JP2011032107A - コンクリート用硬化促進材、コンクリート組成物、及び、それを用いたコンクリート成形体の製造方法 - Google Patents

コンクリート用硬化促進材、コンクリート組成物、及び、それを用いたコンクリート成形体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011032107A
JP2011032107A JP2009176979A JP2009176979A JP2011032107A JP 2011032107 A JP2011032107 A JP 2011032107A JP 2009176979 A JP2009176979 A JP 2009176979A JP 2009176979 A JP2009176979 A JP 2009176979A JP 2011032107 A JP2011032107 A JP 2011032107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
concrete composition
sulfate
curing
molded body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009176979A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kojima
正朗 小島
Naoki Ishiyama
直希 石山
Tateo Mitsui
健郎 三井
Toshio Yonezawa
敏男 米澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
Priority to JP2009176979A priority Critical patent/JP2011032107A/ja
Publication of JP2011032107A publication Critical patent/JP2011032107A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • C04B28/04Portland cements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B40/00Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
    • C04B40/0028Aspects relating to the mixing step of the mortar preparation
    • C04B40/0039Premixtures of ingredients
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B40/00Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
    • C04B40/06Inhibiting the setting, e.g. mortars of the deferred action type containing water in breakable containers ; Inhibiting the action of active ingredients
    • C04B40/0608Dry ready-made mixtures, e.g. mortars at which only water or a water solution has to be added before use
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

【課題】コンクリート成形体の製造に際し、短時間で脱型可能な圧縮強度を発現するためのセメントコンクリート用硬化促進材、及び、それを用いた、短時間で脱型可能な圧縮強度を発現しうるコンクリート組成物及び、高品質なコンクリート成形体の生産性が良好な製造方法を提供する。
【解決手段】硫酸塩とシリカとを含有する硫酸塩系材料、及び、カルシウムアルミネートを含有するアルミネート系材料を含有するセメントコンクリート用硬化促進材及びこれとポルトランドセメントとを含有する速硬性コンクリート組成物である。
【選択図】なし

Description

本発明は、コンクリート用硬化促進材、コンクリート組成物、及び、それを用いたコンクリート成形体の製造方法に関し、詳細には、型枠注入後、短時間で脱型可能な強度を発現しうる速硬性のコンクリート組成物、それに用いる硬化促進材及び該コンクリート組成物を用いた、生産性に優れるコンクリート成形体の製造方法に関する。
土木建築構造物に使用されるセメントコンクリートからなる成形体は、通常、コンクリートを型枠に打設した後、所定時間静置することで脱型可能な強度を発現する。例えば、モルタルやコンクリート製のプレキャスト部材などを製造するためには、スランプが3cm〜10cm程度のコンクリート組成物を型枠内に充填した後、所定時間静置した後、蒸気などにより昇温し、50℃〜70℃程度に保持したまま数時間放置し、脱型可能な強度、例えば、圧縮強度が10N/mm〜25N/mm程度となった後脱型して成形体を得るものであるが、コンクリート組成物の配合から成形体を得るまでには、少なくとも5時間程度を要するために生産性に劣るのみならず、脱型可能になるまで保存するための広いスペースを必要とするために、短時間で高強度の成形体を得る手段が望まれている。
