JP2011030240A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レリーズ釦を押下して、実際に撮影が実行されるまでに発生するタイムラグを抑える。
【解決手段】撮影動作に関連した動作要求と異物除去手段による異物除去動作の優先順位を設定する設定手段を設けたので、撮像素子或はその近傍に付着した異物を除去する異物除去動作中に、撮影動作に関連した動作要求(S302)を受け付けた場合に、設定された優先順位に応じて、その異物除去動作を中断して直ちに撮影を実行するか、或は異物除去動作を続行するかを指定することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮像素子或はその近傍に付着した異物を除去する機能を有する撮像装置及びその制御方法に関するものである。
レンズ交換式のデジタルカメラでは、レンズをカメラ本体から取り外した際にカメラ本体の内部に空気中に浮遊する埃などが侵入する可能性がある。またカメラ内部には、例えばシャッタ機構等の機械的に動作する各種の機構部が配設されており、これらの機構部が動作することにより、カメラ本体内で金属片などのゴミ等が発生する場合もある。このようなゴミや埃などの異物が、デジタルカメラの撮像部を構成する撮像素子の表面に付着すると、その異物は撮影された画像に影となって写り込んでしまい撮影画像の品位を低下させてしまう。銀塩フィルムを使用したカメラでは、画像を撮影する度にフィルムが送られるため、同じ異物が連続して画像の同じ位置に映りこむことは有り得ない。しかしデジタルカメラでは、撮影毎にそのような動きが発生しないため、撮影画像の同じ位置に連続して同じ異物が写り込んでしまうという問題がある。
そこで、従来のレンズ交換式のデジタルカメラ等においては、撮像素子を保護する保護ガラス(防塵ガラス)を振動させることで、そのガラスに付着した塵を払い落とすことが提案されている(特許文献1)。また、このような加振動作による異物除去に伴ってレリーズタイムラグが大きくなり連写速度が低下するという問題がある。そこでこれを解決するために、連写撮影モードでは1コマ目の撮影動作前にのみ異物除去動作を行い、2コマ目以降の撮影では異物除去動作を行わないようにすることが提案されている(特許文献2)。
特開2002−204379号公報 特開2004−242158号公報
しかしながら、いずれの場合も撮影に先立って異物除去動作を行うことには変わりがない。従って、レリーズ釦を押下して実際に撮影が実行されるまでにタイムラグが発生する。また、例えばカメラの電源オン時などに異物除去動作を行うことも考えられるが、その場合も、その異物除去動作にレリーズ釦を操作すると同じような問題が発生し、せっかくのシャッタチャンスを逃してしまうことにもなりかねない。
本発明は、上記従来の問題点を解決することを目的とする・
本発明の特徴は、レリーズタイムラグに影響のない方法で異物除去動作を行うことのできる撮像装置及びその制御方法を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る撮像装置は以下のような構成を備える。即ち、
撮像素子の前方に配置された光学素子に付着した異物を除去する異物除去手段と、
撮影動作に関連した動作要求と前記異物除去手段による異物除去動作の優先順位を設定する設定手段と、
前記異物除去手段による異物除去動作中に撮影動作に関連した動作要求を受け付けると前記設定手段により設定された優先順位に応じた処理を実行する制御手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る撮像装置の制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
撮像素子の前方に配置された光学素子に付着した異物を除去する異物除去工程と、
撮影動作に関連した動作要求と前記異物除去工程での異物除去動作の優先順位を設定する設定工程と、
前記異物除去工程での異物除去動作中に撮影動作に関連した動作要求を受け付けると前記設定された優先順位に応じた処理を実行する工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、異物除去動作中に、例えばレリーズやAF、測光、ストロボポップアップ等の撮影動作に関連した動作要求を受け付けた場合に、その異物除去動作を中断して直ちに撮影を実行するか、或は異物除去動作を続行するかを指定できる
本実施の形態に係るデジタル一眼レフカメラの機能構成を説明するブロック図である。 本実施の形態に係るカメラにおける異物除去動作の起動を説明するフローチャートである。 本実施の形態1に係るカメラにおいて、異物除去中に撮影動作が要求された場合の処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態2に係るカメラにおいて、異物除去中に撮影動作が要求された場合の処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態3に係るカメラにおいて、異物除去動作中に所定の動作要求を受け付けた場合の処理を説明するフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係るデジタル一眼レフカメラ(以下、単にカメラ)100の機能構成を説明するブロック図である。
12は撮像素子13への露光量を制御するためのシャッタ、13は光学像を電気信号に変換する撮像素子である。14は撮像素子13の光電変換面の前面側の所定位置に配設され、光電変換面への異物等の付着を防止する光学素子である。この光学素子13は防塵部材であって、防塵フィルタ(詳細後述)である。15はこの防塵フィルタ14に隣接して配設され、防塵フィルタ14に対して所定の振動を与えるための加振手段である加振用部材であって、例えば圧電素子で構成されている。
