JP2002261811A - 通信ネットワーク及びパス設定方法並びにそれに用いるノード装置 - Google Patents

通信ネットワーク及びパス設定方法並びにそれに用いるノード装置

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JP2002261811A JP2001057578A JP2001057578A JP2002261811A JP 2002261811 A JP2002261811 A JP 2002261811A JP 2001057578 A JP2001057578 A JP 2001057578A JP 2001057578 A JP2001057578 A JP 2001057578A JP 2002261811 A JP2002261811 A JP 2002261811A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 階層化された高次のパスと低次のパスを任意
のノード間に動的に設定することが出来る通信ネットワ
ークを実現する。 【解決手段】 ノード1−1を起点としノード1−16
を終点とする波長パス3−7を設定する際に、波長パス
3−7の経路上の区間XYと経路の一部が一致する既存
の波長パス3を検索し、N−1本の既存の波長パス3が
見つかった場合に、それらと波長パス3−7とを多重し
た波長群パス4を区間XYに設定する。区間XYとして
は、長さがL,L−1,L−2,……,2(但し、Lは
波長パス3−7の経路長)の全ての区間を順に検索す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信ネットワークお
よびパス設定方法ならびにそれに用いるノード装置に関
し、特に階層化されたパスを有する通信ネットワーク
と、そのような通信ネットワークにおいて階層化された
パスを設定するためのパス設定方式に関するものであ
り、例えば波長多重光通信ネットワークにおいて、波長
パスと波長群パスを設定する方式に適用されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在の公衆通信ネットワークでは、主に
SONET(Synchronous Optical Network )、または
SDH(Synchronous Digital Hierarchy )という規格
が用いられている。SONET/SDHでは、端点間で
の通信に用いる時分割多重チャンネルとしてパスが定義
されている。
【0003】昨今、波長多重技術を用いた波長多重光通
信ネットワークの開発が進められているが、波長多重光
通信ネットワークにおいても、光の1つの波長を端点間
の通信チャネルとして割り当てる波長パスという概念が
存在し、波長パスのスイッチングを行うノード装置とし
て、リング網の場合は光分岐挿入装置を、メッシュ網の
場合は、光クロスコネクト装置を用いる。波長パスに
は、実際に1つの物理的な波長が割り当てられる場合も
あるが、パスのホップ毎に異なる波長が割り当てられる
仮想波長パスと呼ばれるものも存在する。
【0004】波長多重光通信ネットワークでは、波長単
位ではなく複数の波長からなる波長群や、複数の波長が
多重された光ファイバの単位でスイッチングを行うこと
も考えられる。例えば、K. Harada et al., "Hierarchi
cal Optical Path Cross-Connect Systems for Large S
cale WDM," OFC '99, WM55, 1999. には、波長群単位で
のスイッチングを行う光クロスコネクト装置の構成が開
示されている。このような波長群単位でのスイッチング
を行うノード装置を用いた波長多重光通信ネットワーク
では、ノード間に波長群パスを設定することが可能にな
る。
【0005】光スイッチを用いたノード装置では、波長
パスのスイッチングを行う場合にも、また波長群パスの
スイッチングを行う場合にも、1つのパスに光スイッチ
の1ポートが占有される。従って、2つのノード間に複
数の波長パスを設定するよりも、1つの波長群パスを設
定する方が、途中のノード装置に要求されるポート数は
少なくなり、ノードコストを低減することが出来る。こ
のように波長群パスのスイッチングを行う波長多重光通
信ネットワークは、中島他、「トラヒックの増加を考慮
した大容量光クロスコネクトの検討」、信学技報SSE
2000−189、電子情報通信学会、2000に開示
されている。
【0006】以上では、波長パスと波長群パスについて
のみ述べたが、光ファイバ単位でのスイッチングを行う
ノード装置を用いることにより、光ファイバパスを設定
する光通信ネットワークも考えられる。より帯域の大き
いパスを高次のパスということにすると、波長群パスは
波長パスより高次のパスであり、光ファイバパスは波長
群パスより高次のパスである。このように波長多重光通
信ネットワークにはパスの粒度に階層が存在する。
【0007】この階層化されたパスという概念は、波長
多重光通信ネットワークにのみ存在するものではない。
SONETのような時分割多重通信ネットワークおいて
も、時分割多重度の低い(帯域の小さい)パスを低次の
パス、時分割多重度の高い(帯域の大きい)パスを高次
のパスと考えることが出来る。
【0008】波長多重光通信ネットワークにおいて、パ
スを高速あるいは自動的に設定/解放するために、高機
能な制御プレーンを導入することが検討されている。制
御プレーンの機能には、例えば、パスの経路を決めるル
ーティングや、パスを設定したり解放したりするために
必要な制御情報の通信を行うシグナリングが含まれる。
このような制御プレーンはInternet Engineering Task
Force (IETF)のインターネットドラフトdraft-many-ip-
optical-framework-01.txtに開示されている。前述した
波長パス、波長群パス、光ファイバパス等もこのような
制御プレーンの制御対象とすることが出来る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述した波長群パスの
交換を行う波長多重光通信ネットワークの従来例では、
パスの端点である2つのノード間の全経路を波長群パス
とする。これはつまり、2つのノード間に波長群パスの
帯域に相当する通信デマンドが無ければ波長群パスの帯
域を使い切れず、資源を無駄に消費することになる。
【0010】例えば、1波長あたりの帯域が10Gb/
sで、8波長で1つの波長群を構成する場合、1本の波
長群パスの帯域は80Gb/sとなる。この波長群パス
を設定した端点間に実際には20Gb/sのデマンドし
か無いとすると、残りの60Gb/sの帯域は無駄に消
費されることになる。この場合、ノードの所要ポート数
は半分に減っているが、リンクの所要帯域は4倍に増え
てしまっている。
【0011】この問題を解決するためには、波長パスと
波長群パスとを1つのネットワーク内に柔軟に混在させ
