JP2011030759A - ゴルフクラブのシャフト取付部材と、同取付部材を使ったゴルフクラブの製造方法 - Google Patents

ゴルフクラブのシャフト取付部材と、同取付部材を使ったゴルフクラブの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ゴルフクラブのシャフトとヘッドとの結合強度を向上させるとともに、素人にとってもヘッドとシャフトとの交換が簡単に且つ容易にできるシャフトとヘッドとの間に介装される取付固定部材を提供する。
【解決手段】シャフト取付部材(30)は、シャフト(10)が挿着される金属製の取付部材本体(31)と、該挿着孔の中心部に配され上方に向けて突出し前記シャフト(10)の中空内に挿着される円柱状突出部(33)と、前記取付部材本体(31)の上端面とシャフト(10)との取付部分とに密接囲撓するキャップ部(34)とを有している。前記取付部材本体(31)は、有底筒部(31a)とフランジ部(31b)とを有している。前記円柱状突出部(33)は、前記有底筒部(31a)の底面中央から突出し前記シャフト(10)の内面と接合可能な径を有している。前記有底筒部(31a)の底部(31d)にはネジ孔(31c)を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフクラブシャフトとゴルフクラブヘッドとの間で両者を固定するためのシャフト取付部材と、そのシャフト取付部材を用いたゴルフクラブの製造方法に関する。
従来のゴルフクラブにおけるシャフトの取付けは、ヘッド本体のホーゼルに形成されたシャフト挿着孔にシャフトの先端を挿入し、ホーゼルとシャフトとの隙間にエポキシ樹脂などの接着剤を充填することによって固着していた。また、このときシャフトとホーゼルとのつなぎ部に段差を生じさせず、同時に前記つなぎ部を隠すために、そのつなぎ部分のシャフトにフェルールをホーゼルの上端面に当接させるようにして固着し、外観の向上を図っている。
しかし、こうした従来の一般的な固定方法では、シャフトをホーゼルのシャフト挿着孔に挿入する際、空気を巻き込むため、フェルールの底面とホーゼルの上端面との間に隙間が生じやすかった。
そこで、ホーゼルとフェルールとを隙間なく密着させるために、接着剤が硬化するまでホーゼルとフェルールに粘着テープを巻き付けるなどによる仮固定を行っているが、そのために余分な手間がかかるだけでなく、仮固定の状態が悪いと逆に接着剤の接着力を低下させてしまう。
一方、こうしたシャフトとヘッドとの結合構造にあって、シャフトを交換する場合は、接合部を加熱して接着剤であるエポキシ樹脂を軟化させて交換作業を行っていた。しかるに、近年のように、特に繊維強化プラスチック製のシャフトが多用されるようになると、シャフトを直接加熱すると、その加熱によりシャフトの物性を低下させやすく、簡単には交換することが不可能になってきている。
こうした問題を解消するため、ホーゼルのシャフト挿着孔にシャフトの細径側端部を直接挿着せずに、シャフトとヘッドとの間にシャフト取付部材を介装し、同時にそのシャフト取付部材に上記フェルールの役目を果たさせようとするいくつかの提案がなされている。例えば特開2000−5349号公報(特許文献1)により提案されたゴルフクラブのホーゼルジョイントも、その1つである。
この特許文献1によれば、ホーゼル穴の内面を底部に向けて徐々に縮径するテーパ面に形成し、ホーゼル穴に嵌着させる上記シャフト取付部材であるホーゼルジョイントの嵌着面を、前記ホーゼル穴の内面と密嵌する上方に向けて拡径するテーパ面に形成している。
シャフトの細径端側を挿入するためのシャフト挿入孔が前記ホーゼルジョイントの中心軸線に沿って形成されており、前記ホーゼル穴の底部にはボルト挿通孔が形成され、前記ホーゼルジョイントの底部の前記ボルト挿通孔に相対する部分に、締結ボルトを螺着するためのネジ孔が形成されている。
また、前記ホーゼルジョイントの上端部は軸線部にシャフト挿入孔を有する梯形断面をもつフェルール部が一体に連設されている。また同文献1によれば、ゴルフクラブのライ角度及びロフト角度を調整可能とするため、前記シャフト挿入孔の軸線と前記ホーゼルジョイントのテーパ面の軸線とを非同軸線上に形成してもよいとしている。
