JP2011027058A - 過給機付き内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気シャットバルブの故障を正確に診断できる過給機付き内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】過給機付き内燃機関1の制御装置において、前記タービン32の仕事量を検出する仕事量検出手段25,26と、第2のバルブ31の開度を検出する開度検出手段31と、前記タービンの仕事量、第1のバルブ22の開度及び前記第2のバルブの開度の関係を記憶する記憶手段50と、前記タービンの仕事量と前記第2バルブの開度から、前記関係に基づいて前記第1のバルブの開度を推定する開度推定手段50と、前記推定された第1のバルブの開度に基づいて当該第1のバルブの故障を診断する故障診断手段50と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、過給機付き内燃機関の制御装置に関するものである。
過給機のタービンに排気ガスを供給する排気通路を複数の通路に分割し、その一部の通路を開閉制御する排気カット弁を有するエンジンにおいて、排気カット弁を閉じる運転領域で、スロットル開度と過給圧により、排気カット弁の開閉動作の故障診断を行うものが知られている(特許文献1)。
特開2003−328765号公報
しかしながら、上記従来技術において、排気通路のタービンを迂回する排気バイパス通路に設けられた排気バイパス弁の開度によってタービン仕事量が変化し、これにより過給圧が変化するため、過給圧とスロットル開度だけでは排気カット弁の故障を正確に診断することはできない。
本発明が解決しようとする課題は、排気シャットバルブの故障を正確に診断できる過給機付き内燃機関の制御装置を提供することである。
本発明は、過給機のタービン仕事量とウェイストゲートバルブ開度に基づいて排気シャットバルブの故障を診断することによって上記課題を解決する。
本発明によれば、過給機のタービン仕事量はタービンを通過する排気量に相関し、当該排気量は排気シャットバルブ開度とウェイストゲートバルブ開度とに相関するので、タービン仕事量とウェイストゲートバルブ開度から排気シャットバルブ開度を正確に推定できる。これにより、排気シャットバルブの開閉動作に関する故障を正確に診断することができる。
本発明の一実施の形態を適用した過給機付き内燃機関を示すブロック図である。 図1のエンジンコントロールユニットによる制御手順を示すフローチャートである。 図1の内燃機関におけるウェイストゲートバルブ開度と排気シャットバルブ開度とタービン仕事量との関係を示すグラフである。 図1の内燃機関における排気シャットバルブの流量比と排気ガス温度との関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を適用した過給機付き内燃機関を示すブロック図であり、内燃機関1の吸気通路11には、エアーフィルタ12、吸入空気流量を検出するエアフローメータ13、吸入空気流量を制御するスロットルバルブ14、およびコレクタ15が設けられている。
スロットルバルブ14には、当該スロットルバルブ14の開度を検出するスロットルセンサと、第1スロットルバルブ14の開度をDCモータ等のアクチュエータにより制御することができるスロットルバルブ制御装置とが設けられている。このスロットルバルブ制御装置は、運転者のアクセルペダル操作量等に基づき演算される要求トルクを達成するように、コントロールユニット50からの駆動信号に基づき、スロットルバルブ14の開度を電子制御する。
内燃機関1の各気筒の燃焼室16に臨ませて、燃料噴射バルブ17が設けられている。燃料噴射バルブ17は、コントロールユニット50において設定される駆動パルス信号によって開弁駆動され、燃料ポンプ(不図示)から圧送されてプレッシャレギュレータ(不図示)により所定圧力に制御された燃料を燃焼室16内に直接噴射する。なお、本例の内燃機関1はこうした直噴式エンジンに限定されず、燃焼室16の近傍の吸気通路11に設けられた燃料噴射ポートに燃料噴射バルブ17からの燃料を噴射し、燃料と空気との混合気を燃焼室16に導入するエンジンでもよい。