ることが必要になる。すなわち、本発明の第1の課題
は、高次のパスと低次のパスとを柔軟に混在させる通信
ネットワークを実現することである。この課題が解決さ
れれば、2つのノード間に高次のパスの帯域と比べて小
さなデマンドしか無い場合でも、起点ノードや終点ノー
ドの異なる複数の低次のパスを集めて高次のパスを設定
し、かつ設定した高次のパスの帯域を有効活用すること
が出来る。
【0012】高次のパスと低次のパスとを混在させる通
信ネットワークで、高次のパスと低次のパスのルーティ
ングを統合的に行う具体的方法は現時点で開示されてい
ない。従来のSONETなどを用いたネットワークで
は、低次のパスと高次のパスの経路をそれぞれ予め設計
しておいて、結果的に階層化されたパスを構成すること
は出来る。しかし、そのような通信ネットワークにおい
て高次のパスはあくまでも静的なものである。仮に、S
ONETネットワークにおいて、低次のパスをデマンド
に応じて動的に設定したとしても、それに伴って動的に
高次のパスを設定する方法は従来は無かった。すなわ
ち、本発明の第2の課題は階層化されたパスが存在する
通信ネットワークにおいて、高次のパスを任意のノード
間に動的に設定する方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
ノードと、これ等ノードの間を接続する複数のリンクグ
ループとを含む通信ネットワークであって、前記ノード
は、低次パスを交換するスイッチを有する低次ノード
と、前記低次パスを交換するスイッチと、高次パスを交
換するスイッチと、N本(Nは2以上の整数)の前記低
次パスを1本の前記高次パスに多重する多重手段と、1
本の前記高次パスをN本の前記低次パスに分離する分離
手段とを有する高次ノードとを含み、任意の2つの前記
ノード間に前記低次パスを設定し、任意の2つの前記高
次ノードの間に前記高次パスを設定することを特徴とす
る通信ネットワークが得られる。
【0014】そして、全ての前記ノードが前記高次ノー
ドであっても良いものである。また、全ての前記ノード
と通信が可能で、かつ全ての既存の前記低次パスの経路
情報を記録したパステーブルを有する集中制御装置を備
え、前記低次パスおよび前記高次パスの設定を前記集中
制御装置が主体となって行うことを特徴とする。
【0015】更に、全ての前記ノードが自ノードを通過
する全ての低次パスの経路情報を記録したパステーブル
を有するノード制御装置を備え、前記低次パスおよび高
次パスの設定を前記ノード制御装置が主体となって行う
ことを特徴とする。更にはまた、前記低次パスが波長パ
ス、高次パスが波長群パスであることを特徴とする。ま
た、前記低次パスが波長パス、高次パスが光ファイバパ
スであることを特徴とする。また、低次パスが波長群パ
ス、高次パスが光ファイバパスであることを特徴とす
る。
【0016】本発明によれば、低次パスを交換するスイ
ッチを有する低次ノードと、前記低次パスを交換するス
イッチ、高次パスを交換するスイッチ、N本(Nは2以
上の整数)の前記低次パスを1本の前記高次パスに多重
する多重手段、1本の前記高次パスをN本の前記低次パ
スに分離する分離手段を有する高次ノードと、これ等ノ
ードの間を接続する複数のリンクグループとを含む通信
ネットワークにおけるパス設定方法であって、経路の一
部が任意の2つの前記高次ノードを結ぶ区間と一致する
N本(Nは2以上の整数)の低次パスが存在する場合
に、該N本の低次パスを多重した高次パスを前記区間に
設定することを特徴とするパス設定方法が得られる。
【0017】本発明によれば、低次パスを交換するスイ
ッチを有する低次ノードと、前記低次パスを交換するス
イッチ、高次パスを交換するスイッチ、N本(Nは2以
上の整数)の前記低次パスを1本の前記高次パスに多重
する多重手段、1本の前記高次パスをN本の前記低次パ
スに分離する分離手段を有する高次ノードと、これ等ノ
ードの間を接続する複数のリンクグループとを含む通信
ネットワークにおけるパス設定方法であって、任意の2
つの前記低次ノードまたは前記高次ノードを起点ノード
および終点ノードとする第1の低次パスの経路上で、既
定の順序により前記経路の一部である区間に着目し、経
路の一部が前記区間と一致する第2から第N(Nは2以
上の整数)の低次パスが存在する場合に第1から第Nの
低次パスを多重した高次パスを前記区間に設定すること
を特徴とするパス設定方法が得られる。
【0018】そして、第1の前記低次パスの経路の長さ
をLとするとき、先ず前記経路の全体である区間に着目
し、次に長さがL−1である全ての区間に着目し、以後
順に、長さがL−2,L−3,……,2である全ての区
間に着目することを特徴とし、また第1の前記低次パス
の経路の長さをLとするとき、先ず前記第1の低次パス
の起点ノードを一方の端点とする長さがL,L−1,L
−2,……,2の区間に着目し、次に前記起点ノードか
ら1ホップ終点ノード側のノードを一方の端点とする長
さがL−1,L−2,L−3,……,2の区間に着目
し、以後I=2,3,4,……,L−2の順で前記起点
ノードからIホップ終点ノード側のノードを一方の端点
とする長さがL−I,L−I−1,L−I−2,……,
2の区間に着目することを特徴とする。本発明によれ
ば、通信ネットワークにおけるノード装置であって、低
次パスを交換するスイッチと、高次パスを交換するスイ
ッチと、N本(Nは2以上の整数)の前記低次パスを1
本の前記高次パスに多重する多重手段と、1本の前記高
次パスをN本の前記低次パスに分離する分離手段と、自
ノードを通過する全ての低次パスの経路情報を記録した
パステーブルを有するノード制御手段とを含み、前記低
次パス及び高次パスの設定を前記ノード制御手段により
行うようにしたことを特徴とするノード装置が得られ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態におけ
る波長多重光通信ネットワークの構成を図1に示す。こ
のネットワークでは16個のノード1−1〜1−16が
双方向のリンクグループ2によって正方格子状に接続さ
れている。リンクグループ2は8本の双方向リンクから
なる。具体的には、信号を伝送する方向が互いに反対の
2本の光ファイバからなり、それぞれの光ファイバに8
波長の光信号が波長多重されている。
【0020】本実施の形態では、波長パス、波長群パス
は双方向であるとし、パスの一方の端点を起点ノード、
もう一方の端点を終点ノードと呼び、パスの途中のノー
ドから見て起点ノード側を上り方向、終点ノード側を下
り方向と呼ぶことにする。また、各ノードは制御信号線
6を介して集中制御装置5と通信を行えるようになって
いるものとする。なお、集中制御装置5は、トポロジー
テーブル40と、パステーブル41と、ポートテーブル
42と、ルーティングテーブル43とを有しており、こ
れ等については後述する。
【0021】ノード1の構成を図2に示す。ノード1は
ノード制御装置7、クロスコネクト装置8、クライアン
ト装置30からなる。ノード制御装置7は制御信号線6