レンズ310に入射した光線は、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306,106、ミラー130、シャッタ12を介して導かれ、光学像として撮像素子13上に結像される。16は撮像素子13から出力される光電変換されたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器である。このタイミング発生回路18は、撮像素子13、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給する。このタイミング発生回路18は、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。画像処理回路20は、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。またこの画像処理回路20は必要に応じて、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。こうして得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50がシャッタ制御部40、測距制御部42に対してTTL(Through The Lens)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュ調光)処理を行うことができる。更に、画像処理回路20は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
尚、本実施の形態では、測距部42及び測光部46を専用に備える構成とした。これにより測距部42及び測光部46を用いてAF処理、AE処理、EF処理の各処理を行い、画像処理回路20を用いたAF処理、AE処理、EF処理の各処理を行わない構成としても良い。また或いは、測距部42及び測光部46を用いてAF処理、AE処理、EF処理の各処理を行い、更に、画像処理回路20を用いたAF処理、AE処理、EF処理の各処理を行う構成としても良い。
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16から出力されるデジタルデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。28はTFT、LCD等を具備する画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。メモリ30は、撮影した静止画像データを格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像データを格納するのに十分なメモリ容量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影の場合にも、メモリ30に対して高速かつ大量の画像書き込みを行うことができる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用可能である。圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮/伸長する。この圧縮・伸長回路32は、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
シャッタ制御部40は、測光部46からの測光情報に基づいて、絞り312を制御する絞り制御部340と連携しながら、シャッタ12の動作を制御する。測距部42はAF(オートフォーカス)処理を行う。レンズ310から入射した光線が、この測距部42に入射することにより、光学像として結像された画像の合焦状態を測定する。測光部46はAE処理を行い、レンズ310に入射した光線が入射することにより、光学像として結像された画像の露出状態を測定する。また測光部46は、フラッシュ48と連携することによりEF処理機能も有する。フラッシュ48は、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。更に、測距部42による測定結果と、撮像素子13によって撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを共に用いてAF制御を行っても構わない。そして、この測光部46による測定結果と、撮像素子13によって撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを共に用いて露出制御を行っても構わない。
システム制御部50は、マイクロコンピュータなどのCPU50a、CPU50aの指示に従って時間を計時するタイマ50bなどを備えており、このカメラ100全体の動作を制御する。メモリ52は、このシステム制御回路50の動作用の定数、変数、CPU50aにより実行されるプログラム等を記憶している。表示部54は、システム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカ等を含む。これらは、このカメラ100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。また表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104に設置されている。