JP2011035867A - 増幅回路及びこれを用いた受光アンプ回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来は、入力パルス信号のパルス期間でしか、増幅回路の周波数特性を抑えることができず、リンギングが抑えられないという問題があった。
【解決手段】入力端子に受けた信号を増幅し、出力端子に出力する増幅器と、前記増幅器の入力端子と出力端子との間に接続される帰還容量部と、前記増幅器の出力端子の電位が所定の電位より上昇した場合、もしくは、低下した場合、所定の期間、前記帰還容量部の容量を変化させる制御回路と、を有する増幅回路である。
【選択図】図1
【解決手段】入力端子に受けた信号を増幅し、出力端子に出力する増幅器と、前記増幅器の入力端子と出力端子との間に接続される帰還容量部と、前記増幅器の出力端子の電位が所定の電位より上昇した場合、もしくは、低下した場合、所定の期間、前記帰還容量部の容量を変化させる制御回路と、を有する増幅回路である。
【選択図】図1
Description
本発明は、増幅回路及びこれを用いた受光アンプ回路に関するものである。
CD、DVD、Blue−Ray Disc等の光ディスク装置は年々高倍速化されている。それに伴い光ディスクへ書き込みを行うための記録パルス波形の周期が短くなってきている。記録パルス発生中の光パワーを低パワーから高パワーまで正確に把握する必要がある。また、パルスの立ち上がり、立ち下がりをリンギングなく正確に検出する必要がある。このため、記録パルス波形を受光するIC(集積回路)に用いられる増幅回路(アンプ回路)には広帯域の周波数特性を保持しながら、リンギングのないパルス応答が求められる。
このような、受光ICに用いられる増幅回路の従来例として特許文献1のような技術がある。図9に特許文献1に記載される帰還増幅回路1を示す。図9に示すように、帰還増幅回路1は、差動増幅器AMP1と、帰還回路10とを有する。
差動増幅器AMP1は、反転入力端子に受けた入力端子INからの入力信号を増幅して出力端子OUTに出力する。なお、符号「IN」「OUT」は、端子名を示すと共に、それぞれの端子に入出力される信号名としても使用する。
帰還回路10は、帰還抵抗R1、R2、R3と、帰還容量C1、C2と、NPNトランジスタQ1とを有する。帰還回路10は、差動増幅器AMP1が所定の増幅率を示すように差動増幅器AMP1の出力を反転入力端子に帰還させる。差動増幅器AMP1は、理想的な差動増幅器、すなわち高入力インピーダンス、低出力インピーダンス、高オープンループゲインで動作し、周波数特性に関しても十分な周波数帯域を有している。
帰還抵抗R1、R2は、入力端子INと出力端子OUTとの間に直列接続される。帰還容量C1は、入力端子INと出力端子OUTとの間に接続される。帰還抵抗R3は、入力端子INとノードN1との間に接続される。帰還容量C2は、入力端子INとノードN1との間に接続される。
NPNトランジスタQ1は、ベースが帰還抵抗R1とR2との間のノードN1、コレクタが電源電圧端子VDD、エミッタが入力端子INに接続される。
図10に帰還増幅回路1の動作波形を示す。図10に示すように、帰還増幅回路1の入力信号の直流成分が増大し、出力端子OUTの電位も増大する。そして、出力端子OUTの電位が増大するとノードN1の電位も増大し、時刻t1でノードN1の電位がNPNトランジスタQ1のしきい値電圧よりも大きくなる。このため、時刻t1でNPNトランジスタQ1がオン状態となる。このことにより、帰還回路10のインピーダンスが低下し、帰還増幅回路1の増幅率が低下する。増幅率が低下すると帰還増幅回路1の発振を抑えることができる。
また、入力信号INの直流成分が減少して、出力端子OUTの電位が低下すると、時刻t2で、ノードN1の電位がNPNトランジスタQ1のしきい値電圧より低くなる。このため、NPNトランジスタQ1が再びオフ状態となる。このことにより、帰還回路10のインピーダンスが再び時刻t1以前の状態に戻る。
以上のように帰還増幅回路1は、入力信号の直流成分が増大して、ノードN1の電位がNPNトランジスタQ1のしきい値電圧よりも大きくなると、帰還回路10のインピーダンスを低下させる。このように、帰還回路10のインピーダンスを低下することで、当該帰還増幅回路1の増幅率を下げ発振を抑える。また、帰還容量C2の働きにより当該帰還増幅回路1の周波数帯域の広がりが抑制される。したがって、十分な位相補償が行われ、当該帰還増幅回路1の発振が効果的に防止される。