によって集中制御装置5に接続され、制御信号線9によ
って隣接ノードのノード制御装置7と接続されている。
制御信号線6や制御信号線9はパス設定などに必要な制
御情報の通信に用いられる。
【0022】クロスコネクト装置8には、入力光ファイ
バ20と出力光ファイバ21とが接続されている。入力
光ファイバ20と出力光ファイバ21はリンクグループ
2を構成する光ファイバであり、隣接ノードと接続され
ている。例えば、ノード1−6の場合は、入力光ファイ
バ20−1と出力光ファイバ21−1とがノード1−2
に、入力光ファイバ20−2と出力光ファイバ21−2
とがノード1−5に、入力光ファイバ20−3と出力光
ファイバ21−3とがノード1−7に、入力光ファイバ
20−4と出力光ファイバ21−4とがノード1−10
に、それぞれ接続されている。
【0023】ネットワークの周辺部のノードでは、2ま
たは3方路にしか接続されていないので、その場合は2
本または1本の入力光ファイバ20と出力光ファイバ2
1が余ることになる。クライアント装置30は典型的に
はIP(Internet Protocol)ルータであり、波長パス
や波長群パスを介して他のノードのクライアント装置3
0と通信を行う。
【0024】クロスコネクト装置8の構成を図3に示
す。クロスコネクト装置8は入力光ファイバ20−1,
20−2,20−3,20−4と出力光ファイバ21−
1,21−2,21−3,21−4との間で、波長パス
および波長群パスの交換を行う。入力光ファイバ20−
1〜20−4から入力された波長λ1〜λ8の波長多重
光信号は、波長群分離器14−1〜14−4により、波
長λ1〜λ4からなる波長群G1と、波長λ5〜λ8か
らなる波長群G2との2つの波長多重光信号にそれぞれ
分離される。
【0025】波長群G1の波長多重光信号はそのまま光
スイッチ16に入力され、波長群G2の波長多重光信号
は波長分離器10−3〜10−6に入力される。波長分
離器10−3〜10−6に入力された波長群G2の波長
多重光信号は波長λ5,λ6,λ7,λ8の光信号に更
に分離され、光受信器12によって電気信号に変換され
た後、電気スイッチ17に入力される。光スイッチ16
の2つの出力ポートから出力された波長群G1の波長多
重光信号は波長分離器10−1,10−2により波長λ
1,λ2,λ3,λ4の光信号に分離され、光受信器1
2により電気信号に変換された後、電気スイッチ17に
入力される。また、電気スイッチ17の2つの入力ポー
トと2つの出力ポートは、それぞれクライアント装置3
0に接続されている。
【0026】一方、電気スイッチ17の8つの出力ポー
トから出力された電気信号は、光送信器13−1〜13
−8により波長λ1,λ2,λ3,λ4の光信号に変換
され、波長多重器11により波長群G1の波長多重光信
号に多重されて光スイッチ16に入力される。光スイッ
チ16は6個の入力ポートと6個の出力ポートの間で波
長群単位での交換を行い、電気スイッチ17は26個の
入力ポートと26個の出力ポートの間で波長単位での交
換を行う。
【0027】光スイッチ16から出力された波長群G1
の波長多重光信号はそのまま波長群多重器15に入力さ
れ、電気スイッチ17から出力された電気信号は光送信
器13により波長λ5,λ6,λ7,λ8の光信号に変
換され、波長多重器11により波長群G2の波長多重光
信号に多重されて波長群多重器15に入力される。波長
群多重器15は波長群G1と波長群G2との波長多重光
信号を多重して出力光ファイバ21−1〜21−4に出
力する。
【0028】光スイッチ16と電気スイッチ17のポー
トには、図中に示したように、それぞれb1〜b6、w
1〜w26というポート番号が付けられている。双方向
パスを仮定しているので、1つのパスに対して入力ポー
トと出力ポートとが対となって割り当てられ、この対を
1つのポート番号で表す。
【0029】以下では、このネットワークにおいて、波
長パスと波長群パスを設定する方法を示す。本実施の形
態は集中制御型のネットワークであり、集中制御装置5
が波長パスの経路を決定する。そのため、集中制御装置
5はノード間の接続や波長の使用状況を示すトポロジー
テーブル40と、波長パスおよび波長群パスのパス番
号、経路等を記録するパステーブル41とを備えてい
る。
【0030】波長パスおよび波長群パスを設定するため
の制御は図6のフローチャートに示すアルゴリズムに基
づいて行われる。いま、このネットワークでは図4に示
すように、波長パス3−1,3−2,3−3,3−4,
3−5,3−6が設定されているとする。ここで、ノー
ド1−1を起点とし、ノード1−16を終点とする波長
パス3−7を設定する場合を考える。
【0031】集中制御装置5は、先ずトポロジーテーブ
ル40を参照し、未使用波長のあるリンクグループ2だ
けを用いた起点ノード1−1から終点ノード1−16ま
での最短経路を計算する(ステップS1)。このような
経路計算の方法としては、B.Davie et al., "MPLS Tech
nology and Applications," Morgan Kaufmann Publishe
rs, 2000 の175から180ページに記述されている
CSPFアルゴリズム等を用いることが出来る。ここで
は、図5に波長パス3−7として示した経路が得られた
とし、以後、この経路をR1と呼ぶ。
【0032】集中制御装置5は変数Iの値として0をセ
ットし、変数Kの値として経路R1のホップ数L、すな
わち6をセットする(ステップS2)。ここで、経路R
1上でI番目のノード、すなわちノード1−1をノード
Xとし、ノードXから経路R1上でKホップ終点ノード
側のノード、すなわちノード1−16をノードYとする
(ステップS3〜S5)。
【0033】ノードXとノードYの両方が波長群スイッ
チを持っているとき、集中制御装置5はパステーブル4
1を検索して、ノードXとノードYの間の区間XYを通
る既存の波長パス3を探す(ステップS6,7)。本実
施の形態では、全てのノード1が波長群スイッチとして
光スイッチ16を持っているので、この検索は必ず行わ
れるが、仮にノードXまたはYのどちらかが波長群スイ
ッチを持っていない場合は検索を行わない。ここでは、
区間XYは経路R1そのものであり、この区間を通る既
存の波長パスは存在しない(ステップS8)。
【0034】次に、集中制御装置5はIをL−K−1と
比較する(ステップS9)。ここではI=0、L−K−
1=−1なのでI>L−K−1であり、集中制御装置5
はKから1を減じてK=5とする(ステップS10)。
ここまでで分かるように、Kは既存波長パスの検索を行
う区間XYのホップ数を示している。
【0035】続いて、集中制御装置5は、再びI=0
(ステップS11,S3,S4)として、区間XYを通
る既存波長パスを検索する。ここで、区間XYは経路R
1上のノード1−1からノード1−12までの区間であ
る。この経路を通る既存波長パスも存在しないので、I
をL−K−1と比較すると、今度はI=L−K−1=0
