JP2011032972A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各気筒の燃料噴射弁の個体差に起因する内燃機関の回転変動を低減できると共に、各気筒の空気過剰率の異常低下を抑制して排ガス性能の悪化を未然に防止できる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】各気筒に対する燃料噴射量の補正により各気筒のPmiを目標Pmiに一致させて、燃焼圧力のバラツキに起因するエンジンの回転変動を低減する。このときPmiが過小な#4気筒では、目標Pmiを達成するための噴射量の増加補正により空気過剰率が低下してλ下限値を下回るが、増加補正を制限することによりλ下限値相当の空気過剰率に保持する。一方、#4気筒への燃料噴射量の不足分だけ#1気筒を燃料増量して平均Pmiを目標Pmiに一致させる。
【選択図】図6

Description

本発明は内燃機関の燃料噴射制御装置に係り、詳しくは、各気筒の燃料噴射弁の個体差に起因した回転変動を抑制する燃料噴射制御装置に関する。
各気筒に対応して燃料噴射弁を備えた内燃機関、例えば各気筒の吸気ポートにそれぞれ燃料噴射弁が設けられたマルチポートインジェクション型のガソリン機関、或いは筒内に直接燃料を噴射する筒内噴射型火花点火式ガソリン機関やディーゼル機関等では、各気筒の燃料噴射弁の個体差や吸入空気量のバラツキが内燃機関の回転変動を増大させる一つの要因になっている。即ち、各気筒の燃料噴射弁の噴射特性や吸入空気量が相違していると、気筒間の燃料噴射量のバラツキ、及び空気量のバラツキに起因する気筒間の燃焼圧力のバラツキに直結し、この現象により各気筒からクランク軸に付与されるトルクが変動することから、内燃機関の回転変動が増大してしまうという問題を抱えている。
各気筒の燃料噴射弁の個体差を補償するために種々の対策が提案されており、例えば特許文献1の技術を挙げることができる。当該特許文献1の技術では、各気筒の燃焼圧力をそれぞれ検出して気筒別の平均有効圧(以下、Pmiという)を算出し、このPmiを例えば全ての気筒のPmiの平均値として設定された目標Pmiに近づけるように、各気筒の燃料噴射弁の噴射量を補正することにより燃焼圧力のバラツキを抑制している。
実開昭62−132252号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術のように、各気筒のPmiを目標Pmiにフィードバックした場合、全ての気筒のPmiが目標Pmiに一致することにより内燃機関の回転変動は低減できるものの、気筒間で吸入空気量やEGR量等のバラツキが存在していると、各気筒に対する噴射量補正に起因して気筒間の空気過剰率のバラツキを拡大させてしまうという別の問題が発生する。この現象は、何れかの気筒が許容範囲を越えた好ましくない空気過剰率に調整されることを意味し、結果として排ガス性能が悪化する可能性があった。
図4は特許文献1の技術による各気筒の燃料噴射量の補正状況を示す説明図であり、左側に示した特許文献1の技術によるPmiに基づく制御無しの場合には、気筒間に生じている燃焼圧力のバラツキによりPmiにもバラツキが生じており、一方、気筒間に存在する吸入空気量やEGR量等のバラツキに起因して各気筒の空気過剰率にはある程度の格差があるが、最も低い空気過剰率でも、図中に示すスモーク発生等の観点から許容でき得るλ下限値を下回らない例を示したものである。
この状態において各気筒のPmiを目標Pmiに一致させるべく特許文献1の技術を適用した場合、例えばPmiが低い#4気筒に対しては燃料噴射量が増加補正されるが、噴射量の増加補正は空気過剰率に対して低下方向に作用することから、#4気筒では空気過剰率が低下して上記λ下限値を下回ってしまう。このため#4気筒の排ガスはスモークが増加し、各気筒の排ガスが集合した後のトータルでの排ガス特性でもスモーク増となることから排ガス性能が悪化してしまうことが判る。