点火プラグ20は、各気筒の燃焼室16に臨んで装着され、コントロールユニット50からの点火信号に基づいて吸入混合気に対して点火を行う。なお、本例の内燃機関は火花点火式エンジンに限定されず、ディーゼルエンジンその他の圧縮着火式エンジンにも適用することができる。
一方、排気通路21には、排気を浄化するための排気浄化触媒24が設けられている。この排気浄化触媒24としては、ストイキ(理論空燃比,λ=1、空気重量/燃料重量=14.7)近傍において排気中の一酸化炭素COと炭化水素HCを酸化するとともに、窒素酸化物NOxの還元を行って排気を浄化することができる三元触媒、或いは排気中の一酸化炭素COと炭化水素HCの酸化を行う酸化触媒を用いることができる。
なお、図1において23はマフラである。
本例の内燃機関1は過給機30を有する機関であり、図示する過給機30は、排気通路21に設けられたタービン32と、ロータシャフト33を介してタービンに直結されたコンプレッサ34とを備え、排気ガスによりタービン32を回転させ、これにより回転するコンプレッサ34によって吸気を圧縮してコレクタ15へ送り込む。
過給機30のタービン側には、燃焼室16からの排気ガスの一部または全部が、タービン32を迂回して排気浄化触媒24に至る迂回通路35が設けられ、この迂回通路35を通過する排気ガス量を制御するウェイストゲートバルブ31が当該迂回通路35に設けられている。ウェイストゲートバルブ31には、当該ウェイストゲートバルブ31の開度を検出する開度センサが設けられ、当該開度センサの検出信号はコントロールユニット50に出力される。そして、ウェイストゲートバルブ31は、エンジンの運転状態に応じて目標過給圧となるように、排気ガスの一部または全部を迂回通路35側へ逃がすように開閉制御する。
排気通路21のタービン32の下流であって迂回通路35との合流部より上流側に排気シャットバルブ22が設けられている。この排気シャットバルブ22は、タービン32の下流の排気通路21を通過する排気ガス量を制御するように、コントロールユニット50からの指令により開閉駆動する。なお、排気シャットバルブ22は、排気通路21のタービン32の上流であって迂回通路35との分岐部より下流側に設けてもよい。
そしてたとえば、冷機始動時などのように排気浄化触媒24の温度が活性化温度に達していない場合には、当該排気シャットバルブ22を閉じ、ウェイストゲートバルブ31を開くことで高温の排気ガスを排気浄化触媒24に供給し、当該排気浄化触媒24を短時間で昇温させる。
なお、排気シャットバルブ22は高温の排気ガスに曝されて高温になるため、当該排気シャットバルブ22の開度を検出するセンサを設けることが容易でない。また、排気ガスには未燃ガスやPMなど種々の異物が含まれるため、排気シャットバルブ22にこうした異物が付着し易く、これにより開閉動作不良になることが少なくない。この対策については後述する。
吸気通路11のコンプレッサ34の下流とスロットルバルブ14との間には、過給機30のコンプレッサ34によって圧縮されて高温となった吸気を冷却するインタークーラ36が設けられている。このインタークーラ36は空冷式または水冷式のいずれをも用いることができる。
また、吸気通路11のコンプレッサ34の上流とインタークーラ36の下流との間には、インタークーラ36を迂回する還流通路70が設けられ、この還流通路70に還流バルブ71が設けられている。還流バルブ71はコントロールユニット50からの駆動信号に基づいて還流通路70を開閉し、たとえばアクセル開度がゼロになってスロットルバルブ14が閉じたときにコンプレッサ34で圧縮された吸気を、還流通路70を介して吸気通路11の上流に還流させる。
吸気通路11のコンプレッサ34の上流側と下流側には、それぞれ温度センサ25,26が設けられ、ここを通過する吸気温度をそれぞれ検出し、その検出信号をコントロールユニット50へ出力する。この2つの温度センサ25,26で検出される温度差ΔTは、過給機30により圧縮され昇温する前後の吸気温度の差であることから、タービン32の仕事量に相当する物理量とみなすことができる。
