JP2011035583A - フロー集約型パケット通信ネットワークおよびフロー集約型パケット通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロー集約型パケット通信ネットワークが複数の自律システムにより構成される場合でも、パケットを出口エッジルータごとに集約することができるようにする。
【解決手段】
他のネットワークAS2000〜AS6000との間ではパケットによる通信を行い、内部では他のネットワークからのパケットをその宛先ごと集約し転送用データユニットに変換して転送するフロー集約型パケット通信ネットワーク1001であり、複数の自律システムAS1100〜AS1300を自律システム群として有し、この自律システム群内でパケットを集約するエッジルータR1101は、入力されたパケットの宛先アドレスに基いて経路表を検索し、検索された経路情報に含まれる自律システム間ルーティングプロトコルの経路情報に基づいて、パケットを宛先ごとに集約する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フロー集約型パケット通信ネットワークおよびフロー集約型パケット通信装置に関する。
近年におけるインターネット上のトラヒックの増大に対し、スイッチング処理を光領域で行う多波長光バーストスイッチング技術が注目を集めている。多波長光バーストスイッチング技術は、1つのパケットを複数の波長に分割してラベルと共に並列伝送する多波長光バースト信号に変換し、波長依存性の小さな光スイッチ素子を用いて一括でスイッチングするものである。
図13は、多波長光バーストスイッチングを行うノード(以下、「多波長光バーストスイッチングノード」という)の構成例を示すブロック図である。このノードは、入力ポート1−1〜1−n、光スプリッタ2−1〜2−n、光フィルタ3−1〜3−n、光電気変換部(O/E)4−1〜4−n、光スイッチ制御回路5、光遅延器6−1〜6−n、n×n光スイッチ7および出力ポート8−1〜8−nを有する。
この構成において、入力ポート1−1から入力された多波長光バースト信号は、光スプリッタ2−1で一部のパワーが分岐される。分岐された多波長光バースト信号から、光フィルタ3−1でラベルの波長だけを選択し、光電気変換部4−1で電気信号に変換する。光スイッチ制御回路5は、ラベルを解析し、その情報に基いてn×n光スイッチ7を制御し、多波長光バースト信号を出力ポート8−1〜8−nの適切なポートに出力させる。入力ポート1−2〜1−nから入力された多波長光バースト信号についても同様に、それぞれ光スプリッタ2−2〜2−n、光フィルタ3−2〜3−nおよび光電気変換部(O/E)4−2〜4−nで処理され、光スイッチ制御回路5によりラベルが解析され、n×n光スイッチ7から出力ポート8−2〜8−nの適切なポートに出力される。
ここで、入力ポート1−2〜1−nから各々入力された多波長光バースト信号が出力ポート8−1〜8−nのうちの同じポートに出力されると、多波長光バースト信号の衝突が発生する。そこで、光遅延器6−1〜6−nを用いて、それぞれの多波長光バースト信号に適切な遅延を与える。これにより、多波長光バースト信号の衝突を回避することができる。
図14は、光遅延器6−1〜6−nとして用いられる光遅延器の構成例を示すブロック図である。この光遅延器は、k種類のファイバ遅延線(Fiber Delay Line:FDL)9−1〜9−kと、1×k光スイッチ10およびk×1光スイッチ11とにより構成される。
ファイバ遅延線9−1〜9−kは、多波長光バースト信号に対して、k種類の遅延を与えることができる。Dを遅延量の単位とすると、ファイバ遅延線9−1の遅延量はほぼ0、ファイバ遅延線9−2の遅延量はD、ファイバ遅延線9−3の遅延量は2D、ファイバ遅延線9−kの遅延量は(k−1)Dとなる。1×k光スイッチ10およびk×1光スイッチ11は、光スイッチ制御回路5からの制御信号によって、ファイバ遅延線9−1〜9−kの適切なものを選択する。なお、光損失は大きくなるが、1×k光スイッチ10の代わり光スプリッタを用いた構成、あるいは、k×1光スイッチ11の代わりに光合流器を用いた構成も可能である。
図15は、光遅延器6−1〜6−nによる衝突回避の例を説明する図である。入力ポート1−1〜1−nのすべてに多波長光バースト信号OBS1〜OBSnが同時に到着し、すべて、出力ポート8−1〜8−nのうちの同一のポートに出力されるような場合を考える。k=n、遅延量の単位Dを多波長光バースト信号の長さの最大値として、光遅延器6−1〜6−nでそれぞれ0、D、2D、…、(n−1)Dの遅延を与えれば、図15に示すように、衝突を完全に回避できる。
図16は、衝突回避による帯域使用効率の低下の例を説明する図である。図15に示す例では、多波長光バースト信号の長さが、すべて最大値であるとしている。しかしながら、実際の状況では、様々な長さの多波長光バースト信号が混在すると考えられる。このため、比較的短い多波長光バーストが多いと、図16に示すように、帯域使用効率が低下してしまう。