この表示部54に表示される表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、例えば、単写/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、ブザー設定表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、レンズユニット300の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示等がある。また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書き込み動作表示等がある。更に、表示部54の表示内容のうち、LED等に表示するものとしては、例えば、記録媒体書き込み動作表示等がある。そして表示部54の表示内容のうち、ランプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマ通知ランプ等がある。このセルフタイマ通知ランプは、AF補助光と共用して用いても良い。不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリで、例えばEEPROM等が用いられる。60,62,64,66,68及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作部で、スイッチやダイアル等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
次に、これらの操作部について具体的に説明する。
モードダイアルスイッチ60は、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッタ速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モード、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノラマ撮影モード等の各機能撮影モードを切り替え設定することができる。シャッタスイッチ(SW1)62は、シャッタボタンの操作途中でオンとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。シャッタスイッチ(SW2)64は、シャッタボタンの操作完了でオンとなり、撮像素子13から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む。即ち、露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32での画像データの圧縮、記録媒体200或いは210に画像データを書き込むという一連の処理の動作開始を指示する。再生スイッチ66は、撮影モード状態において、撮影した画像をメモリ30或いは記録媒体200或いは210から読み出して画像表示部28に表示する再生動作の開始を指示する。異物除去スイッチ68は異物検出動作の開始を指示するスイッチである。
操作部70は、各種ボタンやタッチパネル等を有している。これらは、メニューボタン、セットボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマ切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタンがある。更には、画像表示部28のオン/オフを設定する画像表示オン/オフスイッチ、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビューオン/オフスイッチ、JPEG圧縮の圧縮率を選択するため、或いは撮像素子の信号をそのままデジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択する圧縮モードスイッチ、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを設定できる再生スイッチ、シャッタスイッチ(SW1)62が押されるとオートフォーカス動作を開始し一旦合焦したならばその合焦状態を保ち続けるワンショットAFモードと、シャッタスイッチ(SW1)62が押されている間は連続してオートフォーカス動作を続けるサーボAFモードを設定できるAFモード設定スイッチ等がある。また、上記プラスボタン及びマイナスボタンの各機能は、回転ダイアルスイッチを備えることによって、より軽快に数値や機能を選択することが可能となる。
電源スイッチ72は、このカメラ100の電源オン、電源オフの各モードを切り替え設定することができる。また、カメラ100に接続されたレンズユニット300、外部ストロボ、記録媒体200,210等の各種付属装置の電源オン、電源オフの設定も合わせて切り替え設定することができる。電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等を有している。ここでは電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、その検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。82はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる電源部である。
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタである。記録媒体着脱検知部98は、コネクタ92,96に,各対応する記録媒体200,210が装着されているか否かを検知する。
