JP2011029721A - 通話装置、通話方法および通話プログラム - Google Patents

通話装置、通話方法および通話プログラム Download PDF

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公介 種田
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鉄也 村田
Munekazu Oshina
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広幸 中居
Hisatomi Hasegawa
尚富 長谷川
Kazutaka Sato
和隆 佐藤
Hiroshi Fushikida
博 伏木田
Hiromi Watanabe
博実 渡邊
Hiroshi Karasawa
浩 唐沢
Hiroshi Kawasaki
浩 川▲崎▼
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Abstract

【課題】通話相手が振り込め詐欺等の犯罪行為の実行者であるか否かを着信者側に適正に判別させ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を効果的に防止すること。
【解決手段】通話装置100は、自装置と他の通話装置との間において、音声データを用いた音声通話モードによる通話を実行する。続いて、通話装置100は、自装置と他の通話装置との間で音声通話モードによる通話が実行されている場合に、他の通話装置から送信される音声データにおいて所定のキーワードが発生する回数を音声認識により監視し、当該回数が所定の回数以上であるか否かを判定する。続いて、通話装置100は、キーワードの回数が所定の回数以上であると判定された場合に、音声通話モードによる通話を、音声データ及び画像データを用いたテレビ電話通話モードによる通話に切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通話装置、通話方法および通話プログラムに関する。
近年、携帯電話機等の通話装置を用いた犯罪行為が急増している。通話装置を用いた犯罪行為としては、例えば、振り込め詐欺が広く知られている。振り込め詐欺とは、通話装置を用いた通話中に発信者側が親族等を装い、着信者側の心理的な動揺を煽って、金銭を預金口座等に振り込ませて騙し取る詐欺行為である。このような振り込め詐欺では、金銭を要求する際に用いられる危険性の高いキーワードが通話内容に含まれていることが多い。
そのため、従来より、振り込め詐欺への対策として、通話内容に含まれるキーワードを用いる技術が種々検討されている。例えば、通話装置が、金銭を要求する際に用いられることが多いキーワードを予め保持し、通話の音声データに含まれる単語とキーワードとが一致する回数を監視することで通話内容を判別し、不審な通話について着信者側に警告を発する技術が知られている。
特開2007−139864号公報 特開2006−304123号公報
しかしながら、上述した従来の技術のように警告を発するだけでは、発信者の話術が巧妙であるような場合、発信者が振り込め詐欺の実行者であるか否かの着信者側の判断を誤らせることがある。その結果、着信者が振り込め詐欺による被害を受けてしまう恐れがあった。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、通話相手が振り込め詐欺等の犯罪行為の実行者であるか否かを着信者側に適正に判別させることができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を効果的に防止することができる通話装置、通話方法および通話プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本願に開示する通話装置は、音声通話モードによる通話中に音声認識により所定のキーワードの発生回数を監視する。そして、通話装置は、所定のキーワードの発生回数が所定の回数以上となった場合に、音声通話モードをTV電話通話モードに切り替える。
本願の開示する通話装置、通話方法および通話プログラムの一つの態様によれば、通話相手が振り込め詐欺等の犯罪行為の実行者であるか否かを着信者側に適正に判別させることができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を効果的に防止することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る通話装置の構成を示すブロック図である。 図2は、実施例2に係る通話装置による通話方法を説明するための図である。 図3は、通話の切断後に音声通話モードが実行された場合の通話方法を説明するための図である。 図4は、通話の切断後にTV電話通話モードが実行された場合の通話方法を説明するための図である。 図5は、実施例2に係る通話装置の構成を示すブロック図である。 図6は、キーワードDBに記憶される情報の一例を示す図である。 図7は、切替要求メッセージDBに記憶される情報の一例を示す図である。 図8は、警告メッセージDBに記憶される情報の一例を示す図である。 図9は、電話番号DBに記憶される情報の一例を示す図である。 図10は、実施例2に係る通話装置による通話処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、実施例2に係る通話装置による通話処理の処理手順を示すフローチャートである。 図12は、実施例3に係る通話装置による通話方法を説明するための図である。 図13は、実施例3に係る通話装置の構成を示すブロック図である。 図14は、電話番号DBに記憶される情報の一例を示す図である。 図15は、実施例3に係る通話装置による通話処理の処理手順を示すフローチャートである。 図16は、実施例1に係る通話プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願の開示する通話装置、通話方法および通話プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本願の開示する通話装置は、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)などのあらゆる移動体通信端末装置にも適用することができる。
まず、実施例1に係る通話装置の構成について説明する。図1は、実施例1に係る通話装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施例に係る通話装置100は、通話実行部110と、キーワード判定部120と、通話制御部130とを有する。
通話実行部110は、自装置と他の通話装置との間において、音声データを用いた音声通話モードによる通話と、音声データ及び画像データを用いたテレビ(TV)電話通話モードによる通話とを選択的に実行する。
キーワード判定部120は、通話実行部110によって自装置と他の通話装置との間で音声通話モードによる通話が実行されている場合に、他の通話装置から送信される音声データにおいて所定のキーワードが発生する回数を音声認識により監視する。そして、キーワード判定部120は、所定のキーワードが発生する回数が所定の回数以上であるか否かを判定する。
通話制御部130は、キーワード判定部120によって、所定のキーワードが発生する回数が所定の回数以上であると判定された場合に、通話実行部110が実行する通話を音声通話モードからTV電話通話モードへ切り替えさせる。
