JP2011031644A - 車両用シートベルトリトラクター制御装置 - Google Patents

車両用シートベルトリトラクター制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の課題は、シートベルトリトラクター装置の信頼性を向上させ、乗員に対する安全性を向上させることである。
【解決手段】本発明に係る車両用シートベルトリトラクター制御装置は、モータ駆動回路から前記モータに出力される電流が第1電流となるように、当該モータ駆動回路をPWM制御する第1制御モードと、前記モータ駆動回路から前記モータに出力される電流が前記第1電流とは異なる第2電流となるように、当該モータ駆動回路をPWM制御する第2制御モードと、を備え、前記第1制御モードのスイッチング周波数と前記第2制御モードのスイッチング周波数を異ならせる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、PWM制御にて駆動されるモータ制御回路の制御装置に関し、特に、車両用シートベルトリトラクター制御装置に関する。
従来の装置は、特開平7−337029号公報(特許文献1)に記載のインバータファンモータの安全装置では、インバータの出力電流がその制限値よりも大きくなった場合には、インバータの主回路の全てのスイッチング素子をオフ状態としてインバータの出力を遮断し、当該主回路の各スイッチング素子に対するスイッチング周波数をその定常運転状態における値よりも低く設定していた。
また、他の従来の装置は、特開平11−69830号公報(特許文献2)に記載のインバータ装置のように、パルス幅変調(PWM)を制御する制御装置を備えたインバータ装置において、過負荷検出器からの出力がない通常時には分周装置は予め定められた所定の周波数を出力し、過負荷検出器からの出力がある過負荷時には分周装置は所定の周波数より低い周波数を出力していた。
しかしながら、上記従来技術では、出力電流がその制限値よりも大きくなった場合、あるいは、過負荷検出器からの出力があるには、周波数を低く設定する制御装置であった。このため、シートベルトリトラクター制御装置においては、過負荷および過負荷による過温度状態を検出した時点でモータ制御回路の過負荷保護機能が動作し、モータへの通電を停止する。すなわち、シートベルトの動作停止により、乗員を拘束する張力を維持できないおそれがあった。
特開平7−337029号公報 特開平11−69830号公報
本発明の課題は、シートベルトリトラクター装置の信頼性を向上させ、乗員に対する安全性を向上させることである。
本発明に係る車両用シートベルトリトラクター制御装置は、モータ駆動回路から前記モータに出力される電流が第1電流となるように、当該モータ駆動回路をPWM制御する第1制御モードと、前記モータ駆動回路から前記モータに出力される電流が前記第1電流とは異なる第2電流となるように、当該モータ駆動回路をPWM制御する第2制御モードと、を備え、前記第1制御モードのスイッチング周波数と前記第2制御モードのスイッチング周波数を異ならせる。
これにより、大きな電流を流す可能性がある制御モードの周波数を小さく設定できるので、モータ駆動回路の発熱を抑制し、シートベルトリトラクター装置の信頼性を向上させ、乗員に対する安全性を向上させることができる。
また、好ましくは、本発明に係る車両用シートベルトリトラクター制御装置は、前記第1制御モードは、前記シートベルトリトラクターがシートベルトを巻き取るように前記モータを駆動させる巻き取り制御モードであり、前記第2制御モードは、前記シートベルトリトラクターがシートベルトを引き出すように前記モータを駆動させる引き出し制御モードであり、前記巻き取り制御モードのスイッチング周波数は、前記引き出し制御モードのスイッチング周波数よりも小さい。
また、好ましくは、本発明に係る車両用シートベルトリトラクター制御装置は、前記第1制御モードは、前記モータが駆動力を発生させてから第1所定時間の間に乗員をシートベルトに拘束するように前記シートベルトリトラクターを制御する緊急時制御モードであり、前記第2制御モードは、前記緊急時制御モードの前記第1所定時間よりも大きい第2所定時間の間に所定の締め付け力でシートベルトに乗員を固定するように、前記シートベルトリトラクターを制御するシートベルト格納制御モードであり、前記緊急時制御モードのスイッチング周波数は、前記シートベルト格納制御モードのスイッチング周波数よりも小さい。