また、例えば特開2008−212454号公報(特許文献2)にも、上記シャフト取付部材としてのフェルールを介して、ゴルフクラブシャフトとゴルフクラブヘッドとを結合固定する構造が開示されている。
そのフェルールの具体的な構造は、ホーゼル穴に直接挿入される円筒部と、該円筒部から連続して上方に延び、ホーゼル上端面に載置される段差をもつフランジ部とを有している。円筒部の下端からフランジ部の上端に亘ってシャフトが挿通するための貫通穴が形成されている。
この円筒部の貫通穴の内径をシャフトの外径と略同径であり、前記フランジ部の貫通穴の内径を円筒部の貫通穴の上端からフランジ部の上端にかけてシャフトの外径より徐々に大きくなるように拡径させている。かかる構成により、ボール打撃時などにおけるホーゼル上方のシャフトの変形が直接フェルールに及ぶことがないため、フェルールがシャフトと一体になって変形しないようにし、フェルールの迫り上がりを防止している。
また、同文献2には、前記フェルールを主フェルールとして、その上端面の近傍に内径がシャフトの外径に略等しく、外径が主フェルールの上端外径に等しい円筒形をした化粧用フェルールを装着することも記載されている。この化粧用フェルールは前記主フェルールの上端内部テーパ面とシャフトとの間の隙間を隠すことで、審美性を確保し、同時に前記隙間からの異物の侵入を防止する。
特開2000−5349号公報 特開2008−212454号公報
ところで、上記特許文献1に開示されたゴルフクラブにあっては、ホーゼル穴に挿着される有底逆裁頭円錐形のホーゼルジョイントを介して挿入されるシャフト挿入孔の穴深さは、シャフトを直接挿入する通常のホーゼル穴と比較して、ホーゼルジョイントの底部の存在により必然的に短くなるため、ホーゼルジョイントのシャフト挿入孔に挿入されるシャフト細径側端部の挿入長さも必然的に短くなり、その結果、シャフトとシャフト挿入孔との間の接着面積が不十分なものとなり、所要の接合強力を得にくくしていた。更には、前記ホーゼルジョイントの上端に配されるフェルール部は中空の梯形断面の裁頭逆円錐形であるため、スイング時におけるシャフトの折損防止に格別機能せず多くの課題が残っていた。
一方、特許文献2に開示されたフェルールは、フェルールの外周面とヘッドのホーゼル穴の内周面とを接着剤をもって接着してヘッドとフェルールとを固着するとともに、フェルールの内周面とシャフトの外周面とを同じく接着剤をもって接着してシャフトとフェルールとを固着し、シャフトとヘッドとはフェルールを介して接着剤により結合するだけであって、接着以外に格別の固着手段が講じられていない。
そのため、仮に同文献2のようにフェルールの上端部内面を上方に向けて拡径するテーパ面に形成したとしても、ボール打撃時などにはヘッドにかかる大きな衝撃力がテーパ面以外のフェルール本体を介して直接ヘッドに作用し、その衝撃力の繰り返しによって接着力が低下して、相変わらず接着面間に剥離が起こりかねない。
また、同文献2にあって、仮に上記変形例のように主フェルールの上面に近接させて円筒形の化粧用フェルールをシャフトに装着したとしても、シャフトの変形に伴って化粧用フェルールが傾動し、主フェルールと化粧用フェルールとが互いに干渉し合い、或いは主フェルールがストッパーとなって化粧用フェルールを押し上げる力が加わり、これが繰り返されると化粧用フェルールとシャフト間にずれが生じ、両フェルールの間で傷がつきやすく、同時に前記テーパ面とシフト間に異物が進入しやすくなる。また、ボルト締めなどの機械的結合に依存せず、熱硬化性樹脂による接合力のみによりシャフト、ヘッド及びフェルールを結合固着しているため、シャフトの交換の難しさは従来と変わるところがない。
本発明は、こうした従来のゴルフクラブが抱える様々な課題を一挙に解消することを目的として開発したものであり、その具体的な目的はゴルフクラブのシャフトとヘッドとの結合強度を向上させるとともに、アマチュアゴルファーにとっても簡単に且つ容易にヘッドとシャフトとの交換ができるシャフトとヘッドとの間に介装される取付固定部材を提供することにある。
上記課題は、本発明の第1の基本的な構成である、ゴルフクラブのシャフトとヘッドとの間で両者を固定するためのシャフト取付部材と、第2の基本的構成である、前記シャフト取付部材を使ったゴルフクラブの製造方法によって効果的に解消される。
