JP2011036091A - 電圧調整装置および電圧調整方法 - Google Patents

電圧調整装置および電圧調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】変動する太陽光発電量に対して配電線の送電端から末端までの電圧を規定値内に調整する電圧調整装置。
【解決手段】第1配電線2aを介して系統電源1に入力端子が接続され送電端から末端までの間の複数地点に負荷3が接続され且つ複数地点の少なくとも1地点に太陽光発電装置4が接続された第2配電線2bの送電端に出力端子が接続され第2配電線の送電端に流れる電流を検出する電流検出器22、第2配電線の送電端の電圧を検出する電圧検出器23、各太陽光発電装置の各発電容量を予測するために設けられ太陽光を受けて発電しその発電量を太陽電池発電量として計測する検出用太陽電池21、太陽電池発電量と電流検出器からの検出電流と電圧検出器からの検出電圧と第2配電線の配電線インピーダンスとに基づき第2配電線の送電端から末端までの電圧が規定値内になるように第2配電線の送電端の電圧を調整する電圧調整装置本体24を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電力を負荷に配電する配電線の電圧を調整する電圧調整装置および電圧調整方法に関する。
系統電源(配電用変電所)から負荷までの配電線が長い場合、負荷の軽重に応じて配電線の電圧変動(線路電圧変動)も大きくなる。このため、系統電源側に設けられた電圧調整装置が配電線の電圧を調整して、電力供給における電圧を安定化させている。この電圧調整装置としては、例えば、特許文献1と特許文献2とが知られている。
特許文献1に記載された配電線路の電圧制御方法は、負荷中心点電圧の変動率が許容値になるように制御するものであり、配電線路に直列に接続された直列変圧器と、配電線路から電力を受けて直列変圧器に無効電力ないし有効電力を出力して直列変圧器の出力電力を制御する電力変換器とからなる直列型電圧制御装置を設置し、その装置の1次側の電圧と補償すべき目標地点である負荷の中心点までの線路インピーダンスおよび線路電流から負荷中心点電圧を算出し、その電圧変動分を一定値に制御する。
また、特許文献2に記載された電圧調整装置は、配電線における電圧降下を精度良く求めるものであり、交流電圧を負荷に配電する配電線に設けられ負荷側電圧を切換えるためのタップを有する変圧器と、タップ切換器と、配電線の電圧を計測する電圧計測部と、配電線の電流を計測する電流計測部と、配電線の電圧及び電流との位相差に応じた力率を求める力率取得部と、力率と配電線の抵抗及びリアクタンスとに基づいて配電線のインピーダンスを算出するインピーダンス算出部と、インピーダンスを電流計測部で計測された電流に乗算して配電線の電圧降下を求める電圧降下算出部と、配電線の電圧降下を電圧計測部で計測された電圧から減算して求められた負荷側電圧の実測値と予め定められた負荷電圧の基準値との差分値に応じてタップを切換えるべくタップ切換器を制御するタップ切換制御部とを備えている。
特開2001−268795号公報 特開2006−230162号公報
しかしながら、特許文献1では、負荷は配電線の末端に一箇所を想定し、その配電線(配電線路)インピーダンスから負荷中心点電圧を求める。特許文献2では、負荷は配電線の末端に一箇所を想定し、その配電線インピーダンスから配電線の末端電圧を求めるものである。このため、特許文献1,2では、配電線の送電端から末端までの間の複数地点に負荷が接続される場合には対応していない。
また、特許文献1,2では、配電線に負荷が接続された場合であり、配電線の送電端から末端までの間の複数地点の少なくとも1地点に電力を供給する太陽光発電装置が接続される場合には対応していない。