また、好ましくは、本発明に係る車両用シートベルトリトラクター制御装置は、当該車両用シートベルトリトラクター制御装置の周辺温度又は当該車両用シートベルトリトラクター制御装置に用いられる制御用部品の温度を検知するための検知回路部を備え、前記検知回路部の検知結果が第1所定温度よりも低い場合には、前記緊急時制御モードは、前記シートベルト格納制御モードのスイッチング周波数に近づけるように、当該緊急時制御モードのスイッチング周波数を大きくする。
また、好ましくは、本発明に係る車両用シートベルトリトラクター制御装置は、当該車両用シートベルトリトラクター制御装置の周辺温度又は当該車両用シートベルトリトラクター制御装置に用いられる制御用部品の温度を検知するための検知回路部を備え、前記検知回路部の検知結果が第2所定温度よりも高い場合には、前記シートベルト格納制御モードは、前記緊急時制御モードのスイッチング周波数に近づけるように、前記シートベルト格納制御モードのスイッチング周波数を小さくする。
また、好ましくは、本発明に係る車両用シートベルトリトラクター制御装置は、前記第1制御モードは、前記モータが駆動力を発生させてから所定時間の間に乗員をシートベルトに拘束するように前記シートベルトリトラクターを制御する緊急時制御モードであり、前記第2制御モードは、前記緊急時制御モードにおける前記モータ駆動回路に流れる電流よりも小さい電流を前記モータに流すように制御し、かつ乗員に警告を発するための警告制御モードであり、前記緊急時制御モードのスイッチング周波数は、前記警告制御モードのスイッチング周波数よりも小さい。
また、好ましくは、本発明に係る車両用シートベルトリトラクター制御装置は、前記警告制御モードにより警告回数が所定回数以上である場合には、前記警告制御モードのスイッチング周波数を前記緊急時制御モードのスイッチング周波数に近づけるように小さくする。
本発明により、シートベルトリトラクター装置の信頼性を向上させ、乗員に対する安全性を向上させることができる。
本実施形態にかかる車両における安全装置接続図である。 本実施形態にかかるシートへの乗員拘束図である。 本実施形態にかかる機電一体型リトラクターの分解斜視図である。 本実施形態にかかる機能ブロック図である。 (A)は本実施形態にかかる緊急時の電流経路説明図である。(B)は本実施形態にかかるベルト格納時、警告時の電流経路説明図である。(C)は本実施形態にかかるベルトリリース時の電流経路説明図である。 従来の方法におけるフィードバック系ブロック線図である。 (A)は本実施形態にかかるフィードバック系ブロック線図である。(B)は、本実施形態にかかるスイッチング周波数決定フロー説明図である。 本実施形態にかかるMOSFETの電流・電圧波形である。 従来の方法における駆動周波数と発熱の関係である。 本実施形態にかかる駆動周波数と発熱の関係である。 本実施形態にかかる駆動回数と温度上昇の関係図である。
(実施例)
先ず図1に、車両における衝突安全装置の結線図を示す。車両112には、障害物との距離に応じた信号を出力する障害物センサ102が、車両前方部に取り付けられている。障害物センサ102の出力信号は、障害物センサ102と電気的に接続された衝突判断コントローラ106に伝達される。また、車両の速度に応じた信号を出力する車輪速度センサ104の信号も、車輪速度センサ104と電気的に接続された衝突判断コントローラ106に伝達される。衝突判断コントローラ106は、障害物センサ102と車輪速度センサ104の信号に基づき、車両112が障害物と衝突するか否かを判断する。例えば、障害物センサ102の出力信号から得られた障害物との距離が所定の値より短く、かつ、車輪速度センサ104の出力信号から得られた車両速度が所定の値より速い場合には、衝突判断コントローラ106は車両112が障害物と衝突すると判断し、車両112が障害物と衝突する前に、ブレーキアシスト装置108とシートベルト駆動コントローラ110に指令信号を出力する。
ブレーキアシスト装置108とシートベルト駆動コントローラ110は、衝突判断コントローラ106と電気的に接続されており、衝突判断コントローラ106の指令信号に基づき、それぞれ、あらかじめ定められた動作を実行する。シートベルト駆動コントローラ110はリトラクター100に内包されており、リトラクター100への給電を制御している。