上述したように帰還増幅回路1では発振を抑えることができる。しかし、帰還増幅回路1が周波数特性を抑える期間は、パルス発生期間中の時刻t1〜t2の期間だけである。このため、パルス立下り時は周波数特性を抑える期間外となる。このため、図10に示すようにパルス立下り時には利得抑制されずリンギングが抑えられないという問題がある。
本発明は、入力端子に受けた信号を増幅し、出力端子に出力する増幅器と、前記増幅器の入力端子と出力端子との間に接続される帰還容量部と、前記増幅器の出力端子の電位が所定の電位より上昇した場合、もしくは、低下した場合、所定の期間、前記帰還容量部の容量を変化させる制御回路と、を有する増幅回路である。
本発明にかかる増幅回路は、増幅器の出力端子の電位が所定の電位より上昇した場合、もしくは、低下した場合、所定の期間、前記帰還容量部の容量を変化させることができる。このため、この所定の期間において、当該増幅回路の周波数特性を抑えることができる。
本発明にかかる増幅回路は、出力信号のリンギングの発生を抑制することが可能となる。
発明の実施の形態1
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態1について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態1は、本発明を受光アンプに適用したものである。
図1に本実施の形態にかかる受光アンプ100の構成を示す。図1に示すように、受光アンプ100は、受光素子PD101と、帰還増幅回路102とを有する。帰還増幅回路102は、差動アンプ部110と、比較部120と、エッジ検出部130とを有する。
受光素子PD101は、フォトダイオードもしくはフォトトランジスタ等の光電変換素子から構成される。受光素子PD101は、光信号を受光すると、その光信号に応じた光電流Ipdを出力する。受光素子PD101は、接地電圧端子GNDと差動アンプ部110の入力端子INとの間に接続される。なお、図1で、受光素子PD101は、差動アンプ部110の外部素子として示されるが、差動アンプ部110の内部素子としてもかまわない。
差動アンプ部110は、受光素子PD101からの光電流Ipdを電圧に変換する。差動アンプ部110は、差動増幅器AMP111と、帰還容量部111と、抵抗素子R111とを有する。帰還容量部111は、抵抗素子R112と、容量素子C111、C112と、スイッチ回路SW111とを有する。スイッチ回路SW111は、NPNトランジスタQ111を有する。
抵抗素子R111は、一方の端子がノードN111に接続される。また、他方の端子には、所定の電圧Vcが供給されている。
差動増幅器AMP111は、非反転入力端子がノードN111、反転入力端子が入力端子IN、出力端子が出力端子OUTに接続される。抵抗素子R112は、一方の端子が入力端子IN、他方の端子が出力端子OUTに接続される。容量素子C111は、一方の端子が入力端子IN、他方の端子が出力端子OUTに接続される。容量素子C112は、一方の端子が入力端子IN、他方の端子がノードN112に接続される。NPNトランジスタQ111は、コレクタが出力端子OUT、エミッタがノードN112、ベースがノードN113に接続される。
抵抗素子R112は差動増幅器AMP111の帰還抵抗、容量素子C111、C112は差動増幅器AMP111の帰還容量として動作する。但し、NPNトランジスタQ111がオフ状態の場合、差動増幅器AMP111の帰還容量は、容量素子C111のみである。反対にNPNトランジスタQ111がオン状態となった場合は、容量素子C111、C112が並列接続され、差動増幅器AMP111の帰還容量は容量素子C111、C112を合計した容量となる。差動アンプ部110は、NPNトランジスタQ111の動作状態に応じて、帰還容量の容量値を切り替えることが可能である。
比較部120は、コンパレータAMP121と、抵抗素子R121、R122とを有する。抵抗素子R121は、一方の端子が電源電圧端子VDD、他方の端子がノードN121に接続される。抵抗素子R122は、一方の端子がノードN121、他方の端子が接地電圧端子GNDに接続される。よって、抵抗素子R121、R122の抵抗比に応じて、ノードN131に所定の電位が生成される。
コンパレータAMP121は、非反転入力端子が出力端子OUT、反転入力端子がノードN121、出力端子がノードN131に接続される。コンパレータAMP121は、ノードN121で生成された所定の電位に対して、出力端子OUTの電位が大きい場合、ハイレベル、出力端子OUTの電位が小さい場合、ロウレベルの信号をノードN131に出力する。