また、太陽光発電装置は、配電線の送電端から末端までの間の複数地点で同一の定格発電容量の太陽光発電装置が接続されているとは限らない。このため、日射量の変動により複数地点に電力を供給する太陽光発電装置の発電容量が異なり複数地点で電圧上昇値が変化する。このような場合、配電線の末端に一括接続した負荷量として算出する方法では正確に配電線の末端電圧、または、中心電圧を算出できない。
また、配電線の送電電圧と電流検出だけでは、太陽光発電装置の発電容量を算出することはできない。
本発明は、配電線の送電端から末端までの間の複数地点に負荷が接続され、且つ、複数地点の少なくとも1地点に太陽光発電装置が接続された場合に、日射量により変動する太陽光発電装置の発電容量に対して、配電線の送電端から末端までの電圧を規定値内に調整することができる電圧調整装置および電圧調整方法を提供することにある。
本発明の電圧調整装置は、第1配電線を介して系統電源に入力端子が接続され、送電端から末端までの間の複数地点に負荷が接続され且つ前記複数地点の少なくとも1地点に太陽光発電装置が接続された第2配電線の送電端に出力端子が接続された電圧調整装置であって、前記第2配電線の送電端に流れる電流を検出する電流検出器と、前記第2配電線の送電端の電圧を検出する電圧検出器と、各太陽光発電装置の各発電容量を予測するために設けられ、太陽光を受けて発電し、その発電量を太陽電池発電量として計測する検出用太陽電池と、前記検出用太陽電池からの太陽電池発電量により算出される前記各太陽光発電装置の各発電容量と前記電流検出器からの検出電流と前記電圧検出器からの検出電圧と前記第2配電線の配電線インピーダンスとに基づき前記第2配電線の送電端から末端までの電圧が規定値内になるように前記第2配電線の送電端の電圧を調整する電圧調整装置本体とを備えることを特徴とする。
本発明の電圧調整方法は、第1配電線を介して系統電源に入力端子が接続され、送電端から末端までの間の複数地点に負荷が接続され且つ前記複数地点の少なくとも1地点に太陽光発電装置が接続された第2配電線の送電端に出力端子が接続された電圧調整装置の電圧調整方法であって、前記第2配電線の送電端に流れる電流を検出する電流検出ステップと、前記第2配電線の送電端の電圧を検出する電圧検出ステップと、各太陽光発電装置の各発電容量を予測するために設けられ、太陽光を受けて発電し、その発電量を太陽電池発電量として計測するステップと、前記太陽電池発電量により前記各太陽光発電装置の各発電容量を算出するステップと、前記各太陽光発電装置の各発電容量と前記電流検出ステップからの検出電流と前記電圧検出ステップからの検出電圧と前記第2配電線の配電線インピーダンスとに基づき前記第2配電線の送電端から末端までの電圧が規定値内になるように前記第2配電線の送電端の電圧を調整する電圧調整ステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、第2配電線の送電端から末端までの間の複数地点に負荷が接続され、且つ、複数地点の少なくとも1地点に太陽光発電装置が接続された場合に、日射量により変動する各太陽光発電装置の各発電容量に対して、第2配電線の送電端から末端までの電圧を規定値内に調整することができる。
本発明の実施例1の電圧調整装置の回路構成図である。 実施例1の電圧調整装置による配電線の末端電圧の電圧算出を示す図である。 実施例1の電圧調整装置の具体例の全体構成図である。 図3に示す実施例1の電圧調整装置の具体例の詳細構成図である。 図3に示す実施例1の電圧調整装置のトライアックのオン/オフと補償電圧との関係を示す図である。 実施例1の電圧調整装置により実現される電圧調整方法を示すフローチャートである。 地点Pt0におけるシュミレーション結果を示す図である。 地点Pt5におけるシュミレーション結果を示す図である。 実施例2の電圧調整装置の具体例の回路構成図である。
