JP2011037782A - 拭き取りクレンジング化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】高いクレンジング力を有するだけでなく、拭き取り直後のべたつき感がなく、従来の水性クレンジング化粧料に比べ、拭き取り後も肌に対して持続したしっとり感を飛躍的に付与でき、しかも泡残りのない拭き取りクレンジング化粧料を提供する。
【解決手段】非イオン性界面活性剤と、未中和のアニオン性界面活性剤を含有することを特徴とする拭き取りクレンジング化粧料。好ましくは未中和のアニオン性界面活性剤がポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸である。
【選択図】なし

Description

本発明は拭き取りクレンジング化粧料に関するものであり、更に詳しくは、高いクレンジング力を有するだけでなく、拭き取り直後のべたつき感がなく、従来の水性クレンジング化粧料に比べて、拭き取り後も肌に対して持続したしっとり感を飛躍的に付与でき、しかも泡残りのない拭き取りクレンジング化粧料に関する。
従来、皮膚上の皮脂汚れや口紅、ファンデーション、アイシャドウ、マスカラ等のメイクアップ化粧料を除去するクレンジング化粧料としては、油性基材を主体とするクレンジングオイル、ゲル状クレンジング剤、クレンジングクリーム等(例えば、特許文献1〜3参照)、あるいは水性のゲル状クレンジング剤や脂肪酸石けんをベースにした洗顔クリームが用いられている。
しかしながら、油性基材を主体とするクレンジング化粧料では、メイクなじみが良いものの、使用感が油っぽく、また使用後にもべたつくような油性感が残るために、再度洗顔する必要があるといった問題点があった。また、水性のゲル状クレンジング剤や洗顔クリームは使用後洗い流せるという使用方法の手軽さはあるものの、クレンジング力が十分ではない上に、すすぎに時間がかかるという問題があった。
だが近年、使用後の肌にべたつき感を与えない、非イオン性界面活性剤を含有する水性クレンジング化粧料の技術(例えば、特許文献4、特許文献5参照)も見られるようになった。
しかしながら、非イオン性界面活性剤を含有する水性クレンジング化粧料は、拭き取りが容易にでき、使用後のべたつき感を抑制することができるものの、年々持続性が向上したメイクアップ化粧料が市場に投入されるに伴い、その除去力が不十分となり、更に改善された高いクレンジング力が必要となってきた。さらに、近年ではクレンジング化粧料であっても使用後に、化粧水を使用した時のようなしっとり感を付与するといった高付加価値な拭き取りクレンジング化粧料が求められてきた。
また、洗い流す場合と違い肌に残る拭き取りクレンジング化粧料は、使用中の泡立ちに伴う泡残りがあると使用感として心地悪く、そのため泡残りがないものが望まれている。
特公平6−99275号公報 特開平5−208905号公報 特許2001−335425号公報 特開2006−22061号公報 特開2008−179584号公報
本発明の目的は、高いクレンジング力を有するだけでなく、拭き取り直後のべたつき感がなく、従来の水性クレンジング化粧料に比べて、拭き取り後も肌に対して持続したしっとり感を飛躍的に付与でき、しかも泡残りのない拭き取りクレンジング化粧料を提供することにある。
本発明者らは非イオン性界面活性剤と、未中和のアニオン界面活性剤を組み合わせて用いることで、高いクレンジング力を有するだけでなく、拭き取り直後のべたつき感を抑制し、従来の水性クレンジング化粧料に比べて、拭き取り後も肌に対して持続したしっとり感を飛躍的に付与でき、しかも泡残りのない拭き取りクレンジング化粧料が得られることを見出した。
即ち本発明は、非イオン性界面活性剤と、未中和のアニオン性界面活性剤を含有することを特徴とする拭き取りクレンジング化粧料である。
本発明の拭き取りクレンジング化粧料は、高いクレンジング力を有するだけでなく、拭き取り直後のべたつき感がなく、従来の水性クレンジング化粧料に比べて、拭き取り後も肌に対して持続したしっとり感を飛躍的に付与でき、しかも泡残りのないものである。
本発明の拭き取りクレンジング化粧料に用いる(A)成分の非イオン性界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等が挙げられる。
具体的には、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノオレエート、トリカプリル酸ポリグリセリル(6)、トリオレイン酸ポリグリセリル(5)、ジイソステアリン酸ポリグリセリル(10)、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(6)、ポリオキシエチレンソルビットテトラオレエート(40)ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(5)、ポリオキシエチレンヒマシ油(20)、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(5)グリセリル、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(6)グリセリル、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(8)グリセリル、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(10)グリセリル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン(20)グリセリル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン(30)グリセリル、トリオレイン酸ポリオキシエチレン(20)グリセリル、トリオレイン酸ポリオキシエチレン(30)グリセリル、ステアリン酸ポリオキシエチレン(5)グリセリル、トリステアリン酸ポリオキシエチレン(20)グリセリル、ポリオキシエチレン(5)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(7)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(6)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(8)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(10)オレイルエーテルポリオキシエチレン(12)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(6)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(8)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(7)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ヘキシルデシルエーテル、ポリオキシエチレン(5)イソステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(10)イソステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(10)オクチルドデシルエーテル、ポリオキシエチレン(10)ペンタデシルエーテル、ポリオキシエチレン(10)ベヘニルエーテル、ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油等が挙げることができるが、これらに限定されるものではない。これらは、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。またクレンジング力が優れている観点から、ポリオキシエチレン(カプリル/カプリン酸)グリセリルを用いることが特に好ましい。これらは、例えばセチオールHE(コグニスジャパン)、セチオールHE(コグニスジャパン)、ソフチゲン767(サソール