図17は、図16に示すような帯域使用効率の低下を防ぐための構成例を示すブロック図であり、エッジルータに設けられる多波長光バースト変換部の構成例を示す。この多波長光バースト変換部は、エッジルータにおいて、複数のIPパケットを集約して、最大長に近い多波長光バースト信号に変換することで、帯域使用効率の低下を防ぐことができる。
この多波長光バースト変換部は、IPパケット入力ポート101、バッファ選択部102、経路表103、フロー集約用バッファ104−1〜104−m、データ分割部105、電気光変換器(E/O)106−1〜106−p、光合波部107および波長光パースト送信ポート108を有する。また、この多波長光バースト変換部は、波長光バースト受信ポート109、光電気変換器(O/E)111−1〜111−p、データ復元部112、バッファ113、パケット分離部114およびIPパケット出力ポート115を有する。
光バーストバッファ選択部102は、IPパケット入力ポート101から到達したIPパケットの宛先IPアドレスを読み、経路表103に従って、フロー集約用バッファ104−1〜104−mの中の適切なバッファに書き込む。データ分割部105は、フロー集約用バッファ104−1〜104−mに蓄積されたデータを読み出して分割し、また、バッファに対応したラベルを生成する。ここで、データ分割部105は、以下のようなタイミングで、フロー集約用バッファ104−1〜104−mからデータを読み出す。
(1)IPパケットの長さが閾値Th(たとえば、IPパケット最大値の90%)を超えていたら、ただちにバッファからデータ読み出す。
(2)フロー集約用バッファに書き込まれたデータの長さがThを超えたら、バッファからデータ読み出す。
(3)フロー集約用バッファに書き込まれたデータの長さがThを超えないまま一定時間を経過してタイムアウトになったら、バッファからデータを読み出す。
電気光変換器106−1〜106−lは、ラベルおよび分割されたデータをそれぞれ異なった波長の光信号に変換する。光合波器107は、各波長の光信号を多重化して、多波長光バースト送信ポート108から送信する。
一方、多波長光バースト受信ポート109で受信された多波長光バーストは、光分波器110で波長ごとに分離され、光電気変換器111−1〜111−pで電気信号に変換される。データ復元部112は、各電気信号を元の順番に並べて、バッファ113に書き込む。パケット分離部114は、バッファ113からデータを読み出し、元のIPパケットに分離して、IPパケット出力ポート115から出力する。
ここで問題となるのが、バッファ選択部102が何の情報に基いてフローを識別してIPパケットを集約するかである。これを図18に示すネットワークを例に説明する。
図18は、多波長光バーストスイッチング技術が利用されるネットワークの構成例を示す。このネットワークは、6つの自律システム(AS:Autonomous System)AS1000、AS2000、AS3000、AS4000、AS5000およびAS6000により構成される。
自律システムAS1000は、多波長光バーストネットワークである。この自律波長システムAS1000には、図17に示す多波長光バースト変換部を有するエッジルータR1001、R1002およびR1003と、図13に示す多波長光バーストスイッチングノードS1001、S1002、S1003、S1004およびS1005とを有する。
自律システムAS2000〜AS6000は、通常のIP(インターネット・プロトコル)ネットワークである。自律システムAS2000は、ボーダルータR2001を有し、IPアドレスとして111.111.111.0/24を使用する。自律システムAS3000は、ボーダルータR3001、R3002を有し、IPアドレスとして111.111.112.0/24、111.111.114.0/25を使用する。自律システムAS4000は、ボーダルータR4001を有し、IPアドレスとして111.111.113.0/24、111.111.114.128/25を使用する。自律システムAS5000は、ボーダルータR5001を有し、IPアドレスとして111.111.115.0/24を使用する。自律システムAS6000は、ボーダルータR6001を有し、IPアドレスとして111.111.115.0/24を使用する。
ここで、宛先IPアドレスとサブネットマスクによりフローを識別すれば、同一の宛先プレフィックスのIPパケットを集約することができる。図18の例では、エッジルータR1001のバッファ選択部102は、IPパケット入力ポート101から到達したIPパケットの宛先アドレスに従って、表1のように、フロー集約用バッファ104−1〜104−mへの書き込みを行う。
Figure 2011035583
宛先プレフィックスよりも大きな単位で集約すれば、より効率を高めることができる。たとえば非特許文献1には、自律システム内のルーティングプロトコルであるOSPF(Open Shortest Path First)を用いて自律システム内のトポロジ情報を取得し、これに基いて、同一の出口エッジルータに向うフローを集約する手法が提案されている。非特許文献1に記載の技術は、MPLS(Multi Protocol Label Switch)におけるLSP(Label Switched Path)を出口エッジルータごとに集約する手法に関するものであるが、同様の手法を用いることで、多波長光バーストネットワークでも、IPパケットを出口エッジルータごとに集約することが可能となる。