このように、実施例1に係る通話装置100は、音声通話モードによる通話中に音声認識により所定のキーワードの発生回数を監視する。そして、実施例1に係る通話装置100は、所定のキーワードの発生回数が所定の回数以上となった場合に、音声通話モードをTV電話通話モードに切り替える。
そのため、実施例1に係る通話装置100は、画像データに基づく発信者側の画像を着信者側に提供することができ、着信者側に発信者の顔を確認する機会を与えることができる。その結果、実施例1に係る通話装置100は、発信者が振り込め詐欺等の犯罪行為の実行者か否かを着信者側に適正に判別させることができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を効果的に防止することができる。
次に、実施例2に係る通話装置について説明する。図2は、実施例2に係る通話装置による通話方法を説明するための図である。
図2に示すように、実施例2に係る通話装置は、自装置と相手側装置との間で音声通話モードによる通話を実行している場合に、相手側装置から送信される音声データにおける所定のキーワードの発生回数を音声認識により監視する(図2の(1)参照)。所定のキーワードとしては、例えば、「ATM」、「銀行」、「振込み」等金銭を要求する際に用いられる危険性の高いキーワードが用いられる。
そして、通話装置は、所定のキーワードが発生する回数が所定の回数以上であるか否かを判定する。つまり、通話装置は、音声通話モードによる通話中に相手側装置から送信される音声データにおける所定のキーワードの発生回数を判定することで、当該通話が振り込め詐欺等の犯罪行為で一般に行われる不審な通話であるか否かを判定する。
続いて、通話装置は、所定のキーワードの発生回数が所定の回数以上であると判定された場合に、つまり、音声通話モードによる通話が不審通話であると判定された場合に、通話を音声通話モードからTV電話通話モードへ切り替える(図2の(2)参照)。なお、このとき、通話装置は、音声通話モードによる通話が不審通話である可能性があるため通話を音声通話モードからTV電話通話モードへ切り替える旨を警告メッセージとして音声出力及び表示出力する。
そして、通話装置は、通話を音声通話モードからTV電話モードへ切り替える場合に、音声通話モードからTV電話通話モードへの切り替えを相手側装置の使用者に促すための音声データである切替要求データを相手側装置へ送信する(図2の(3)参照)。なお、切替要求データを受信した相手側装置は、切替要求データを用いて音声による切替要求メッセージを出力して、音声通話モードからTV電話通話モードへの切り替え操作を相手側装置の使用者から受け付ける。
そして、通話装置は、切替要求データを相手側装置へ送信した後、音声通話モードからTV電話通話モードへの切り替えを完了した旨の切替完了通知を相手側装置から所定の時間内に受信できなかった場合には、通話を切断する(図2の(4−1)参照)。
一方で、通話装置は、切替完了通知を相手側装置から所定の時間内に受信した場合には、TV電話通話モードによる通話を実行する(図2の(4−2)参照)。
続いて、通話装置は、TV電話通話モードによる通話を実行している場合に、相手側装置から送信される画像データから相手側装置の使用者の顔を検出し、相手側装置の使用者の顔を所定の時間内に検出できない場合には、通話を切断する(図2の(5)参照)。
そして、通話装置は、相手側装置との間の通話が切断された場合に、相手側装置の電話番号を不審番号として所定の記憶部に格納する(図2の(6)参照)。
図3は、通話の切断後に音声通話モードが実行された場合の通話方法を説明するための図である。なお、図3では、通話装置が、通話を切断した後に(図2の(4−1)又は図2の(5)参照)、電話番号を不審番号として所定の記憶部に格納した相手側装置(図2の(6)参照)との間で音声通話モードによる通話を再実行している状態を示している。
図3に示すように、通話装置は、自装置と電話番号が不審番号として所定の記憶部に格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されている場合に、相手側装置の使用者に対してTV電話通話モードによる通話を促すための音声データを送信する。これと共に、通話装置は、相手側通話装置との通話を切断する。
図4は、通話の切断後にTV電話通話モードが実行された場合の通話方法を説明するための図である。なお、図4では、通話装置が、通話を切断した後に(図2の(4−1)又は図2の(5)参照)、電話番号を不審番号として所定の記憶部に格納した相手側装置(図2の(6)参照)との間でTV電話通話モードによる通話を再実行している状態を示している。
図4に示すように、通話装置は、自装置と電話番号が不審番号として所定の記憶部に格納された相手側装置との間でTV電話通話モードによる通話が実行されている場合に、相手側装置から送信される画像データから相手側装置の使用者の顔を検出する。そして、通話装置は、相手側装置の使用者の顔が所定の時間内に検出されなかった場合には、相手側装置との間の通話を切断する。
このように、実施例2に係る通話方法は、音声通話モードによる通話中に音声認識により所定のキーワードの発生回数を監視する。そして、実施例2に係る通話方法では、所定のキーワードの発生回数が所定の回数以上となった場合に、音声通話モードをTV電話通話モードに切り替える。
そのため、実施例2に係る通話方法は、画像データに基づく発信者側の画像を着信者側に提供することができ、着信者側に発信者の顔を確認する機会を与えることができる。その結果、実施例2に係る通話方法では、発信者が振り込め詐欺等の犯罪行為の実行者か否かを着信者側に適正に判別させることができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を効果的に防止することができる。
その上、実施例2に係る通話方法は、通話を音声通話モードからTV電話通話モードへ切り替える場合に、切替要求データを相手側装置へ送信することによって、音声通話モードからTV電話通話モードへの切り替えを相手側装置の使用者に促す。
そのため、実施例2に係る通話方法は、切替要求データを用いた音声による切替要求メッセージを発信者側に提示することができ、発信者側の心理的な動揺を誘起することができる。その結果、振り込め詐欺等を実行に移すことを発信者に思い留まらせることができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を未然に防止することができる。
また、実施例2に係る通話方法は、切替要求データを相手側装置へ送信した後、切替完了通知を相手側装置から所定の時間内に受信できなかった場合には、相手側装置との間の通話を切断する。
そのため、実施例2に係る通話方法は、詐欺行為を行うために顔の露出を望まない発信者がTV電話通話モードによる通話を行わない場合に通話を強制的に切断することができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を未然に防止することができる。
また、実施例2に係る通話方法は、通話を音声通話モードからTV電話通話モードへ切り替えた場合に、相手側装置から送信される画像データから使用者の顔を検出し、所定の時間内に検出できなかった場合には、相手側装置との通話を切断する。
そのため、実施例2に係る通話方法は、TV電話通話モードへ通話を切り替えた場合であって相手側装置の使用者が顔の露出を拒んだ場合に通話を強制的に切断することができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を未然に防止することができる。
また、実施例2に係る通話方法は、自装置と電話番号が不審番号として記憶部に格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されている場合に、相手側装置の使用者に対してTV電話通話モードによる通話を促す音声データを送信する。これと共に、相手側装置との間の通話を切断する。