エッジ検出部130(スイッチ制御回路)は、XOR(排他的論理和)回路XOR131と、遅延回路140とを有する。遅延回路140は、抵抗素子R141と、容量素子C141とを有する。抵抗素子141は一方の端子をノードN131、他方の端子をノードN141に接続される。容量素子C141は、一方の端子がノードN141、他方の端子か接地電圧端子GNDに接続される。XOR回路XOR131は、一方の入力端子がノードN131、他方の入力端子がノードN141、出力端子がノードN113に接続される。
なお、比較部120と、エッジ検出部130とを含む回路で、スイッチ回路SW111のオン状態またはオフ状態を制御する制御回路を構成しているとみなせる。
図2にエッジ検出部130の動作を示すタイミングチャートを示す。時刻t1に比較部120からハイレベルの信号がノードN131に出力される。ここで、遅延回路140は、抵抗素子R141の抵抗値と容量素子C141の容量値によるCR時定数を有している。このCR時定数に応じた所定の遅延期間をT1とする。このため、時刻t1から期間T1の間、ノードN131、N141の信号レベルは、それぞれハイレベル、ロウレベルとなる。この結果、XOR回路XOR131からノードN113へハイレベルが出力される。
そして、時刻t1から期間T1後の時刻t2に、ノードN141の電位レベルがハイレベルとなると、XOR回路XOR131がロウレベルをノードN113へ出力する。
時刻t3に比較部120から出力される信号がロウレベルとなると、時刻t3から期間T1の間、ノードN131、N141の信号レベルは、それぞれロウレベル、ハイレベルとなる。その結果、XOR回路XOR131がハイレベルをノードN113へ出力する。更に、時刻t3から期間T1後の時刻4に、ノードN141の電位レベルがロウレベルとなり、XOR回路XOR131がロウレベルをノードN113へ出力する。
以上のような構成の受光アンプ100の動作を示すタイミングチャートを図3に示す。図3に示すように、受光素子PD101が光信号を受光し、光電流Ipdが差動アンプ部110の入力端子INに入力される。この光電流Ipdに応じた電位の出力信号OUTが出力端子OUTに出力される。時刻t1にこの出力信号OUTの電位がノードN121の電位より高くなる。このため、コンパレータAMP121からノードN131にハイレベルの信号が出力される。但し、図2で説明したように、ノードN141の電位は時刻t1から遅延期間T1の間ロウレベルとなる。よって、XOR回路XOR131は、時刻t1から遅延期間T1の間ハイレベルの信号をノードN113に出力する。
このノードN113に出力されるハイレベルの信号に応じて、NPNトランジスタQ111がオン状態となる。そして、容量素子C112の他方の端子が出力端子OUTと電気的に接続され、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加する。この期間T1の間、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加するため、差動増幅器AMP111の入出力信号の高周波成分を抑えることができ、差動アンプ部110が発振するのを防止し、且つ、リンギングを抑えることができる。
時刻t1から遅延期間T1後の時刻t2において、図2で説明したように、ノードN141の電位もハイレベルとなるため、XOR回路XOR131は、ロウレベルの信号をノードN113に出力する。従って、NPNトランジスタQ111がオフ状態となる。但し、この時刻では既に差動増幅器AMP111の出力信号がハイレベルで安定しているため、差動アンプ部110が発振をおこす心配が無い。
次に、受光素子PD101が光信号を受光しなくなり、光電流Ipdが減少する。このため、出力信号OUTの電位が低下する。時刻t3にこの出力信号OUTの電位がノードN121の電位より低くなる。このため、コンパレータAMP121からノードN131にロウレベルの信号が出力される。但し、図2で説明したように、ノードN141の電位は時刻t3から期間T1の間ハイレベルとなる。よって、XOR回路XOR131は、時刻t3から遅延期間T1の間ハイレベルの信号をノードN113に出力する。
このノードN113に出力されるハイレベルの信号に応じて、NPNトランジスタQ111がオン状態となる。そして、容量素子C112の他方の端子が出力端子OUTと電気的に接続され、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加する。この期間T1の間、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加するため、差動増幅器AMP111の入出力信号の高周波成分を抑えることができ、再び差動アンプ部110が発振するのを防止し、且つ、リンギングを抑えることができる。