本発明に係るシャフト取付部材の基本的構成は、前記シャフト細径側端部が挿着される挿着孔を有する金属製の取付部材本体と、該挿着孔の中心部に配され上方に向けて突出し前記シャフトの細径側端部の中空内に挿着される円柱状突出部と、前記取付部材本体の上端面と前記シャフト取付部分とに密接囲撓するキャップ部とを有し、前記取付部材本体は、前記ヘッドのホーゼルに形成された穴に嵌挿される有底筒部と該有底筒部の上端縁に沿って径方向に延出するフランジ部とを有し、前記円柱状突出部は、前記有底筒部の底面中央から突出し前記シャフトの細径側端部の中空内に挿入され、その内面と接合可能な径を有しており、前記有底筒部の底部には前記ヘッドを螺着するためのネジ孔を有している。
第2の基本的構成である前記シャフト取付部材を使ったゴルフクラブの製造方法は、前記ホーゼルに形成された穴への前記有底筒部の嵌合と同時に同有底筒部の底部から突出する前記円柱状突出部を前記シャフトの細径側端部内に挿入し、シャフト取付部材とシャフトの内周面及び/又は外周面とを接着剤で固定することにある。
前記円柱状突出部の少なくとも一部を合成樹脂材料から構成することが望ましく、また前記円柱状突出部とキャップ部とを同じ材質からなる合成樹脂材料により構成するとよい。前記円柱状突出部の上端を、上記キャップ部の上部先端よりも突出させることが望ましく、前記有底筒部を、前記ホーゼルに形成された穴との間で、シャフト軸線周りの相対的な回転を不能とする構造を採用するとよい。
本発明では、ゴルフクラブのシャフトをヘッドのホーゼルに固定するにあたって、シャフト取付部材を介して両者を固定する。シャフト取付部材はヘッドとは別体に構成されており、シャフト取付部材には、シャフト細径側端部が挿着される挿着孔が形成されている。
挿着孔は、有底筒部と有底筒部の底面中央から上方に突出する円柱状突出部とを備えた構成となっている。シャフト取付部材にシャフトを装着するには、その取付部材本体である有底筒部の底面中央から上方に突出する円柱状突出部をシャフトの細径側端部の中空部に差し込みながら有底筒部に挿入する。このとき、シャフトと有底筒部の内面との間の隙間、及びシャフトと前記円柱状突出部との間の隙間に接着剤を注入して硬化させ、シャフト挿入部分の内外面全面を有底筒部に接着固定する。
そのためシャフトと取付部材本体との間に所要の接着面積が確保されるだけでなく、取付部材本体にシャフトの細径側端部に挿入固定される円柱状突出部が存在するため、シャフトと取付部材本体との接合時、接着剤が硬化するまで粘着テープを巻いて仮固定をする作業が不要であり、両者を強力に且つ正確に接合させることができる。
更には、前記取付部材本体の上端面に密接させるようにキャップ部をシャフトに装着するため、取付部材本体とシャフトとの間の隙間をも確実に閉塞することができ、外観上の見栄えが向上する。
円柱状突出部とシャフトに装着されるキャップ部とは、耐衝撃性と応力緩和を目的として同種の合成樹脂で構成されることが好ましく、更に好ましくは円柱状突出部の上端を、キャップ部の上部先端よりも突出させる。
こうしてシャフトと接着一体化されたシャフト取付部材は、ヘッドのホーゼルに形成された穴に挿入され、ヘッドとシャフト取付部材とが、ヘッドに形成されたネジ挿通孔を介して取付部材本体の底部に形成されたネジ孔にボルト等により密着した状態にて強力に螺合締結される。この締結時の螺着力は、シャフト取付部材とシャフトとの間の接合部とは独立しているため何ら影響せず、その接着力を低下させることがない。
更に、前記取付部材本体は金属材料から構成されるが、前記円柱状突出部及びキャップ部を合成樹脂材料にて構成し、特にキャップ部上端から円柱状突出部を突出させる場合には、スイング時におけるヘッドにかかる打撃力がシャフト取付部材の特に合成樹脂から構成される円柱状突出部及びキャップ部を介してシャフトに伝わるようになるため、円柱状突出部及びキャップ部が緩衝の役目を果たし、特に円柱状突出部の全体にてシャフトの取付部分を支持することになるため、シャフトの折損を確実に防止する。
更には、シャフトの交換作業にあたっては、単にボルトを外すだけでシャフト取付部材をヘッドから取り外すことができるため、シャフト取付部材からのシャフト取り外しも容易になるため、シャフトを傷めることなく脱着することができる。