そのため、実施例2に係る通話方法は、不審電話として一旦通話を切断した相手側装置との間で音声通話モードによる通話を再び実行したとしても、当該通話を強制的に切断することができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を一層抑制することができる。
また、実施例2に係る通話方法は、自装置と電話番号が不審番号として記憶部に格納された相手側装置との間でTV電話通話モードによる通話が実行されている場合に、相手側装置から送信される画像データから相手側装置の使用者の顔を検出する。そして、所定の時間内に検出できなかった場合には、相手側装置との通話を切断する。
そのため、実施例2に係る通話方法は、不審番号として一旦通話を切断した相手側装置との間でTV電話通話モードによる通話を再び実行した場合であって相手側装置の使用者が顔の露出を拒んだ場合であっても、当該通話を強制的に切断することができる。その結果、通話装置を用いた犯罪行為による被害を一層抑制することができる。
次に、実施例2に係る通話装置の構成について説明する。図5は、実施例2に係る通話装置200の構成を示すブロック図である。通話装置200は、入力部210と、出力部220と、通信制御I/F部230と、記憶部240と、制御部250とを有する。
入力部210は、テンキー、操作キー、マイクやカメラなどで構成され、各種情報や操作指示を受け付ける。例えば、入力部210は、制御部250が有する後述の通話実行部251が音声通話モードによる通話を実行する場合に、通話装置200の使用者の声を音声データとしてマイクにより受け付ける。また、入力部210は、通話実行部251がTV電話通話モードによる通話を実行する場合に、通話装置200付近の画像を画像データとしてカメラにより受け付ける。
出力部220は、ディスプレイやスピーカなどで構成され、各種情報を出力する。ディスプレイとしては、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどの各種表示装置が用いられる。例えば、出力部220は、通話実行部251が音声通話モードによる通話を実行する場合に、相手側装置から送信される音声データをスピーカにより音声出力する。また、出力部220は、通話実行部251がTV電話通話モードによる通話を実行する場合に、相手側装置から送信される画像データをディスプレイにより表示出力する。
通信制御I/F部230は、自装置と相手側装置との間でやり取りする各種情報に関する無線通信を制御する回路である。例えば、通信制御I/F部230は、通話実行部251が音声通話モードやTV電話通話モードによる通話を実行する場合に、音声データや画像データの送受信を行う。
記憶部240は、制御部250による各種処理に必要なデータや、制御部250による各種処理の結果を記憶する。記憶部240は、例えば、RAM(Random Access Memory)、 ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ (flash memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。特に、記憶部240は、キーワードDB241と、切替要求メッセージDB242と、警告メッセージDB243と、電話番号DB244とを有する。
キーワードDB241は、通話装置200を用いた通話において金銭を要求する際に用いられる危険性の高いキーワードを記憶する。キーワードDB241に記憶される情報の一例を図6に示す。図6に示すように、キーワードDB241は、「識別情報」と「キーワード内容」とを対応付けて記憶する。「識別情報」は、キーワードを識別するための識別情報を示す。「キーワード内容」は、ATM、銀行等のキーワードの内容を示す。
切替要求メッセージDB242は、音声通話モードからTV電話通話モードへの切り替えを相手側装置の使用者(発信者)に促すための音声データである切替要求データを切替要求メッセージとして記憶する。切替要求メッセージDB242に記憶される情報の一例を図7に示す。図7に示すように、切替要求メッセージDB242は、「識別情報」と「切替要求メッセージ内容」とを対応付けて記憶する。「識別情報」は、切替要求メッセージを識別するための識別情報を示す。「切替要求メッセージ内容」は、切替要求メッセージの内容を示す。
警告メッセージDB243は、音声通話モードによる通話が不審通話である可能性がある場合に通話を音声通話モードからTV電話通話モードへ切り替えることを通話装置200の使用者に通知するための音声データ及び画像データを警告メッセージとして記憶する。警告メッセージDB243に記憶される情報の一例を図8に示す。図8に示すように、警告メッセージDB243は、「識別情報」と「警告メッセージ内容」とを対応付けて記憶する。「識別情報」は、警告メッセージを識別するための識別情報を示す。「警告メッセージ内容」は、警告メッセージの内容を示す。
電話番号DB244は、振り込め詐欺等の不審通話を行った相手側装置の電話番号であるである不審番号を、一般的に利用される電話番号である一般番号とともに記憶する。電話番号DB244に記憶される情報の一例を図9に示す。図9に示すように、電話番号DB244は、「識別情報」と「氏名」と「電話番号」と「タイムスタンプ」と「不審番号フラグ」とを対応付けて記憶する。「識別情報」は、電話番号を識別するための識別情報を示す。「氏名」は、電話番号の使用者の氏名を示し、「電話番号」が不審番号である場合に「不審者」が設定される。「電話番号」は、不審番号と一般番号を含む電話番号を示す。「タイムスタンプ」は、電話番号が登録された日付を示す。「不審番号フラグ」は、電話番号が不審番号であるか否かを示すフラグであり、電話番号が不審番号である場合に「1」となり、不審番号でない場合に「0」となる。
制御部250は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部250は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA (Field Programmable Gate Array)などの集積回路、または、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路である。特に、制御部250は、通話実行部251と、キーワード判定部252と、通話制御部253と、警告部254と、顔画像検出部255と、不審番号格納部256とを有する。
通話実行部251は、自装置と相手側装置との間において、音声データを用いた音声通話モードによる通話と、音声データ及び画像データを用いたTV電話通話モードによる通話とを選択的に実行する。具体的には、通話実行部251は、通話装置200の使用者の声を入力部210のマイクから音声データとして収音するとともに、相手側装置から送信される音声データを出力部220のスピーカから音声出力することで、音声通話モードによる通話を実行する。また、通話実行部251は、入力部210による収音および出力部220による音声出力を行うとともに、相手側装置から送信される画像データをディスプレイに出力表示することで、TV電話通話モードによる通話を実行する。
キーワード判定部252は、自装置と相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されている場合に、相手側装置から送信される音声データにおいて所定のキーワードが発生する回数を音声認識により監視する。具体的には、キーワード判定部252は、相手側装置から送信される音声データを通話実行部251から取得し、取得した音声データとキーワードDB241に記憶されたキーワードとを照合することで、音声データ中のキーワードの発生回数を監視する。