ここで、従来の帰還増幅回路1では、図10で説明したように高周波側の周波数特性を抑える期間は、パルス発生時の時刻t1〜t2の間だけであった。このため、パルス立下り後は周波数特性を抑えられず、リンギングを抑えられないという問題があった。また、帰還増幅回路1では、NPNトランジスタQ1動作前と動作後でゲインが異なるため、帰還増幅回路1を受光アンプ回路に利用した場合、受光素子が入力する光信号強度と出力信号OUTの電圧の比が変わり、正確な光信号の強度が把握できないという問題があった。
しかし、本実施の形態1の帰還増幅回路102では、差動増幅器AMP111の出力信号OUTの立ち上がり及び立下り後の所定の期間、高周波成分を抑えることが可能な帰還容量とすることができる。このため、帰還増幅回路102の発振を防止しつつ、リンギングを抑えることが出来る。また、帰還容量の容量値のみを切り替えるため、差動増幅器AMP111の利得の変化がない。このため帰還増幅回路102を用いた受光アンプ回路100では、帰還容量の容量値が変化した前後で受光素子が入力する光信号強度と出力信号OUTの電圧の比が変わらない。このため、正確な光信号の強度を確認することが可能となる。
発明の実施の形態2
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態2について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態2は、実施の形態1と同様、本発明を受光アンプに適用したものである。
図4に本実施の形態にかかる受光アンプ200の構成を示す。図4に示すように、受光アンプ200は、受光素子PD101と、帰還増幅回路202とを有する。帰還増幅回路202は、差動アンプ部110と、比較部120と、エッジ検出部230とを有する。図4に示された符号のうち、図1と同じ符号を付した構成は、図1と同じか又は類似の構成を示している。実施の形態1と異なるのは、エッジ検出部230の構成である。よって、本実施の形態2では、その実施の形態1との相違部分を重点的に説明し、実施の形態1と同様の部分の説明は省略する。
エッジ検出部230は、XOR回路XOR131と、遅延回路240とを有する。遅延回路240は、スイッチ回路SW241と、インバータ回路IV241〜IV246とを有する。
スイッチ回路SW241は、入力端子a、出力端子b1〜b3を有する。スイッチ回路SW241は、入力端子aがノードN131、出力端子b1がノードN241、出力端子b2がノードN242、出力端子b3がノードN243と接続される。スイッチ回路SW241は、入力端子aと、出力端子b1〜b3のうち1つを選択して電気的に接続する。
インバータ回路IV241〜IV246は、ノードN241とN244との間で直列接続される。更に詳しくは、インバータ回路IV241は、入力端子がノードN241、出力端子がインバータ回路IV242の入力端子に接続される。インバータ回路IV242は、入力端子がインバータ回路IV241の出力端子、出力端子がノードN242に接続される。インバータ回路IV243は、入力端子がノードN242、出力端子がインバータ回路IV244の入力端子に接続される。インバータ回路IV244は、入力端子がインバータ回路IV243の出力端子、出力端子がノードN243に接続される。インバータ回路IV245は、入力端子がノードN243、出力端子がインバータ回路IV246の入力端子に接続される。インバータ回路IV246は、入力端子がインバータ回路IV245の出力端子、出力端子がノードN244に接続される。
XOR回路XOR131は、一方の入力端子がノードN131、他方の入力端子がノードN244、出力端子がノードN113に接続される。その他の構成は、実施の形態1の受光アンプ100と同様である。
図5にエッジ検出部230の動作を示すタイミングチャートを示す。まず、スイッチ回路SW241が出力端子b3を選択した場合を考える。この場合、比較部120のコンパレータAMP121の出力信号をインバータ回路IV245、IV246で遅延させた信号がノードN244に出力される。このインバータ回路IV245、IV246による遅延期間をT23とする。
時刻t1に比較部120からハイレベルの信号がノードN131に出力される。このため、時刻t1から遅延期間T23の間、ノードN131、N244の信号レベルは、それぞれハイレベル、ロウレベルとなる。この結果、XOR回路XOR131からノードN113へハイレベルが出力される。そして、時刻t1から遅延期間T23後の時刻t2に、ノードN244の電位レベルがハイレベルとなると、XOR回路XOR131がロウレベルをノードN113へ出力する。