ネジ孔が底部に垂直に設けられた本発明の第1実施形態に係るシャフト取付部材を介してゴルフクラブシャフトをクラブヘッドに取り付けるときの状態を模式的に説明する取付説明図である。 同シャフト取付部材を分解して模式的に示す断面図である。 ネジ孔が底部に水平に設けられた本発明の第2実施形態に係るシャフト取付部材を介してゴルフクラブシャフトをクラブヘッドに取り付けるときの状態を模式的に説明する取付説明図である。 同シャフト取付部材を分解して模式的に示す断面図である。 第1実施形態に係るドライバー用シャフト取付部材の各部における具体的寸法範囲を示す寸法説明図である。 第2実施形態に係るドライバー用シャフト取付部材の変形例における各部の具体的寸法範囲を示す寸法説明図である。 シャフト取付部材の有底筒部の断面形状例を示す底面図である。 同じく有底筒部の断面形状の他例を示す底面図である。 該有底筒部の断面形状の更なる他例を示す底面図である。
以下、本発明の好適な実施形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1及び図2は本発明のシャフト取付部材の第1実施形態を示している。本発明に係るシャフト取付部材30はゴルフクラブのシャフト10をクラブヘッド20に固着するための取付部材であって、シャフト挿入孔32を有する取付部材本体31と、その中心部から前記シャフト挿入孔32の挿入開口端に向けて突出する円柱状突出部33と、この円柱状突出部33の上端部に配されシャフト周面を囲撓するように装着されるキャップ部34とを備えている。
前記取付部材本体31は、クラブヘッド20のホーゼル21に形成された取付部材嵌挿穴22に密嵌される有底筒部31aと、該有底筒部31aの上端縁から径方向外側に延びるフランジ部31bと、前記有底筒部31aの底部中央から上方に突出する円柱状突出部33とを有している。
本実施形態にあっては、前記円柱状突出部33は単一の材質から構成せず、軸線方向に第1及び第2突出部33a,33bに分割して、それぞれの材質を異ならせている。第1突出部33aは、前記有底円筒部31aの底部中央に取付部材本体31の成形と一体に成形される。その結果、この第1突出部33aは取付部材本体31と同じ金属材料からなり、一方の第2突出部33bは、既述のとおり合成樹脂材料から構成されている。
前記ホーゼル21は、ゴルフクラブヘッド20のシャフト取付部位に設けられ、シャフト10の細径側先端部と一体化されたシャフト取付部材30を装着する部分であり、本発明における取付部材本体31の有底筒部31aをホーゼル21に形成された取付部材嵌挿穴22に嵌め込み、ゴルフクラブヘッド20のホーゼル下方のソール、又はホーゼル側面部に開けたネジ孔31cにボルトなどによって、ゴルフクラブヘッド20に本発明のシャフト取付部材30を螺合締結する。このとき、ゴルフクラブヘッド20とシャフト取付部材30との間に脱着可能なアジャスタブル機能を保持するため、接着剤は使用せず螺合のみによる固定としている。
前記取付部材本体31と第1突出部33aとを構成する金属材料としては、チタン、炭素鋼、ジュラルミンなどの加工性に優れ、硬度の高い金属であることが好ましい。一方、前記第2突出部33bと上記キャップ部34とは、同種類の合成樹脂材料から構成されることが好ましい。
なお本実施形態では、前述のとおりシャフト取付部材30の円柱状突出部33を、第1及び第2突出部33a,33bに分け、有底筒部31aの底面から一体に成形される第1突出部33aを金属製とし、その先端に接合などにより一体化される第2突出部33bを合成樹脂製としているが、本発明にあっては、例えば図3及び図4に示すように、前記円柱状突出部33の全体を同一材質、例えば金属材料だけで構成し、或いは合成樹脂材料だけで構成することもできる。しかるに、この円柱状突出部33がシャフトを内側から衝撃を緩和しながら支持するという本来的な機能を考慮するとき、その材質は合成樹脂材料で構成することが好ましい。