となる。そこで、集中制御装置5はIに1を加えてI=
1とする(ステップS4)。今度は区間XYはノード1
−2から1−16までとなるが、この経路を通る既存波
長パスはやはり存在しない。今度はI=1、L−K−1
=0でI>L−K−1なので、集中制御装置5はKから
1を減じてK=4とする。
【0036】以後、集中制御装置5は同様の制御を続け
るが、その結果区間XYとして、(1−1,1−1
6),(1−1,1−12),(1−2,1−16),
(1−1,1−8),(1−2,1−12),(1−
3,1−16),(1−1,1−4),(1−2,1−
8),(1−3,1−12),(1−4,1−16),
(1−1,1−3),(1−2,1−4),(1−3,
1−8),(1−4,1−12),(1−8,1−1
6)となり(ただし、区間XYを(X,Y)と表す)、
この順番で検索が行われる。
【0037】つまり、検索を行う区間XYを始点ノード
から終点ノードの方向へ1ホップずつずらしていき、終
点に達したら区間XYの長さKを1ホップ短くして再び
始点ノードから終点ノードの方向へ1ホップずつずらし
ながら検索していく。区間XYの長さKが1になったら
検索を終了する(ステップS11)。
【0038】以上のように既存波長パスの検索を行う
と、まず、区間(1−4,1−16)を通る既存波長パ
スとして波長パス3−4,3−5,3−6が見つかる
(以後、見つかった波長パスを一致パスと呼ぶ)(ステ
ップS7)。一致パスの数が(波長群を形成する波長
数)−1以上であるとき、すなわち本実施の形態では3
以上であるとき(ステップS8)、集中制御装置5はこ
こに波長群パス4−1を設定し、今設定しようとしてい
る波長パス3−7と一致パスである波長パス3−4,3
−5,3−6とを設定した波長群パス4−1に多重しよ
うとする(以後、複数の波長パスを波長群パスに多重す
ることをアグリゲート、波長群パスを複数の波長群パス
に分離することをディスアグリゲートと呼ぶ)。波長群
パスの設定は図7のフローチャートに示すアルゴリズム
に基づいて行われる。
【0039】集中制御装置5は、各ノード1のポートの
使用状況や、隣接ノードのポートとの接続関係、ポート
と波長との対応関係等を示すポートテーブル42と、各
ノードで波長パスや波長群パスがどのポートに割り当て
られているかを示すルーティングテーブル43も持って
いる。先ず集中制御装置5は、ノードXがアグリゲート
可能かどうかを調べる(ステップS20)。
【0040】具体的には、 (1)光スイッチ16のポートb1〜b4のうち、下流
ノードに接続されたポートに1ポート以上の空きがある
か? (2)光スイッチ16のポートb5〜b6に1ポート以
上の空きがあるか?の2つを調べる(ステップS2
0)。
【0041】ポートの使用状況はポートテーブル42を
参照することにより得られる。これらの条件が共に満た
されれば、次に集中制御装置5はXとYの間のそれぞれ
のノード1(中継ノード)の光スイッチ16のポートb
1〜b4のうち、下流ノードに接続されたポートに1ポ
ート以上の空きがあるかを調べる(ステップS21)。
全ての中継ノードに未使用ポートがあれば、続いてノー
ドYが波長群パスをディスアグリゲート可能かどうかを
調べる。ここでは光スイッチ16のポートb5〜b6に
1ポート以上の空きがあるかを調べる(ステップS2
2)。
【0042】以上のステップS20〜S22の条件のう
ち、仮にどれか1つでも満たされない場合は波長群パス
4の設定は中止されるが、ここでは全ての条件が満たさ
れる。そこで集中制御装置5は、区間XYの全てのノー
ド1のルーティングテーブルを修正して、ノードXを起
点ノードとしノードYを終点ノードとする波長群パス4
−1を設定する。
【0043】先ず、ノードXであるノード1−4のルー
ティングテーブルは修正前は図12(A)のようになっ
ているが、これを図12(B)のように修正する。つま
り、まず波長群パス4−1に対して、上流ポートとして
光スイッチ16の電気スイッチ17に接続されている未
使用ポートであるポートb5を、下流ポートとして光ス
イッチ16の下流ノード(ノード1−8)に接続されて
いる未使用ポートであるb2を割り当てる。波長パス3
−4,3−5,3−6に対しては、下流ポートとして元
々w13,w14,w15が割り当てられていたのを、
波長群パス4−1の上流ポートb5に接続されているw
1,w2,w3を割り当てるように変更する(ステップ
S23)。
【0044】次に、中継ノード1−8,1−12のルー
ティングテーブルを修正する。波長群パス4−1に対し
て、上流ポートとしては上流ノードに割り当てた下流ポ
ートに接続されている光スイッチ16のポート(あるノ
ードのどのポートと隣接ノードのどのポートとが接続さ
れているかは、ポートテーブル42を参照して知ること
が出来る)を、下流ポートとしては下流ノードに接続さ
れた光スイッチ16の未使用ポートを割り当てる。波長
パス3−4,3−5,3−6に対しては、上流ポート、
下流ポートとして割り当てていたポートを全て解放する
(ステップS24)。
【0045】最後に、ノードYであるノード1−16の
ルーティングテーブル43を修正する。波長群パス4−
1に対して、上流ポートとしては上流ノード(ノード1
−12)に割り当てた下流ポートに接続されている光ス
イッチ16のポートを、下流ポートとしては電気スイッ
チ17に接続されている光スイッチ16の未使用ポート
を割り当てる。波長パス3−4,3−5,3−6に対し
ては上流ポートとしては元々電気スイッチ17の上流ノ
ード(ノード1−12)に接続されているポートが割り
当てられていたのを、波長群パス4−1の下流ポートと
して割り当てた光スイッチ16のポートに接続されてい
るポートを割り当てるように変更する(ステップS2
5)。
【0046】以上により波長群パス4−1が設定され、
この中を波長パス3−4,3−5,3−6が通るように
なるので、集中制御装置5は図6のフローチャートに戻
り一致パスの検索を続ける(ステップS9)。
【0047】検索を続けると、次に区間(1−1,1−
3)で一致パスとして波長パス3−1、3−2、3−3
が見つかる。ここでも波長群パス4−1の場合と同様に
波長群パス4−2が設定され、この中を波長パス3−
1,3−2,3−3が通るようになる。
【0048】以上のようにして、波長パス3−7の設定
に伴う波長群パス4の設定が終了すると、波長パス3−
7のための経路R1上の各ノード1のルーティングテー
ブル43の設定が行われる(ステップS12)。先ず起
点ノード(ノード1−1)の上流ポートとしてクライア
ント装置30に接続されている未使用ポートを、下流ポ
ートとして波長群パス4−2に割り当てた上流ポートに
接続された電気スイッチ17の未使用ポートを割り当て
る。ノード1−2では波長パス3−7は波長群パス4−
2の中を通っているので、ポートの割り当ては行わな
い。
【0049】ノード1−3では、上流ポートとしては上
流ノード(ノード1−1)で波長パス3−7に割り当て
た下流ポートに接続されたポート(ノード1−1とノー