近年、鉄筋コンクリート建築物の生産性を向上するために,構造部材を分割して組み立てるプレキャスト工法が行われている。この方法によれば、施工現地で構造部材の建て方を行い、鉄筋をジョイントして目地部分をグラウトするだけであるため、従来工法、すなわち鉄筋と型枠を組み立てた後にコンクリートを流し込み、所定の強度が発現するのを待つのに比べて非常に短期間に構造物を構築することができる。しかしながら、プレキャスト工法に使用する部材を工場で事前に製造する際の生産性を改良しない限り、全体の生産性向上は望めず、このようなプレキャスト工法に使用するコンクリート成形体の生産性向上が求められている。
コンクリート成形体を短時間で得るために、練り混ぜ後数時間で脱型可能な強度を有する速硬性セメント組成物が用いられている。公知の速硬性セメント組成物としては、酸と塩基の中和反応により硬化速度を向上させる(1)リン酸マグネシウムセメント、カルシウムアルミネートを11CaO・7Al・CaFで表される化合物としてセメントクリンカー中に生成させ、これにセッコウ等を添加して製造した(2)ジェットセメント、或いは、非晶質のカルシウムアルミネート12CaO・7Alを粉砕したものにセッコウ等を添加した混和剤をポルトランドセメントに添加してなる(3)速硬性混和材を用いたセメント組成物が知られている。
これらのうち、(1)リン酸マグネシウムセメントは硬化体がアルカリ性を示さないため鉄筋に対する防錆作用を持たず、このため、鉄筋コンクリート構造物には使用し難く、用途が限定されている。
(2)ジェットセメント、(3)速硬性混和材を用いたセメントのいずれも練り混ぜ後数時間で脱型可能な強度を発現でき、鉄筋コンクリート構造物に使用することができるが、速硬性混和剤である11CaO・7Al・CaFや12CaO・7Alは、主にエトリンガイトの生成により早期強度の発現を可能としているが、この反応が進むと同時にポルトランドセメント、特にポルトランドセメント中のエーライトと呼ばれるカルシウムシリケート3CaO・SiOの反応も促進される。その結果、きわめて発熱が大きく、熱ひび割れ等の問題を引き起こしたり、急激に硬化したコンクリート成型体表面にエトリンガイトに起因すると考えられる白色の斑点が現れ、美観が損なわれるといった問題があり、セメントやコンクリート組成物の処方のみでコンクリート成形体の生産性を向上させるのは困難であるのが現状である。
任意のコンクリート組成物を用いてコンクリート成形体を効率よく生産する方法として、予め加熱した型枠内にコンクリート組成物を充填し、硬化が開始した時点で、底板のみを残して脱型するというコンクリート二次製品の製造方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この方法によれば、脱型までの時間は短縮できるものの、底板との接触面積が硬化に影響を与えるために成型しうる形状が限定され、体積の大きい成形体には適用し難いという問題があり、また、底板を残して脱型した場合にも、脱型直後に搬送可能な程度の強度に達しない場合もあり、使用範囲が限定されていた。
また、蒸気養生を併用することを前提とした超硬混和材としては,硫酸塩カルシウム,硫酸アルミニウム,シリカ等を主成分とするモルタル組成物が提案されており(例えば、特許文献2参照。)、この文献によれば、蒸気養生を行うことで4時間後に20N/mm程度の圧縮強度発現が得られるとされている。しかしながら、上記のような上記養生技術を適用しても、使用する材料によってコンクリートの強度発現は異なるため、たとえモルタルを用いた成形体で4時間後に20N/mmの強度が発現したとしても、一般にコンクリート組成物による成形体はモルタルによる成形体よりも強度が低くなることから、目的とする強度のコンクリート成形体は得難く、3時間で吊り上げ可能な強度を発現できるようなコンクリート組成物やそれを用いた成形体の製造方法は確立されていないのが現状である。コンクリート組成物により安定的に練り混ぜ後3時間で吊り上げ可能な強度10N/mm〜12N/mmを発現する成形体が得られれば、1日の稼働時間約8時間の間に成形品を2回以上製造することが可能となる。建設業の生産性向上のためには、1日複数サイクルの成形品の製造が可能なコンクリート組成物及びそれを用いた成形体の製造技術が望まれている。
特開2001−260111公報 特開平9−309754公報
上記問題点を考慮してなされた本発明の目的は、コンクリート成形体の製造に際し、短時間で脱型可能な圧縮強度を発現するためのセメントコンクリート用硬化促進材、及び、それを用いた、短時間で脱型可能な圧縮強度を発現しうるコンクリート組成物を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、短時間で脱型可能な圧縮強度が発現され、高品質なコンクリート成形体の生産性が良好な製造方法を提供することにある。
本発明者らは、コンクリート成形体を製造する際に用いるコンクリート組成物に特定の2成分を併用してなる硬化促進材を用いることで前記課題を解決しうることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明の構成は以下に示すとおりである。