なお、タービン32の仕事量を検出する手段として、温度センサ25,26に代えて、コンプレッサ34の上流及び下流に圧力センサを設け、コンプレッサ34前後の圧力差をタービン32の仕事量とみなしてもよい。さらに、これら温度センサ25,26および圧力センサに代えて、タービン32の回転数を検出する回転センサを設け、タービン32の回転数からタービン32の仕事量を演算してもよい。
内燃機関1のクランク軸にはクランク角センサ27が設けられ、コントロールユニット50は、クランク角センサ27から機関回転と同期して出力されるクランク単位角信号を一定時間カウントすることで、又は、クランク基準角信号の周期を計測することで、機関回転速度Neを検出することができる。
また、運転者により操作されるアクセルペダルには、その踏込み量に相当するアクセル開度を検出するアクセル開度センサ29が設けられ、その検出信号はコントロールユニット50へ出力される。
さらに、内燃機関1の負荷に相当する駆動系のトルクを検出するトルクセンサ28が駆動系統に設けられ、その検出信号はコントロールユニット50へ出力される。
既述したように、各種センサ類13,14,25,26,27,28,29,31からの検出信号は、CPU,ROM,RAM,A/D変換器及び入出力インタフェース等を含んで構成されるマイクロコンピュータからなるコントロールユニット50に入力され、当該コントロールユニット50は、センサ類からの信号に基づいて検出される運転状態に応じて、スロットルバルブ14の開度を制御し、燃料噴射バルブ17を駆動して燃料噴射量を制御し、点火時期を設定して当該点火時期で点火プラグ20を点火させる制御を行う。
次に、本実施形態に係る制御手順を説明する。
図2は、図1のコントロールユニット50による制御手順を示すフローチャートである。
既述したとおり、排気シャットバルブ22は、排気ガスに含まれる異物が付着して開閉動作不良になることが少なくないが、排気シャットバルブ22は高温の排気ガスに曝されて高温になるため、当該排気シャットバルブ22の開度を検出するセンサを設けることが容易でない。したがって、開度センサによる開度検出以外の方法で排気シャットバルブ22の開閉動作が正常か否かを診断する必要がある。
ところで、排気シャットバルブ22の開度を0〜100%に変更するとともに、ウェイストゲートバルブ31の開度も0〜100%に変更したときの、それぞれの組み合わせ開度におけるタービン仕事量を検証すると、図3に示すようになる。なお、タービン仕事量は上述したとおり温度センサ25,26の温度差ΔTとした。また、開度0%は全閉、開度100%は全開を意味する。
これによると、同じ構造の内燃機関1であれば、排気シャットバルブ22の開度、ウェイストゲートバルブ31の開度およびタービン32の仕事量には一定の関係があることが解る。たとえば、タービン仕事量がΔT=27℃であってウェイストゲートバルブ31の開度が60%の場合の排気シャットバルブ22の開度は20%であるのに対し、同じタービン仕事量ΔT=27℃であってウェイストゲートバルブ31の開度が100%の場合の排気シャットバルブ22の開度は35%である。
本例では、図3に示すような排気シャットバルブ22の開度、ウェイストゲートバルブ31の開度およびタービン32の仕事量の関係を、内燃機関1ごとに、オフラインによる実験やシミュレーション演算により予め取得し、これを制御マップとしてコントロールユニット50のメモリに格納する。
そして、開度センサによる検出が困難である排気シャットバルブ22については、タービン32の仕事量ΔTと、開度センサの設置が比較的容易であるウェイストゲートバルブ31の開度を検出することで、図3に示す制御マップを用いて排気シャットバルブ22の開度を推定する。以下、図2に示すフローチャートにしたがって具体的な手順を説明する。
ステップS1では冷機始動であることを確認するとともに、排気浄化触媒24を昇温すべく排気シャットバルブ22を全閉にする。なお、本例の故障診断は排気シャットバルブ22を全閉に制御する場合の例として冷機始動時を挙げたが、排気シャットバルブ22を全閉に制御する他の運転領域または排気シャットバルブ22を所定開度に制御する運転領域において故障診断することもできる。