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、各気筒の燃料噴射弁の個体差に起因する内燃機関の回転変動を低減できると共に、各気筒の空気過剰率の異常低下を抑制して排ガス性能の悪化を未然に防止することができる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、内燃機関の各気筒に対応して設けられ、各気筒にそれぞれ燃料を噴射する燃料噴射手段と、内燃機関の各気筒の燃焼圧力を検出する燃焼圧力検出手段と、燃焼圧力検出手段により検出された燃焼圧力に基づき各気筒の平均有効圧を算出する平均有効圧算出手段と、平均有効圧算出手段により算出された平均有効圧と内燃機関の運転状態から求めた目標平均有効圧とに基づき、各気筒の平均有効圧を目標平均有効圧に接近させるべく各気筒に対する燃料噴射手段の燃料噴射量をそれぞれ補正する噴射量補正手段と、噴射量補正手段により補正された燃料噴射量に基づき各気筒の燃料噴射手段を制御する燃料噴射制御手段と、内燃機関の各気筒の排ガスの空気過剰率を算出する空気過剰率算出手段と、噴射量補正手段により平均有効圧の不足を補うべく燃料増量されることにより、何れかの気筒の空気過剰率算出手段により算出された空気過剰率が排ガス特性に基づき設定された下限空気過剰率を下回るとき、噴射量補正手段による補正に関わらず空気過剰率低下気筒に対する燃料増量を制限して空気過剰率を下限空気過剰率以上に保つ空気過剰率低下抑制手段とを備えたものである。
従って、平均有効圧算出手段により算出された各気筒の平均有効圧と内燃機関の運転状態に応じた目標平均有効圧とに基づき、噴射量補正手段により各気筒の燃料噴射手段の燃料噴射量が補正され、補正後の燃料噴射量に基づき燃料噴射制御手段により燃料噴射量が制御されることで各気筒の平均有効圧が目標平均有効圧に接近する。結果として、各気筒の燃料噴射手段が個体差を有する場合であっても、個体差に起因する燃焼圧力のバラツキが抑制されて内燃機関の回転変動が低減されることから、乗員の不快感が未然に防止される。
そして、平均有効圧の不足を補うための噴射量補正手段による燃料増量で何れかの気筒の空気過剰率が下限空気過剰率を下回るときには、この空気過剰率低下気筒に対する燃料増量が空気過剰率低下抑制手段により制限される。これにより、空気過剰率低下気筒の空気過剰率が下限空気過剰率以上に保たれるため、空気過剰率の低下に起因するスモークの増大等が未然に防止される。
請求項2の発明は、請求項1において、空気過剰率低下抑制手段が、空気過剰率低下気筒に対する燃料増量の制限により空気過剰率の低下を抑制すると共に、空気過剰率低下気筒以外の噴射量補正手段により燃料減量されるべき所定気筒に対する燃料減量を制限して、全気筒の平均有効圧の平均値を目標平均有効圧に略一致させるものである。
従って、空気過剰率低下気筒に対して空気過剰率低下抑制手段により燃料増量が制限されて空気過剰率の低下が抑制され、一方、空気過剰率低下気筒以外の燃料減量されるべき所定気筒、換言すれば、燃料増量しても空気過剰率を下限空気過剰率以上に保持できる余地を有する所定気筒に対しては、燃料減量が制限される。結果として、全気筒の平均有効圧の平均値が目標平均有効圧に略一致し、内燃機関の回転変動を一層抑制可能となる。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、予め空気過剰率低下抑制手段による空気過剰率の低下抑制を要する運転領域を設定し、内燃機関が該運転領域にあるときに、空気過剰率低下抑制手段により空気過剰率低下気筒の空気過剰率の低下を抑制するものである。
空気過剰率低下気筒に対する燃料増量を制限して空気過剰率の低下を抑制することは、スモーク増大の防止に繋がる一方、空気過剰率低下気筒の平均有効圧が目標平均有効圧に接近するのを妨げる方向に作用することから、回転変動の抑制に関しては若干不利な傾向となる。空気過剰率の低下抑制を要する運転領域に内燃機関があるときに限って、空気過剰率低下気筒に対する空気過剰率の低下を抑制することにより、当該運転領域では確実にスモークが抑制される一方、それ以外の空気過剰率の低下抑制をそれほど要しない運転領域、或いは全く要しない運転領域では、他の気筒と同じく空気過剰率低下気筒についても燃料増量が制限されなくなるため、平均有効圧が目標平均有効圧に接近して内燃機関の回転変動を確実に抑制可能となる。