<1> 硫酸塩とシリカとを含有する硫酸塩系材料、及び、カルシウムアルミネートを含有するアルミネート系材料を含有するセメントコンクリート用硬化促進材。
<2> ポルトランドセメントと、<1>に記載の硬化促進材と、を含有する速硬性コンクリート組成物。
<3> 前記コンクリート組成物含まれる全結合材に対する前記アルミネート系材料の含有量が、2質量%以上10質量%以下であり、且つ、前記硫酸塩系材料の含有量が1質量%以上5質量%以下である<2>に記載の速硬性コンクリート組成物。
<4> 前記アルミネート系材料が、非晶質カルシウムアルミネート(12CaO・7Al)及びフッ化物を含むカルシウムアルミネート(11CaO・7Al・CaF)から選択される材料を含有し、前記硫酸塩系材料が、硫酸カルシウム及び硫酸アルミニウムから選択される材料を含有する<2>または<3>に記載の速硬性コンクリート組成物。
<5> コンクリート成形体用である<2>〜<4>のいずれかに記載の速硬性コンクリート組成物。
<6> <2>〜<5>のいずれか1項に記載のコンクリート組成物に水を添加して混練りし、型枠に注入する工程と、型枠に注入されたコンクリート組成物が自己発熱して硬化する工程とを含むコンクリート成形体の製造方法。
<7> さらに、型枠に注入されたコンクリート組成物を加熱する工程を含む<6>に記載のコンクリート成形体の製造方法。
<8> 前記型枠に注入されたコンクリート組成物を加熱する工程が、昇温速度30℃/h以上150℃/h以下、且つ、加熱到達温度45℃以上65℃以下の条件で、型枠への注入完了後1時間以内に加熱を開始する工程である<7>に記載のコンクリート成形体の製造方法。
<9> 前記コンクリート成形体の製造3時間後の圧縮強度が、10N/mm以上である<6>〜<8>のいずれかに記載のコンクリート成形体の製造方法。
本発明の作用は明確ではないが、以下のように推定される。本発明のセメントコンクリート用硬化促進材は、硫酸塩とシリカとを含有する硫酸塩系材料、及び、カルシウムアルミネートを含有するアルミネート系材料を併用するが、これをコンクリート組成物に含有させ、混練りして加熱養生する際に、まず、硫酸塩系材料が急激に反応して発熱する。併用成分であるアルミネート系材料は、熱によりその反応が生起、促進されるために、硫酸塩系材料による熱により、反応が効率よく進行する。通常、アルミネート系材料は含有量が少ないと硬化促進性が十分に得られないところ、本発明によれば、2種の水硬性材料を組み合わせることで初期の硫酸塩系材料の発熱による硬化促進と、カルシウムアルミネート系材料による硬化の促進とが相俟って、コンクリートの硬化が効率よく進行するために、十分な初期硬度が発現されるものと推定される。
また、初期に添加する硫酸塩系材料とアルミネート系材料の含有量とを好ましい範囲に調整することで、初期の発熱温度上昇が緩やかになり、発熱が適切な範囲に維持されるために、初期の急激な水和発熱に起因するひび割れの発生が抑制され、水和反応速度が適切に保たれることで、緻密な水和組織が形成されやすくなり、長期的に圧縮強度の増進が得られるという副次的効果をも得られるものと推定している。
本発明によれば、コンクリート成形体の製造に際し、短時間で脱型可能な圧縮強度を発現するためのセメントコンクリート用硬化促進材、及び、それを用いた、短時間で脱型可能な圧縮強度を発現しうる速硬性のコンクリート組成物を提供することができる。
また、本発明によれば、短時間で脱型可能な圧縮強度が発現され、高品質なコンクリート成形体の生産性が良好な製造方法を提供することができる。
本発明は、速硬性のコンクリート組成物に有用な硬化促進材及び該硬化促進材を含むコンクリート組成物並びに該コンクリート組成物を用いたコンクリート成形体の製造方法に関するものであり、これらについて順次説明する。
<セメントコンクリート用硬化促進材>
本発明の硬化促進材は、硫酸塩とシリカとを含有する硫酸塩系材料、及び、カルシウムアルミネートを含有するアルミネート系材料を含有する。
(硫酸塩とシリカとを含有する硫酸塩系材料)
本発明に用いられる硫酸塩系材料としては、少なくとも硫酸塩無水物を含有する材料が好ましく挙げられる。硫酸塩無水物としては、より具体的には、硫酸カルシウム、硫酸アルミニウムなどの硫酸塩が好ましく挙げられる。硫酸塩系材料は、硫酸塩に加え、シリカなどを含有することができる。
硫酸塩系材料は、市販品としても入手可能であり、例えば、電気化学工業(株)製のデンカエフダック、デンカクイックモールダーなどが挙げられる。
硫酸塩系材料としては、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
硬化促進材中の含有量としては、1質量%以上5質量%以下の範囲であることが好ましく、2質量%〜4質量%の範囲であることがより好ましい。
(カルシウムアルミネートを含有するアルミネート系材料)
本発明に用いられるカルシウムアルミネート系材料としては、非晶質カルシウムアルミネート(12CaO・7Al)、フッ物を含むカルシウムアルミネート(11CaO・7Al・CaF)などの化合物を含有する材料を用いることができるが、効果の観点から、非晶質カルシウムアルミネート(12CaO・7Al)を主成分とする材料であることが好ましい。
アルミネート系材料は、市販品としても入手可能であり、例えば、電気化学工業(株)性のデンカコスミックなどが挙げられる。