今泉英明、永見健一、杉浦一徳、村井純、「ラベルスイッチルータにおけるOSPFリンクステートデータベースを用いたフローアグリゲーションの実現」、電子情報通信学会技術研究報告、CQ(コミュニケーションクオリティ)、Vol.99、No.622、pp.25−30(2000年2月)
多波長光バーストネットワークが複数の自律システムにより構成される場合でも、同一の宛先プレフィックスのIPアドレスの集約は可能である。しかし、非特許文献1に示された手法は用いることができない。なぜなら、非特許文献1に示されるOSPF(Open Shortest Path First)は、自律システム内ルーティングプロトコルなので、他の自律システムのトポロジ情報を取得することはできないからである。
また、ここでは多波長光バーストネットワークを例に説明したが、一般に、パケットを宛先ごとに集約し、それを転送用データユニットに変換して転送するフロー集約型パケット通信ネットワークにおいても、同様の課題がある。
本発明は、このような課題を解決し、フロー集約型パケット通信ネットワークが複数の自律システムにより構成される場合でも、パケットを出口エッジルータごとに集約することができるフロー集約型パケット通信ネットワークおよびフロー集約型パケット通信装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によると、他のネットワークとの間ではパケットによる通信を行い、内部では他のネットワークからのパケットをその宛先ごと集約し転送用データユニットに変換して転送するフロー集約型パケット通信ネットワークであり、複数の自律システムを自律システム群として有し、この自律システム群内でパケットを集約するエッジルータは、入力されたパケットの宛先アドレスに基いて経路表を検索し、検索された経路情報に含まれる自律システム間ルーティングプロトコルの経路情報に基づいて、パケットを宛先ごとに集約することを特徴とするフロー集約型パケット通信ネットワークが提供される。
本発明の第2の観点によると、ネッワークを構成する複数の自律システム間でパケットを転送するための経路情報が記録された経路表と、入力されたパケットがその宛先ごとに書き込まれる複数のフロー集約用バッファと、入力されたパケットを複数のフロー集約用バッファのいずれに書き込むかを経路表を参照して選択するバッファ選択部と、複数のフロー集約用バッファにそれぞれ書き込まれた1個以上のパケットを転送用データユニットに変換するデータユニット変換部とを有し、バッファ選択部は、入力されたパケットの宛先アドレスに基いて経路表を検索し、検索された経路情報に含まれる自律システム間ルーティングプロトコルの経路情報に基づいて、複数のフロー集約用バッファのいずれかを選択することを特徴とするフロー集約型パケット通信装置が提供される。
本発明の第3の観点によると、他のネットワークとの間ではパケットによる通信を行い、内部では他のネットワークからのパケットをその宛先ごとに転送用データユニットに変換して転送するフロー集約型パケット通信ネットワークであり、複数の自律システムを自律システム群として有し、この自律システム群のエッジルータとしてそれぞれ、第1の観点によるフロー集約型パケット通信装置を有することを特徴とするフロー集約型パケット通信ネットワークが提供される。
本発明によると、フロー集約型パケット通信ネットワークが複数の自律システムにより構成される場合でも、パケットを出口エッジルータごとに集約することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るフロー集約型パケット通信ネットワークとしての多波長光バーストネットワークを一部に有するネットワークの構成例を示す図である。 図1に示す多波長光バーストネットワーク内のエッジルータとして用いられるフロー集約型パケット通信装置の構成例を示すブロック図である。 図1に示す多波長光バーストネットワーク内のエッジルータによる処理の流れを示すフローチャートであり、他の自律システムから経路情報の広告を受けたときの処理を示す。 図2に示すフロー集約型パケット通信装置内のバッファ選択部によるフロー集約処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るフロー集約型パケット通信ネットワークとしての多波長光バーストネットワークを一部に有するネットワークの構成例を示す図である。 図5に示す多波長光バーストネットワーク内のエッジルータとして用いられるフロー集約型パケット通信装置の構成例を示すブロック図である。 図5に示す多波長光バーストネットワーク内のエッジルータによる処理の流れを示すフローチャートであり、他の自律システムから経路情報の広告を受けたときの処理を示す。 図6に示すフロー集約型パケット通信装置内のバッファ選択部によるフロー集約処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るフロー集約型パケット通信ネットワークとしての多波長光バーストネットワークを一部に有するネットワークの構成例を示す図である。 