以下、本発明の電圧調整装置および電圧調整方法の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1の電圧調整装置の回路構成図である。図1に示す電圧調整装置2は、第1配電線2a(電力供給線)を介して系統電源1(例えば、単相3線式交流電源)に入力端子が接続され、送電端から末端までの間の複数地点Pt1〜Pt5に複数の負荷3−1〜3−5と複数の太陽光発電装置(PV)4−1〜4−5とが接続された第2配電線2b(電力供給線)の送電端に出力端子が接続されている。
第2配電線2bの配電線インピーダンスZは、抵抗が%Rであり、リアクタンスが%Xである。第2配電線2bの地点Pt1には、負荷3−1および太陽光発電装置4−1が接続され、地点Pt2には、負荷3−2および太陽光発電装置4−2が接続され、地点Pt3には、負荷3−3および太陽光発電装置4−3が接続され、地点Pt4には、負荷3−4および太陽光発電装置4−4が接続され、地点Pt5には、負荷3−5および太陽光発電装置4−5が接続されている。
なお、太陽光発電装置は、地点Pt1〜Pt5の全てに設ける必要はなく、例えば、地点Pt1〜Pt5の少なくとも1地点に設けられても良い。
電圧調整装置2は、検出用太陽電池21、電流検出器22、電圧検出器23、電圧調整装置本体24を有している。
検出用太陽電池21は、各太陽光発電装置4−1〜4−5の各発電容量を予測するために設けられ、太陽光を受けて発電し、その発電量を太陽電池発電量として電圧調整装置本体24に出力する。ここで、検出用太陽電池21および各太陽光発電装置4−1〜4−5の各太陽電池は、太陽からの日射量がほぼ等しく届くように配置されている。また、電圧調整装置2には各地点Pt1〜Pt5における各太陽光発電装置4−1〜4−5の各定格発電容量が予め入力されている。
電流検出器22は、第2配電線2bの送電端に流れる電流を検出する。電圧検出器23は、第2配電線2bの送電端の電圧を検出する。電圧調整装置本体24は、検出用太陽電池21からの太陽電池発電量と電流検出器22からの検出電流と電圧検出器23からの検出電圧とに基づき第2配電線2bの送電端から末端までの電圧を規定値内に調整する。
より詳細には、電圧調整装置2は、当該装置2(第2配電線2bの送電端)から第2配電線2bの末端までの配電線インピーダンスZ(%R,%X)を予め入力するとともに、電流検出器22の検出電流と電圧検出器23の検出電圧とに基づき有効電流と無効電流とを演算し、太陽光発電装置4−1〜4−5による第2配電線2bの末端電圧の電圧上昇を計算する。
また、電圧調整装置2は、検出用太陽電池21からの太陽電池発電量に基づき、第2配電線2bの送電端から末端までの間に取付けた各太陽光発電装置4−1〜4−5の各発電容量を予測計算する。具体的には、電圧調整装置2は、検出用太陽電池21からの太陽電池発電量が定格太陽電池発電量(100%)に対して何%かを求める。これをAo%とする。また、電圧調整装置2に予め入力されている各地点Pt1〜Pt5における各太陽光発電装置4−1〜4−5の各定格発電容量(各定格電流)をIpv1T〜Ipv5Tとすると、各太陽光発電装置4−1〜4−5の実際の発電による有効電流Ipv1(又はIpv2,Ipv3,Ipv4,Ipv5)は、
Ipv1(又はIpv2,Ipv3,Ipv4,Ipv5)=Ipv1T(又はIpv2T,Ipv3T,Ipv4T,Ipv5T)×Ao
として各地点毎に求められる。
図2は実施例1の電圧調整装置2による配電線の末端電圧の電圧算出を示す図である。ここでは、説明を簡単にするために、地点Pt0、Pt1、Pt2のみとし、地点Pt0が第2配電線2bの送電端で電圧調整装置2の出力端子の位置とし、地点Pt2が第2配電線2bの末端に相当する。
P1は地点Pt1の負荷3−1の有効電力、Q1は無効電力、Ip1は有効電流、Iq1は無効電流、PV1は太陽光発電装置4−1の有効電力、Ipv1は有効電流である。P2は地点Pt2の負荷3−2の有効電力、Q2は無効電力、Ip2は有効電流、Iq2は無効電流、PV2は太陽光発電装置4−2の有効電力、Ipv2は有効電流である。地点Pt0、Pt1間の配電線インピーダンスは、抵抗r1,リアクタンスx1、地点Pt1、Pt2間の配電線インピーダンスは、抵抗r2,リアクタンスx2である。