時刻t5に比較部120から出力される信号がロウレベルとなると、時刻t5から遅延期間T23の間、ノードN131、N244の信号レベルは、それぞれロウレベル、ハイレベルとなる。その結果、XOR回路XOR131がハイレベルをノードN113へ出力する。更に、時刻t5から遅延期間T23後の時刻t6に、ノードN141の電位レベルがロウレベルとなり、XOR回路XOR131がロウレベルをノードN113へ出力する。
次に、スイッチ回路SW241が出力端子b2を選択した場合を考える。この場合、比較部120のコンパレータAMP121の出力信号をインバータ回路IV243〜IV246で遅延させた信号がノードN244に出力される。このインバータ回路IV243〜IV246による遅延期間をT22(>T23)とする。
時刻t1に比較部120からハイレベルの信号がノードN131に出力される。このため、時刻t1から遅延期間T22の間、ノードN131、N244の信号レベルは、それぞれハイレベル、ロウレベルとなる。この結果、XOR回路XOR131からノードN113へハイレベルが出力される。そして、時刻t1から遅延期間T22後の時刻t3に、ノードN244の電位レベルがハイレベルとなると、XOR回路XOR131がロウレベルをノードN113へ出力する。
時刻t5に比較部120から出力される信号がロウレベルとなると、時刻t5から遅延期間T22の間、ノードN131、N244の信号レベルは、それぞれロウレベル、ハイレベルとなる。その結果、XOR回路XOR131がハイレベルをノードN113へ出力する。更に、時刻t5から遅延期間T22後の時刻t7に、ノードN141の電位レベルがロウレベルとなり、XOR回路XOR131がロウレベルをノードN113へ出力する。
更に、スイッチ回路SW241が出力端子b1を選択した場合を考える。この場合、比較部120のコンパレータAMP121の出力信号をインバータ回路IV241〜IV246で遅延させた信号がノードN244に出力される。このインバータ回路IV241〜IV246による遅延期間をT21(>T22)とする。
時刻t1に比較部120からハイレベルの信号がノードN131に出力される。このため、時刻t1から遅延期間T21の間、ノードN131、N244の信号レベルは、それぞれハイレベル、ロウレベルとなる。この結果、XOR回路XOR131からノードN113へハイレベルが出力される。そして、時刻t1から遅延期間T21後の時刻t4に、ノードN244の電位レベルがハイレベルとなると、XOR回路XOR131がロウレベルをノードN113へ出力する。
時刻t5に比較部120から出力される信号がロウレベルとなると、時刻t5から遅延期間T21の間、ノードN131、N244の信号レベルは、それぞれロウレベル、ハイレベルとなる。その結果、XOR回路XOR131がハイレベルをノードN113へ出力する。時刻t5から遅延期間T21後の時刻t8に、ノードN141の電位レベルがロウレベルとなり、XOR回路XOR131がロウレベルをノードN113へ出力する。
以上のような構成の受光アンプ200の動作を示すタイミングチャートを図6に示す。但し、図6には、スイッチ回路SW241が出力端子b1、b2、b3のそれぞれを選択した場合のXOR回路XOR131の出力信号を示す。そして、以下では、スイッチ回路SW241が出力端子b1を選択した場合(以下、第1の状態と称す)、出力端子b2を選択した場合(以下、第2の状態と称す)、出力端子b3を選択した場合(以下、第3の状態と称す)に分けて説明する。
まず、第3の状態の場合の動作を説明する。図6に示すように、受光素子PD101が光信号を受光し、光電流Ipdが差動アンプ部110の入力端子INに入力される。この光電流Ipdに応じた電位の出力信号OUTが出力端子OUTに出力される。時刻t1にこの出力信号OUTの電位がノードN121の電位より高くなる。このため、コンパレータAMP121からノードN131にハイレベルの信号が出力される。
但し、図5で説明したように、スイッチ回路SW241が出力端子b3を選択した場合、ノードN244の電位は時刻t1から遅延期間T23の間ロウレベルとなる。よって、XOR回路XOR131は、時刻t1から遅延期間T23の間ハイレベルの信号をノードN113に出力する。
このノードN113に出力されるハイレベルの信号に応じて、NPNトランジスタQ111がオン状態となる。そして、容量素子C112の他方の端子が出力端子OUTと電気的に接続され、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加する。この遅延期間T23の間、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加するため、差動増幅器AMP111の入出力信号の高周波成分を抑えることができ、差動アンプ部110が発振するのを防止し、且つ、リンギングを抑えることができる