図2に、シートへの乗員拘束図を示す。リトラクター100にはモータ200が付設されており、モータ200が回転することによりシートベルト206の巻き取りが可能となっている。例えば、乗員202が車両112を運転している状態において、乗員202が車両前方方向に微小ではあるが移動し、乗員202とシート204との間に空隙が生じている場合を考える。このような状況において、車両112が障害物と衝突した場合、乗員はシート204に拘束されていない状態であるため、シート204に強く打ちつけられてしまう。しかし、本システムによれば、リトラクター100に付設されたモータ200を動作させ、車両112と障害物が衝突する前にシートベルト206を巻き取ることにより、乗員202とシート204との間隙をなくすことが可能である。従って、車両112と障害物が衝突する時点では、すでに乗員202をシート204に拘束した状態であるため、乗員202への衝撃を緩和することができる。
また、車輪速度センサ104の出力が所定の変化量を超えた場合、つまり車両112が急発進あるいは急停止をした場合には、シートベルト206の巻き取り動作を瞬間的に繰り返すことで乗員202に警告を促すことも考えられる。
また、同様に、車輪速度センサ104の出力が所定の値を超えた場合、つまり車両112が所定の走行速度を超えた場合、シートベルト206の巻き取り動作を瞬間的に繰り返すことで乗員202に警告を促すことも考えられる。
図3にリトラクターの一つである機電一体型リトラクター100の分解斜視図を示す。機電一体型リトラクター100は、シートベルト206を巻きとるためのスプール300とスプール300に回転力を伝達するギアが収納されたギアボックス322、ギアボックス322内のギアに勘合して、電気的エネルギーを回転力に変換するモータ200、このモータ200に接続されたモータ端子310を介して、モータ200へ電力が供給する回路基板314からなる。さらには、計算処理をつかさどるCentral Processing Unit(以下、CPU)412や車両に搭載された他の制御装置との通信や車両バッテリから電力供給を受けるためのコネクタ312,CPU400の指令に基づきモータ200への電力供給を切り替えるモータドライバ回路410等が回路基板314上に実装されている。なお、モータドライバ回路410は、例えば、DCモータ駆動用のためのHブリッジやブラシレスモータ駆動用の3相駆動回路などが考えられる。また、回路基板314上に実装されたCPU400には、FlashROMなどの不揮発性メモリが内包されており、この不揮発性メモリには、CPU400にて実行されるプログラムが保存されている。
図4に機電一体型リトラクターの機能ブロック図を示す。回路基板314には、計算処理をつかさどるCPU400,車両バッテリ電源から定電圧を生成する電源回路部402,車両の他の制御装置414との通信を行うControl Area Network(以下、CAN)通信部404,ドアスイッチ416などの車両情報をスイッチ入力として取り込むスイッチ入力部406,モータ200の制御パラメータなどを保存するEEPROMに代表される不揮発性メモリ408,CPU400の指令に基づきモータ200への電力供給を切り替えるモータドライバ回路410,モータ200に流れる電流を計測する電流計測部412等が実装されている。モータ200に流れる電流はモータ200により回転力に変換され、さらには、ギアボックス322を介して、スプール300に伝達される。スプール300に伝達された回転力により、シートベルト206の巻き取り動作や緩み動作が実現される。
CPU400では、CAN通信部404やスイッチ入力部406から入力された情報により、シートベルト206の動作モードを決定する。この動作モードは予め決められており、CPU400に実装されたソフトウェアプログラムによって記述されている。CPU400は、ソフトウェアプログラムを実行することにより、各種動作を実現する。
シートベルトリトラクターの場合、動作モードとしては、緊急時の動作や、警告を目的とした動作、あるいは、シートベルトの巻き取りを解除する動作が考えられる。本実施形態では、それぞれの動作に応じたモータ出力トルクを出すことを実現するために、Pulse Width Modulation(以下、PWM)制御を採用している。
図5(A),図5(B),図5(C)に、緊急時の動作や、警告を目的とした動作、あるいは、シートベルトの巻き取りを解除する動作の駆動モードにおけるモータ電流の流れる経路とモータドライバ回路410を構成するMOSFET(410a,410b,410c,410d)のスイッチング状態を示す。
