログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体。
(付記17)
コンピュータが、
前記バックアップデータが格納された前記記憶領域の位置情報と、前記他のデータが格納された前記他の記憶領域の位置情報とを記憶し、
前記復元処理中に当該復元処理の中止が指示された場合には、前記他の記憶領域の位置情報及び前記記憶領域の位置情報を用いて前記他のデータを前記記憶領域に格納する一方で、前記他の記憶領域から前記他のデータを削除する
ことを実行する付記16に記載の復元制御プログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体。
(付記18)
コンピュータが、
前記バックアップデータ及び前記他のデータの前記記憶装置内の位置情報を記憶し、
前記記憶装置に格納されたバックアップデータを用いたバックアップ状態の動作確認を行い、
バックアップ状態の動作確認結果が異常を示す場合に、前記バックアップデータ及び前記他のデータの前記記憶装置内の位置情報を用いて前記記憶装置のデータ格納状態を前記復元処理の開始時の状態に戻す、
ことを実行する付記7に記載の復元制御プログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体。
(付記19)
記憶装置内のデータ格納状態を、バックアップデータに基づいてバックアップ状態に復元するための処理をコンピュータに実行させるための復元制御プログラムであって、
コンピュータに、
復元処理中に、バックアップデータの復元位置に相当する前記記憶装置内の記憶領域に他のデータが格納されているか否かを判定し、
前記記憶領域に他のデータが格納されていないと判定された場合には前記バックアップデータが当該記憶領域に格納され、前記記憶領域に他のデータが格納されていると判定された場合には前記バックアップデータと前記他のデータとの一方が前記記憶領域に格納され、かつ、前記バックアップデータと前記他のデータの他方が前記記憶装置内の未使用状態の他の記憶領域に格納された状態にする、
ことを実行させるための復元制御プログラム。(8)
(付記20)
コンピュータに、
前記記憶領域に他のデータが格納されており、かつ、前記バックアップデータの復元位置の変更が許容されている場合には、前記バックアップデータを前記他の記憶領域に格納する
ことを実行させるための付記19に記載の復元制御プログラム。
(付記21)
コンピュータに、
前記バックアップデータが格納されている前記他の記憶領域の位置情報を記憶し、
前記復元処理中に当該復元処理の中止が指示された場合には、前記他の記憶領域の位置
情報に基づいて当該他の記憶領域に格納されているバックアップデータを削除する
ことを実行させるための付記20に記載の復元制御プログラム。
(付記22)
コンピュータに、
前記記憶領域に他のデータが格納されており、かつ、前記バックアップデータの復元位置の変更が禁止されている場合には、前記他のデータを前記他の記憶領域に格納する一方で前記バックアップデータを前記記憶領域に格納する
ことを実行させるための付記19に記載の復元制御プログラム。
(付記23)
コンピュータに、
前記バックアップデータが格納された前記記憶領域の位置情報と、前記他のデータが格納された前記他の記憶領域の位置情報とを記憶し、
前記復元処理中に当該復元処理の中止が指示された場合には、前記他の記憶領域の位置情報及び前記記憶領域の位置情報を用いて前記他のデータを前記記憶領域に格納する一方で、前記他の記憶領域から前記他のデータを削除する
ことを実行させるための付記22に記載の復元制御プログラム。
(付記24)
コンピュータに、
前記バックアップデータ及び前記他のデータの前記記憶装置内の位置情報を記憶し、
前記記憶装置に格納されたバックアップデータを用いたバックアップ状態の動作確認を行い、
バックアップ状態の動作確認結果が異常を示す場合に、前記バックアップデータ及び前記他のデータの前記記憶装置内の位置情報を用いて前記記憶装置のデータ格納状態を前記復元処理の開始時の状態に戻す、
ことを実行させるための付記13に記載の復元制御プログラム。
10 ディスク
20 ディスク
30 ディスク
100 復元制御装置
102 記憶部
104 判定部
106 制御部
300 復元制御装置
310 一次記憶部
311 ファイルシステム管理データ
312 ファイルデータ
313 使用状態情報テーブル
320 復元部
321 ファイルシステム管理情報制御部
322 復元処理部
323 使用状態管理部
324 バックアップデータ読み取り部
325 ユーザ入力解析部
326 アクセス部
400 バックアップデータ格納媒体
500 ユーザ入力装置
600 記憶装置

Claims (8)

  1. 記憶装置内のデータ格納状態を、バックアップデータに基づいてバックアップ状態に復元するための処理を行う復元制御装置であって、