硬化促進材中の含有量としては、5質量%以上40質量%以下の範囲であることが好ましく、10質量%以上30質量%以下の範囲であることがより好ましい。
また、前記硫酸塩系材料とカルシウムアルミネート系材料との含有比率は、0.5:1〜4:1の範囲であることが好ましく、0.75:1〜2.5:1の範囲であることがより好ましい。
本発明の硬化促進材には、上記2種の特定材料に加え、本発明の硬化を損なわない限りにおいて公知の添加剤を含有してもよい。
使用しうる添加剤としては、反応調整剤等を挙げることができる。反応調整剤としては、炭酸カルシウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩、クエン酸、グルコン酸などのオキシカルボン酸及びその塩から選択される反応調整剤が挙げられ、これらは、コンクリート組成物の使用目的、或いは、使用される水硬性材料の種類に応じて適宜選択される。
<速硬性コンクリート組成物>
本発明のコンクリート組成物は、ポルトランドセメントと、前記した本発明の硬化促進材と、を含有することを特徴とする。
また、必要に応じて、反応調整剤、水、混和材料、骨材などを含有する。
なお、本発明においてコンクリート組成物とは、コンクリート、モルタル、グラウト等をすべて包含するものである。
本発明においては、異なる2種の水硬性材料を組み合わせて用い、それぞれの水硬性材料とポルトランドセメントとの水和反応のみならず、硫酸塩系材料の発熱により、併用されるカルシウムアルミネート系材料の機能を促進させるため、予め組成の異なる2種の水硬性材料の混合物を調製し、セメントや種々の添加剤とこれらを混合して、速硬性コンクリート組成物が得られる。
(ポルトランドセメント)
本発明に用いられるポルトランドセメントには特に制限はなく、コンクリート組成物の使用目的に応じて、各種セメント類の中から、適宜選択することができ、早強ポルトランドセメント、普通ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント、混合セメントすなわち、高炉スラグ、フライアッシュ、シリカフュームなどをポルトランドセメントの一部に置換したセメントなどが使用できる。
ポルトランドセメントの添加量は、初期硬化性・初期強度、長期強度、コンクリート成形体の使用目的等を考慮して適宜選択されるが、通常は、成形体を構成するコンクリート組成物中に、総量で270kg/m〜650kg/m含有することが好ましく、320kg/m〜530kg/m含有することがさらに好ましい。
(硬化促進材)
本発明のコンクリート組成物に含まれる硬化促進材は、前記本発明の硬化促進材であり、その含有量は目的に応じて選択されるが、例えば、早期強度を、脱型して吊り上げに必要な10N/mm以上とする場合には、コンクリート組成物含まれる全結合材に対するアルミネート系材料の含有量が、1質量%以上20質量%以下であることが好ましく、2質量%以上10質量%以下であることがさらに好ましく、且つ、全結合材に対する硫酸塩系材料の含有量が1質量%以上10質量%以下であることが好ましく、2質量%以上5質量%以下であることがより好ましい。アルミネート系材料、硫酸塩系材料の各成分の含有量がこの範囲となることで、初期の硬化促進性が良好となり、発熱が適正な範囲に維持される。ここで、全結合材とは、コンクリート組成物に含まれるセメントと、アルミネート系材料と、硫酸塩系材料と、の総量を指す。
(反応調整剤)
本発明のコンクリート組成物は、所要の速硬性が得られる範囲で水硬性材料の反応調整剤を含んでもよい。
反応調整剤としては、アルカリ金属炭酸塩としては、炭酸カリウムが、オキシカルボン酸としては、クエン酸、グルコン酸等を主成分とする化合物が挙げられ、なかでも、反応性を効果的に制御しうるといった観点からは、前記化合物の複合物、即ち、アルカリ金属炭酸塩とオキシカルボン酸との双方を適度に含むことが好ましい。このような反応調整剤は、市販品としても入手可能であり、例えば、電気化学工業(株)社、コスミック反応調節剤:デンカセッターD200(有効成分として炭酸カリウム、クエン酸、及び、グルコン酸塩を含有する)などが挙げられる。
前記反応調整剤の添加量は、前記ポルトランドセメントと水硬性材料との全質量(総量)に対し、0.4質量%〜1.8質量%の範囲にあることが好ましく、0.6質量%〜1.5質量%の範囲にあることがより好ましい。添加量を上記範囲とすることで、スランプを5cm〜18cm程度のハンドリング性に優れた範囲に保持することが可能である。
(遅延剤)
コンクリート組成物には、セメントの水和反応を遅延させる性能を有する遅延剤を用いてもよく、遅延剤としては、例えば、オキシカルボン酸塩を主成分とするもの、オキシカルボン酸と変性リグニンスルホン酸化合物の複合体を主成分とするもの等を用いることができる。
ここで、オキシカルボン酸としては、クエン酸、グルコン酸、グリコール酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、グルコヘプトン酸などが挙げられ、これらは塩の形態であってもよい。また、オキシカルボン酸化合物のみならず、オキシカルボン酸とともに、リグニンスルホン酸、変性リグニンスルホン酸或いはその塩などのリグニンスルホン酸化合物やショ糖などを含む複合体を主成分とするものも、好適に用いられる。