図9に示す多波長光バーストネットワーク内のエッジルータとして用いられるフロー集約型パケット通信装置の構成例を示すブロック図である。 図9に示す多波長光バーストネットワーク内のエッジルータによる処理の流れを示すフローチャートであり、他の自律システムから経路情報の広告を受けたときの処理を示す。 図10に示すフロー集約型パケット通信装置内のバッファ選択部によるフロー集約処理の流れを示すフローチャートである。 多波長光バーストスイッチングノードの構成例を示すブロック図である。 図13に示す多波長バーストスイッチングノード内の光遅延器の構成例を示すブロック図である。 光遅延器による衝突回避の例を説明する図である。 衝突回避により帯域使用効率が低下する例を説明する図である。 多波長光バースト変換部の構成例を示すブロック図である。 単一の自律システムにより構成される多波長光バーストネットワークを一部に有するネットワークの構成例を示す図である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るフロー集約型パケット通信ネットワークを一部に有するネットワークの構成例を示す図である。ここでは、フロー集約型パケット通信ネットワークとして、多波長光バーストネットワークを例に説明する。
このネットワークは、一部に、多波長光バーストネットワーク1000を有する。この多波長光バーストネットワーク1000は、複数の自律システムAS1100、AS1200、AS1300からなるAS群として構成される。図1に示すネットワークはまた、一般的なIPネットワークである自律システムAS2000、AS3000、AS4000、AS5000およびAS6000を有する。
ここで、自律システムAS2000からのパケットを、多波長光バーストネットワーク1000を経由して、自律システムAS3000、AS4000、AS5000あるいはAS6000に転送する場合を例に説明する。自律シテスムAS4000への転送は、自律システムAS3000を経由するものとする。図1には、自律システムAS1100〜AS6000の構成として、このようなパケット転送に関与する部分のみを示す。
自律システムAS1100は、エッジルータR1101、R1102およびR1103を有する。また、自律システムAS1200は、エッジルータR1201およびR1202を有する。自律システムAS1300は、エッジルータR1301およびR1302を有する。エッジルータR1101〜R1302は、各自律システムのボーダルータでもある。自律システムAS1100、AS1200およびAS1300はそれぞれ、エッジルータに加え、図13に示す多波長光バーストスイッチングノードを有する。図1には、自律システムAS1100の構成例として、多波長光バーストスイッチングノードS1101〜S1105を有するものとして示す。
自律システムAS2000は、ボーダルータR2001を有する。自律システムAS3000は、ボーダルータR3001、R3002を有する。自律システムAS4000は、ボーダルータR4001を有する。自律システムAS5000は、ボーダルータR5001を有する。自律システムAS6000は、ボーダルータR6001を有する。
図2は、エッジルータR1101〜R1302としてそれぞれ用いられるフロー集約型パケット通信装置の構成例を示すブロック図であり、フロー集約制御に関連する部分の構成例を示す。
このフロー集約型パケット通信装置は、基本的には、図17に示す多波長光バースト変換部と同等の構成を有する。すなわち、このフロー集約型パケット通信装置は、IPパケット入力ポート101、バッファ選択部1021、経路表1031、フロー集約用バッファ104−1〜104m、データ分割部105、電気光変換器106−1〜106−p、光合波部107および波長光パースト送信ポート108を有し、多波長光バースト受信ポート109、光分波部110、光電気変換器111−1〜111−p、データ復元部112、バッファ113、パケット分離部114およびIPパケット出力ポートを有する。
経路表1031には、ネッワークを構成する複数の自律システム間でパケットを転送するための経路情報が記録される。フロー集約用バッファ104−1〜104mには、入力されたパケットがその宛先ごとに書き込まれる。バッファ選択部1021は、入力されたパケットを複数のフロー集約用バッファ104−1〜104mのいずれに書き込むかを、経路表1031を参照して選択する。データ分割部105、電気光変換器106−1〜106−p、光合波部107および波長光パースト送信ポート108は、複数のフロー集約用バッファ104−1〜104mにそれぞれ書き込まれた1個以上のパケットを転送用データユニットとしての多波長光バーストに変換するデータユニット変換部を構成する。
図3は、多波長光バーストネットワーク1000内のエッジルータR1101〜R1303のそれぞれの処理の流れを示すフローチャートであり、他の自律システムから経路情報の広告を受けたときの処理を示す。