ド1−3のポートテーブル42を参照し、ポートと波長
の対応関係からノード1−1のどのポートとノード1−
3のどのポートが接続されているかを知ることが出来
る)を割り当て、下流ポートとしては下流ノード(ノー
ド1−4)に接続された電気スイッチ17の未使用ポー
トを割り当てる。
【0050】以後同様に、波長群パスの設定されていな
い区間では、下流ノードに接続された電気スイッチ17
の未使用ポートを、波長群パスが設定されている区間で
は波長群パスの中を通すためのポートを、それぞれ割り
当てることにより、波長パス3−7に対する全てのノー
ドのルーティングテーブル43の設定が行われる。
【0051】最後に、集中制御装置5から経路R1上の
各ノード1に、ルーティングテーブル43に従うように
光スイッチ16および電気スイッチ17の切り換えコマ
ンドを送ると、波長パス3−7の設定が完了する。
【0052】波長群パス4−1,4−2を設定した場合
としない場合の各ノード1の光スイッチ16と電気スイ
ッチ17の所要ポート数の合計に着目すると、波長群パ
ス4を設定したことにより、波長群パスの端点であるノ
ード1−1,1−3,1−4,1−16では所要ポート
数がそれぞれ2ポート増加するが、波長群パスの中継ノ
ードであるノード1−2,1−8,1−12ではそれぞ
れ6ポート減少する。従って、差し引きで、計10ポー
トが波長群パス4を設定したことにより削減されたこと
になる。
【0053】図5からも分かるとおり、本実施の形態で
は、起点ノードまたは終点ノードの互いに異なる複数の
波長パス3を波長群パス4にアグリゲートすることが可
能になっている。これにより、それぞれの波長パス3の
起点ノードと終点ノードの間には1波長分のデマンドし
かないにも関わらず、それらの波長パス3をアグリゲー
トして波長群パス4を設定することが出来る。
【0054】また、本実施の形態では全てのノード1が
波長群パスのスイッチングを行う光スイッチ16を持っ
ているので、任意のノードで必要に応じて波長群パスへ
のアグリゲート、波長群パスからのディスアグリゲート
が出来る。その結果、波長パスの経路は常に最短になる
し、また、波長群パスの中の波長が未使用のまま残るこ
ともない。
【0055】本発明の第2の実施の形態における波長多
重光通信ネットワークの構成を図8に示す。このネット
ワークの構成は集中制御装置5と制御信号線6が無いこ
とを除けば、第1の実施の形態のネットワークの構成に
等しい。本実施の形態のノード1の構成を図9に示す。
ノード1はノード制御装置7の内部にトポロジーテーブ
ル40、パステーブル41、ポートテーブル42、ルー
ティングテーブル43を持っており、また、制御信号線
6は無い。それ以外は第1の実施の形態のノード1の構
成に等しい。
【0056】本実施の形態は分散制御型のネットワーク
であり、波長パス3の起点となるノード1が波長パス3
の経路を決定する。波長パス3および波長群パス4を設
定するための制御は図10のフローチャートに示すアル
ゴリズムに基づいて行われる。
【0057】ここでも、第1の実施の形態の場合と同様
に、図4に示すように、波長パス3−1,3−2,3−
3,3−4,3−5,3−6が既に設定されている状態
で、あらたにノード1−1を起点とし、ノード1−16
を終点とする波長パス3−7を設定する場合を考える。
【0058】ノード1−1のノード制御装置7はトポロ
ジーテーブル40を参照して、未使用波長のあるリンク
グループ2だけを用いて、起点ノード1−1から終点ノ
ード1−16までの最短経路を計算する(ステップS3
0)。ここでも、第1の実施の形態の場合と同じ経路が
得られたとし、これを経路R1と呼ぶことにする。
【0059】続いて、ノード1−1は変数Iに0をセッ
トし(ステップS31)、起点ノードからIホップ目の
ノード、すなわち自ノードをノードXとする。ノード1
−1が波長群スイッチ可能であるかどうかによって次の
処理が変わるが、本実施の形態では、全てのノード1が
光スイッチ16を持っているので、波長群スイッチ可能
である(ステップS32,34)。
【0060】そこで、ノード1−1は変数KにL−Iを
セットする(ステップS33)。ここで、Lは起点ノー
ドから終点ノードまでのホップ数であり、Iは0なの
で、K=L=6となる。また、ノード1−1はノードX
からKホップ下流のノード1をノードYとする。ここで
は、終点ノードであるノード1−16がノードYとな
る。ノード1−1のパステーブル41には、自ノードを
通過する全ての波長パス3および波長群パス4のパス番
号と経路が記録されている。
【0061】そこで、ノード1−1はこのパステーブル
を検索し、区間XYを通過する既存の波長パス3を探す
(ステップS35)。ここでは、条件を満たす既存の波
長パス3が無いので(ステップS36)、ノード1−1
はKから1を減じてK=5とする(ステップS37)。
ノード1−1は新しいKの値によるノードYに基づい
て、再び区間XYを通過する既存の波長パス3を検索す
るが、ここでも条件を満たす波長パス3は存在しない。
【0062】以後、Kを1ずつ減じながら区間XYを通
過する波長パス3を検索すると、K=2のときに区間
(1−1,1−3)を通過する波長パス3−1,3−
2,3−3が見つかる(以後、見つかった波長パスを一
致パスと呼ぶ)。一致パスの数が(波長群を形成する波
長数)−1以上であるとき、すなわち本実施の形態では
3以上であるとき(ステップS36)、ノード1−1は
ノードXを起点ノードとしノードYを終点ノードとする
波長群パス4−2を設定し、今設定しようとしている波
長パス3−7と一致パスである波長パス3−1,3−
2,3−3とを設定した波長群パスに多重しようとす
る。
【0063】波長群パス4−2の設定は、図11に示し
たアルゴリズムに基づいて行われる。先ず、ノード1−
1はポートテーブル42を参照し、自ノードでアグリゲ
ートが可能かどうかを調べる(ステップS50)。具体
的には、 (3)光スイッチ16のポートb1〜b4のうち、下流
ノードに接続されたポートに1ポート以上の空きがある
か? (4)光スイッチ16のポートb5〜b6に1ポート以
上の空きがあるか?の2つを調べる。
【0064】これらの(3),(4)条件が共に満たさ
れれば、次にノード1−1は、ノードY(ノード1−
3)宛のシグナリングパケットを生成し、下流ノード
(ノード1−2)に送る。このシグナリングパケットに
は、今設定しようとしているパスのパス番号(4−
2)、パスの種類(波長群パス)、起点ノード(ノード
1−1)、終点ノード(ノード1−3)等の情報が含ま
れている。
【0065】シグナリングパケットを受け取ったノード
1−2は、波長群スイッチ16のポートb1〜b4のう
ち、下流ノードに接続されたポートに1ポート以上の空
きがあるかを調べる(ステップS51)。空きがある場
合、ノード1−2はシグナリングパケットを下流ノード
(ノード1−3)に転送する。
【0066】シグナリングパケットを受け取ったノード
1−3は、自ノードが波長群パスをディスアグリゲート