上記キャップ部34は前記取付部材本体31のフランジ部上面とシャフト10を囲撓するように密接して取り付けられ、耐衝撃性と応力緩和を目的に円柱状突出部と同様の合成樹脂材料により構成される。その形状は、ゴルフクラブヘッド20のホーゼル21とゴルフクラブシャフト10との間に生じる段差を防ぐため、後述するように各接合面が滑らかになるように、それぞれの接合面を曲線的又は直線的な形状としている。
円柱状突出部33及びキャップ部34に使われる合成樹脂材料としては、ABS樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、セルロイド、ポリスチレン樹脂などが例示できるが、中でもABS樹脂やセルロイドが靭性と硬度から好適に用いられる。
前記第1突出部33aと第2突出部33bとの一体化手段は、両者が異質の材質にて構成することもあるため一律には決められないが、例えば接着剤を用いて接着することもでき、或いは第1突出部33aを加熱して第2突出部33bの接合面を第1突出部33aの上端面に押し付けて融着させることも可能である。このとき、超音波や高周波による溶着も可能であり、若しくは機械的加工により嵌着固定することもできる。
取付部材本体31の筒部空間は上記シャフト挿入孔32となり、シャフト10の細径側先端部が挿入される。前記シャフト挿入孔32にシャフト10を挿入するとき、シャフト10の細径側端部に予め上記キャップ部34を遊嵌しておくとよい。
このキャップ部34の形状は、例えば図2及び図4に示すとおり、中心部にシャフト先端部が密嵌できる径を有する貫通孔34aが形成され、上半部34bは裁頭円錐台の形状を有し、下半部34cは前記上半部34bの底面に連続し、外周面が軸線側に凹む円弧断面を有する形状を有している。
こうした形状をもつキャップ部34はシャフト10に外嵌され、上記取付部材本体31の上端フランジ部31bの内面部に嵌着される。そのため、前記フランジ部31bの内周面は前記キャップ部34の上半部34bの外周面に密嵌できる外側に膨らむ円弧断面形状を有している。
シャフト挿入孔32にシャフト10を挿入すると同時に、有底筒部31aの底面から突出している第1及び第2突出部33a,33bからなる円柱状突出部33をシャフト10の細径側端部の中空部分に挿入させる。そのため、前記シャフト挿入孔32の内径は、シャフト10の外径よりも大きく設定されるとともに、前記円柱状突出部33の外径はシャフト10の中空部分の内径よりも細く設定されている。
このように、シャフト10を取付部材本体31のシャフト挿入孔32に挿入する。このシャフト10の細径側先端中空部分に前記円柱状突出部33を挿入するにあたって、取付部材本体31のシャフト挿入孔32の内周面及び円柱状突出部33の外周面の全てに接着剤を塗布しておく。このとき使われる接着剤は、エポキシ樹脂やウレタン樹脂などの熱硬化性樹脂であることが好ましく、取付部材本体31に対するシャフト10の固着は接着剤による接合による。
また本発明にあって、シャフト10が固着された前記取付部材本体31をゴルフクラブヘッド20に取り付けるには、ボルトなどの螺着による。この螺着のため、本発明にあっては前記取付部材本体31の有底筒部31aの底部31dにボルト締結のためのネジ孔31cが形成される。
図1及び図2に示す第1の実施形態にあっては、前記ネジ孔31cは前記有底筒部31aの下面から底面に一体的に突出する第1突出部33aの内部にかけて垂直に連続して形成されている。或いは、図3及び図4に示す第2実施形態のように、前記取付部材本体31の有底筒部31aの底部31dを肉厚に形成して、その底部31dに底面と平行に水平に延びるネジ孔31cを形成することもできる。
すなわち、本発明にあって有底筒部31aの底部31dとは、単なる有底筒部31aの底部31dのみならず、その底面から上方に突出する前記第1突出部33aをも含む場合がある。
以上の構成にあって、本発明に係るシャフト取付部材30の構成部材及びその構成部における好適な寸法例は、次に述べるとおりである。しかし、これらはあくまで図5及び図6に示す具体例に基づき紹介するに過ぎず、シャフト太さやヘッドの大きさ、或いは全体のバランスにより多様に変更することができ、当然にこれらの値に限定されるものではない。
図5に示している図は、本発明の第1実施形態に係るドライバー用シャフト取付部材の各部における具体的寸法範囲を示している寸法説明図である。尚、アイアン用シャフト取付部材の場合には、アイアンシャフトとアイアンヘッドの形状に合わせて、軸方向の長さを短く、径方向の太さは太くすることができる。