    復元処理中に、バックアップデータの復元位置に相当する前記記憶装置内の記憶領域に他のデータが格納されているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記記憶領域に他のデータが格納されていないと判定された場合には前記バックアップデータが当該記憶領域に格納され、前記判定部によって前記記憶領域に他のデータが格納されていると判定された場合には前記バックアップデータと前記他のデータとの一方が前記記憶領域に格納され、かつ、前記バックアップデータと前記他のデータの他方が前記記憶装置内の未使用状態の他の記憶領域に格納された状態にする制御部と
    を含む復元制御装置。
  2. 前記制御部は、前記記憶領域に他のデータが格納されており、かつ、前記バックアップデータの復元位置の変更が許容されている場合には、前記バックアップデータを前記他の記憶領域に格納する
    請求項1に記載の復元制御装置。
  3. 前記バックアップデータが格納されている前記他の記憶領域の位置情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記復元処理中に当該復元処理の中止が指示された場合には、前記制御部は前記他の記憶領域の位置情報に基づいて当該他の記憶領域に格納されているバックアップデータを削除する
    請求項2に記載の復元制御装置。
  4. 前記制御部は、前記記憶領域に他のデータが格納されており、かつ、前記バックアップデータの復元位置の変更が禁止されている場合には、前記他のデータを前記他の記憶領域に格納する一方で前記バックアップデータを前記記憶領域に格納する
    請求項1に記載の復元制御装置。
  5. 前記バックアップデータが格納された前記記憶領域の位置情報と、前記他のデータが格納された前記他の記憶領域の位置情報とを記憶する記憶部をさらに含み、
    前記復元処理中に当該復元処理の中止が指示された場合には、前記制御部は前記他の記憶領域の位置情報及び前記記憶領域の位置情報を用いて前記他のデータを前記記憶領域に格納する一方で、前記他の記憶領域から前記他のデータを削除する
    請求項4に記載の復元制御装置。
  6. 記憶装置内のデータ格納状態を、バックアップデータに基づいてバックアップ状態に復元するための処理をコンピュータが行う復元制御方法であって、
    コンピュータが、
    復元処理中に、バックアップデータの復元位置に相当する前記記憶装置内の記憶領域に他のデータが格納されているか否かを判定し、
    前記記憶領域に他のデータが格納されていないと判定された場合には前記バックアップデータが当該記憶領域に格納され、前記記憶領域に他のデータが格納されていると判定された場合には前記バックアップデータと前記他のデータとの一方が前記記憶領域に格納され、かつ、前記バックアップデータと前記他のデータの他方が前記記憶装置内の未使用状態の他の記憶領域に格納された状態にする、
    ことを実行する復元制御方法。
  7. 記憶装置内のデータ格納状態を、バックアップデータに基づいてバックアップ状態に復元するための処理をコンピュータが行う復元制御プログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体であって、
    コンピュータが、
    復元処理中に、バックアップデータの復元位置に相当する前記記憶装置内の記憶領域に他のデータが格納されているか否かを判定し、
    前記記憶領域に他のデータが格納されていないと判定された場合には前記バックアップデータが当該記憶領域に格納され、前記記憶領域に他のデータが格納されていると判定された場合には前記バックアップデータと前記他のデータとの一方が前記記憶領域に格納され、かつ、前記バックアップデータと前記他のデータの他方が前記記憶装置内の未使用状態の他の記憶領域に格納された状態にする、
    ことを実行する復元制御プログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体。
  8. 記憶装置内のデータ格納状態を、バックアップデータに基づいてバックアップ状態に復元するための処理をコンピュータに実行させるための復元制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    復元処理中に、バックアップデータの復元位置に相当する前記記憶装置内の記憶領域に他のデータが格納されているか否かを判定し、
    前記記憶領域に他のデータが格納されていないと判定された場合には前記バックアップデータが当該記憶領域に格納され、前記記憶領域に他のデータが格納されていると判定された場合には前記バックアップデータと前記他のデータとの一方が前記記憶領域に格納され、かつ、前記バックアップデータと前記他のデータの他方が前記記憶装置内の未使用状態の他の記憶領域に格納された状態にする、
    ことを実行させるための復元制御プログラム。
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