自律システムAS1100〜AS6000の相互間のルーティングプロトコルとしては、IETF(Internet Engineering Task Force)RFC4271で定義されるBGP(Boarder Gateway Protocol)が用いられる。すなわち、エッジルータR1101〜R1302およびボーダルータR2001〜R6001は、相互にBGP経路情報を広告して交換する。
エッジルータR1101〜R1302はそれぞれ、他の自律システムから広告された経路情報を受信(ステップS11)すると、経路表1031に、宛先アドレスと、BGPで受け取った経路情報の自律システムパス属性AS_PATHを登録する(ステップS12)。エッジルータR1101〜R1302はさらに、経路情報の自律システムパス属性AS_PATHに自分の属する自律システムのAS番号を追加し、次の自律システムに広告する。
表2に、自律システムAS1100内のエッジルータR1101〜R1103にそれぞれ登録される経路表、すなわちエッジルータR1101〜R110として用いられるフロー集約型パケット通信装置の経路表1031に登録される経路情報の例を示す。ここで、自律システムAS2000は、IPアドレスとして、111.111.111.0/24を使用するものとする。自律システムAS3000は、IPアドレスとして、111.111.112.0/24、111.111.114.0/25を使用するものとする。自律システムAS4000は、IPアドレスとして、111.111.113.0/24、111.111.114.128/25を使用するものとする。自律システムAS5000は、IPアドレスとして、111.111.115.0/24を使用するものとする。自律システムAS6000は、IPアドレスとして、111.111.115.0/24を使用するものとする。
Figure 2011035583
図4は、エッジルータAS1101として用いられるフロー集約型パケット通信装置内のバッファ選択部1021によるフロー集約処理の流れを示すフローチャートである。
バッファ選択部1021は、IPパケット入力ポート101にIPパケットが入力されると(ステップS21でYes)、そのIPパケットの宛先アドレスをキーとして、経路表1031を検索する(ステップS22)。そして、自律システムパス属性AS_PATHの最後のAS番号、すなわちそのパスの最遠端のAS番号に従って、フロー集約用バッファ104−1〜104−mのいずれかを選択する(ステップS23)。表3に、宛先アドレスと、自律システムパス属性AS_PATHの最後のAS番号と、フロー集積用バッファとの対応例を示す。
Figure 2011035583
以上説明した実施の形態では、標準のBGPにより得られる経路情報の自律システムパス属性AS_PATHを用いて、宛先自律システムごとにIPパケットを集約することができる。これにより、宛先プレフィックスごとに集約するよりも、パケット転送効率を改善できる。
[第2の実施の形態]
図5は、本発明の第2の実施の形態に係るフロー集約型パケット通信ネットワークを一部に有するネットワークの構成例を示す図である。
このネットワークは、一部に、多波長光バーストネットワーク1001を有する。この多波長光バーストネットワーク1001は、複数の自律システムAS1110、AS1210、AS1310からなるAS群として構成される。図5に示すネットワークはまた、図1に示す構成と同様に、一般的なIPネットワークである自律システムAS2000、AS3000、AS4000、AS5000およびAS6000を有する。以下では、第1の実施の形態で説明したと同様に、システムAS2000からのパケットを、多波長光バーストネットワーク1001を経由して、自律システムAS3000、AS4000、AS5000あるいはAS6000に転送する場合を例に説明する。
自律システムAS1110は、エッジルータR1111、R1112およびR1113を有する。また、自律システムAS1210は、エッジルータR1211およびR1212を有する。自律システムAS1310は、エッジルータR1311およびR1312を有する。エッジルータR1111〜R1312は、各自律システムのボーダルータでもある。図5では省略するが、自律システムAS1110、AS1210およびAS1310はそれぞれ、エッジルータに加え、図13に示す多波長光バーストスイッチングノードを有する。
この実施の形態は、多波長光バーストネットワーク1001内でプライベートAS番号を用いて出口エッジルータを特定することが、図1から図4に示す第1の実施の形態と異なる。すなわち、この実施の形態では、出口エッジルータに対応するプライベートAS番号を広告することにより、出口エッジルータを特定できる。通常のAS番号は外部機関により定められるが、AS番号64512〜65534は、自律システム運用者が独自に設定できる。これをプライベートAS番号と呼ぶ。
図5に示すネットワークにおいて、エッジルータR1111〜R1312およびボーダルータR2001〜R6001は、相互にBGP経路情報を広告して交換する。このとき、エッジルータR1111は、AS2000から広告された経路情報のAS_PATHに、プライベートAS番号64512を追加する。エッジルータR1212は、AS3000から広告された経路情報の自律システムパス属性AS_PATHに、プライベートAS番号64513を追加する。エッジルータR1312は、自律システムAS5000、AS6000から広告された経路情報の自律システムパス属性AS_PATHに、プライベートAS番号64514を追加する。