図5(A)に緊急時の動作におけるモータ電流の流れる経路とモータドライバ回路410を構成するMOSFET(410a,410b,410c,410d)のスイッチング状態を示す。
図5(B)に警告を目的とした動作におけるモータ電流の流れる経路とモータドライバ回路410を構成するMOSFET(410a,410b,410c,410d)のスイッチング状態を示す。
図5(C)にシートベルトの巻き取りを解除する動作におけるモータ電流の流れる経路とモータドライバ回路410を構成するMOSFET(410a,410b,410c,410d)のスイッチング状態を示す。
バッテリの正極(図中VB)には、負荷であるモータ200のバッテリ側(以下、ハイサイド側)に設置されたPチャンネルであるMOSFET410aとPチャンネルであるMOSFET410cのソース電極が接続され、これらのドレイン電極がモータ200、そして、負荷であるモータ200のGND側(以下、ローサイド側)に設置されたNチャンネルであるMOSFET410bとNチャンネルであるMOSFET410dのドレイン電極に接続されている。また、NチャンネルMOSFET410bとNチャンネルMOSFET410dのソース電極は車両バッテリの負極に接続されている。ここで、ハイサイド側に接続されたPチャンネルMOSFETは、例えば昇圧回路を有する駆動回路など、それを駆動回路によってはNチャンネルMOSFETでも代用が可能である。
図5(A)にリトラクターの緊急時の電流経路を示す。PチャンネルMOSFETのひとつであるPチャンネルMOSFET410aは常時オンとなり、このオン状態の間、所定の周期にてNチャンネルMOSFET410dがオン状態とオフ状態を繰り返す。ここで、オン状態をMOSFETの通電状態、オフ状態をMOSFETの非通電状態とする。NチャンネルMOSFET410dがオン状態の間は、バッテリの正極からバッテリの負極方向にモータ電流が流れる(電流経路500)が、NチャンネルMOS410dがオフ状態の間はモータ200のインダクタンス成分によって回生電流が発生し、電流経路502の経路に電流が流れる。
この回生電流はPチャンネルMOSFET410cにもながれるため、PチャンネルMOSFET410cがオフ状態において、内部の寄生ダイオードに電流がながれ、回生電流502と寄生ダイオードで発生する電圧降下の積によるPチャンネルMOSFET410cの発熱が大きくなるため、回生電流が発生している時間はPチャンネルMOSFET410cをオン状態にすることにより、PチャンネルMOSFET410cで発生する発熱を低減する。上記により、NチャンネルMOSFET410dとPチャンネルMOSFET410cは互いに逆相(オン状態とオフ状態を互いに交互に繰り返す)の関係で、オン状態とオフ状態をくりかえす。このオン状態とオフ状態を繰り返す周期を、以下、スイッチング周期と呼び、スイッチング周期の逆数をスイッチング周波数と呼ぶ。PチャンネルMOSFET410dがオン状態のオン状態とオフ状態の一周期に対する割合をDuty比とよび、Duty比が高いほど、モータ200に供給される電流が増加する。緊急時においては、100msec〜200msecの間の短時間において、瞬間的にシートベルト206の緩みをとり、乗員をシートに拘束する必要あるため、モータ200の出力トルクは高く設定される。このため、Duty比も70%以上に設定されることが多い。
図5(B)に、リトラクターのベルト格納時、あるいは、警告時の電流経路を示す。電流経路は図5(A)と同様であるが、緊急時と異なり、短時間で瞬間的な大電流は不要であり、2秒〜10秒程度の比較的長い時間にわたり、例えば5A〜10A程度の電流が必要となる。この場合も、シートベルト206を巻き取る方向にモータを回転させるため、PチャンネルMOSFET410aを常時オン状態とし、Duty比に従い、下流のNチャンネルMOSFET401dを、オン状態とオフ状態を繰り返すPWM制御により駆動する。NチャンネルMOSFET401dのオン状態においては、電流経路504の経路にてモータ200に電流が供給される。NチャンネルMOSFET401dのオフ状態においては、電流経路506の経路にてモータ200の回生電流が発生するため、PチャンネルMOSFET410cをオン状態とすることで、電流経路506によるPチャンネルMOSFET410cで発生する発熱を抑制する。ベルト格納時、あるいは、警告時は、緊急時とくらべモータ駆動回路に流れる電流が小さいため、緊急時の動作と比較し、PチャンネルMOSFET410aあるいは、PチャンネルMOSFET410c、そしてNチャンネルMOSFET410dで発生する発熱は、少ない。