尚、本実施の形態では、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。インターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。更に、インターフェース90及び94、コネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続できる。これにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
光学ファインダ104は、レンズ310に入射した光線を絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130及び132を介して導き、光学像として結像表示する。これにより画像表示部28による電子ファインダ機能を使用せずに光学ファインダ104のみを用いて撮影を行うことができる。また、光学ファインダ104には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
通信部110は、RS232CやUSB,IEEE1394,SCSI、モデム、LAN、無線通信等の各種通信機能を有する。この通信機能により他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報をやり取りできる。画像データの転送に関しての詳細は後述する。112は、通信部110によりカメラ100を他の機器と接続するコネクタ、或いは無線通信の場合はアンテナである。
インターフェース120は、レンズマウント106内において、カメラ100をレンズユニット300と接続する。コネクタ122は、カメラ100をレンズユニット300と電気的に接続している。レンズ着脱検知部(不図示)は、レンズマウント106及び或いはコネクタ122に、レンズユニット300が装着されているか否かを検知する。コネクタ122は、カメラ100とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号等を伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給する機能も備えている。また、このコネクタ122は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成としても良い。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、カメラ100とのインタフェース204、カメラ100と接続を行うコネクタ206を備えている。また210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、カメラ100とのインタフェース214、カメラ100と接続を行うコネクタ216を備えている。
交換レンズタイプのレンズユニット300において、インタフェース320は、レンズユニット300をカメラ100と接続している。コネクタ322は、レンズユニット300をカメラ100と電気的に接続している。コネクタ322は、カメラ100とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号等を伝送すると共に、各種電圧の電流を供給される或いは供給する機能も備えている。また、コネクタ322は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成としても良い。絞り制御部340は、測光部46からの測光情報に基づいてシャッタ12を制御するシャッタ制御部40と連携しながら、絞り312を制御する。測距制御部342は、撮影レンズ310のフォーカシングを制御する。ズーム制御部344は、撮影レンズ310のズーミングを制御する。
レンズシステム制御回路350は、レンズユニット300全体を制御している。レンズシステム制御回路350は、動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリやレンズユニット300固有の番号等の識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離等の機能情報、現在や過去の各設定値などを保持する不揮発メモリも備えている。
異物除去動作実行中は、防塵フィルタ14が加振用部材15により振動され、この振動により防塵フィルタ14の表面の塵や埃がふるい落とされる。本実施の形態では、この異物除去の方法として防塵フィルタ14を振動させる例を取り上げているが、加振用部材(圧電素子)15に印加する電圧の周期や防塵フィルタ14の振動方向などに関して特に限定するものではない。また発生させる振動は1次であっても高次であっても構わない。また本発明に係る異物除去方法は、この実施の形態に限定するものではなく、他の方法であっても構わない。更に、異物を物理的に除去するだけではなく、撮像素子上の異物の位置を検出して記憶しておき、撮影した画像データから、その異物のイメージデータを除去するような異物除去であっても良い。
図2は、本実施の形態に係るカメラ100における異物除去動作の起動を説明するフローチャートで、この処理はシステム制御部50により実行される。
ステップS1で、カメラ100の電源がオンされるとステップS2に進み、上述した異物除去動作を起動する。そしてステップS3で、撮影者が任意のタイミングで異物除去を行ないたい場合に操作する異物除去スイッチ68がオンされているとステップS2に戻って、異物除去動作を繰り返し実行する。そしてステップS3で、異物除去スイッチ68がオフされるとステップS4に進み、カメラとしての通常の動作を実行する。
そしてステップS5で、電源スイッチがオフされたかどうかを判定し、オフされていないときはステップS3に戻って前述の処理を実行する。そしてステップS5で、電源スイッチがオフされるとステップS6に進み、異物除去動作を実行する。