電圧調整装置2を第2配電線2bの送電端側に設置し、電圧調整装置2は、第2配電線2bの送電端に流れる電流および第2配電線2bの送電端の電圧を検出して、第2配電線2bの末端の電圧を算出し、第2配電線2bの送電端電圧から末端電圧までの電圧が規定値内になるように電圧調整装置2の出力電圧(送電端電圧)を調整する。
(1)第2配電線2bに接続される負荷が力率負荷の場合
各負荷および各太陽光発電装置の各発電容量が第2配電線2bに対して、均等に配置され、かつ負荷が力率負荷である場合には、配電線インピーダンス(%R,%X)<<負荷インピーダンス(RL、XL)の条件で、配電線一線当り(一相当り)、
配電線電圧降下=有効電流×配電線抵抗r+無効電流×配電線リアクタンスxと見なせる。このため、第2配電線2bの末端電圧は、
末端電圧=送電端電圧−係数K×(有効電流×配電線抵抗%R+無効電流×配電線リアクタンス%X)
で求められる。
係数Kは、%Rと抵抗値、%Xとリアクタンス値、配電線のインピーダンスおよび配電線の送電端に流れる有効電流の均等から配置された負荷量を求めるための換算から求められる。
次に、配電線電圧降下、末端電圧の算出をより具体的に説明する。各配電線電圧降下は、配電線インピーダンス(%R、%X)<<負荷インピーダンス(RL、XL)の条件で、配電線一線当り(一相当り)以下のようになる。
地点Pt1、Pt2間の電圧降下V1-2は、
V1-2=r2×(Ip2−Ipv2)+x2×Iq2
となる。
地点Pt0、Pt1間の電圧降下V0-1は、
V0-1=r1×(Ip1+Ip2−Ipv1−Ipv2)+x1×(Iq1+Iq2)
となる。
地点Pt0、Pt2間の電圧降下V0-2は、
r1=r2、x1=x2として
V0-2=r1×(Ip1+2×Ip2−Ipv1−2×Ipv2)+x1×(Iq1+2×Iq2)となる。
P1=P2、Q1=Q2と仮定すると、
V0-2=r1×(3×Ip2−Ipv1−2×Ipv2)+x1×(3×Iq2)
地点Pt2の電圧(末端電圧)V2は、
P1=P2、Q1=Q2と仮定すると
V2=V0−r1×(3×Ip2−Ipv1−2×Ipv2)+x1×(3×Iq2)
さらに、PV1=PV2と仮定すると
V0-2=r1×(3×Ip2−3×Ipv2)+x1×(3×Iq2)
地点Pt2 の電圧は
V2=V0−r1×(3×Ip2−3×Ipv2)+x1×(3×Iq2)
さらに、負荷力率100%とした場合、
V0-2=r1×(3×Ip2−3×Ipv2)
地点Pt2の電圧は
VPt2 =V0−r1×(3×Ip2−3×Ipv2)
となる。
(2)太陽光発電装置が第2配電線2bに接続(各太陽光発電装置の各発電容量が第2配電線2bに対して均等に配置されていると見なせない場合)
第2配電線2bの末端電圧の算出において、各太陽光発電装置の各発電容量が第2配電線2bに対して均等に配置されていると見なせない場合、第2配電線2bの各地点Pt1,Pt2における太陽光発電装置の発電容量(各地点における定格発電容量の総和)を予め調査し、初期値として設定しておく。
また、太陽光発電装置の発電容量は、当然、日射量によって変化するので、検出用太陽電池21により、日射量−発電容量を算出する。
各需要家の負荷量は、電圧調整装置2の電流検出地点Pt0から(送出電力−総発電容量(力率は1と見なす))から算出し、負荷量は第2配電線2bに対して均等に配置していると見なす。また、負荷の負荷量を把握するために、一日の時刻−負荷量のデータを持つ。これにより、第2配電線2bの配電線インピーダンスと負荷量と各地点の太陽光発電装置の発電容量から第2配電線2bの末端電圧を算出することができる。なお、電圧算出式は、上記PV1=PV2によらない式となる。
図3は実施例1の電圧調整装置の具体例の全体構成図である。図4は図3に示す実施例1の電圧調整装置の具体例の詳細構成図である。