次に図5(C)にリトラクターのベルトリリース時の電流経路を示す。ベルトリリース時は、緊急時やベルト格納時とは逆回転方向にモータを駆動する。このため、モータドライバ回路の動作も、上記とは異なる。PチャンネルMOS410cが常時ON状態となり、Duty比に従い、下流NチャンネルMOSFET410bを、オン状態とオフ状態を繰り返すPWM制御により駆動する。NチャンネルMOSFET410bがオン状態においては、電流経路508の経路にて、モータ200に電流が供給される。NチャンネルMOSFET410bのオフ状態においては、電流経路510の経路にてモータ200の回生電流が流れるため、PチャンネルMOSFET410aをオン状態とすることで、電流経路510によるPチャンネルMOSFET410aで発生する発熱を抑制する。
一般的に、PWM制御のスイッチング周波数は、可聴周波数領域よりも高周波域に設定されるため、16Khz以上に設定されることが多い。Duty比は、オン時間/PWM周期x100[%]で定義され、Duty比が大きくなるほど、モータへ供給される電流は増加する。
例えば、図5(A)に示す緊急時の動作においては、20A〜30A程度の電流をモータへ供給する必要があるため、Duty比は70%〜90%に設定される。
例えば、図5(B)に示すベルト格納時、あるいは、警告時の動作においては、5A〜10A程度の電流をモータへ供給する必要があるため、Duty比は20%〜50%に設定される。
例えば、図5(C)に示すベルトリリース時においては、2A〜3A程度の電流をモータへ供給する必要があるため、Duty比は5%〜10%に設定される。
図6および図7(A)に、ぞれぞれ、従来の方法と本発明の方法によるリトラクターにおけるモータ電流制御のフィードバック系ブロック図を示す。従来の方法では、動作モードを決定(600)したのち、動作モードに従って目標電流を決定(602)する。例えば、緊急時の動作であれば、目標電流は20Aとし、さらに、ベルト格納時の動作であれば、目標電流を10Aと設定する。次に、現在の電流値を電流検知部(604)より読み込み、目標電流値との差(以下電流偏差差)を、CPUに実装されたプログラムのコントローラ(606)に入力する。コントローラ(606)では、電流偏差に基づきPID制御などの方式を用いPWM制御のDuty比を算出し、駆動回路(608)に指令信号を出力する。この方法では、動作モードに関わらず、一定のスイッチング周波数を用いていており、例えば、緊急時あるいはベルト格納時において、共通のスイッチング周波数16Khzを用いることが考えられる。
図7(A)における本実施形態によるモータ電流制御のフィードバック系ブロック図においては、はじめに駆動モードが決定され(600)、つぎに、駆動モードに応じたスイッチング周波数が決定される(702)。ここで、スイッチング周波数は、例えば、緊急時の動作においては10Khzに設定され、ベルト格納時、あるいは、ベルトリリース時は20khzに設定される。次に、現在の電流値を電流検知部(604)より読み込み、目標電流値との差(以下電流偏差)をコントローラ(606)に入力する。コントローラ(606)では、電流偏差に基づきPID制御などの方式を用い、PWM制御のDuty比を算出し、駆動回路(608)に指令信号を出力する。この方法では、駆動モードによりスイッチング周波数を切り替えることが可能である。
図7(B)にスイッチング周波数を決定するフローチャートを示す。駆動モードがモード1であるか否かを判定(704)し、駆動モードがモード1である場合には、スイッチング周波数を、例えば10Khzに設定(706)し、モードがモード2であるか否かを判定(708)し、駆動モードがモード2である場合は、スイッチング周波数を、例えば16Khzに設定(710)し、さらには、駆動モードがモード1でもなく、かつ、モード2でもない場合には、スイッチング周波数は、例えば20Khzと設定される(712)。
リトラクター装置において、例えば駆動モード1はベルトリリース時の動作、駆動モード2はベルト格納時あるいは警告時の動作、駆動モード3は緊急時の動作と定義することが考えられる。また、例えば、リトラクター制御装置の周囲温度又はリトラクター制御装置の制御用部品の温度を検知するための検知回路部を備えて、当該検知回路部の検知結果に基づいて、動作モードを切り替えても良い。例えば、周囲温度が0℃以下など低温である場合は、緊急時やベルト格納時などの駆動モードによらず、動作モード3と定義し、スイッチング周波数を20Khzまたは20Hhzに近づけるように設定する。反対に、周囲温度が100℃を超える場合は、緊急時やベルト格納時などの駆動モードによらず、動作モード1と定義し、スイッチング周波数を10Khzまたは10Hhzに近づけるようにと設定する。