以上説明したように請求項1の発明の内燃機関の燃料噴射制御装置によれば、各気筒の平均有効圧を目標平均有効圧に接近させるように各気筒に対する燃料噴射量を補正するため、各気筒の燃料噴射手段が個体差を有する場合であっても、個体差に起因する燃焼圧力のバラツキを抑制でき、もって内燃機関の回転変動を低減して乗員の不快感を未然に防止できると共に、このときの燃料増量により何れかの気筒の空気過剰率が下限空気過剰率を下回るときには、この空気過剰率低下気筒に対する燃料増量を制限することから、空気過剰率の低下に起因するスモークの増大、ひいては排ガス性能の悪化を未然に防止することができる。
請求項2の発明の内燃機関の燃料噴射制御装置によれば、請求項1に加えて、空気過剰率低下気筒以外の所定気筒に対する燃料減量を制限することにより、全気筒の平均有効圧の平均値を目標平均有効圧に略一致させるため、内燃機関の回転変動を一層抑制することができる。
請求項3の発明の内燃機関の燃料噴射制御装置によれば、請求項1又は2に加えて、空気過剰率の低下抑制を要する運転領域に内燃機関があるときに限って、空気過剰率低下気筒の空気過剰率の低下を抑制することにより、それ以外の運転領域では空気過剰率低下気筒に対する燃料増量が制限されなくなるため、平均有効圧を目標平均有効圧に接近させて内燃機関の回転変動を一層確実に抑制することができる。
実施形態の燃料噴射制御装置を適用したディーゼルエンジンを示す全体構成図である。 ECUが実行するPmi・λ制御ルーチンを示すフローチャートである。 同じくECUが実行するPmi・λ制御ルーチンを示すフローチャートである。 実施形態のトルク変動抑制モード及び特許文献1の技術によるPmi、燃料噴射量、λの制御状況を示す説明図である。 トルク変動・λ低下抑制モードによる各気筒のPmiの制御状況を示す説明図である。 トルク変動・λ低下抑制モードによるPmi、燃料噴射量、λの制御状況を示す説明図である。
以下、本発明をディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置に具体化した一実施形態を説明する。
図1は本実施形態の燃料噴射制御装置を適用したディーゼルエンジンを示す全体構成図である。
エンジン1は、図示しないコモンレールに蓄圧された高圧燃料を各気筒2内に直接噴射して圧縮着火により燃焼させる4気筒コモンレール式ディーゼルエンジンであり、図1は、4気筒のうちの1つの気筒の断面を示している。
エンジン1は、複数の気筒2が形成されたシリンダブロック4の上部にシリンダヘッド6が載置されて構成されている。各気筒2には上下摺動可能にピストン8が設けられおり、当該ピストン8の頂面と気筒2の内壁、及びシリンダヘッド6下面に囲まれて燃焼室10が形成されている。シリンダヘッド6には、燃焼室10内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁12(燃料噴射手段)、及び当該燃焼室10内の圧力、即ち、燃焼室10内での噴射燃料の燃焼により発生した燃焼圧力を検出する筒内圧センサ14(燃焼圧力検出手段)が、それぞれ燃焼室10内に臨むように設けられている。
シリンダヘッド6には、燃焼室10と連通しエンジン1の幅方向一側に延びた吸気ポート16及び燃焼室10と連通しエンジン1の幅方向他側に延びた排気ポート18が形成されている。シリンダヘッド6には、吸気ポート16及び排気ポート18に対応して吸気バルブ20及び排気バルブ22が設けられ、これらの吸排気バルブ20,22の開閉動作に応じて各ポート16、18と燃焼室10との連通及び遮断が行われる。尚、吸気ポート16及び排気ポート18は1気筒につきそれぞれ2箇所設けられ、各吸排気ポート16,18に対応して吸気バルブ20及び排気バルブ22がそれぞれ設けられている。
又、エンジン1の幅方向一側には、吸気ポート16と連通する吸気管24が接続されている。吸気管24には、吸気上流側に図示しないエアクリーナが設けられており、その吸気下流側にはエンジン1に吸気量を検出するエアフローセンサ26が設けられている。又、吸気管24のエアフローセンサ26より吸気下流側の箇所には、吸気を加圧するターボチャージャ28のコンプレッサ28a、加圧された吸気を冷却するインタークーラ30、吸気量を調整するスロットルバルブ32が順に設けられている。