なお、これらのプライベートAS番号が追加された自律システムパス属性AS_PATHが広告されるのは、多波長光バーストネットワーク1001のAS群、すなわち自律システムAS1110、AS1210、AS1310に限られる。これらの自律システムパス属性AS_PATHをAS群以外の自律システムAS2000、AS3000、AS5000、AS6000に広告する時には、プライベートAS番号は削除する。
図6は、エッジルータR1111〜R1312としてそれぞれ用いられるフロー集約型パケット通信装置の構成例を示すブロック図であり、フロー集約制御に関連する部分の構成例を示す。
このフロー集約型パケット通信装置は、基本的には、図2と同等の構成を有する。ただし、バッファ選択部1021の代わりに、プライベートAS番号を利用してフロー集約処理を行うバッファ選択部1022を有し、経路表1031の代わりに、プライベートAS番号を含む経路情報が記録される経路表1032を有することが、図2に示す構成と異なる。
図7は、多波長光バーストネットワーク1001内のエッジルータR1111〜R1312のそれぞれの処理の流れを示すフローチャートであり、他の自律システムから経路情報の広告を受けたときの処理を示す。
エッジルータR1111〜R1312はそれぞれ、他の自律システムから広告された経路情報を受信する(ステップS31)と、その経路情報の広告元が自AS群内か否かを判断する(ステップS32)。広告元が自AS群以外の場合(ステップS32でNo)には、経路情報の自律システムパス属性AS_PATHに、自AS群内での自分のプライベートAS番号を追加する(ステップS33)。ステップS32でYesの場合はそのまま、ステップS32でNoの場合にはステップS33の後に、経路表1032に、宛先アドレスと、プライベートAS番号を含む自律システムパス属性AS_PATHとを登録する(ステップS35)。さらに、その経路情報を次の自律システムに広告する(ステップS37)が、その前に、広告先が自AS群でない場合(ステップS35でNo)には、経路情報からプライベートAS番号を削除しておく(ステップS36)。
表4に、自律システムAS1110内のエッジルータR1111〜R1113のそれぞれの経路表1032に登録される経路情報の例を示す。自律システムAS2000〜AS6000はそれぞれ、第1の実施の形態と同じIPアドレスを使用するものとする。
Figure 2011035583
図8は、エッジルータAS1111として用いられるフロー集約型パケット通信装置内のバッファ選択部1022によるフロー集約処理の流れを示すフローチャートである。
バッファ選択部1022は、IPパケット入力ポート101にIPパケットが入力されると(ステップS41でYes)、そのIPパケットの宛先アドレスをキーとして、経路表1032を検索する(ステップS42)。そして、プライベートAS番号に従って、フロー集約用バッファ104−1〜104−mのいずれかを選択する(ステップS43)。表5に、宛先アドレスと、プライベートAS番号と、フロー集積用バッファとの対応表を示す。
Figure 2011035583
この実施の形態では、プライベートAS番号を利用することで、OSPFで得られるようなトポロジ情報が無くても、出口エッジルータごとにIPパケットを集約することができる。このため、宛先プレフィックスごとや宛先AS番号ごとにIPパケットを集約するよりも、パケット転送効率を改善できる。
[第3の実施の形態]
図9は、本発明の第3の実施の形態に係るフロー集約型パケット通信ネットワークを一部に有するネットワークの構成例を示す図である。
このネットワークは、一部に、多波長光バーストネットワーク1002を有する。この多波長光バーストネットワーク1002は、複数の自律システムAS1120、AS1220、AS1320からなるAS群として構成される。図9に示すネットワークはまた、図1および図5にそれぞれ示す構成と同様に、一般的なIPネットワークである自律システムAS2000〜AS6000を有する。以下では、第1および第2の実施の形態で説明したと同様に、システムAS2000からのパケットを、多波長光バーストネットワーク1002を経由して、自律システムAS3000、AS4000、AS5000あるいはAS6000に転送する場合を例に説明する。
自律システムAS1110は、エッジルータR1111、R1112およびR1113を有する。また、自律システムAS1210は、エッジルータR1211およびR1212を有する。自律システムAS1310は、エッジルータR1311およびR1312を有する。エッジルータR1111〜R1312は、各自律システムのボーダルータでもある。図5では省略するが、自律システムAS1110、AS1210およびAS1310はそれぞれ、エッジルータに加え、図13に示す多波長光バーストスイッチングノードを有する。