そして、キーワード判定部252は、音声データ中のキーワードの発生回数が所定の回数以上であるか否かを判定する。
通話制御部253は、キーワード判定部252によって、音声データ中のキーワードの発生回数が所定の回数以上であると判定された場合に、通話実行部251が実行する通話を音声通話モードからTV電話通話モードへ切り替えさせる。
また、通話制御部253は、通話実行部251が実行する通話を音声通話モードからTV電話通話モードへ切り替えさせる場合に、通話モードの切替えを相手側装置の使用者に促すための音声データである切替要求データを相手側装置へ送信する。具体的には、通話制御部253は、切替要求メッセージDB242に記憶されている切替要求メッセージを取得し、取得した切替要求メッセージを切替要求データとして相手側装置へ送信する。例えば、通話制御部253は、「識別情報」「2」の「切替要求メッセージ内容」である「TV電話に切替えてください。10秒以内に切替えない場合は、回線を切断します。」を切替要求データとして取得して相手側装置へ送信する。
また、通話制御部253は、通話実行部251が実行する通話を音声通話モードからTV電話通話モードへ切り替えさせる場合に、通話モードを切り替える旨を後述する警告部254に対して通知する。
また、通話制御部253は、切替要求データを相手側装置へ送信した後、音声通話モードからTV電話通話モードへの切り替えを完了した旨の切替完了通知を相手側装置から所定の時間内に受信できなかった場合には、相手側装置との間の通話を切断する。
また、通話制御部253は、通話実行部251が実行する通話が音声通話モードからTV電話通話モードへ切り替えられた場合に、顔画像検出部255により相手側装置から送信される画像データから通話相手の顔を検出させる。そして、通話制御部253は、顔画像検出部255によって相手側装置の使用者の顔が所定の時間内に検出されなかった場合には、相手側装置との間の通話を切断する。
また、通話制御部253は、不審番号格納部256により電話番号が不審番号として電話番号DB244に格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されている場合に、TV電話通話モードによる通話を促す音声データを送信する。具体的には、通話制御部253は、切替要求メッセージDB242に記憶されている切替要求メッセージを取得し、取得した切替要求メッセージを切替要求データとして相手側装置へ送信する。例えば、通話制御部253は、「識別情報」「1」の「切替要求メッセージ内容」である「TV電話で再度かけ直してください。」を切替要求データとして相手側装置へ送信する。そして、通話制御部253は、切替要求データを相手側装置へ送信するとともに、相手側装置との通話を切断する。
また、通話制御部253は、電話番号が不審番号として電話番号DB244に格納された相手側装置との間でTV電話通話モードによる通話が実行されている場合に、顔画像検出部255により相手側装置から送信される画像データから通話相手の顔を検出させる。そして、通話制御部253は、顔画像検出部255によって通話相手の顔が所定の時間内に検出されなかった場合には、相手側装置との間の通話を切断する。
警告部254は、通話制御部253により通話モードを切り替える旨を通知された場合に、その旨を警告メッセージとして出力する。具体的には、警告部254は、警告メッセージDB243に記憶されている警告メッセージを取得し、取得した警告メッセージを出力部220のスピーカにより音声出力し、出力部220のディスプレイにより表示出力する。例えば、警告部254は、「識別情報」「1」の「警告メッセージ内容」である「振込め詐欺の可能性があります。TV電話に切替えます。…」を出力部220のスピーカにより音声出力し、出力部220のディスプレイにより表示出力する。
顔画像検出部255は、通話制御部253によって通話実行部251が実行する通話が音声通話モードからTV電話通話モードへ切替えられた場合に、相手側装置から送信される画像データから相手側装置の使用者の顔を検出する。具体的には、顔画像検出部255は、相手側装置から送信される画像データを通話実行部251から取得し、取得した画像データに対してテンプレートマッチング法等の公知な画像検出法を適用することで相手側装置の使用者の顔を検出する。そして、顔画像検出部255は、検出結果を通話制御部253に通知する。
また、顔画像検出部255は、電話番号が不審番号として電話番号DB244に格納された相手側装置との間でTV電話通話モードによる通話が実行されている場合に、相手側装置から送信される画像データから相手側装置の使用者の顔を検出する。そして、顔画像検出部255は、検出結果を通話制御部253に通知する。
不審番号格納部256は、通話制御部253によって相手側装置との間の通話が切断される場合に、相手側装置の電話番号を不審番号として電話番号DB244に格納する。具体的には、不審番号格納部256は、相手側装置との間の通話が切断される場合に、相手側装置の電話番号を電話番号DB244に格納すると共に、対応する「不審番号フラグ」に不審番号であることを示す「1」を設定する。
次に、実施例2に係る通話装置200による通話処理の処理手順について説明する。図10および図11は、実施例2に係る通話装置200による通話処理の処理手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、通話装置200は、着信があると(ステップS101肯定)、通話実行部251により電話番号が不審番号として電話番号DBに格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されているかを判定する(ステップS102)。
この判定の結果、電話番号が不審番号として電話番号DBに格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されていれば(ステップS102肯定)、通話制御部253は、切替要求データを相手側装置へ送信する(ステップS103)。例えば、通話制御部253は、「識別情報」「1」の「切替要求メッセージ内容」である「TV電話で再度かけ直してください。」を切替要求メッセージDB242から取得して切替要求データとして相手側装置へ送信する。続いて、通話制御部253は、相手側装置との通話を切断する(ステップS115)。
一方、電話番号が不審番号として電話番号DBに格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されていなければ(ステップS102否定)、キーワード判定部252は、音声データ中のキーワードの発生回数を監視する(ステップS104)。
続いて、キーワード判定部252は、音声データ中のキーワードの発生回数が所定の回数以上であるかを判定する(ステップS105)。キーワード判定部252によって、音声データ中のキーワードの発生回数が所定の回数よりも少ないと判定された場合(ステップS105否定)、通話装置200は、入力部210により終話操作を受け付けたかを判定する(ステップS106)。終話操作を受け付けた場合(ステップS106肯定)、通話装置200は、通話処理を終了し、終話操作を受け付けていない場合(ステップS106否定)、通話装置200は、上記したステップS104〜105の処理を繰り返す。