図6に示している図は、本発明の第2実施形態に係るドライバー用シャフト取付部材の変形例における各部の具体的寸法範囲を示している寸法説明図である。尚、アイアン用シャフト取付部材の場合には、アイアンシャフトとアイアンヘッドの形状に合わせて、軸方向の長さを短く、径方向の太さは太くすることができる。
一般に、ゴルフクラブ用のシャフト10の細径側先端部の内径は5.0〜6.0mmであり、その外径は8.5〜9.0mmであることが多い。上記取付部材本体31のシャフト挿入孔32には前記シャフト10の細径側先端部を挿入することを前提としている。そのため、シャフト挿入孔32の外径はシャフト10の細径側先端部の外径よりも太い8.55〜9.05mmに設定するとよい。
一方、シャフト取付部材30の上記円柱状突出部33は、シャフト10をシャフト挿入孔32に挿入するとき、同時にシャフト10の中空内に挿入されるため、この円柱状突出部33の外径はシャフト10の細径側先端部の内径である5.0〜6.0mmよりも1mm小さい4.0〜5.0mmに設定される。これら部材間のクリアランスは、接着剤の塗布厚に相当すると考えることができる。
前記取付部材本体31の有底筒部31aの外径は、同有底筒部31aが円筒部材からなるときは、同有底筒部31aに嵌挿されるゴルフクラブヘッド20のホーゼル21に形成した取付部材嵌挿穴22の穴径によって決まる。
図5及び図6に示す実施形態にあっては、前記有底筒部31aの外径は10.0〜12.5mmとされており、同有底筒部31aの上端縁に形成されるフランジ部31bの外径は12.0〜14.0mmに設定されている。このフランジ部31bの外径と前記有底筒部31aの外径との差の値(1.5〜2.0mm)は、クラブヘッド20に形成されたホーゼル21の上端面における径方向の肉厚の2倍に等しい。
上記ネジ孔31cは、図5に示すように取付部材本体31の底部31dを貫通して第1突出部33aに沿って垂直に形成され、又は図6に示すように前記底部31dの側面から底部31dの内部を水平に延びて形成される。
第1突出部33aに沿って垂直に形成される場合には、有底筒部31aの下面より20〜25mm程度が好ましく、底部31dの内部を水平に形成される場合には、底部31dの側面より10.00〜12.00mm程度であることが好ましい。ネジ孔31cが第1突出部33aに形成される場合、第1突出部33aはシャフト10の中空内に挿入されなければならず、そのためにはネジ孔31cは必然的にシャフト内径より細くなくてはならない。ただし、ネジ孔形成部分の外径が4.00mm以下であるとネジ孔31cの形成が困難となる。
一方で、ネジ孔形成部位におけるの第1突出部33aの外径は、小さ過ぎると部材の肉厚が確保できず強度が損なわれる惧れがあるため、4.00〜5.00mmに設定するとよい。また、円柱状突出部33を、図1に示すよう異なる材質からなる第1及び第2突出部33a,33bにて構成せず、図3に示すように、同一材質から構成する場合、ネジ孔31cが、底部31dの内部を水平に形成される。
この場合も、ネジ孔31cを形成する有底筒部31aの底部31dの肉厚を、4.00〜5.00mmに設定する。同時に、ネジ孔31cの太さは2.0〜3.0mmとする。こうして形成されるネジ孔31cに対応して、ゴルフクラブヘッド20には、図1及び図3に示すように、ボルトなどのネジ類が差し込まれるネジ挿通孔23が貫通して形成されている。
ホーゼル21に形成されたシャフト取付部材30の取付部材嵌挿穴22の穴深さ、すなわち同取付部材嵌挿穴22に嵌め込まれる有底筒部31aの下面から上記フランジ部31bの下面までの高さは35〜40mmとされており、その有底筒部31aの側面間の幅寸法は10.00〜12.50mmに設定される。
この有底筒部31aの外側面は、円筒断面が一般的であるが、シャフト10の軸線を中心とするゴルフクラブヘッド20の回転を防止することを目的として、図7に示すように、筒部外周面に180°の位相差をもって軸線に平行に延びる突条31a−1を形成するとよい。この場合、有底筒部31aが嵌挿されるホーゼル21の取付部材嵌挿穴22の内面に、前記突条31a−1が嵌着する直線状の嵌着溝を形成する。