ステップS2ではエンジン回転数が所定値NEmin以上に上昇しているか否かを判定するとともに、ステップS3ではスロットル開度が所定値A以上であるか否かを判定する。これらステップS2及びS3は、排気シャットバルブ22の故障診断を実行するにあたり内燃機関が正常に駆動して故障診断が可能な排気ガスが流れているかどうかを確認するステップである。
したがって、エンジン回転数が所定値NEmin以上で駆動するとともにスロットル開度が所定値A以上に開いている場合はステップS4へ進み、故障診断を実行する。これに対し、ステップS2又はS3のいずれか一方を満足しない場合は、内燃機関1自体に何らかの不具合があると判断し、ステップS10へ進んでエンジンの始動診断モードを実行する。
ステップS4では、ウェイストゲートバルブ31に設けられた開度センサにより当該ウェイストゲートバルブ31の開度を検出する。
ステップS5では、温度センサ25,26によりコンプレッサ34の前後の吸気温度を検出し、その差温ΔT、すなわちタービン32の仕事量を演算する。
ステップS6では、ステップS4及びS5で検出された実際のウェイストゲートバルブ31の開度及びタービンの仕事量と、コントロールユニット50のメモリに格納された図3に示す制御マップとから、排気シャットバルブ22の開度を求める。たとえば、ウェイストゲートバルブ31の開度が60%、タービンの仕事量ΔTが27℃と検出された場合は、図3の制御マップからは排気シャットバルブ22の開度が20%と求められる。ただし、ステップS1に示すように、排気シャットバルブ22の本来の開度は全閉(0%)であることから、実際には排気シャットバルブ22の開度が20%開放側にずれていることになる。
ステップS7では、ステップS6で求められた排気シャットバルブ22の開度が許容される範囲であるか否か、具体的には所定開度B以内かどうかが判定される。この判定における所定開度Bは、たとえば以下のように設定することができる。
燃焼室16から排出される排気ガス流量に対する排気シャットバルブ22を通過する排気ガス流量比(%)と、排気通路21のタービン32の下流の排気ガス温度(℃)との関係を検証すると、図4に示すようになる。図4の横軸は燃焼室16から排出される排気ガスに対する排気シャットバルブ22を通過する排気ガス流量比であり、縦軸はタービン32の下流における排気ガス温度である。
すなわち、排気シャットバルブ22側の流量比が増加すればするほど排気ガス温度が下降するが、この排気浄化触媒24を活性温度まで上昇させるために必要な排気ガス温度の下限値が確保できれば、本来的には全閉である排気シャットバルブ22が開いていても、排気浄化性能の点では問題はない。したがって、図4に示すように排気浄化触媒24を活性化させるために必要とされる排気ガス温度の下限値に対応する排気シャットバルブの流量比を上限とし、この流量比に対応する排気シャットバルブ22の開度を所定開度Bとする。
そして、ステップS7にて排気シャットバルブ22の開度が所定開度Bを超えて開いている場合はステップS8へ進み、排気シャットバルブ22は故障していると診断し、警告等を出力する。これに対し、ステップS7にて排気シャットバルブ22の開度が所定開度B以下である場合はステップS9へ進み、排気シャットバルブ22は正常であると診断する。
なお、ステップS6において排気シャットバルブ22の開度(のズレ量)が求められるので、ステップS8にてこのズレの程度をも出力することもできる。
以上のとおり、本例の過給機付き内燃機関の制御装置によれば、開度センサの装着が困難とされる排気シャットバルブ22の開度をウェイストゲートバルブ31の開度及びタービン32の仕事量と、図3に示す制御マップとから正確に求めることができる。これにより、排気シャットバルブ22の開閉動作の故障診断を正確に行うことができる。排気シャットバルブ22の故障診断が正確に行える結果、排気浄化性能の低下を抑制することができる。
また、排気シャットバルブ22の開閉動作の故障だけでなく、排気シャットバルブ22の開度のズレ量、すなわち故障の程度も求められるので、故障程度に応じた対処を講じることが可能となる。
さらに、排気シャットバルブ22の故障診断の閾値Bを、排気浄化触媒24を活性化させるために必要とされる排気ガス温度の下限値に対応する排気シャットバルブ22の開度とし、これ以下の場合には正常であると診断することにより不必要な故障診断を出すことを抑制することができる。