このようにしてカメラの電源オン時(ステップS1)や電源オフ時(ステップS4)、或は撮影者が任意のタイミングで異物除去を行ないたい場合に操作する異物除去スイッチ68が押下されると(ステップS3)ことにより、異物除去動作が起動されている(ステップS2,S5)。
このように撮影者による異物除去操作が指示されない場合でも、所定のタイミング(例えば、電源オン時、電源オフ時)で異物除去動作を起動することで、常に撮像素子に異物が付着していない状態を保つことができる。尚、図2のフローチャートは、あくまでも異物除去タイミングの一例を説明するもので、本発明を限定するものではない。例えば、レンズ交換のタイミングに、異物除去動作を行うようにしても良い。
[実施の形態1]
次に、異物除去動作中に撮影者による何らかの動作要求があった場合の動きについて述べる。
図3は、本実施の形態1に係るカメラ100において、異物除去中に撮影動作が要求された場合の処理を説明するフローチャートで、この処理を実行するプログラムはメモリ52に記憶されており、CPU50aの制御の下に実行される。
ステップS301では、異物除去動作を開始する。この異物除去動作の開始は、例えば前述の図2のフローチャートで示すように、電源オン、或は異物除去スイッチ68がオンされることにより起動されるものとする。次にステップS302で、シャッタボタンによる撮影を指示するスイッチ64(SW2)がオンされたかどうかをみる。スイッチ64(SW2)がオンされていないときはステップS303に進み、タイマ50bの計時に基づいて所定時間が経過したかをみる。所定時間が経過していないときはステップS302に戻り、再びスイッチ64(SW2)がオンされたかどうかをみる。そしてステップS303で所定時間が経過したと判定されると、その異物除去動作を終了してステップS305に進む。ステップS305以降の処理は、通常の撮影待機時の処理である。まずステップS305で、シャッタスイッチ(SW1)62がオンされたかどうかを判定し、オンされないときはステップS309に進むが、オンされるとステップS306に進み、通常の撮影時と同様に、AE,AF処理等を実行してステップS307に進む。ステップS307では、シャッタスイッチ(SW2)64がオンされたかどうかを調べ、スイッチ64がオンされていないときはステップS305に戻るが、オンされるとステップS308に進み、撮影を開始する。そしてステップS309で、異物除去スイッチ68がオンされたかどうかを調べ、スイッチ68がオンされるとステップS301に進んで異物除去動作を開始する。一方ステップS309で異物除去スイッチ68がオンされないときはステップS305に進んで前述の処理を繰り返す。
一方、ステップS302で、異物除去動作中にシャッタスイッチ(SW2)64が押された場合はステップS310に進んで異物除去動作を中止する。そしてステップS311で撮影動作に移る。こうして一連の撮影動作が完了するとステップS301に戻り、中断していた異物除去動作を再開する。
尚ここでは、中断された異物除去動作は、撮影が完了した時点で再開される場合を示したが本発明はこれに限定されない。例えば、異物除去動作が中断された時点で異物除去状態を判断し、その時点で、撮影終了後に異物除去動作を再開するかしないかを決定しても良い。
また異物除去状況の判断は、異物除去動作の経過時間により測定しても良く、また或は何らかの異物検出手段による検出結果に基づくものでも構わない。
また異物除去動作が、例えば加振用部材15の最適な振動周波数を求めるための第1ステップと、決定された周波数で加振用部材15の振動を開始する第2ステップとに分かれている場合がある。この場合、異物除去動作を中断した時点で第1ステップが終了していれば、第2ステップから再開するようにしても良い。
また図3では、シャッタスイッチ(SW2)64による撮影動作の場合で説明したが、シャッタスイッチ(SW1)62のオン動作によっても同様に、異物除去動作を中断しても良い。この場合は、通常の撮影と同様にAF,AE処理を行い、その後シャッタスイッチ(SW2)64がオンされると撮影動作を実行する。
また、フラッシュ48の充電動作やフラッシュ48が収納・ポップアップ可能であるような場合には、フラッシュ48のポップアップ動作タイミングで、異物除去動作を中断しても良い。このように、異物除去動作を中断する動作や機能に関して特に限定しない。
このようの本実施の形態1によれば、異物除去動作中にシャッタボタンが押下されると直ちに、その異物除去動作を中断して撮影動作に移行することができる。これにより、異物除去動作中でもシャッタチャンスを逃すことなく、所望の撮影を実行することができるという効果がある。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
この実施の形態2では、異物除去動作中に、撮影動作をはじめとする所定の動作要求を受け付けた場合、実行中の異物除去動作を中断するかどうかを撮影者が予め設定できることを特徴としている。尚、この実施の形態2に係るカメラ100の構成は前述の実施の形態1の場合と同様であるため、その説明を省略する。
図4は、本実施の形態2に係るカメラ100において、異物除去中に撮影動作が要求された場合の処理を説明するフローチャートで、この処理を実行するプログラムはメモリ52に記憶されており、CPU50aの制御の下に実行される。尚、図4において、前述の図3と共通している処理ステップは同じ記号で示し、その説明を省略する。