可能かどうかを調べる(ステップS52)。具体的に
は、光スイッチ16のポートb5〜b6に1ポート以上
の空きがあるかを調べる。
【0067】以上のステップS50〜S52の条件のう
ち、仮にどれか1つでも満たされないものがある場合
は、波長群パス4−2の設定が不可能であることを示す
シグナリングパケットがノードX(ノード1−1)に送
り返され、波長群パス4−2の設定は中止される。その
場合、ノードX(ノード1−1)は波長パス3−7の設
定を再開し、電気スイッチ17のポートを割り当てる。
まず、上流ポートとしては、クライアント装置30に接
続されている未使用ポートを割り当て、下流ポートとし
ては、下流ノード(ノード1−2)に接続された未使用
ポートを割り当てる(ステップS39)。続いて、ノー
ド1−1は下流ノード(ノード1−2)にシグナリング
パケットを送り、波長パス3−7の設定を継続する(ス
テップS40,S43)。
【0068】ここでは上記のステップS50〜S52の
全ての条件が満たされるので、ノード1−3は自らのル
ーティングテーブル43を修正し、波長群パス4−2に
ポートを割り当てる。下流ポートとしては光スイッチ1
6の電気スイッチ17に接続されているポート、すなわ
ちポートb5、b6のうちの未使用ポートを割り当て、
上流ポートとしては上流ノード(ノード1−2)に接続
された光スイッチ16の未使用ポートを割り当てる。ま
た、波長パス3−1,3−2,3−3に対しては、上流
ポートとして元々電気スイッチ17の上流ノードに接続
されているポートが割り当てられていたのを、波長群パ
ス4−2の下流ポートとして割り当てた光スイッチ16
のポートに接続されているポートを割り当てるように変
更する。このとき、パス番号の小さい波長パスにポート
番号の小さいポートを割り当てるようにする(ステップ
S53)。
【0069】続いて、ノード1−3はノード1−1宛の
シグナリングパケットを生成し、これを上流ノード(ノ
ード1−2)に送る。このシグナリングパケットには、
設定しようとするパスのパス番号(4−2)、パスの種
類(波長群パス)、起点ノード(ノード1−1)、終点
ノード(ノード1−3)、このパスの設定が可能である
こと、下流ノード(ノード1−3)が上流ポートとして
割り当てたポート番号などの情報が含まれている。
【0070】シグナリングパケットを受け取ったノード
1−2も、自らのルーティングテーブル43を修正して
波長群パス4−2にポートを割り当てる。先ず、受け取
ったシグナリングパケットから、下流ノード(ノード1
−3)が上流ポートとして割り当てたポート番号を知
り、次に、自らのポートテーブル42を参照してそのポ
ートが接続されている自ノードのポートの番号を知る。
これを下流ポートとして割り当てる。上流ポートとして
は、上流ノード(ノード1)−1)に接続された光スイ
ッチ16の未使用ポートを割り当てる。また、波長パス
3−1,3−2,3−3に対して割り当てていたポート
は全て解放する(ステップS54)。
【0071】続いてノード1−2は、シグナリングパケ
ット中のポート番号を自らが割り当てた上流ポートの番
号に書き換え、これを上流ノード(ノード1−1)に転
送する。
【0072】シグナリングパケットを受け取ったノード
1−1は、波長群パス4−2に対して、下流ポートとし
ては下流ノード(ノード1−2)が割り当てた上流ポー
トに接続されているポートを割り当て、上流ポートとし
ては、光スイッチ16の電気スイッチ17に接続されて
いる未使用ポートを割り当てる。また、波長パス3−
1,3−2,3−3に対しては、下流ポートとして下流
ノード(ノード1−2)に接続されている電気スイッチ
17のポートが割り当てられていたのを、波長群パス4
−2に割り当てた上流ポートに接続されているポートを
割り当てるように変更する。このとき、パス番号の小さ
い波長パスにポート番号の小さいポートを割り当てるよ
うにする(ステップS55)。
【0073】以上により、波長群パス4−2が設定さ
れ、この中を波長パス3−1、3−2、3−3が通るよ
うになるので、再び図10のフローチャートに戻り、波
長パス3−7の設定が継続される(ステップS41)。
ノード1−1は波長パス3−7に電気スイッチ17のポ
ートを割り当てる。まず上流ポートとしては、クライア
ント装置30に接続されている未使用ポートを割り当
て、下流ポートとしては、波長群パス4−2に割り当て
た上流ポートに接続されている未使用ポートを割り当て
る。
【0074】ここまでの手順の前と後のノード1−1の
ルーティングテーブル43は、本実施の形態でも第1の
実施の形態の場合と同様に図12(A)と図12(B)
に示す通りになる。続いて、ノード1−1は波長パス3
−7の終点ノード(ノード1−16)宛のシグナリング
パケットを生成し、これを下流ノード(ノード1−2)
に送る。このシグナリングパケットには設定するパスの
パス番号(3−7)、パスの種類(波長パス)、起点ノ
ード(ノード1−1)、終点ノード(ノード1−1
6)、自ノードがこのパスに割り当てた下流ポートのポ
ート番号、最後に設定した波長群パス4の終点ノードの
番号(ノード1−3)等の情報が含まれている。
【0075】シグナリングパケットを受け取ったノード
1−2は、先ず、シグナリングパケットの中の最後に設
置した波長群パス4の終点ノードの番号を参照する。こ
こに書かれているノード番号(ノード1−3)は、ノー
ド1−2より下流なので、ノード1−2はこのシグナリ
ングパケットを単に下流ノード(ノード1−3)に転送
する。
【0076】シグナリングパケットを受け取ったノード
1−3は、先ず、シグナリングパケットの中の最後に設
置した波長群パス4の終点ノードの番号を参照する。こ
こに書かれているノード番号(ノード1−3)は自ノー
ドの番号なので、ノード1−3は波長パス3−7に電気
スイッチ17のポートを割り当てる。上流ポートとして
は波長群パス4−2に割り当てた下流ポートに接続され
た未使用ポートを割り当て、下流ポートとしては下流ノ
ード(ノード1−4)に接続されている未使用ポートを
割り当てる(ステップS41)。続いて、ノード1−3
はシグナリングパケットの中の下流ポート番号を、自ら
が波長パス3−7に割り当てた下流ポートのポート番号
に書き換え、これを下流ノード(ノード1−4)に転送
する。
【0077】シグナリングパケットを受け取ったノード
1−4は、先ず、シグナリングパケットの中の最後に設
置した波長群パス4の終点ノードの番号を参照する。こ
こに書かれているノード番号(ノード1−3)はノード
1−4より上流なので、ノード1−4は一致パスの検索
を開始する(ステップS42,S43,S32,S3
3)。一致パスの検索は、ノード1−1が行ったのと同
じ方法により行われる。ここで検索される区間XYは、
(1−4,1−16),(1−4,1−12),(1−
8,1−16)の順になる。この場合は、区間(1−
4,1−16)を通る波長パス3として波長パス3−
4、3−5、3−6が見つかる。そこで、再び波長群パ