時刻t1から遅延期間T23後の時刻t2において、図5で説明したように、ノードN141の電位もハイレベルとなるため、XOR回路XOR131は、ロウレベルの信号をノードN113に出力する。従って、NPNトランジスタQ111がオフ状態となる。但し、この第1の状態において、時刻t2では既に差動増幅器AMP111の出力信号がハイレベルで安定している状態となっている。このため、差動アンプ部110が発振をおこす心配が無い。
次に、受光素子PD101が光信号を受光しなくなり、光電流Ipdが減少する。このため、出力信号OUTの電位が低下する。時刻t5にこの出力信号OUTの電位がノードN121の電位より低くなる。このため、コンパレータAMP121からノードN131にロウレベルの信号が出力される。但し、図5で説明したように、ノードN244の電位は時刻t5から遅延期間T23の間ハイレベルとなる。よって、XOR回路XOR131は、時刻t5から遅延期間T23の間ハイレベルの信号をノードN113に出力する。
このノードN113に出力されるハイレベルの信号に応じて、NPNトランジスタQ111がオン状態となる。そして、容量素子C112の他方の端子が出力端子OUTと電気的に接続され、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加する。この遅延期間T23の間、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加するため、差動増幅器AMP111の入出力信号の高周波成分を抑えることができ、再び差動アンプ部110が発振するのを防止し、且つ、リンギングを抑えることができる。
次に、第2の状態の場合の動作を説明する。なお、時刻t1までの動作は第3の状態の場合と同様である。図5で説明したように、スイッチ回路SW241が出力端子b2を選択した場合、ノードN244の電位は時刻t1から遅延期間T22の間ロウレベルとなる。よって、図6に示すように、XOR回路XOR131は、時刻t1から遅延期間T22の間ハイレベルの信号をノードN113に出力する。
このノードN113に出力されるハイレベルの信号に応じて、NPNトランジスタQ111がオン状態となる。そして、容量素子C112の他方の端子が出力端子OUTと電気的に接続され、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加する。この遅延期間T22の間、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加するため、差動増幅器AMP111の入出力信号の高周波成分を抑えることができ、差動アンプ部110が発振するのを防止し、且つ、リンギングを抑えることができる
時刻t1から遅延期間T22後の時刻t3において、図5で説明したように、ノードN141の電位もハイレベルとなるため、XOR回路XOR131は、ロウレベルの信号をノードN113に出力する。従って、NPNトランジスタQ111がオフ状態となる。但し、この第2の状態において、時刻t3では既に差動増幅器AMP111の出力信号がハイレベルで安定している状態となっている。このため、差動アンプ部110が発振をおこす心配が無い。
次に、受光素子PD101が光信号を受光しなくなり、光電流Ipdが減少する。このため、出力信号OUTの電位が低下する。時刻t5にこの出力信号OUTの電位がノードN121の電位より低くなる。このため、コンパレータAMP121からノードN131にロウレベルの信号が出力される。但し、図5で説明したように、ノードN244の電位は時刻t5から遅延期間T22の間ハイレベルとなる。よって、XOR回路XOR131は、時刻t5から遅延期間T22の間ハイレベルの信号をノードN113に出力する。
このノードN113に出力されるハイレベルの信号に応じて、NPNトランジスタQ111がオン状態となる。そして、容量素子C112の他方の端子が出力端子OUTと電気的に接続され、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加する。この遅延期間T22の間、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加するため、差動増幅器AMP111の入出力信号の高周波成分を抑えることができ、再び差動アンプ部110が発振するのを防止し、且つ、リンギングを抑えることができる。