図3に示す電圧調整装置2は、単相3線式の配電線において、入力端子R1,N1,T1に単相3線式交流が入力され、出力端子R2,N2,T2から単相3線式交流が出力される。電圧調整装置2は、検出用太陽電池21、出力端子R2に接続される配電線の送電端に流れる電流を検出する電流検出器22a、出力端子T2に接続される配電線の送電端に流れる電流を検出する電流検出器22b、出力端子R2,N2,T2の電圧を検出する電圧検出器23、電圧調整部24a,24b、制御回路25、ゲート回路26a,26bを有する。制御回路25は、メモリ25aを有する。
メモリ25aは、各地点間の配電線インピーダンスと各地点における各太陽光発電装置4−1〜4−5の各定格発電容量(各定格電流)とを記憶する。制御回路25は、検出用太陽電池21、電流検出器22a,22b、および電圧検出器23の検出信号とメモリ25aからの各地点間の配電線インピーダンスと各地点における各太陽光発電装置4−1〜4−5の各定格発電容量(各定格電流)とに基づき、第2配電線2bの末端電圧を算出する。
ゲート回路26a,26bは、制御回路25からの末端電圧に基づき、電圧調整部24a,24bにゲート信号を送出する。
電圧調整部24aは、R−N相側に設けられ、電圧調整部24bは、N−T相側に設けられている。電圧調整部24a,24bは、ゲート回路26a,26bからのゲート信号に基づき、第2配電線2bの末端電圧が規定値内になるように交流半導体スイッチからなるトライアックTRC1〜TRC5をオンまたはオフさせることにより補償電圧を変えて、末端電圧の電圧上昇対策および電圧降下対策を行う。
図4では、電圧調整部24aの詳細構成を示す。なお、電圧調整部24bも電圧調整部24aと同一構成である。ここでは、電圧調整部24aの構成を説明する。
図4において、トランスT1aの一次巻線T1apは、入力端子R1と出力端子R2との間に接続され、トランスT1aの二次巻線T1asの一端は、トライアックTRC1,TRC2の一端に接続されている。トランスT1aの二次巻線T1asの他端は、リアクトルL1を介してトライアックTRC3,TRC4,TRC5の一端に接続されている。
トライアックTRC1の他端は、トライアックTRC5の他端およびトランスT3の二次巻線T3sの一端に接続されている。トライアックTRC2の他端は、トライアックTRC3の他端に接続されるとともに、ヒューズF1を介してトランスT3の二次巻線T3sの他端に接続されている。トライアックTRC4の他端は、ヒューズF2を介してトランスT3の二次巻線T3sの中点端に接続されている。トランスT3の一次巻線T3pの一端はトランスT1aの一次巻線T1apの一端に接続されている。トランスT3は、誘導雷などによる半導体素子の破損を防止する。
図5はトライアックTRC1〜TRC5のオン/オフと補償電圧との関係を示す図である。ゲート回路26aは、トライアックTRC1〜TRC5のゲート端子にゲート信号を出力する。
トライアックTRC1〜TRC5は、ゲート信号に基づき、図5のテーブルに示すようにオン又はオフして、例えば、補償電圧を+5V,+2.5V,0V,−2.5V,−5Vとすることにより、トランスT1aの一次巻線T1apの両端電圧が補償される。
第2配電線2bの末端電圧が規定電圧以上であれば、最初に補償電圧を−2.5Vとし、まだ末端電圧が規定電圧以上であれば、補償電圧を−5Vとする。末端電圧が規定電圧未満であれば、最初に補償電圧を+2.5Vとし、まだ末端電圧が規定電圧未満であれば、補償電圧を+5Vとする。
また、例えば、図1(b)に示すように、第2配電線2bの末端電圧が200Vラインから上昇した場合には、トライアックTRC2,TRC5をオンさせることにより、補償電圧が−5Vとなる。交流入力が200Vであり、補償電圧が−5Vであるので、交流出力、即ち、地点(送電端)Pt0の電圧は195Vとなり、200Vラインから下降する。
同様にして、T−N相の電圧調整部24bにトライアックTRC6〜TRC10を設け、トライアックTRC6〜TRC10をオン又はオフすることにより、R−N相、T−N相を独立に制御でき、不平衡負荷対策も行える。