或いは、図8,9に示すように有底筒部31aの外周を四角形状としたり、六角形状など多角形状に形成することもできる。このように多角形状とする場合には、ホーゼル21の取付部材嵌挿穴22の内面を前記有底筒部31aの外形に合わせて多角形断面に形成する。
上記円柱状突出部33の長さは45〜70mm程度とすることが望ましい。図1、図2及び図5に示した実施形態では、既述したとおり、円柱状突出部33が軸線方向に第1突出部33a及び第2突出部33bに2分されているが、この場合には合成樹脂材料から構成される第2突出部33bの長さを20〜40mmとして、取付部材本体31の上端面にキャップ部34を嵌着したとき、第2突出部33bの上端部が前記キャップ部34から上方へと一部突出する。
その突出長さは、接着強度の増加及び応力緩和を目的として、5〜10mmとするとよい。また、前記円柱状突出部33の太さは、シャフト10の細径側先端部が挿入されるためにシャフト内径より細い必要があり、基本的には前記第1突出部33aの軸線上に形成されるネジ孔33cと同一径(4.00〜5.00mm)とするが、シャフト内周面との間に接着剤を塗布するため、シャフト内径より1.00mm程度細くする。
この円柱状突出部33の断面形状はシャフト10の中空部と密着するため円形とし、同円柱状突出部33の先端部(上端部)はシャフト中空部内への装着の容易性と応力緩和を目的としたとき、丸形状とすることが好ましい。
以上述べたとおりの構成を備えた本発明のシャフト取付部材を使って、ゴルフクラブを組み立てるには、先ずシャフト取付部材30のキャップ部34をシャフト10の細形側先端部から外嵌させたのち、シャフト取付部材30のシャフト挿入孔32にシャフト10の細径側先端部を挿入する。
このとき同時に、シャフト10の細径側先端部の中空部内に、シャフト挿入孔32の底面から突出する円柱状突出部33が挿入される。また、このシャフト挿入時には、予めシャフト取付部材30の底面、前記シャフト挿入孔32の内面及び前記円柱状突出部33の外周面に熱硬化性樹脂からなる接着剤を塗布しておく。
この状態で、シャフト10をシャフト取付部材30のシャフト挿入孔32に挿入するとき、キャップ部34の内面にも同様の種類の接着剤を塗布して、フランジ部31bの上面に密接させたのち、接着剤を加熱硬化させてシャフト10をシャフト取付部材30に接合固着する。
このようにシャフト10とシャフト取付部材30との接合が、シャフト10の細径側先端部の外周面と取付部材本体31のシャフト挿入孔32の内面全体とが接着されると同時に、シャフト10の細径側先端部の中空部の内面とシャフト取付部材30の円柱状突出部33の全周面とが接着されるため、シャフト10とシャフト取付部材30との間に必要十分な接合強度が得られるだけでなく、その接合構造に基づきシャフト10と取付部材本体31との接合にあたって、従来のように接着剤が硬化するまで粘着テープを巻いて仮固定をする作業が不要となり、両者を強力に且つ正確に接合させることができる。
更には、前記取付部材本体31の上端面に密接させてキャップ部34をシャフト10に装着するため、取付部材本体31とシャフト10との間に生じる段差や隙間をも確実に閉塞することができ、外観上の見栄えを向上させることができる。
こうして、図1に示すように、シャフト10の細径側先端部に本発明のシャフト取付部材30を接合固定したのち、その組立体40をゴルフクラブのヘッド20に、次のようにして組み付け固定する。
まず、前記組立体40の有底筒部31aを前記ヘッド20のホーゼル21に形成された取付部材嵌挿穴22に嵌め込む。この嵌め込むとき、有底筒部31aの断面形状を図7〜図9に示すような異形断面とするとともに、ホーゼル21の前記取付部材嵌挿穴22の内面形状を前記有底筒部31aの断面形状と同一に形成する場合は、シャフト取付部材30がホーゼル21内で軸線回りに回動することがなくなる。
こうして、シャフト10と接着一体化されたシャフト取付部材30が、ヘッド20のホーゼル21に形成された取付部材嵌挿穴22に挿入されると、取付部材本体31とホーゼル21の内面とが密着すると同時に、取付部材本体31の底部31dに形成されたネジ孔31cとヘッド20に形成されたネジ挿通孔23とが連通した状態で位置決めされる。