この実施の形態は、コミュニティ属性を用いて出口エッジルータを特定することが、図1から図4を参照して説明した第1の実施の形態および図5から図8を参照して説明した第2の実施の形態と異なる。すなわち、本実施の形態では、出口エッジルータの属するAS番号をコミュニティ属性として広告することにより、出口エッジルータを特定できる。
図9に示すネットワークにおいて、エッジルータR1121〜R1322およびボーダルータR2001〜R6001は、相互にBGP経路情報を広告して交換する。このとき、エッジルータR1121は、AS2000から広告された経路情報に、コミュニティ属性として、自分の属するAS(ここではEgress_ASとする)の番号1120を付加して広告する。エッジルータR1222は、AS3000から広告された経路情報に、コミュニティ属性として、Egress_AS番号1220を付加して広告する。エッジルータR1322は、自律システムAS5000、AS6000から広告された経路情報に、コミュニティ属性として、Egress_AS番号1320を付加して広告する。
なお、Egress_ASを示すコミュニティ属性が有効なのは、多波長光バーストネットワーク1002のAS群、すなわち自律システムAS1121、AS1220およびAS1320に限られる。それ以外の自律システムAS2000、AS3000、AS5000およびAS6000では、Egress_ASを示すコミュニティ属性は無視される。
図10は、エッジルータR1121〜R1322としてそれぞれ用いられるフロー集約型パケット通信装置の構成例を示すブロック図であり、フロー集約制御に関連する部分の構成例を示す。
このフロー集約型パケット通信装置は、基本的には、図2および図6にそれぞれ示すものと同等の構成を有する。ただし、バッファ選択部1021、1022の代わりに、コミュニティ属性としてのEgress_AS番号を利用してフロー集約処理を行うバッファ選択部1023を有し、経路表1031、1032の代わりに、Egress_AS番号を含む経路情報が記録される経路表1033を有することが、図2および図6にそれぞれ示す構成と異なる。
図11は、多波長光バーストネットワーク1002内のエッジルータR1121〜R132のそれぞれの処理の流れを示すフローチャートであり、他の自律システムから経路情報の広告を受けたときの処理を示す。
エッジルータR1121〜R132はそれぞれ、他の自律システムから広告された経路情報を受信する(ステップS51)と、その経路情報の広告元が自AS群内か否かを判断する(ステップS52)。広告元が自AS群以外の場合(ステップS52でNo)には、経路情報に、コミュニティ属性として自分の属するAS番号であるEgress_AS番号を付加する(ステップS53)。ステップS52でYesの場合はそのまま、ステップS52でNoの場合にはステップS53の後に、経路表103に、宛先アドレスと、自律システムパス属性AS_PATHと、Egress_AS番号とを登録する(ステップS54)。さらに、その経路情報を次の自律システムに広告する(ステップS55)。
表6に、自律システムAS1120内のエッジルータR1121〜R1123のそれぞれの経路表1033に登録される経路情報の例を示す。
Figure 2011035583
図11は、エッジルータAS1121として用いられるフロー集約型パケット通信装置内のバッファ選択部1023によるフロー集約処理の流れを示すフローチャートである。
バッファ選択部1023は、IPパケット入力ポート101にIPパケットが入力されると(ステップS61でYes)、そのIPパケットの宛先アドレスをキーとして、経路表1033を検索する(ステップS62)。そして、Egress_AS番号に従って、フロー集約用バッファ104−1〜104−mのいずれかを選択する(ステップS63)。表7に、宛先アドレスと、Egress_AS番号と、フロー集積用バッファとの対応表を示す。
Figure 2011035583
この実施の形態では、出口エッジルータの属するAS番号を広告することで、OSPFで得られるようなトポロジ情報が無くても、出口エッジルータごとにIPパケットを集約することができる。このため、宛先プレフィックスごとや宛先AS番号ごとにIPパケットを集約するよりも、パケット転送効率を改善できる。
以上説明した実施の形態では、宛先自律システムごと、あるいは、出口エッジルータごとにIPパケットを集約することができるので、パケット転送効率を改善できる。特に、転送用データユニットとして多波長光バーストを用いる場合、多波長光バーストネットワークが単一自律システムではなくAS群から構成される場合でも、衝突回避による帯域使用効率の低下を少なくすることができる。
以上の説明では、特定の方向のパケット転送を例に説明したが、図2、図6および図10にそれぞれ示すフロー集約型パケット通信装置の構成例からも明らかなように、各エッジルータは双方向にパケット転送が可能である。また、多波長光バーストネットワークだけでなく、パケットを宛先ごとに集約し転送用データユニットに変換して転送するどのような形態の通信ネットワークでも、本発明を同様に実施できる。転送されるパケットも、IPパケットに限定されるものではない。