一方、エンジン1の幅方向他側には排気ポート18と連通する排気管34が接続されている。排気管34には、上記ターボチャージャ28のコンプレッサ28aと回転軸が連結され排気流により回転するタービン28bが設けられている。
又、排気管34の排気上流側部分と吸気管24の吸気下流側部分とはEGR通路36を介して連通されており、排気を吸気系に還流可能に構成されている。EGR通路36には、EGRガスを冷却するEGRクーラ38及び吸気系へ還流させるEGRガス量を調整するEGRバルブ40が設けられている。
一方、車室内には、図示しない入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶に供される記憶装置(ROM,RAM等)、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタ等を備えたECU(電子制御ユニット)42が設置されている。ECU42の入力側には、上記筒内圧センサ14、エアフローセンサ26、エンジン1のクランク角を検出するクランク角センサ44、運転者によるアクセルペダルの踏み込み量に応じたアクセル開度を検出するアクセル開度センサ46、吸気の温度を検出する吸気温度センサ48、吸気の圧力を検出する吸気圧力センサ50、エンジン1の冷却水温度を検出する冷却水温度センサ52等の各種センサ類が接続されている。又、ECU42の出力側には、各気筒の燃料噴射弁12、スロットルバルブ32、EGRバルブ40等の各種デバイス類が接続されている。
そして、ECU42はエンジン1の運転制御をはじめとする総合的な制御を実行する。エンジン1の運転制御に関しては、アクセル開度やエンジン回転速度等から求めた燃料噴射量に基づき燃料噴射弁12を駆動制御するが(燃料噴射制御手段)、このとき、各気筒の燃焼圧力から求めた平均有効圧(以下、Pmiという)を指標として各気筒に対する燃料噴射量を補正することにより、気筒間の燃焼圧力のバラツキを抑制しており、更に[発明が解決しようとする課題]で述べたように、当該Pmiに基づく噴射量補正に起因して発生する気筒間の排ガスの空気過剰率のバラツキ(より詳しくは、空気過剰率の異常低下)を防止するための制御を実行しており、以下、このECU42により行われる燃料噴射制御について詳述する。
図2,3はECU42が実行するPmi・λ制御ルーチンを示すフローチャートであり、ECU42は機関の運転中に当該ルーチンを所定の制御インターバルで実行する。
まず、ECU42はステップS2でクランク角、アクセル開度、気筒毎の燃焼圧力等の各センサからの検出情報を読み込む。続くステップS4では、現在のアクセル開度等から運転者が要求する機関トルクとして目標トルクを算出した上で、燃料噴射圧、噴射時期、エンジン1固有のフリクションロス等の諸条件を考慮して、目標トルクを達成可能な各気筒の平均有効圧の目標値(以下、目標Pmiという)を算出すると共に、現在の運転領域においてスモーク等の観点から許容でき得る下限の空気過剰率(以下、λ下限値という)を算出する。続くステップS6では気筒毎の角度情報及び燃焼圧力に基づき、それぞれの気筒のPmiを算出する(平均有効圧算出手段)。
その後、ステップS8で目標Pmi及び各気筒のPmiに基づき、全ての気筒のPmiの平均値(以下、平均Pmiという)を算出すると共に、次式(1),(2)に従って、目標Pmiに対する各気筒のPmiのそれぞれの偏差(以下、Pmi偏差Aという)、及び目標Pmiに対する平均Pmiの偏差(以下、Pmi偏差Bという)を算出する。
Pmi偏差A=目標Pmi−各気筒のPmi……(1)
Pmi偏差B=目標Pmi−平均Pmi ……(2)
続いてステップS10では、実行すべき制御モードを判定する。以下に述べるように、制御モードとしては、上記した特許文献1の技術に相当する気筒間の燃焼圧力のバラツキを抑制するトルク変動抑制モードに加えて、本発明の特有の制御モードとして、気筒間の燃焼圧力のバラツキを抑制しつつ空気過剰率の異常低下に起因する排ガス性能の悪化を防止するトルク変動・λ低下抑制モードが設定されている。