なお、上記排気シャットバルブ22が本発明に係る第1のバルブに相当し、上記ウェイストゲートバルブ31が本発明に係る第2のバルブに相当し、上記温度センサ25,26が本発明に係る仕事量検出手段に相当し、上記ウェイストゲートバルブ31の開度を検出する開度センサ(図1には符号31として示す)が本発明に係る開度検出手段に相当し、上記コントロールユニット50が本発明に係る記憶手段、開度推定手段および故障診断手段に相当する。
1…内燃機関
11…吸気通路
12…エアーフィルタ
13…エアフローメータ
14…スロットルバルブ
15…コレクタ
16…燃焼室
17…燃料噴射バルブ
20…点火プラグ
21…排気通路
22…排気シャットバルブ
23…マフラ
24…排気浄化触媒
25…温度センサ
26…温度センサ
27…クランク角センサ
28…トルクセンサ
29…アクセル開度センサ
30…過給機
31…ウェイストゲートバルブ
32…タービン
33…ロータシャフト
34…コンプレッサ
35…迂回通路
36…インタークーラ
50…コントロールユニット(制御手段)
70…還流通路
71…還流バルブ

Claims (6)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられたタービンにより吸気通路に設けられたコンプレッサを駆動して吸気を過給する過給機と、前記タービンの下流側の排気ガス量を制御する第1のバルブと、前記タービンを迂回する迂回通路の排気ガス量を制御する第2のバルブとを備えた過給機付き内燃機関の制御装置において、
    前記タービンの仕事量を検出する仕事量検出手段と、
    前記第2のバルブの開度を検出する開度検出手段と、
    前記タービンの仕事量、前記第1のバルブの開度及び前記第2のバルブの開度の関係を記憶する記憶手段と、
    前記タービンの仕事量と前記第2バルブの開度から、前記タービンの仕事量、前記第1のバルブの開度及び前記第2のバルブの開度の関係に基づいて前記第1のバルブの開度を推定する開度推定手段と、
    前記推定された第1のバルブの開度に基づいて当該第1のバルブの故障を診断する故障診断手段と、を備えた過給機付き内燃機関の制御装置。
  2. 請求項1に記載の過給機付き内燃機関の制御装置において、
    前記故障診断手段は、同じタービンの仕事量に対して前記第2のバルブの開度が大きいほど、前記第1のバルブの開度が大きい方に故障していると診断する過給機付き内燃機関の制御装置。
  3. 請求項1に記載の過給機付き内燃機関の制御装置において、
    前記故障診断手段は、同じ第2のバルブの開度に対して前記タービンの仕事量が大きいほど、前記第1のバルブの開度が大きい方に故障していると診断する過給機付き内燃機関の制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の過給機付き内燃機関の制御装置において、
    前記仕事量検出手段は、前記吸気通路の前記コンプレッサの前後の吸気温度を検出する温度センサ、前記吸気通路の前記コンプレッサの前後の吸気圧力を検出する圧力センサ、または前記タービンの回転数を検出する回転センサのいずれかを含む過給機付き内燃機関の制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の過給機付き内燃機関の制御装置において、
    前記故障診断手段は、前記排気通路に設けられた排気浄化触媒を活性化させるために必要とされる排気ガス温度の下限値に対応する第1のバルブの開度を閾値として設定し、前記推定された第1のバルブの開度が前記閾値を超えている場合は、前記第1のバルブが故障であると診断する過給機付き内燃機関の制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の過給機付き内燃機関の制御装置において、
    前記故障診断手段は、前記内燃機関が前記第1のバルブを全閉にする冷機運転領域の場合に前記第1のバルブの故障診断を実行する過給機付き内燃機関の制御装置。
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