)等の市販の原料を入手して用いればよい。
(A)成分の配合量は、所望の効果が付与されるのであれば特に限定されないが、通常、優れたクレンジング効果を付与する観点から、組成物中、1質量%以上が好ましく、より好ましくは6質量%以上である。また、直後のべたつき感を抑制する観点から、20質量%以下が好ましく、より好ましくは12質量%以下である。これらの観点から、(A)成分の配合量は、組成物中1〜20質量%が好ましく、より好ましくは6〜12質量%である。
本発明の拭き取りクレンジング化粧料に用いる(B)成分の未中和のアニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸等が挙げられる。具体的には、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸、ポリオキシエチレントリデシルエーテル酢酸、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸、ポリプロピレンブチルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンアルキル(C12〜15)エーテルリン酸、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンブチルエーテルリン酸等が挙げられる。これらはクレンジング力を更に向上させ、さらには(A)成分と併せて用いることで、拭き取り後の肌にしっとり感を付与することができる。さらに、中和されたアニオン性界面活性剤では違い拭き取り後の泡残りが生じるが、未中和のものを用いることで泡残りを抑制することができる。
また、クレンジング力や刺激性に関して優れている観点から、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸を用いることが特に好ましい。(B)成分は、例えばビューライトLCA−H(三洋化成工業)、タイポールソフト(泰光油脂化学工業)、NIKKOL AKYPO RLM45(日光ケミカルズ)等の市販の原料を入手して用いればよい。
(B)成分の配合量は、所望の効果が付与されるのであれば特に限定されないが、通常、優れたクレンジング効果・持続したしっとり感を付与する観点から、組成物中、0.1質量%以上が好ましく、より好ましくは0.5質量%以上である。しかしながら、過剰な配合はべたつき感を与えてしまう観点から、10質量%以下が好ましく、より好ましくは8質量%以下である。これらの観点から、(B)成分の配合量は、組成物中0.1〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜8質量%である。
また、本発明の拭き取りクレンジング化粧料には、エタノールおよびパラオキシ安息香酸、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチルなどのパラベン類を実質的に含有しないことが望ましい。これにより、皮膚への刺激を低減させることが可能となる。尚、実質的にとは、全く含まれていないか、若しくは、植物抽出物などの原料中に含まれていることを言う。
本発明の拭き取りクレンジング化粧料は、上述した成分の他に、本発明の目的を損なわない範囲で他の成分、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、高分子、粉体(顔料、色素、樹脂等)、香料、保湿剤、生理活性成分、塩類、溶媒、パール化剤、中和剤、pH調整剤、昆虫忌避剤、酵素等の成分を適宜配合することができる。
また、上記粉体としては、例えば赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色401号等の色素、黄色4号Alレーキ、黄色203号Baレーキ等のレーキ色素、ナイロンパウダー、シルクパウダー、シリコーンパウダー、セルロースパウダー、シリコーンエラストマー球状粉体、ポリエチレン末等の高分子、黄酸化鉄、赤色酸化鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、紺青等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタン等の白色顔料、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、シリカ、アルミナ等の無
機粉体、ベントナイト、スメクタイト、窒化ホウ素等が挙げられる。これらの粉体の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状など)に特に制限はない。
上記粉体は、従来公知の表面処理、例えばフッ素化合物処理、シリコーン処理、シリコーン樹脂処理、ペンダント処理、シランカップリング剤処理、チタンカップリング剤処理、油剤処理、N−アシル化リジン処理、ポリアクリル酸処理、金属石鹸処理、アミノ酸処理、無機化合物処理、プラズマ処理、メカノケミカル処理等によって事前に表面処理されていてもいなくても構わない。
上記溶媒としては、例えば精製水、エタノール、軽質流動イソパラフィン、低級アルコール、エーテル類、LPG、フルオロカーボン、N−メチルピロリドン、フルオロアルコール、揮発性直鎖状シリコーン、次世代フロン等が挙げられる。
上記生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が挙げられる。例えば、抗炎症剤、老化防止剤、紫外線防御剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。上記生理活性成分は、天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分や、化合物等が挙げられるが、これらの中でも、特に天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分が安全性の点で好ましい。