本実施形態では、車両の加速時とそれ以外の運転領域とで制御モードを切り換えており、機関負荷が急増する加速時には、スモークが増大し易いことから空気過剰率の低下抑制を要する反面、乗員はエンジン1の回転変動に対して比較的鈍感になることから、空気過剰率の異常低下を考慮したトルク変動・λ低下抑制モードを選択し、それ以外の運転領域では、加速時に比較してスモークを抑制し易い反面、多少の回転変動でも乗員が敏感に感じ易いことから、回転変動の抑制を優先したトルク変動抑制モードを選択する。
但し、制御モードの切換はこれに限ることはなく、例えば特に回転変動の抑制が望まれるアイドル運転時にはトルク変動抑制モードを選択し、アイドル運転時以外の運転領域ではトルク変動・λ低下抑制モードを選択するようにしてもよい。又、必ずしも制御モードの切換を行う必要はなく、全ての運転領域でトルク変動・λ低下抑制モードを実行するようにしてもよい。
ステップS10でトルク変動抑制モードを選択したときにはステップS12に移行し、ステップS10でトルク変動・λ低下抑制モードを選択したときには後述するステップS20に移行し、それぞれ選択した制御モードを実行するが、これらの処理ではエンジン1の各気筒の噴射順序に従って各気筒に対する燃料噴射量の補正処理を順次実行する。以下の説明では、噴射順序に従って燃料噴射量の補正対象となった気筒を対象気筒と称する。
まず、トルク変動抑制モードを選択したときにはステップS12に移行し、対象気筒のPmi偏差Aが0であるか否かを判定し、判定がYes(肯定)のときには、当該対象気筒について噴射量補正の必要なしと見なしてルーチンを終了する。ステップS12の判定がNo(否定)のときにはステップS14に移行して、Pmi偏差Aが0より大か否かを判定する。ステップS14の判定がYesで対象気筒のPmiが目標Pmiよりも低いときには、続くステップS16で対象気筒の燃料噴射量を予め設定された補正量だけ増加補正する。又、ステップS14の判定がNoで対象気筒のPmiが目標Pmiよりも高いときには、続くステップS18で対象気筒の燃料噴射量を予め設定された補正量だけ減少補正する。
尚、補正量としては、増加と減少で共通の値を適用してもよいし、別の値を適用してもよい。以上のステップS14〜16の処理が対象気筒に対して順次実行されることにより、各気筒のPmiは目標Pmiに次第に接近して最終的に一致する。
図4の説明図は、[発明が解決しようとする課題]で説明した特許文献1の技術による各気筒のPmi、燃料噴射量、λの制御状況であると共に、本実施形態のトルク変動抑制モードによる制御状況でもあり、図中の左側にはPmiに基づく制御無しの場合を併記している。制御無しでは、各気筒に共通の燃料噴射量が適用されており、燃料噴射弁の個体差による気筒間の燃料噴射量のバラツキに起因して各気筒のPmiにもバラツキが生じており、気筒間での吸入空気量やEGR量等のバラツキに起因して各気筒の空気過剰率にも格差が生じている。
そして、本実施形態のトルク変動抑制モードが適用されると、各気筒に対する燃料噴射量の補正により各気筒のPmiを目標Pmiに一致させることで、燃焼圧力のバラツキに起因するエンジン1の回転変動が低減される。これと同時に、噴射量補正に伴って各気筒の空気過剰率のバラツキは拡大し、例えば図4中に示すPmiが過小な#4気筒のように、目標Pmiを達成するために燃料噴射量が増加補正された結果、空気過剰率が更に低下してλ下限値を下回ることもあり得る。
但し、このトルク変動抑制モードが選択されるのは加速時以外であり、本来のスモーク排出量が比較的少ないことから十分に良好な排ガス性能を維持できると共に、各気筒のPmiを目標Pmiに一致させることで、気筒間の燃焼圧力のバラツキによる回転変動を最大限に抑制できることから、例えば乗員が回転変動に対して特に敏感になるアイドル運転時であっても、回転変動に起因する乗員の不快感を確実に防止することができる。