図6は実施例1の電圧調整装置2により実現される電圧調整方法を示すフローチャートである。図6を参照しながら、実施例1の電圧調整装置2により実現される電圧調整方法を説明する。なお、ここでは、図2に示す簡単な例を挙げて説明する。
まず、送電端である第2配電線2bの地点Pt0の電流、電圧を電流検出器22、電圧検出器23により検出する。また、太陽電池発電量を検出用太陽電池21により検出する(ステップS11)。
電圧調整装置本体24内の制御回路25は、検出用太陽電池21からの太陽電池発電量と各太陽光発電装置4−1,4−2の各定格発電容量(各定格電流)とから各太陽光発電装置4−1,4−2の実際の発電による各有効電流Ipv1,Ipv2を算出する(ステップS13)。
制御回路25は、電流検出器22からの検出電流と電圧検出器23からの検出電圧とから有効電流、無効電流を求め、各有効電流Ipv1,Ipv2との差から各負荷3−1,3−2の有効電流Ip1,Ip2、無効電流Iq1,Iq2とを求める(ステップS15)。
次に、制御回路25は、配電線インピーダンス(r,x)のデータを用いて、所定の電圧計算により第2配電線2bの末端電圧を算出する(ステップS17)。所定の電圧計算とは、(1)において説明した第2配電線2bに接続される負荷が力率負荷の場合の計算式である。ゲート回路26a,26bは、制御回路25からの末端電圧に基づきゲート信号を生成する。
次に、電圧調整部24a,24bは、ゲート回路26a,26bからのゲート信号に基づき、末端電圧が規定値内になるようにトライアックTRC1〜TRC10をオン又はオフさせて、補償量(補償電圧)を調整し決定する(ステップS19)。
ゲート回路26a,26bは、制御回路25からの末端電圧および送電端電圧が規定値内かどうかを判定し、末端電圧および送電端電圧が規定値内でない場合には、ゲート信号を生成してステップS19に戻る。
一方、末端電圧および送電端電圧が規定値内である場合には、ステップS19で決定された補償量により、電圧調整装置2で補償し(ステップS23)、地点Pt0の補償結果を確認する(ステップS25)。
なお、応答時間および検出ヒステリシスは、設定変更でき、実稼働において最適となるように設定する。
また、出願人は、本電圧調整装置2を用いた場合の電圧上昇抑制効果について、モデル系統を用いてシミュレーション解析したので、その結果を図7,図8に示す。図7は図1に示す地点Pt0におけるシュミレーション結果を示す図である。図8は図1に示す地点Pt5におけるシュミレーション結果を示す図である。
ここで、送電端電圧106V、負荷7.5kwとした。なお、図8から地点Pt5の電圧に対し、地点Pt5 の算出値は、殆ど同一値で求められていることが分かる。
これにより、本電圧調整装置2を用いれば、第2配電線2bの送電端から末端までの間の複数地点の各太陽光発電装置の各発電容量および日射量による発電量の変化に対して、配電系統の送電側から末端電圧値を算出でき、電圧調整装置2により調整することにより、送電側から末端電圧を適切に維持できることがわかる。
このように、実施例1の電圧調整装置2によれば、例えば、太陽光発電量が負荷量を上回り、末端電圧が上昇した場合には、複数地点の各太陽光発電量を算出し、送電端の電流・電圧を検出し、逆潮流を含む有効電力、無効電力を算出し、これらと配電線インピーダンスから末端電圧を算出し、送電端電圧、末端電圧および各地点電圧が規定値内となるように電圧調整装置2の電圧を調整することができる。
なお、電圧調整装置2の接続位置は、送電端のみならず中間点および複数点でも良い。
図9は実施例2の電圧調整装置の具体例の回路構成図である。図9の実施例2の電圧調整装置は、直列インバータ回路を用いている。この直列インバータ回路は、系統電源に対して直列にトランスT5(T7)を接続し、インバータを構成するスイッチ素子Tr1〜Tr4(Tr5〜Tr8)で系統電圧を補償するための補償電圧を生成し、トランスT5(T7)へ印加している。