一方、キーワード判定部252によって、音声データ中のキーワードの発生回数が所定の回数以上であると判定された場合(ステップS105肯定)、通話制御部253は、通話モードを切り替える旨を警告部254に通知する。通話制御部253から通話モードを切り替える旨の通知を受けた警告部254は、その旨を警告メッセージとして出力する。例えば、警告部254は、「識別情報」「1」の「警告メッセージ内容」である「振込め詐欺の可能性があります。…」を警告メッセージDB243から取得して出力部220のスピーカにより音声出力し、出力部220のディスプレイにより表示出力する。さらに、通話制御部253は、切替要求データを相手側装置へ送信する(ステップS107)。例えば、通話制御部253は、「識別情報」「2」の「切替要求メッセージ内容」である「TV電話に切替えてください。…」を切替要求メッセージDB242から切替要求データとして取得して相手側装置へ送信する(ステップS107)。
続いて、通話制御部253は、通話を音声通話モードからTV電話通話モードへ切り替えるように通話実行部251に指示する(ステップS108)。
続いて、通話制御部253は、音声通話モードからTV電話通話モードへの切り替えを完了した旨の切替完了通知を相手側装置から受信したかを判定する(ステップS109)。切替完了通知を相手側装置から受信していない場合(ステップS109否定)、通話制御部253は、切替要求データを相手側装置へ送信してから所定の時間(例えば、10秒)が経過したかを判定する(ステップS110)。切替要求データを相手側装置へ送信してから所定の時間が経過していない場合(ステップS110否定)、通話制御部253は、切替完了通知を相手側装置から受信したかを再度判定する(ステップS109)。
一方、切替要求データを相手側装置へ送信してから所定の時間が経過した場合(ステップS110肯定)、不審番号格納部256は、相手側装置の電話番号を不審番号として電話番号DB244に格納する(ステップS114)。続いて、通話制御部253は、相手側装置との間の通話を切断する(ステップS115)。
一方、切替完了通知を相手側装置から受信した場合(ステップS109肯定)、通話制御部253は、顔画像検出部255に相手側装置から送信される画像データから通話相手の顔を検出させる(ステップS111)。
続いて、通話制御部253は、顔画像検出部255によって通話相手の顔が検出されたかを判定する(ステップS112)。顔画像検出部255によって通話相手の顔が検出されていない場合(ステップS112否定)、通話制御部253は、顔画像検出部255による顔の検出を開始してから所定の時間が経過したかを判定する(ステップS113)。所定の時間としては、例えば、10秒間が設定され、その他、任意の時間を設定することができる。顔の検出を開始してから所定の時間が経過していない場合(ステップS113否定)、通話制御部253は、顔画像検出部255によって通話相手の顔が検出されたかを再度判定する(ステップS112)。
一方、顔画像検出部255による顔の検出を開始してから所定の時間が経過した場合(ステップS113肯定)、不審番号格納部256は、相手側装置の電話番号を不審番号として電話番号DB244に格納する(ステップS114)。続いて、通話制御部253は、相手側装置との間の通話を切断する(ステップS115)。
一方、顔画像検出部255によって通話相手の顔が検出された場合(ステップS112肯定)、通話装置200は、入力部210により終話操作を受け付けたかを判定する(ステップS116)。終話操作を受け付けた場合(ステップS116肯定)、通話装置200は、通話処理を終了し、終話操作を受け付けていない場合(ステップ116否定)、通話装置200は、終話操作を受け付けるまで通話を継続する。
また、上記図10の説明では、通話を切断した後、着信を契機として相手側装置との間で音声通話モードによる通話を再開する例を説明したが、図11に示すように、着信を契機として相手側装置との間でTV電話通話モードによる通話を再開するようにしてもよい。
通話装置200は、着信があると(ステップS201肯定)、通話実行部251により電話番号が不審番号として電話番号DB244に格納された相手側装置との間でTV電話通話モードによる通話が実行されているかを判定する(ステップS202)。
電話番号が不審番号として電話番号DB244に格納された相手側装置との間でTV電話通話モードによる通話が実行されていなければ(ステップS202否定)、通話装置200は、入力部210により終話操作を受け付けたかを判定する(ステップS208)。終話操作を受け付けた場合(ステップS208肯定)、通話装置200は、通話処理を終了し、終話操作を受け付けていない場合(ステップS208否定)、通話装置200は、終話操作を受け付けるまで通話を継続する。
一方、電話番号が不審番号として電話番号DB244に格納された相手側装置との間でTV電話通話モードによる通話が実行されていれば(ステップS202肯定)、通話制御部253は、通話相手の確認を促す警告メッセージを出力するように警告部254に指示する。指示を受けた警告部254は、通話相手の確認を促す警告メッセージを出力する(ステップS203)。例えば、警告部254は、「識別情報」「2」の「警告メッセージ内容」である「振込め詐欺の可能性があるので…」を警告メッセージDB243から取得して出力部220のスピーカにより音声出力し、出力部220のディスプレイにより表示出力する。
続いて、通話制御部253は、顔画像検出部255に相手側装置から送信される画像データから通話相手の顔を検出させる(ステップS204)。
続いて、通話制御部253は、顔画像検出部255によって通話相手の顔が検出されたかを判定する(ステップS205)。顔画像検出部255によって通話相手の顔が検出されていない場合(ステップS205否定)、通話制御部253は、顔画像検出部255による顔の検出を開始してから所定の時間(例えば、10秒)が経過したかを判定する(ステップS206)。顔の検出を開始してから所定の時間が経過していない場合(ステップS206否定)、通話制御部253は、顔画像検出部255によって通話相手の顔が検出されたかを再度判定する(ステップS205)。
一方、顔画像検出部255による顔の検出を開始してから所定の時間が経過した場合(ステップS206肯定)、通話制御部253は、相手側装置との間の通話を切断する(ステップS207)。
一方、顔画像検出部255によって通話相手の顔が検出された場合(ステップS205肯定)、通話装置200は、入力部210により終話操作を受け付けたかを判定する(ステップS208)。終話操作を受け付けた場合(ステップS208肯定)、通話装置200は、通話処理を終了し、終話操作を受け付けていない場合(ステップ208否定)、通話装置200は、終話操作を受け付けるまで通話を継続する。
上述してきたように、通話装置200は、音声通話モードによる通話中に音声認識により所定のキーワードの発生回数を監視する。そして、通話装置200は、所定のキーワードの発生回数が所定の回数以上となった場合に、音声通話モードをTV電話通話モードに切り替える。
そのため、通話装置200は、画像データに基づく発信者側の画像を着信者側に提供することができ、着信者側に発信者の顔を確認する機会を与えることができる。その結果、通話装置200は、発信者が振り込め詐欺等の犯罪行為の実行者か否かを着信者側に適正に判別させることができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を効果的に防止することができる。
また、通話装置200は、通話を音声通話モードからTV電話通話モードへ切り替える場合に、切替要求データを相手側装置へ送信することによって、音声通話モードからTV電話通話モードへの切り替えを相手側装置の使用者に促す。