遅延剤は市販品としても入手可能であり、例えば、オキシカルボン酸塩を主成分とする反応調整剤としては、(株)フローリック社製、フローリックTが、変性リグニンスルホン酸化合物とオキシカルボン酸化合物の複合体を主成分とする反応調整剤としては、(株)エヌエムビー社製、ポゾリスNo.89などが挙げられる。
遅延剤の添加量としては、オキシカルボン酸塩を主成分とするものであれば、ポルトランドセメントの全質量に対して0.3質量%〜1.0質量%の範囲であることが好ましく、この添加量の範囲において、ポルトランドセメントの水和反応の開始時期を、添加から6時間〜30時間遅延させることができる。また、変性リグニンスルホン酸化合物とオキシカルボン酸化合物の複合体を主成分とするものであれば、添加量はポルトランドセメント全質量に対して0.6質量%〜1.2質量%の範囲であることが好ましく、この添加量において、ポルトランドセメントの水和反応の開始時期を、添加から3時間〜12時間遅延させることができる。
本発明に係るコンクリート組成物には、通常セメント系組成物に配合されている各種添加剤、例えば減水剤、空気連行剤、消泡剤などを、適宜配合することができる。
コンクリート組成物中の水とセメントの重量比は、形成されるコンクリート組成物からなる成型体の用途に応じて適宜選択することができるが、最終的に得られるコンクリート成形体の圧宿強度として、24N/mm以上の強度を発現することが好ましく、また、大気中の二酸化炭素との炭酸化反応を抑制し鉄筋の腐食から保護されることが好ましいため、そのような観点からは、水と結合材の重量比は50%以下が好ましく、より好ましくは45%以下である。
前記硬化体を形成するためのコンクリート組成物においては、水、セメント、混和材料、骨材、化学混和剤などの各種材料の重量比を適宜調整することで強度や物性を調整することもできる。
硬化促進材、水硬性材料の反応調節剤、遅延剤の種類、添加量は、上記に限定するものではなく、コンクリート組成物により形成されるコンクリート成形体の形状、用途、必要な強度など、それぞれ所定の性能を満足する種類、添加量を適宜選定すればよい。
本発明のコンクリート組成物には、目的に応じて骨材を添加することができる。骨材は、硬化反応に対して影響を及ぼすものではないため、添加のタイミングは特に制限されない。
本発明に用いうる骨材としては、特に制限はなく、コンクリート成形体の目的に応じて、公知の細骨材、粗骨材を用いることができ、その配合量もまた、一般的なコンクリート組成物の範囲内で任意に選択することができる。
コンクリート成形体の使用目的によっては、骨材を必要とせず、その場合には、骨材を添加せずにコンクリート組成物が調製される。
混練りは公知のミキサにより行えばよい。
コンクリート組成物を用いてコンクリート成形体を製造するには、少なくとも硬化促進材、所望により用いられる反応調整剤及びポルトランドセメントを添加して、ミキサで練り混ぜ、十分に混合した後、水を添加すればよい。粗骨材の混入量は、経済性,ハンドリング性を考慮して適宜選択されるが、通常は、コンクリート100体積部対して、5mm以上のサイズの粗骨材の混入量は25体積部〜45体積部の範囲であることが好ましい。
通常、混合時間は、1分〜3分間程度である。
このようにして、本発明のコンクリート成形体を形成するコンクリート組成物を得ることができる。このようにして調製されたコンクリート組成物は、そこに均一に含まれる複硬化促進材や反応調整剤がポルトランドセメントに作用することにより、混合後30分間程度、コンクリート組成物のスランプを、型枠への充填に適する5cm〜18cmに保持することができる。
このようにして得られた本発明のコンクリート組成物は、速硬性に優れるため、種々の用途に好適に使用しうる。例えば、コンクリート成形体の製造に適用することで、工場におけるプレキャストコンクリート成形体に代表されるコンクリート成形体の生産性を向上しうる。また、サイトで打ち込んで蒸気養生や加熱シート等による養生を行うことで、速硬性が発現するため、コンクリートによる構造物構築の施工期間を短縮しうる。
<コンクリート成形体の製造方法>
前記本発明のコンクリート組成物を適切な型枠中に充填、打設して硬化させることで本発明のコンクリート成形体を得ることができる。
即ち、本発明のコンクリート成形体の製造方法は、前記本発明の速硬性コンクリート組成物に水を添加して混練りし、型枠に注入する工程と、型枠に注入されたコンクリート組成物が自己発熱して硬化する工程とをこの順に含み、さらに、所望により、型枠に注入されたコンクリート組成物を加熱する工程を含む。
以下、プレキャストコンクリート成形体の製造を例に挙げて、本発明のコンクリート成形体の製造方法を工程順に詳細に説明するが、本発明の製造方法はプレキャストコンクリート成形体の製造方法に限定されるものではない。
本発明の製造方法において、コンクリート組成物を混練りすると、硫酸塩系材料の機能により発熱し、その熱で水和反応とカルシウムアルミネート系材料の活性が行われ、硬化が促進されるために、特に加熱工程の必要はないが、短時間に脱型可能な強度を達成するためには、加熱工程を行うことが好ましい。
加熱工程としては、昇温速度が30℃/h以上150℃/h以下であることが好ましく、さらに好ましくは、60℃/h以上100℃/h以下である。また、加熱到達温度は45℃以上65℃以下であることが好ましく、さらに好ましくは、50℃以上60℃以下の範囲である。また、加熱のタイミングとしては、打ち込み後、即ち、前工程においてコンクリートを型枠に注入した後、1時間以内に加熱を開始することがより好ましい。