さらには、駆動頻度により動作モードを切り替えても良い。たとえば、単位時間あたりの警告動作の発生回数が10回未満の場合、動作モード2と定義し、スイッチング周波数を16Khz又は16Khzに近づけるように設定する。あるいは、単位時間あたりの警告動作発生回数が10回以上の場合、動作モード1と定義し、スイッチング周波数を10Khzまたは10khzに近づけるように設定する。
次に、PWM制御におけるMOSFETの発熱について説明する。図8にMOSFETのPWM制御のスイッチング動作における電流・電圧波形を示す。ここで、電流とはMOSFETのドレイン―ソース間を流れるドレイン電流(以下ID)とする。また、電圧とはドレイン―ソース間に発生するドレインソース電圧(以下、VDS)とする。PWM制御では、高速にMOSFETのオン状態とオフ状態を繰り返す、つまりスイッチングすることで、モータへ給電する電力を制御するが、MOSFETの状態としては、オン状態、オフ状態の他に、オン状態からオフ状態、あるいは、オフ状態からオン状態への状態が遷移する状態を考える必要がある。
オフ状態からオン状態への状態遷移区間(図8においてtrと記載)では、VDSが減少し、IDが増加する。例えば、リトラクター制御装置などの車両における制御装置の場合においては、VDSが通常13.5Vであるバッテリ電圧より減少し、IDmax×Rdsonで決定される電圧まで変化する(ここで、RdsonはMOSFETのオン抵抗を意味する)。一方、ドレイン電流IDは、0Aより増加し、所定の電流値まで増加する。この所定の電流値は、モータのインダクタンス、モータの抵抗値、モータの逆起電力により決定される。
オン状態となるオン区間(図8においてはtonと記載)では、VDSは、ほぼ一定値となり、IDmax×Rdsonで決定される電圧となる。一方、ドレイン電流はモータのインダクタンス,モータの抵抗値,モータの逆起電力により決定される関数に従って、ton時間の間、連続増加となる。
オン状態からオフ状態への状態遷移区間(図8においてtfと記載)では、ton区間とは逆に、VDSが増加し、IDが減少する。tfは、IDがほぼ0Aに減少するまでの時間である。trとtfは必ずしも同一時間である必要はなく、MOSFETを駆動する駆動回路、MOSFETの寄生容量などにより、一般的には時間差が生じる。
オフ状態では、ドレイン電流IDは、10(-6)A程度のリーク電流となるが、ほぼ0Aと見なすことができる。一方VDSは所定の電圧値となる。例えば、通常13.5Vであるバッテリ電圧となる。
ここで、MOSFETで発生する発熱について説明する。発熱の定義は電流と電圧の積であり、この場合、ID×VDSとなる。オン区間、オフ区間、オン状態からオフ状態への状態遷移区間、オフ状態からオン状態への状態遷移区間、それぞれの発熱を計算すると、式(1)に記載のPtr,Ptf,Pton,Ptoffとなる。
Figure 2011031644
ここでは、簡単のため、tr区間、およびtf区間の電流変化は時間に対し、一次関数的に変化するものと仮定している。また、ton区間では、IDは一定値と仮定している。PWM制御におけるMOSFETの発熱はPtr,Ptf,Pton,Ptoffを合計したのであり、式(2)のPで表現される。
Figure 2011031644
式(2)を参照すると、Pは、ID,VDS,tr,tf,f,Rdson,Dutyを変数とした関数であることがわかる。これらの変数の内、ID,VDS,tf,tf,RdsonはMOSFET、その駆動回路、および、モータの電気的特性により決定される。また、Dutyはモータから所望なトルクを得るために必要な電流値により決定される。しかし、スイッチング周波数であるfは、モータの機械的時定数より決定されるモータの機械的な周波数応答より十分高速であれば良く、例えば、リトラクター制御装置においては、10Khzから20Khzの間で自由に設定が可能である。式(2)より、スイッチング周波数が高いとより発熱が増えることがわかる。例えば、スイッチング周波数を10Khzと20Khzで比較した場合、ID=20A,VDS=13V,tr=tf=5usec,Rdson=10mΩ,Duty=90%とすると、約4.4Wの発熱量の差が生じる。