そのため、通話装置200は、切替要求データを用いた音声による切替要求メッセージを発信者側に提示することができ、発信者側の心理的な動揺を誘起することができる。その結果、通話装置200は、振り込め詐欺等を実行に移すことを発信者に思い留まらせることができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を未然に防止することができる。
また、通話装置200は、切替要求データを相手側装置へ送信した後、切替完了通知を相手側装置から所定の時間内に受信できなかった場合には、相手側装置との間の通話を切断する。
そのため、通話装置200は、詐欺行為を行うために顔の露出を望まない発信者がTV電話通話モードによる通話を行わない場合に通話を強制的に切断することができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を未然に防止することができる。
また、通話装置200は、通話を音声通話モードからTV電話通話モードへ切り替えた場合に、相手側装置から送信される画像データから使用者の顔を検出し、所定の時間内に検出できなかった場合には、相手側装置との通話を切断する。
そのため、通話装置200は、TV電話通話モードへ通話を切り替えた場合であって相手側装置の使用者が顔の露出を拒んだ場合に通話を強制的に切断することができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を未然に防止することができる。
また、通話装置200は、自装置と電話番号が不審番号として記憶部に格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されている場合に、相手側装置の使用者に対してTV電話通話モードによる通話を促す音声データを送信する。これと共に、相手側装置との間の通話を切断する。
そのため、通話装置200は、不審電話として一旦通話を切断した相手側装置との間で音声通話モードによる通話を再び実行したとしても、当該通話を強制的に切断することができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を一層抑制することができる。
また、通話装置200は、自装置と電話番号が不審番号として記憶部に格納された相手側装置との間でTV電話通話モードによる通話が実行されている場合に、相手側装置から送信される画像データから相手側装置の使用者の顔を検出する。そして、所定の時間内に検出できなかった場合には、相手側装置との通話を切断する。
そのため、通話装置200は、不審番号として一旦通話を切断した相手側装置との間でTV電話通話モードによる通話を再び実行した場合であって相手側装置の使用者が顔の露出を拒んだ場合であっても、当該通話を強制的に切断することができる。その結果、通話装置を用いた犯罪行為による被害を一層抑制することができる。
上記実施例2では、電話番号が不審番号として所定の記憶部に格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されている場合に、相手側装置との間の通話を切断する例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。電話番号が不審番号として所定の記憶部に格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されている場合に、相手側装置との通話を、予め定めた緊急転送先に転送するようにしてもよい。そこで、実施例3では、電話番号が不審番号として所定の記憶部に格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されている場合に、相手側装置との通話を、予め定めた緊急転送先に転送する通話装置について説明する。
まず、実施例3に係る通話装置による通話方法について説明する。図12は、実施例3に係る通話装置による通話方法を説明するための図である。なお、図12では、通話装置が、通話を一旦切断した後に、電話番号を不審番号として所定の記憶部に格納した相手側装置との間で音声通話モードによる通話を再実行している状態を示している。
図12に示すように、実施例3に係る通話装置は、緊急転送先の電話番号である転送先番号を不審番号とともに所定の記憶部に予め格納している。そして、通話装置は、自装置と電話番号が不審番号として所定の記憶部に格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されている場合に、相手側装置との通話を所定の記憶部に格納された転送先番号が示す緊急転送先へ転送する。
このように、実施例3に係る通話方法では、電話番号が不審番号として所定の記憶部に格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されている場合に、相手側装置との通話を、予め定めた緊急転送先に転送する。
そのため、不審電話として一旦通話を切断した相手側装置との間で音声通話モードによる通話を再び実行したとしても、当該通話を、着信者の信頼の厚い親族等の第三者に転送することができ、発信者側の心理的な動揺を誘起することができる。その結果、振り込め詐欺等を実行に移すことを発信者に思い留まらせることができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を未然に防止することができる。
次に、実施例3に係る通話装置の構成について説明する。図13は、実施例3に係る通話装置300の構成を示すブロック図である。なお、以下では、実施例2にて既に説明した構成部位と同一の部位には同一の符号を付すこととして、その詳細な説明を省略する。
図13に示すように、通話装置300が有する記憶部340は、図5に示した記憶部240が有する電話番号DB244の代わりに、電話番号DB344を新たに有する。
電話番号DB344は、通話装置300により着信を受ける着信者が、振り込め詐欺等の不審通話などを着信した時などの緊急時に連絡をとりたい親族等の第三者の連絡先を、不審番号や一般番号とともに記憶する。電話番号DB344に記憶される情報の一例を図14に示す。図14に示すように、電話番号DB344は、「識別情報」と「氏名」と「電話番号」と「タイムスタンプ」と「不審番号フラグ」と「緊急転送先フラグ」とを対応付けて記憶する。「識別情報」は、電話番号を識別するための識別情報を示す。「氏名」は、電話番号の使用者の氏名を示し、「電話番号」が不審番号である場合に「不審者」が設定される。「電話番号」は、転送先番号と不審番号と一般番号とを含む電話番号を示す。「タイムスタンプ」は、電話番号が登録された日付を示す。「不審番号フラグ」は、電話番号が不審番号であるか否かを示すフラグであり、電話番号が不審番号である場合に「1」となり、不審番号でない場合に「0」となる。「緊急転送先フラグ」は、電話番号が転送先番号であるか否かを示すフラグであり、電話番号が転送先番号である場合に「1」となり、転送先番号でない場合に「0」となる。なお、「緊急転送先フラグ」は、通話装置300のユーザによって入力部210から入力され、電話番号DB344に設定される。
通話制御部253は、通話実行部251によって自装置と不審番号格納部256により電話番号が不審番号として電話番号DB344に格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されている場合に、通話を予め定めた緊急転送先に転送する。具体的には、通話制御部253は、相手側装置との間の通話を、電話番号DB344に予め記憶されている転送先番号が示す緊急転送先に転送する。なお、電話番号DB344に転送先番号が記憶されていない場合には、通話制御部253は、相手側装置との間の通話を切断する。