このような製造方法によれば、型枠内に打設したコンクリート組成物は、ここに含まれる硬化促進材、反応調整剤がポルトランドセメントに複合的に作用することにより、成形体にクラックを生じさせるような高温に達する温度上昇もなく、迅速に硬化反応が進行するため、打設後3時間経過した後の圧縮強度が、10N/mm以上、好ましくは、12N/mm以上となり、その時点で型枠を取り外した場合でも、搬送に耐える圧縮強度を実現するものである。
従って、型枠内での硬化時間が従来の半分程度に短縮され、生産性に優れたコンクリート成形体の製造が可能になる。
本発明のコンクリート成形体は、短時間で脱型可能であり、生産性に優れるために、構造材などの形成に用いることで、工期を短縮することができる。また、プレキャストコンクリート部材に適用した場合にも、養生が短時間ですむため、生産性に優れる。また、急激な温度上昇による温度ひび割れの発生を抑え、初期の高温履歴を受けることによる長期強度発現の停滞が無くなるなどの利点を有するために、その応用範囲は広い。
本発明のコンクリート成形体の製造方法によれば、コンクリート成形体を短時間で効率よく製造することができる。
以下、本発明を、実施例を挙げてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの記載に制限されるものではない。
〔実施例1〕
(コンクリート組成物の配合)
以下の処方で速硬性コンクリート組成物を調整した。まず、下記組成物1の処方のうち水を除いた各材料をミキサ中で30秒間攪拌し、その後水を加え、さらに、ミキサにより3分間練り混ぜで、コンクリート組成物を得た。
ポルトランドセメントとしては住友大阪セメント製早強セメントを使用した。
(コンクリート組成物1)
・前記ポルトランドセメント 384kg/m
・カルシウムアルミネート系材料
(電気化学工業(株)製 デンカコスミック) 20.63kg/m
・硫酸塩系材料
(電気化学工業(株)製 デンカエフダック ) 8.25kg/m
・粗骨材(八王子産硬砂岩砕石) 954kg/m
・細骨材(君津産山砂) 781kg/m
・減水剤(FT−3S グレースケミカルズ製
スルホン化メラミン縮合物) 9.49kg/m
・水 165kg/m
(水結合材比=40%)
(コンクリート組成物の物性)
1.スランプ試験
JIS A 1101(2005年)コンクリートのスランプ試験法に準じて実施例したところ、スランプは19.5cmであり、十分な流動性を有していた。
2.空気量
JIS A 1128(2005年)フレッシュコンクリートの空気量の圧力による試験方法−空気室圧力方法に準じて測定したところ、空気量は4.3であった。
(コンクリート成形体の製造)
JIS A 1132(コンクリートの強度試験体用供試体の作り方)に準拠して、型枠として直径10cm、高さ20cmのブリキ製の軽量サミットモールドを用いて成形体を作製した。即ち、得られたコンクリート組成物を前記型枠内に注入した。
その後、加熱して養生を行った。加熱条件は、型枠注入後、0.55時間で加熱を開始し、加熱条件としては、昇温速度45℃/hr(実測値44.8℃/hr)、加熱到達温度56.8℃にて加熱し、加熱完了後に外気温(約25℃)で暴露養生し、コンクリート成形体を得た。
型枠投入後3時間で脱型して、得られた成形体の圧縮強度を測定したところ、12.5N/mmであり、脱型に十分な強度であることが確認された。
この成形体を保存し、材齢28日における圧縮強度を測定したところ、44.6N/mmであり、長期強度にも優れることが確認された。
〔実施例2〜実施例7〕
実施例1において成形体を製造する際の養生条件を下記表1に記載のように変えた他は、実施例1と同様にして成形体を作製し、実施例1と同様にして得られた成形体の圧縮強度を測定した。その結果を下記表2に示す。
〔比較例1〕
前記コンクリート組成物1において、カルシウムアルミネート系材料を添加せず等量のセメントを使用した他は、同様の組成物である比較例1のコンクリート組成物を用いた他は、実施例1と同様にして成形体を作製し、実施例1と同様にして成形体の圧縮強度を測定した。結果を下記表2に併記する。
〔比較例2〕
前記コンクリート組成物1において、硫酸塩系材料を添加せず等量のセメントを使用した他は、同様の組成物である比較例2のコンクリート組成物を用いた他は、実施例1と同様にして成形体を作製し、実施例1と同様にして成形体の圧縮強度を測定した。結果を下記表2に併記する。
〔比較例3〕
前記コンクリート組成物1において、カルシウムアルミネート系材料および硫酸塩系材料を添加せず等量のセメントを使用した他は,同様の組成物である比較例3のコンクリート組成物を用い実施例1と同様にして成形体を作製した。加熱養生はプレキャスト製品工場で実施されている方法で,前養生を打ち込み後7時間まで行い,10時間までに25℃まで加熱し,その後、2次養生として、2時間をかけて50℃まで加熱する方法とし,実施例1と同様にして成形体の圧縮強度を測定した。結果を下記表2に併記する。
Figure 2011032107
Figure 2011032107