一方、ステップS10でトルク変動・λ低下抑制モードを選択してステップS20に移行したときには、Pmi偏差Bが0であるか否かを判定し、判定がYesのときにはルーチンを終了する。ステップS20の判定がNoのときにはステップS22に移行して、Pmi偏差Aが0より大か否かを判定する。ステップS22の判定がYesで対象気筒のPmiが目標Pmiよりも低いときには、続くステップS24で対象気筒の燃料噴射量を予め設定された補正量だけ増加補正する(噴射量補正手段)。続くステップS26では、対象気筒の空気過剰率が上記λ下限値より大か否かを判定する。
本実施形態では、吸入空気量、EGR量、及び対象気筒に対する燃料噴射量等に基づいて各気筒の排ガスの空気過剰率を算出しているが(空気過剰率算出手段)、これに限ることはなく、例えば各気筒の排気ポート18と連通する排気管34のブランチに空燃比センサを設けて、各気筒から排出される排ガスの空気過剰率を直接的に検出してもよい。
ステップS26の判定がYesで、噴射量の増加補正による対象気筒の空気過剰率の低下が許容範囲内であるときには、そのままルーチンを終了し、一方、ステップS26の判定がNoで、対象気筒の空気過剰率の低下が許容範囲を越えるときには、ステップS28で対象気筒の燃料噴射量の増加補正をλ下限値に対応する値に制限する(空気過剰率低下抑制手段)。この処理により、対象気筒の空気過剰率はλ下限値を下回ることが防止され、以下、当該ステップS26,28の空気過剰率の異常低下を抑制する処理をλ制限と称し、このλ制限を受けた気筒が本発明の空気過剰率低下気筒に相当する。
図5は各気筒のPmiの制御状況を示す説明図であるが、この図では、#4気筒が空気過剰率低下気筒としてλ制限を受けている。即ち、#4気筒では目標Pmiに対してPmiが低いとして燃料噴射量が増加補正されるが、燃料増量により空気過剰率がλ下限値を下回ってしまうことから、λ下限値に対応する燃料噴射量に達した時点で増量補正が中止されている(図5中のポイントa)。尚、他の気筒ではPmiが目標Pmiに一致するように燃料噴射量の補正が行われていることが判る。
一方、ECU42は、上記ステップS22の判定がNoで対象気筒のPmiが目標Pmiよりも高いときには、ステップS30でPmi偏差Bが0より大であるか否かを判定し、続くステップS32で他の気筒でλ制限が行われているか否かを判定する。
当該トルク変動・λ低下抑制モードでは、λ制限によりトルク変動の抑制に加えて空気過剰率の異常低下を抑制するために、Pmiの制御に関しては、トルク変動抑制モードのように全ての気筒のPmiを目標Pmiに一致させることなく、次善策として平均Pmiを目標Pmiに一致させている。上記ステップS30の要件が成立しているときには、平均Pmiが目標Pmiよりも低いことから何れかの気筒のPmiを増加させる必要があることを意味し、又、ステップS32の要件が成立しているときには、図5に示した#4気筒のように、λ制限が実行された結果、本来はPmiを目標Pmiに一致させるために必要な噴射量の増加補正が行われない空気過剰率低下気筒が存在することを意味する。
ステップS30,32の判定が共にYesのときには、上記ステップS24〜28と同じく、ステップS34で対象気筒の燃料噴射量を所定の補正量だけ増加補正し、ステップS36のλ下限値の判定に基づき、必要に応じてステップS38で対象気筒の燃料噴射量を制限する。このときの対象気筒は、図5では#1気筒として示されており、目標Pmiを達成するために燃料減量されるべき気筒であり、換言すれば、燃料増量しても空気過剰率をλ下限値以上に保持できる余地を有する気筒である。
従って、当該#1気筒は、本来はPmiが目標Pmiに一致するように燃料噴射量を減少補正されるはずであるが、λ制御された#4気筒のPmiの不足分を補うようにステップS34の処理により燃料噴射量が増加補正され(図5中のポイントa)、この#1気筒に対する燃料増量に伴って平均Pmiが目標Pmiに一致する。図5では、#1気筒のPmiが一旦低下した後に増加しており、燃料噴射量の減少補正後に増加補正されたように示されているが、実際の制御過程では、増加補正と減少補正とが並行して実行されることで、本来は実行されるべき#1気筒に対する燃料減量が制限されるように噴射量補正が行われる。