上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分の例としては、例えばアシタバエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アロエエキス、アンズエキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オトギリソウエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、甘草エキス、カキョクエキス、キウイエキス、キューカンバーエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クロレラエキス、クワエキス、紅茶エキス、酵母エキス、コラーゲン、ザクロエキス、サボンソウエキス、サルビアエキス、サンザシエキス、シイクワシャー果皮エキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シャクヤクエキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、センキュウエキス、センブリエキス、タイソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チョウジエキス、チンピエキス、トウキエキス、トウニンエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ビワエキス、ブクリョウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ホップエキス、マロニエエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モモエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズマリーエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。
また、上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分以外の成分としては、例えばデオキシリボ核酸、ムコ多糖類、ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜などの生体高分子、アミノ酸、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイなどの保湿成分、スフィンゴ脂質、セラミド、コレステロール、コレステロール誘導体、リン脂質などの油性成分、ε−アミノカプロン酸、グリチルリチン酸、β−グリチルレチン酸、塩化リゾチーム、グアイアズレン、ヒドロコルチゾン等の抗炎症剤、ビタミン類(A、B2、B6、C、D、E)、パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコチン酸アミド、
ビタミンCエステル等のビタミン類、アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性成分、トコフェロール、カロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン等の抗酸化剤、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸などの細胞賦活剤、γ−オリザノール、ビタミンE誘導体などの血行促進剤、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、ヒノキチオール、塩化ベンザルコニウム等の殺菌剤、l−メントール、ハッカ油等の冷感剤、レチノール、レチノール誘導体等の創傷治癒剤等が挙げられる。
以下、実施例にて本発明をさらに具体的に説明する。実施例に記載した配合量は全て質量%である。実施例に記載の官能特性試験は下記の方法にて実施した。
<官能特性試験>
女性パネラー20名の顔面に市販の油性ファンデーションを塗布し、さらに、まつげに市販の耐水性マスカラを塗布して30分放置後、実施例及び比較例の拭き取りクレンジング化粧料約3gを用い、1分間、一定の力および速さで顔面を手でマッサージし、その後コットンにより拭き取った。その際のクレンジング力、刺激性、拭き取り直後のべたつき感のなさ、泡残り、1時間後のしっとり感の各項目を5段階評価し、更にその平均点から下記基準により判定した。
<5段階評価>
5点:非常に良い
4点:良い
3点:普通
2点:やや悪い
1点:悪い
<判定基準>
◎:平均点が4.5点以上
○:3.5以上、4.5点未満
△:2.5以上、3.5点未満
×:平均点が2.5点未満
実施例1〜16,比較例1〜7(拭き取りクレンジング化粧料)。
表1〜表3の上段に示す各組成にて、実施例1〜16及び比較例1〜7の拭き取りクレンジング化粧料を調製し、前記官能特性試験を実施した。その結果を表1〜表3の下段に併せて示した。
Figure 2011037782
Figure 2011037782
Figure 2011037782
表1〜表3の結果から、各実施例の拭き取りクレンジング化粧料は、各比較例のものと対比して、高いクレンジング力を有するだけでなく、拭き取り直後のべたつき感がなく、持続したしっとり感を与え、さらに泡残りや刺激性に関しても優れていることが分かる。
以下、本発明に係る拭き取りクレンジング化粧料のその他の処方例を示す。
実施例17
(成分名) (質量%)
1. ポリオキシエチレン(カプリル/カプリン酸)グリセリル 5.0
2. 1,3−ブチレングリコール 5.0
3. ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸 3.0
4. リン酸二水素ナトリウム 0.09
5. リン酸水素二ナトリウム 0.01
6. フェノキシエタノール 適 量
7. エデト酸二ナトリウム 適 量
8. モモ葉エキス 0.5
9. アロエエキス 0.5
10. ユズエキス 0.5
11. チャエキス 0.5
12. グレープフルーツエキス 0.5
13. ブドウエキス 0.5
14. オレンジエキス 0.5
15. 褐藻エキス 0.5
16. 香料 適 量
17. 精製水 残 余
実施例18
(成分名) (質量%)
1. ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル 5.0
2. 1,3−ブチレングリコール 5.0
3. ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸 3.0
4. リン酸二水素ナトリウム 0.09
5. リン酸水素二ナトリウム 0.01
6. フェノキシエタノール 適 量
7. エデト酸二ナトリウム 適 量
8. モモ葉エキス 0.5
9. アロエエキス 0.5
10. ユズエキス 0.5
11. チャエキス 0.5
12. グレープフルーツエキス 0.5
13. ブドウエキス 0.5
14. オレンジエキス 0.5
15. 褐藻エキス 0.5
16. 香料 適 量
17. 精製水 残 余
両実施例に対し前記官能特性試験を実施したところ、いずれの拭き取りクレンジング化粧料も、その結果は良好であった。

Claims (2)

  1. (A)非イオン性界面活性剤と、(B)未中和のアニオン性界面活性剤を含有することを特徴とする拭き取りクレンジング化粧料。
  2. 前記(B)成分が、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸である請求項1に記載の拭き取りクレンジング化粧料。
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