ス4−2の場合と同様に、図11に示したアルゴリズム
に従って波長群パス4−1が設定される。
【0078】波長群パス4−1が設定され、波長パス3
−4,3−5,3−6が波長群パス4−1の中を通るよ
うに、ノード1−4,1−8,1−12,1−16のル
ーティングテーブル43が修正されると、ノード1−4
は波長パス3−7に対して電気スイッチ17のポートを
割り当てる。上流ポートとしてはノード1−3から受け
取ったシグナリングパケットに書かれているノード1−
3が割り当てた上流ポートに接続されているポートを割
り当て、下流ポートとしては波長群パス4−1に割り当
てた上流ポートに接続されている未使用ポートを割り当
てる(ステップ41)。
【0079】続いて、ノード1−4はノード1−3から
受け取ったシグナリングパケットの中の、下流ポートの
ポート番号、および、最後に設定した波長群パス4のノ
ードYの番号を書き換えて下流ノード(ノード1−8)
に送る。このシグナリングパケットをノード1−8、1
−12はそのまま下流ノードに転送する。
【0080】ノード1−16がシグナリングパケットを
受信すると、ノード1−16は波長パス3−7に対して
電気スイッチ17のポートを割り当てる。先ず、上流ポ
ートとしては、ノード1−16は波長群パス4−1の終
点ノードなので、波長群パス4−1に割り当てた下流ポ
ートに接続されている未使用ポートを割り当てる。ま
た、下流ポートとしては、ノード1−16は波長パス3
−7の終点ノードなので、クライアント装置30に接続
されている未使用ポートを割り当てる(ステップS4
1,S42の後,S43でNO)。
【0081】続いて、ノード1−16はルーティングテ
ーブル43の内容に従って光スイッチ16および電気ス
イッチ17を切り換える。さらに、ノード1−1宛のシ
グナリングパケットを生成し、これを上流ノード(ノー
ド1−12)に送る。このシグナリングパケットには、
設定するパスのパス番号(3−7)、パスの種類(波長
パス)、起点ノード(ノード1−1)、終点ノード(ノ
ード1−16)およびこのパスに対するポートの割り当
てが完了したこと等の情報が含まれている。
【0082】シグナリングパケットを受け取ったノード
1−12は、ルーティングテーブル43の内容に従って
光スイッチ16および電気スイッチ17を切り換え、シ
グナリングパケットを上流ノード(ノード1−8)に転
送する。
【0083】以後同様に、ノード1−8、1−4、1−
3、1−2がルーティングテーブル43の内容に従って
光スイッチ16および電気スイッチ17を切り換え、シ
グナリングパケットを上流ノードに転送する。
【0084】最後にノード1−1がシグナリングパケッ
トを受け取り、ルーティングテーブル43の内容に従っ
て光スイッチ16および電気スイッチ17を切り換える
と、波長パス3−7、波長群パス4−1、波長群パス4
−2の設定が完了する。
【0085】本実施の形態によっても、第1の実施の形
態で得られたのと同じ効果が得られる。これ等第1およ
び第2の実施の形態において、ノード1の数、ノード1
のポート数、リンクグループの数、リンクグループを構
成するリンクの数、ネットワークの構成等は任意に設定
することが出来る。
【0086】本発明による第1および第2の実施の形態
では、全てのノード1が波長群スイッチである光スイッ
チ16を備えているが、必ずしも全てのノード1が波長
群スイッチを備えている必要はない。全てのノード1が
波長群スイッチを備えていない場合でも図6、図7また
は図10、図11のフローチャートにより示したアルゴ
リズムを用いて波長群パス4を設定することが出来る。
【0087】上記第1および第2の実施の形態では、波
長スイッチとして電気スイッチ17を、波長群スイッチ
として光スイッチ16を用いたが、波長スイッチとして
光スイッチを用いることも、波長群スイッチとして電気
スイッチを用いることも可能である。
【0088】また上記第1および第2の実施の形態で
は、低次のパスとして波長パスを、高次のパスとして波
長群パスを用いたが、低次のパスおよび高次のパスはこ
れらに限らない。例えば、低次のパスとして波長群パ
ス、高次のパスとして光ファイバ単位でのスイッチング
を行う光ファイバパスを用いても良いし、低次のパスと
して波長パス、高次のパスとして光ファイバパスを用い
ても良い。
【0089】更に、上記第1および第2の実施の形態
は、波長多重光通信ネットワークであるが、本願の発明
はそれ以外の通信ネットワークにも適用することが出来
る。例えば、SONETのような時分割多重技術を用い
た通信ネットワークでも、時分割多重度の低いパスを低
次のパス、高いパスを高次のパスとして、第1、第2の
実施の形態と同じようにして低次のパスを高次のパスに
アグリゲートすることができる。
【0090】更にはまた、第1の実施の形態は集中制御
型、第2の実施の形態は分散制御型としたが、第1の実
施の形態で用いた図6、図7のアルゴリズム、第2の実
施の形態で用いた図10、図11のアルゴリズムは、何
れも集中制御型でも分散制御型でも実現することが出来
る。
【0091】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態において詳細に
説明したように、本発明を用いることにより、低次のパ
スと高次のパスを自由に混在させるネットワークを構成
することが出来る。すなわち、2つのノード間に高次の
パスの帯域と比べて小さなデマンドしか無くて、従来の
技術では高次のパスを設定してもその帯域を余らせてし
まうような場合でも、起点ノードや終点ノードの異なる
複数の低次のパスをアグリゲートして高次のパスを設定
し、かつ、高次のパスの帯域を有効に活用することが出
来る。高次のパスを設定することにより、必要となるノ
ード資源を削減することが出来る。
【0092】また、本発明を用いることにより、階層化
されたパスが存在するネットワークにおいて、高次のパ
スを任意の場所で動的に設定することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の通信ネットワークの構成図
である。
【図2】第1の実施の形態のノードの構成図である。
【図3】第1の実施の形態のクロスコネクト装置の構成
図である。
【図4】第1の実施の形態の波長群パス設定前の状態を
示す図である。
【図5】第1の実施の形態の波長群パス設定後の状態を
示す図である。
【図6】第1の実施の形態のパス設定アルゴリズムを示
すフローチャートである。
【図7】第1の実施の形態のパス設定アルゴリズムを示
すフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態の通信ネットワークの構成図
である。
【図9】第2の実施の形態のノードの構成図である。
【図10】第2の実施の形態のパス設定アルゴリズムを
示すフローチャートである。
【図11】第2の実施の形態のパス設定アルゴリズムを
示すフローチャートである。
【図12】実施の形態におけるノードXにおけるルーテ