次に、実施例3に係る通話装置による通話処理の処理手順について説明する。図15は、実施例3に係る通話装置300による通話処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、図15のフローチャートは、通話を一旦切断した後に、相手側装置との間で音声通話モードによる通話を再開する場合を示している。
図15に示すように、通話装置300は、着信があると(ステップS301肯定)、通話実行部251により電話番号が不審番号として電話番号DB344に格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されているかを判定する(ステップS302)。
電話番号が不審番号として電話番号DB344に格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されていなければ(ステップS302否定)、通話装置300は、入力部210により終話操作を受け付けたかを判定する(ステップS303)。終話操作を受け付けた場合(ステップS303肯定)、通話装置300は、通話処理を終了し、終話操作を受け付けていない場合(ステップS303否定)、通話装置300は、終話操作を受け付けるまで通話を継続する。
一方、電話番号が不審番号として電話番号DB344に格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されていれば(ステップS302肯定)、通話制御部253は、電話番号DB344に転送先番号が記憶されているかを判定する(ステップS304)。
電話番号DB344に転送先番号が記憶されていない場合には(ステップS304否定)、通話制御部253は、相手側装置との間の通話を切断する(ステップS305)。一方、電話番号DB344に転送先番号が記憶されている場合には(ステップS304肯定)、通話制御部253は、相手側装置との間の通話を、電話番号DB344に予め記憶されている転送先番号が示す緊急転送先に転送する(ステップS306)。
上述してきたように、通話装置300は、電話番号が不審番号として所定の記憶部に格納された相手側装置との間で音声通話モードによる通話が実行されている場合に、相手側装置との通話を、予め定めた緊急転送先に転送する。
そのため、通話装置300は、不審電話として一旦通話を切断した相手側装置との間で音声通話モードによる通話を再び実行したとしても、当該通話を、着信者の信頼の厚い親族等の第三者に転送することができ、発信者側の心理的な動揺を誘起することができる。その結果、振り込め詐欺等を実行に移すことを発信者に思い留まらせることができ、通話装置を用いた犯罪行為による被害を未然に防止することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例4として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)システム構成等
図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、通話実行部251とキーワード判定部252を統合してもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(2)プログラム
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータを他の実施例として説明する。
図16は、実施例1に係る通話プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図16に示すように、通話装置としてのコンピュータ400は、RAM410と、HDD420と、ROM440と、CPU430とから構成される。ここで、ROM440には、上記の実施例と同様の機能を発揮するプログラム、つまり、図16に示すように、通話実行プログラム441、キーワード判定プログラム442、通話制御プログラム443、警告プログラム444、顔画像検出プログラム445および不審番号格納プログラム446があらかじめ記憶されている。
そして、CPU430が、これらのプログラム441〜446を読み出して実行することで、図16に示すように、通話実行プロセス431、キーワード判定プロセス432、通話制御プロセス433、警告プロセス434、顔画像検出プロセス435および不審番号格納プロセス436として機能するようになる。なお、各プロセス431〜446は、図5に示した通話実行部251、キーワード判定部252、通話制御部253、警告部254、顔画像検出部255、不審番号格納部256にそれぞれ対応する。
また、HDD420には、図16に示すように、キーワードテーブル421、切替要求メッセージテーブル422、警告メッセージテーブル423、電話番号テーブル424が設けられている。なお、キーワードテーブル421、切替要求メッセージテーブル422、警告メッセージテーブル423、電話番号テーブル424は、図5に示したキーワードDB241、切替要求メッセージDB242、警告メッセージDB243、電話番号DB244にそれぞれ対応する。
ところで、上記したプログラム441〜446は、必ずしもROM440に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ400に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータ400の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらに、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ400に接続される「他のコンピュータ」に記憶させておき、コンピュータ400がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)通話装置であって、
自装置と他の通話装置との間において、音声データを用いた音声通話モードによる通話と、音声データ及び画像データを用いたテレビ電話通話モードによる通話とを選択的に実行する通話実行手段と、
前記通話実行手段によって自装置と前記他の通話装置との間で前記音声通話モードによる通話が実行されている場合に、前記他の通話装置から送信される音声データにおいて所定のキーワードが発生する回数を音声認識により監視し、当該回数が所定の回数以上であるか否かを判定するキーワード判定手段と、
前記キーワード判定手段によって、前記回数が所定の回数以上であると判定された場合に、前記通話実行手段が実行する通話を前記音声通話モードから前記テレビ電話通話モードへ切り替えさせる通話制御手段と
を備えたことを特徴とする通話装置。
(付記2)前記通話制御手段は、前記通話実行手段が実行する通話を前記音声通話モードから前記テレビ電話通話モードへ切り替えさせる場合に、前記音声通話モードから前記テレビ電話通話モードへの切り替えを前記他の通話装置の使用者に促すための音声データである切替要求データを前記他の通話装置へ送信することを特徴とする付記1に記載の通話装置。
(付記3)前記通話制御手段は、前記切替要求データを前記他の通話装置へ送信した後、前記音声通話モードから前記テレビ電話通話モードへの切り替えを完了した旨の切替完了通知を前記他の通話装置から所定の時間内に受信できなかった場合には、前記他の通話装置との間の通話を切断することを特徴とする付記2に記載の通話装置。
(付記4)前記通話制御手段によって前記通話実行手段が実行する通話が前記音声通話モードから前記テレビ電話通話モードへ切り替えられた場合に、前記他の通話装置から送信される画像データから前記他の通話装置の使用者の顔を検出する顔画像検出手段をさらに備え、