更に、第1の状態の場合の動作を説明する。なお、時刻t1までの動作は第3の状態の場合と同様である。図5で説明したように、スイッチ回路SW241が出力端子b1を選択した場合、ノードN244の電位は時刻t1から遅延期間T21の間ロウレベルとなる。よって、図6に示すように、XOR回路XOR131は、時刻t1から遅延期間T21の間ハイレベルの信号をノードN113に出力する。
このノードN113に出力されるハイレベルの信号に応じて、NPNトランジスタQ111がオン状態となる。そして、容量素子C112の他方の端子が出力端子OUTと電気的に接続され、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加する。この遅延期間T21の間、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加するため、差動増幅器AMP111の入出力信号の高周波成分を抑えることができ、差動アンプ部110が発振するのを防止し、且つ、リンギングを抑えることができる
時刻t1から遅延期間T21後の時刻t4において、図5で説明したように、ノードN141の電位もハイレベルとなるため、XOR回路XOR131は、ロウレベルの信号をノードN113に出力する。従って、NPNトランジスタQ111がオフ状態となる。但し、この第1の状態において、時刻t3では既に差動増幅器AMP111の出力信号がハイレベルで安定している状態となっている。このため、差動アンプ部110が発振をおこす心配が無い。
次に、受光素子PD101が光信号を受光しなくなり、光電流Ipdが減少する。このため、出力信号OUTの電位が低下する。時刻t5にこの出力信号OUTの電位がノードN121の電位より低くなる。このため、コンパレータAMP121からノードN131にロウレベルの信号が出力される。但し、図5で説明したように、ノードN244の電位は時刻t5から遅延期間T21の間ハイレベルとなる。よって、XOR回路XOR131は、時刻t5から遅延期間T21の間ハイレベルの信号をノードN113に出力する。
このノードN113に出力されるハイレベルの信号に応じて、NPNトランジスタQ111がオン状態となる。そして、容量素子C112の他方の端子が出力端子OUTと電気的に接続され、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加する。この遅延期間T21の間、差動増幅器AMP111の帰還容量の容量値が増加するため、差動増幅器AMP111の入出力信号の高周波成分を抑えることができ、再び差動アンプ部110が発振するのを防止し、且つ、リンギングを抑えることができる。
ここで、実施の形態1では、XOR回路XOR131の出力信号をハイレベルとする期間が抵抗素子R141、容量素子C141で決まるCR時定数で固定されてしまっていた。しかし、本実施の形態2では、スイッチ回路SW241の選択する出力端子に応じて、XOR回路XOR131の出力信号をハイレベルとする期間を可変とすることができる。よって、図7に示すように、もしスイッチ回路SW241が第2の状態でリンギングが多く発生してしまう場合、スイッチ回路SW241を第1の状態とすることで、リンギングを素早く収束させることが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものでなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、スイッチ回路SW111をバイポーラトランジスタからMOSトランジスタに置き換えてもよい。
また、実施の形態2では、6個のインバータ回路で遅延回路240を構成したが、偶数であれば更に複数のインバータ回路を用いてインバータチェーンを構成してもよい。また、インバータチェーン間の複数のノードとノードN131とをスイッチ回路が接続することで、XOR回路XOR131の出力信号をハイレベルとする期間を更に複数設定することができる。
また、図8に示す受光アンプ300のように、差動アンプ部110を構成してもよい。図8に示すように、差動アンプ部110は、差動アンプ部110は、差動増幅器AMP111と、抵抗素子R111、R112と、容量素子C111、C112と、スイッチ回路SW311とを有する。なお、図8に示された符号のうち、図1と同じ符号を付した構成は、図1と同じか又は類似の構成を示している。