次に、スイッチング周波数を切り替える効果について説明する。図9に従来の方法におけるモータ電流とスイッチング周波数およびモータ電流と発熱の関係を示す。ここでの発熱とは、PWM制御におけるスイッチングを繰り返すMOSFETの発熱を意味する。図9によれば、例えば20Khzにてスイッチング周波数が一定値である場合、発熱PはIDすなわちモータ電流と共に増加する。これは、式(2)より明らかである。図10に本願の方法によるモータ電流とスイッチング周波数およびモータ電流と発熱の関係を示す。
図10では、スイッチング周波数をモード(1),モード(2)およびモード(3)において、それぞれ切り替えており、電流値が増加しても、発熱を一定範囲に保つことが可能となっている。一般的に、スイッチング周波数を下げる場合、特に、10Khzなどの可聴周波数域にスイッチング周波数を設定した場合は、モータの駆動時に、乗員にスイッチングによるモータ共鳴音が聞こえてしまい、乗車時の快適性を損なう恐れがある。しかし、シートベルトを駆動するリトラクター制御装置においては、快適性よりも、緊急時の動作を優先させる必要がある。
また、周辺温度が上昇した場合、あるいは、連続動作によりリトラクター制御装置の温度が上昇した場合に、通常のスイッチング周波数では、過温度状態となり動作停止状態に至る場合でも、スイッチング周波数を可聴周波数まで落とし、動作を達成させることが可能である。以上により、スイッチング周波数を切り替えることによる効果を得ることができる。
また、図11(A)に従来の方法における駆動回数と温度上昇の関係を示す。シートベルトリトラクター制御装置は、ある所定の時間、例えば、警告動作を実行(1104a)した後、ある所定の時間、モータ200への給電を停止する停止状態となる(1104b)。警告動作を実行中(1104a)は、モータドライバ回路410を構成するMOSFETが式(2)で表現される発熱により、MOSFETおよびその周辺部分の温度が上昇する(1102a)。一方、停止状態(1104b)においては、モータドライバ回路410を構成するMOSFETには電流は流れ無いため、MOSFETおよびその周辺部分の温度は低下する(1102b)。上記一連の動作を繰り返すことにより、MOSFETの温度は上昇、下降を繰り返すが、動作頻度が高い場合、図11(A)に記載のように、MOSFETやその周辺温度が規定値(1100)を超える場合が考えられる。これは、シートベルトリトラクター制御装置において、警告動作がある頻度以上で発生した場合、あるいは、警告動作が数回繰り返された後の緊急時の巻き取り動作において、MOSFETが過温度状態となり、動作継続が困難であることを意味する。
図11(B)に本願の方法における駆動回数と温度上昇の関係を示す。シートベルトリトラクター制御装置は、ある所定の時間、例えば、警告動作を実行(1104a)した後、ある所定の時間、モータ200への給電を停止する停止状態となる(1104b)。警告動作を実行中(1104a)は、モータドライバ回路410を構成するMOSFETが式(2)で表現される発熱により、MOSFETおよびその周辺部分の温度が上昇する(1102a)。一方、停止状態(1104b)においては、モータドライバ回路410を構成するMOSFETには電流は流れ無いため、MOSFETおよびその周辺部分の温度は低下する(1102b)。上記一連の動作を繰り返すことにより、MOSFETの温度は上昇、下降を繰り返すが、動作頻度が高い場合、図11(B)に記載のように、MOSFETやその周辺温度が準規定値(1106)を超える場合が考えられる。準規定値(1106)は、規定値(1100)より、低温に設定されている。順規定値(1106)をMOSFETやその周辺温度が上回った場合には、スイッチング周波数を可聴周波数まで落とすことで、MOSFETの発熱を下げ、動作を継続させる(1104c)。スイッチング周波数を落とすことで、連続的な動作が可能となる。
本実施形態により、モータの制御装置を形成するスイッチング素子の発熱を最適化し、より小型でかつ安価なシートベルトリトラクター用モータの制御装置を提供できる。また、車両に搭載される制御装置に要求されるの高温動作、特にシートベルトリトラクター用モータの制御装置のように、予め定められた複数の動作を要求される制御装置おいて効果を発揮する。
200 モータ
202 乗員
206 シートベルト
300 スプール
322 モータ動力伝達機構部
400 マイクロコンピュータ
402 電源回路
404 CAN通信回路
406 入力インターフェース回路