ここで、ヘッド20に形成されたネジ挿通孔23にボルトなどのネジ類を挿させて、その先端ネジ部を取付部材本体31に形成されたネジ孔31cに差し込み、ネジを締め上げて取付部材本体31をヘッド20に強力に螺着する。このときの螺着力は、シャフト取付部材30とシャフト10との間の接合部とは独立しているため、シャフト10に直接影響せず、ゴルフクラブの使用にあたってもその接着力を低下させることはない。
更に、本発明にあっては、前記取付部材本体31を金属材料から構成し、取付部材本体31の底部31dから突出する円柱状突出部33の少なくとも一部と上記キャップ部34とを合成樹脂材料にて構成しているため、スイング時におけるヘッド20にかかる打撃力がシャフト取付部材30の特に合成樹脂から構成される円柱状突出部33及びキャップ部34を介してシャフト10に伝わり、円柱状突出部33の少なくとも一部及びキャップ部34が緩衝の役目を果たし、特に円柱状突出部の全体にてシャフトの取付部分を支持するため、シャフト10の折損を確実に防止する。
また、キャップ部34の上端から前記円柱状突出部33の上端を突出させる場合には、合成樹脂製の円柱状突出部33の上端とキャップ部34とによりシャフト10の取付部分の耐衝撃性と応力緩和が実現でき、シャフト10の折損を更に効率的に回避できる。また、シャフト10の交換作業にあたっても、単にボルトを外すだけでシャフト取付部材30をシャフト10と共にヘッド20のホーゼル21から簡単に取り外すことができるため、シャフト取付部材30からのシャフト10の取り外しもシャフト10を傷めることなく容易にできるようになる。
10 (ゴルフクラブ)シャフト
20 (ゴルフクラブ)ヘッド
21 ホーゼル
22 取付部材嵌挿穴
23 ネジ挿通孔
30 シャフト取付部材
31 取付部材本体
31a 有底筒部
31a−1 突条
31b フランジ部
31c ネジ孔
31d 底部
32 シャフト挿入孔
33 円柱状突出部
33a 第1突出部
33b 第2突出部
34 キャップ部
34a 貫通穴
34b 上半部
34c 下半部
40 組立体

Claims (6)

  1. ゴルフクラブのシャフトとヘッドとの間に介装され両者を固定するためのゴルフクラブシャフトの取付部材であって、
    前記シャフト細径側端部が挿着される挿着孔を有する金属製の取付部材本体と、該挿着孔の中心部に配され上方に向けて突出し前記シャフトの細径側端部の中空内に挿着される円柱状突出部と、前記取付部材本体の上端面と前記シャフト取付部分とに密接囲撓するキャップ部とを有し、
    前記取付部材本体は、前記ヘッドのホーゼルに形成された穴に嵌挿される有底筒部と該有底筒部の上端縁に沿って径方向に延出するフランジ部とを有し、
    前記円柱状突出部は、前記有底筒部の底面中央から突出し前記シャフトの細径側端部の中空内に挿入されて、その内面と接合可能な径を有し、
    前記有底筒部の底部には前記ヘッドを螺着するためのネジ孔を有してなる、ゴルフクラブのシャフト取付部材。
  2. 前記円柱状突出部の少なくとも一部が合成樹脂材料からなる、請求項1記載のシャフト取付部材。
  3. 前記円柱状突出部とキャップ部とが同じ材質の合成樹脂材料からなる、請求項1又は2に記載のシャフト取付部材。
  4. 前記円柱状突出部の上端が、キャップ部の上部先端よりも突出してなる、請求項1〜3のいずれかに記載のシャフト取付部材。
  5. 前記有底筒部は、前記ホーゼルに形成された穴との間で、シャフト軸線回りの相対的な回転を不能とする構造を有してなる、請求項1〜4のいずれかに記載のシャフト取付部材。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のシャフト取付部材を用いて、ゴルフクラブヘッドにゴルフクラブシャフトを固定するゴルフクラブの製造方法であって、
    前記ホーゼルに形成された穴への前記有底筒部の嵌合と同時に同有底筒部の底部から突出する前記円柱状突出部を前記シャフトの細径側端部内に挿入し、シャフト取付部材とシャフトの内周面及び/又は外周面とを接着剤で接合固定する、ゴルフクラブの製造方法。
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