スイッチ回路SW311は、NPNトランジスタQ111、Q112と、インバータ回路IV111とを有する。NPNトランジスタQ111、Q112は、XOR回路XOR131がノードN113に出力する信号レベルに応じて、一方がオン状態、他方がオフ状態となる。つまり、XOR回路XOR131がノードN113に出力する信号レベルに応じて差動増幅器AMP111の帰還容量を変えることができる。よって、図8の例では、容量素子C111の容量値を容量素子C112の容量値より大きくしておけばよい。
100、200 受光アンプ
102、202 帰還増幅回路
110 差動アンプ部
120 比較部
130、230 エッジ検出部
140、240 遅延回路
AMP111 差動増幅器
AMP121 コンパレータ
C111、C112、C141 容量素子
IV241〜IV246 インバータ回路
PD101 受光素子
R111、R112、R121、R122、R141 抵抗素子
Q111 NPNトランジスタ
SW111、SW241 スイッチ回路
XOR131 XOR回路
102、202 帰還増幅回路
110 差動アンプ部
120 比較部
130、230 エッジ検出部
140、240 遅延回路
AMP111 差動増幅器
AMP121 コンパレータ
C111、C112、C141 容量素子
IV241〜IV246 インバータ回路
PD101 受光素子
R111、R112、R121、R122、R141 抵抗素子
Q111 NPNトランジスタ
SW111、SW241 スイッチ回路
XOR131 XOR回路
Claims (8)
- 入力端子に受けた信号を増幅し、出力端子に出力する増幅器と、
前記増幅器の入力端子と出力端子との間に接続される帰還容量部と、
前記増幅器の出力端子の電位が所定の電位より上昇した場合、もしくは、低下した場合、所定の期間、前記帰還容量部の容量を変化させる制御回路と、を有する
増幅回路。 - 前記帰還容量部は、第1、第2の容量素子と、第1のスイッチ回路とを備え、
前記第1の容量素子は、前記増幅器の入力端子と出力端子との間に接続され、
前記第2の容量素子は、前記第1の容量素子と並列に接続され、
前記第1のスイッチ回路は、活性化時に前記第2の容量素子を前記第1の容量素子と電気的に接続させる
請求項1に記載の増幅回路。 - 前記制御回路は、比較部と、スイッチ制御回路とを有し、
前記比較部は、前記増幅器の出力端子の電位を前記所定の電位と比較し、その比較結果を前記スイッチ回路に出力し、
前記スイッチ制御回路は、前記比較部の比較結果に応じて、前記所定の期間、前記第1のスイッチ回路を活性化させる
請求項2に記載の増幅回路。 - 前記比較部は、コンパレータを有し、
前記コンパレータは、前記所定の電圧と、前記増幅器の出力端子の電位を入力し、その比較結果を出力端子からパルス信号で出力し、
前記スイッチ制御回路は、エッジ検出回路を有し、前記コンパレータからのパルス信号の立ち上がりエッジもしくは立ち下がりエッジを検出すると、前記所定の期間、前記第1のスイッチ回路を活性化させる
請求項3に記載の増幅回路。 - 前記エッジ検出回路は、排他的論理和演算回路と、遅延回路とを有し、
前記遅延回路は、前記コンパレータからのパルス信号を前記所定の期間遅延させた遅延パルス信号を出力し、
前記排他的論理和演算回路は、一方の入力端子が前記コンパレータからのパルス信号を入力し、他方の入力端子が前記遅延パルス信号を入力し、その演算結果に応じて前記第1のスイッチ回路を活性化させる
請求項4に記載の増幅回路。 - 前記遅延回路は、第3の容量素子と、第1の抵抗素子とを備え、
前記第1の抵抗素子は、前記コンパレータの出力端子と前記排他的論理和演算回路の他方の入力端子との間に接続され、
前記容量素子は、前記コンパレータの出力端子と接地電圧端子との間に接続される
請求項5に記載の増幅回路。 - 前記遅延回路は、第1、第2の遅延素子と、第2のスイッチ回路とを有し、
前記第1の遅延素子は、前記排他的論理和演算回路の他方の入力端子に出力が接続され、直列接続された偶数個のインバータ回路により入力信号を第1の期間遅延させて出力し、
前記第2の遅延素子は、前記第1の遅延素子の入力に出力が接続され、直列接続された偶数個のインバータ回路により入力信号を第2の期間遅延させて出力し、
前記第2のスイッチ回路は、前記コンパレータの出力端子と、前記第2の遅延素子の入力もしくは前記第1の遅延素子の入力のどちらかと、を接続するか切り替えることができる
請求項5に記載の増幅回路。 - 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の増幅回路を有し、
前記増幅回路の前記増幅器の入力端子には、受光素子の検出信号が入力される
受光アンプ回路。
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