尚、このように#1気筒は、通常であればステップS34で燃料噴射量を増加補正しても空気過剰率はλ下限値を下回らないはずであるが、何らかの要因により空気過剰率が予想外に大きな影響を受けて大幅に低下する場合もあり得ることから、念のためステップS36,38の処理が設定されている。
一方、上記ステップS30の判定がNoで平均Pmiが目標Pmiよりも高いとき、或いはステップS32の判定がNoでλ制限を受けている(換言すれば、燃料噴射量が不足する)空気過剰率低下気筒が存在しないときには、対象気筒の燃料噴射量を減少補正する必要があると見なすことができる。従って、ECUはステップS40に移行し、対象気筒の燃料噴射量を予め設定された補正量だけ減少補正した後にルーチンを終了する(噴射量補正手段)。
以上のステップS22〜40の処理が対象気筒に対して順次実行されることにより、平均Pmiは目標Pmiに次第に接近して最終的に一致すると共に、このときの燃料噴射量の増加補正により空気過剰率がλ下限値を下回る空気過剰率低下気筒に対してはλ制限が実行され、これにより空気過剰率がλ下限値に保持される。
図6は本実施形態のトルク変動・λ低下抑制モードによるPmi、燃料噴射量、λの制御状況を示す説明図であり、Pmiに基づく制御無しの場合は図4と共通している。図4に示したトルク変動抑制モードでは、#4気筒の空気過剰率が燃料噴射量の増加補正に伴ってλ下限値を下回ってしまうが、トルク変動・λ低下抑制モードではステップS26,28でλ制限が実行されることで、当該#4気筒の空気過剰率はλ下限値を下回ることなくλ下限値に保持される。
図5に基づき述べたように、λ制限の実行は、目標Pmiの達成するための#4気筒に対する噴射量の増加補正が不完全なものになることを意味し、これは#4気筒自体のPmiが不足して目標Pmiを達成できないばかりか、目標Pmiに対して平均Pmiが不足する要因にもなる。しかしながら、平均Pmiが目標Pmiよりも低いときには、λ制限の対象となる気筒以外の気筒がステップS34の処理により燃料噴射量を増加補正されるため、結果として図5中に示す#1気筒のように、#4気筒に対する燃料噴射量の不足分だけ燃料噴射量が増加補正されることにより、平均Pmiが目標Pmiに一致する。
トルク変動・λ低下抑制モードが適用される加速時には機関負荷の急増によりスモークが増大し易いが、#4気筒のように空気過剰率の異常低下が防止されることから、スモークの増大に起因する排ガス性能の悪化を確実に防止することができる。一方、全ての気筒のPmiが目標Pmiに一致してはいないものの、平均Pmiを目標Pmiに一致させることにより、各気筒のPmiのバラツキを全く考慮しない制御無しの場合に比較すればエンジン1の回転変動を低減でき、加速時にはエンジン1の回転変動に対して乗員が鈍感な傾向にあることと相俟って、回転変動に起因する乗員の不快感を十分に防止することができる。
加えて、トルク変動抑制モードにおいて発生し得る空気過剰率低下気筒のスモーク増大は、無駄な燃料消費を意味するものであるが、トルク変動・λ低下抑制モードでは当該現象を防止可能なことから、結果としてトルク変動抑制モードに比べて燃費を向上できるという利点も得られる。
尚、Pmiに基づく噴射量補正の結果、何れの気筒の空気過剰率もλ下限値を下回らずに図3のステップS26,28でλ制限が実行されなかった場合には、全ての気筒のPmiが目標Pmiに一致する。即ち、この場合には、図5中の#1気筒及び#4気筒のPmiについても他の気筒と同じく目標Pmiに制御されることになる。
一方、以上の説明から明らかなように、トルク変動抑制モードとトルク変動・λ低下抑制モードを比較した場合、回転変動の抑制に関しては、各気筒の平均Pmiを目標Pmiに一致させるだけのトルク変動・λ低下抑制モードよりも、全ての気筒のPmiを目標Pmiに一致させるトルク変動抑制モードの方が適し、空気過剰率の低下抑制に関しては、全く対処しないトルク変動抑制モードよりも、λ下限値に基づく空気過剰率の低下抑制を行うトルク変動・λ低下抑制モードの方が適する。