トランスT6(T8),ダイオードD1〜D4(D5〜D8),コンデンサC1(C2)はコンバータを構成する。
電圧補償範囲は、トランスT5,T7の巻数比で決定され、電圧の補償量はインバータを用いているため、連続的に変化させることができる。
なお、本発明は、実施例1,2の電圧調整装置に限定されるものではない。実施例1,2の電圧調整装置では単相3線式の配電線への適用としたが、例えば、3相3線式の配電線への適用であっても良い。
また、電圧算出式は、上記簡易式ではなくシミュレーションなどによる詳細演算で算出しても良い。
本発明は、配電設備などに適用することができる。
1 系統電源
2 電圧調整装置
3−1〜3−5 負荷
4−1〜4−5 太陽光発電装置(PV)
21 検出用太陽電池
22,22a,22b 電流検出器
23 電圧検出器
25 制御回路
26a,26b ゲート回路
25a メモリ
Z 配電線インピーダンス

Claims (4)

  1. 第1配電線を介して系統電源に入力端子が接続され、送電端から末端までの間の複数地点に負荷が接続され且つ前記複数地点の少なくとも1地点に太陽光発電装置が接続された第2配電線の送電端に出力端子が接続された電圧調整装置であって、
    前記第2配電線の送電端に流れる電流を検出する電流検出器と、
    前記第2配電線の送電端の電圧を検出する電圧検出器と、
    各太陽光発電装置の各発電容量を予測するために設けられ、太陽光を受けて発電し、その発電量を太陽電池発電量として計測する検出用太陽電池と、
    前記検出用太陽電池からの太陽電池発電量により算出される前記各太陽光発電装置の各発電容量と前記電流検出器からの検出電流と前記電圧検出器からの検出電圧と前記第2配電線の配電線インピーダンスとに基づき前記第2配電線の送電端から末端までの電圧が規定値内になるように前記第2配電線の送電端の電圧を調整する電圧調整装置本体と、
    を備えることを特徴とする電圧調整装置。
  2. 前記電圧調整装置本体は、前記検出用太陽電池からの太陽電池発電量と前記各太陽光発電装置の各定格発電容量とに基づき前記各太陽光発電装置の各発電容量を算出し、前記電流検出器からの検出電流と前記電圧検出器からの検出電圧とに基づき各負荷の有効電流、無効電流を算出し、各負荷の有効電流、無効電流と前記各太陽光発電装置の各発電容量と前記第2配電線の配電線インピーダンスとに基づき前記第2配電線の末端の電圧を算出する制御回路を備えることを特徴とする請求項1記載の電圧調整装置。
  3. 前記電圧調整装置本体は、前記制御回路で算出された前記第2配電線の末端の電圧が規定値内になるように補償量を調整することにより前記第2配電線の送電端の電圧を調整する電圧調整部を備えることを特徴とする請求項2記載の電圧調整装置。
  4. 第1配電線を介して系統電源に入力端子が接続され、送電端から末端までの間の複数地点に負荷が接続され且つ前記複数地点の少なくとも1地点に太陽光発電装置が接続された第2配電線の送電端に出力端子が接続された電圧調整装置の電圧調整方法であって、
    前記第2配電線の送電端に流れる電流を検出する電流検出ステップと、
    前記第2配電線の送電端の電圧を検出する電圧検出ステップと、
    各太陽光発電装置の各発電容量を予測するために設けられ、太陽光を受けて発電し、その発電量を太陽電池発電量として計測するステップと、
    前記太陽電池発電量により前記各太陽光発電装置の各発電容量を算出するステップと、
    前記各太陽光発電装置の各発電容量と前記電流検出ステップからの検出電流と前記電圧検出ステップからの検出電圧と前記第2配電線の配電線インピーダンスとに基づき前記第2配電線の送電端から末端までの電圧が規定値内になるように前記第2配電線の送電端の電圧を調整する電圧調整ステップと、
    を備えることを特徴とする電圧調整方法。
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