408 不揮発性メモリ
410 モータ駆動回路
412 電流センサ回路
414 他のコントロールユニット
416 スイッチ
418 イグニションスイッチ

Claims (7)

  1. 車両用シートベルトリトラクターに備えられるモータを制御するための車両用シートベルトリトラクター制御装置であって、
    モータ駆動回路から前記モータに出力される電流が第1電流となるように、当該モータ駆動回路をPWM制御する第1制御モードと、
    前記モータ駆動回路から前記モータに出力される電流が前記第1電流とは異なる第2電流となるように、当該モータ駆動回路をPWM制御する第2制御モードと、を備え、
    前記第1制御モードのスイッチング周波数と前記第2制御モードのスイッチング周波数を異ならせる車両用シートベルトリトラクター制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シートベルトリトラクター制御装置であって、
    前記第1制御モードは、前記シートベルトリトラクターがシートベルトを巻き取るように前記モータを駆動させる巻き取り制御モードであり、
    前記第2制御モードは、前記シートベルトリトラクターがシートベルトを引き出すように前記モータを駆動させる引き出し制御モードであり、
    前記巻き取り制御モードのスイッチング周波数は、前記引き出し制御モードのスイッチング周波数よりも小さい車両用シートベルトリトラクター制御装置。
  3. 請求項1に記載の車両用シートベルトリトラクター制御装置であって、
    前記第1制御モードは、前記モータが駆動力を発生させてから第1所定時間の間に乗員をシートベルトに拘束するように前記シートベルトリトラクターを制御する緊急時制御モードであり、
    前記第2制御モードは、前記緊急時制御モードの前記第1所定時間よりも大きい第2所定時間の間に所定の締め付け力でシートベルトに乗員を固定するように、前記シートベルトリトラクターを制御するシートベルト格納制御モードであり、
    前記緊急時制御モードのスイッチング周波数は、前記シートベルト格納制御モードのスイッチング周波数よりも小さい車両用シートベルトリトラクター制御装置。
  4. 請求項3に記載の車両用シートベルトリトラクター制御装置であって、
    当該車両用シートベルトリトラクター制御装置の周辺温度又は当該車両用シートベルトリトラクター制御装置に用いられる制御用部品の温度を検知するための検知回路部を備え、
    前記検知回路部の検知結果が第1所定温度よりも低い場合には、前記緊急時制御モードは、前記シートベルト格納制御モードのスイッチング周波数に近づけるように、当該緊急時制御モードのスイッチング周波数を大きくする車両用シートベルトリトラクター制御装置。
  5. 請求項4に記載の車両用シートベルトリトラクター制御装置であって、
    当該車両用シートベルトリトラクター制御装置の周辺温度又は当該車両用シートベルトリトラクター制御装置に用いられる制御用部品の温度を検知するための検知回路部を備え、
    前記検知回路部の検知結果が第2所定温度よりも高い場合には、前記シートベルト格納制御モードは、前記緊急時制御モードのスイッチング周波数に近づけるように、前記シートベルト格納制御モードのスイッチング周波数を小さくする車両用シートベルトリトラクター制御装置。
  6. 請求項1に記載の車両用シートベルトリトラクター制御装置であって、
    前記第1制御モードは、前記モータが駆動力を発生させてから所定時間の間に乗員をシートベルトに拘束するように前記シートベルトリトラクターを制御する緊急時制御モードであり、
    前記第2制御モードは、前記緊急時制御モードにおける前記モータ駆動回路に流れる電流よりも小さい電流を前記モータに流すように制御し、かつ乗員に警告を発するための警告制御モードであり、
    前記緊急時制御モードのスイッチング周波数は、前記警告制御モードのスイッチング周波数よりも小さい車両用シートベルトリトラクター制御装置。
  7. 請求項6に記載の車両用シートベルトリトラクター制御装置であって、
    前記警告制御モードにより警告回数が所定回数以上である場合には、前記警告制御モードのスイッチング周波数を前記緊急時制御モードのスイッチング周波数に近づけるように小さくする車両用シートベルトリトラクター制御装置。
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