表2に明らかなように、本発明のコンクリート組成物を用いて作製した実施例1〜実施例7の成形体は、3時間で脱型可能な圧縮強度である10N/mm以上を実現し、且つ、長期的な養生により実用に耐える高圧縮強度を達成することが明らかとなった。従って、このコンクリート組成物を用いてプレキャストコンクリート成形体を製造することで、従来の脱型までに5時間以上の養生を必要とするコンクリート組成物に比較して、高い生産性を実現しうることがわかる。
型枠に所要の鉄筋や打ち込み金物等を1時間程度で設置した後,打ち込み後3時間で吊り上げや脱型が可能となるため,従来は1日1回しか製造できなかった成形体を8時間の作業で1日2回,作業をラップさせ効率良く工夫すれば3回目の打ち込みまで僅かな作業時間の延長で可能となる。建物に必要な成形体の数が同じであれば,1/2〜1/3の時間で成形体を作成でき,同型の型枠数も1/2〜1/3に低減することができるうえ,従来の養生期間も短くすることができる。
他方、本発明の硬化促進材を含まず、従来の水硬性材料を用いた比較例1及び比較例2のコンクリート組成物で成形体を作製した場合、脱型可能な圧縮強度である10N/mm以上となるのに、少なくとも4時間,5時間程度を要し、成形体を1日1回しか製造することができないため,高い生産性を達成し得ないことがわかる。
また,比較例3に示すように、従来のコンクリートを従来の方法で蒸気養生した場合には、成形体の作製は、1日1回しかできないために、生産性が低いことは明らかである。

Claims (9)

  1. 硫酸塩とシリカとを含有する硫酸塩系材料、及び、カルシウムアルミネートを含有するアルミネート系材料を含有するセメントコンクリート用硬化促進材。
  2. ポルトランドセメントと、請求項1に記載の硬化促進材と、を含有する速硬性コンクリート組成物。
  3. 前記コンクリート組成物含まれる全結合材に対する前記アルミネート系材料の含有量が、2質量%以上10質量%以下であり、且つ、前記硫酸塩系材料の含有量が1質量%以上5質量%以下である請求項2に記載の速硬性コンクリート組成物。
  4. 前記アルミネート系材料が、非晶質カルシウムアルミネート(12CaO・7Al)及びフッ化物を含むカルシウムアルミネート(11CaO・7Al・CaF)から選択される材料を含有し、前記硫酸塩系材料が、硫酸カルシウム及び硫酸アルミニウムから選択される材料を含有する請求項2又は請求項3に記載の速硬性コンクリート組成物。
  5. コンクリート成形体用である請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の速硬性コンクリート組成物。
  6. 請求項2から請求項5のいずれか1項に記載のコンクリート組成物に水を添加して混練りし、型枠に注入する工程と、型枠に注入されたコンクリート組成物が自己発熱して硬化する工程とを含むコンクリート成形体の製造方法。
  7. さらに、型枠に注入されたコンクリート組成物を加熱する工程を含む請求項6に記載のコンクリート成形体の製造方法。
  8. 前記型枠に注入されたコンクリート組成物を加熱する工程が、昇温速度30℃/h以上150℃/h以下、且つ、加熱到達温度45℃以上65℃以下の条件で、型枠への注入完了後1時間以内に加熱を開始する工程である請求項7に記載のコンクリート成形体の製造方法。
  9. 前記コンクリート成形体の製造3時間後の圧縮強度が、10N/mm以上である請求項6から請求項8のいずれか1項に記載のコンクリート成形体の製造方法。
JP2009176979A 2009-07-29 2009-07-29 コンクリート用硬化促進材、コンクリート組成物、及び、それを用いたコンクリート成形体の製造方法 Pending JP2011032107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009176979A JP2011032107A (ja) 2009-07-29 2009-07-29 コンクリート用硬化促進材、コンクリート組成物、及び、それを用いたコンクリート成形体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009176979A JP2011032107A (ja) 2009-07-29 2009-07-29 コンクリート用硬化促進材、コンクリート組成物、及び、それを用いたコンクリート成形体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011032107A true JP2011032107A (ja) 2011-02-17

Family

ID=43761557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009176979A Pending JP2011032107A (ja) 2009-07-29 2009-07-29 コンクリート用硬化促進材、コンクリート組成物、及び、それを用いたコンクリート成形体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011032107A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018002522A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 宇部興産株式会社 二次製品用早強混和材および二次製品用早強コンクリート