前記通話制御手段は、前記顔画像検出手段によって前記他の通話装置の使用者の顔が所定の時間内に検出されなかった場合には、前記他の通話装置との間の通話を切断することを特徴とする付記1または2に記載の通話装置。
(付記5)前記通話制御手段によって前記他の通話装置との間の通話が切断された場合に、前記他の通話装置の電話番号を不審番号として記憶手段に格納する不審番号格納手段をさらに備え、
前記通話制御手段は、前記通話実行手段によって自装置と前記不審番号格納手段により電話番号が不審番号として記憶手段に格納された前記他の通話装置との間で前記音声通話モードによる通話が実行されている場合に、前記他の通話装置の使用者に対して前記テレビ電話通話モードによる通話を促すための音声データを前記他の通話装置へ送信すると共に、前記他の通話装置との間の通話を切断することを特徴とする付記3または4に記載の通話装置。
(付記6)前記顔画像検出手段は、前記通話実行手段によって自装置と前記不審番号格納手段により電話番号が不審番号として記憶手段に格納された前記他の通話装置との間で前記テレビ電話通話モードによる通話が実行されている場合に、前記他の通話装置から送信される画像データから前記他の通話装置の使用者の顔を検出し、
前記通話制御手段は、前記顔画像検出手段によって前記他の通話装置の使用者の顔が所定の時間内に検出されなかった場合には、前記他の通話装置との間の通話を切断することを特徴とする付記5に記載の通話装置。
(付記7)前記通話制御手段によって前記他の通話装置との間の通話が切断された場合に、前記他の通話装置の電話番号を不審番号として記憶手段に格納する不審番号格納手段をさらに備え、
前記通話制御手段は、前記通話実行手段によって自装置と前記不審番号格納手段により電話番号が不審番号として記憶手段に格納された前記他の通話装置との間で前記音声通話モードによる通話が実行されている場合に、前記他の通話装置との間の通話を予め定めた緊急転送先に転送することを特徴とする付記3または4に記載の通話装置。
(付記8)通話装置による通話方法であって、
自装置と他の通話装置との間において、音声データを用いた音声通話モードによる通話を実行する通話実行ステップと、
前記通話実行ステップによって自装置と前記他の通話装置との間で前記音声通話モードによる通話が実行されている場合に、前記他の通話装置から送信される音声データにおいて所定のキーワードが発生する回数を音声認識により監視し、当該回数が所定の回数以上であるか否かを判定するキーワード判定ステップと、
前記キーワード判定ステップによって、前記回数が所定の回数以上であると判定された場合に、前記通話実行ステップにより実行される前記音声通話モードによる通話を、音声データ及び画像データを用いたテレビ電話通話モードによる通話に切り替える通話制御ステップと
を含んだことを特徴とする通話方法。
(付記9)通話装置に適用される通話プログラムであって、
自装置と他の通話装置との間において、音声データを用いた音声通話モードによる通話を実行する通話実行手順と、
前記通話実行手順によって自装置と前記他の通話装置との間で前記音声通話モードによる通話が実行されている場合に、前記他の通話装置から送信される音声データにおいて所定のキーワードが発生する回数を音声認識により監視し、当該回数が所定の回数以上であるか否かを判定するキーワード判定手順と、
前記キーワード判定手順によって、前記回数が所定の回数以上であると判定された場合に、前記通話実行手順により実行される前記音声通話モードによる通話を、音声データ及び画像データを用いたテレビ電話通話モードによる通話に切り替える通話制御手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とする通話プログラム。
100、200、300 通話装置
110、251 通話実行部
120、252 キーワード判定部
130、253 通話制御部
210 入力部
220 出力部
230 通信制御I/F部
240、340 記憶部
241 キーワードDB
242 切替要求メッセージDB
243 警告メッセージDB
244、344 電話番号DB
250 制御部
254 警告部
255 顔画像検出部
256 不審番号格納部

Claims (5)

  1. 通話装置であって、
    自装置と他の通話装置との間において、音声データを用いた音声通話モードによる通話と、音声データ及び画像データを用いたテレビ電話通話モードによる通話とを選択的に実行する通話実行手段と、
    前記通話実行手段によって自装置と前記他の通話装置との間で前記音声通話モードによる通話が実行されている場合に、前記他の通話装置から送信される音声データにおいて所定のキーワードが発生する回数を音声認識により監視し、当該回数が所定の回数以上であるか否かを判定するキーワード判定手段と、
    前記キーワード判定手段によって、前記回数が所定の回数以上であると判定された場合に、前記通話実行手段が実行する通話を前記音声通話モードから前記テレビ電話通話モードへ切り替えさせる通話制御手段と
    を備えたことを特徴とする通話装置。
  2. 前記通話制御手段は、前記通話実行手段が実行する通話を前記音声通話モードから前記テレビ電話通話モードへ切り替えさせる場合に、前記音声通話モードから前記テレビ電話通話モードへの切り替えを前記他の通話装置の使用者に促すための音声データである切替要求データを前記他の通話装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載の通話装置。
  3. 前記通話制御手段は、前記切替要求データを前記他の通話装置へ送信した後、前記音声通話モードから前記テレビ電話通話モードへの切り替えを完了した旨の切替完了通知を前記他の通話装置から所定の時間内に受信できなかった場合には、前記他の通話装置との間の通話を切断することを特徴とする請求項2に記載の通話装置。
  4. 通話装置による通話方法であって、
    自装置と他の通話装置との間において、音声データを用いた音声通話モードによる通話を実行する通話実行ステップと、
    前記通話実行ステップによって自装置と前記他の通話装置との間で前記音声通話モードによる通話が実行されている場合に、前記他の通話装置から送信される音声データにおいて所定のキーワードが発生する回数を音声認識により監視し、当該回数が所定の回数以上であるか否かを判定するキーワード判定ステップと、
    前記キーワード判定ステップによって、前記回数が所定の回数以上であると判定された場合に、前記通話実行ステップにより実行される前記音声通話モードによる通話を、音声データ及び画像データを用いたテレビ電話通話モードによる通話に切り替える通話制御ステップと
    を含んだことを特徴とする通話方法。
  5. 通話装置に適用される通話プログラムであって、
    自装置と他の通話装置との間において、音声データを用いた音声通話モードによる通話を実行する通話実行手順と、
    前記通話実行手順によって自装置と前記他の通話装置との間で前記音声通話モードによる通話が実行されている場合に、前記他の通話装置から送信される音声データにおいて所定のキーワードが発生する回数を音声認識により監視し、当該回数が所定の回数以上であるか否かを判定するキーワード判定手順と、
    前記キーワード判定手順によって、前記回数が所定の回数以上であると判定された場合に、前記通話実行手順により実行される前記音声通話モードによる通話を、音声データ及び画像データを用いたテレビ電話通話モードによる通話に切り替える通話制御手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする通話プログラム。
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