1−1〜1−n 入力ポート
2−1〜2−n 光スプリッタ
3−1〜3−n 光フィルタ
4−1〜4−n 光電気変換部(O/E)
5 光スイッチ制御回路
6−1〜6−n 光遅延器
7 n×n光スイッチ
8−1〜8−n 出力ポート
9−1〜9−n ファイバ遅延線(FDL)
10 1×k光スイッチ
11 k×1光スイッチ
101 IPパケット入力ポート
102、1021〜1023 バッファ選択部
103、1031〜1033 経路表
104−1〜104−m フロー集約用バッファ
105 データ分割部
106−p〜106−p 電気光変換部(E/O)
107 光合波部
108 多波長光バースト送信ポート
109 多波長光バースト受信ポート
110 光分波器
111−1〜111−l 光電気変換部(O/E)
112 データ復元部
113 バッファ
114 パケット分離部
115 IPパケット出力ポート
1000〜1002 多波長光バーストネットワーク
AS1000〜AS6000 自律システム
R1001〜R1322 エッジルータ
R2001〜R6001 ボーダルータ
S1001〜S1005 多波長光バーストスイッチングノード

Claims (6)

  1. 他のネットワークとの間ではパケットによる通信を行い、内部では他のネットワークからのパケットをその宛先ごと集約し転送用データユニットに変換して転送するフロー集約型パケット通信ネットワークであり、
    複数の自律システムを自律システム群として有し、
    この自律システム群内でパケットを集約するエッジルータは、入力されたパケットの宛先アドレスに基いて経路表を検索し、検索された経路情報に含まれる自律システム間ルーティングプロトコルの経路情報に基づいて、パケットを宛先ごとに集約する
    ことを特徴とするフロー集約型パケット通信ネットワーク。
  2. ネッワークを構成する複数の自律システム間でパケットを転送するための経路情報が記録された経路表と、
    入力されたパケットがその宛先ごとに書き込まれる複数のフロー集約用バッファと、
    上記入力されたパケットを上記複数のフロー集約用バッファのいずれに書き込むかを上記経路表を参照して選択するバッファ選択部と、
    上記複数のフロー集約用バッファにそれぞれ書き込まれた1個以上のパケットを転送用データユニットに変換するデータユニット変換部と
    を有し、
    上記バッファ選択部は、上記入力されたパケットの宛先アドレスに基いて上記経路表を検索し、検索された経路情報に含まれる自律システム間ルーティングプロトコルの経路情報に基づいて、上記複数のフロー集約用バッファのいずれかを選択する
    ことを特徴とするフロー集約型パケット通信装置。
  3. 請求項2記載のフロー集約型パケット通信装置において、
    前記バッファ選択部は、前記自律システム間ルーティングプロトコルで受け取った経路情報の自律システムパス属性に含まれる最遠端の自律システム番号に従って、上記複数のフロー集約用バッファのいずれかを選択する
    ことを特徴とするフロー集約型パケット通信装置。
  4. 請求項2記載のフロー集約型パケット通信装置において、
    複数の自律システムが含まれる自律システム群内でエッジルータとして用いられ、
    上記自律システム群以外の自律システムから広告された経路情報には、その経路情報を受け取ったエッジルータが属する自律システムの上記自律システム群内でのプライベート自律システム番号が追加され、
    前記バッファ選択部は、上記入力されたパケットの宛先アドレスに基いて上記経路表を検索し、検索された経路情報に含まれるプライベート自律システム番号に従って、上記複数のフロー集約用バッファのいずれかを選択する
    ことを特徴とするフロー集約型パケット通信装置。
  5. 請求項2記載のフロー集約型パケット通信装置において、
    複数の自律システムが含まれる自律システム群内でエッジルータとして用いられ、
    上記自律システム群以外の自律システムから広告された経路情報には、コミュニティ属性として、その経路情報を受け取ったエッジルータの属する自律システムの番号が付加され、
    前記バッファ選択部は、上記入力されたパケットの宛先アドレスに基いて上記経路表を検索し、検索された経路情報に付加されたコミュニティ属性が示す自律システムの番号に従って、上記複数のフロー集約用バッファのいずれかを選択する
    ことを特徴とするフロー集約型パケット通信装置。
  6. 他のネットワークとの間ではパケットによる通信を行い、内部では他のネットワークからのパケットをその宛先ごと集約し転送用データユニットに変換して転送するフロー集約型パケット通信ネットワークであり、
    複数の自律システムを自律システム群として有し、
    この自律システム群内でパケットを集約するエッジルータとしてそれぞれ、請求項2から5のいずれか1項記載のフロー集約型パケット通信装置を有する
    ことを特徴とするフロー集約型パケット通信ネットワーク。
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