JP7390885B2 (ja) 2019-12-20 2023-12-04 太平洋セメント株式会社 造形用セメント組成物

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0672747A (ja) * 1992-08-24 1994-03-15 Denki Kagaku Kogyo Kk 注入用セメント混和材及びそれを用いた注入材
JPH10101390A (ja) * 1996-05-13 1998-04-21 Denki Kagaku Kogyo Kk 急結材、吹付材料、及びそれを使用した吹付工法
JPH11130497A (ja) * 1997-10-27 1999-05-18 Denki Kagaku Kogyo Kk 急結材及び急結性吹付セメントコンクリート
JPH11246246A (ja) * 1998-03-06 1999-09-14 Taiheiyo Cement Corp コンクリート製品およびその製造方法
JP2009073679A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Denki Kagaku Kogyo Kk セメント組成物

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0672747A (ja) * 1992-08-24 1994-03-15 Denki Kagaku Kogyo Kk 注入用セメント混和材及びそれを用いた注入材
JPH10101390A (ja) * 1996-05-13 1998-04-21 Denki Kagaku Kogyo Kk 急結材、吹付材料、及びそれを使用した吹付工法
JPH11130497A (ja) * 1997-10-27 1999-05-18 Denki Kagaku Kogyo Kk 急結材及び急結性吹付セメントコンクリート
JPH11246246A (ja) * 1998-03-06 1999-09-14 Taiheiyo Cement Corp コンクリート製品およびその製造方法
JP2009073679A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Denki Kagaku Kogyo Kk セメント組成物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018002522A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 宇部興産株式会社 二次製品用早強混和材および二次製品用早強コンクリート
JP7037877B2 (ja) 2016-06-30 2022-03-17 宇部興産株式会社 二次製品用早強混和材および二次製品用早強コンクリート
JP7390885B2 (ja) 2019-12-20 2023-12-04 太平洋セメント株式会社 造形用セメント組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120312193A1 (en) Foamed concrete
JP5982207B2 (ja) 水硬性組成物、水硬性材料硬化体の製造方法及び水硬性材料硬化体
JP2005306633A (ja) セメント硬化物の製造方法およびそれを用いたセグメント
JP2011032107A (ja) コンクリート用硬化促進材、コンクリート組成物、及び、それを用いたコンクリート成形体の製造方法
JP2001294469A (ja) 超速硬性無収縮グラウト材
JP5965256B2 (ja) 水硬性組成物
JP2005263579A (ja) コンクリート材料、コンクリート部材、およびその製造方法
JP2001294460A (ja) コンクリート用超早強型膨張材及びおよびこれを用いたコンクリート製品の製造方法
JP6591729B2 (ja) コンクリートの製造方法
JPH0155212B2 (ja)
JP2005262728A (ja) コンクリート部材およびその製造装置
JP5843441B2 (ja) 硬化促進剤及びそれを用いたセメント組成物
JP2010083726A (ja) セメント系材料
JP4409281B2 (ja) 軽量気泡コンクリートの製造方法
JP6703446B2 (ja) 早強性混和材およびセメント組成物
JP7350686B2 (ja) セメント組成物、及びセメント質硬化体の製造方法
JP2002087867A (ja) セメント材料の製造方法
JP5523170B2 (ja) 蒸気養生薄肉製品用速硬性セメント組成物
JP2010052984A (ja) コンクリート成形体及びその製造方法
JP2530637B2 (ja) セメント成型体の製造方法
JP2004224698A (ja) セメント組成物およびそれを用いた硬化体の製造方法
JP2721539B2 (ja) 急硬モルタル類の製造方法
JP2004224698A5 (ja)
JP2023090515A (ja) 水硬性組成物、水硬性組成物硬化体の製造方法及び水硬性組成物硬化体
JPH06345507A (ja) セメント類硬化体の強度向上方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131029