そこで、このような双方の制御モードの特徴を考慮して本実施形態では、回転変動の抑制よりも空気過剰率の低下抑制がより望まれる加速時にはトルク変動・λ低下抑制モードを実行し、逆の要求がなされる加速時以外の運転領域ではトルク変動抑制モードを実行しており、これにより双方の制御モードが有する長所を最大限に発揮させることができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態ではディーゼルエンジン1の燃料噴射制御装置に具体化したが、これに限ることはなく、例えば各気筒の吸気ポートにそれぞれ燃料噴射弁を設けたマルチポートインジェクション型のガソリンエンジン、或いは筒内に直接燃料を噴射する筒内噴射型火花点火式ガソリンエンジンに適用してもよい。
又、上記実施形態では、トルク変動・λ低下抑制モードにおいて、目標Pmiを達成する燃料増量により空気過剰率がλ下限値を下回ることになる空気過剰率低下気筒に対してλ制限を実行すると共に、この気筒に対する燃料噴射量の不足分だけ他の気筒に対して実行すべき燃料減量を制限することにより、平均Pmiを目標Pmiに一致させたが、必ずしも他の気筒に対する燃料減量の制限は実行する必要はない。この場合には、空気過剰率低下気筒に対する燃料増量を制限した分だけ平均Pmiが目標Pmiよりも低くなるが、例えば乗員が強い加速Gを受ける急加速等では回転変動を特に感じ難くなるため、これによる弊害は無視できる程度である。そして、λ制限に対応して行われる他の気筒への燃料減量の制限処理を省略できることから、ECU42の制御プログラムを簡略化できるという別の利点が得られる。
1 エンジン(内燃機関)
12 燃料噴射弁(燃料噴射手段)
14 筒内圧センサ(燃焼圧力検出手段)
42 ECU(平均有効圧算出手段、噴射量補正手段、燃料噴射制御手段、
空気過剰率算出手段、空気過剰率低下抑制手段)

Claims (3)

  1. 内燃機関の各気筒に対応して設けられ、各気筒にそれぞれ燃料を噴射する燃料噴射手段と、
    上記内燃機関の各気筒の燃焼圧力を検出する燃焼圧力検出手段と、
    上記燃焼圧力検出手段により検出された燃焼圧力に基づき各気筒の平均有効圧を算出する平均有効圧算出手段と、
    上記平均有効圧算出手段により算出された平均有効圧と上記内燃機関の運転状態から求めた目標平均有効圧とに基づき、各気筒の平均有効圧を目標平均有効圧に接近させるべく各気筒に対する上記燃料噴射手段の燃料噴射量をそれぞれ補正する噴射量補正手段と、
    上記噴射量補正手段により補正された燃料噴射量に基づき上記各気筒の燃料噴射手段を制御する燃料噴射制御手段と、
    上記内燃機関の各気筒の排ガスの空気過剰率を算出する空気過剰率算出手段と、
    上記噴射量補正手段により平均有効圧の不足を補うべく燃料増量されることにより、何れかの気筒の上記空気過剰率算出手段により算出された空気過剰率が排ガス特性に基づき設定された下限空気過剰率を下回るとき、上記噴射量補正手段による補正に関わらず該空気過剰率低下気筒に対する燃料増量を制限して空気過剰率を下限空気過剰率以上に保つ空気過剰率低下抑制手段と
    を備えたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 上記空気過剰率低下抑制手段は、上記空気過剰率低下気筒に対する燃料増量の制限により空気過剰率の低下を抑制すると共に、該空気過剰率低下気筒以外の上記噴射量補正手段により燃料減量されるべき所定気筒に対する該燃料減量を制限して、全気筒の平均有効圧の平均値を上記目標平均有効圧に略一致させることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  3. 予め上記空気過剰率低下抑制手段による空気過剰率の低下抑制を要する運転領域を設定し、上記内燃機関が該運転領域にあるときに、上記空気過剰率低下抑制手段により上記空気過剰率低下気筒の空気過剰率の低下を抑制することを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
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