ィングテーブルの具体例を示し、(A)は修正前、
(B)は修正後のものである。
【符号の説明】
1 ノード 2 リンクグループ 3 波長パス 4 波長群パス 5 集中制御装置 6 制御信号線 7 ノード制御装置 8 クロスコネクト装置 9 制御信号線 10 波長分離器 11 波長多重器 12 光受信器 13 光送信器 14 波長群分離器 15 波長群多重器 16 光スイッチ 17 電気スイッチ 20 入力光ファイバ 21 出力光ファイバ 30 クライアント装置 40 トポロジーテーブル 41 パステーブル 42 ポートテーブル 43 ルーティングテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K002 AA05 AA06 BA04 BA06 DA02 DA09 DA11 FA01 5K028 AA08 BB08 CC02 DD05 DD06 EE05 KK03 LL02 LL11 MM06 MM12 RR03 5K030 GA08 HC20 HD01 JA01 JA14 JL03 KX20 LA17 LB05 5K069 BA09 CB10 EA24 EA25 EA30 FA26

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードと、これ等ノードの間を接
    続する複数のリンクグループとを含む通信ネットワーク
    であって、 前記ノードは、 低次パスを交換するスイッチを有する低次ノードと、 前記低次パスを交換するスイッチと、高次パスを交換す
    るスイッチと、N本(Nは2以上の整数)の前記低次パ
    スを1本の前記高次パスに多重する多重手段と、1本の
    前記高次パスをN本の前記低次パスに分離する分離手段
    とを有する高次ノードとを含み、 任意の2つの前記ノード間に前記低次パスを設定し、任
    意の2つの前記高次ノードの間に前記高次パスを設定す
    ることを特徴とする通信ネットワーク。
  2. 【請求項2】 全ての前記ノードが前記高次ノードであ
    る請求項1に記載の通信ネットワーク。
  3. 【請求項3】 全ての前記ノードと通信が可能で、かつ
    全ての既存の前記低次パスの経路情報を記録したパステ
    ーブルを有する集中制御装置を備え、前記低次パスおよ
    び前記高次パスの設定を前記集中制御装置が主体となっ
    て行うことを特徴とする請求項1または2に記載の通信
    ネットワーク。
  4. 【請求項4】 全ての前記ノードが自ノードを通過する
    全ての低次パスの経路情報を記録したパステーブルを有
    するノード制御装置を備え、前記低次パスおよび高次パ
    スの設定を前記ノード制御装置が主体となって行うこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の通信ネットワー
    ク。
  5. 【請求項5】 前記低次パスが波長パス、高次パスが波
    長群パスであることを特徴とする請求項1〜4いずれか
    に記載の通信ネットワーク。
  6. 【請求項6】 前記低次パスが波長パス、高次パスが光
    ファイバパスであることを特徴とする請求項1〜4いず
    れかに記載の通信ネットワーク。
  7. 【請求項7】 低次パスが波長群パス、高次パスが光フ
    ァイバパスであることを特徴とする請求項1〜4いずれ
    かに記載の通信ネットワーク。
  8. 【請求項8】 低次パスを交換するスイッチを有する低
    次ノードと、 前記低次パスを交換するスイッチ、高次パスを交換する
    スイッチ、N本(Nは2以上の整数)の前記低次パスを
    1本の前記高次パスに多重する多重手段、1本の前記高
    次パスをN本の前記低次パスに分離する分離手段を有す
    る高次ノードと、 これ等ノードの間を接続する複数のリンクグループと、
    を含む通信ネットワークにおけるパス設定方法であっ
    て、 経路の一部が任意の2つの前記高次ノードを結ぶ区間と
    一致するN本(Nは2以上の整数)の低次パスが存在す
    る場合に、該N本の低次パスを多重した高次パスを前記
    区間に設定することを特徴とするパス設定方法。
  9. 【請求項9】 低次パスを交換するスイッチを有する低
    次ノードと、 前記低次パスを交換するスイッチ、高次パスを交換する
    スイッチ、N本(Nは2以上の整数)の前記低次パスを
    1本の前記高次パスに多重する多重手段、1本の前記高
    次パスをN本の前記低次パスに分離する分離手段を有す
    る高次ノードと、 これ等ノードの間を接続する複数のリンクグループと、
    を含む通信ネットワークにおけるパス設定方法であっ
    て、 任意の2つの前記低次ノードまたは前記高次ノードを起
    点ノードおよび終点ノードとする第1の低次パスの経路
    上で、既定の順序により前記経路の一部である区間に着
    目し、経路の一部が前記区間と一致する第2から第N
    (Nは2以上の整数)の低次パスが存在する場合に第1
    から第Nの低次パスを多重した高次パスを前記区間に設
    定することを特徴とするパス設定方法。
  10. 【請求項10】 第1の前記低次パスの経路の長さをL
    とするとき、先ず前記経路の全体である区間に着目し、
    次に長さがL−1である全ての区間に着目し、以後順
    に、長さがL−2,L−3,……,2である全ての区間
    に着目することを特徴とする請求項9に記載のパス設定
    方法。
  11. 【請求項11】 第1の前記低次パスの経路の長さをL
    とするとき、先ず前記第1の低次パスの起点ノードを一
    方の端点とする長さがL,L−1,L−2,……,2の
    区間に着目し、次に前記起点ノードから1ホップ終点ノ
    ード側のノードを一方の端点とする長さがL−1,L−
    2,L−3,……,2の区間に着目し、以後I=2,
    3,4,……,L−2の順で前記起点ノードからIホッ
    プ終点ノード側のノードを一方の端点とする長さがL−
    I,L−I−1,L−I−2,……,2の区間に着目す
    ることを特徴とする請求項9に記載のパス設定方法。
  12. 【請求項12】 通信ネットワークにおけるノード装置
    であって、 低次パスを交換するスイッチと、 高次パスを交換するスイッチと、 N本(Nは2以上の整数)の前記低次パスを1本の前記
    高次パスに多重する多重手段と、 1本の前記高次パスをN本の前記低次パスに分離する分
    離手段と、 自ノードを通過する全ての低次パスの経路情報を記録し
    たパステーブルを有するノード制御手段とを含み、前記
    低次パス及び高次パスの設定を前記ノード制御手段によ
    り行うようにしたことを特徴とするノード装置。
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