ステップステップS301で開始された異物除去動作は、ステップS303で所定時間が経過したと判定されるまで続行されるが、この異物除去動作中にシャッタスイッチ(SW2)64が押された場合はステップS401に進む。このステップS401では、異物除去動作を優先するか、或は撮影処理のいずれを優先するように設定されているかを判定する。ここで撮影が優先されていればステップS310に進み、図3で説明したように、異物除去動作を中止してステップS311に進み、撮影を実行してステップS305に進む。
一方、ステップS401で、異物除去動作が優先であればステップS402に進み、その異物除去に必要な時間が経過するまで所定時間待機する。そして、この処理時間が経過した後ステップS403に進んで異物除去動作を終了する。そしてステップS404で、ステップS311と同様にして撮影処理を実行してステップS305に進む。
尚、図4のフローチャートでは、シャッタースイッチ(SW2)64により異物除去動作を中断するかどうかを判定したが、シャッタスイッチ(SW1)62によるAFや測光動作においても同様に、異物除去動作を中止或は優先させるかどうかを判定しても良い。また本実施の形態2では、異物除去動作を中断する動作や機能に関して特に限定するものではない。
尚、この優先順位の設定は、例えばカメラ100のUI画面を使用して設定しても良く、或は専用のスイッチ等を設け、そのスイッチに設定に応じて判定しても良い。
以上説明したように本実施の形態2によれば、異物除去動作の実行中にシャッタボタンが押下されると、その異物除去動作を中断して直ちに撮影を実行するか、或は異物除去動作を続行するかを指定できる。
[実施の形態3]
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
この実施の形態3では、異物除去動作中に撮影動作をはじめとする所定の動作要求を受け付けた場合、その実行中の異物除去動作を中断するかどうか、カメラ本体が自動で判断することを特徴としている。
図5は、本実施の形態3に係るカメラ100において、異物除去動作中に所定の動作要求を受け付けた場合の処理を説明するフローチャートで、この処理を実行するプログラムはメモリ52に記憶されており、CPU50aの制御の下に実行される。尚、図5において、前述の図3と共通している処理ステップは同じ記号で示し、その説明を省略する。
ステップステップS301で開始された異物除去動作は、ステップS303で所定時間が経過したと判定されるまで続行されるが、この異物除去動作中にシャッタスイッチ(SW2)64が押された場合はステップS501に進む。このステップS501では、設定絞り値や演算絞り値が所定の絞り量より大きい(小絞り)かどうかを判定し、そうであればステップS503に進み、異物除去に必要な所定時間が経過するまで待機する。そして、この所定時間が経過するとステップS504に進み、異物除去動作を終了してステップS505に進み、撮影処理を実行する。尚、ここで所定の絞り量とは、撮影画像に撮像素子のゴミの影響が目立ち始める値とする。
一方、ステップS501で、所定の絞り量でないときはステップS502に進み、設定されている記録画質が高画質モードかどうかを判定する。高画質モードの場合はステップS503に進み、異物除去に必要な時間が経過するまで待機する。一方ステップS502で、高画質モードでないときはステップS310に進んで異物除去動作を中止し、ステップ311で撮影動作に移る。こうして一連の撮影動作が完了した後にステップS301に戻って異物除去動作を再開する。
このようの本実施の形態3によれば、撮影画像に対して異物の影響が大きい、つまり異物除去優先と判断した場合、異物除去に必要な所定時間が経過するまで待機し、その所定時間が経過すると異物除去動作を終了し、その後、撮影シーケンスを開始することができる。これにより、異物による撮影画像への影響をなくすことができる。また、異物の影響が少ないと思われると、シャッタボタンによる撮影を優先させるので、シャッタチャンスを逸する可能性を少なくできる。
図5では、シャッタスイッチ(SW2)64による撮影動作の場合で説明したが、シャッタスイッチ(SW1)62によるAFや測光動作によっても同様に、異物除去動作を中断しても良い。また、異物除去動作を中断する動作や機能に関しても本実施の形態の構成に限定するものではない。

Claims (4)

  1. 撮像素子の前方に配置された光学素子に付着した異物を除去する異物除去手段と、
    撮影動作に関連した動作要求と前記異物除去手段による異物除去動作の優先順位を設定する設定手段と、
    前記異物除去手段による異物除去動作中に撮影動作に関連した動作要求を受け付けると前記設定手段により設定された優先順位に応じた処理を実行する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記異物除去手段による異物除去動作を起動するためのスイッチを更に有することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 撮像素子の前方に配置された光学素子に付着した異物を除去する異物除去工程と、
    撮影動作に関連した動作要求と前記異物除去工程での異物除去動作の優先順位を設定する設定工程と、
    前記異物除去工程での異物除去動作中に撮影動作に関連した動作要求を受け付けると前記設定された優先順位に応じた処理を実行する工程と、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  4. 前記異物除去手段による異物除去動作を起動するためのスイッチを更に有することを特徴とする請求項に記載の撮像装置の制御方法。
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